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2010.12.24

有馬記念直前予想

 さあいよいよ直前予想です。

 ちなみに、ほぞ噛みメルマガ開始後、御影の有馬記念成績は、
 04年―単・連・3連完全的中(^o^)3連単240倍的中。
 05年―外れ、06年―単勝ディープ1.2倍的中(^_^;)。
 07年―外れ、08年―ウラ●アドマイヤモナーク最低人気2着。ワイド70倍、馬連290倍的中(^_^)。09年―外れ……でした。
 実質的に2勝4敗ってところでしょうか。
 大荒れしたときに、穴馬を引っかけた点がちょっと自慢です(^_^;)。

 さて、有馬の理屈・屁理屈は水曜データ予想で、さんざん論じましたので、さっそく結論です。
 初めに水曜データのABCD格付け表を再掲しておきます。

A 上位争い確実 1頭
 07ブエナビスタ
B 3歳強力クインテット 4頭
 06ローズキングダム――[出走取消(-.-)]
 01ヴィクトワールピサ
 10エイシンフラッシュ
 14出遅れペルーサ
C ニュートラル 3頭
 12ドリームジャーニー
 13オウケンブルースリ
 15レッドディザイア
D 参加するだけ? 8頭
 04トーセンジョーダン
 02ネヴァブション
 08メイショウベルーガ
 03フォゲッタブル
 16ジャミール
 09ダノンシャンティ
 11トゥザグローリー
 05ルーラーシップ

 まず表の◎。やっぱりスミヨン07ブエナビスタでやむなし。
 ただし、負けておかしくない要素をかなり抱えていると思うので、単勝系は買いません。
 馬連・3連複の軸としての◎ブエナです。単勝系は○とウラ●に賭けます(^.^)。

 表の重い印は◎ブエナ1頭のみ。今年D群は馬券に絡まないと見てBC群を相手として馬券を組み立てます。
 よって馬連は◎ブエナビスタからBC7頭へ流し7点。
 3連複は◎ブエナビスタからBC7頭へBOX流し21点。

 プラス以下の3連複を追加します。
 3連複◎ブエナビスタ→B3歳強力クインテット4頭[-ローズの3頭]へ3点。つまり[4歳→3歳→3歳]のパターンを想定。
 さらに、ブエナビスタが万一3着に落ちたときの、馬連として3歳強力クインテットから内博10エイシンフラッシュを次の軸に指名します。
 そしてBの残り3頭へ流します。しかし、3歳馬の123着独占はないとみてこの3連複は買いません。

 以上です。つまり、平たく言えば◎ブエナビスタ、○エイシンフラッシュといった感じでしょうか(^_^)。ダービー馬の底力に賭けてみたい感じです。この◎○の馬連は点数をプラスします。

 実はここまでは木曜までに作成していました。
 金曜午後になって驚きの出走取消が出てしまいました。
 武豊06ローズキングダムです。ほげ(-.-)。

 私はローズキングダムに重い印を打つつもりはなかったので、上記予想に格別変化はありません。が、実際の買い目は点数が減ります。

 よって表の買い目は、
 馬 連=07→10 01 14 12 13 15[2×6]
 馬 連=07→10[3×1]
 3連複=07→10 01 14 12 13 15 BOX流し[1×15]
 3連複=07→10 01 14[2×3]
 馬連単=10→07 01 14[2×3×2]
 3複単=10→07 01 14[2×3+2×6]
 計66点


 そして今年最後の渾身ウラ予想です(^_^)。

 ウラ●に抜擢したい馬はただ1頭参加の5歳馬、横典13オウケンブルースリです。

 5歳馬は過去10年有馬で[124.33]と4歳、3歳に継ぐ連絡みを果たしています。
 勝ったのは昨年のドリームジャーニー1頭だけですが、連絡みした他の6頭の人気は[6・13・9・6・6・3]と中位から下位人気ばかり。

 これは前走がJC下位着順だったり、臨戦課程がおかしかったり、G2、G3経由の挑戦だったりするから、なかなか上位人気にならないのです。
 しかし、思わぬところで激走するのが5歳馬でもあります。

 今年オウケンブルースリは昨年JC以来の10ヵ月休み明けでG2京都大賞典を1番人気2着。そして前走JCが6番人気7着でした。今回上位人気にならないことは明白です(^.^)。

 オウケンブルースリはもう5歳なのに中山を走るのは初めて。芝25も初めてでマイナス点に事欠きません(^_^;)。

 しかし、右回りは[3211]と決して悪くないし、左回り[2104]と比べれば、むしろ右回りの方が得意と言えます。
 芝25は走っていないものの、芝24では[2212]の実績を持っています。
 しかも、昨年JC2着はあのウオッカとハナ差。タイムは同タイムで[2224]のものすごさです。
 また、GIは5レース出走して[1103]ですが、着外の3回は最大でもコンマ8差と堅実でした。そして08菊花賞馬です。
 芝30で1着になれる馬が芝25を走れないはずがありません(^_^)。

 前走JCでは4角16番手からコンマ5差の7着まで追い上げました。単純な追い込み馬というわけではありませんが、私はむしろ単純追い込みに徹してほしい気持ちがあります。。
 今回は逃げ馬不在ですから、てれんこ走りで「ヨーイドン」の展開が予想されます。
 がスローペースが予想されるときに、得てして先陣争いが激しくなってよどみのないペースになりがちです。
 水曜予想で書いたとおり「上がりの競馬になるようなら、早めに進出しておこう」と各騎手が目論むと、2角~3角、4画までのペースが上がって「終いの脚をなくす」可能性があります。そういうときは案外最後方を走っていた馬に怒濤の末脚が見られたりすることがあるのです。
 私はオウケンブルースリにそれを期待したいと思います。

 そしてオウケンブルースリの鞍上はあの横典騎手。前期大活躍をしながら負傷休養、復活したと思ったら騎乗停止。この鞍上を含め、オウケンブルースリは秋3戦目で虎視眈々とねらっているような気がします。そこでウラ●に抜擢です。

 当然相手として表◎07ブエナビスタ、○10エイシンフラッシュですが、馬連はB3歳クインテット[-ローズ]に流します。
 そして3連複は07ブエナビスタ1頭を相手に総流し。3連単は07ブエナビスタと10エイシンフラッシュ2頭を2着候補としてBC4頭へ流します。

 よってウラの買い目は、
 単複勝=13オウケンブルースリ[5×2]
 馬連単=13→07 10 01 14[2×4×2]
 3連複=13→07→総流し[1×13]
 3複単=13→07=10→01 14 12 15[1×19]
 [3連単は1→2着→3着流し]
 計55点 総計121点

 ○ 渾身のウラ●はブルースリ 手刀切って「オチョー!」と叫ぶ(^.^)

 さて結果は?

============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:今年は仲間と京奈良旅行が復活しましたので、土曜から出かけます。
よって金曜深夜の配信となり、実オッズを含めた検討ができなかったことをご報告いたします。有馬は奈良の旅館でテレビ観戦の予定です(^_^)。読者各位に嬉しい的中があるよう、寺社仏閣に祈っておきます(^.^)。(御影祐)

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2010.12.22

有馬記念水曜データ予想

 ―― 目  次 ――
1 確率から見る有馬
2 年度代表馬から考える
3 性齢から眺める
4 女傑ブエナビスタの取捨(^_^;)
************************
【 有馬記念データ予想 】

 さあいよいよ、オーラス有馬記念。
 全54回の歴史がありますが、私が競馬に参加し始めたのが1980年ですから、カツラノハイセイコが有馬記念に勝った年です。父はあの国民的ヒーロー、ハイセイコーでした(^_^)。

 それ以後様々なドラマを眺め、的中の歓喜と外れのほぞ噛みを繰り返してきましたが、今年はどんなドラマが待っているのか、わくわくします。

 さて、まずは確率から見る有馬です。

 1 確率から見る有馬

 出走予定16頭を総賞金の多い順に並べると次のようになります(賞金単位は千万円)。

順 馬      名 性齢賞金成績 今年の着順
1 ブエナビスタ―――4牝94[8430]1→2→1→2→秋1→2
2 ドリームジャーニー6牡84[953.11]3→3→秋4→2(3月休)
3 ローズ キングダム3牡56[5211]3→4→2→秋1→2→1
4 オウケンブルースリ5牡44[5315]10月休み→秋2→7
5 ネヴァブション――7牡37[815.23]1.44→5→秋3→5→3
6 ヴィクトワールピサ3牡34[5120]1→1→3→秋4→7→3
7 レッド ディザイア4牝30[3311]1→11→4→秋3米→4米国
8 メイショウベルーガ5牝30[726.17]1.3.10→6→4→1→2→6
9 エイシンフラッシュ3牡29[4122]1→3→1→秋2→8
10 フォゲッタブル――4牡23[4319]1→6→10→秋6→5
11 ジャミール――――4牡17[4746]1.2.7→2→5→5→2→2
12 ペルーサ―――――3牡17[4103]1→1→1→6→秋5→2→5
13 ダノン シャンティ3牡16[3110]2→1→1→取消(7月休)
14 トーセンジョーダン4牡16[6203]7ヵ月休み5→秋1→1→1
15 トゥザ グローリー3牡11[4203]1.1.2.7.5→秋2→1→7→1
16 ルーラーシップ――3牡10[4102]2.1.5.1→5→6月休→秋1

 これを成績やGI実績などからABCDに格付けすると、次のようになりましょうか(……後に寸評)。

 A 上位争い確実 1頭

1ブエナビスタ……今年大活躍の4歳女傑。秋3戦目とローテも文句なし。勝っても負けても年度代表馬?

 B 3歳強力クインテット 4頭

3ローズキングダム……秋になって本格化。繰り上がりとは言えJC勝ち馬。ただ、秋4戦目で疲労は?
6ヴィクトワールピサ……皐月賞馬。海外帰りでJC3着。こちらも秋4戦目。
9エイシンフラッシュ……ダービー馬。後期イマイチだが秋3戦目。
12出遅れペルーサ……総賞金は低いが末脚だけは超一流。課題はスタートのみ?

 C ニュートラル(来ても不思議ではない古馬群)3頭

2ドリームジャーニー……GI3勝だが今年はイマイチ。ただ中山は[3313]と得意。3ヵ月休み明けの秋2戦目だが……。
4オウケンブルースリ……08菊花賞馬、09JC2着。秋イマイチながら3戦目。
7レッドディザイア……ブエナのライバル。海外帰りをどう見るか。秋3戦目。

 D 参加するだけ? もしくは3歳馬が箔付けのため?(^.^) 8頭

14トーセンジョーダン……牡4歳、目下3連勝だがGI初出走。
5ネヴァブション……高齢7歳ではさすがに苦しいか。
8メイショウベルーガ……5歳牝馬、G2止まりか。
10フォゲッタブル……牡4歳だが近走不振、G2止まりか。
11ジャミール……牡4歳だが使い詰め、G2止まりか。
13ダノンシャンティ……3歳、7ヶ月休み明けのここで来たらバケモノ?
15トゥザグローリー……3歳、中日新聞杯を勝ったけれど、来年の馬?
16ルーラーシップ……3歳、鳴尾記念を勝ったけれど、来年の馬?

