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2009.11.28

ジャパンカップ直前予想

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 (^_^) 前回G I、結果とほぞかみ (^_^)
 マイルCS結果は……
 1着―横山典 04カンパニー…[▲]  単勝=2.3
 2着―和田竜 13マイネルファルケ…[・]
 3着―ペリエ 15ザプレザ…[・]
 枠連=2-7=8.9 馬連=04-13=66.9 馬単=96.4
 3連複=04-13-15=207.3 3連単=1066.8
 ワイド12=19.6 W13=5.5 W23=58.9

※予想3番手に逃げ粘った14番人気のマイネルファルケを取り上げていながら、表ウラ合同の◎キャプテントゥーレがハナ差ザプレザに負けたとき、「くあーっ」と叫んだ私の気持ち(--;)……わかっていただけると思います。
 しかも(信じてもらえないかもしれませんが)、当初表の◎カンパニー、ウラの●ザプレザのつもりだったから、直前に印を変えてしまったことで、ぎりぎりほぞを噛んでしまいました。
 少なくとも3連複は獲れてたなあ……とため息。まー終わったらなんとでも言えますが(^_^;)。
 それにしても引退レースをGI連勝で飾った高齢カンパニー。すごいの一言です。

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【GIジャパンカップ、直前予想】

 さて、気を取り直して今週は第29回ジャパンカップ。

 第1回ジャパンカップを、今は亡き競友と目の前で見て以来、もう30年になんなんとするとは……時の流れるのはほんとに早いものだと思います。あのとき「日本馬は10年勝てないだろう」と思いました。
 ところが、その後あれま、あれまと日本馬が勝ち、通算の日対外成績は現在14勝14敗と全くの互角。特に過去10年では日本馬が8勝、2着8回と外国馬を圧倒するようになりました。
 今年はどうなんでしょうか。外国馬は5頭参戦。目玉もいるようです(^_^)。

 JC予想の前に一言、ウオッカの乗り替わり事件(?)について。
 武豊は今回リーチザクラウンに乗ります。ウオッカにはルメールが騎乗。
 武豊は「下ろされた」って話がありますが、ホントなのでしょうか。
 あるいは、秋天で後方から追っかけ「3着届かず」だったことが、誰かさんの逆鱗に触れたのか。
 確かに見ていた私たちも「武はほんっとに……」と情けない気持ちになったことは否めません。

 しかし、私は彼を弁護するつもりはありませんが、あれは騎手のせいではなかったのでは、と思っています。

 そもそウオッカが今年のヴィクトリアマイル、安田記念のGIを連勝したとき、同じ東京競馬場で、ヴィクトリアは四、五番手、安田記念は五~七番手を先行していたのです。あの豊騎手が「ウオッカを先行させられなかった」とはとても思えません。

 ところが、秋天では後方に控えた。私の推理はこうです。
 秋初戦の芝18――毎日王冠で、ウオッカが逃げて2着に敗れたとき、武豊は「次走秋天芝20では先行したら、持たないのではないか」と考えたのではないでしょうか。要するに、マイルなら先行しても勝てるけれど、それ以上の距離ではもはや先行しても勝てない。「秋天で勝つには追い込みで行くしかない」と思ったのではないでしょうか。

 事実ウオッカは秋天で4角14番手から、上がり3Fを32.9で駆けたのですから、鬼脚は健在であり、鞍上の思惑は成就したかに思えます。ただ、やはり後ろ過ぎたと言うべきだし、カンパニーと2着スクリーンヒーローが強すぎたとも言えるようです。

 もしこの推理が当たっているなら、秋天のウオッカは「先行しても勝てないだろう(と豊は思い)」、追い込んでも「やっぱり勝てなかった」ことを意味します。

 となれば、ジャパンカップ芝24でルメールに乗り替わり、先行したとしても、果たして復活優勝の雄叫びを上げることができるか、私ははなはだ疑わしいと思います。
 ずばり、来ても(今度は先行して粘っても)「良くて3着」ではないかと思うのです。
 そこで、私の印はウオッカ▲(^_^)。

