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2012.04.28

天皇賞春、直前予想

 皐月賞、結果は……データ過信で全滅(^_^;)
 1着―内博 14ゴールドシップ………[・] 単勝=7.1
 2着―福永 09ワールドエース………[○]
 3着―岩田 06ディープブリランテ…[▲]
 4着―柴田 15コスモオオゾラ………[▲]
 枠連=7-5=8.9 馬連=14-09=12.2 馬単=31.9
 3連複=14-09-06=20.5 3連単=126.2
 ワイド12=5.0 W13=7.0 W23=4.6

※ 他人(ひと)様のことをとやかくあげつらうのは好きではありませんが、我が愛読デイリーSに伝説の競馬トラックマン弥永氏がいらっしゃいます。
 一昨年後期GIに登場したときは連戦連勝、「ものすごい予想家だ」と思ったものです。
 ところが、昨年彼は絶不調、後期に至ってはほぼノーホーラで「弥永氏が◎を打った馬は消せる」とまで揶揄(やゆ)されたほど。
 その彼が皐月賞で自信を持って打った◎が18グランデッツア……(^_^;)。
 日曜紙面でそれを知ったとき「グランデッツアが消えると3連複疑似総流し」がつぶれるけどなあ」といやな予感が走りました。
 結果はグランデッツア……5着。3連複疑似総流しはまたもつぶれました。
 そして、我が表の◎アダムスピークはなんとどん尻18着。「ほげ……(T_T)」てなもんでした。

 「データ過信で全滅」と書きましたが、ピックアップした表の7頭は必ずしも悪くありません。ABCDと分けて取り上げたのが以下の7頭です。

 AスプS[531]1着グランデッツア[3110]○――5着
         2着ディープブリラ[2200]▲――3着
 B弥生賞[343]1着コスモオオゾラ[3102]▲――4着
         8着アダムスピーク[2001]◎――18着(T_T)
 C若葉S[231]1着ワールドエース[3100]○――2着
 D2月来[003]
共同通信1着ゴールドシップ[3200]・――1着
     すみれS1着ベールドインパ[2111]・――7着

 7頭中5頭が掲示板に載ったのですから「絞り込みには成功した」と言っていいと思います。
 ところが、問題はその後。なんと馬券下手なことか。最悪着順の馬に◎を打っているのですから(^_^;)。
 そしてデータ過信はDのゴールドシップです。過去10年「2月以来」の1、2着がないことから「共同通信1着のゴールドシップは3着[・]候補。すみれS1着のベールドインパクトもカットできますが、気になるならせいぜい[・]」と馬連候補から除外してしまったことです。その馬が1着なのですから「馬券全滅むべなるかな」です。

 前日オッズを見て1~4番人気に人気集中で「一見4強2中その他12頭……といった雰囲気です。果たして4強で決まるのか、5、6人気が絡むのか」とまとめたとき、なんとなく「4強の3連複買っておこうかなあ」と思いました。
 しかし「いやいや、グランデッツアが4着以下に落ちるとは考えられない。買うなら[1→234]の3連複3点で充分」と買い足し(^_^;)、結果は[4→2→3]の3連複。ふにゃ。もっとも買いづらいタテ目決着となってしまいました。

 まーデータ競馬ですから、こうしたことはまま……多々あると思っております(^_^;)。
 さて、明日は昨年ヒルノダムールに合体の◎●を打ち、見事1着を勝ち取った天皇賞春です。データ過信に陥らないよう予想したいと思います。

************************
【GI天皇賞春、直前予想】


 さて、気を取り直して明日はいよいよ天皇賞春(^_^)。

 しかし、データ探求も過信の必要もないほど、絶対◎を打たざるを得ない馬が1頭います。言わずとしれた3冠馬+3歳有馬記念馬+年度代表馬の池添オルフェーヴルです。
 前走阪神大賞典でダントツ1番人気となりながらまさかの逸走。惨敗必至の体勢だったのに、4角前最後方からまさかの追い込み。2着を確保しました。誰もが「強ええ、バケモンだ(^.^)」と思ったのではないでしょうか。
 同馬は全成績[7311]、GI4勝、芝32は初ながら菊花賞芝30を[3028]の秀逸タイムで1着。菊花賞馬が翌年春天も勝つのは著名なデータですから「ここもあっさり」と思えます。私も表の◎もちろんオルフェーヴルです(^_^)。

