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2012.03.27

高松宮記念、結果とほぞ噛み

 結果は……表馬連・3連復、ウラ単系全的中!(^o^)
 1着―池添 10カレンチャン………[○] 単勝=3.9
 2着―吉田 17サンカルロ…………[◎]
 3着―福永 01ロードカナロア……[○]
 4着―横典 15ダッシャーゴーゴー[・]
 枠連=5-8=6.7 馬連=10-17=9.5 馬単=17.5
 3連複=10-17-01=10.7 3連単=59.3
 ワイド12=3.3 W13=2.3 W23=4.2

※ 高松宮記念、直線残り100メートル――。
「差せっ……差せっ! 差せっ!! 差せっ!!!」と叫んだ私の気持ち、わかっていただけると思います(^_^;)。

 逃げ込みをはかる池添カレンチャンに強烈な末脚で一歩、また一歩と迫る我が◎吉田サンカルロ。
 福永ロードカナロアはすでに抜いており、3着も同馬なら本命サイドであることはまず確実。となると単勝・馬単・3連単を獲れるかどうかが勝負の分かれ目です。声が徐々にでかくもなろうってもんです。

 ああしかし……直線が100メートル伸びたと言っても、やはりローカル小回り競馬場。もしあれが東京コースだったら、サンカルロは差しきったのではないでしょうか。最後に「差せっ!」と叫んだとき、そこは早ゴールで、カレンチャンがクビ差しのぎきりました。「くあーっ、差せんかったかー」は、私最後の叫び(^.^)。

 サンカルロが勝てるとすれば今回と思っていただけに、これで勝てないようでは、もうサンカルロを単勝軸にすることはできませんね。特に高松宮記念では先行馬しか狙えないようです。初めて連対を外したロードカナロアも秋スプリSか来春の高松宮記念は勝つのではないでしょうか。そのときサンカルロはあくまで2、3着候補ですね。

 結果は単勝123番人気の上位入線で3連系は[2→3→1]決着でした。表は馬連9.5、3連復10.7を厚めに的中。
 もっとも、これを獲ったからと言って自慢にもなんにもなりませんが、私はウラ●みたいな馬としてカレンチャンを取り上げて以下のように書きました。
-------------
 ただ、一つ面白いデータを見つけました。過去10年牝馬で3着内に入っ
た5頭のうち1着となったのはただ1頭。それが03年のビリーヴ(5歳)
です。
 この馬の戦歴を見ますと、前年夏から3連勝してスプリSを優勝(GI
初出走)、その後香港スプリントが12着惨敗。帰国翌年阪急杯を2番人気
で9着。そして高松宮記念出走……3番人気の10倍で優勝しました。この
ステップ、なんとカレンチャンとうり二つです(^_^)。
 同ステップで勝てるほど競馬は甘くないとは言え、サンカルロが追って
届かずがあるなら、なんと言ってもカレンチャンはGIスプリS馬。先行
抜け出しの華麗な勝ち方ができるかもしれません。そう思ってカレンチャ
ン流しの馬単3連単を少々追加します。
 よってウラの買い目は、
 単 勝=10カレンチャン[5]
 馬 単=10→17 09 16 03[2×4]
 3連単=10→17→01 09 16 03[1×4]
-------------
 とこちらはずばり(^_^)。
 単勝3.9・馬単17.5・3連単59.3を的中できました。

 ところがしかし、この3連単……いくら買ったと思いますか?
 たったの4点予想なのに、ほんとに100円しか買っていなかったのです。
 レース後投票結果を確認して愕然……。「ありゃ100円しか買っとらん(-_-;)」
 他のレースで1000円、2000円使ってほとんど外しているのに……です(^_^;)。
「おいおい、せめて[10→17→01]くらいは200円とか300円買っとけよ」と自分で自分に突っ込み入れました。とほほ。

 まーそれでも、がちがちの本命サイドで決まった割には表ウラ久々の的中だし、(このレースに関しては)トータル1万数千円のプラスを達成したので、良しとしたいと思います(^o^)。我が過去データ予想もたまにははまることがあります。