 このように分けてみると、私は今回の有馬はABC8頭の上位争いではないかと見ています。
 ちまたで言われているように、ブエナビスタ対3歳クインテット(ローズ・ピサ・フラッシュ・ペルーサ)の対決図式です。

 しかし……寸評で書いたように、3歳クインテットは連絡みしておかしくない力を持ちながら、それぞれビミョーな弱点も抱えております。
 もしもこのクインテットが崩壊したなら、そのときはC群の古馬3頭が上位に進出する……そのようなイメージです。

 D群の8頭はBC7頭(のうち少なくとも6頭)が消えなければならないので、ちょっと苦しいと思います。ただ、ウラの穴馬として取り上げたいのは、D群なんですが……(^.^)。

 2 年度代表馬から考える

 今も書いたように、有馬で勝っても負けてもブエナビスタの年度代表馬はまず間違いないと思います。

 同馬は今年G2京都記念1着後、海外GIを含むGI5戦で前期海外GI2着→ヴィクトリアM1着→宝塚2着。後期は秋天1着→JC降着の2着と、目下年間GI2勝、2着3回。今年これだけの活躍をした馬は他にいません。

 それでも、他の馬に年度代表馬の可能性を探るなら……

 今回有馬で勝つとGI2勝になるのが3歳馬の3頭です。皐月賞馬のヴィクトワールピサ、ダービー馬のエイシンフラッシュ、そしてJC繰り上がり優勝のローズキングダムです。

 ローズキングダムは皐月4着→ダービー2着→秋G2神戸新聞杯1着→菊花賞2着→JC1着だから、もし勝てばGI2勝となってブエナビスタと年度代表馬争いとなる可能性はあります。
 しかし、年間を通しての活躍となると、ブエナには劣るのではないでしょうか。
 同じ理由で、ヴィクトワールピサとエイシンフラッシュも無理でしょう。

 さて、有馬記念が始まる前から「年度代表馬はほぼ確定」という年がこれまで何回となくありました。それはほぼ次のパターンです。

 一つは3歳牡馬がクラシック3冠を達成したとき(牝馬3冠では無理)。
 そして古馬の場合は有馬を前にしてGI3勝以上(最低2勝)を上げ、年間を通して活躍しているときです。

 たとえば、最近の3冠馬では05年ディープインパクト。新馬から菊花賞まで7連勝の3冠で文句なしの年度代表馬。
 翌06年の4歳ディープはG2V→春天V→宝塚V→凱旋門失格→JCVと有馬までにGI3勝。連続の年度代表馬はほぼ確定。引退レース有馬で勝ったのはまあご愛敬てなもんでしょう。

 あるいは、昨年ウオッカの場合も前期ヴィクトリアM1着、後期秋天1着、JC1着があって有馬は不出走でしたが、すでにGI3勝でやはり年度代表馬に輝きました。

 このように有馬を前にして年度代表馬がほぼ確定しているとき、では有馬の馬券はどうなるか……というと、たとえば「123番人気で決まる」なんてことはまずないような気がします。

 05年ディープインパクトのときは[単勝1.3]有馬出走のディープが2着で4番人気ハーツクライが1着。3着6番人気のリンカーン。[4→1→6]のちょい荒れでした。ディープが2着だったのだから、大荒れと言えるかもしれません(^.^)。

 しかし、あのディープでも古馬と初対戦した有馬では勝てませんでした。それほど3歳馬が有馬で古馬と初対戦したとき、過大な期待はできないと言えるかもしれません。
 ただ、今年の3歳クインテットは全て秋天やJCで古馬との初対戦を終えています。初対戦組よりは期待していい気がします(^_^)。

 また、06年再度ディープインパクトのときは[単勝1.2]で1着でしたが、2着6番人気ポップロック、3着3番人気ダイワメジャーでまたもちょい荒れ。[1→6→3]でした。
 どちらもディープの極端な1番人気で、2番人気が消えているところがミソです(^.^)。

 他では08年に1番人気ダイワスカーレットが優勝したときも、2着は最低12番人気のアドマイヤモナーク(7歳)、3着10番人気のエアシェイディ(7歳)でした(私はこのとき、まさかのウラ馬券としてアドマイヤモナークを抜擢して高額ワイドと馬連万シューをゲットしました(^_^)。アドマイヤモナークもD群に該当します。

 そして昨年ウオッカ不出走の有馬記念では、1着2番人気ドリームジャーニー[単勝4.0]、2着1番人気ブエナビスタ[単勝3.4]と入って馬連1番人気決着でしたが、3着はフタケタ11番人気のエアシェイディが入りました。

 このエアシェイディ高齢8歳馬で、上記分類で言うなら、どう見ても「参加するだけのD」に該当しそうな馬(^.^)。それが激走ですから驚きます。
 しかし、終わった後でよく馬注を見直したら、昨年の有馬にはJC123着のウオッカ、オウケンブルースリ、レッドディザイアがみな不出走で(4着外国馬)、5着がエアシェイディだったのです。JCでエアシェイディは11番人気だったし、高齢8歳馬。だから有馬で軽視されても不思議ではありません。しかし「JC最先着馬」だったことは間違いのない事実です。
 このような異常事態(?)になったとき、D群の馬が激走するのかもしれません。

 しかも、昨年後期は8歳馬のカンパニーが秋天、マイルチャンピオンシップを連勝するなど「高齢馬が活躍する秋」でもありました。「JC最先着・高齢8歳のエアシェイディ……気づくべきだったなあ」と終わってからのほぞ噛みでした(^_^;)。

 そもそもGIで123番人気の3頭で決まること自体が少ないのですから、ブエナビスタが勝とうが負けようが、ちょい荒れ、さらに大荒れD群絡みの馬券は検討しておく必要があると思います。
 ただ、今年はJC上位・中位馬が軒並み有馬に出走します(全7頭)。このようなときはD群お呼びでないかもしれません。

 ここで人気順予想で柳の下を狙うなら、1番人気ブエナビスタから2番人気(ローズキングダム?)を蹴って[1→34→56]とか、6番人気を軸にして[6→12→34]などが面白そうです(^_^)。

 3 性齢から眺める

 有馬記念16頭を年齢順に並べると次のようになります。
 まず昨年有馬の年齢構成表を先に掲げます。
 《09年有馬記念年齢構成》
  3歳=7(牝1) 6歳=5(牝1)
  4歳=0     7歳=1
  5歳=1     8歳=2

 《10年有馬記念年齢構成》
  3歳=7     6歳=1
  4歳=5(牝2) 7歳=1
  5歳=2(牝1) 

 比較してみると面白いです。昨年は史上初めて4歳馬の出走0でした。
 そして3歳馬が大挙7頭も出走。その代表牝馬ブエナビスタが1番人気で2着。1着はただ1頭参戦した5歳ドリームジャーニー、3着8歳馬のエアシェイディでした。

 昨年の3歳馬が今年4歳となったわけで、さすが5頭に増えました。
 しかし、昨年有馬に出た7頭のうち、今年も有馬に出走するのは2着ブエナビスタと4着フォゲッタブルのみ。
 他では皐月賞馬アンライバルド、菊花賞馬スリーロールス、朝日杯馬セイウンワンダー、リーチザクラウン、イコピコがここに登場しません。
 年間を通じて活躍することがいかに大変か、あるいはGIで勝ち負けすることでいかに多くの負荷を受けるかがわかるようです。

 結果4歳馬の筆頭は相変わらず牝馬ブエナビスタのままで、次位となるとやはり牝馬のレッドディザイアでしょうか。
 フォゲッタブルは昨年の有馬4着ですから雪辱を期待したいところですが、前期イマイチで、後期はG2を6→5着(-.-)。他の2頭――ジャミール、トーセンジョーダンもイマイチのような気がします。
 4歳馬からはやっぱりブエナビスタ1頭だけのような気がします。

 そして今年高齢馬はほぼ一掃され、古古馬とも言うべき5歳以上の馬で連に絡みそうなのは、これもGI3勝、6歳馬ドリームジャーニー1頭だけといった感じです。

 これから見ても、有馬の構図は4歳女傑ブエナビスタ対3歳馬――ブエナビスタが3着以内なら[4歳・3歳・3歳]という3連複が完成してもおかしくありません。
 今年後期重賞の大きな特徴は3歳馬の活躍でした。それが有馬でも発揮されて不思議ではありません。

 しかし、過去10年データによると、3歳馬が2頭3着内に入ったことは1回しかありません(03年)。
 もっとも、4歳馬が2頭3着以内に入ったことも1度しかありません(00年)。

 いわんや、同一年齢の3頭が仲良く3着内に入ったことは過去10年一度もないのです。
 だけでなく、1980年以降約30回の歴史を振り返っても、同一年齢独占はたった一度(1982年5歳馬が3頭)だけでした。

 何を言いたいかと言うと、穴党としては「ブエナビスタが万一4着に落ちたら」と考え「3歳クインテットの3連複ボックス4点を買ってみようか」なんて気持ちになりがちです。しかし、それはドブ捨て馬券であるかもしれません。

 有馬123着の年齢決着は昨年のようにうまく(?)ばらけるか、2頭は同年齢の馬が3着内に入るパターンが多いようです。
 ここから想定されるお薦め馬券は(^.^)、
 4歳ブエナビスタ→古馬蹴っとばしの3歳馬流し
 4歳ブエナビスタ→古馬1頭を選定→3歳馬流し
 ……が面白そうです。

 4 女傑ブエナビスタの取捨(^_^;)

「おいおい。ブエナビスタの《取》はあっても《捨》はないだろうが」と言われそうです(^.^)。

 確かにブエナビスタは実力・実績・臨戦課程全て文句なし。降着はあっても[8430]で着外一度もなし。
 有馬1番人気確実で、過去10年有馬1番人気馬は[5203]のデータあり。負けたのは01年4歳テイエムオペラオー(5着)、02年3歳牝馬ファインモーション(5着)、07年5歳メイショウサムソン(8着)の3回だけです。

 ファインモーションは3歳牝馬だったことが敗退の理由でしょうか。
 テイエムオペラオーとメイショウサムソンは秋天→JC→有馬と3連続1番人気でした。
 オペラオーは前年4歳で8連勝、古馬GIを総なめした超絶馬ですが、翌年01年は京都大賞典から始動して[1→2→2→有馬5着]でした。かたや07年サムソンは秋天から始動して[1→3→有馬8着]でした。

 これを見てなんとなく思うことは秋の古馬GIを勝ってなおかつ最後に有馬も勝つためには「秋天、JCを連勝しなければならない」ってことでしょうか。

 たとえば、04年4歳ゼンノロブロイは京都大賞典2着から始動して秋天V→JCV→有馬Vと3連勝しました。もちろん全て1番人気でした。
 つまり、秋天を勝ったなら「JCも勝たなければならない」ってことです。秋天1着→JC2・3着のパターンはよくないのかもしれません。

 今年の秋天が終わったとき、楽勝だったブエナビスタに対して私は「JC、有馬もぶっこ抜くかもしれない」と書きました。そしてJCも1位入線、2着降着でした。
 ブエナは秋天からスタートして3連続1番人気で、有馬も勝てば実質3連勝と言えます。有馬終了後「やっぱり強ええ」という可能性はとても高いと思います。どちらかと言うとゼンノロブロイに似ています。

 がしかし(^.^)、競馬に絶対はありません。強くてもブエナは牝馬です。
 いつでも本命馬が負けたときは後になって「あれが敗因かもしれない」と思い当たる点がいくつかあるものです。
 最後にそれについて語ってみたいと思います(ほとんどこじつけか言いかがりのような理屈ですが(^_^;)。

 その1。ブエナの降着癖(^.^)。

 ペルーサの出遅れが悪しき癖なら、ブエナだってすでに二度の降着です。ことわざに「二度あることは……」と言います。三度目がないと一体誰が言い切れるでしょうか。
 ただ「JC回顧――ブエナビスタ降着について」に書いたように、ブエナの左によれやすい癖は左回りで出やすいようです。右回りの中山なら心配ないかもしれません。

 その2。鞭の使い過ぎ=疲れと嫌気?