 問題は単勝を買って単勝系の軸とするかどうか。
 おそらく単勝1倍台でしょうから買うのはやめます。人気上位との馬単は馬連とほぼ同じなので、こちらも買ってもせんないこと。ただし、馬券を絞れたら3連単だけは買っておこうと思います。
 よって問題は2着・3着馬探し。
 ここからデータ探求です(^_^)。


 そこでいつもの馬齢構成。
 春天馬齢構成(18頭全馬牡、[ ]内は過去10年123着)
 4歳7頭[642]   7歳2頭[020]
 5歳4頭[322]   8歳1頭[000]
 6歳3頭[212]   10歳1頭[000]

 昨年は4歳馬が10頭も出走して[4歳ヒルノダムール→4歳エイシンフラッシュ→6歳ナムラクレラント]の着順でした。人気は[7→3→5]。
 私の印は[◎→▲→●]で単勝16.9・馬連68.1・馬単155.9・3連複255.3を的中。しかし「くあーっ、3連単は買ってねえ!」とほぞを噛みました。

 えっ「鼻高だね」ですって? 
 はい。たまには自慢させてください(過去の栄光ですが^_^;)。

 年齢別では過去10年同一年齢の123着独占はありません。今回オルフェーヴルが最低でも3着なら、4歳馬がすでに1頭入りました。残りは2頭です。
 もしも○に4歳馬を選ぶなら▲は5歳か6歳を取った方がいいと思います。ここで[000]の8歳ジャガーメイル、10歳トウカイトリックの2頭をカット。

 次に前走ステップ別頭数です。
 G2大 阪 杯2頭[322]
 G2日 経 賞4頭[251]
 G2阪神大賞典7頭[225]
 OP大阪-ハン4頭[111]
 3W特別―――1頭[000]

 ここでは[000]3W特別の1頭トウカイパラダイスをカット。

 以上のデータから私は2・3着候補として4567歳から次の7頭を選びました。
 4歳・ウインバリアシオン[日経賞2着]
   ・ギュスターヴクライ[阪神大賞典1着]
   ・ユニバーサルバンク[大阪ハンC1着]
 5歳・ヒルノダムール――[阪神大賞典4着]
   ・ローズキングダム―[大阪杯4着]
 6歳・トーセンジョーダン[大阪杯3着]
 7歳・ナムラクレセント―[阪神大賞典3着]

 ちょっと意外な点はステップとして有力な大阪杯と日経賞からともに1着馬が参戦していないことです。大阪杯1着馬はショウナンマイティ、日経賞1着馬はネコパンチ。
 ショウナンマイティは6番人気、ネコパンチは人気薄12番人気(単勝167倍)からの1着でした。大阪杯からは2着フェデラリストも春盾不出走。フェデラリストは1番人気で[7003]からの大阪杯出走。ここに出てもおかしないと思えるのですが……。かくして大阪杯3着のトーセンジョーダンが繰り上げ連対候補となりました。
 ここで、私が思うのは、今年の日経賞、大阪杯組はレベルが低いのではないか、とそんな気がします。昨年大阪杯から春天を勝ったヒルノダムールは大阪杯1着馬でした。
 となると、上記7頭をさらに絞るなら、連対候補は阪神大賞典組ではないでしょうか。
 それは以下の3頭になります。
 4歳・ギュスターヴクライ[阪神大賞典1着]
 5歳・ヒルノダムール――[阪神大賞典4着]
 7歳・ナムラクレセント―[阪神大賞典3着]
 
 ここに阪神大賞典2着の◎オルフェーヴルを入れて例えば3連複馬券を組むと、123着を阪神大賞典組が独占することになります。
 これも過去10年同一ステップから123着独占は1回もありません。阪神大賞典組も大阪杯組も日経賞組も123着に2頭は入ります。しかし、3頭目は他のステップから食い込むのです。

 となると、前記7頭からこの3頭を抜いた馬は4頭で以下の通り。
 4歳・ウインバリアシオン[日経賞2着]
   ・ユニバーサルバンク[大阪ハンC1着]
 5歳・ローズキングダム―[大阪杯4着]
 6歳・トーセンジョーダン[大阪杯3着]

