有馬記念水曜データ予想
―― 目 次 ――
1 確率から見る有馬
2 年度代表馬から考える
3 性齢から眺める
4 女傑ブエナビスタの取捨(^_^;)
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【 有馬記念データ予想 】
さあいよいよ、オーラス有馬記念。
全54回の歴史がありますが、私が競馬に参加し始めたのが1980年ですから、カツラノハイセイコが有馬記念に勝った年です。父はあの国民的ヒーロー、ハイセイコーでした(^_^)。
それ以後様々なドラマを眺め、的中の歓喜と外れのほぞ噛みを繰り返してきましたが、今年はどんなドラマが待っているのか、わくわくします。
さて、まずは確率から見る有馬です。
1 確率から見る有馬
出走予定16頭を総賞金の多い順に並べると次のようになります(賞金単位は千万円)。
順 馬 名 性齢賞金成績 今年の着順
1 ブエナビスタ―――4牝94[8430]1→2→1→2→秋1→2
2 ドリームジャーニー6牡84[953.11]3→3→秋4→2(3月休)
3 ローズ キングダム3牡56[5211]3→4→2→秋1→2→1
4 オウケンブルースリ5牡44[5315]10月休み→秋2→7
5 ネヴァブション――7牡37[815.23]1.44→5→秋3→5→3
6 ヴィクトワールピサ3牡34[5120]1→1→3→秋4→7→3
7 レッド ディザイア4牝30[3311]1→11→4→秋3米→4米国
8 メイショウベルーガ5牝30[726.17]1.3.10→6→4→1→2→6
9 エイシンフラッシュ3牡29[4122]1→3→1→秋2→8
10 フォゲッタブル――4牡23[4319]1→6→10→秋6→5
11 ジャミール――――4牡17[4746]1.2.7→2→5→5→2→2
12 ペルーサ―――――3牡17[4103]1→1→1→6→秋5→2→5
13 ダノン シャンティ3牡16[3110]2→1→1→取消(7月休)
14 トーセンジョーダン4牡16[6203]7ヵ月休み5→秋1→1→1
15 トゥザ グローリー3牡11[4203]1.1.2.7.5→秋2→1→7→1
16 ルーラーシップ――3牡10[4102]2.1.5.1→5→6月休→秋1
これを成績やGI実績などからABCDに格付けすると、次のようになりましょうか(……後に寸評)。
A 上位争い確実 1頭
1ブエナビスタ……今年大活躍の4歳女傑。秋3戦目とローテも文句なし。勝っても負けても年度代表馬?
B 3歳強力クインテット 4頭
3ローズキングダム……秋になって本格化。繰り上がりとは言えJC勝ち馬。ただ、秋4戦目で疲労は?
6ヴィクトワールピサ……皐月賞馬。海外帰りでJC3着。こちらも秋4戦目。
9エイシンフラッシュ……ダービー馬。後期イマイチだが秋3戦目。
12出遅れペルーサ……総賞金は低いが末脚だけは超一流。課題はスタートのみ?
C ニュートラル(来ても不思議ではない古馬群)3頭
2ドリームジャーニー……GI3勝だが今年はイマイチ。ただ中山は[3313]と得意。3ヵ月休み明けの秋2戦目だが……。
4オウケンブルースリ……08菊花賞馬、09JC2着。秋イマイチながら3戦目。
7レッドディザイア……ブエナのライバル。海外帰りをどう見るか。秋3戦目。
D 参加するだけ? もしくは3歳馬が箔付けのため?(^.^) 8頭
14トーセンジョーダン……牡4歳、目下3連勝だがGI初出走。
5ネヴァブション……高齢7歳ではさすがに苦しいか。
8メイショウベルーガ……5歳牝馬、G2止まりか。
10フォゲッタブル……牡4歳だが近走不振、G2止まりか。
11ジャミール……牡4歳だが使い詰め、G2止まりか。
13ダノンシャンティ……3歳、7ヶ月休み明けのここで来たらバケモノ?
15トゥザグローリー……3歳、中日新聞杯を勝ったけれど、来年の馬?
16ルーラーシップ……3歳、鳴尾記念を勝ったけれど、来年の馬?