 これも「ブエナビスタ降着」で書きました。鞍上スミヨンがJC直線であまりに鞭を使い過ぎたような気がするのです。
 JCをもう一度振り返るなら、ブエナはスタート直後につまずいて後方追走を余儀なくされました。そして直線馬群から抜け出すのに何度も鞭をふるわれ脚を使い、さらにローズキングダムを抜くため最後の強烈な鞭を食らって……あっという間に抜け出しましたが、左によれました。上がりはベストの33.5。

 何を言いたいかというと、JCのレース状況から考えるなら「あの上がり、直線の走り方からすると馬に相当負担を与えているかもしれない」ということです。
 有馬3戦目は理想のローテーションですが、意外とブエナに負担となり、あそこが頂点で、以後下がり始めるかもしれない、そういう恐れがあるような気がするのです。

 その3。右回りで先行すると勝てない

 典型的な例は昨年の有馬と今年の宝塚です。昨年有馬でブエナの通過順は《6-6-4-3》で上がり35.8の2着でした。今年の宝塚では《4-3-5-4》で上がり36.3の2着。ともに先行して勝っていません。
 阪神宝塚も中山有馬記念も直線が短く、ある程度前に行かないと勝ち負けになりません。しかし、前に行くために脚を使うと最後の切れをなくします。両レースで2着というのは底力ゆえですが「勝てなかった」ことは間違いありません。

 かといって後方をちんたら追走していると、昨年のエリザベス女王杯のように、《15-15-9-3》と来て究極の上がり32.9を出しながら3着――ということもあります。

 今回の有馬記念がブエナにとって幸いなのは典型的な逃げ馬がいないことでしょう。
 みんなでちんたらちんたら走って残り1600メートルくらいから「ヨーイドン」となれば、上がりの良い馬が上位争いに絡むでしょう。当然ブエナビスタはその一頭です。

 しかし、上がりのいい馬はブエナだけではありません。
 たとえば、今年のダービーでエイシンフラッシュは《9-9-11]と来て上がり32.7で優勝しました。同2着のローズキングダムは《9-9-6》と来て上がり32.9。同3着ヴィクトワールピサでさえ《5-7-9》と来て上がり33.1。

 ダービーの勝ちタイムは2269だから、ペースは明らかにスローでした。典型的な「ちんたら走ってヨーイドン」だったのです。この3頭、上がりもすごいけれど、中団の位置をしっかりキープしていました。

 何を言いたいかというと、「ヨーイドン」の上がり勝負となったときでも、馬群の前にいた方がいいということです。後方をちんたら走って強烈な末脚を使うより、中団から前の位置でベスト3内の上がりを使える馬の方が「勝てる」ということです。今年のダービー123着馬はその力を持っている馬だと言えそうです。

 ブエナビスタは直線の短い中山コースで、果たしてどの位置を取るのか。先行しては勝てないと思います。最後方では脚を余すかもしれません。おそらく秋天のように中団をキープしようとするでしょう。
 自然にそれがキープできる枠番ならいいのですが、最内とか大外になったとき、いい位置をとれるかどうか。直線が短いトリッキーなコースだけに「取りこぼすかもしれない」と思います。

 それから最後に今年の馬注を眺めていたら、ある特徴に気づきました。
 それは同厩舎・同馬主出走馬がえらい多いことです。
 厩舎では
 池江郎師がフォゲッタブル・トゥザグローリーの2頭
 池江寿師がドリームジャーニー・トーセンジョーダンの2頭
 角 居師がヴィクトワールピサ・ルーラーシップの2頭
 馬主では
 サンデーRがブエナビスタ・ドリームジャーニー・ローズキングダムの3頭

 秋天・JCでは注目していませんでしたが、JCは同馬主のワンツーだったんですね。
 昨年の有馬がドリームジャーニー-ブエナビスタでしたからサンデーRの同馬主ワンツー。もし今年ブエナビスタ1番人気、ローズキングダム2番人気で、このワンツーになると、昨年の有馬・今年のJC・今年の有馬と大レース3つで同馬主ワンツーとなってしまいます。さて、それは許されることなのでしょうか?

 以上です。

 渾身の力をこめて論じてみました(^_^)。

 だからと言って当たると限らないのが競馬。
 渾身予想があっさり外れ、朝日杯のように深く考えずに4頭ピックアップすると、それが1~4着に入ることもあるから参ります(^_^;)。

 ともあれ、私の結論は土曜直前予想で披露いたします。

 ○ 渾身の水曜有馬予想だが 必ず当たると 言えないつらさ(^_^;)

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2010.12.21

狂短歌ジンセー論[128号]――ゴルフの夢がかなう

 今年も残すところあとわずか。いかがお過ごしでしょうか(^_^)。

 さて、先月15日(月)は坂本龍馬が暗殺された日であり、横綱白鳳が稀勢の里に敗れ、連勝記録を63で止められた歴史的な日ですが、私にとっても記念すべき一日となりました。
 それはゴルフの夢がまた一つ実現できたのです(^o^)。

 2年前「ゴルフの夢が一つ叶った」と題し、以下の狂短歌とともに連続して80台を出したこと、生涯初めてハーフ40を切って39を出したことを報告しました。

 ○ わが夢はかなうと勝手な夢解釈 まさかゴルフでまずかなうとは

 その後連続80台は何度か出るようになりました。しかし、二度目の40切りはなく、トータルも良くて80台後半、悪いと100台てなところをうろちょろしてなかなか一つ上のレベルに到達しませんでした。ベストスコアもトータル83、ハーフ39のままでした。

 2年前のメルマガ後記には「次はトータル80切り。夢の70台突入が新たな夢です」と記しましたが、今回とうとうその「夢のような」スコアを出すことができたのです(^o^)。

 ゴルフに興味のない方にはつまらないお話でしょうが、「夢がかなった」体験談として、またその悪戦苦闘ぶりを、お読みいいただければと思います。

 (^_^)本日の狂短歌(^_^)

 ○ ハーフパー 夢を叶えたその瞬間 さらなる夢の扉が開く

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 (^O^)ゆとりある人のための10分エッセー(^O^)

 【 ゴルフの夢がかなう 】

 11月15日はM氏、T氏、O氏とともに、山梨のとあるゴルフ場でプレー。

 そこは甲府盆地を見下ろす丘陵コースで、アウトコースが35、インコースが36でトータル71のゴルフ場である。距離は3100ヤードと短いけれど、アップダウンがあって我らのレベルでは決して簡単なコースではない。
 この日のグリーンはAB二つあるうちのBグリーン。ショートは短めだが、ミドルやロングが長くなってインコースはAよりBの方が難しい。

 我がメルマガにしばしば登場するM氏は中級上、T氏O氏は初級上の腕前。M氏はここで39を出したことがある。
 そして私は中級中くらいだろうか(^.^)。ここでのベストはハーフ40である。

 最近私が心がけていることはとにかく「振り切る」こと。いわゆる「フォロースルーを大きくとる」というやつで、プロなどはみなその打ち方ができている。

 ところが、アマチュアはこれがなかなかできない。アマはボールに当たると、そこで振るのをやめてしまうことが多い。ヘッドの芯に当たることが少ないので、当てるだけで手一杯だからだ。

 私は今年になって「フォロースルーを大きくとる」極意を見出した(^_^;)。
 それは「ボールに当たらなくていいから、とにかく振り切る、振り抜く」こと。
 ボールに当たらなくても構わないと踏ん切ることがミソで、とにかくボールに当たった後で目一杯振ることを心がけている(^.^)。
 この考え方に立って最近ようやくフォロースルーを大きくとることができるようになった。
 ただ、最大の問題点は足腰が弱いからぐらつくことであるが……(^_^;)。

 本番前打ちっ放しに行った感触ではドライバーがまずまずだった。それでも、アイアンを含めてまだまだ安定感に乏しく、スタート前は「90前後で回れたらいいな」くらいの軽い気持ちだった。

 そして迎えた当日。
 ゴルフ場には7時前に着いた。曇天気温6度でかなり寒かった。しかし、後半は晴れて暖かくなり、風もほとんどなく絶好のゴルフ日和となった。山々の紅葉もきれいだった。

 7時20分、私たちはアウトコースをトップでスタートした。
 前の組もいないのでどんどん進み、スタート後2時間で上がった。戻ったのはなんと9時20分。

 私は3ホール目にトリ(3オーバー)をたたいた。しかし、後半3つのパーで盛り返したので、スコアはボギー弱の43。まずまずのスコアだった。後半次第では90切りもあるなと思った。
 私以外ではM氏が45、O氏が53、T氏が55だった。

 午前9時半に早くも昼食(^.^)。私はサンマ定食を食べた。
 そして10時30分インコースをスタートした。

 前半はトップだから、ストレスなく2時間で回れた。だが、後半は前の組がいるので当然のようにスローペースとなる。M氏はよく「前が遅い」とぼやく。しかし、この日はそこそこ流れていた。

 まず10番ロング。
 Bグリーンだから遠い方。490ヤードくらいだが、上りなのでパーオンがかなりしんどい。
 ドライバーは三人とも打ち損ねて180ヤードくらい。私もヒールだったが200ヤードは飛んだ。
 ところが、行ってみるとそこは妙に盛り上がった段差のあるラフで、ボールはちょうど角のところにある。だから、傾斜以上に左足が高い体勢で打たねばならない。これは大変だと思った。

 ロングだから4番ウッドを使った。「当てるだけ」の気持ちでゆるゆるに握った。しかし、当たった後は大きく振り回す(^.^)。するとこれがジャストミート。ぴきーんと飛んだ。

 それでも3打目はグリーンまで150ヤードの上り。得意の5番アイアンはしっかり当たったけれど、スライス気味でグリーンの外に落ちた。そこから4打目でオンを狙うことになる。
 砲台グリーンへの寄せはパットを使いたかった。だが、枯れ始めたとは言え、まだまだ転がらない。ここは我慢してアプローチウェッジを使った。最近よく練習している「ボールに直に当てて手首を使わない、つまりこねない」打ち方で打った。
 これがうまくいってピンそば2メートル弱につけた。これが入って「パー」と幸先良い出だし(^_^)。

 続く11番ミドル。スライスすると右はOB。これも上りでたっぷり400ヤードあってパーオンはほぼ不可能。
 私のドライバーはまたもヒールに当たったが、フォロースルーを大きく取って振り抜いているからだろう、行ってみれば200ヤード地点にある。それでも残り200ヤードはあるから、何を使っても乗らない。
 しかし、ここでもグリーン近くから、3打目をうまく寄せ1パットのパー。
「ダブルじゃあ!」と雄叫び(^_^)。

 続く12番はややうち下ろしで短めのミドル。左1ペナで右は林。
 私のドライバーは右にスライスしたけれど、ぎりぎり林に入らずラフに落ちた。砲台グリーンまで残り110ヤード。8番アイアンで打ったら、グリーンの端にナイスオン。2パットで入れてパー。
「ターキーじゃあ!」とガッツポーズ(^o^)。
[注:ターキーとはボーリングの3連続ストライクのことです]

 ここでフェアウエーバンカーに入れてダボを叩いたM氏が、
「いいねえ。今日は勝てないなあ」と牽制球。
「まだまだです」と私(^.^)。

 続く13番は池越えのショート。
 グリーンは遠い方でさらにピンが奥。池ポチャはいやだから、しっかり150ヤード打たねばならない。
 飛距離に自信のないT氏は「池ポチャ確実です」と弱気なことを言って……その通り池に打ち込んだ(^.^)。

 私はお得意の5番アイアンを使った。しかし、引っ張りすぎてグリーン左のラフにストン。距離はぴったりだったが、ピンまで30ヤードを残した。
 M氏もほぼ同じ位置のラフで、私の方が遠いので先に打った。

 このラフからの寄せが絶妙でピンを2メートルほどオーバーして止まった。しっかりボールだけを打てたし、こねることもなかった。M氏が「うまかったなあ」と感心した。
 逆にM氏はショートして2パット。私は2メートルをしっかり入れてパー。
「フォースじゃあ!」とまたもガッツポーズ(^_^)。池の鯉がはねた。
 これで4連続パー。

 そして14番やや打ち下ろしのミドル。グリーンは遠い方で400ヤード。グリーン両サイドにバンカーがあってパーオンは至難の業。
 ここで私のドライバーがこの日一番の当たり。フォロースルーを大きく取るようにしてから明らかに飛距離が伸びた。行ってみると残り140ヤード地点にある。だが、左足下がりで、決して簡単ではない。
 ところが、7番アイアンで打つとうまく振り抜けて奇跡のようなパーオン。
 2パットで入れてパー。ここのパーオンパーは初めてだった。
「五連続じゃあ!」と奇跡の雄叫び(^o^)。

 ここらで同伴者も騒ぎ始めた。
 なにしろ難しいインコースで5連続パーなんてめったに見られない我らのレベルである。

 15番のティーグランドに立つと、M氏が「これなら40を切れる」と言う。
 まだ残り四つもあるので、私はとてもそんな気になれない。
 プレッシャーにもなるので「言わないでください」と哀願(^_^;)。
 T氏には「もう心臓ばくばくなんです」ともらした。
 カラスがカーと鳴く。