 ここで表の結論です(^_^)。
 ◎オルフェーヴルをトップとして2着は阪神大賞典組3頭、3着はそれ以外のステップ4頭で馬券を組みたいと思います。これでまず3連複・3連単を買います。 もしかしたら「7頭全部を相手として3連複ボックス馬券を組めば良かった」とほぞを噛む可能性がありますが(^_^;)、点数が多くなるのでそうなったらあきらめることといたします。

 そして○▲の更なる絞りに入ります。

 過去10年馬連4歳-4歳の決着となったことが3回あります。次に4歳-5歳が2回。後は5-5、4-7、4-6、5-6、6-7歳が1回ずつです。
 オルフェーヴルが最悪2着と見なせば、馬連の相手は4歳ならギュスターヴとウインとユニバーサルの3頭。5歳以上ならヒルノ、ナムラ、ローズ、トーセンの4頭です。
 4歳馬3頭内では青葉賞2着→ダービー2着、菊花賞2着のウインバリアシオンでしょう。問題は鞍上武豊(^_^;)。そこが不安ながらやはりこの馬を▲。
 そして5歳以上馬からはやはり昨年の春天皇賞馬藤田ヒルノダムール。皐月2着、大阪杯1着後春天1着。秋海外遠征の疲れがあったからか、その後[有馬6着→京都記念3着→阪神大賞典4着]とイマイチです。ただ、この馬京都になるとがらりと変わります。全成績[4627]のうち京都コースだと[3121]と優秀。前走4着に負けたとは言え、復活の2着があって不思議ではありません。
 そこで表馬券の最終結論は◎オルフェーヴル、○ヒルノダムール、▲ウインバリアシオン。残り5頭が[・]3着候補です。

 金曜から土曜にかけて予定があったので以上は木曜までに書きました。
 金曜夜に確定馬番を見てびっくり。なんとオルフェーヴルが大外18番枠に入ったではありませんか。そして土曜日の夕方前日オッズを確認すると、当然のようにオルフェーヴルダントツ1番人気。離れて11ウインバリアシオン、16トーセン、08ギュスターヴ、そして7枠15ヒルノダムール、14ローズと続くようです。
 表の結論はこれを見ても変わりませんので、予想通り買います。

 よって表の買い目は
 単 勝=18オルフェーヴル[200円(^.^)]
 馬 連=18→15 11[5×2]
 3複単=18→15=11[5+5×2]
 3連複=18→08 15 03→11 07 14 16[2×5×3]
 3複単=18→15=11→08 03 07 14 16[1×11+1×12]
 計80点

 さていつものウラですが、思い起こせば06年春天皇賞……。
 あの3冠馬ディープインパクト(もちろん表の◎)が負ける可能性を多々あげつらったものです。そして……論述空しくディープはさらりと1着。「ふにゃ」てなもんでした(^_^;)。
 今回も空しい気がしますので、オルフェーヴル負け馬券は私一人で買うことにいたします。
 ただ、オルフェーヴルが負ける可能性を以下箇条書きにします。
・大外18番枠では最後方追走せざるを得ない。スローは必至だし追って届かずがあるかも。
・新馬勝ちながら2勝目を上げるのに5戦も要し、スプリS1着から6連勝なれど、すでに12戦も走った。歴戦の疲れがあるかも。
・前走逸走の問題よりも、2着に食い込むほどに走らせた――その反動があるかも。
 以上3点です。
 でひそかに買おうと思っている馬券は2匹目のドジョウ(^.^)15ヒルノダムールの単勝と馬単[15→18]1点です。

 さて結果は?