 で、表の◎は大外に入ったデムーロの18スクリーンヒーロー。
 成績[5629]はイマイチですが、東京競馬場[2202]、芝24[1100]。言わずと知れた昨年のJC馬です。G2アルゼンチン共和国杯を勝ってGI初挑戦ながら、すこーんと抜けました。
 その後イマイチの成績が続いていましたが、前走秋天で先行して2着。グラスワンダー産駆の剛脚がここで見られるかもしれません。

 次に○は外国馬の目玉ムーア騎乗の16コンデュイット。
 外国馬の目玉はこけることが多いのですが、この馬芝24の実績[4101]を持っています。前走米国芝24のGIBCターフを勝っており、そのタイムが2237。かつて05年に芝24[4500]の実績を持ち、JCを優勝した英国アルカセットの雰囲気があります。

 そして▲がウオッカ。心情的応援馬券として単勝を少々買います(^.^)。

 あとは△として日外から2頭ずつ。
 まずは日本から3歳牝馬の四位△06レッドディザイア。オークス2着を含む[3300]の成績。さすがにここではきつい気がするけれど、牡馬より4キロ軽ければ、中団からの強烈な差しで2、3着あたりに食い込む可能性はあります。
 そして外国馬から△15インターパティション。芝24[1133]の実績。前走米国GIのベルモントターフ芝24を1着。

 それから3連系候補[・]として以下の3頭。
 まずは逃げる武豊の09リーチザクラウン。全成績[3402]でダービーと神戸新聞杯を2着。前走菊花賞では逃げて5着だったけれど、コンマ4差なら立派なもの。3着逃げ残りがあるかも。
 そして過去4戦仏仏英仏を転戦して芝24ばかり走っているモッセの12シンティロ。4走前にG2勝ち後7、9、6着と着順はひどいけれど、なんとなく不気味。

 最後に内博の10オウケンブルースリ。昨年の菊花賞馬もその後イマイチ。前走秋天4着はイマニだけれど、前々走G2京都大賞典芝24の1勝が光る。タイム2243も優秀。ただ、芝24[2011]に対して東京は[0002]と苦手? まー3着突っ込みはあるかなと(^.^)。

 以上まとめると、
 ◎18スクリーンヒーロー
 ○16コンデュイット
 ▲05ウオッカ
 △06レッドディザイア
 △15インターパティション
 ・09リーチザクラウン・12シンティロ・10オウケンブルースリ

 買い目は、
 単 勝=18スクリーンヒーロー[×5]
 馬連単=18→16 05 06 15
 3連複=18→16・05→06 15 09 12 10
 3連複=18→10・09→05 06 09 10
 3連単=18→16=05→06 15 09 12 10
 単 勝=05ウオッカ[×5]
 [3連単は1→2着→3着流し]計50点

 さてウラ●ですが、今回も1番人気ウオッカを表の◎にせず、前日6番人気のスクリーンヒーロー◎ですので、そちらに賭けたいと思います(^_^)。 

 ただし、単勝オッズについて気づいた点を一つ。
 1番人気~6番人気までに人気が集中して7番人気(04エイシンデピュティ)とはかなりの断差があります。つまり、このレースは上位6頭内で決まると思えば、そこまでで馬券を組み、7番人気以下から何か1頭(2頭はないと思います)が激走すると考えれば、その馬を穴馬として抜擢することになるのかなと思います。

 上記表予想はすでに7番人気以下が入っているので、馬連3連系はもうこれでいいかな、と思います。
 しかし、気になる枠が2つあります。それは春の天皇賞馬08マイネルキッツ(+外国馬ジャストアズウェル)の4枠と昨年ジャパンカップに招待されながら、感冒で出走できなかった11マーシュサイド(+12シンティロ)の6枠です。
 上位人気6頭はきれいに3・5・8枠に入りました。この3枠ボックスを表の枠連と考えるなら、ウラの枠連として[4/6→358]の枠連を買ってみようかなと思います。
 まーお遊びです(^_^)。