このように分けてみると、私は今回の有馬はABC8頭の上位争いではないかと見ています。
ちまたで言われているように、ブエナビスタ対3歳クインテット(ローズ・ピサ・フラッシュ・ペルーサ)の対決図式です。
しかし……寸評で書いたように、3歳クインテットは連絡みしておかしくない力を持ちながら、それぞれビミョーな弱点も抱えております。
もしもこのクインテットが崩壊したなら、そのときはC群の古馬3頭が上位に進出する……そのようなイメージです。
D群の8頭はBC7頭(のうち少なくとも6頭)が消えなければならないので、ちょっと苦しいと思います。ただ、ウラの穴馬として取り上げたいのは、D群なんですが……(^.^)。
2 年度代表馬から考える
今も書いたように、有馬で勝っても負けてもブエナビスタの年度代表馬はまず間違いないと思います。
同馬は今年G2京都記念1着後、海外GIを含むGI5戦で前期海外GI2着→ヴィクトリアM1着→宝塚2着。後期は秋天1着→JC降着の2着と、目下年間GI2勝、2着3回。今年これだけの活躍をした馬は他にいません。
それでも、他の馬に年度代表馬の可能性を探るなら……
今回有馬で勝つとGI2勝になるのが3歳馬の3頭です。皐月賞馬のヴィクトワールピサ、ダービー馬のエイシンフラッシュ、そしてJC繰り上がり優勝のローズキングダムです。
ローズキングダムは皐月4着→ダービー2着→秋G2神戸新聞杯1着→菊花賞2着→JC1着だから、もし勝てばGI2勝となってブエナビスタと年度代表馬争いとなる可能性はあります。
しかし、年間を通しての活躍となると、ブエナには劣るのではないでしょうか。
同じ理由で、ヴィクトワールピサとエイシンフラッシュも無理でしょう。
さて、有馬記念が始まる前から「年度代表馬はほぼ確定」という年がこれまで何回となくありました。それはほぼ次のパターンです。
一つは3歳牡馬がクラシック3冠を達成したとき(牝馬3冠では無理)。
そして古馬の場合は有馬を前にしてGI3勝以上(最低2勝)を上げ、年間を通して活躍しているときです。
たとえば、最近の3冠馬では05年ディープインパクト。新馬から菊花賞まで7連勝の3冠で文句なしの年度代表馬。
翌06年の4歳ディープはG2V→春天V→宝塚V→凱旋門失格→JCVと有馬までにGI3勝。連続の年度代表馬はほぼ確定。引退レース有馬で勝ったのはまあご愛敬てなもんでしょう。
あるいは、昨年ウオッカの場合も前期ヴィクトリアM1着、後期秋天1着、JC1着があって有馬は不出走でしたが、すでにGI3勝でやはり年度代表馬に輝きました。
このように有馬を前にして年度代表馬がほぼ確定しているとき、では有馬の馬券はどうなるか……というと、たとえば「123番人気で決まる」なんてことはまずないような気がします。
05年ディープインパクトのときは[単勝1.3]有馬出走のディープが2着で4番人気ハーツクライが1着。3着6番人気のリンカーン。[4→1→6]のちょい荒れでした。ディープが2着だったのだから、大荒れと言えるかもしれません(^.^)。
しかし、あのディープでも古馬と初対戦した有馬では勝てませんでした。それほど3歳馬が有馬で古馬と初対戦したとき、過大な期待はできないと言えるかもしれません。
ただ、今年の3歳クインテットは全て秋天やJCで古馬との初対戦を終えています。初対戦組よりは期待していい気がします(^_^)。
また、06年再度ディープインパクトのときは[単勝1.2]で1着でしたが、2着6番人気ポップロック、3着3番人気ダイワメジャーでまたもちょい荒れ。[1→6→3]でした。
どちらもディープの極端な1番人気で、2番人気が消えているところがミソです(^.^)。