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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:CMとして「『空海マオの青春』パソコン用全章ファイル500円にて販売中」と書きながら、その詳細を決められないままここまで来てしまいました。
 これまで[一太郎版]・[PDF版]・[HTML版]の制作を試みましたが、[一太郎版]以外は容量が大きすぎて通信に難があること。また、タテ書きにすると(最近のパソコンは横長タイプが多いため)上下が切れて読みづらい……など問題が多々あることがわかって暗礁に乗り上げていました。
 このたび[一太郎版]なら1メガ強なので送受信に耐えるとわかり、販売可能となりました。ワープロソフト『一太郎』をインストールされている方は購入可能です。最後まで早く読みたい方はご利用下さい。詳細は御影祐のホームページをご覧下さい。(祐)

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2012.04.20

狂短歌ジンセー論[143号]――ハムねえさんの充実

 四月――入学・入社のシーズンを迎えました。
 今年は寒い日が続き、桜の開花がかなり遅れたようです。それでも東京の桜はすでに散り、今は春後半の花々が咲き誇っています。
 表通りはでっかいランドセル背負った小学1年生や新入社員とわかる黒スーツの若者が歩いています。どこか足早の動きは彼らのわくわく感を表しているように見えます(^_^)。

 そんな旅立ちのとき、私は部屋の中で「さて狂短歌メルマガに何を書こうか」と考えました。素案はいくつかあるのですが「この時期にふさわしいものを」と考えるとすんなり決まらないのです。
 しかし、一昨日夕方のテレビで素晴らしい女性が取り上げられているのを見ました。TBS5時の情報番組[Nスタ]で「密着!ハムおばちゃん 伝説の試食販売員」と題した特集です。
 スーパーなどで試食販売をするあるおばさんが「1日一千個売ったこともある」伝説の試食販売員として紹介されていました。
 見た人がいらっしゃるかもしれませんが、[働くことの意味]を考える上で四月にぴったりと思って取り上げることにしました。

 (^_^)本日の狂短歌(^_^)

 ○ スーパーの試食販売一千個! 見返りなくともがんばるわけは?

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 (^O^)ゆとりある人のための10分エッセー(^O^)

 【 ハムねえさんの充実 】

 数日前夕方のテレビで、ハムを試食販売するおばさんが紹介されていた。
 彼女が売るのはハムやソーセージにベーコンなど。大きなスーパーでよく見かけるように、彼女もその場で調理したハムやソーセージを試食してもらい買ってもらう。

 ごく当たり前の情景だが、彼女がわざわざ取り上げられたのには理由がある。
 その人は「伝説のハムおばさん」と呼ばれ、売り上げは常時百ヶ以上、最大一千ヶ売り上げたこともあるという。
 番組はその秘密を「魔法」として紹介していた。それを一言でまとめれば、工夫とおばさん特有のレシピにあると思った。

 魔法その1は午前中の販売――客もまばらで試食コーナーに立ち寄る客も少ない。
 すると彼女は野菜売り場を回ってその日の特売野菜を買う(自腹かもしれない)。それを使ってハムやソーセージ入りの料理を作り客に勧める。
 客は大概特売野菜を買っているので、試食すれば「おいしい! 私も同じものを作ってみよう」てなことになり、ハムを買って売り上げ増。ほーほー。

 魔法その2は新製品の生ハム売り。
 夕方は客が多く試食売り場も大混雑。しかし、彼女は客の対応に追われて生ハム用の試食を作れない。客はいつものハムソーセージは買ってくれるけれど、生ハムに全く手が伸びない。
 そこで彼女はカセットテープに「呼びかけの声」を吹き込み、売り場でそれを流す。一人二役作戦である。そして自分は生ハムを使った試食品を作る。それが豆腐を小さく角切りにして生ハムで包むレシピだった。豆腐がチーズのような食感で絶品(と好評)。生ハムが一気に売れた。

 また、彼女はタルタルソースなども自分で考えて作っている。自宅に帰ってソースを試作する。あるいは本屋で立ち読みをして季節にあったレシピを考える。
 たとえば、タマネギのみじん切りとマヨネーズにケチヤップをたっぷりかけたソース。簡単だけど、見ていて「ええっ」と思えるようなソースだ。
 ところが、その簡易「サルサソース」はソーセージにとても合うようで、客は「おいしい(^o^)」と笑顔。ソースのレシピを教えて売り上げ増。ふんふん。