 買い目は、
 枠 連=4/6→358[×2]
 計6点 総計56点

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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2009.11.21

マイルCS、直前予想

 (^_^) 前回の結果とほぞかみ (^_^)
 エリザベス女王杯の結果は……
 1着―田中博 07クィーンスプマンテ…? 単勝=77.1
 2着―熊 沢 11テイエムプリキュア…?
 3着―安 勝 16ブエナビスタ…◎
 枠連=4-6=45.9 馬連=07-11=1020.3 馬単=2509.1
 3連複=07-11-16=1574.8 3連単=15457.6
 ワイド12=233.1 W13=27.3 W23=49.1

※大逃げ2頭と後方馬群は3角で20馬身差「おいおい……」。4角でもその差が縮まらないとき「あちゃー行っちゃうよ~」と逃げ逃げの最悪決着が見えました。ブエナビスタもさすがの追い込み3着でしたが、とき既に遅し。
 終わってみれば、あり得た組み合わせですが、問題は始まる前に買えない組み合わせであること(^.^)。それにしても逃げ馬はこわいです。
 ウラ●シャラナヤが4着に来たことがせめてもの慰めでした。

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【GIマイルCS、直前予想】

 ところで、マイルCSを前に、以下は今秋GIの最終人気結果ですが、1番人気の不振が目立ちます。まだ一度も1、2着がありません。総じて2・3・4番人気も良くないと言えそうです。
 この傾向は今後も続くのかどうか。ただ、678番人気には流すか、何かいい点があったときは、穴の軸にするといいかもしれません。そのとき3連単は1番人気の3着付けでしょうか(^_^)。

 スプS=6-2-8 1人気=6着
 秋華賞=2-3-1 1人気=3着
 菊花賞=8-7-6 1人気=5着
 天皇秋=5-7-1 1人気=3着
 女王杯=11-12-1 1人気=3着

 残すところGIはマイルCSを含めて6つ。何とか一つは当てたいものですね(^_^)。

 さて、そのマイルCS。またも困った問題を解決せねばなりません。
 もちろんそれは高齢8歳馬のカンパニーの取捨です。過去10年7歳以上馬18頭は1頭も3着内に入ったことがありません。

 しかし、それは秋天でも同じことで、だからこそカンパニーを無印にしたわけです。
 しかるに、カンパニーはその過去データをあざ笑うかのように、最先着ですから、ある意味腹立ちます(^_^;)。

 それはさておき、ここでカンパニーをどうするのか。表の◎を付けるのか、消すのか。
 前日単勝オッズは当然のように1番人気。でも、1番人気に祭り上げられてもおかしくない近走の充実ぶりです。
 安田記念は4着、宝塚記念も惜しい4着。年も年だし、もう終わっただろうと思ったら、毎日王冠(芝18)を上がり33.0、タイム1453で1着。
 秋天じゃさすがにないだろうと思ったら、勢い衰えず東京芝20を上がり32.9、タイム1572で快勝しました。じいちゃんがんばってます。頭が下がります(^_^;)。

 通常秋天優勝馬はジャパンカップに向かうので、マイルCSへ回るのは少ないのですが、06年ダイワメジャーが秋天1着からマイルCSも連勝しました。
 よってカンパニー、ここで勝っても不思議ではありません。が、ここで負けてもおかしくありません。負けたってみんな「良くやったよ」と言ってくれるでしょう。
 そこで私の印は横典04カンパニー▲。無印にはしないけれど◎にもしない。根拠は秋天の走り過ぎ。激走疲れでここでもお約束の3着ではないかと推理します(もっとも◎にしないときに限って1着だったりするから、また腹立つのですが(^_^;)。