 ○ 過去データ たまにはずばりとはまります
    なのに買わないほぞ噛み競馬(^_^;)

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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2012.03.24

高松宮記念、直前予想

 フェブラリーS、結果は……早速のドボン(^_^;)
 1着―岩田 16テスタマッタ…………[?] 単勝=24.3
 2着―藤岡 03シルクフォーチュン…[△]
 3着―和田 10ワンダーアキュート…[○]
 4着―福永 11ダノンカモン…………[△]
 枠連=8-2=10.5 馬連=16-03=105.1 馬単=262.1
 3連複=16-03-10=155.3 3連単=1419.1
 ワイド12=24.3 W13=11.6 W23=9.5

※ レース終了直後……深いため息とともに「追い込みを重視すれば、テスタマッタの穴軸はあったなあ」と思ったのは私だけでしょうか。
 まず最初のボタンのかけ違いは「本年初っぱなのGIフェブラリーS――百万どころか万シューも疑わしい本命サイドになりそう」と見た点。
 となると表予想は「◎09エスポワールシチー、○10ワンダーアキュート、▲15トランセンド」の321番人気3頭に絞ったから当然のように撃沈。ふにゃ(-_-;)。

 結果は2番人気ワンダーアキュートが辛うじて3着で、3番人気武豊エスポワールは5着。そして1番人気トランセンドは逃げることもできずに7着惨敗。
 さらにウラ●グランプリボスは初ダートがこたえたか、なんと12着のボロ負け。これでは話しになりまっせん(T_T)。

 今も書いたとおり、終わってみれば「テスタマッタの追い込みはあり得たなあ」と思うものの、同馬は前日7番人気ながらオッズは51倍。最終的に24倍に落ち着きましたが、「ちょっとないだろう」と決めつけてしまいました。それはテスタマッタが6歳馬の中では5番手くらいの評価だった(と見なした)からです。
 ところが、結果は1着から4着まで6歳馬が独占。過去10年で初めてのことです。これも「過去10年同年齢馬が123着を独占したことは一度もありません」にとらわれすぎました。特に今回は4歳2頭、5歳1頭と少数だっただけに、6歳勢独占もあり得ると見なすべきでした。

 最後に言い訳になりますが、週末にパソコンが故障してオッズとかいろいろなデータを取得整理することができず、「どうせ本命サイドだろう」と安易な予想になったことです。「やっぱりきっちり予想しなきゃいかんなあ」と反省したところです。

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【GI高松宮記念、直前予想】

 さて、気を取り直して明日の高松宮記念(^_^)。リニューアルなった中京競馬場で行われます。
 そろそろ桜の開花報道が聞かれてもいいのに、まだまだ冬のような寒さが続いています。この天候はお馬さんにどう影響するのでしょうか。
 はたまた、リニューアル中京競馬場は直線に坂ができ、100メートルほど長くなりました。逃げが苦しくなり、差しは当然ながら追い込みも決まるかもしれないと言われています。かなり迷う所ですが、今回は本命・穴と決めつけることなく予想に励みたいと思います。

 まずはいつもの年齢別分類です。

 年齢別分類 全18頭牝馬5頭、…後の/までが有力馬、?は消去候補馬
 4歳4頭…・ロードカナロア・アグネスウイッシュ/・サクラゴスペル
      ・ツルマルレオン?
 5歳5頭…・カレンチャン(牝)・マジンプロスパー・ダッシャーゴー
       ゴー・エーシンダックマン/・エーシンリジル(牝)?
 6歳5頭…・サンカルロ・グランプリエンゼル(牝)・ジョーカプチー
       ノ/・トウカイミス(牝)?・レジェトウショ(牝)?
 7歳2頭…・タマモナイスプレイ?・アポロフェニックス?
 8歳1頭…・ベイリングボーイ?
 9歳1頭…・サンダルフォン?

