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2005.11.27

GIジャパンカップターフ直前予想

 土曜日、私は所用があってJCダートをライブで見ることができませんでした。
 夜JRAホームページを立ち上げ、JCダートの競争成績を、「どれどれ当たったかなあ(^_^)」と、宝くじの結果を見るかのように、わくわくしてのぞきました。
 そして、1着カネヒキリ(ほう……やっぱり)、2着シーキングザダイヤ(えっ?)、3着スターキングマン(げえっ?!)。さらに、3連単37万の配当を見たときには、「なんじゃ、そりゃあ!」と思わず叫んでしまいました。

 カネヒキリの1着はいいですよ。自信なさそげに「今回はダメ(-_-)」みたいな煙幕張っていた、武豊騎手も許しましょう。しかし、外国馬は全て全滅。ラヴァマンの11着が最高って一体なんなんですか。
 そして、すっ飛んできたのは人気薄日本馬2頭……(-.-)。

 なんだか予想するのがあほらしくなるような結果だったのですね。
 テレビや競馬場で見ていた方々はさぞかしぽかんとしたことでしょう。
 おそらくみなさんも「なんじゃそりゃあ(`´メ)!」と叫んだのではないでしょうか。

 でも、JCダート回顧はここまでにしておきます。本題は明日日曜のJCターフです。これこそ取りに行こうではありまっせんか(ってなんだか気力湧かないなあ-_-)。

 さて、それでは私の結論です(^_^;)。

 水曜データ検討で書いたとおり、枠順が確定した後も、私の◎○は変わりません。
 ◎5歳ゼンノロブロイ、○4歳ハーツクライです。
 私はこの2頭と3歳三冠馬ディープインパクトが有馬で今年の最後を飾る一大決戦――その場面をイメージしています。それだけにゼンノロブロイとハーツクライにはがんばってほしいのです。

 というわけで、馬連はこの1点。馬単はゼンノロブロイ→ハーツクライの1点。
 そして、3連複・3連単はこの2頭から総流し(^_^;)!

 以上まとめますと、

 単勝08ゼンノロブロイ=1000円
 馬連・馬単=08→16=1000×2=2000円
 3連複=08→16→総流し=1600円
 3連単=08→16→総流し=1600円
 小計6200円

 えっ?「おいおい、やけくそになってやしないか」ですって?

 もちろん、両馬の相手としていろいろ……実力ありそげな外国馬とか、春秋の天皇賞馬とか、実績最右翼のタップとか、久々に見るバルクとか、いろいろ理屈をこねました――いや、考えましたよ。
 でも、JCダートの1番人気→11番人気→13番人気の決着をみて、とやこう理屈を述べるのがむなしくなりました(-.-)。

 単勝・馬連・馬単の実質1点勝負。あとは野となれ、山となれ……ってね(^_^;)。
 
 ただ、7千円まで800円余ったので、万が一の「まさか」馬券を最後に追加しておきます。
 それは土曜のJCダートが外国馬総崩れになった反動というか、裏を考えて、今度は日本馬全滅、上位3着まで外国馬独占――の「まさか」馬券です。

 ならば、選ぶのは凱旋門賞馬バゴ、芝24[4500]のアルカセットから、残りの外国馬ウォーサン、ウィジャボード、ベタートークナウ、キングスドラマの4頭に3連複4点流しをかけたいと思います。
 3連複=12→14→03 06 07 15[200×4=800円]
 総計7000円

 さて結果は?

 ○ 実質の1点勝負と総流し、当たりゃあ天国、外れりゃ地獄

=============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:振り返れば、日曜は我が競友の一周忌です。教員時代からの腐れ縁で、五十半ばの早すぎる突然死でした。彼は昨年のジャパンカップで、生まれて初めて3連複・3連単を的中させ、その深夜部屋で倒れてそれっきりなのでした。よろしければ、ホームページの『狂短歌ジンセー論』2004年第41号「ある躁鬱競馬鹿H氏行状伝」をご一読下さい。(御影)

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2005.11.25

JCダート、直前予想予想

 こんばんは。GI連勝ねらいの御影祐です(^.^)。
 いよいよ今日と明日はジャパンカップデーです。
 昨年は同一日にあったため、なんだかばたばたして落ち着きませんでした。 やはりGIは一日一つがいいですね。

 さて、第6回ジャパンカップダート。このGIも今秋の古馬GI同様、古馬対3歳馬の対決図となっているようです。

 3歳馬代表はもちろん10戦6勝[6103]のカネヒキリ。
 かたや古馬の代表は高齢(?)7歳馬のタイムパラドックスでしょうか。  タイムパラドックスは全成績[15.7.6.13]昨年のJCD1着馬です。
 そのとき鞍上は武豊でした。そして今年武豊騎手は「畳と女房は……」のことわざ通り、ぷちぷちの若馬カネヒキリを騎乗馬に選びました。
 と言うことは、勝つ見込みのある馬はカネヒキリだってことですね(^_^)。
 いわば、天才騎手のお墨付きをもらったようなものでしょう。
 しかし、はいこれで軸馬一頭決まり……となるかどうか。

 一方タイムパラドックスにしても、豊氏に見捨てられ、これで用無しかと思いきや、ペリエ騎手が乗ることになりました。
 タイムパラドックスは高齢7歳馬(JCD過去5回データでは、7歳馬は1頭3着に来ただけ)だし、あっさり切ろうと思っていただけに、これはこれでカットしづらくなりました。しかも、ペリエ騎手は日曜ジャパンカップには騎乗馬がありません。

 昨年同一日開催のジャパンカップダートとターフが、ダートは武豊騎乗のタイムパラドックス、ターフはペリエ騎乗のゼンノロブロイが1着となったとき、日本と海外騎手の代表格が「仲良く優勝を分け合ったんだなあ」と妙な感想を抱きました。
 このでんで行くなら、JCターフに騎乗馬がないペリエ騎手は、ここで存在感を示すかもしれないし、JCターフでリンカーン(ちょっとイマイチの感)に乗る武豊騎手も、ダートの方でメイチがんばるかもしれません。

 がしかし、このような発想は、大概の人が思いつくでしょう(^.^)。
 JCDが果たしてそんなに簡単にカネヒキリ―タイムパラドックスの1・2着、つまり武豊―ペリエ馬券となるでしょうか。
 私ははなはだ疑わしいと思っています(@_@)。

 まず第一に、JCD16頭の年齢構成を見ると、以下のようにかなりいびつです。
 第6回J C D 2005年 16頭
 年齢=3 4 5 6 7 歳
 頭数=2 8 3 2 1 頭

 要するに、4歳馬が8頭とえらく多いのです。この4歳馬の中にカネヒキリとタイムパラドックスは入っておりません。
 むしろ、この年齢構成からものすごく単純に連対候補馬をピックアップするなら、4歳馬から2~3頭、最低でも1頭は連絡みの馬が出るのではないでしょうか。そして、他の年齢から選ぶなら、5歳から1~2頭、あと3歳・6歳から1頭ずつでしょうか。そうなると7歳馬のタイムパラドックスはカットされてしまいます。

 その一方、過去5回のJCD連対馬を眺めると、3歳エリート馬は結構3着以内に来ています。

 2001年第2回=3歳クロフネ(1番人気)1着
 2002年第3回=3歳アドマイヤドン(1番人気)3着
 2004年第5回=3歳ジンクライシス(7番人気)3着

 第5回のジンクライシスだけが、やや人気薄ですが、クロフネ、アドマイヤドンはともに1番人気でした。そしてアドマイヤドンがその後ダートの帝王として大活躍し、このJCDでも2年連続2着したことはご存じの通りです。
 今年カネヒキリもおそらく1番人気でしょう。だから、3連複の軸になるかもしれません。

 というところで、斬新な理論もデータもないまま、私の結論です(^o^)。

 私は3歳カネヒキリ、七歳タイムパラドックスをともに△扱いにしたいと思います。◎○は4歳馬から抜擢したいのです。

 そこで、この4歳馬群を分類してみると、たまたなのか、深い意図があるのか(^.^)、外国招待馬は全て米英の4歳馬です。

 02 ラヴァマン、成績[7739]
 08 タップデイ、成績[10.218]
 15 エキセントリック、成績[950.12]

 3頭とも連対率は50%を超え、結構いい成績です。
 私はこの3頭の中から、米国ダート17、18のベストタイム優秀なラヴァマンを◎に抜擢したいと思います。彼はD17[1418]D18[1478]D20[1596]のベストタイムを持っています。アメリカ競馬場のタイムですが、日本でも通用するのではないかと思います。

 かたや、4歳の日本馬は5頭。そのうちカク地馬が14アジュディミツオー(成績地方[5222]、中央では前走武蔵野S4着の一戦のみ) 。
 そして残り4頭が普通の(^_^)中央馬――07シーキングザダイヤ、09ハイアーゲーム、12パーソナルラッシュ、13ジンクライシスです。
 この中に(人気薄ですが)昨年のJCD3着馬ジンクライシスがいます。ダート全成績[4621]と優秀です。まだGIでは格下ですが、先行して粘れるかも、と思い○に抜擢します。
 そして、▲はカク地馬アジュディミツオー。これはまあ気まぐれ採用ですね(^_^;)。

 まとめますと、5頭のピックアップです。
 ◎02ラヴァマン
 ○13ジンクライシス
 ▲14アジュディミツオー
 △10カネヒキリ
 △05タイムパラドックス

 しかし、どうも私の選んだ馬は(来たとしても)2着とか3着が多いので、基本は3連複・馬連で行きたいと思います。
 よって買い目は以下の通りです。3連複5頭ボックスが中心です。
 
3連複BOX=02 13 14 10 05=300×10=3000円
馬 連=02→13 14 10 05+13→14 10 05=200×7=1400円
3連単=02→13 14 10 05BOX=100円×12=1200円
3連単=10→02 13 14 05BOX=100円×12=1200円
単 勝=13ジンクライシス=200円
 合計 7000円

 えっ?「3連単で10カネヒキリ流しはなんだ」って?
 あまり深く追求しないでください(^_^;)。

 さて結果は?