 とまれ1番人気を表の◎にしないのだから、ウラ●はなく、今回は裏表合同の◎です(^_^)。

 そこで合同◎に抜擢は川田4歳09キャプテントゥーレ。
 全成績[4024]はイマイチ。前走秋天12着はイマニ。しかし、昨年の皐月賞馬です。
 京都は1戦1勝。前々走朝日CCを休み明け2戦目で勝っています。特にこの馬左回り[0002]に対して右回りは[4022]。つまり右回り巧者。ここならやってくれるかもしれません。
 前日オッズはまさかの2番人気。実はここまでは金曜に書いていたので、もっと下位人気だろうと思っていました。でも、まーいいです(^_^;)。

 ○は内博5歳牝馬の11ザレマ。
 全成績[474.13]はイマイチ。前走富士Sは5着に負けてイマニ。しかし、前々走中山マイル京成杯1着のタイム1321が優秀。京都は[1112]だし、この馬も左回りより右回りが得意。内博が久し振りに何かやってくれそう。

 そして▲横典04カンパニーは言わずもがな。

 4番手△にカッチー田中の5歳07アブソリュート。
 全成績[7125]。前走マイルの富士S1着。タイムは1333と平凡だけれど、この馬マイルは[5002]と5勝を上げている。

 さらに5番手△に三浦4歳05スマイルジャック。
 全成績[3448]はイマイチ。前走秋天11着もイマニ。ただ、3走前新潟マイル関屋記念で出した上がり32.5、4角14番手から13頭ごぼう抜きの1着が光る。

 以上5頭で馬連を組んで、あとは[・]の3着候補としてマイル得意な10スズカコーズウェイ、12ヒカルオオゾラ、13マイネルファルケと勇躍参戦の英国馬2騎――01エヴァズリクエストと15ザプレザの5頭。
 唯一2頭は「人気薄を狙え」の格言に習って、09トゥーレ→01エヴァズリクエストの3連流しも買います(^_^)。

 買い目は、
 単 勝=09キャプテントゥーレ[×5]
 馬連単=09→11 04 07 05
 3連複=09→11・04→07 05 10 12 13 01 15
 3連複=09→01→11 04 07 05 10 12 13 15
 3連単=09→11・04→07 05 10 12 13 01 15
 3連単=09→01→11 04 07 05 10 12 13 15
 [3連単は1→2着→3着流し]計60点

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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2009.11.19

狂短歌ジンセー論[116号]――西安宵の明星旅その11

 「西安宵の明星旅」連載11回目です(^_^)。
 「ゆうさんごちゃまぜホームページ」には同じ文章を、西安の画像付
 きで掲載しております。今回は7枚です。
  →URL = http://www.geocities.jp/mikageyuu/

 (^_^)本日の狂短歌(^_^)

 ○ 青龍寺かつての伽藍(がらん)いまはなく 壁画の中に空海恵果

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 (^O^)ゆとりある人のための10分エッセー(^O^)

 11【 青龍寺参拝 】

 七月十日火曜日、今日で西安観光は実質最終日である。明日は早朝六時にホテルを出て空港に移動、午前八時には上海行きの飛行機に乗って帰国の途に着く。
 私にとって本日のメインは空海青龍寺(せいりゅうじ)である。ロビーで会ったホーさんも「あなたにとって大切な日ですね」と言った。私は笑顔でうなずいた(^_^)。

 彼は昨日の単独行について「一筆書くからサインしてもらう」と言っていたが、書類を持ってこない。おそらく何も起きなかったので、そのままにするつもりだろう。私もあえて言わないことにした。

 まずは西門見学である。バスに乗って二十分ほどで到着。私はまた城壁上に立つ。
 一行から城壁の壮大さに感嘆の声があがる。M氏も「すごい」と感激している。

 ホーさんの説明であらたにわかったこともある。
 門のあるところだけ城壁は二重になって全く同じ門が外に張り出すようにしてつくられている。
 その間は縦横数十メートルの広場だ。昨日来たとき、妙な二重門だなと思った。

 ホーさんによると、門は木でできているからそのうち打ち破られる。だが、敵兵が二重門の外から突入すると、この広場で立ち往生することになる。そこで城壁の上から矢で射かけて皆殺しにするのだという。確か日本では「虎口(ここう)」と呼んだはずだ。