他では08年に1番人気ダイワスカーレットが優勝したときも、2着は最低12番人気のアドマイヤモナーク(7歳)、3着10番人気のエアシェイディ(7歳)でした(私はこのとき、まさかのウラ馬券としてアドマイヤモナークを抜擢して高額ワイドと馬連万シューをゲットしました(^_^)。アドマイヤモナークもD群に該当します。
そして昨年ウオッカ不出走の有馬記念では、1着2番人気ドリームジャーニー[単勝4.0]、2着1番人気ブエナビスタ[単勝3.4]と入って馬連1番人気決着でしたが、3着はフタケタ11番人気のエアシェイディが入りました。
このエアシェイディ高齢8歳馬で、上記分類で言うなら、どう見ても「参加するだけのD」に該当しそうな馬(^.^)。それが激走ですから驚きます。
しかし、終わった後でよく馬注を見直したら、昨年の有馬にはJC123着のウオッカ、オウケンブルースリ、レッドディザイアがみな不出走で(4着外国馬)、5着がエアシェイディだったのです。JCでエアシェイディは11番人気だったし、高齢8歳馬。だから有馬で軽視されても不思議ではありません。しかし「JC最先着馬」だったことは間違いのない事実です。
このような異常事態(?)になったとき、D群の馬が激走するのかもしれません。
しかも、昨年後期は8歳馬のカンパニーが秋天、マイルチャンピオンシップを連勝するなど「高齢馬が活躍する秋」でもありました。「JC最先着・高齢8歳のエアシェイディ……気づくべきだったなあ」と終わってからのほぞ噛みでした(^_^;)。
そもそもGIで123番人気の3頭で決まること自体が少ないのですから、ブエナビスタが勝とうが負けようが、ちょい荒れ、さらに大荒れD群絡みの馬券は検討しておく必要があると思います。
ただ、今年はJC上位・中位馬が軒並み有馬に出走します(全7頭)。このようなときはD群お呼びでないかもしれません。
ここで人気順予想で柳の下を狙うなら、1番人気ブエナビスタから2番人気(ローズキングダム?)を蹴って[1→34→56]とか、6番人気を軸にして[6→12→34]などが面白そうです(^_^)。
3 性齢から眺める
有馬記念16頭を年齢順に並べると次のようになります。
まず昨年有馬の年齢構成表を先に掲げます。
《09年有馬記念年齢構成》
3歳=7(牝1) 6歳=5(牝1)
4歳=0 7歳=1
5歳=1 8歳=2
《10年有馬記念年齢構成》
3歳=7 6歳=1
4歳=5(牝2) 7歳=1
5歳=2(牝1)
比較してみると面白いです。昨年は史上初めて4歳馬の出走0でした。
そして3歳馬が大挙7頭も出走。その代表牝馬ブエナビスタが1番人気で2着。1着はただ1頭参戦した5歳ドリームジャーニー、3着8歳馬のエアシェイディでした。
昨年の3歳馬が今年4歳となったわけで、さすが5頭に増えました。
しかし、昨年有馬に出た7頭のうち、今年も有馬に出走するのは2着ブエナビスタと4着フォゲッタブルのみ。
他では皐月賞馬アンライバルド、菊花賞馬スリーロールス、朝日杯馬セイウンワンダー、リーチザクラウン、イコピコがここに登場しません。
年間を通じて活躍することがいかに大変か、あるいはGIで勝ち負けすることでいかに多くの負荷を受けるかがわかるようです。
結果4歳馬の筆頭は相変わらず牝馬ブエナビスタのままで、次位となるとやはり牝馬のレッドディザイアでしょうか。
フォゲッタブルは昨年の有馬4着ですから雪辱を期待したいところですが、前期イマイチで、後期はG2を6→5着(-.-)。他の2頭――ジャミール、トーセンジョーダンもイマイチのような気がします。
4歳馬からはやっぱりブエナビスタ1頭だけのような気がします。
そして今年高齢馬はほぼ一掃され、古古馬とも言うべき5歳以上の馬で連に絡みそうなのは、これもGI3勝、6歳馬ドリームジャーニー1頭だけといった感じです。
これから見ても、有馬の構図は4歳女傑ブエナビスタ対3歳馬――ブエナビスタが3着以内なら[4歳・3歳・3歳]という3連複が完成してもおかしくありません。