 ○ 3連複ボックス買いはいいけれど、△(しろさん)流しの3連単とは

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2005.11.23

 ジャパンカップ、水曜データ予想

 こんばんは。久しぶり、合計万シュー的中の御影祐です(^.^)。

 マイルCSがどうしてあのようなハイペースとなったのか考えてみました。ローエングリン横典騎手が自らハイペースを作り出すとはとても思えません。真星はルメール騎乗のダイワメジャーではないでしょうか。2番手の彼が先頭のローエングリンをせっついたような気がします。

 思えばあの18頭の中で、外国人騎手二人だけが(と言うとちと言い過ぎですが)、自分が乗る馬の力を信じ、勝つと信じ、その能力を最大限引き出す騎乗をしたのかもしれません。
 かたやダイワメジャーはハイペースを先行して抜け出せる力があると信じ、かたやハットトリックは中団から差せば勝てると信じた。日本の騎手もああいう思い切った騎乗をしてほしいものです。

 さて、今日水曜は覇気☆印氏の能力順位予想、ジャパンカップ現段階での能力順位予想公開です。私御影の出番はありません(^_^;)――と言いたいところですが、直前予想を短くするため、少々過去データについての考察を記してみました(^_^)。ご覧になってください。やっぱり長いです(^.^)。
 なお、ジャパンカップダートはデータがそろわず、直前予想のみといたします。
------------------------------
 過去データ考察――三冠馬誕生年のジャパンカップ

 今年は皐月、ダービーに続いて菊花賞もディープインパクトが優勝し、ナリタブライアン以来の三冠馬が誕生しました。
 そこで私は秋天直前予想で、以下のように書きました。

 今年の年度代表馬は無敗の三冠馬ディープインパクトで決まり。この件は、秋古馬GI戦線に大きな影響を及ぼすであろう。まずこれからGI3連勝するような馬は現れないと見る。そしてGI開始以来、過去3回三冠馬が誕生した秋古馬GI3連戦を分析してみると、秋天・JC・有馬で一度は単勝人気薄の大荒れが発生している……と分析しました。
 ところが(秋天で私はゼンノロブロイを◎としましたが)、まさかその最初っから、単勝大荒れ――ヘヴンリーロマンス1着、単勝75.8――馬券になるとは夢にも思いませんでした。もっと自分の理論に自信を持つべきですね(^_^;)。

 というわけで、ここでもう一度そのことを思い出してもらい、なおかつジャパンカップにおいて、三冠馬が誕生した過去三度の傾向をもう一度探っておきたいと思います。
 1983年にはミスターシービーが三冠達成。彼は第4回JC不出走でした。
 そのときのJC結果は以下の通り。(外国馬のみ、[外]と記しました)
 第4回ジャパンカップ
 1着=外スタネーラ(3人気)、
 2着=キョエイプロミス(10人気)、3着=外エスプリデュノール(2人気)
 単勝=4.2 枠連=52.7、1番人気=外ハイホーク→13着

 次いで翌1984年はシンボリルドルフ。彼は菊花賞後JCに出走して3着でした。
 第5回ジャパンカップ
 1着=カツラギエース(10人気)
 2着=外ベッドタイム(2人気)、3着=シンボリルドルフ(4人気)
 単勝=40.6 枠連=81.1 1番人気=ミスターシービー→10着

 そして最後が1994年、ナリタブライアン。彼はJC不出走でした。
 第4回ジャパンカップ
 1着=マーベラスクラウン(6人気)
 2着=外パラダイスクリーク(2人気)、3着=ロイスアンドロイス(8人気)
 単勝=10.6、枠連=23.8、馬連=30.9
 1番人気=外サンドピット→5着

 この3回からものすごく単純に傾向を読みとるなら……

1) 単勝123番人気で決まるような単純な結果ではない。3連複馬券が存在したなら、まず確実に万シューだった。
2) 人気面だけで見れば、基本的に荒れている。がしかし、2・3・4番人気が3着以内に最低1頭は絡んでいる。
3) 外国馬が一頭は絡んでいる。ただし、これはジャパンカップがその最初期は日本馬用無しでで、最近は外国馬用無しの中間段階にある点を考慮する必要があります。ジャパンカップで日本馬初の2着馬が、上記キョウエイプロミスなら、翌年カツラギエースが日本馬初のJC優勝馬でした。そして、さらに翌年1985年4歳となったシンボリルドルフが1番人気で堂々JCを優勝したのです。

「よーくわかった。で、それが今回のジャパンカップとどう関係があるの?」
 ……と問われると、またまた困ってしまいます(^.^)。

 ものすごく短絡的に推理をしてみるなら、
1) 単勝123番人気の3連系はどぶ捨て馬券かもしれない。
2) 単勝1234番人気から軸馬を探そう。
3) 外国馬を1頭は連候補に上げよう。
4) 基本的に中穴から大穴まで想定してフタケタ人気馬から何か1頭選び出そう。
 ……とでもまとめられるでしょうか(なんだか、別に三冠馬誕生年のデータを見なくても、言えそうな推理ですが^_^;)。

 さて、私は今回のJCで、日本馬の中からは実績最右翼の5歳ゼンノロブロイ、4歳ハーツクライを◎○に取り上げたいと考えています。そして、▲△は外国馬から抜擢するつもりです。

 その最大の理由は、今年のオーラス有馬記念が、ミスターシービー、シンボリルドルフ2頭の三冠馬が激突した1984年とよく似ているからです。
 そのときシンボリルドルフは三冠達成後、JCに出て3着。かたやミスターシービーは前年の三冠後一年近い休養に入り、翌秋のJCは10着惨敗でしたが、その前の天皇賞秋は1着でした。
 そして、2頭は有馬で「真に強い三冠馬はどちらか?!」なんて感じで雌雄を決することになったのです。このときJC1着馬のカツラギエースが有馬に参戦したことは言うまでもありません。

 そして、有馬の人気は3歳シンボリルドルフ1番人気、4歳ミスターシービー2番人気、4歳カツラギエース3番人気でした。
 結果は……シンボリルドルフ→カツラギエース→ミスターシービーとなって、ファンはみなさん納得の三冠馬対決であり、ふところもちょっと暖かくしてにこにこ顔で帰路につけたのです(^_^)。

 さてそうすると、今年の有馬記念を未来予想してみるなら……、
 無敗の三冠馬ディープインパクトが勇躍出走します。彼は当然のように1番人気。
 そのとき2、3番人気は……と考えれば、秋天2着、JC?着の5歳ゼンノロブロイ(彼は昨年秋古馬GI3連勝、JRA50周年名馬でもあります)が2番人気。
 そして3番人気………を、私は宝塚記念2着、JC?着の4歳ハーツクライだと想像しています。この[?]に、私は1・2・3を入れたいのです。
 彼は昨年ダービーでキングカメハメハの2着として十数頭ごぼう抜きの激走を果たしました。その雄姿はいまだ目に焼き付いています。タイムは2235のものすごさ。
 その再現をこのジャパンカップでなしてこそ、有馬出走4歳馬代表としてディープインパクトに対抗できると思えるのです。
 というわけで、私の前予想は、3連複の2軸としてゼンノロブロイ、ハーツクライを考えています(^o^)。

 ○ JCの軸馬2頭すでに決め、荒れると見なすノー天気ファン

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2005.11.21

マイルチャンピオンシップ結果とほぞ噛み

 (-_-)マイルチャンピオンシップ、結果とほぞかみ(^_^)

 結果は……
 1着―ペ リ エ 05ハットトリック 単勝=11.8
 2着―ルメール 12ダイワメジャー
 3着―福  永 01ラインクラフト

 枠連=3-6=33.2 馬連=05-08=35.8
 馬単=80.4
 3連複=05-08-01=79.6 3連単=630.2
 ワイド12=11.5 W13=9.4 W23=11.7
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 マイルCS、ほぞ噛み反省の弁

 う~~ん、そう来たかあ……。

 デュランダル、掲示板にも載らないのかあ(-_-)。
 ハットトリックかダイワメジャーの優勝か~。

 この日私は午後から裏の畑の草むしりをやっていました。
 競馬の放送開始まで1時間程度のつもりでしたが、いつの間にか熱中してはっと気づくと午後3時半でした。
 そんなわけで、テレビパドックは見られないし、危うくマイルCSまで見損なうところでした。
 テレビをつけて数分後にはもうスタート。そして、あっという間の決着。
 以後はハロンタイムも含めてのレース回顧です。