 ここで初めて十分のフリータイムがあった。
 しかし、十分足らずでは遠くまで行けない。もっとも、みな歩きたい感じではなかった。
 M氏は「のんびり一時間くらい座っていたいな」と残念そうだった。

 西門を後にすると「陝西省美術博物館」を見学した。現代美術だという。
 中にはいると学芸員らしき四十歳前後の男性が背筋をきりりとのばし、日本語で解説する。
 水墨画に山水画などを眺め、その後ヒスイとメノウの工芸品が多数置かれた部屋へ移動した。
 この部屋の解説時間が最も長かった。なおかつその後「おみやげにぜひ」といつもの押し売りである。
 興味を引かれた人もいるようで、ここで三十分は消費された。私はそこを出て他の絵画類を眺めた。 一人ヒスイのつぼを買ったようで、箱を大切そうに抱えていた。

 ヒスイ展示室の前には白菜をかたどったでっかい作品がある。
 M氏によると、台北の博物館にも同じ物があったという。また、ヒスイには本ヒスイと軟ヒスイの違いがあるという(帰国後ヒスイ関連のホームページを調べてその違いがわかった。彫刻しやすい軟ヒスイは中国産で、本ヒスイは中国では全く産出されないとあった)。

 美術博物館には一時間ほど滞在した。その後「陝西歴史博物館」に移動する。
 ここで笑い話がある。
 移動中のバスの中でガイドのホーさんが「それでは次は陝西歴史博物館です。これは本物です」と言ったのだ。私は苦笑した(^.^)。
 ホーさんの近くに座っていた人もおかしな説明と思ったようだ。「それじゃあさっきのはニセ物かい」と聞いた。
 ホーさんは「いえ、そんなことはありません。あれも本物です」と答えていた。

 それから二十分ほどで陝西歴史博物館に着いた。ここはホーさんが館内を案内してくれた。
 部屋は全部で四室あった。ホーさんは第一の石器時代からのんびり解説し始めた。しかし、私の関心は隋・唐時代にある。空海が西安を訪れたのは八〇二年、盛唐時代だ。
 ホーさんの説明を聞いていたのではとても回りきれないだろうと思った。そこで一足先に隋唐の時代が展示されている部屋に行った。そこには長安全体を示した絵図があってちょっと興奮した。しかし、それ以外特に目に止まるものはなかった。

 その後レストランで昼食。これは塩味が利いて結構おいしかった。
 ところが(ほぼ同じものを食べている)ホーさんは食後「あまりおいしくなかったですね」と言ったからおかしい。
 我々にとってはぼわーんとした味付けの西安中華料理だが、彼にはそれが最高の味付けのようだ。
 今回ほど自分が塩味の濃い料理を食べている日本人だと自覚したことはなかった(^_^;)。

 昼食後青龍寺に移動。ここもその地のガイドが案内する。
 ここは基本的に青龍寺跡地である。だから、当時のものはほとんど残されていない。「空海と恵果の来歴壁画」や「記念塔」があった。空海がこの地を歩き、寺の中で修行した様を思い描こうと試みた。だが、無理だった(-.-)。

 それから売店に案内され、毛筆で記帳をした。そこではお坊さんが一人いて、朱印帳の販売をしている。彼は「ここが真言宗四国八十八カ所巡りの0番札所です」と言った。初めて聞く話だ。
 販売用の朱印帳を開いてみると、確かに一頁目に「青龍寺」とある。ちょっと引かれたけれど、買わなかった。むしろ空海自筆(という)「佛」文字の拓本と空海像の拓本を買った。

 いつものように土産物関係で時間が取られる。私は一足先に外へ出た。
 ホーさんが日陰でのんびりたたずんでいる。気温は四十度近くあるという。さすがに太陽がじりじり照りつけて暑い。