 魔法その3は「斜め45度の視線」。
 客が試食売り場に近づくと、彼女は斜め45度の視線でカートの中をちら見する。もちろん何を買っているか確認するためだ。そこに蕗があれば、「フキはどうやって食べていますか」と声をかける。客は「煮るくらいかなあ……」の返事。すると彼女は「こうするとおいしい、こんな食べ方もありますよ」とレシピを教える。
 それはハムソーセージと直結しないこともあるだろう。しかし、新しいレシピを教えられて嬉しくない客はいない。次はおそらくハムソーセージを買ってくれる……なるほど(^_^)。

 そのハムおばさん、年の頃は四十前後。ふくよかでペコちゃん人形のようなお顔立ち。優しさそうな感じだし、もう結婚して小学生くらいのお子さんがいるように見えた。
 そうしたら私生活も公開されてまだ独身だという。世の男はホントに女性を見る目がないなと思った。私だったらすぐにでも「交際してください」と申し込みたいと思った(^_^;)。

 こうしてハムおばさん売り上げ増の秘密はわかったけれど、不思議な感もあった。彼女はどうしてそんなに熱心に働くのだろうかと。
 失礼ながら、試食販売とは片手間にやるバイトのような仕事だと思っていたし、スタッフが質問したように、私も「当然歩合制なんですよね?」と思った。

 ところが、試食販売は歩合制ではなかったのだ。
 彼女は「百ヶ売っても、一千個売っても給料は同じなんです」と答えた。

 これにはちょっと驚いた。
 今の世の中、歩合制でない仕事で、かくまで一生懸命働く人がいるのだろうかと思った。

 この「百ヶ売っても千個売っても給料は同じ」という制度は、能力の高い人、彼女のように工夫をして売り上げ増に貢献している人の気持ちを萎(な)えさせ、「一生懸命働いたって何の見返りもない。やめたやめた」と思わせる制度だ。
 だから、多くの企業は歩合制を導入して販売・営業担当者に「がんばれば、がんばっただけ収入が増えるぞ」とはっぱをかける。

 話はちょっと大げさになるけれど、社会主義が崩壊した理由の一つに「百ヶ売っても千個売っても給料は同じ」制度がある。働く全員に売り上げ百ヶ分の給料が渡されるのが社会主義制度だ。すると人はどうなるか。

 一日百ヶ売る人はまー普通として取り立てて思うことはないかもしれない。しかし、一千ヶを売る人は「こんなに苦労して一千ヶも売っているのに、隣の百ヶしか売れないやつと同じ給料かよー」とがっかりする。あるいは、一生懸命米や野菜を作って国に納めたのに、返ってくる配給品は少ない米と貧弱な野菜(-_-;)。
 それが十年続くと「適当に働けばいい。働かなくても配給がある」なんてことになる。それが国全体の労働意欲低下となって生産力がどんどん落ちる……。
 だから、[社会主義国]中国もこの制度をやめた。いわば歩合制を導入することで、人は働く意欲を取り戻し、税収が増え国は豊かになっていった。元からの資本主義国である日本や欧米はもちろん昔から歩合制を導入している。

 この歩合制――能力の高い人にとってはとてもありがたい制度であり、働く意欲を大いにかき立てる制度だ。

 がしかし、どんなにがんばっても百ヶ、あるいは五十ヶしか売れない人にとってはとてもきつくて辛い制度でもある。
 多くの営業マンは歩合制で、毎月の販売実績がグラフ化され、壁に張りだされる。当然トップがいればビリもいる。当然競争が起こる。一千ヶ売る人がいれば、二百ヶしか売れなかった人は自信をなくすだろう。「一日最低百ヶは売ってください」がノルマにされると、一日五十ヶの人は「給料泥棒」などと言われたりする(-_-;)。
 あるいは、二百ヶ売る人は最低百ヶの基準からすると基本の二倍がんばっている。しかし、千ヶから見れば五分の一に過ぎない。五百ヶ売る人がぞろぞろいると「お前は二百ヶしか売れない無能者」とののしられるかもしれない(T_T)。

 これは学生時代、テストでいつも30点しか取れなかった生徒が「とてもがんばって60点取った」ときと似ている。そのときの平均点が80点だと、親も先生も「すごいね」とは言ってくれない。
 やがて働く人たちは二分化し、多く売れない人は働く意欲をなくしてドロップアウトする。劣等生が勉強意欲をなくすのと同じだ。
 だから、歩合制でない、みな公平に同じ給料――という制度は能力のあまり高くない人、がんばれない人にとっては安心できる仕組みだ。