 初めの1Fは12.2でした。やはりいつものとろーりスローです。ところが、異変は次の1Fで起こったようです。10.6と、まるで1200戦のような猛ダッシュです。
 テレビ観戦ではもちろんそのラップタイムはわかりませんでしたが、私はいつになくせかせかしていると感じました。そしてまた、いつになくなが~い棒状だな、とも感じました。
 後で知りましたが、1000メートル通過は57.1だったようです。これは相当のハイペースです。

 しかし、そんこととはつゆ知らぬ私は、馬群が4角に来たとき、ローエングリンにすでに残る脚はなく、2番手には我が◎ダイワメジャーがいることを確認。
 彼が勢いよく抜け出したときには、私はダイワメジャーの勝利、最悪2着を確信しました。そして、次に抜け出すのはラインクラフトとデュランダルであろうと。
 ところが、直線残り200。デュランダルはいまだ後方のまま。伸びているように見えたけれど、ハットトリックの方が伸び脚がいい。つられてラインクラフトも併走のように伸びてくる。
 ダイワメジャーも残りそうだ。しかし、ハットトリックはものすごい脚で追い込む。残るか、差すか。
 先にダイワメジャーがゴールしたかに見えたとき、ハットトリックも並んでゴールしていた。
 しかし、最後の脚色は明らかにハットトリックが上でした。
 そのとき、デュランダルは一体何着なのかわからないまま。
 彼は掲示板にも載っていない……(-.-)。

 ゴール到達後、私は勝ちタイムを聞いてびっくりぎょうてんしました。
 なんとマイルCSレコード、コースレコードタイの1321だと言うではありませんか。
 「うっそー! ま・じー!」てな心境でした。

 1、2着は長い長い写真判定でした。テレビ画面ではかなり際どい勝ち負けに見えました。しかし、ハットトリックのペリエ騎手は勝利を確信したふるまい。それを見て私のダイワメジャー単勝馬券はないなと思いました。
 やがてハットトリック1着の文字。そのときデュランダルはもはや画面のどこにもいない。ふう(-_-)。

 私の「マイルCSがもしハイペースとなって1分33秒を切る勝ち時計となったときは、デュランダルはかなり危ない」の予想は的中しました。そして「そのとき先団から抜け出すのはダイワメジャーであろう」との読みもズバリでした。18頭から7頭を抜き出し、その中で決まりました。

 単勝・3連単こそ逃したものの、馬連35.8と3連複79.6を的中。それぞれ200円買っていたので、合計23080円の払い戻しがありました。

 みなさん方は「さぞかし喜んでいるだろう、快哉を上げただろう」とご想像なさったかもしれません。

 しかし、私は快哉も歓喜の雄叫びも上げておりませんでした。むしろ、しらーっとしていたのです。

 それは妙な言い方ですが、そのように予想はしたけれど、それは起こってほしくない予想でもあったのです。いや、ダイワメジャーが勝ち負けすることは、ぜひ起こってほしい予想でした。しかし、あのデュランダルがあそこまで負けることは想定していませんでした。悪夢を見たような気分でもあったのです。

 私は横綱デュランダルの弱点を探し求めて日夜研究を重ねてきました(って大げさですが^_^;)。
 そして彼は真のマイラーではないという結論に到達したのです。

 しかしそのとき不思議なことに、私にはデュランダルがいとおしく思えてきました。実は大関クラスなのに横綱らしく振る舞っているデュランダルが、とてもけなげに愛らしく思えたのです(これは大相撲の某横綱のことではありません^.^)。
 畑違いのマイルを闘うのはしんどいであろうに、よくぞ2連覇したものだ、よくやっていると言いたくなったのです。

 それゆえ、私はレースで仮にダイワメジャーが飛び出しても、2着はデュランダルであってほしいと願っていました。あるいは、際どいところでデュランダルがダイワメジャーを交わし、ハナ差で3連覇を達成する――そのような場面を頭に思い描いてもいたのです。ハナ差の相手はハットトリックではありまっせん(^.^)。

 おそらくそうなるであろう、そしてそうなったとき、私は「やっぱりデュランダルは強かった。デュランダル、3連覇達成おめでとう。厩舎関係者もよくやりました。私のデュランダル論は完敗です」と反省の弁に記そうと思っていたのです。

 ところがどっこい、デュランダルは追えども追えども届きませんでした。
 そうして、とうとう掲示板にも載ることなく、8着に完敗したのです。ふう(-_-)。

 しかし、夜JRAホームページの競争成績を見てびっくりしました。
 なんと8着のデュランダルでさえ、1325のタイムを出していたのです。私はてっきり限界タイムの1330だと思っていました(^_^;)。
 「そうかあ、デュランダルも1分30秒を切れたのか」とこれは明らかに私の予想が外れたことを悟りました。彼はマイルで1325を出せたのです。さすがです(^o^)。

 ということは、勝ちタイム1321が異常だったということでしょうね。
 ローエングリンの1000メートル通過タイムは57秒1でした。これは相当のハイペースです。普通、横典ローエングリンはスローに落とすのが得意なのですが。 そのローエングリンは出走17頭の17着に惨敗しました。ところが、不思議なことに先行集団5頭のうち、ダイワメジャーだけでなく、ダンスインザムード、さらにはバランスオブゲームまでも掲示板に載りました。まるでスローペースででもあるかのように、前残りだったのです。不思議です(この辺のことはもっと研究してみたいと思います)。

 結果論ですが、もし勝ちタイムが1325程度だったら、デュランダルも剛脚炸裂、優勝のハナ差圏内にいたのかもしれません。デュランダルは渾身の力を振り絞ってマイル1分30秒の壁を破った。しかし、そのとき上には上ががいた。3連覇ってホント難しいんですね。

 ○ デュランダル消えると予想ズバリだがなぜか心はさみしかりけり

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。
後記:ショックで落ち込みやすいのが競馬ファンですが、立ち直りが早いのも我らの特徴。マイルCS翌日には「よっしゃあ、久々に大きい払い戻しがあったぞ。調子が出てきた。今週はいよいよジャパンカップ。また当てたるぞお」ともりもり「元気はつらつゥ!」となったことは言うまでもありません(^o^)。(御影)

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2005.11.19

マイルチャンピオンシップ、直前予想

GIマイルCS直前予想

 さて、……というわけで私の結論です(^o^)。

 しかし、それでは失礼なので、その前に長々と書いたデュランダル論をまとめておきます。
 デュランダルはなぜ東京競馬場、そして安田記念に出走しなかったか、それが大きな謎でした。その答えは……デュランダルは真のマイラーではない。最適距離は未出走の芝14であろう。芝12はこなせるが、スタミナを必要とする東京マイルは惨敗必至。それゆえ東京マイルの安田記念は出走させなかった。デュランダルは追い込み一辺倒の馬なので、もし今回のマイルCSが、極端なスローや、ハイペースで1分33秒を切る早いタイムの決着となったとき、追って届かない可能性がある……。これがデュランダル危うしと見る私の推理でした。

 がしかし、問題は今回のマイルCSが、2002年のような勝ちタイム1分33秒を切る早い決着となるかどうか……それがわかりっませ――ん(と急に腰砕けです(^_^;)。

 と言うよりむしろ、今回のマイルCSも、いつものスローかせいぜい平均ペースではないかと思えます。まず逃げるのは6歳ローエングリンか3歳ビッグプラネットでしょう。
 金曜朝のスポーツ紙によると、ビッグプラネットの和田騎手は「ローエングリンが逃げるなら、2番手に控えたい」と語っていたそうです。
 横典ローエングリンが逃げたときは、ほとんどスローか平均ペースに落とします。よってハイペースにはなりそうにありません。

 となれば、デュランダルの追い込みが届く可能性大……となって、一生懸命検討した割には、デュランダルあっさり1着があっても、これまたなんの不思議もありまっせ――ん(^_^;)。

 ただ、しかし、しかしです。
 何かがとち狂ってこのレースが超ハイペースになり、勝ちタイム1分33秒を切るレースになったときは、私の推理が功を奏するかもしれないのです(^_^)。

 私はこの前提でデュランダル以外の馬を◎に据えたいと思います。

 そうなると、3歳ラインクラフトはペースが速かろうが遅かろうが、マイルにおいては相当の強さを発揮するのではないかと考えられます。

 と言うのは、今年の桜花賞阪神芝16において、ラインクラフトはハイペースの3、4番手を追走しながら直線抜け出して1着、タイムは1335。
 次走東京芝16NHKマイルでは、3歳牡馬の一線級と対戦して、今度はスローペースの4番手を追走、やはり直線抜け出して1着、タイムは1336。
 このようにこの2戦とも真に横綱相撲の勝ち方でした。もちろんタイムは古馬のGIと比べれば平凡ですが、まだまだ底を見せていないと思います。私は彼女が来年のビクトリアマイルに出てくれば、躊躇なく◎を打とうと考えているほどです。