 私はここで空海について、ホーさんにある疑問を投げかけてみた。

 空海は真言密教継承者として青龍寺の座主(ざす)恵果和尚にみこまれ、金剛・退蔵両界の灌腸(かんじょう)を受けた。つまり、恵果の後継者となったわけだ。その披露宴には千人近い僧侶や関係者が招待されたという。費用は基本的に空海が出さなければならない。彼は一体その金をどうやって工面したのか、いまだに謎である。空海は遠来の一僧侶に過ぎないから、青龍寺や恵果がいくらか出した可能性はある。だが、空海も0円とはいくまい。持参した金子ではとても足りたとは思えない。

 私はある中国の説話から、もしかしたら空海が日本人にとってはなんでもないもので、しかし中国人にとっては相当価値あるものを持っていたのではないかと推理している。

 中国の説話というのはこうだ――昔ある貧乏寺の僧が隣家の主人のために法要をした。するとお礼として立派な箱に入った物をもらった。さぞかしいいものだろうと期待してフタを開けたところ、中には釘が錆びて曲がったようなものが入っているだけ。僧侶は「なんだこれは」とがっかりした。しかし、ものはためしと西域の商人にそれを見せたところ、莫大な金額で引き取られたという話である。

 そこでホーさんに聞いた。
「日本でも中国でも最も価値があるのは金でしょう。しかし、中国人にとって金以上に価値のある物は何かありませんか」と。
 すると彼は即座に「それならヒスイでしょう」と答えた。さらに「中国には金は価値があるが、ヒスイは価値がないということわざがあります」と言う。
 私は一瞬意味がわからなかった。「ヒスイには価値がない……?」
 すると近くにいた同行男性が、
「ヒスイは金とは別の価値がある。つまり値段が付けられないという意味でしょう」と教えてくれた。
 ホーさんは「そうです、そうです」と大きくうなずいた。

 これはちょっと驚きの言葉だった。空海が入唐(にっとう)に際してヒスイを持っていったなどということは聞いたことがない。しかし、もしもヒスイを持っていたなら、密教継承の宴会費用だけでなく、帰国の際、大量の仏典仏具、法具に曼陀羅図などを購入する費用としてまかなえたかもしれない。
 これは帰国後ヒスイについて調べてみるべきだと思った(^_^)。

 その後「興慶宮公園」に行き、阿倍仲麻呂の碑を見学した。遣唐使として入唐し、唐朝の官僚に取り立てられながら、結局帰国を果たすことができなかった貴族だ。
《天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも》の歌が有名だ。
 興慶宮公園を後にして書道の宝庫「碑林博物館」を訪ねた。
 ホーさんは「書に興味のある人にとっては天国、興味のない人にとっては地獄ですね」と面白いことを言う。私にとってはどちらかと言うと地獄だった(^_^;)。

 それから歩いて近くのマーケットへ行った。土産物屋がずらりと並んでいる。
 ここでは二十分ほどフリータイムがあった。もうおみやげなどは全て終わったからフリータイムとしたのだろうか。M氏は栞(しおり)のお土産を値切って買ったので感心した。

 そしてホテルへ戻る。夕食は別のレストランで餃子づくしだった。蒸し餃子に水餃子、最後にあん入り焼き餃子などが出た。一人一個だが全部で二十数個。さすがに腹一杯になる量だった。ただ、中の具はあまりおいしくなかった。

 午後八時半からオプションで舞踊見学。日本のテレビで紹介されたこともある千手観音の踊りが見られる。この希望者は当初私を入れて九人だった。M氏は行かないと言っていた。だが、十人になれば団体割引で一人五百円安くなる。
 ホーさんが「誰かもう一人行きませんか」と言うと、M氏が手を挙げた。
 同行者から拍手が起こった(^_^)。

 舞踏はホテルの会場で行われた。テーブルがずらりと並べられ、オペラハウスのように張り出しの席もあって高級感がある。食事もできる。私は記念にとマンゴーアイスクリームを注文した。
 取り立てて言うことのない普通のアイスクリームだった。食器はステンレス製だが、スプーンはプラスチックで、何度も突き刺していたら折れてしまった。がっかりの高級感である(-.-)。