 過去10年の年齢別連対傾向を見ると、4歳[120]、5歳[553]、6歳[234]7歳以上[203]となっています。有力年齢は5歳、続いて6歳でしょう。
 また、牝馬は[122]ですから無視できません。ただ、3着以内に入った牝馬5頭は全て4番人気以内でした。荒れるときには「まさか」と叫ぶから単純カットはしたくないものの、「来たらあきらめる(^.^)」なら、低人気が予想される牝馬は消去していいかなと思います。さすがにカレンチャンは4番人気内に入るでしょう。
 それと過去3走の着順から高齢馬5頭も消去できるのではと感じています。

 過去10年、同年齢の123着独占が04年5歳、05年6歳で2回あります。2頭の同年齢入着も6回。ばらけたのは2回だけで10年が[7→6→5歳]、昨年が[8→5→7歳]でした。
 今回は4歳筆頭に芝12[6000]目下5連勝のロードカナロア。5歳には芝12[6112]、昨秋のGIスプリS馬カレンチャン、そして有力ステップである前走阪急杯1着のマジンプロスパーがいます。また、6歳にも前走阪急杯3着の差し馬サンカルロがいるので、同年齢123着独占はなさそうな気がします。
 そして4歳[120]の結果からわかるように4歳馬が2頭入着したことは一度もありません。よって4歳ロードカナロアを軸にするなら、相手は5歳2頭・6歳2頭を中心にするのが良いと思います。

 上記の推理から残した馬が以下456歳の9頭です。
4歳2頭…01ロードカナロア・03アグネスウイッシュ
5歳4頭…10カレンチャン(牝)・12マジンプロスパー・15ダッシャーゴーゴー・09エーシンダックマン
6歳3頭…17サンカルロ・14グランプリエンゼル(牝)・16ジョーカプチーノ

 この中から内心切ってしまいたいのが、前走3Wクラス1着でGI初の03アグネスウイッシュ、前走オーシャンS9着の15ダッシャーゴーゴー、逃げつぶれそうな09エーシンダックマンの3頭。よって残りの6頭で表勝負です。

 となると表の2軸として01ロードカナロア、10カレンチャンで仕方ないところです。では◎○をどちらに打つか。
 その前に前走三大ステップレースの傾向は阪急杯[664]、オーシャンS[302]、シルクロードS[103]です。

 まず目下5連勝中のロードカナロアですが、気になる点が三つあります。
 一つは前走ステップ別ではイマイチのシルクロードSであること。もう一つはGI初出走でG2出走もないこと。そして全成績[6200]ながらその全てが右回りで左回りが初である点です。2着もしくは3着惜敗となっても不思議ではありません。過去データでも4歳勢は[120]で5、6歳馬に劣っています。

 かたやカレンチャンの不安点は秋GI優勝後香港スプリントで5着、前走オーシャンSも1番人気で4着に負けた点です。また、この馬も全成績[8213]のうち右回り[6113]で左回りは1回だけ(中京1Wクラス1着)の出走。ビミョーです(^.^)。

 もっとも、GI初であっても連勝馬はあまり関係ないようで、カレンチャンもスプリSを優勝したときはGI初出走。しかしその前4連勝でした。
 この2頭は先行から抜け出すという脚質もよく似ています。果たしてロードカナロアが連勝の勢いのままここも突き抜けるか。はたまたカレンチャンがGI実績を元に復活、2頭のマッチレースとなるのか(^_^)。

 人気も2強となるでしょうが、不安点も多いし、私は3連復を主にしたいので、両馬は○止まり。まずこの2頭から絞った4頭に流す3連復を買います。そして表の◎は先行馬より差し馬に打ちたいと思います。

 普通は阪急杯1着の12マジンプロスパーでしょうか。しかし、マル地の馬だし、当初9戦ダートだし、芝14の馬のような気がします。ここ数戦上がりも平凡です。人気薄ならウラ●に面白いところですが、表◎にはイマイチ。

 そこで、狙ってみたいのが◎17サンカルロです。
 6歳馬ながらGIは常連。しかし勝てない。10年高松宮4番人気4着、秋スプリS7番人気3着。11年高松宮4番人気2着、秋スプリS5番人気7着……。
 この間安田記念も走って連続13着惨敗。最近は常に10番手以降の追い込みで、上がりベスト3を連発しながら後一つ届かないレースが続いています。