 ……がしかし、かといって古馬と対戦する初のGIで、◎を背負ってただちに1着というほど、GIは甘くないと思います。エアメサイアもそうでした。よって通常ならデュランダル上位、ラインクラフトはその下でしょう。しかし、私は今のラインクラフトをデュランダルより上位に取りたいと思います。
 そのわけは、デュランダルの走りがどう見ても横綱ではなく、横綱の仮面をかぶった大関と思えるからです(^.^)。いえ、別に大相撲の某横綱を皮肉っているわけではありません。

 そこで、ラインクラフト○、デュランダル▲となります。

 では、何を◎とするか。

 もし今年のマイルCSがハイペースになるなら、ぜひ買ってみたい1頭がいます。それが今年4月、中山芝16ダービー卿で優勝した関東馬のダイワメジャーです。GI皐月賞優勝以来の復活Vでした。
 このときは1000メートル通過57秒8のハイペースでした。ダイワメジャーはその4番手から2番手を追走して直線抜け出し、1323の猛烈タイムで優勝しました。
 ところが、その後安田記念では2番人気の支持を受けながら8着、新潟関屋記念でも勝ちきれず2着、秋毎日王冠では1番人気で5着と、またも期待を裏切っています。また、不安点は京都コースを走るのが初めてであることです。彼は阪神も走ったことがありません。むむむ……(-_-)。
 しかし、しかしっ、今度こそやってくれるのではないかと◎を打ちたいと思います(^o^)。

 そこで、印は、
 ◎12ダイワメジャー、○01ラインクラフト、▲14デュランダルの順です。
 
 エリザベス女王杯に続いてこの3頭3連複1点で行きたいところですが、あとでほぞを噛まぬために、あと数頭選出したいと思います。候補は以下の4頭です。
△4頭……
02アドマイヤマックス……買えば来ず、買わないと来る武豊。ならば買わないつもりの今回は買い(^.^)? それは冗談ですが、やはり今年の高松記念馬だし、本来は16の方がいいはず。
05ハットトリック……京都3戦3勝、芝16は[5002]の鬼。
08ダンスインザムード……昨年マイルCS2着は無視できない。
15テレグノシス……昨年マイルCS3着は無視できない? いやいや、毎日王冠の上がり32.6も無視できなくて。

 買い目は以下の通りです。

 単 勝=12ダイワメジャー[1000円]
 3連単複=12→01→14[500×2=1000円]
 馬 連=BOX 12 01 14[400×3=1200円]
 3連単=BOX 12 01 14[200円×6=1200円]
 馬連=12→02 05 08 15[200円×6=1200円]
 3連複=12→01=14→02 05 08 15[200円×8=1600円]
 3連単=12→01=14→02 05 08 15[100円×8=800円]
 合計8000円

 さて、結果は?

 ○ 渾身の推理の果ては的中か、やはりいつものほぞ噛みかさて?

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デュランダル論

【デュランダル、マイルCS2連覇の謎を解く――3連覇はあるか?】

 こんにちは。笑顔の土曜競馬か、はたまた苦汁の土曜競馬でしょうか。珍しく土曜昼間配信の御影祐です。明日はいよいよマイル王決定戦、マイルチャンピオンシップ。その1番人気は間違いなく古馬の横綱デュランダルでしょう。
 実は以下の文章は予想として書き始めたものですが、そのうち長い長いデュランダル論となってしまいました(^.^)。そこで、まずはこの文章を配信することにいたしました。土曜競馬が終わったら、読んでみてください(^_^)。「秋天凡走の謎を解く」の二番煎じで、「デュランダル、マイルCS2連覇の謎を解く」と題して論じてみました。
 今晩この結論を受けてマイルCS予想を配信いたします。

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1 デュランダル最大の謎(-.-)

 デュランダルのマイルCS2連覇を「謎」と書くと、読者各位は「そんなことは謎でもなんでもない、強いから2連勝したに決まっている」とおっしゃると思います。
 しかし、私はデュランダルはなぜマイルCSを勝てたのか、しかもなぜ2連覇できたのか、ずっと疑問に思っていました。それはもう一つの謎の裏返しの表現でもあるからです。

 もう一つの謎とは、デュランダルはなぜ春マイル王の決定戦である安田記念に出走しないのか、というデュランダル最大の不思議なんであります。
 追い込みのデュランダルにとって直線の長い東京は絶好の舞台のように思えます。マイル王の称号を得るためには、安田記念に出走し、そこで力強く勝つべきではないでしょうか。

 ところが、デュランダルは安田記念どころか、6歳(17戦)の今日まで、一度も東京競馬場を走った(走らせた)ことがないのです。
 これぞデュランダル最大の謎と言わずしてなんというべきでしょう。

 サンデーサイレンス産駒は短距離から中長距離まで幅広く走る馬を生み出しています。また、トニービン産駒のように、東京大得意、言い換えれば右回り不得意という妙な癖も聞いたことがありません。デュランダルは東京でも走ると思うのです。なのに、陣営は東京競馬場で一度も走らせなかった。

 そこで、私はこのデュランダル最大の謎に挑戦してみようと思いました。
 その結果、デュランダルの3連覇万全と思われた日曜のマイルCSで、デュランダル敗退の可能性があるかも、と思い始めました。

2 横綱デュランダル(^o^)

 今年のマイルCS、ポイントは古馬短距離界の横綱デュランダルを取るか、3歳女傑ラインクラフトを取るか――でしょうか。3歳にして初めて桜花賞とNHKマイルを勝ったラインクラフトは、マイルではまだ底を見せていません。あっさりかもしれないし、古馬の壁に跳ね返されるかもしれません。

 常識的には、過去7戦古馬GIばかり出走して[3301]。海の彼方の香港マイル5着を除けば、高松宮、スプリンターズS、マイルCSと6戦して1着3回、2着3回で馬連パーフェクト。
 2着の3回は休み明けと不良馬場、そして香港最強馬に負けただけ。ここ3年は出走したレース全て、最後方から怒濤の剛脚を繰り出し突け抜ける。もしくは最低でも2着は死守するという、馬連信奉者にとっては「神様デュラ様!」と言いたくなるような馬です(^_^;)。

 一体、この馬を連の軸にせずして「なんのデータ派ぞや」と言いたくなります。

 しかし、私は純然たるデータ派ではないので、この強大な横綱になんとか立ち向かって、彼が負けそうな弱点はないのか。そしてその弱点を突いて鼻を明かす他の馬はいないのか。それを探し求めてめらめらと闘志をかき立てるのであります……なんて大げさですが(^_^;)。

 そこで火曜日からずっと過去7戦掲載のスポーツ紙を眺め、インターネットで、過去データをじっくり検証しました。その結果、なんとデュランダルが負けるかもしれない要素を発見したのであります。
 それは同時にデュランダル最大の謎が解けた瞬間でもありました……ってさらに大げさですが(^.^)。

 それにしてもデュランダルは不思議な馬です。
 すでに6歳になるのに、まだ17戦しか走っていません。全成績は[8414]ですが、この3年間は年間数戦のみ、今年は春全休で、秋にスプリンターズSを一度走っただけ。
 今も述べたように、左回りはダメと見ているのか、いまだ東京コースは一度も走ったことがないという珍しい馬です。
 京都コースは[2001]、その2勝が過去2年のマイルCSでした。今年前人未踏……じゃなく、前馬未踏の同一GI3連覇がかかります。芝16の成績は[4002]で、すでに4勝と文句なし。

 確かに欠点が見つからない気がしますが、この芝16で負けたレースを検討してみると、案外秘密に迫れそうな気がします。
 負けた2回のうち、一度は香港マイルなので、日本の芝16で着外だった一度を検証してみます。それは3歳秋に出走したマイルCSでした。

 そのとき彼は3連勝してマイルCSに挑戦、単勝7番人気で10着惨敗でした。しかし、このときのタイムは芝16でなんと1333なんです。タイム的には決して惨敗ではありません。
 インターネットでマイルCS過去データを見てもらえばわかりますが、この2002年マイルCSは大荒れの年でした。
 1着6歳トウカイポイントは11番人気、2着5歳エイシンプレストンこそ3番人気だったものの、3着4歳リキアイタイカンがこれまたフタケタ15番人気……で、当然のように馬連万シュー、馬単3万、3連複は38万近い特大万シューでした。そしてこのときの勝ちタイムが1328です。

 では、なぜ私がデュランダル10着のタイム1333で驚いたかと言うと、デュランダルが2003、2004年と連勝したマイルCSの勝ちタイムは、2003年が1333で、前年デュランダルが10着時に出した時計と全く同タイムなのです。
そして、2004年はコンマ3縮めて1330の勝ちタイムでした。この3回全て良馬場です。
 つまり、デュランダルはすでに3歳秋に完成、というか成熟していたのではないか。そしてその後はさらに進化・成長するというより、その状態を維持して常にGIで1・2着に駆けてきた――そのように思えます。

 また、もしこういう言い方が許されるなら、過去2回のマイルCS1着は、デュランダルが実力で勝ち取ったと言うより、平均ペース、ややスローペースのレースで、彼の限界タイムの範囲内だったから勝てた――そのようにも思えるのです。
 デュランダルの芝16最高タイムは昨年のマイルCS1着で出した1330です。もしかしたら、これがデュランダルのマイル限界タイムなのかもしれません。果たして彼はマイル1330を切れるでしょうか。

