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2011.01.20

狂短歌ジンセー論[129号]――スラムでがんばる日本の若者

 寒中お見舞い申し上げます。
 遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m

 日本列島ぶるぶる寒波の到来で、雪国は大変だと思います。
 雪かきで命を失っている方も多いとか。その多くが年輩の方々のようです。
 初老の域に入った友人と語っているとき、
「年をとってから今まで普通にできていたことができなくなったり、失敗することが多くなった」の話題が出ました。
 今までにもまして慎重に行動するよう、お気を付けください。

 さて今年初メルマガの材料としていろいろ考えました。
 候補はいくつかあるのですが、新年を飾るにふさわしい「明るいインパクト」にイマイチ欠けています(^_^;)。

 そんな折、1月10日成人の日の朝10時過ぎ、たまたまNHKをつけたら「ミッション 僕たちが世界を変える」をやっていました。
 成人の日特集でしょう。日本の若者が世界のスラム街で活躍する姿を描いており、思わず見入ってしまいました。

 そして見終えた後「いろいろ言われる今どきの若者だが、やるじゃないか」と明るい気持ちになりました。

 放送が10時から11時とビミョーな時間帯であり、ご覧にならなかった方も多いと思われます。「これはぜひ見なかった人のために内容を紹介したい」と今年初メルマガに取り上げることにしました。

 えっ「話題に困ったからだな」ですって?
 いえいえ。決してそのようなことはございません……が(^_^;)。


 (^_^)本日の狂短歌(^_^)

 ○ 外国の スラムでがんばる若者の 出発点は「なんとかしたい」?

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 (^O^)ゆとりある人のための10分エッセー(^O^)

 【 スラムでがんばる日本の若者 】

 まずは番組の内容をNHKホームページからそのまま掲載すると、

 世界最貧国のひとつ、バングラデシュでストリートチルドレンの救済に取り組む渡辺大樹さん。ケニア・ナイロビの世界最大級のスラムで、子どもに無料診療を提供する宮田久也さん。モンゴルの貧しい子どもに、サッカーで夢を与えようとする森本高史さん。単身、途上国に飛び込み、貧困や格差など、解決困難と考えられてきた難問に挑む、3人の若者を追う。

 ――とあり、その通りの内容でとても感動した。日本の若者やるじゃないか、と思った(^_^)。

 特にバングラデシュの渡辺氏は現地語がぺらぺら。7年前バングラデシュに来てスラム街で子どもたちに青空教室を開いてきた。今はその中の意欲ある子どもたちを集めて共同生活をさせ、さらにストリートチルドレンのための学校を作ろうとしている。すでに土地は購入して今後建物などに取りかかるところだった。

 彼の活動で感心したのは貧困に苦しむ子どもたちのことを現地の人たちで解決しようとしていることだ。
 活動費用を外国の支援に頼るのではなく、できるだけ現地で調達しようとする。 バングラデシュは独立以降現在に至るまで海外の支援を受けており、援助頼みの体質は「自力でなんとかしようという気持ちを損なっている」との考えからだ。

 青空教室で意欲のある子を集めるときも、その子の親を見るという。「食い扶持が一人減って助かる」などと思うような親の子どもは集めない。我が子の将来を本気で心配する親の子を集めるとのこと。

 そして、学校を建てる資金も彼が土地の銀行や企業などを回って協力を依頼する。それが一人で、アポもなく突然訪問してなおかつ現地語による説得だから驚く。
 だが、当然のようにかんばしい返事はえられない。そんなことは政府がやればいい、などと答えるからだ。

 そこで彼は仲間とストリートチルドレンの現状を伝えようと自主映画をつくった。それもドキュメンタリーではなくドラマとした。
 理由は「その方がより強く子どもたちの現状を訴えられる」との考えからだ。

 そして映画の上映につれ協力者が増えていった。中流以上の家の若者は大学に通っている。映画を見た学生たちの中から「初めてストリートチルドレンの実態を知りました」と活動に加わる若者も現れた。
 また、一人の現地篤志家からは「では建物1棟分の資金を提供しましょう」と言われた。渡辺さん、さすがに嬉しそうだった(^_^)。

 また、ケニアの宮田氏はスラム街の子どもたちのために活動している。
 ケニアのスラムでは幼児の一割超が五歳までに死ぬという。食料が足りず栄養不良になりやすい。きれいな飲み水もなく、下水設備もない劣悪な環境だから簡単に病気になる。しかし、病気となっても金がないので病院に行けない。だから、手遅れとなってしまう。

 宮田氏が考えた方法は、病気が疑われる初期の段階で発見して病院に連れて行くこと。そして診察して薬を渡す。診察も薬代も全て無料で対応する。
 診察後子どもと親には《無料診察券》が渡され、「また来るように」と言って返される。

 宮田氏は毎朝スタッフとともにスラムを回り、具合が悪そうな子どもをバスに乗せて病院に連れて行く。私は最初彼は医師だろうと思った。
 ところが、彼は医師ではなかった。そして「NPOチャイルドドクター」なる仕組みも初めて知った。