 そして15番打ち下ろしのミドル。320ヤード。
 この日は右サイドにある短い方のグリーンだが、フェアウエー右に高い松の林があってそれを越えるのがベストルート。ただ、しっかり200ヤード打たないと林を越えない。
 私のドライバーはヒール気味だった。しかし振り切っているからだろう、辛うじて林を越えた。
 しかも、跳ねたところが良かったようで、行ってみるとボールは残り100ヤード地点にある。絶好のパーオンチャンス。

 そこはやや上りで、グリーンは砲台。手前には深くて幅広のバンカーがある。これも決してやさしくない。バンカーをいやがって大きめに打つとグリーンオーバーする。かと言って弱いとバンカーインだ。
 私はピッチングでは小さいと思って9番アイアンで打った。実は本コースではあまり使わない番手である。

 これが痛恨のダフリ。バンカー落下を覚悟した。だが、ここでも振り抜いているからだろう(私からは見えなかったが、左サイドからM氏が見ていた)、ボールはバンカーを辛うじて越え、そこで跳ねてグリーンオン。ラッキーなパーオンだ。
 これを2パットで入れてパー。とうとう6連続パーの新記録を達成した(^_^)。

 もっとも、当コースのインで私は7連続パー平均を出したことがある。十年以上前のことだが、ボギー一つとバーディー一つが含まれている。だから、まだ未踏の境地ではない。
 その話をすると、みんなが「7連続パー平均とはすごい」と感心した。
 私は「でも、そのときは最初の2ホールがダボダボ。だから、残り7ホールパーなのにトータル40。なおかつアウトは50だったから、90も切れなかったんです」とうち明けた。
 それが39を出すまで、私のハーフベストスコアだ。

 この15番ではO氏がバンカーから3打目をチップインした。きれいに転がってコトンだった。
 私とM氏が見ていたが、彼はバンカー内でボールが全く見えないので、きょとんとしていた。

 そして16番谷越えのミドル。イン最大の山場と言っていいホールだ。
 距離は260ヤードとかなり短い。しかし、左に大きくレッグしており、深く広大な谷がぽっかり口を開けて待っている。飛ばし屋なら谷越えは簡単で1オンさえあり得る。
 だが、非力な我らにとってはちょっと引っかけただけで、谷落ちOB。かと言って谷を恐れて右にスライスすると、斜面の上が藪でこちらもOBである。
 つまり、真ん中にきっちり打たないとフェアウエーオンしないホールだ。OBだと前進4打ですぐダボを叩く。

 さすがに6連続パーを経て私は緊張であっぷあっぷ。
「なんとかここを乗り切れば」の思いと、しかしここでボギー以上を打つ可能性も高く「ミスってもなんとか自己ベストのハーフ39を切りたい」と思った。

 だが、ここでドライバーが「やってもうた」のミス(--;)。
 方向をしっかり合わせようと、この日初めてちょっと短めに握った。そのせいかボールはヘッドの先っぽに当たって大きく右にスライス。藪に向かって一直線。
「やべえ。OBだ!」と叫んだら、飛ばないことが幸いしてOBゾーンにちょっと届かず斜面に落ちた。

 ところが、斜面からの二打目。奥のグリーンまでは残り120ヤード。
 極端な左足下がりなのに「2オンを狙えるかも」と7番アイアンを握った。
 これが当然のようにミス。引っかけて今度は左の谷に一直線。
 そこにはM氏らがいたので、「フォア、フォア」と叫んだ(^_^;)。
 彼らは頭を抱えてしゃがみこんだ。

 最悪の二打目OBになりそうだったが、ボールは辛うじてカート道手前に止まった。
 ラッキー。3オンのチャンスが残った。そこからグリーンまでは残り90ヤード。ピンは奥目だった。

 アプローチウェッジにするかピッチングにするか迷った。こういうときピッチングを使うことは少ないので、自信がなかった。だが、距離を考えるとアプローチではショートする可能性が高い。とにかく乗ればまだパーのチャンスがある。
 そう思ってピッチングを握った、もちろんボールに当たった後でしっかり振り抜いた。

 これがシャキーンと当たって――むしろ飛びすぎた感じだったけれどグリーン奥にオン。ピンまで下り5メートルの位置につけた。
 パーの可能性は残ったけれど、とても一回で入るとは思えない。むしろ二度のピンチをしのいで、ボギーで上がれたら御の字といった気持ちだった。

 このときM氏はドライバーの谷越えに失敗して(本人はそのつもりはなかったようだが、ボールがそっちに飛んだとのこと)前進4打もショート。5打目がピンを越えてオンした。ラインはやや違うものの、私と同じようなところにあった。彼の方が距離があるので先に打った。
 それはかなり転がってピンを1メートル半ほどオーバーした。だが、左右の曲がりはほとんどないように見えた。

 それを見た私はまっすぐ5メートル弱の距離感で打った。
 するとボールはするする転がり、止まりそうになりながら……最後に「コットン」。
 奇跡のようなパーである。もちろん「よっしゃあ(^o^)!」のガッツポーズ。
 紅葉の山々にこだまする雄叫び、また雄叫び。

 T氏があきれたように「つながったあ……」とつぶやいた。
 M氏には「助っ人ありがとうございます」と御礼の言葉。
 彼のパットを見なかったら、おそらく入らなかっただろう。

 こういうのをゾーンと言うのだろうか。これでまさかの7連続パー。残すはショートとロングの二つである。
 このとき私はM氏に「どうせ出すならオールパーの36を出したい」と言った。
 正に千載一遇のチャンス。7連続パーなんぞゴルフ人生でやっと二度目のことだ。

 M氏は先日よく行くショートコースで9ホール5アンダーの大記録を出した。
 私も一緒に回ったが、そのときこれはもう抜けないのではないかと思った。
 我らゴルフ仲間では本コースでハーフ36を出した人は一人もいない。M氏のハーフベストは38。オールパーの36なら、当分誰も抜けない大記録だろう。その先には「アンダーパー」しかない。だから、なんとしても36を出したいと思った。

 そしてラス前17番ショートにやって来た。
 これは短い方のグリーンで120ヤードくらい。私だと8番アイアンの距離。
 さほど難しくないが、ちょっと打ち損なうとグリーン手前に横長の深いバンカーが待っている。入れると壁が高く、パーはほぼ不可能だ。

 ややアゲンストだったが、私は8番アイアンで打った。
 実はプレッシャーでかなりがちがち(^_^;)。それでも「ゆったり振ろう、ゆるゆるに握ろう」と思った。
 ところが、これが痛恨のダフリ。アゲンストだから「バンカーだ!」と思ったし、そう叫んだ(^_^;)。
 だが、ここでもフォロースルーを大きく取って振り抜いているからだろう、ボールはグリーン左にオンした。

 行ってみると距離はぴったりで、ピンまで下り5メートル。
 全員グリーンオンすると一番遠いので私が最初に打った。
 構えたとき「これで8連続パーは固いでしょう」と言ったら、T氏が「入れると8連続パーになりませんよ」と言う。
 確かに1バーディーだ。それを聞いて思った。
 もしここでバーディーを獲れば、最終ホール上りのロングでボギーでも36。
「入れたい!」と思った。

 だが、下りパットでバーディーを狙うとオーバーしやすい。返しを外せば3パットボギーである。ここではその可能性もあった。
 私は刻みを選択して弱めに打った。結果50センチほどショートしてパー。
 これで8連続パー。とうとう新記録達成である(^o^)。

 面白かったことは(と言うと語弊があるが)、ここで1打目をバンカーに入れたT氏はうまく出して下りの4メートルを残した。入れればパーだ。
 彼はそれをオーバーして返しの1メートルが入らずボギーとなった。返しは単純な真っ直ぐに見えたけれど、思った以上にフックした。「やっぱり」と思った。

 そして、とうとうオーラス18番のロングを迎えた。
 ここは530ヤードの上りでグリーンは遠い方。しかも右端にあって右側に松林が連なる。だから左サイドに打たねば3オン、4オンを狙えない。スライスして林を超えるとOBである。

 私のドライバーはやはりヒール気味に当たった。振り返ればインの後半、ドライバーはほとんどまともに当たっていない。だが(何度も繰り返すようだが)振り切っていることは間違いない。だから、妙なところに当たってもそこそこ飛んでいるのだ。

 最後のドライバーも飛距離は200ヤードくらい。そこから当然4番ウッドを使う。
 これはしっかり当たってねらい通り左サイドに飛んだ。グリーンまで残り150ヤード。

 パーオンのチャンスだがグリーンは砲台で左右にバンカーがある。花道は真ん中の10ヤードくらいしかない。
 上りを考えれば4番アイアンで打ちたい。ただ風はややフォローだったから、5番アイアンでも届くと思った。
 しかし、5番アイアンが薄めに当たると距離が出ず、バンカー没入の危険性が高い。確実に届くクラブなら4番アイアンだが、ミスると思いもしないところに飛ぶ。頭を叩いて数十ヤードしか飛ばないこともある。5番は得意クラブだからそうしたミスが少ない。ミスってもグリーン近くなら、4オンの可能性が残る。
 ここは5番だと決めた。とにかくしっかり振り抜こうと思った。

 ボールはいい当たりだった。もちろんフォロースルーを大きくとって振り抜いた。
 だが、やや薄目に当たったようで、ボールはスライス気味にグリーンに向かう。花道の上空でさらに右に曲がり始めたので、思わず「バンカーか!」と叫んだ(-.-)。

 だが、ボールはバンカーの向こうで跳ね、そのまま転がってはい上がったように見えた。
 近くでT氏が見ており「オンでしょう」と言った。
 その後左グリーン方向にいたM氏も「オンしたぞ」と言ってくれた。

 半信半疑ながら行ってみたら確かにオンしていた。
 これで至難のロングホールでパーオン達成。2パットならパーである。
 しかし、ピンまでの距離は7、8メートル。ややフックラインで3パットもあり得る難しい位置にあった。

 このパットは思った以上に曲がった。しかし、距離は合ってパーパットは残り約1メートルの上り。
 みんな「もう大丈夫」と言った。

 だが、ここで気を緩めてはいけないと思った。最後の最後で大事なパットを外すことも今まで数知れない。しっかり打たねばと思った。

 みんながパットインして私が最後。
「まるでウイニングパットみたいですね」と言いながら、慎重に1メートルのパットを打った。それは思った以上にフックした。
 だが、縁をくるりと回ってパットイン!

 私は「よーっしゃあ!(^O^)」と両手を突き上げ、この日最大の雄叫び。
 紅葉の連山に届けとばかり、歓喜感激の雄叫び(^_^;)。
 とうとう最終ホールもパーであがったのだ。

 M氏もT氏もO氏も驚きと感嘆の声。そして「おめでとう」と祝福してくれた。
 これで9連続パーのハーフ36。二度目の40切りも達成した。
 しかも、36のパープレイという夢のまた夢のようなスコアを出したのだ(^o^)。

 トータルスコアもアウト43-イン36で79――と(パー71のコースとは言え)初の70台に突入した。
 私の生涯ベストが83だから、それを切ってなおかつ80も切るという、夢のようなスコアを成し遂げたのだ(^O^)。
 終了後はずっしり重い充実感で正に夢見心地だった。

 もっとも、この9ホールでパーオン2パットのパーが5回、ボギーオン1パットのパーが4回だから、正直薄氷を踏むようなパープレイだった。実力相応とは思えず、ラッキーの連続と言っていい。
 だが、私たちにはこうしたラッキーがないとハイスコアを出せない。何はともあれ、オールパーのスコアを出せたことが嬉しいし、ゴルフでまた一つ夢を成し遂げた気持ちだった。

 他のメンバーの後半スコアはM氏が46、O氏が45、T氏が58だった。
 このようなビッグスコアを出したとき、M氏と同伴だと必ずと言っていいくらい彼が前にいた。
 ベストスコア83を出したときも、彼が82を出して私の喜びを半減させた。
 今回初めてと言っていいほど、ハーフベスト・トータルベスト更新で、M氏が前にいなかった。
「それもまた嬉しいところです」と言うと、彼苦笑いだった(^.^)。