 そして、デュランダルは芝12においても、これ以上は走れない限界タイムを持っているかもしれません。中山芝12のスプリンターズSを見ても、今年のタイムこそ、サイレントウィットネスの2着で1075でしたが、(昨年不良馬場の2着タイムはおくとして)一昨年良馬場1着の勝ちタイムは1080と決して早くありません。

 たとえば、2001年にトロットスターがスプリンターズSを勝ったときのタイムは1070でした。このときは7着までが1072という猛烈さです。
 仮定の話ですが、もし2001年のスプリンターズSに今のデュランダルが出走したら、惨敗だったかもしれません。
 つまり、デュランダルは早いタイムの決着となったとき、果たして突き抜ける力を持っているか、大いに疑問なのです。

 今年デュランダルは6歳になりました。昔の数え方で言えば7歳。これからさらに上り調子になるとはとても思えず、むしろ下り坂に入るのではないか。
 それゆえ、今回のマイルCSでデュランダル敗退があるかもしれない、と考えたわけです。

3 デュランダル安田記念不出走の謎解き(@_@)

 それでは、なぜデュランダルは安田記念に出走しない(出走させなかった)のか、その謎解きを試みたいと思います。

 その答えを結論から先に言えば、「デュランダルは真のマイラーではない」からだと思います。彼にとって最適距離は1200~1400、つまり基本的には短距離馬だと思うのです。

 ご存じかと思いますが、東京マイル(芝16)は単なるスピード馬では対応できず、芝20や18で勝ち負けできるスタミナが必要です。芝12のみのスプリンターは、安田記念ではほとんど連に絡むことができません。

 デュランダルは2歳12月に中山新馬戦(芝12)を勝ち上がってから8ヶ月の休養に入りました。翌年3歳8月に、ローカルの特別一勝クラス(芝12)を2着復帰後、そこから芝12を1着して9月阪神の2勝クラス(芝16)、10月中山の3勝クラス(白秋ステークス芝12)まで、3連勝してオープン入りしました。
 特に中山白秋ステークスでは芝12を1078で勝ちました。 おそらく陣営はこの時点で、デュランダルが中山スプリンターズSで充分勝ち負けできる手応えを得たのではないでしょうか。
 そして、その勢いを借りてマイルCSに挑戦。1333のタイムながら10着に負けました。さらに12月中山芝18のディセンバーSではタイム1475ながら4着敗退。そして4歳初戦1月中山のニューイヤーS(芝16)は、1333のタイムで勝ったものの、次走3月の中山記念(芝18)は重馬場の9着に惨敗しました。

 私が思うに、おそらくこの時点で陣営は、デュランダルには東京マイルを勝ち負けできるスタミナがないと見切りをつけたのではないでしょうか。
 そして秋、セントゥールS3着ののち、スプリンターズS1着、マイルCS1着……とそこだけに絞った快進撃が続いたのです。

 要するに、デュランダルが東京競馬場のマイルに出走しても、勝ち負けどころか惨敗が目に見えている。だから、東京競馬場の出走、引いては安田記念出走をあきらめたのではないかと思います。
 だったら芝12の短距離GIだけに絞ればいいか。しかし、それでは種牡馬となったときの価値が低いと思います。なんとかせめてマイルGIの勲章がほしい。陣営はそのような思いでマイルCSへの再挑戦を決めたのではないでしょうか。

 そして京都のマイルなら、まだ短距離馬でも通用するのかもしれません。
 デュランダルは東京マイルを勝ちきれるスタミナはないとしても、中山マイルを1333のタイムで勝ち、3歳初のマイルCSでも同タイム1333で駆け抜けた。ならば京都のマイルCSなら勝てるかもしれない――それが陣営の思惑だったのではないでしょうか。
 そして、デュランダルは見事その期待に応えました。

 京都のマイルがなぜ短距離馬でも勝てるのか、その理由はわかりません。
 あるいは、デュランダルのみの特性かもしれません。
 たとえば、2002年に高松宮記念とスプリンターズSの両GIを優勝したトロットスターがいます。
 彼はこの中間に位置する東京マイル安田記念では4番人気で14着に惨敗しました。そして、スプリンターズS1着後マイルCSに挑戦し、これも3番人気の支持を得ながら12着惨敗でした。つまり、トロットスターは完璧なスプリンターだったのでしょう。

 ちなみに、このときの1着馬はゼンノエルシドで、彼は逆にGIスプリンターズSでは1番人気で10着惨敗しながら、マイルCSでは優勝しました。
 ゼンノエルシドは、中山マイルの京成杯で、勝ちタイム1315の猛烈時計を出し、それゆえスプリンターズSで1番人気に支持されたようです。ところが、スプリンターズSでは惨敗。
 さらにゼンノエルシドも、生粋のマイラーだったと言えるかどうか疑問です。翌年彼は安田記念に挑戦し、3番人気に支持されながら、なんと18頭18着のしんがり負けでした(体調面の問題があったかもしれませんが)。

4 結論――デュランダル空白の最適距離(-.-)

 日刊スポーツの血統評論家望田潤氏は「デュランダルのベストは1400メートルであろう」と鋭く指摘しています。
 ではなぜマイルで勝てるのか。氏によると「この馬の場合、スタートからしばらくはほとんどレースをしていないようなもので、実質1400メートルの競馬をして1600メートルを勝っている」と述べています。
 ところが面白いことに、デュランダルは芝14を一度も走ったことがありません。理由はたぶん芝14のGIがないからでしょう。

 芝14の重賞なら、東京安田記念のトライアル京王杯SC、京都マイルCSのトライアルスワンSが有名です。しかし、そこに出ても本番で勝てるとは限らず、むしろ勝てないことの方が多い。なら、マイルCSに照準を定めるなら、じかにぶつかった方がいいと考えたかもしれません。
 もし芝14のGIがあったなら、デュランダルはそこで連戦連勝、無双の強さを発揮したかもしれません。

 結局、デュランダルの最適距離は望田氏の指摘通り空白の1400であり、1200はもちろんこなせ(成績は[4410])、マイルもちょっとこなせる短中距離馬(?)なのかもしれません。

 さて、そうなると今回のマイルCSです。果たしてデュランダルの3連覇は万全と言えるかどうか。

 デュランダルの芝16ベストタイムは昨年マイルCSで出した1330です。
よってデュランダルは芝16でいまだ1分33秒を切る早い時計を出したことがありません。
 ところが、今回のマイルCS出走馬中、芝16で1分30秒を切るベストタイムを持っている馬は(ローカル芝16を含めると)9頭もいます。
その持ちタイムトップはローエングリンの阪神1319、ダイワメジャー中山1323、テレグノシス東京1325などです。

 何を言いたいかというと、もし今回のマイルCSが1分33秒を切る早い勝ち時計になったとき、果たしてデュランダルは突き抜けて優勝できるかどうか。もしかしたら、連絡みさえ危ないかもしれない――私にはそう思えるのです。

 デュランダルは優秀な短距離馬であっても、東京マイルをこなせるスタミナは持っていなかった。それゆえ、東京マイルの安田記念は出走をあきらめ、京都芝16のマイルCSに出走させた。
 もし今年のマイルCSが早いタイムの決着となったとき、デュランダルの3連覇に黄色信号が灯るかもしれない――それが私の結論です。

 以上、目を皿のようにして眺めた馬柱と過去データからのデュランダル論でした(^_^)。

 ○ デュランダル東京に出ぬ謎解きはスタミナ不足がその答えかも

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影)

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2005.11.14

エリザベス女王杯、結果とほぞ噛み

エリザベス女王杯、結果は……
 1着―池添 08スイープトウショウ 単勝=2.8
 2着―川島 01オースミハルカ
 3着―上村 03アドマイヤグルーブ

 枠連=4-1=14.5 馬連=08-01=16.5
 馬単=24.2
 3連複=08-01-03=41.8 3連単=175.0
 ワイド12=6.7 W13=5.7 W23=14.5
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 エリザベス女王杯、ほぞ噛み反省の弁

 「残れっ! 残れっ! 残ってくで――っ!!」
 ……と叫んだ私の心情、わかっていただけるでしょうか(^_^;)。

 エリザベス女王杯、ゴール前我が◎オースミハルカが余力充分にゴールを目指しているとき、「よっしゃ~行けえ、残れえ!」とまず雄叫びを上げ(^_^)、続いて馬群からスイープトウショウがぐいぐいとハルカに迫るとき、祈る思いで「残ってくでぇ~っ!」と叫んだのでした(^_^;)。

 しかし、無念今年もハルカちゃんは残れませんでした。スイープはあっさりすい~っとハルカを抜き去ったのであります。
 しかも、3着はなんとアドマイヤグルーブ。あれま。
 エアメサイアは5着が精一杯でした……(-.-)。