今年後期重賞の大きな特徴は3歳馬の活躍でした。それが有馬でも発揮されて不思議ではありません。
しかし、過去10年データによると、3歳馬が2頭3着内に入ったことは1回しかありません(03年)。
もっとも、4歳馬が2頭3着以内に入ったことも1度しかありません(00年)。
いわんや、同一年齢の3頭が仲良く3着内に入ったことは過去10年一度もないのです。
だけでなく、1980年以降約30回の歴史を振り返っても、同一年齢独占はたった一度(1982年5歳馬が3頭)だけでした。
何を言いたいかと言うと、穴党としては「ブエナビスタが万一4着に落ちたら」と考え「3歳クインテットの3連複ボックス4点を買ってみようか」なんて気持ちになりがちです。しかし、それはドブ捨て馬券であるかもしれません。
有馬123着の年齢決着は昨年のようにうまく(?)ばらけるか、2頭は同年齢の馬が3着内に入るパターンが多いようです。
ここから想定されるお薦め馬券は(^.^)、
4歳ブエナビスタ→古馬蹴っとばしの3歳馬流し
4歳ブエナビスタ→古馬1頭を選定→3歳馬流し
……が面白そうです。
4 女傑ブエナビスタの取捨(^_^;)
「おいおい。ブエナビスタの《取》はあっても《捨》はないだろうが」と言われそうです(^.^)。
確かにブエナビスタは実力・実績・臨戦課程全て文句なし。降着はあっても[8430]で着外一度もなし。
有馬1番人気確実で、過去10年有馬1番人気馬は[5203]のデータあり。負けたのは01年4歳テイエムオペラオー(5着)、02年3歳牝馬ファインモーション(5着)、07年5歳メイショウサムソン(8着)の3回だけです。
ファインモーションは3歳牝馬だったことが敗退の理由でしょうか。
テイエムオペラオーとメイショウサムソンは秋天→JC→有馬と3連続1番人気でした。
オペラオーは前年4歳で8連勝、古馬GIを総なめした超絶馬ですが、翌年01年は京都大賞典から始動して[1→2→2→有馬5着]でした。かたや07年サムソンは秋天から始動して[1→3→有馬8着]でした。
これを見てなんとなく思うことは秋の古馬GIを勝ってなおかつ最後に有馬も勝つためには「秋天、JCを連勝しなければならない」ってことでしょうか。
たとえば、04年4歳ゼンノロブロイは京都大賞典2着から始動して秋天V→JCV→有馬Vと3連勝しました。もちろん全て1番人気でした。
つまり、秋天を勝ったなら「JCも勝たなければならない」ってことです。秋天1着→JC2・3着のパターンはよくないのかもしれません。
今年の秋天が終わったとき、楽勝だったブエナビスタに対して私は「JC、有馬もぶっこ抜くかもしれない」と書きました。そしてJCも1位入線、2着降着でした。
ブエナは秋天からスタートして3連続1番人気で、有馬も勝てば実質3連勝と言えます。有馬終了後「やっぱり強ええ」という可能性はとても高いと思います。どちらかと言うとゼンノロブロイに似ています。
がしかし(^.^)、競馬に絶対はありません。強くてもブエナは牝馬です。
いつでも本命馬が負けたときは後になって「あれが敗因かもしれない」と思い当たる点がいくつかあるものです。
最後にそれについて語ってみたいと思います(ほとんどこじつけか言いかがりのような理屈ですが(^_^;)。
その1。ブエナの降着癖(^.^)。
ペルーサの出遅れが悪しき癖なら、ブエナだってすでに二度の降着です。ことわざに「二度あることは……」と言います。三度目がないと一体誰が言い切れるでしょうか。
ただ「JC回顧――ブエナビスタ降着について」に書いたように、ブエナの左によれやすい癖は左回りで出やすいようです。右回りの中山なら心配ないかもしれません。
その2。鞭の使い過ぎ=疲れと嫌気?