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 以上が「また一つ夢が叶った」ゴルフプレイの顛末です。

 その後何人かの友人に「ハーフパープレイを出した」ことをうち明けました。
 ゴルフを知っている人は「そりゃすごい」と言ってくれました(^o^)。
 ところが、よく知らない一人は「なんだハーフ36か。夢が叶ったというから1ラウンドでパープレイを出したのかと思ったよ」とがっかりのお言葉(-.-)。
 そのときは「だから知らない人は……」と思いましたが、
「そうか。一般の人をうならせるには1ラウンドパープレイを出す必要があるんだ」と思い直しました。

 さらなる高みへ向かって「ハーフアンダー、1ラウンドパープレイ」という次なる夢の扉が開かれたような気がします(^_^)。

 ○ ハーフパー 夢を叶えたその瞬間 さらなる夢の扉が開く

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:12月に入ってM氏らとまた同じコースに行きました。すると36を出したインコースで55の大叩き(^_^;)。前半のアウトは42でしたからインコースが40なら82。後半が始まる前「おお、とうとう自分もシングルクラスに近づいたか」と思っただけに、悪夢のような大叩きとなりました。
 最後の3ホール、パー[4-3-5]のところを、[8-7-8]のスコアです(^.^)。谷に打ち込み、バンカー脱出に4回かかりました。
 さぞかし「がっかりしただろう」と思いきや気持ちは結構冷静。ゴルフとはそうしたものだし、自分のレベルから考えて「ハーフパープレイは一夜の夢だったなあ」てな心境になったものです(^_^)。

 しかし、ゴルフで一つ夢を成し遂げた以上、来年は次なる夢の実現を目指し、いよいよ小説『空海マオの青春伝』を完成させることにしました。
 ここで死んでもゴルフに思い残すことはありませんが、空海伝は完成させずにみまかるわけには参りません。謎解きと構想はほぼ終えたので、後はどう文章化するかだけです。

 さて、今年も残すところ10日あまり。
 本年もこりることなく狂短歌メルマガにお付き合いいただき、ありがとうございました。

 相変わらずの長文で、ツィッターに全く不向きの我がメルマガですが、来年も「読者に迷惑だから短くしよう」と思いつつ、おそらく長文メルマガになると思います(^_^;)。

 以前も書いたように「オレの熱い思いは260字程度じゃおさまらんのじゃあ」とつぶやいて書き続けます。

 ○ 我が思い つぶやきなんぞじゃ おさまらねえ

    とことん書くぞと 新たな決意

 新しい年が皆様にとって幸あるよう祈念して……。
 良い年をお迎えください。 m(_ _)m       
                          御影祐

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2010.12.20

朝日杯FS、結果とほぞ噛み

 朝日杯FS、結果は……○グランプリボス1着なれど(^_^;)

 1着―デムーロ11 グランプリボス……[○] 単勝=14.6
 2着―Fベリー05 リアルインパクト…[△](●)
 3着―福永祐一02 リベルタス…………[△]
 4着―スミヨン10 サダムパテック……[◎]
 枠連=6-3=33.7 馬連=11-05=49.9 馬単=117.5
 3連複=11-05-02=88.3 3連単=679.1
 ワイド12=17.4 W13=13.6 W23=8.6

※ ビミョーです(-.-)。
 表の◎が4着、○が1着。表の馬連はこの1本だけ――よって外れ。
 ウラで単勝を買った実質ウラ●の02リベルタスが3着、ウラの馬連1本勝負として指名した相手05リベルタスが2着――よってウラの馬連1本勝負も外れ。

「なんじゃこりゃあ!」と終了後叫んだ私の気持ち、わかっていただけると思います。

 そーなんです。最も重い印を付けた4頭が全て4着内に入ったのです。
 がしかし、馬連は究極のダブルタテ目(-.-)。4頭の3連複ボックスは買っていないし、表の3連複総流しはサダムパテック4着で崩壊。ウラの枠連も2、3着……(--;)。
「くあーっ。またやってもうた」と痛恨のほぞ噛みでした。

 直線残り200メートル地点では面白かったです。
 ウラに抜擢した2頭が仲良く抜け出し、
「おおっ、とうとうディープ産駒でワンツーか」と思わせました。
 ウラで買っておいて良かったと思いました(^_^)。
 しかし、その直後に怒濤の末脚で迫るのは表の◎○両馬。

 ここで「ビミョーな」心境になったのです(^.^)。
 2頭が突き抜ければ、表が当たるし3連複総流し路線の完成。
 けれど、ウラの馬連・枠連が当たった方が[×5+×3]だから配当がいい。
 もしサダムパテックが4着に落ちると……やばい(^_^;)。

 ところが、明らかにグランプリボスの脚色がよく、声を張り上げる間もなく1着ボスに確定。
「だったら、サダムパテック伸びんかい!」の声援むなしく同馬はクビ差4着。ほげ。
 かくして馬券全滅……。ふにゃ(;´_`;)

「なんで4頭の3連複買わんかったかねえ。馬連6点買ったって良かったんだ」とぼやくも後の祭り――なのでした。

 もっとも、予想はいい線ついていたと思います。
 ダントツの1番人気サダムパテックは一ヶ月の間に3回も走ったから危険だと指摘しました。読者各位はきっとサダムパテックからの大勝負を控えただろうと思います。

 ところが、同じく危険な人気馬と見たグランプリボスの方は激走するのだから参ります。
 競馬ってほんとにわけわからんです。

 ただ、振り返ってみると、グランプリボスは最終5番人気でした。しかも、オッズは10倍を超えていたのだから、ビミョーに「人気馬」ではありませんでした。
 よく単勝フタケタ人気とか万馬券の馬が勝った次走、「フロックだろう」と思われながら「また勝っちゃったよ」ということがあります。
 競馬は「強い馬が勝つのではなく、勝った馬が強かったんだ」とも言われます。
 グランプリボスはこれに当てはまるのかもしれません。

 実はレース直前になってこのことを思いだし、「たぶんないだろうけど、来たら癪だから」とグランプリボスの単勝を少々買いました。
 だから、個人的には雀の涙の払い戻しがあったのですが、馬連6点・3連複4点で仕留めていたのに、と思うとぎりぎり歯ぎしりのほぞ噛みでした。
 もっとも自信がなかったからしようがないんですよね(^.^)。


 さて、日曜はいよいよオーラス有馬記念です。
 ここで全精力をそそぎたいと公言した通り、今週は「データ予想」と「直前予想」の2号フル予想で有終の美を飾りたいと思います(^_^)。

 以下「データ予想」の目次です。

1 確率から見る有馬
2 年度代表馬から考える
3 性齢から眺める
4 女傑ブエナビスタの取捨(^_^;)

 競馬トラックマン・評論家諸氏とはひと味違う御影のほぞ噛み理論で有馬を斬ってみたいと思います。
 ご期待ください(^_^)。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2010.12.18

朝日杯FS直前予想

 (^_^) 前回GI、結果とほぞかみ (^_^)

 阪神JF結果は……◎1着なれど……(-.-)
 1着―福永祐一11 レーヴディソール…[◎] 単勝=1.6
 2着―池添謙一04 ホエールキャプチャー…[△]
 3着―デムーロ18 ライステラス…[△]
 枠連=6-2=11.2 馬連=11-04=12.6 馬単=14.9
 3連複=11-04-18=92.0 3連単=245.4
 ワイド12=4.5 W13=12.3 W23=42.3

※ 表予想の◎1着だし、2・3着は△。
 印だけ見ると、何か当たっていそうな気がするのですが(^_^;)、馬券は全滅。
 実は「◎レーヴディソールの単勝を1000円当てても仕方ないからやめます」と書いたとき、いやあな予感がしたんですよね。買うのをやめると大概当たる(^.^)。

 この日私は来年のJRAカレンダーを求めて東京競馬場へ出っ張り。
 しっかり並んで1部ゲット。
 再度並んで友人のためにもう一部もらいました。
 来年は「ポニー特集」でした。かわいいけど、私としてはイマイチ。

 もちろんそのまま残って場外競馬。
 この日の私は前半絶好調で、お昼を迎えたときには1万のプラス(^o^)。
「一体いつ以来だろう」と思えるほくほく気分なれど、昼飯は400円のきつねそば。
「後半の馬券資金に」とぜいたくしなかったのです(^_^;)。

 その後後半に入ると順調に資金を減らし、いよいよメイン。
 中山でどぼん。小倉でどぼん(-.-)。
 そして阪神JFで「ユタカぁ~~」と嘆いて最後のどぼん(--;)。

 1着レーヴディソールの抜け出しは素晴らしかった。
 2着ホエールキャプチャーの踏ん張りはすごかった。 
 3着人気薄ライステラスの先行粘りもなかなかだった。

 がしかし、そこに武豊ダンスファンタジアの姿だけがない。
 同馬はずぶずぶのまま9着。ふにゃ。

 そして123着の印を振り返ると1着◎2着△3着△。つまり、OP、2勝以上馬の10頭。
 直前予想で「最も簡単な馬券は◎レーヴディソール→残り△9頭への馬連・馬単と3連複8頭[BOX]流し。これで完璧でしょう」と書き、もちろん買いませんでしたがこれがズバリ。
 馬連・馬単・ワイドでも微少のプラスだし、3連複は意外な90倍。
 ちなみに、計算してみたら、3連複(8頭流しではなく)9頭流しだと36点でした。
 また、3連単頭固定の9頭流しの場合は2倍の72点でした(^_^)。
 3連単配当は245倍……。
「買えば良かった~」といつものほぞ噛みでした(^_^;)。

 これらの3連系異常事態を引き起こした戦犯はもちろん○武豊ダンスファンタジア。
 銀行馬券は成立しないことが多い――とは言え、一体どうしたことでしょう。
 レースビデオを振り返るとちょっと出遅れていました。
 先行馬が外枠で出遅れては致命傷です。

 ダンスファンタジアは美浦の藤沢厩舎。
 藤沢厩舎と来れば、ペルーサの出遅れ癖。
「ここでも出るかねえ」と嘆くしかない惨状でした。

 メイン終了後払い戻しを受けていた二人連れの一人が、
「デムーロはただ一人の外国人騎手だから買ったんだ。武豊ぁ……買わねえよ」と語っていました。

 以前なら「人気馬に豊が乗ったら鉄板」と絶賛された豊さん。
 それが今や買えない豊に買わないファン。

 ああ豊は「買わずが正解」なのでしょうか。

 ……て大げさ?(^_^;)

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 【 朝日杯フューチュリティーステークス直前予想 】

 さて気を取り直して牡馬2歳チャンピオン決定戦――朝日杯FS。
 ただ、近年中山最終日の「G3ラジオNIKKEI杯」の方が格上になりつつあるような気がしてちょっと気になるところです。

 また、なんと武豊の名前がどこにも見えません。ほへ(--;)。
 可能性があったのは、08リフトザウイングスですが、ルメール騎手に乗り替わりました。
「はあ」とため息をつくか、余計な心配をしなくてすむと安堵するか……。
 私はため息の方です。

 しかしっ、豊がいようがいまいが、競馬は競馬(^.^)。
 しっかり当てて有馬の資金を稼ごうではありませんか。

 今回も阪神JF同様出走馬16頭を以下のように分類してみました。
 さすがに牡馬の方は新馬・未勝利勝ちのみの単純1勝馬はなかなか出走できません。
 OPクラスが12頭。2勝クラスが4頭
 さすがに今回は全馬△というわけには参りません。
 表の結論として以下のように印を付けました。

 OPクラス―――――賞金[成績]特         記
・11グランプリボス――2300[2001]○新馬V→G2デ杯2S7着→G2京王杯2S1着
・10サダムパテック――2000[2100]◎新馬2着→未勝利V→G3東スポ2S1着
・09ロビンフッド―――2000[3202] 未勝利→OP連勝、OPいちょうS1着
・14マジカルポケット―2000[2000] 新馬→G3函館2S連勝(-4ヶ月休明け)
・04ブラウンワイルド―2000[2101] 小倉2S1着(-前走12着)
・13エーシンブラン――1200[2112]△新馬→OP連勝、上がり優秀
・07トキノゲンジ―――1200[2012] 前走OP福島2S1着
・01オースミイージー―1200[2001]△新馬→OPききょうS1着→G2京王杯2S7着
・15アドマイヤサガス―1150[1101]△未勝利1着→前走G2デ杯2S2着
・05リアルインパクト―1150[1100]△新 馬1着→前走G2京王杯2S2着
・08リフトザウイングス1150[1100]△未勝利1着→前走G3東スポ2S2着
・03マイネルラクリマ―1050[1111] G3新潟2S2着→G3東スポ2S4着