 かくして私の3連複・3連単1点勝負はもろくも崩れたのであります。

 それにしても、女王杯直前予想の推理の流れをもう一度ふり返ってみます。
 予想は長広舌でしたが、まとめると以下のようになります。

〈1〉女王杯は3歳秋華賞馬エアメサイアを◎とするか、4歳宝塚記念馬スイープトウショウを◎とするか。3歳馬はエアメサイアが来るかどうかだけ。あとの3歳馬はいらないと思う。

〈2〉スイープとエアメサイアの比較ではスイープトウショウを上位と見る。その根拠は秋華賞(京都芝20)のタイムから。昨年スイープの勝ちタイムは1584、今年エアメサイアのタイムは1592、この差0.8は相当大きい。スイープは今年牡馬と互角に戦った女傑でもある。よってスイープトウショウが◎、エアメサイアが○。

〈3〉過去2年の女王杯年齢別出走頭数と結果を見ると、
 ――年頭数…3歳-4歳-5歳-6歳=1→2→3着
 03年15頭…7頭-3頭-4頭-1頭=3→3→4歳
 04年18頭…5頭-9頭-3頭-1頭=4→4→5歳
 05年18頭…4頭-5頭-7頭-2頭=?
 この表より、今年はもっとも頭数の多い5歳馬7頭から(最低でも1頭)連がらみの馬が出る。候補は03アドマイヤグルーブ、01オースミハルカ、外国馬13サミットヴィルの3頭。そしてこの中では、単騎逃げが見込めるオースミハルカを筆頭とみる。

 我ながら、もうほとんど完璧といっていいほど、自画自賛の推理です(^.^)。
 (え? 御影はいつも予想が長すぎる。この程度にまとめんかい……って? うーん確かに(^_^;)

 要するに、今年も全18頭から5頭に絞っていたのです(^_^)。

 もしここまでで印をつけるなら、
 ◎スイープトウショウ、○エアメサイア、▲オースミハルカ。
 △アドマイヤグルーブ、サミットヴィル――となるところです。

 がしかし、しかし、ここからが我がほぞ噛み歯ぎしり、推理のしすぎ(^_^;)なんであります。

 私はくせ馬スイープトウショウ危ないと見て、オースミハルカを◎にしたのです。なおかつ、5歳アドマイヤグループとサミットヴィルを切ってしまったのです。つまり、エアメサイア――悪くても3着であろうと。

 となれば、◎オースミハルカ、○スイープトウショウ、▲エアメサイアの3頭だけとなってしまいます。よって3連複・3連単の1点勝負を挑んだのです。
 正直かなり自信がありました。しかし、見事に返り討ちにあってしまいました。無謀でした(-_-)。

 かくしてかろうじて馬連ボックスが的中しただけ。一昨年に続いて大魚を逃した気分です。ふう。

 しかしまあ、それでも馬連16.5倍で8250円の払い戻しがあったことがせめてもの慰めです。

 ちなみに、テレビパドックを見たとき、他の17頭が女馬らしい線の柔らかさを持っていたのに対し、唯一スイープトウショウだけが、筋骨隆々、男馬のような身体でした。おけつなんぞぱんぱんでした。
 私は「そうかァ、だから牡馬と互角に渡り合えたのか。この馬ものすごい牝馬だったんだ」とつぶやいたものです。しかし、馬券はもうあらかた買った後でした。

 スイープは返し馬はちゃんとできたし、ゲートもすんなり入ったし「どこがくせ馬やねん」のレディーになっていました。精神レディーで身体は男――じゃ、勝って当たり前の強さでしたね(^_^)。

○ エリザベス今年も5頭に絞ったが推理のしすぎで大魚を逃がす(^.^)

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:メルマガ「勝ち組の勝利指針」様の御紹介で、新たに読者となった方々へ。その最初の予想で、取りあえず的中をお届けできたこと、嬉しく思います。
 我がほぞ噛み予想は、直前予想は「えらい長く」、レース回顧は「ほぞ噛みばかり」が売りのメルマガです(^_^;)。末永くお付き合いいただけると幸いです。これからもよろしくお願いいたします。m(_ _)m
 しかし、勝ち組氏はスイープ◎、ハルカ○の本線的中とは……さすがです。アドマイヤグルーブを無印とした点が、ほぞ噛み一つでしょうか(^_^)。(御影)

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2005.11.12

エリザベス女王杯直前予想

【1】GIエリザベス女王杯、ほぞ噛み予想 御影 祐
【2】メルマガ相互紹介 推奨メルマガ「勝ち組の勝利指針」
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【1】GIエリザベス女王杯、ほぞ噛み予想 御影 祐

 こんばんは(^_^)。明日は牝馬の女王決定戦、エリザベス女王杯です。
 3歳を取るか、4歳を取るか……究極の選択がやってまいりました(^.^)。

 そんなに大げさに言うほどのことではありませんが、3歳秋華賞馬エアメサイアを◎とするか、4歳宝塚記念馬スイープトウショウを◎とするか。
 いやいや、悩ましい選択ではありませんか。
 この2頭のうちどちらかが、エリザベス女王杯の勝ち馬となる――点に関しては、異論は少ないのではないでしょうか。

 ちなみに、一昨年(2003年)のエリザベス女王杯直前予想で、私は以下のようなデータと推理の文章を書きました。
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 秋華賞からエ女王杯までレース間隔が中2週のとき(99年まで)は、99年に3歳フサイチエアデールの2着があるのみで、3歳馬はほとんど用無しと言っていいほどでした。
 しかし、2000年に中3週となってからは、3回中2回3歳馬が連絡みを果たしています。~3歳馬に関しては人気と着順に相関関係があるのか、エリザベス女王杯での3歳上位人気馬は連絡み、またはそこそこ走っているような気がします。去年はとうとう3歳ファィンモーションが5連勝のあとエリザベス女王杯も1着しました。
 さて、今回(2003年)エリザベス女王杯では、秋華賞123着馬が全て出走してきました。1着スティルインラブ、2着アドマイヤグルーブ、3着ヤマカツリリーです。
 このパターンとよく似ているのは01年のエリザベス女王杯です。
 そのときの秋華賞123着馬は1着テイエムオーシャン、2着ローズバド、3着レディパステル……でした。そして結果は、テイエムオーシャン(1人気)5着、ローズバド(2人気)2着、レディパステル(3人気)4着と、全て掲示板に載りました。
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 私はこの傾向から、2003年エリザベス女王杯に出走した秋華賞123着馬は信頼できるとみなしました。
 そして結果は3歳アドマイヤグルーブが1着、同スティルインラブが2着。そして3着に外国馬の4歳タイガーテイル(虎のしっぽ)が入り、3連複95.7の波乱となりました。折しも阪神タイガース優勝のときで、「やられた!」と思ったものです(^.^)。

 実はこのとき私はタイガーテイルをウラの◎としました。そのわけは、
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 タイガーテイルは過去4戦[伊→仏→英→加]と4カ国を連戦していて、航空輸送に慣れていそうだ。この馬は4走前にイタリア芝20で[2003]のタイムを出している。だから、日本の芝でも充分走るはず。
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 と見たからです。結局出走15頭より5頭を選び出し、ウラの◎が3着しながら、馬券は全滅したほぞかみぶりでした(^.^)。

 そして、昨年(2004年)では、
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 昨年は秋華賞123着馬が全てエリザベス女王杯へ出走しました。ところが、今年は2、3着馬はお休みで1着馬のスイープトウショウのみの出走。ということは、スイープこけたら3歳馬はみなこける可能性大あり。よって穴馬は4歳馬から抜擢して、スイープ以外は4歳上馬へ流したいと思います。
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 とみて、4歳オースミハルカをウラの◎に抜擢してアドマイヤグルーブとの馬連、3着エルノヴァとの3連複を的中させたのです(^o^)。

 さて、今年秋華賞123着馬は、2着ラインクラフト、3着ニシノナースコールが女王杯不出走のため、1着馬エアメサイアのみの出走となりました。つまり、昨年のスイープトウショウと同じパターンです。ということは、短絡的ですが、エアメサイアが来るかどうかだけ、でしょう。あとの3歳馬はいらないのでは(^.^)と思います。

 また、以下の表は過去2回だけですが、年齢別出走頭数とその結果です。

 ――年頭数…3歳-4歳-5歳-6歳=1→2→3着
 03年15頭…7頭-3頭-4頭-1頭=3→3→4歳
 04年18頭…5頭-9頭-3頭-1頭=4→4→5歳
 05年18頭…4頭-5頭-7頭-2頭=?