 舞台は八時半過ぎに始まった。最初は華やかな宮廷風踊り子たちの羽衣の舞い。そして兵士の舞踊、回転する駒を巧みに操るアクロバットのような芸が続く。そして最後に千手観音の舞踊があった。
 これはさすがに感動的だった。ただ、できうべくんば真っ正面から見たかった。私たちの席からは斜め方向にしか見えなかったからだ。

 十時前全ての演目を終え、ホテルに帰った。これで予定の行程は全て終了。明日は五時起床。六時過ぎには空港へ行き、帰国する。(続)

 ○ 青龍寺かつての伽藍(がらん)いまはなく 壁画の中に空海恵果

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:新型インフルエンザが流行っているようです。お気をつけください。それにしても「新型インフルエンザ」などと呼ばず、ちゃんと名前を付けるべきだと思うのは、私だけでしょうか。というのは、この次さらに新型のインフルエンザウィルスが登場したら、どうするんでしょう。「新新インフルエンザ」と呼ぶのでしょうか。もっとも、日本語には同じことをやった実例があります。みそ汁を丁寧に言う「おみおつけ」がそうです。漢字で書けますか? 答えは次回(^.^)。(御影祐)

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2009.11.14

エリザベス女王杯直前予想

前回GI、結果とほぞかみ
 天皇賞秋、結果は……
 1着―横典 03カンパニー ?    単勝=11.5
 2着―北村 02スクリーンヒーロー △ 
 3着―武豊 07ウオッカ ◎
 枠連=2-1=67.3 馬連=03-02=164.9 馬単=292.7
 3連複=03-02-07=99.7 3連単=1021.1
 ワイド12=38.3 W13=3.7 W23=13.4
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※今回の天皇賞秋はウオッカをどう見るかということと、8歳馬のカンパニーを切るか取り上げるかにあったと言って良さそうです。
 ウオッカに関しては予想で「必ず勝つとは言い切れないからウラ●を探す」と見た点は合っていたようです。しかし、高齢カンパニーは昔で言えば9歳馬。「さすがにここはないだろう」と切ってしまいました(^_^;)。
 GI馬8頭から人気薄のスクリーンヒーローを取り上げることは成功していたので、「カンパニーが来たんじゃしかたがない」と思いました。
 それにしても、秋天は菊花賞馬や天皇賞馬より、東京コースのGI馬かG2活躍馬を優先すべきようです。

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【GIエリザベス女王杯、直前予想】

 さて09年牝馬女王決定戦――エリザベス女王杯です(^_^)。

 過去の記録を眺めてみると、二点面白い傾向に気が付きます。
 目下3年連続3歳馬が優勝していますが、1・2・3着を同年齢馬が独占したことは一度もありません。
 また、同年齢の1・2着独占も、03年アドマイヤグルーブとスティルインラブ(3歳)、そして04年アドマイヤグルーブとオースミハルカ(4歳)の2回だけ。さらに1、2番人気の馬連成立は02、04年の2回だけでした。

 何を言いたいかと言うと、今年3歳牝馬は123着独占かと思えるような雰囲気があります。
 ダントツ1番人気の安勝16ブエナビスタ、2番人気の藤田12ブロードストリート。そして、武豊15ミクロコスモスと福永04ジェルミナル。実績からブエナビスタ、ブロードストリートには重い印を付けざるを得ないし、武豊、福永も流したい気持ちにさせます。

 しかし、もしブエナビスタとブロードストリートを取り上げるなら、そこから他の3歳馬に流すより、4歳以上馬に流した方がいいということを過去の傾向は教えています。両馬が3着内に入るなら、もう1頭は4歳以上馬です。つまり、武豊・福永の3歳馬は切った方がいいかもしれません(^.^)。