 しかしながら、先に触れたように「全員同じ給料制度」は働く意欲を低下させる。見返りがないと、我々はなかなか一生懸命に働こうと思えないからだ。「全員同じ給料下でどうやって意欲をかき立てるか」――これは(またちょっと大げさな言い方ながら)私の根本的テーマであり難題だった。
 ハムおばさん、この難題にあっさり答えていたから驚いた(^_^;)。

 取材スタッフが「給料が変わらないのに、どうしてそんなに一生懸命働くんですか」と聞いた。

 この質問に答えてハムおばさんは言った。
「その日売り場にある百ヶのハムが売り切れると、ああやったーって思う。それが楽しくて仕方ないんです。だから工夫するし、一生懸命売ろうと努力するんです」と。

 要するに、答えはとても個人的レベルだった。会社のためではないし、給料を上げようとするのでもない。そもそも一千ヶ売っても歩合はない。彼女は「一千ヶも売るんだから、給料を上げてくれ」との要求もしていないようだ。

 ハムおばさんが言ったのは一つの仕事、一日の労働をやり遂げる達成感だろうか。
 彼女は見返りとしてのお金ではなく、あくまで自分の心の達成感、充実感を試食販売のエネルギー源としていたのだ。言うならば「自分が満足するために一生懸命働いている」と言っていいだろうか。

 しかも、それが単なる自己満足に終わっていない点も見逃せない。
 彼女はこうも言った。
「自分が工夫したレシピを教えると、お客さんがおいしいと喜んでくれる。それを見るとこっちも嬉しい(^o^)」と。
 そこには人――社会とつながっている充実感もある。自分が工夫したこと、いろいろ考えてやっていることを、受け入れ評価してくれる人がいることだ。
 この仕事をやって人が喜んでくれる。そこでますます工夫してレシピを考える。するとまたお客さんが喜ぶ。自分も嬉しい……。
 確かにこれほど楽しくて充実した人生はないだろう。ハムおばさんが「試食販売は楽しいんです」と笑顔で言うのもよくわかった。

 私達は働くとき、誰かに、何かで評価されたいと思う。端的にはがんばった分だけ返ってくるお金がそれにあたる。
 しかし、がんばったことで上司から「よくやったな」と言われることもお金以上に充実感を覚える。ハムおばさんがあそこまでがんばれるのは客との交流にあるんだなと思った。
 彼女の売り場でよく買っている客のおばあさんが「あの人は単なる試食販売じゃない。心がこもっているんだ」と言った。ハムおばさんにとって最高の誉め言葉だろう(^_^)。

 ○ スーパーの試食販売一千個! 見返りなくとも達成感

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記: 以前このメルマガで「飯炊きを天職とするおじさん」(2004年2月11日「第3号」)について書きました。読み返してみたら、ハムおばさんとの共通点が多々ありました。ハムおばさんも試食販売が天職なのかもしれません(^_^)。
 参考↓
「天職について」

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2012.04.14

皐月賞、直前予想

 さー明日は牡馬クラシック第1弾皐月賞です(^_^)。
 タテ目ではない、本線的中を目指したいものです。

 ところで、この皐月賞、過去10年データを見る限り、とても単純な傾向を示しています。
 まず前走ステップ別連絡みデータを今回出走数と合わせて列挙すると、

 A G2スプリンS[531]―6頭
 B G2弥 生 賞[343]―5頭
 C OP若 葉 S[231]―2頭
 D 2 月 以 来[003]―4頭
 E そ  の  他[000]―1頭 [ ]内は123着回数

 Dの2月以来で3着3回とはG3共同通信とG3京成杯で、ABC三大ステップとこのDで連対連復馬全30頭が網羅されます。Dの3着3頭のうち2頭は1着馬でした。
 ということは今回Eにあたる毎日杯4着のフジマサエンペラーはカット。また、D4頭のうち1勝クラス1着のシルバーウェィブときさらぎ賞7着のスノードンもカット。共同通信1着のゴールドシップは3着[・]候補。そしてすみれS1着のベールドインパクトもカットできますが、気になるならせいぜい[・]でしょう。