 これを見ると、03年は3歳馬が最多7頭で、1、2着も3歳馬。翌04年は4歳馬が最多9頭で、1、2着も4歳馬……ととてもわかりやすい傾向を示しています。
 その4歳馬は今年5歳馬となり、女王杯では最多の7頭が出走しました(^_^)。

 ということは、これまたものすごく短絡的な結論ですが(^_^;)、単にその年齢のトップ馬の出走だけでなく、その年齢の馬が多く出走していると連がらみを果たすのではないか、そのように思えます。
 そうなると、今年はもっとも頭数の多い5歳馬7頭から(最低でも1頭)連がらみの馬が出るのではないでしょうか。

 ここで私の結論です(^o^)。

 まずは究極の123着候補3頭――3連複1点予想を試みます。
 3歳馬からは秋華賞馬11エアメサイアただ1頭。
 4歳馬からも能力最上位08スイープトウショウのただ1頭。なにしろ牡馬と互角以上に闘った女傑です。
 そして、もう1頭は5歳馬7頭から何(誰馬)を選ぶか。

 候補は03アドマイヤグルーブ、01オースミハルカ、外国馬13サミットヴィルの3頭とみます。
 この中で、03アドマイヤグルーブはエリザベス女王杯3連覇に挑みますが、今年あまりに悪すぎるし、前走秋天も17着惨敗。昨年秋天3着から女王杯1着したことを考えると、今年は衰えがあるとみて切り。
 また、外国馬の13サミットヴィルは(英国ではタイムがかかるとは言え)タイガーテイルのようないいタイムがないので、これも切り。

 そこで、先行、あるいは逃げて粘れそうな01オースミハルカ。トライアル府中牝馬Sを3着とほどよく負けたし、昨年のエリザベス女王杯2着でもあるし、オースミハルカを5歳馬の代表にしたいと思います。
 そこで3連複11-08-01の1点。
 3連単は思い切ってオースミハルカの頭で、2着スイープ、3着エアメサイア。01→08→11の1点。
 この根拠はスイープとエアメサイアを秋華賞京都芝20のタイムで比べた結果です。昨年スイープの勝ちタイムは1584、今年エアメサイアのタイムは1592でした。
 この差0.8は相当大きいと思います。しかし、スイープはなにし負うくせ馬。しかも、牡馬と混じって安田記念2着、宝塚1着、秋も毎日王冠6着、秋天5着と、激戦の疲れがあるのではないでしょうか。そこでオースミハルカが逃げ切るのではないかと見ました。

 まとめますと、
 単勝=01オースミハルカ[1000円]
 3連単複=01→08→11[1000×2=2000円]
 馬連=BOX 01 08 11[500×3=1500円]

 しかし、これで決まるようなら苦労はありません(^_^;)。
 やはり他に気になる馬がいます。4歳馬では、トライアル府中牝馬S勝ち、目下3連勝の12ヤマニンアラバスタ。また、逃げ先行のもう1頭外国馬13サミットヴィル。
 そして、府中牝馬Sでは7着と負けましたが、その前札幌クイーンS芝18で1着、タイム1467が秀抜の17レクレドール。
 08スイープトウショウと01オースミハルカの2軸で、この3頭に流したいと思います。
 馬連=08→12 13 17[300×3=900]
 馬連=01→12 13 17[200×3=600]
 合計 6000円

 ○ 新データなくて以前の予想を載せ、自慢たらたら女王予想(^_^;)

 さて結果は?

 ところで、最後にまさかのアホ馬券も考えてみました(^.^)。

 昨年秋GI初戦のスプリンターズSが(米国で84年ぶりに最多安打記録を更新した)イチローの背番号51馬券となりました(馬連05→01=24.0、馬単40.1)。
 ならば、今年も日米両国の野球が終わったことだし、ここで柳の下をねらってみてはどうかと、以下のようなアホ馬券を考案してみました(^.^)。

 今年日本野球の話題はなんといっても千葉ロッテの日本一でしょう。31年ぶりの優勝とか。そこで、注目したい番号は……、
 千葉ロッテ バレンタイン監督 背番号 2
 ロッテファンの背番号 26 から、枠連、馬連の2-6? 2枠のぞろ目?

 また、海の彼方アメリカ野球では88年ぶりワールドシリーズ優勝のホワイトソックス! 井口選手(背番号15)が日本人出場選手として初めて「世界一」チームの一員となりました。そこで、枠連8-8、馬連8-15?
 おっと08はスイープトウショウではありませんか。ならば、08→01 05 15 あたり?

 それから日米ともに4連勝負け知らずで日本一と世界一になりました。ならば、枠連4-4のぞろ目――なんぞどうでしょうか(^_^;)?

 以上です。m(_ _)m
 
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【2】メルマガ相互紹介(^_^) 推奨メルマガ「勝ち組の勝利指針」

 私が愛読している競馬メルマガに「勝ち組の勝利指針」というのがあります。その競馬に対する真摯な予想態度、儲けたら地震災害など被災地に寄付しましょう――など、人間的にも素晴らしい方だと感じ敬服しております。「勝ち組の勝利指針」は読者数六千名超、まぐまぐの殿堂入りした大メルマガです。

 先日「天皇賞秋凡戦の謎を解く」を、勝ち組み氏にも読んでいただきたいと思い、連絡しました。
 その文中に「なお、私はメルマガ相互紹介をお願いしたいなどという気持ちは全くありません。私の現在の読者は100名弱でして、紹介をお願いできるほど釣り合いが取れておりませんので(^_^;)。今はGIのみですが、いずれ一般レースも予想を開始し、そのうち読者1000名くらいになったら、相互紹介をお願いしたいなどと考えております。」と書き送ったところ、翌週の勝ち組氏のメルマガに、早速我が「ほぞ噛みメルマガ」を紹介していただきました(^o^)。

  この方のホームページのコラムやメルマガは、人間味が感じられて
  とても面白かったですよ。癒されますね。オススメです。
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2005.11.03

天皇賞秋、凡戦の謎を解く

 天皇賞秋、凡戦の謎を解く(^o^)

 2005年天皇賞秋大波乱の興奮冷めやらぬ今日この頃(^_^)、いかがお過ごしでしょうか。
 GIがない今週は小休止のときですね。嵐の後の平穏でしょうか。あるいは、これから始まるであろう、さらなる大波乱を前に、嵐の前の静けさなんでしょうか。
 もうGI3連単で1000万馬券が出現しても、ちっともおかしくありません(^.^)。

 とまれ、私はつれづれのままに、天皇賞秋を回顧してみました。

 と言うのは、史上まれに見る「凡戦」天皇賞は一体何ゆえにおこったのか。それが気にかかったからです。
 あれを凡戦というわけは、芝2000の勝ちタイムが2分00秒1と、良馬場のGIとしては恥ずかしくなるようなタイムだったから。別に不良馬場でもなんでもない、ごく普通の良馬場で、このタイムはなんとも不可思議でした。それは一体なぜ起こったのか?
 そして、あの1000メートル通過1分2秒4という超スローペースのわけは?
 さらに、そのスローペースで、何ゆえ逃げ馬、ストーミーカフェやタップダンスシチーは残れなかったのか……等々いろいろ疑問に思うこと多く、しかし競馬評論家諸氏は誰もこの疑問に答えてくれそうにありません。

 そこで、理論家(^.^)御影祐がその謎に挑戦してみようと思ったわけであります。
 その結果、すごく平凡と思われた勝ちタイム2分00秒1は、GI級の馬だからこそ出せたすごいタイムであることがわかりました(^_^)。

 その前に、まず天皇賞レースの通過順、ハロンタイムを以下に列挙します。

 ◎天皇賞秋芝2000、通過&ハロンタイム

・通過順
2コーナー 11-6,18(12,5)(7,13)(1,2,10)
      (4,14,16)3-(15,17)(8,9)
3コーナー 11-6(12,18)5(7,13)(1,16)(10,14)
      (2,4,17)3(15,9)8
4コーナー 11,6(12,18)(7,5)16(1,13)(10,14)
      17(2,4)9(3,15)8
・ラップタイム
  200m - 400m - 600m - 800m - 1000m
 0.13.4 0.24.9 0.37.0 0.49.5 1.02.4
 -1200m - 1400m -1600m - 1800m - 2000m
 1.14.7 1.26.51 1.37.5 1.48.7 2.00.1
・ハロンタイム
  13.4 - 11.5 - 12.1 - 12.5 - 12.9 - 12.3
- 11.8 - 11.0 - 11.2 - 11.4
・上り  4F 45.4 - 3F 33.6

 今も述べたとおり、先頭を走った11ストーミーカフェの1000メートル通過ラップは1分2秒4でした。まるで未勝利戦か、不良馬場ででもあるかのような超スローです。
 私はテレビ観戦していて、全体馬群がいつものように長い棒状だったので、それほどまでにスローとは気づきませんでした。
 そして、上がり3Fが33.6で勝ちタイムが2分00秒1。これまたきょうび1勝馬でも出しそうな遅~い勝ちタイム――と思われます(^.^)。
 1、2着同タイムのヘヴンリーロマンスとゼンノロブロイは、ともに3F32.7で上がりました。これはさすが(^o^)。

 そして以下の表は、主たる馬の4角での位置と上がり3F、そして着順です。

 番 位 置 3F 着順 馬名
 11 先 頭 34.1 8着 ストーミーカフェ
 06 2番手 33.9 9着 タップダンスシチー
 12 3番手 33.3 3着 ダンスインザムード

 05 6番手 33.2 4着 アサクサデンエン
 01 8番手 32.7 1着 ヘヴンリーロマンス
 13 8番手 32.7 2着 ゼンノロブロイ

 14 10番手 32.8 5着 スイープトウショウ
 10 10番手 32.8 6着 ハーツクライ

 これを見ると、逃げ先行の馬は上がり33秒前半を出せば、ダンスインザムードのように残れたけれど、それより悪い上がりでは残れなかった。
 そして、中団の馬は上がり33秒前半ではダメで、33秒を切る(芝2000では、ある意味究極の上がり)を出してようやくトップ争いができた。かくして3F33.2のアサクサデンエンは4着にとどまり、32.7のヘヴンリーとゼンノが同タイム1、2着となった。
 となると、それより後方にいる馬は、スイープ、ハーツのように(ゼンノ、ヘヴンリーとほぼ同等の)32.8の上がりを出しても、もはや届かない――というような結果であったことがわかります(^_^)。