 最初《無料診察券》は海外からの資金援助に頼っているだろうと思った。
 だが、同じ援助でもちょっとパターンが違う。《無料診察券》の資金集めとして作られた仕組みが「NPOチャイルドドクター」だ。
 その方法は子ども一人に対して日本など先進国からひと月千円の援助を募る。そのお金がその子の診察費や薬代となるとのこと。子どもは感謝の気持ちを絵や手紙にして支援者に送るともあった。ああこれもいいなと思った。

 このような方法で、宮田氏が関わるスラムでは、乳幼児の死亡率が劇的に低下したという。

 そしてモンゴルの森本氏はサッカーを通じて貧しい子どもたちを指導している。 子どもたちはサッカーに熱中する。だが、満足に食べることができないから、腹を空かせている。

 森本氏は子どもたちに「バナナを三本提供しよう」と現地スタッフに提案した。
 だが、彼らは反対である。「今バナナを与えたら、それが普通となる。次は食事を与えなければならなくなる。その次は、となってどんどんふくらむから」と言う。確かに活動資金が潤沢にあるわけではないだろう。その主張もよくわかる。

 森本氏は結局自腹で子どもに食事をふるまった。自立と支援をどう関係づけるかは、いつでも悩みの種なんだなと思った。

 これら三人の若者はみな三十歳前後である。日本の若者、やるじゃないかと思った。
 番組ではその活動が軌道に乗るころを中心に映像化されていた。初めの頃は相当辛く苦しいことがあったのではないだろうか。それでも、あきらめることなく活動し続けた。彼らのエネルギー源はなんだったのか、聞きたい気がした。

 また、私は昨年メルマガ「ニート克服法」の中に「貧しい国に行ってみれば自分の人生観が変わる」と書いた。その例にもなっていると思った。

 彼らだって最初からそうした活動をしようと思ってスラムに飛び込んだのではないかもしれない。
 スラムで活動を始めた理由は語られなかったが、「ただなんとなく行ってみた」だけなのかもしれない。
 しかし、スラムの現状を知って「なんとかしたい」と思ったのだろう。

 もう40年前になるけれど、私が十代のころはベトナム戦争末期のときだった。そのころは大学紛争とか戦争反対の活動が盛んだった。
 私も悲惨な状況を知って「なんとかしたい」と思ってデモなどに飛び込んだ。大学では自治会活動に参加して挫折した経験がある(^_^;)。
「なんとかしたい」の思いは昔も今も共通なのかもしれない。

 その言葉はバングラデシュであの映画を見た大学生も言っていた。
「なんとかしたい」という思いが、彼らの活動の出発点であり、エネルギー源であるのかもしれない。

 ○ 外国の スラムでがんばる若者の 出発点は「なんとかしたい」?
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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:「NPOチャイルドドクター」についてインターネットで検索して
みたら、以下の公式ホームページがありました。
 関心ある方はご覧ください。↓

  NPOチャイルドドクター


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有馬記念、結果とほぞ噛み

 有馬記念、結果は……イチオー馬連的中(^_^;)

 1着―M・デムーロ 01ヴィクトワールピサ…[△] 単勝=8.4
 2着―C・スミヨン 07ブエナビスタ…………[◎]
 3着―ウィリアムズ 11トゥザグローリー……[?]
 枠連=1-4=4.8 馬連=01-07=5.5 馬単=16.4
 3連複=01-07-11=116.1 3連単=607.7
 ワイド12=2.7 W13=56.8 W23=24.3
-----------
 ほぞ噛み反省の弁


 寒中お見舞い申し上げます。m(. .)m

 すでに新年1月も3分の2を終え、中山競馬も早最終週を迎えております。
 遅ればせながら新年の挨拶――今年もよろしくお願い申し上げます。

 年頭の運試し、東西金杯はいかがだったでしょうか。
 私は少々参加して東西共に何かが当たったのですが、相変わらずトリガミでした(^_^;)。

 で、昨年のオーラス有馬も……最後の大勝負と1万以上投入しながら、当たったのは馬連5.5倍のしょぼしょぼだけ。昨年最大のトリガミに終わりました(--;)。

 それにしても、勝ったヴィクトワールピサより、直線あの位置からハナ差2センチまで追い込んだ、ブエナビスタの強さは圧巻でしたね。

 08年のダイワスカーレット、あるいは09年ウオッカに勝るか劣るかわからない(^_^;)、驚異の女傑ぶりでした。
 人間世界で女性が強くなると、馬にも影響するのでしょうか。馬の世界も「草食牡馬に肉食牝馬?」なのかもしれません。
 いやいや、ほんとに驚きました。

 ところで、有馬記念出走のころ――私は遷都1300年祭が終わった奈良にいました。

 前夜は京都に泊まり、友人と先斗(ぽんと)町を歩き、とある居酒屋でおいしい日本酒と新鮮な海の幸に舌鼓を打ちました。二次会は串上げ専門店に行き、焼酎とおいしい串上げを堪能しました(^o^)。
 外を歩けば、空は雲一つなく宵の明星がぽっかり浮かび、寒風に震えながらの京都散策でした。