これも「ブエナビスタ降着」で書きました。鞍上スミヨンがJC直線であまりに鞭を使い過ぎたような気がするのです。
JCをもう一度振り返るなら、ブエナはスタート直後につまずいて後方追走を余儀なくされました。そして直線馬群から抜け出すのに何度も鞭をふるわれ脚を使い、さらにローズキングダムを抜くため最後の強烈な鞭を食らって……あっという間に抜け出しましたが、左によれました。上がりはベストの33.5。
何を言いたいかというと、JCのレース状況から考えるなら「あの上がり、直線の走り方からすると馬に相当負担を与えているかもしれない」ということです。
有馬3戦目は理想のローテーションですが、意外とブエナに負担となり、あそこが頂点で、以後下がり始めるかもしれない、そういう恐れがあるような気がするのです。
その3。右回りで先行すると勝てない
典型的な例は昨年の有馬と今年の宝塚です。昨年有馬でブエナの通過順は《6-6-4-3》で上がり35.8の2着でした。今年の宝塚では《4-3-5-4》で上がり36.3の2着。ともに先行して勝っていません。
阪神宝塚も中山有馬記念も直線が短く、ある程度前に行かないと勝ち負けになりません。しかし、前に行くために脚を使うと最後の切れをなくします。両レースで2着というのは底力ゆえですが「勝てなかった」ことは間違いありません。
かといって後方をちんたら追走していると、昨年のエリザベス女王杯のように、《15-15-9-3》と来て究極の上がり32.9を出しながら3着――ということもあります。
今回の有馬記念がブエナにとって幸いなのは典型的な逃げ馬がいないことでしょう。
みんなでちんたらちんたら走って残り1600メートルくらいから「ヨーイドン」となれば、上がりの良い馬が上位争いに絡むでしょう。当然ブエナビスタはその一頭です。
しかし、上がりのいい馬はブエナだけではありません。
たとえば、今年のダービーでエイシンフラッシュは《9-9-11]と来て上がり32.7で優勝しました。同2着のローズキングダムは《9-9-6》と来て上がり32.9。同3着ヴィクトワールピサでさえ《5-7-9》と来て上がり33.1。
ダービーの勝ちタイムは2269だから、ペースは明らかにスローでした。典型的な「ちんたら走ってヨーイドン」だったのです。この3頭、上がりもすごいけれど、中団の位置をしっかりキープしていました。
何を言いたいかというと、「ヨーイドン」の上がり勝負となったときでも、馬群の前にいた方がいいということです。後方をちんたら走って強烈な末脚を使うより、中団から前の位置でベスト3内の上がりを使える馬の方が「勝てる」ということです。今年のダービー123着馬はその力を持っている馬だと言えそうです。
ブエナビスタは直線の短い中山コースで、果たしてどの位置を取るのか。先行しては勝てないと思います。最後方では脚を余すかもしれません。おそらく秋天のように中団をキープしようとするでしょう。
自然にそれがキープできる枠番ならいいのですが、最内とか大外になったとき、いい位置をとれるかどうか。直線が短いトリッキーなコースだけに「取りこぼすかもしれない」と思います。
それから最後に今年の馬注を眺めていたら、ある特徴に気づきました。
それは同厩舎・同馬主出走馬がえらい多いことです。
厩舎では
池江郎師がフォゲッタブル・トゥザグローリーの2頭
池江寿師がドリームジャーニー・トーセンジョーダンの2頭
角 居師がヴィクトワールピサ・ルーラーシップの2頭
馬主では
サンデーRがブエナビスタ・ドリームジャーニー・ローズキングダムの3頭
秋天・JCでは注目していませんでしたが、JCは同馬主のワンツーだったんですね。
昨年の有馬がドリームジャーニー-ブエナビスタでしたからサンデーRの同馬主ワンツー。もし今年ブエナビスタ1番人気、ローズキングダム2番人気で、このワンツーになると、昨年の有馬・今年のJC・今年の有馬と大レース3つで同馬主ワンツーとなってしまいます。さて、それは許されることなのでしょうか?
以上です。
渾身の力をこめて論じてみました(^_^)。
だからと言って当たると限らないのが競馬。
渾身予想があっさり外れ、朝日杯のように深く考えずに4頭ピックアップすると、それが1~4着に入ることもあるから参ります(^_^;)。
ともあれ、私の結論は土曜直前予想で披露いたします。
○ 渾身の水曜有馬予想だが 必ず当たると 言えないつらさ(^_^;)
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最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)
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