 しかし、小回り平坦な中京コースから、坂あり直線が長いコースに変わった今回こそ絶好のチャンス。ほぼ大外の17番枠は明らかに不利ながら、追い込みに徹すると思えば、突き抜ける可能性は充分あると思います。
 よって17サンカルロを単軸の◎。○10カレンチャンと01ロードカナロア。この2頭に重めの馬連・馬単。△12マジンプロスパー・14グランプリエンゼル・16ジョーカプチーノには馬連少々流し。03アグネスウイッシュ・15ダッシャーゴーゴー・09エーシンダックマンは3着候補とします。

 よって表の買い目は、
 単 勝=17サンカルロ[10]
 馬連単=17→10 01[5×2×2]
 馬 連=17→12 14 16[3×3]
 3連複=17 10 01[4×1]
 3連単=17→10=01[2×2]
 3連複=17→10=01→12 14 16 03 15 09[1×13]
 3連単=17→10=01→12 14 16 03 15 09[1×14]
 3連復=10=01→17 12 14 16[2×4]
 [3連単は1→2着→3着流し]計78点

 土曜日にボランティアバンド発表(私はベース担当)があったので、ここまでは金曜日までに書き上げました。
 そして土曜日の夜前日オッズを確認しました。01ロードカナロア、10カレンチャンがやはり1、2番人気。17サンカルロは3番人気でした。
 で、ウラ●を考えましたが、あまり惹かれる馬が見つかりません。それに3番人気サンカルロを表の◎にした以上、実質ウラ●みたいなものだから、同馬と心中すべきでは、と感じます。

 ただ、一つ面白いデータを見つけました。過去10年牝馬で3着内に入った5頭のうち1着となったのはただ1頭。それが03年のビリーヴ(5歳)です。
 この馬の戦歴を見ますと、前年夏から3連勝してスプリSを優勝(GI初出走)、その後香港スプリントが12着惨敗。帰国翌年阪急杯を2番人気で9着。そして高松宮記念出走……3番人気の10倍で優勝しました。このステップ、なんとカレンチャンとうり二つです(^_^)。
 同ステップで勝てるほど競馬は甘くないとは言え、サンカルロが追って届かずがあるなら、なんと言ってもカレンチャンはGIスプリS馬。先行抜け出しの華麗な勝ち方ができるかもしれません。そう思ってカレンチャン流しの馬単3連単を少々追加します。

 よってウラの買い目は、
 単 勝=10カレンチャン[5]
 馬 単=10→17 09 16 03[2×4]
 3連単=10→17→01 09 16 03[1×4]
 [3連単は1→2着→3着流し]計17点 総計95点

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2012.03.19

狂短歌ジンセー論[142号]――二つの時空を同時に体験する

 以前このメルマガで書いたり、自著『ケンジとマーヤ』二巻の大きなテーマであった二つの時空――我々の前にA、B二つの道があったとき、一体どちらに進むか。
 普通Aの時空に進むと、Bの時空に進んだらどうなったか知ることはできません。

 ところが、先日私はあるところで、この二つの時空を同時に眺めるというまか不思議な体験をしました。私はAに進んだのに、Bも同時に目の当たりにしたから驚きです。
 そして、いつものように些細な出来事ながら、人生の深~い真実も感じたのです(^_^)。
 今日はそのお話です。
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 (^_^)本日の狂短歌(^_^)

 ○ あり得ない二つの次元を目の当たり いずれもやなこと良いことがあり

 (^O^) ゆとりある人のための10分エッセー (^O^)
 【 二つの時空を同時に体験する 】
 ある日あるところで、私の目の前に右に行くか、左に進むか二つの道がありました。
 ちょっと迷ったものの、私は左を選択して進みました。このとき右に行ったらどうなったか、決して知ることはできません。

 ところが、私は右に進んだ場合どうなったか、結果を知ることができたのです。
 さすがに「同時に体験する」は大げさですが、まるで実体験したかのように、間違いなく「そうなったであろう」と推測できました(^_^)。