 そして有馬記念当日は奈良。平城京跡を歩き、復元大極殿を見学しました。
 残念ながら復元遣唐使船のある平城京記念館は閉館中で入ることができませんでした。

 この日も強烈な寒波到来でぶるぶる。小雨が小雪に変わり、西大寺などを拝観して午後は奈良町へ。そして「頭塔(ずとう)」なる遺跡に着いた頃有馬記念を迎えました。

 友人のモバイル携帯を眺めながら、出遅れペルーサの好スタート(^.^)、ヴィクトワールピサの先行粘り込み、急追ブエナ怒濤の末脚……を拝観しました。

 そしてピサとブエナ、両馬並んでゴールした瞬間、私も友人も「3着はなんやねん」と叫んだものです(^_^;)。

 画面も実況の声も1、2着は明瞭ですが、3着以下はよくわかりません。
 この日のオッズで両馬は馬連1番人気であることを知っており、馬連系の当たってトリガミは確定。問題は3連複の相手だけでした。

 ……そして3着が総流し以外全く買うことのない、無印トゥザグローリーと知ったとき「ほげ(´_`;)」とつぶやいたこと、言うまでもありません。

 直前予想では表の◎として「スミヨン07ブエナビスタでやむなし。ただし、負けておかしくない要素をかなり抱えていると思うので、単勝系は買いません。馬連・3連複の軸としての◎ブエナです」の予想――合っていました。

 また「[4歳→3歳→3歳]を想定して◎ブエナ→3歳強力クインテット4頭[-ローズの3頭]へ馬連3点」も合っていました。ただ、結果は悲しいほどの低配当。

 そして3歳馬の中から単勝軸となる1頭を選んで○とする――これもいい線ついていたと思います。
 がしかし、私が選んだ3歳馬はダービー馬エイシンフラッシュであり、激走したのは皐月賞馬にして遠征帰りのヴィクトワールピサでした。むむむ。

 なおかつ「今年はないでしょう」と見なした無印D群の1頭トゥザグローリーの3着激走ですから……まー大トリガミとなったのもやむを得ないと思います。
 ウラ●オウケンブルースリは先行したものの、直線力尽きてずぶずぶの11着でした。

 それにしても、きわだっていたのはブエナビスタの強さ(^_^)。

 中山コースでなければ、あるいはゴール板があと50メートル先だったら、ブエナの楽勝だったでしょうね。
 しかし、勝負事に「ればたら」はないので、そのブエナにハナ差競り勝ったヴィクトワールピサも大したものだと思います。
 そして先行ペルーサは無念の4着。エイシンフラッシュ7着。6着ルーラーシップは今年の日経新春杯でローズキングダムを退け、早くもG2優勝です。これら強力3歳馬――明け4歳馬は今年相当活躍しそうです。

 ところが、不甲斐ないのは日本人騎手。
 有馬記念ではデムーロ・スミヨン・ウィリアムズの外国人騎手が3着まで独占しました。まるで大相撲を見ているような情けなさだった……と言ったら言い過ぎでしょうか(^.^)。

 有馬に騎乗した外国人騎手は全部で5人。この3連複10点で万シュー的中なんだから、いろいろデータを検討するのがむなしくなってしまいます。日本人騎手にはぜひとも奮起をうながしたいところです。

 今年になってブエナビスタは当然のように2010年年度代表馬に選出されました。前期は海外遠征のようですから、また後期にあの勇姿が見られることでしょう。

 しかし、私の予感では明け4歳馬がブエナを逆転するのでは、と見ています。
 特に東京競馬場ではペルーサが連戦連勝かもしれません……が、初戦3着に終わったローズキングダムのように、またも出遅れ4着かもしれません。いつでも「穴の可能性」を追求しようではありませんか(^_^)。

 さて、今年のGIは2月フェブラリーSからです。
 今年こそは「トリガミ」脱却を目指して真剣予想に励みたいと思います。
 日本人騎手に奮起をうながす前に「お前の予想こそ奮起せんかい」と言われないよう、しっかり奮起したいと思います(^_^;)。

 ○ 外国の騎手独占の有馬だが 不甲斐ないのは我が予想(^_^;)

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:以下は私が年賀状に書いた狂短歌です。

 ○ 我が思いつぶやきなんぞじゃおさまらねえ とことん書くぞと 新たな決意

 昨年後期のほぞ噛み予想はまこと「とことん書いた」予想でした(^.^)。
 今年この決意は小説執筆で発揮させる予定です。7年にわたって構想をあたため、書き続けてきた『空海マオの青春伝』をいよいよ完成させることにいたしました。

 来年は2004年に続いて今世紀2度目の「金星の日面通過」が起こります(次は105年後)。それに合わせて空海伝を出版させたいからです。そのため前期GI予想は例の長文データ予想にしないつもりです。

 しかし、昨年前期もそう言いながら、いつのまにか恒例ドデカ予想となってしまいました。今年こそ「10行短文予想」が目標です(^_^;)。

 今年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m(御影)

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