 しかしながら、もしブエナビスタとブロードストリートのどちらかが3着以下に落ちるなら、繰り上がって連絡みを果たすのはミクロコスモスかジェルミナルではないでしょうか。
 よって私はウラ馬券の3番手としてミクロ・ジェルを取り上げます。

 もう一つ、忘れちゃならない傾向が、前年3着以内に連絡みした馬が翌年も活躍する傾向にあることです。
 今年その該当馬はスミヨン騎乗05リトルアマポーラ(昨年1着)と横典06カワカミプリンセスです。この2頭最低でも△を付けましょう(^_^)。

 さて、そこで表の結論です。

 単純ですが、◎16ブエナビスタ、○12ブロードストリートでやむなし。

 ◎ブエナビスタは[5120]の成績、桜花賞・オークスのGI2勝馬。前走秋華賞では追って届かず2着――のところ降着で3着。
 しかし、秋華賞は京都内回りの芝20。ここは外回り芝22となったことで、強烈な差しが届くはず。3歳牝馬のトップであることは間違いなく、ここで雪辱を果たすことは大いにあり得るところ。
 ただし、秋天のウオッカ同様鉄板とは言い難く、ウラ馬券構築の余地はあると思います。

 ○ブロードストリートは[4202]の成績。ローズS(芝18)1447のレコード勝ちが光ります。
 ただし、オークス4着なれど、桜花賞は不出走。おそらくローズSと秋華賞がメイチの仕上げだったと思われ、その反動で今回も3着以下の可能性があると見て、3連単は3着固定にします。

 いずれにせよ、3歳馬を◎○にしたので、流すのは4歳以上馬です。
 取り上げたのは以下の5頭。みな△扱いで。

4歳05リトルアマポーラ……昨年の1着馬。今年は2着以内一度もないが?
4歳17ムードインディゴ……前走府中牝馬Sを4角15番手から上がり33.7で1着。
4歳02メイショウベルーガ……前走3勝クラスだが、京都芝22を2123で1着。
5歳14ニシノブルームーン……前走7着だが、全成績[5332]と複率優秀。 
6歳06カワカミプリンセス……昨年の2着馬。その後2着以内一度もないが?

 買い目は、
 単 勝=16ブエナビスタ[×5]
 馬連単=16→12[×2]
 馬連単=16→05 17 02 14 06
 3連複=16→12→05 17 02 14 06
 3連単=16→05 17 02 14 06→12
 [3連単は1→2着→3着流し]計29点

 さてウラです。
 上記以外の日本馬から目を皿のようにして(^.^)ウラ●を探しました。しかし、どうにも見つかりません。
 一番気になるのは我がごひいき福永祐ちゃんの04ジェルミナルです。桜花賞・オークスを連続3着です。しかし、秋になって成長がないのか、ローズS11着、秋華賞6着と、3歳2強に水を開けられてしまいました。まー武豊ミクロコスモス同様、ウラの3着候補ということで。

 そこでウラ●抜擢は外国馬です。フランスより招待されたルメール騎乗の10シャラナヤ。3歳馬ながら仏GI馬です。5戦[3011]の実績はまだ底知れず。過去5走全て芝20以上を走っているし、前走仏GIでは芝20を2018で走っています。日本の芝にも充分対応できるのでは、と思います。
 もっとも、最近外国馬はイマイチが多いので、まーお遊び程度ということで。
 買い方は2通り。この馬も3歳馬なので、2番手は表の◎ブエナビスタに絞って3番手は表の○と△6頭。また、別の買い方で、初の3歳独占(?!)があるかもと見て、04ジェルミナル・15ミクロコスモスにも流します。

 買い目は、
 単 勝=10シャラナヤ[×5]
 馬連単=10→16[×2]
 馬連単=10→12 04 15
 3連複=10→16→12 05 17 02 14 06
 3連複=10→04=15→16 12
 3連単=10=16→12 05 17 02 14 06
 3連単=10→04=15→16 12
 [3連単は1・2表裏→3着と1→2着→3着流し]
 計41点合計70点

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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