 では、なぜこのようなことになったのか。

 それについて考える前に、まず競馬のスピードやタイムの基本を述べておきたいと思います。

 みなさんは競走馬が平均時速何キロで走っているかご存じでしょうか(^.^)。

 この答えはとても簡単です。
 天皇賞秋では2000メートル――つまり、2キロをほぼ2分で駆け抜けました。
 ということは1キロ1分。ということは60倍すれば60分60キロ。
 つまり、競走馬のスピードは平均時速60キロなのであります。

 そして、競走馬として生き残るためには、この時速60キロで(数年間継続して)走れることを最大の目標にしているといっていいと思います。このレベルに到達しない馬はJRAには残れないのです。
 おそらくこれは人間で言うなら、マラソンランナーのレベルだと思います。
 42.195キロを走るマラソンランナーの平均時速は男子が20キロ、女子が19キロ前後です。このレベルにないとトップ争いができません。
 われわれ凡人にはとても不可能な走りです(^_^;)。

 では次に、競走馬はこのスピードを最大何キロまで増加することができるのか。

 これについてもやはりレース結果から推測することができます。
 たとえば、新潟の直線芝1000メートルでは最高55秒前後のタイムで勝ち負けが決まります。あるいは、究極の上がりと思える3Fの上がりは33秒前後です。
 この数字から、このときの時速を計算してみると、65.5キロという速度が算出されます。
 つまり、競走馬は直線1000メートルを、あるいは馬場をぐるりと1週か2周して、最後の600メートルをムチ打たれつつ(-_-)一生懸命走るとき、そのスピードを最大65.5キロまで上げられるということです。

 しかし逆に言うと、このスピードが競走馬の限界なのかもしれません。つまり、どんなにがんばっても、時速70キロでは走れない(走らさない?)ということです。
 当然距離が長くなればなるほど平均60キロでは走れず、菊花賞3000を3分ちょうどで走った馬はいまだ存在しません。あのディープでさえ、菊花賞は3分4秒6でした。

 さて、もう一つ競走馬のタイプである逃げ・先行・差し・追い込みについて、この平均速度の面から考えてみましょう。

 たとえば、10頭立てのレースで、全馬が2000メートルをきっちり2分00秒0で走破できる馬だとします。もしこれが直線のレースだったら、10頭の馬全てがスタートしたあと、途中もずっと横一線、ゴールも10頭全部がハナ差の大激戦となるでしょう(^_^;)。
 ところが、競馬場は長円形のトラックですから、どうしても周回するとき、タテ一列から数列の棒状となって走らざるをえません。そこで道中は先頭を走る馬、中団の馬、後方の馬――と分かれることになります。

 となると、芝2000メートルを2分ちょうどで決着がつくとするなら、先頭を走る逃げ馬が1000メートルを59秒で通過すると、残り1000メートルを61秒で走る――そのスピードで走れるなら、ちょうど2分でゴールに到達します。
 次いで中団の馬が1000メートルを60秒で通過すると、残り1000メートルを60秒で走る――そのスピードで走れるなら、ちょうど2分でゴールに到達します。
 最後に後方の馬が1000メートルを61秒で通過すると、残り1000メートルを59秒で走る――そのスピードで走れるなら、ちょうど2分でゴールに到達します。
 それぞれ固まりとなった棒状馬群の中で、その前後の馬たちも、これと同じような走りができるなら、これまたゴール直前は10頭横並び、ものすごいデッドヒートが繰り広げられるでしょう(^_^)。

 これにプラスしてこの10頭のうち半分が優秀な馬たちならば、逃げ馬は残り1000メートルをばてずに60秒で走り、中団の差し馬は59秒で、そして追い込み馬が上がり33秒半ばの58秒で走れるなら、この数頭は1分59秒の勝ちタイムでゴール前の接戦を演ずることになります。これはG2レベルでしょうか(^o^)。
 そしてGIレベルでは、逃げ馬が1000メートルを59秒で通過しながら、後半もなんと59秒で上がり、60秒で通過の差し馬が58秒で差し、61秒通過の追い込み馬は最後方から57秒で追いこむ――ならば、勝ちタイムは1分58秒の争いとなるはずです。これこそGIですね(^o^)。

 ところが、今回の天皇賞秋では、先頭の逃げ馬が62秒4――わかりやすくするため、62秒としましょう――で走りました。

 こうなると、勝ちタイムが2分ちょうどの場合、奇妙な事態が生じてきます。
 へんな言い方ですが、これに応じて逃げ先行馬も、中団の差し馬も、追い込み馬も、この通過ラップに合わせた走りを要求されるからです。

 1000メートルを62秒で通過した逃げ馬は2000メートルを2分で上がるためには、後半を58秒で走らねばなりません。
 中団を63秒で通過した差し馬は2000メートルを2分で上がるためには、後半を57秒(!)で走らねばなりません。
 最後に64秒で通過した追い込み馬に至っては、2000メートルを2分で上がるためには、なんと後半を56秒(!!)で走らねばならないのです。

 もうおわかりでしょう。これは逃げ先行、差し追い込みの各馬にとって相当にきつい走りなのです。つまり、天皇賞秋の後半は、全ての馬にとってものすごく過酷な走りを要求されるレースだったのです。

 いくらとろとろ逃げたと言っても、逃げ馬にとって後半1000メートルを58秒で走るのは相当苦しいはずです。そもそもこういうタイムで上がれないから、真っ先切って逃げ、逃げに逃げて粘り込む逃げ馬になったのです。
 さらにそれ以下を走っている馬は、これまたいくらとろとろ追走していると言っても、残り1000メートルを差し57秒、追い込み56秒で走ることは至難の業です。
 先ほども述べたように、1000メートル走った後、差しなら58秒、追い込みなら57秒で走れて超エリート馬なのです。

 してみると、天皇賞秋を2分ちょうどで決着させたということは、実は各馬がその至難の業を発揮した、と言うこともできます。
 一ケタ着順の着差を見ると、ヘヴンリーロマンスからアタマ、クビ、1、1/2、クビ、クビ、3/4、ハナ、でした。逃げ馬ストーミーカフェとタップダンスシチーでさえ小差の8、9着にとどまっています。彼らだってかなり「逃げ粘った」のです。
 要するに、タイムはまるで一勝クラスの戦いのように平凡でしたが、一勝クラスではとうていなしえない、後半1000メートルの上がりを示していたのです。
 やっぱりGIでした(^o^)。

 こうして見ると、逃げ馬が自分のペースでスローに落とすと言っても、過ぎたるは及ばざるがごとしで、落とし方にも限界があるようです。

 では、なぜ天皇賞秋で、逃げ馬ストーミーカフェとタップダンスシチーは、最初の1000メートルを1分2秒4という超スローな――自分の首を絞めかねない走りで逃げたのでしょう。
 そして、普通なら後方の馬(騎手)たちがそのスローペースに気づいてせっつくように前へ前へと進み、4角では団子状態となるのが普通なのに、そのままてれんこてれんこ棒状で追走した(^.^)――そのわけはなんだったのか。

 その謎を解くカギはJRA初の天覧競馬にあるのではないでしょうか。

 想像してみてください。天皇皇后両陛下が初めて競馬場に来ることへの緊張感、そしてプレッシャー。お偉方は騎手になんと訓示したでしょう。
「ひどい乗り方をするんじゃないぞ」とか、
「このめでたい日に、くれぐれも落馬だけは起こさないでくれ」とか、
「ファンが怒って暴動を起こすような事態だけは絶対に避けてくれ」とか……。

 配当が大荒れとなっても、暴動は起きません(^.^)。騎手の不可解な乗り方、競り方、妙な落馬などで、暴動が起きるかもしれません。万一落馬で馬が骨折、薬殺処分なんてことになったら、二度と天覧競馬は実施されないでしょう。それだけは避けてほしい――それが関係者の切なる願いだったのではないでしょうか。

 それを聞いた騎手たちが、この晴れの舞台で勝ちたい、栄誉を受けたいのはやまやまなれど、いつもより慎重に、かなり慎重に馬を走らせたことは想像にかたくありません。
 それが異常なほどのスローペースをうみ、それをわかっていながら、後方からせっつくこともせず、結局最後の直線勝負に賭けるしかなかった――そんなGIレースを作り出したのではないでしょうか。
 それでも直線で審議となったように、何が起こるかわからないのが競馬です。
  各騎手が天覧天皇賞を意識して、あまりにも慎重に乗ったため、あの超スローペース、そして勝ちタイム2分00秒1という、一見平凡な、しかし「過酷な」タイムを生み出したのではないかと、私は思います(^_^)。

 ○ 超スロー超平凡な勝ちタイム天覧競馬は過酷なレース

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影)

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