 そして900万クラスの2勝馬が
・06タガノロックオン[2002]未勝利1着…前走1勝クラス1着
・16タツミリュウ――[2000]新馬→1勝クラス2連勝
・02リベルタス―――[2100]△新馬1着→1勝クラス2着→1勝クラス1着
・12シゲルソウサイ―[2000]新馬→1勝クラス2連勝、ただしダート12

 今回も表の▲はなし。
 ◎は東スポ杯2S1着で芝18のタイム優秀なスミヨン10サダムパテック。
 過去データによると、マイル以下の成績より芝18で好成績の馬の方が走るようです。
 ○はやはり前走G2京王杯を勝ったデムーロ11グランプリボス。札幌の新馬芝15のタイムも優秀でした。
 後はいつものように3着総流し。プラス△の6頭は2倍流しです。
 単勝系はウラで説明しますが、買いません。

 よって表の買い目は、
 馬 連=10-11[5]
 3連複=10=11→総流し[14]
 3連複=10=11→13 01 15 05 08 02[2×6]
 計31点

 さて表をあっさり流したのは正直言って自信がないからです。

 前日オッズを見ると10サダムパテックは1番人気だからいいのですが、グランプリボスは離れた6番人気。同馬はメンバー唯一のG2勝ちだから、2・3番人気にはなると思ったのですが……。

 自信がないのはグランプリボスが消しの材料に事欠かないから(^_^;)。
 まず3戦してマイル以下しか走っていないこと。そしてその3戦[1→7→1着]ですが、人気は[6→3→7番人気]。つまり一度も1番人気がない。これ人気になって凡走するときの典型的パターンです。
 ではなぜ○に抜擢したかと言えば、他に拾い上げたい馬が見つからないからです(^_^;)。

 また、京王杯2S経由の馬はここで[232.25]と東スポ杯2S組[412.14]に継ぐ連対実績を持っています。そこで安易と思いつつ東スポ杯1着のサダムパテック、京王杯1着のグランプリボスを◎○にしたのです。

 実は前売りオッズを見て両馬が1・2番人気なら、外れることを覚悟の上で表はいつもの総流し。「ウラ●に命をかけよう!」と思いました。

 ところが、参りました。
 ウラ●にしたい馬が――成績はもちろん前売りオッズを見ても五指に余ります。

 たとえば、意外な上位人気がディープインパクト産駒の福永02リベルタスとベリー05リアルインパクト。
 親の七光りではありませんが、どちらも来れば新たなヒーロー誕生ともてはやされそうです。

 しかし、リベルタスは新馬と単なる1勝クラスを勝っただけの2勝馬。これって良くて3着程度。
 また、リアルインパクトは新馬とG2京王杯2Sを2着しただけ。これが新馬→重賞2連勝なら、買ってみたいところですが……ビミョーです。

 また、成績を考えると8枠両馬が匂うのですが、中山マイルの大外不利は定説。
 となると逃げる01オースミイージーに食指が動きますが、12シゲルソウサイと逃げ争いになりそうだし……。そのシゲルソウサイもダート12の連勝ながら、コンマ1.0、1.3の大差で楽勝しており、買ってみたくなります。さらに、唯一3勝している09ロビンフットも面白そうだし……。

 というわけで、今回はお手上げです。\(^_^;)/
 ウラは有馬に全力投球することにしてここはウラ予想、なしにしたいと思います。

 ただ、私もディープインパクト産駒に期待する気持ちはあります。
 リベルタスとリアルインパクトのマッチレースなんて燃えそうですよね(^.^)。
 この先陣争いに私も声を出したいものです。
 そこで02リベルタス-05リアルインパクトの馬連1点。
 そして単勝はやっぱり日本人騎手の福永に。

 さらに中山マイルとくれば内枠重視。サダムパテックが3着以下に落ちる場合を考えて枠連123をボックスで買ってみようと思います。

 書き忘れましたが、表の◎サダムパテックも危険な匂いぷんぷんです。
 理由は同馬が新馬勝ちでないことです。そのため5回京都に中一週でもう一度未勝利を使わねばなりませんでした。
 そこで1着したのはさすがですが、朝日杯に出るためでしょう、さらに中2週で重賞を走りました。つまり10月17日から11月20日まで一ヶ月の間に3回も走ったのです。
 もちろん過去10年[2341]の1番人気だし、ここで突き抜けたら「すごい馬だね」と言えます。
 しかし、2着3着が多い1番人気です。万一4着以下に落ちたときは「やっぱり疲れがあったか」と言えそうです。
 しかしながら、ウラ●は見つかりませんでした(^.^)。

 よってウラの買い目は、
 単 勝=02リベルタス[5]
 馬 連=02-04[5]
 枠 連=123BOX[3×3]
 計19点 総計50点

 しかし、買い目を見ると……02リベルタスってウラ●みたいなもんですね(^_^;)。

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2010.12.11

阪神JF直前予想

 (^_^) 前回GI、結果とほぞかみ (^_^)
 ジャパンカップダート、結果は……枠連[×2]的中(^.^)
 1着―藤田伸03トランセンド …………[○] 単勝=3.5
 2着―小林慎14グロリアスノア ………[△]
 3着―小牧太12アドマイヤスバル ……[?]
 4着―池添謙08バーディーバーディ …[△]
 枠連=2-7=16.0 馬連=03-14=43.5 馬単=63.1
 3連複=03-14-12=208.4 3連単=948.6
 ワイド12=15.0 W13=11.4 W23=52.7

※ ジャパンカップダート、正念場のゴール前……
 逃げたトランセンドの勝ちはほぼ確定。
 2番手に粘る△08バーディーバーディー。
 そこへ怒濤の末脚は△14グロリアスノアと無印12アドマイヤスバル。
 グロリアスノアが一気にバーディーを抜き去り、バーディーの背後にアドマイヤスバルが迫る……。
「粘れっ粘れっ! 来るなぁスバル!」と叫んだ私(^_^;)。

 表◎シルクメビウスはつぶれたし、ウラ●ヴァーミリアンはずぶずぶ。
 予想は完敗なんですが[薄目-薄目→]があるかもと、14グロリアスノア→08バーディーバーディーから1234番人気へ3連複を買っていたのです。1着1番人気でも、この3連複は約300倍の万シュー。

 そして03トランセンド楽勝のゴールに続き、2着14グロリアスノア。
 一応枠連的中(^_^)、3着写真判定……。
 結果はバーディーバーディー無念のハナ差負け……。ほげ(-.-)。

 枠連2-7は16倍なのに、馬連03-14は43倍。
 7枠の中心はもちろんグロリアスノアだっただけに、
「ああ。馬連買っときゃ良かった」といつものほぞ噛みでした(^_^;)。

 それにしても、トランセンドは強かったですね。GI初出走だからもっと苦しむかと思ったのですが、気楽に逃げられたことが大きかったようです。
 かたや◎シルクメビウスは5着惨敗。

 実は表◎をトランセンドにするかシルクメビウスにするかで迷いました。
 今回「過去10年データ」について全く触れませんでしたが、とても特徴的な傾向が出ていました。それは1番人気が[4321]と馬連7回、3連絡み9回と絶好調。
 対して2番人気は[000.10]と3着以内が一度もなし。ついでに触れると3番人気も[0109]と2着一度だけ。4番人気だと3勝。

 で、今回のJCD、1番人気が03トランセンドで2番人気が01シルクメビウス。
 データ通りなら、軸は普通1番人気でしょう。

 そこがつむじ曲がりと言うか大穴ねらいと言うか、こんな極端な傾向がそんなに続くとはとても思えず、
「そろそろ1番人気より2番人気が来るはず」と思ってシルクメビウスを◎にしたのです。要するに「欲が深い」だけ(^_^;)?

 結果は1番人気1着。2、3番人気がすっ飛び、8番人気→11番人気の2・3着。10年データ通りだから、参りました。

 3着アドマイヤスバルは7歳の高齢馬。しかし、昨年のJCD5着以後6戦連続で掲示板を外さない堅実な走り。だけでなく、同馬は09年5月以来11戦連続5着内でした。つまり、この間掲示板率100パーセント。
 こういう馬が土壇場で2・3着に突っ込む――これもGI穴馬の法則として覚えておいた方がいいようです。

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 【 阪神ジュベナイルフィリーズ直前予想 】

 さて、今週と来週は2歳馬のチャンピオン決定戦。
 データはあまり使えないし、本命かと思えば大穴。大穴かと思えば本命……となかなか当てづらい2歳GIです。
 私は有馬記念に全精力を注ぐつもりなので、今回もこぢんまりとまとめたいと思います。

 出走全18頭を賞金で分けると以下のようになります。
 OPクラスの6頭
 2勝クラスの4頭
 1勝クラスの8頭

 1勝クラス8頭とは新馬・未勝利勝ちだけの馬で、普通ならかなり苦しいところ。
 ところが、この阪神JFだけは新馬1戦1勝の馬がときどき穴をあけるし、新馬3着→未勝利1着から見事優勝した08年ブエナビスタの例があります。

 とは言え、やはり注目したいのは2勝以上馬の10頭。賞金順に並べてみると、

 OPクラス――――賞金[成績]特         記
・11レーヴディソール2300[2000]新馬→G2デ杯2S1着
・06マイネイサベル―2000[2001]新馬→G3新潟2S1着→G3ファンS9着
・09マルモセーラ――1900[2100]未勝利1着→G3ファンS1着
・08ピュアオパール―1200[2000]新馬→OPカンナS1着
・04ホエールキャプチ1200[2110]OP芙蓉S1着→G3ファンS3着
・01アヴェンチュラ―1050[1100]新馬→札幌2S2着

 そして900万クラスの2勝馬が
・14ダンスファンタジア―[2000]新馬→1W赤松1着
・12ツルマルワンピース―[2012]1Wりんどう1着→ファンS6着
・05フォーエバーマーク―[2100]未勝利1着→1Wからまつ1着
・18ライステラス――――[2011]1Wサフ1着→京王杯2S4着

 この10頭全てにまず△をつけ(^_^;)、そしてその上の印3頭を模索します。

 しかしながら、表の◎はあっさり決まりました。
 福永11レーヴディソールでやむを得ないと思います。

 同馬は2戦2勝。新馬が牡牝混合でしたが、前走デイリー杯2Sも牡牝混合。つまり牡馬を相手に2連勝。これがまずすごい。
 そして京都マイルを1336のタイムで走ったことも素晴らしく、上がり3F33.7、ロケットのような大外追い込みもすさまじくて……これはもう◎にせざるを得ません。
 新馬→G2連勝はエリート馬のあかし。不利さえなければ、楽勝ではないかと思います。

 で、最も簡単な馬券はレーヴディソール→残り9頭への馬連・馬単と3連複[BOX]流し。これで完璧でしょう(^_^;)。
 3連複流し9点BOXって一体何点になるのでしょうか。
 5頭10点、6頭20点だから……???(^_^;)

 まーそういうわけにはいかないので、○▲の2頭を検討。

 しかし、これも○はあっさり決まりました。
 ○武豊14ダンスファンタジアで仕方ないでしょう。

 同馬も2戦連勝ながら、新馬→1勝クラスの赤松特別です。どちらも東京コースで芝14とマイル戦でした。
 普通ならオープンや重賞を勝った馬より格下と思われがちですが、阪神JFだけはなぜか1勝特別勝ちが健闘します。最近4年では黄菊賞勝ちのウオッカとトールポピーがともに1着。赤松賞勝ちだと08年ダノンベルベールが2着、昨年はアパパネが1着でした。
 ダンスファンタジアは前走赤松賞の勝ち方も驚異的でした。
 なにしろ2、3番手を先行して直線馬なりのまま抜け出すと、鞭も使わず、しごいただけで2馬身半差の1着。上がり33.8で1351の好タイム。最後は流していました。
 2着とはコンマ4差でしたが、叩いたら一体どれだけの差をつけるのだろう、という楽勝でした。