 私はABCDステップから表の馬連系候補として以下の5頭を抽出しました(馬名の後の[ ]内は全成績)。
 表の連絡み候補
 AスプS[531]1着グランデッツア[3110]
         2着ディープブリランテ[2200]
 B弥生賞[343]1着コスモオオゾラ[3102]
         8着アダムスピーク[2001]
 C若葉S[231]1着ワールドエース[3100]

 この5頭、確率実績から見てここで上位争いして不思議ない馬ばかりです。アダムスピークは弥生賞8着から巻き返せるかどうかビミョーながら、新馬→G3ラジオニッケイ杯連勝、弥生賞1番人気でしたから、ここに取り上げました。
 問題は弥生賞1着のコスモオオゾラです。弥生賞は9番人気での1着でした。しかも鞍上柴田騎手はGI実績皆無で今回上位人気になるとは思えず、これまたビミョーです。

 一方、荒れるとすれば、このABCDステップ内の人気薄馬です。こちらも6頭抽出してみました。
 穴・ウラ●候補
 AスプS[531]3着ロジメジャー[1111]
 B弥生賞[343]2着トリップ[2101]・3着アーデント[2111]
 C若葉S[231]2着メイショウカドマツ[2214]
 D2月来[003]共同通信1着ゴールドシップ[3200]
         すみれS1着ベールドインパクト[2111]

 合計11頭に絞りました。えっ、絞れてない?
 ごほん。ただしDは3着候補なので、馬連系の候補馬は実質9頭です。

 ここで単純1勝馬ロジメジャーをウラ候補に取り上げたことに関しては説明がいると思います。同馬はダイワメジャーの子です。
 思い起こせば父ダイワメジャーこそ、04年に単純1勝馬の身で皐月賞馬となったのです。父は[芝2着→ダート1着→ダート4着]と来てスプS3着によって1勝馬の身ながら優先出走権を獲得。驚嘆の皐月1着(10番人気)でした。

 子のロジメジャーは全て芝で[1→9→2着]と来てスプSを父と同じく3着で皐月出走です。こうまで似るのも珍しいですね。
 皐月賞はダイワメジャーだけでなく、ディープインパクトの2着だったシックスセンスや、08年2着タケミカヅチも1勝馬(ただし重賞2着あり)です。「まさかねえ」と思いつつ、1勝馬決して無視できないので取り上げました(^_^)。

 さて、この記は木曜から金曜にかけて書きました。

 推測ですが1、2番人気はおそらくグランデッツアとワールドエースでしょう。
 実績・ステップから見ると、確かにこの2頭に◎○を打ちたくなります。

 しかし、両馬とも危険要素ありありです。
 まずグランデッツァの危ない点は未勝利上がりであること。[3111]と3勝を上げていますが、勝ったのは芝18ばかり。芝20は3着1回です。昨年皐月1着のオルフェーヴルはスプS1着ながら芝20は未出走のままでした(ただし新馬勝ち)から、グランデッツアも勝ち負けして不思議ない馬ですが、逆にこけても不思議ではありません(^.^)。

 次にワールドエース。こちらはもっと危ない要素ふんぷんです。同馬は[3100]の実績で4戦連続1番人気。しかも1倍台オッズが3度と文句なし。
 気になるのは12月に新馬を勝った後1・2・3月に各1戦、今年3戦も走りました。きついローテだったのではないかということ。そして前走なぜ若葉Sを選んだか――です。

 若葉S組は皐月でだいたい裏切り馬です。人気で負け、ちょい人気薄からフタケタ人気で上位に来る。それが若葉S組です。
 過去10年若葉S経由は皐月で[231]の実績を持っています。しかし、スプSや弥生賞と比べると、随分質が違うのです。

 たとえば、1着した2頭――02年ノーリーズンと07年ヴィクトリーの本番人気は15と7。2着3頭の本番人気も12と8と6。3着1頭(06年フサイチジャンク)だけが2番人気でした。フサイチジャンクは[新馬V→1勝特別V→OP若駒SV→OP若葉SV]の4連勝、しかも全て芝20ばかりで本番皐月賞へ。2番人気でしたが3着敗退……2番人気で3着では裏切られたと言っていいでしょう。

