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2011.01.20

有馬記念、結果とほぞ噛み

 有馬記念、結果は……イチオー馬連的中(^_^;)

 1着―M・デムーロ 01ヴィクトワールピサ…[△] 単勝=8.4
 2着―C・スミヨン 07ブエナビスタ…………[◎]
 3着―ウィリアムズ 11トゥザグローリー……[?]
 枠連=1-4=4.8 馬連=01-07=5.5 馬単=16.4
 3連複=01-07-11=116.1 3連単=607.7
 ワイド12=2.7 W13=56.8 W23=24.3
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 ほぞ噛み反省の弁


 寒中お見舞い申し上げます。m(. .)m

 すでに新年1月も3分の2を終え、中山競馬も早最終週を迎えております。
 遅ればせながら新年の挨拶――今年もよろしくお願い申し上げます。

 年頭の運試し、東西金杯はいかがだったでしょうか。
 私は少々参加して東西共に何かが当たったのですが、相変わらずトリガミでした(^_^;)。

 で、昨年のオーラス有馬も……最後の大勝負と1万以上投入しながら、当たったのは馬連5.5倍のしょぼしょぼだけ。昨年最大のトリガミに終わりました(--;)。

 それにしても、勝ったヴィクトワールピサより、直線あの位置からハナ差2センチまで追い込んだ、ブエナビスタの強さは圧巻でしたね。

 08年のダイワスカーレット、あるいは09年ウオッカに勝るか劣るかわからない(^_^;)、驚異の女傑ぶりでした。
 人間世界で女性が強くなると、馬にも影響するのでしょうか。馬の世界も「草食牡馬に肉食牝馬?」なのかもしれません。
 いやいや、ほんとに驚きました。

 ところで、有馬記念出走のころ――私は遷都1300年祭が終わった奈良にいました。

 前夜は京都に泊まり、友人と先斗(ぽんと)町を歩き、とある居酒屋でおいしい日本酒と新鮮な海の幸に舌鼓を打ちました。二次会は串上げ専門店に行き、焼酎とおいしい串上げを堪能しました(^o^)。
 外を歩けば、空は雲一つなく宵の明星がぽっかり浮かび、寒風に震えながらの京都散策でした。

 そして有馬記念当日は奈良。平城京跡を歩き、復元大極殿を見学しました。
 残念ながら復元遣唐使船のある平城京記念館は閉館中で入ることができませんでした。

 この日も強烈な寒波到来でぶるぶる。小雨が小雪に変わり、西大寺などを拝観して午後は奈良町へ。そして「頭塔(ずとう)」なる遺跡に着いた頃有馬記念を迎えました。

 友人のモバイル携帯を眺めながら、出遅れペルーサの好スタート(^.^)、ヴィクトワールピサの先行粘り込み、急追ブエナ怒濤の末脚……を拝観しました。

 そしてピサとブエナ、両馬並んでゴールした瞬間、私も友人も「3着はなんやねん」と叫んだものです(^_^;)。

 画面も実況の声も1、2着は明瞭ですが、3着以下はよくわかりません。
 この日のオッズで両馬は馬連1番人気であることを知っており、馬連系の当たってトリガミは確定。問題は3連複の相手だけでした。

 ……そして3着が総流し以外全く買うことのない、無印トゥザグローリーと知ったとき「ほげ(´_`;)」とつぶやいたこと、言うまでもありません。

 直前予想では表の◎として「スミヨン07ブエナビスタでやむなし。ただし、負けておかしくない要素をかなり抱えていると思うので、単勝系は買いません。馬連・3連複の軸としての◎ブエナです」の予想――合っていました。

 また「[4歳→3歳→3歳]を想定して◎ブエナ→3歳強力クインテット4頭[-ローズの3頭]へ馬連3点」も合っていました。ただ、結果は悲しいほどの低配当。

 そして3歳馬の中から単勝軸となる1頭を選んで○とする――これもいい線ついていたと思います。
 がしかし、私が選んだ3歳馬はダービー馬エイシンフラッシュであり、激走したのは皐月賞馬にして遠征帰りのヴィクトワールピサでした。むむむ。

 なおかつ「今年はないでしょう」と見なした無印D群の1頭トゥザグローリーの3着激走ですから……まー大トリガミとなったのもやむを得ないと思います。
 ウラ●オウケンブルースリは先行したものの、直線力尽きてずぶずぶの11着でした。

 それにしても、きわだっていたのはブエナビスタの強さ(^_^)。

 中山コースでなければ、あるいはゴール板があと50メートル先だったら、ブエナの楽勝だったでしょうね。
 しかし、勝負事に「ればたら」はないので、そのブエナにハナ差競り勝ったヴィクトワールピサも大したものだと思います。
 そして先行ペルーサは無念の4着。エイシンフラッシュ7着。6着ルーラーシップは今年の日経新春杯でローズキングダムを退け、早くもG2優勝です。これら強力3歳馬――明け4歳馬は今年相当活躍しそうです。

 ところが、不甲斐ないのは日本人騎手。
 有馬記念ではデムーロ・スミヨン・ウィリアムズの外国人騎手が3着まで独占しました。まるで大相撲を見ているような情けなさだった……と言ったら言い過ぎでしょうか(^.^)。

 有馬に騎乗した外国人騎手は全部で5人。この3連複10点で万シュー的中なんだから、いろいろデータを検討するのがむなしくなってしまいます。日本人騎手にはぜひとも奮起をうながしたいところです。

 今年になってブエナビスタは当然のように2010年年度代表馬に選出されました。前期は海外遠征のようですから、また後期にあの勇姿が見られることでしょう。

 しかし、私の予感では明け4歳馬がブエナを逆転するのでは、と見ています。
 特に東京競馬場ではペルーサが連戦連勝かもしれません……が、初戦3着に終わったローズキングダムのように、またも出遅れ4着かもしれません。いつでも「穴の可能性」を追求しようではありませんか(^_^)。

 さて、今年のGIは2月フェブラリーSからです。
 今年こそは「トリガミ」脱却を目指して真剣予想に励みたいと思います。
 日本人騎手に奮起をうながす前に「お前の予想こそ奮起せんかい」と言われないよう、しっかり奮起したいと思います(^_^;)。

 ○ 外国の騎手独占の有馬だが 不甲斐ないのは我が予想(^_^;)

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:以下は私が年賀状に書いた狂短歌です。

 ○ 我が思いつぶやきなんぞじゃおさまらねえ とことん書くぞと 新たな決意

 昨年後期のほぞ噛み予想はまこと「とことん書いた」予想でした(^.^)。
 今年この決意は小説執筆で発揮させる予定です。7年にわたって構想をあたため、書き続けてきた『空海マオの青春伝』をいよいよ完成させることにいたしました。

 来年は2004年に続いて今世紀2度目の「金星の日面通過」が起こります(次は105年後)。それに合わせて空海伝を出版させたいからです。そのため前期GI予想は例の長文データ予想にしないつもりです。

 しかし、昨年前期もそう言いながら、いつのまにか恒例ドデカ予想となってしまいました。今年こそ「10行短文予想」が目標です(^_^;)。

 今年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m(御影)

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