 ただ、今回唯一の不安は鞍上横典から武豊への乗り替わり(^.^)。
 まー馬が勝手に先行してくれるようだし、馬のやる気に任せていれば大丈夫でしょう。

 となると、11レーヴディソール→14ダンスファンタジアで鉄板のような気がします。なので表の▲はなし。

 馬連1点。3連複いつもの総流し+上記残り8頭の△馬に、もう一点ずつ流し、3連単は◎レーヴディソール→○ダンスファンタジアから△8頭に流したいと思います。

 よって表の買い目は、
 単 勝=11レーヴディソール[10→0]
 馬連単=11→14[5×2]
 3連複=11→14→総流し[1×16]
 3複単=11→14→06 09 08 04 01 12 05 18[1×8×2]
 [3連単は1→2着→3着流し]計52点→42点


 さて、いつものウラですが、その前に……

 上記表予想は金曜日までに書き上げていました。
 そして前日土曜のオッズを眺めてびっくり。
 レーヴディソール、ダンスファンタジアが1、2番人気になるだろうとは思いましたが、まさか馬連2.7倍まで集中しようとは。しかも、1番人気レーヴディソールの単勝は170円です。1000円買っても1700円(´_`;)。
 これじゃあ話になりませんので、レーヴディソールの単勝は買わないことにしました。

 そして、ウラ予想も「やめようかなあ」と思いましたが、万一、万一(^.^)2頭のうちどちらかが、あるいは両馬とも3着以下に落ちたら……と思って「年末ジャンボ宝くじ」のようなウラ馬券を構築することにしました。

 えっ「能書きはいいんだ。早くウラ予想を示せ」ですって?
 むむむ……(^_^;)。

 ではまずはウラ理論から。

 阪神JFはほんとに不思議なほど新馬・未勝利勝ちの単純1勝馬が活躍するGIで、過去10年計5頭も連絡みを果たしています。

 03年2着(10人気)、05年2着(9人気)・3着(2人気)、07年2着(8人気)、08年1着(1人気)・3着(4人気)。08年1着が女傑ブエナビスタです。

 狙うならやはり新馬勝ちではないかと思います。今回該当するのが後藤07リトルダーリンと藤岡佑16グルーヴィクイーンです。
 私はある理由から07リトルダーリンをウラ●にしたいと思います。別にディープ産駒だからではありませんが、応援の意味合いはあります。

 そして同時にこの4枠にいる内博08ピュアオパールがどうにも気になります。
 同馬は新馬→OPカンナS連勝のOP馬ですが、どちらも芝12ということで、低評価です。しかし、中山芝12を逃げて1080で走ったのだから「力は相当あるのでは」と思います。
 今回も先頭切って逃げまくるのは必至で、直線残り200メートルまでは楽しめそうです(^_^)。
 そこで、この馬もウラ▲。よって最大の買い目は枠連、4→6712です。
 再び柳の下のドジョウを狙って(^_^;)。

 よってウラの買い目は、
 単複勝=07リトルダーリン 08ピュアオパール[2×4]
 枠 連=4→67[3×2]4→124[2×3]
 馬 連=07→11 14 08 01 04
 3複単=07→11=14→08 01 04
 [3連単は1→2着→3着流し]
 計43点 総計85点

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2010.12.04

ジャパンカップダート直前予想

 そろそろ休息がほしいGI 連戦……(^_^;)。

 このJCダート「なくってもいいけどな」と思うのは私だけでしょうか。

 外国馬は(連に絡まないにしても(^.^)一頭も出走しないし、大御所エスポワールシチーはお休みだし、古大御所武豊10ヴァーミリアンはもう8歳だし……。
 これでヴァーミリアンが勝ち負けだと「なにそれ」って感じですが、可能性なきにしもあらず……です。何しろ15勝を上げている古豪。5ヶ月の休み明けですが、鉄砲は5勝の実績あり。鞍上は前走繰り上がりながらやっと勝てた武豊。連勝あるかも(^_^)。
 なわけで、私は単勝を少々買います。

 確たる軸馬不在で、押し出されたかのような上位人気が内枠の3頭。
 田中博01シルクメビウス、福永02キングスエンブレム、藤田03トランセンド……。

 シルクメビウスは昨年のJCダート2着馬です。よってここで勝ち負けしても全く問題ありません。しかし、鞍上含めて単勝軸の信頼性があるかどうか。
 かたやエンブレムとトランセンドはGI初出走です。何かに足許すくわれてもこれまたおかしくありません。
 かと言ってこの3頭、他の13頭と比べれば先着しそうな気もします。

 特にトランセンドはダート18[5102]の実績と単騎逃げが見込めるだけに、期待できます。危なそうなのは秋4戦目となる02キングスエンブレムでしょうか。

 そこで私の表予想は◎01シルクメビウス→○03トランセンドの馬連1点。
 当然3連複総流し(^_^;)。

 そして、もしもトランセンドが逃げて力尽きたなら足許すくいそうな馬が以下の△3頭です。
 池 添08バーディーバーディー(3歳馬なら初ダートの07アリゼオより、ダート5勝のこちらを買ってみたい)
 小林慎14グロリアスノア(前走武蔵野S勝ちから)
 津 村13ダイシンオレンジ(ダート18[6223]の実績より)

 ◎シルクメビウスから、馬連はこの△3頭にも流します。○が着外に落ちたときの◎→△3頭流しの3連系も買います。
 そして最後に13・14が同居した7枠→12457の枠連も(^_^)。

 よって表の買い目は、
 単 勝=01シルクメビウス[5]
 馬 連=01→03[5]
 3連複=01→03→総流し[1×14]
 馬 連=01→08 14 13[2×3]
 3複単=01→08=14=13=03 流BOX[6+12]
 枠 連=7→12457[2×5]
 [3連単は1→2着→3着流し]計58点


 さていつものウラですが、今も書いたように「たぶんダメだろうけれど、賭けてみてもいいか」てな観点で(^_^;)、武豊10ヴァーミリアンの単勝と馬連を買います。

 よってウラの買い目は、
 単 勝=10ヴァーミリアン[5]
 馬 連=10→01 03 08 14 13[2×5]
 3複単=10→01=03→08 14 13[7+8]
 [3連単は1→2着→3着流し]
 計30点 総計87点

 さて結果は?

 えっ「今回はえらい短いじゃないか」ですって?

 はい。ジャパンカップの予想と回顧1・2執筆で疲れました(^_^;)。

 えっ「この程度でいいよ」ですって?

 むむむ……(^_^;)。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2010.12.01

ジャパンカップ回顧 その2――ブエナビスタ降着について

 前号メルマガは月曜に作り上げ、火曜に配信しました。
 一つ書き忘れたことがありますが、悪癖ペルーサの出遅れ。
 ジャパンカップでも、やっぱり出遅れて観客の失笑を買っていました。
 それでも、最後はしんがりからブエナと同じ上がり33.5の末脚で5着まで追い上げたのだから、やはりただ馬(者)ではありません(^_^)。
 なんとか普通のスタートができるよう、がんばってほしいものです。

 ところで、火曜の朝『勝ち組の勝利指針』メルマガが配信されました。
 発行者川島氏が「━世紀の大チョンボ━」という題でジャパンカップを回顧されています。
  参考↓
勝ち組11月30日号

 我がメルマガ読者はほとんど「勝ち組」の読者かと思われますので、お読みになったかと思います。

 それによると、ブエナビスタ降着は「誤審」であり、スミヨン騎手は全く悪くないと書き、その理由として川島氏は次の6点を取りあげています。
--------------
 1.ブエナビスタが手前を換えた
 2.手前を換えた時にバランスを崩した
 3.バランスを崩して内側にヨレた
 4.この時に内側にいたローズキングダムの進路が狭くなった
 5.しかしスミヨン騎手はすぐに外鞭をやめた ←(妨害する意思なし)
 6.さらにすぐに内鞭でバランスを立て直した ←(状態回復する意思あり)
 という流れの中で、ローズキングダムの進路が狭くなったことを、世の中の競馬では『妨害』とは言いません。
--------------
 ――と述べ、これを「走行妨害」としたJRAの判定は『世紀の大チョンボ』だと結論づけています。
 川島氏はとても憤慨しており、このような誤審を犯す「日本の競馬は、結果を捻じ曲げる中国と同じレベル」であり「日本の競馬にとっても恥ずべきことだ」などと述べています。

 勝ち組川島氏は素晴らしい競馬観の持ち主であり、真摯な予想態度、そして結果も高い的中率を誇り、私が尊敬する予想家の一人です。

 しかし、私のジャパンカップ感想は氏とはかなり違うので、このことを「回顧その2」としてもう少し語りたいと思います。

 私は前号で書いたように「ブエナビスタの走行はローズキングダムへの妨害であり、降着処分は正しい」と思っています。

 まず、川島氏が語る「馬はまっすぐ走ることが最も難しい」動物だから「馬自身がヨレただけで進路妨害を取られたので」はたまらないとの観点。これは騎手や調教師も同意見のようです。

 私も同感です。レースを眺めているとそのような状況はしょっちゅう起こっており、かたや審議になって降着・失格があれば、かたや審議となっても「おとがめなし」があってどうにも基準がはっきりしません。たぶん厳格な基準は決めづらいのでしょう。

 確かに馬はまっすぐ走らせることが難しいようです。
 それでも騎手に対しては「馬をまっすぐ走らせる努力」が求められています。これは公正なレースを実施する以上、当然の規定でしょう。無理な斜行や割り込みによって落馬事故でも起これば、人命・馬命に関わります。当然馬券にも。

 また、川島氏の言う、スミヨン騎手は「妨害の意志なく」、内斜行したあと「即座に外鞭から内鞭に持ち替えてバランスを立て直すという、素晴らしい技術」を見せたとの観点。

 これも全くその通りで、私もスミヨン騎手の卓越した技術はさすがだなと思いました。パトロール映像を見る限りでは、確かに彼に妨害の意志はなかっただろうし、状態回復の気持ちが見て取れます。

 ただ、思うことは競馬において確信犯的に、意図して「他馬を妨害する」騎手はまずいないのではないでしょうか。
 各騎手は精一杯1着、2着、3着を目指し、掲示板に載ることを願って必至に追うのだと思います。

 しかし、生き物が走ることだし、競馬場はコーナーがあるし、直線では少しでも有利な位置をめぐって固まりになってごちゃつくし……等々いろいろな要素が重なって、結果的に走行妨害をしたように見える――それが実態ではないでしょうか。

 それはたとえて言うなら、計画殺人ではなく、事故や過失による殺人に似ていると思います。
 計画殺人が重い罪を課せられるのはもちろんですが、かと言って過失による殺人であっても、罪を犯した責任を免れることはありません。競馬の失格・降着制度とはそのようなものだと思います。

 さらに、競馬の場合、優勝や5着内など賞金に関わる事態のときは、かなり厳格に審議されている気がします。
 つまり、確かに馬はよれる、なかなかまっすぐ走ってくれない。ごちゃついた時には有利不利が頻発する。だが、言えることは「先着を狙って無理矢理行う行為は許されない」のではないか。
 その結果、不利を受けた馬より上の着順になったのなら、不利を受けた馬の下に落とそう――それが降着制度だと思います。

 で、今回のジャパンカップ直線の攻防……。

 私の目から見ると、スミヨン騎手は勝つため――ブエナを勝たせるために、かなり強引なことをしたように見えます。それは以下の理由からです。

 まずブエナビスタが左回りの時は内によれる癖があること。彼はそれを承知していただろうかと疑います。

 勝ち組川島氏は「ブエナビスタが手前を換え、手前を換えた時にバランスを崩し、バランスを崩して内側にヨレた」と述べています。
 しかし、私はブエナの(左回りにおける)内斜行がJCだけに起こった特殊な事態ではなく、ブエナの癖だと思います。
 ブエナビスタは右回りの時は問題なく走ります。しかし、左回りのときは直線で内に切れて走る癖があるようです。