 この種明かしはとても簡単で、要するに私は友人と一緒に分かれ道に立っていたのです。そして私は左に、友人が右に進んだのです。
 翌日友人から、私がもし右に進んでいたら「こうなっていたよ」とその顛末(てんまつ)を聞かされたのでした(^.^)。

 まず何があったか、説明します。
 私と友人はある日曜日、共通の友人の個展に出かける約束をしました。個展は我々の住むM市から一時間ほど離れたE市E駅近くのギャラリーであります。そこで私と友人はお互いの中間点にあたるAという私鉄の駅で落ち合って出かけることに決めました。

 私はHというところに住んでいます。まずJRでA駅まで行き、そこで友人と落ち合うと、昼食を摂ってからE行きの私鉄急行に乗って出発しました。彼はパスモを使い、私は(古い人間なので)普通に切符を買いました(^_^;)。
 そしてB、Cを通ってJRと交差するD駅からさらに30分ほど移動してE駅で降りました。そこから20分ほどてくてく歩いて個展会場に着き、作品を眺めるとまたてくてく歩いてE駅に戻りました。午後3時頃でした。

 ところが、帰りの急行電車に乗った途端、BとC駅の間で人身事故があって全線停止となったのです。これは困ったと思いました。
 幸い10分ほど待つとすぐに折り返し運転が始まり、乗った電車はC駅まで行くことになりました。Aから先は向こうの折り返し運転が開始されると放送があります。しかし、BC間の復旧がいつになるかは「わからない」と言います。
 友人は「まずいなあ。Aまで行けないじゃないか」とつぶやきました。友人はA近くに住んでいるから、必ずAまで戻らねばなりません。「バスはどうか」と聞くと、「CからAに向かうバスは少ないんだ」と言います。

 しかし、その直後「さらにA駅まで行きたい方はC駅から別の私鉄に乗り換えれば、M駅でA駅行きの電車があるのでそれを使ってください」と放送がありました。
 これでちょっと遠回りとなるものの、A駅まで電車で行けます。友人はとにかくAまで戻れることになってほっとしたようです。こうした緊急時の際、私鉄間の協定によってA駅までの運賃は変わりません。

 ここで私の方はどうしようかと考え始めました。
 というのは遠回りしてA駅まで行かなくても、D駅でJRに乗り換える方法があるからです。D駅はJRと接続しており、そこからH駅行きの電車があります。
 ただ[A→H]間のJRは複線であるのに対し、[D→H]間は田舎の単線路線で一時間に2、3本しか走っていません。到着時刻によってはかなり待たなければならないので、迷うところでした(このとき私はもう一つあることを忘れていました)。

 友人といろいろ語りつつD駅に着いたとき、私はCからM駅を経由してA駅(さらに乗り換えてH駅)に向かうのは時間がかかりそうだと思いました。そこで友人と別れ、D駅で降りることにしました。
 こうして友人は[D→C→M→A]と一貫して私鉄の道を進み、私はD駅からJRでHへ向かったのです。
 ここが二つの分かれ道でした。

 D駅で降りてJRに乗り換えたとき、二つのことがわかりました。
 まずH行きの電車はたった今出たばかりで、次はこれから20分後であること。ちとがっかり(-_-)。
 なおかつ精算してみると[D→C→M→A→H]の料金より[D→H]の方が100円高いことがわかったのです。
 さらにがっくし(-_-;)。

 実はADH三つの駅はHを頂点とする二等辺三角形のようなものなので、私から見ると、[A→H]も[D→H]も同じような距離感覚なのです。しかし、首都圏では首都圏料金と地方料金で格差があるので、このような料金の違いが起こったわけです。

 私はこのことを忘れていたので「しまった」と思いました。もしも友人と同じ経路を取っていたら、追加の100円増がなかったからです(^.^)。
 高が100円と言うなかれ。単線だから待ち時間が長いことが予想されたので、(このときの私の心情としては)「時間はかかるは、金はかかるはでさんざんじゃないか」だったのです(^_^;)。

 かくして私はD駅で20分も待ち、なおかつ100円余計に払い、しかも離合の待ち時間は長いし、H駅に到着した頃は5時になっていました。
 H駅に降りたときはぐったり疲れた気がして「金は余計に払ったし、時間もずいぶんかかってしまった。あいつと一緒にA駅まで行った方が良かったかなあ」と思いました。
 もし私が一人で行動していたら、[D→C→M→A→H]の路線を進んだらどうなったか、全くわからなかったでしょう。しかし、今回は友人がその道を進んでいます(^_^)。

 そこで私は翌日友人と連絡を取って「そちらはどうだった?」と聞きました。
 すると友人は「D駅でJRに乗り換えて正解だったよ。C駅から別の私鉄に乗り換えるとき、払い戻し精算機の前は長蛇の列だった。自分はパスモを持っているからすぐ乗り換えられたけど……。それにその後の乗り換えも時間がかかって結局A駅に着いたのは4時40分くらいだった」と言います。

 私が4時40分にA駅に着いていたら、そこからJRに乗り換えて15分ほどでH駅に着きます。つまり、D駅乗り換えでH駅に着いたのとほとんど同じ時間に帰り着いたことになります。
 しかし、私の場合時間がもっとかかるのは確実です。友人はC駅から別の私鉄に乗り換えるとき、料金精算をしなくてすむパスモを持っていました。けれども、私は普通の切符ですから、精算の長い列に並ばなければなりません。おそらく20分から30分はかかったでしょう。
 そのとき私は「なんだよ。こんなに時間がかかるなら、D駅で乗り換えてJRにした方が良かったなあ……」と思ったに違いありません(^_^;)。

 結局、まとめるとこういうことになります。
 私が友人がたどった右の道を進めば、余分な金は取られなかったけれど、時間は大幅にかかった。私が選んだ左の道の方は、時間は(比較的)少なくすんだけれど、100円余計に取られた……と(^_^;)。

 ここで「人生の深~い真実を見た」と思ったのは《結局どちらを選んでも、同じではないか》ということです。いずれを進んでも良いことがあり、いずれを選んでも悪いことがあったのだから。
 右の道の良い点は追加の100円負担がないこと、左の道の良い点は時間が少なくてすむこと。右の道の悪い点は時間がかかること。左の道の悪い点は追加の100円を取られたこと(^.^)。
 たとえば、鉄道で各停を使うか、急行や特急、新幹線を使うか。自動車を使う場合、一般道を行くか、高速を走るか。かかる時間を短くしようと思えば、金を払って新幹線や高速を使います。つまり、時間を買っていると言ってもいいでしょう。それと同じ事が今回起こっていたのです。

 以前メルマガ第6号に書いた『分かれ道』(2004年3月3日発行)の狂短歌は以下のようでした。

 ○ 分かれ道右へ行こうと左でも未来を読めば良いことが待つ?

 このときも今回と似ており、ある分かれ道で右へ進んだら、ぬかるみにはまって靴をべっとり濡らす悪いことがあった。しかし、その後困った人を助けて気持ちのいいことが起こった。もし左に進んでいれば、靴を濡らすことはなく、叔父の家に着いて歓待されただろう。しかし、叔父の家に着くまでは飼い犬がわんわん自分に吠える悪いことが待っている……。
 当時の私は「どちらに進んでも良いことがある。それを見通そう」との趣旨で書きました。これは前向きの人生観と言えますが、人によっては「無理矢理思いこんでいる」と取られなくもありません。

 しかし、今回思うことは――ABどちらに進んでも同じだということです。どちらに進んでも良いことがあるし、悪いことがある。悪いことばかりではないし、良いことばかりでもない。
 ならば、自分が選択した道で悪いことが起こったとしても、さほどがっかりする必要はない。「あっちに行けば良かった」と嘆く必要もない。そっちに行ったとしても同じように悪いことが起こるのだから。要するに、深くまた大げさに言うなら、人生とはどちらに進むも同じ善し悪しなんだな……などと考えたのでした(^_^)。

 ○ AとB二つの道を迷うけど どちらに行くも同じ善し悪し

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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