 ブエナはJC前に全15戦。左回りの東京コースを3回走りました。

 昨年のオークス(1着)では、安勝騎手が直線大外に出しながら、馬群を抜け出した後、どんどん内に切れ込んでいきました。最後は内から抜け出した2着レッドディザイアーと肩を並べるくらいまで寄っています。

 また、前走スミヨン騎手の初乗りだった秋天(1着)でも、馬群から抜け出した後、馬場の3分どころをまっすぐ走れず、内に内に切れこんでいます。

 そのときスミヨン騎手は一度も鞭を使っていません。中団の好位から抜け出すと、あっさり引き離したので使う必要がなかったのだと思います。なのに、ブエナは内に内に寄りつつ走っています。

 この2回の内斜行が全く問題視されなかったのは、ブエナがすでに馬群から数馬身抜け出した後であり、それ以後なら外によれようが、内に切れ込もうが、後ろの馬には全く関係ないからでしょう。

 ブエナはJC前にもう一回東京コースを走っています。今年のヴィクトリアマイル(1着)ですが、そのときは大外から抜け出しをはかりながら、内に切れていません。おそらく鞍上横典騎手が左鞭を使ったからだと思います。

 そもそも馬は左のお尻に鞭を食らうと右へ右へ。右のお尻に鞭を食らうと左へ左へと走る傾向があります。我々人間様だって左側をぶたれたら右へ逃げます。馬だって痛いから、逃げようとして反対の方へ走り出すのでしょう。
 今回のJCでも、ギュイヨン騎乗ヴィクトワールピサは直線で右(画面では左)に外斜行しました。それはギュイヨン騎手が左鞭を使ったせいでしょう。

 横典騎手がヴィクトリアマイルで左鞭を使ったのは、ブエナの癖を知っていたからなのか、それとも彼が左利きなのかよくわかりません。彼がブエナに騎乗した右回りの時は右鞭だったり、左鞭だったりします。だから、ヴィクトリアマイルで左鞭だったのはブエナの内斜行を避けるためだったかもしれません。

 そこで、JC直線のパトロール映像を改めて見返しますと……

 ブエナビスタの鞍上スミヨン騎手は直線抜け出しをはかるとき、右鞭を1発振るいました。さらに2発、3発。それは腕を大きく振り上げ、相当激しく叩いているように見えます。

 前走の秋天では内枠もあって中団をなんなく走れ、抜け出したらあれよあれよと差を広げたブエナとスミヨンです。鞭は一度も使っていません。
 しかし、JCでは外枠だったし、最初につまづいたこともあって終始後方追走を余儀なくされました。
 第4コーナーから直線に入って馬群を抜け出すだけですでに末脚を使っている。
「ここから果たして差しきれるか。きついかもしれない……」スミヨン騎手が激しく鞭を振るったのはそうした思いがあったのでは、と推測します。

 画面では実際に鞭を振るった回数がわかりません。鞭の上げ下げは合計7回くらい見て取れます。少なくとも3回は実際にお尻を叩いているように見えます。それも大きく腕を振り上げ、渾身の力を込めて……と見えます。

 鞭の使い方を、内側を走っていたローズキングダム武豊騎手と比べるなら、彼は直線の最後に前が空くと、ローズに一発。そしてブエナから不利を受けた後、ヴィクトワールピサを追いかけるときに1発、2発。それだけでした。しかも、それは軽く……と見えます。

 一方、ブエナビスタは馬群から抜け出したとき、すでに内側に切れ始めていました。 そこへスミヨン騎手の閃光のような右鞭が1発、2発、3発。
 ブエナはどんどん内側に斜行してまず武豊ローズキングダムと馬体を合わせるようにぶつかります(あるいは併走状態でぶつかっていないかもしれません)。そしてさすがの末脚、ブエナが先に抜け出しそうな勢いでした。

 そのときスミヨン騎手が4発目の右鞭を入れます。ブエナはさっとローズより前に出ましたが、さらに内に斜行します。それはローズキングダムのすぐ前でした。
 そのとき内側のヴィクトワールピサも外斜行してローズの前に進出。
 さすがに武豊騎手は手綱を引き、ローズにブレーキをかけました。そのままでは前に来たブエナと衝突する危険があったからでしょう。

 結局ブエナはローズの前を横切るように内側に切れ、その直後スミヨン騎手は左手に素早く鞭を持ち替え、左鞭をくれました。それも1発、2発。
 ブエナはようやくそれ以上内に切れることはなく、後はゴールへ向かって一直線――でした。

 結論から言うと、スミヨン騎手は馬群を抜け出した最初から、右鞭ではなく左鞭を使うべきだったと思います。ヴィクトリアマイルの横典騎手のように。
 すでに馬群を抜け出すとき、いつもの癖でブエナはどんどん内に寄っているのです。それなのに右鞭3発もくらわしたら、ますます内に切れ込むことは明らかです。

 それでも、右鞭3発でローズキングダムとぶつかった(ように見える)とき、まだ左鞭に持ち替えればわかりませんでした。
 しかし、彼は大きな4発目も右鞭を振るいました。これが最後の右鞭ですが、ブエナはさぞかし痛かったことでしょう。彼女はまたも内に切れ、ローズの直前に出てしまった――というわけです。
 ただ、併走状態にあるとき左鞭を使えば、隣のローズや武豊騎手に当たるかもしれず、それで右鞭を使ったのかもしれません。

 これを見ると、私にはスミヨン騎手が「馬をまっすぐ走らせる努力をしただろうか」と思えてなりません。「ブエナが左回りだと内に切れる癖があるとは知らなかった」とは言わせません。素人の私がJC前の東京コース3戦(パトロール映像)を見てもわかるくらいですから。プロである調教師、陣営だって当然わかっていたはずです。

 なおかつ、ブエナは昨年の秋華賞で2位入線後3着降着となった前歴を持つ馬なのです。
 秋華賞の降着は右回りの第4コーナーでブエナが外側によれ、後ろの馬(2着ブロードストリート)の進路を妨害したという内容でした。

 それは映像を見る限り、ブエナが第4コーナーで思わず外によれたように見えますが、元々左側に流れやすい癖を持っていたせいかもしれません。それ以外の東京コース3戦を見れば、それがもっとはっきりわかります。

 ならば、ヴィクトリアマイルを勝ったときの横典騎手のように、スミヨン騎手はJCで最初から左鞭を使うべきだったと思います。それをしなかったのは(斜行時に与えられる)「過怠」と言えるのではないでしょうか。
 彼は右利きなのかもしれません。それがあの場でつい出たのなら、それも「過怠」と言わざるを得ません。

 さらに、勘ぐることも可能です。「ローズキングダムに馬体を寄せ、ぶつけてローズの戦意を喪失させて勝とう」と狙ったかもしれません。
 いや、さすがにそれは勘ぐりすぎでしょう。騎手はしばしば隣(や前を走る)馬に追いついたとき、馬体を合わせて併走させることがあります。馬の闘争心を引き出すためだと思います。
 スミヨン騎手がブエナの癖を知ってなお右鞭をくれたのなら、この可能性が一番高いような気がします。これはどうやら許されているようで、しかも馬は併走するとまっすぐ走るようです。

 もしスミヨン騎手が左回りではブエナが内に切れやすいことを知りながら、なおかつ右鞭を連打したのなら、左前を行くローズキングダムに馬体を合わせ、併走すればさらに内へ切れ込むことがなくなる。それを意図したのでは、と思います。
 そしてそのまま手綱をしごいてローズとブエナが合わせ馬のように併走すれば、JCは両馬のマッチレースになったことでしょう。

 この空想レース最後のゴール前では、直線残り100か50メートルのところで、スミヨン騎手がブエナに右鞭をくれたとしても(併走状態だから右鞭でも大丈夫でしょう)ブエナが首差かハナ差でローズに先着するような気がします。現在のローズとブエナを比べれば、やはりブエナが首差上回っていると思うからです。

 しかし、スミヨン騎手は手綱をしごいて併走する前に最後の右鞭を一発叩きました。
 私は(結果論ですが)これが余計だったと思います。そのまま併走すれば良かったのです。
 では、なぜ彼は余計な一発を振るったのでしょうか。

 このときのスミヨン騎手の心理を推察してみると、ブエナは後方追走でいつもより後ろの位置になってしまった。そしてやっと馬群を抜け出し、最後の正念場を迎えた。右鞭連打でローズキングダムと馬体を合わせた。そこまでは狙い通りだった。

 がしかし、そこからローズと併走したとき、彼は「置いて行かれるかもしれない」不安というか焦りを感じたのではないでしょうか。
 武豊ローズキングダムへの脅威を感じたか、ブエナ最後の末脚に一抹の不安を覚えたか。いずれにせよ、その気持ちが最後の右鞭一発となった。

 だが、ブエナの能力は彼の想像以上だったようです。ブエナは鞭に応えて一瞬で1馬身ローズを置き去りにしました。そして、この鞭がよっぽど痛かったのか、内へ切れる癖が出たか、ブエナはローズの前を横切ってしまったのです。

 馬はなかなかまっすぐ走ってくれません。しかし、騎手は「馬をまっすぐ走らせる努力をする必要」があります。
 スミヨン騎手がその後左鞭に持ち替えたのはさすがですが、そのときは「もう遅い」と言わざるを得ません。少なくとも4発目の右鞭は左手に持ち替えるか、それができなければ、ローズと併走すべきだったと思います。

 そして、これらのことによってローズキングダムが不利を受けた以上、ブエナビスタ――スミヨン騎手の降着・騎乗停止は当然だと思います。

 事情聴取では武豊騎手が猛烈に意見を述べたとか。しかし、立場が逆ならスミヨン騎手だって「あれはひどい、私の前を横切った」と主張するのではないでしょうか。

 そしてスポーツではありますが、きれいごとの世界ではありません。ローズキングダム武豊騎手だって疑うことはできます。

 ブエナが内に寄ってぶつかり、さらに目の前を横切ったとき、そのまま追うことができたかもしれません。脚色はブエナが勝っているように見えます。同時に追ってもローズはよくて2着。そこで「あえてブレーキをかけた」かもしれません。

 映像を見る限りでは「外からブエナ、内からヴィクトワールピサがよれてくるから、前が狭くなってブエナにぶつかりそうになった。だから手綱を引いた」と見えます。
 しかし、裁定を自己に有利に導くには、はっきりした態度がいいわけで、あえてブレーキをかけた可能性もあります。

 ただ、これも邪推だと思います。横からの映像ではブエナは明らかにローズのすぐ前を横切っており、武豊騎手にまで疑惑の目を向けることはないかなと思います。

 それにしても、不可解なのは1位入線後完全に勝利を確信したかのようなスミヨン騎手のパフォーマンスです。

 先にも書いたように、馬群から抜け出して後続馬群と数馬身差がつけば、そこから内に切れようが、外によれようが、全く問題視されません。

 しかし、ブエナはローズとぶつかった後すぐに内へ切れて前を横切っています。その前には左からどんどん内に切れ込んで、その上右鞭で内斜行に拍車をかけています。「馬をまっすぐ走らせる努力」をしているようには見えません。

 彼がそれらのことを全く気づいていなかったとするなら、競馬観と言うか、騎手感性に疑問を持たざるを得ません。

 もし欧州競馬で「あれが普通の走り」だとするなら、とても乱暴でアンフェアな競馬のような気がします。「必要以上に鞭を振るってはいけない」にも反している気がします。

 最近は外国人騎手がもてはやされています。日本の騎手は不甲斐ないとも言われます。日曜のデイリースポーツコラムで、藤田騎手が騎乗停止となった若手騎手の実名を上げ、「乱暴な騎乗」だと苦言を呈していました。あるいは、若手騎手の中に外国人騎手を模範としている人がいるのかもしれません。

 以上のことから、私は今回のブエナ降着判定は正しかったと思います。

 そしてJRAはもっと毅然として直ちに判定を出すべきでした。
 天皇賞秋ではジャガーメイルに騎乗したホワイト騎手に対して内斜行を理由に降着処分が出されました。それに続く外国人騎手に対する降着処分です。裁定委員は及び腰になって各方面にお伺いを立てたのかもしれません。
 私が見る限り、3つの審議事項のうち最大の問題はブエナの内斜行だけで「10分もあれば発表できたのでは」と思います。(了)

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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