 今回ワールドエースは[新馬V→OP若駒S2着→G3きさらぎV→OP若葉SV]の経歴でフサイチジャンクとよく似ています。こけるかもしれません(^.^)。ただ、G3を勝っている点はフサイチジャンクと違うので、来るかもしれません。
 私は桜花賞で王道ステップを取らなかったサウンドオブハート同様、よくて3着、へたすりゃ4着ではないかと見ています。

 つまり、若葉S経由は上位人気なら軽視して下位人気になったときこそ買ってみたい馬なのです。となると今回買ってみたいのは2着メイショウカドマツの方でしょうか。鞍上藤岡康を含めて成績的にはイマイチですが、ひたすら逃げること間違いなく、そこは面白いかもしれません。

 さて、ここで表の結論です(^_^)。

 土曜前日オッズでは1番人気が18グランデッツア。差のない2・3番人気に06ディープブリランテと09ワールドエース。ちょい離れた4番人気が14ゴールドシップ。ここまでが単勝オッズヒトケタで5番人気02アダムスピーク、6番人気15コスモオオゾラと続くようです。
 一見4強2中その他12頭……といった雰囲気です。果たして4強で決まるのか、5、6人気が絡むのか。

 私はいろいろいちゃもん付けましたが、ぐるり回って強い2頭の馬――18グランデッツアと09ワールドエースを○○と決めました。しかし、気になる要素が多々あるのでこの2頭から買うのは3連復だけ。絞った11頭――残りの9頭に流します。

 そして表の◎は02アダムスピークにしました。弥生賞8着は負けすぎですが、負けたとは言えコンマ5差。新馬→G3ラジオニッケイ杯連勝の底力に賭けてみたいと思います。馬連馬単を流すのは○2頭に▲も2頭――06ディープブリランテと15コスモオオゾラ。残り6頭は3着3連復候補です。

 よって皐月賞表の買い目は、

 単 勝=02アダムスピーク[10]
 馬連単=02→18 09[3×2×2]
 馬連単=02→06 15[2×2×2]
 3複単=02→18 09 06 15 BOX[2×6+1×12]
 3連単=02→06=15→18 09[2×5]
 3連複=02→18=09→03 04 05 07 14 17[1×13]
 3連複=18-09→02 06 15 03 04 05 07 14 17[2×9]
 計91点

 最後にいつものウラですが、すでに表の◎02アダムスピークが5番人気でウラ●みたいなものなので、ウラはなしにしたいと思います。
 ただ、1頭だけ血のロマンを感じさせるダイワメジャーの子ロジメジャー。前日70倍超ではちょっと無理かと思います。しかし「まさかまた単純1勝馬の優勝?」なんてことがないとも限らないので、17ロジメジャーの単複を買っておこうと思います(^.^)。
 も一つ「まさか」は単純タイム予想だと芝20の場合、過去3走芝20のTX馬をカットできません。それが今回は11マイネルロブストです。スプS7着で人気を落としていますが、2走前中山京成杯で2着[2007]のタイムで走っています。それにGI朝日杯2着馬です。こちらも「まさか」の単複を少々。そして小声で「ゆたかっ」と叫びます(^_^;)。

 よってウラの買い目は、

 単 複=17ロジメジャー[3×2]
 馬 連=17→02 18 09[2×3]
 3連複=17→02→18 09 06 15[1×4]
 単 複=11マイネルロブスト[2×2]
 計20点合計111点

 以上です。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2012.04.10

桜花賞、結果とほぞ噛み

 桜花賞、結果は……馬連18.5倍的中なれど……(^_^;)

 1着―岩 田 10ジェンティルドンナ…[○] 単勝=4.9
 2着―内 田 15ヴィルシーナ…………[▲]
 3着―ビンナ 11アイムユアーズ………[・]
 4着―松 岡 13サウンドオブハート…[・]
 枠連=5-7=9.7 馬連=10-15=18.5 馬単=31.5
 3連複=10-15-11=51.1 3連単=240.2
 ワイド12=7.2 W13=7.4 W23=11.8

※ 桜の花をバックに桜花賞、最後の直線――。
 馬群を抜け出したのは我が○10ジェンティルドンナと▲15ヴィルシーナ。そして3着候補でしかない[・]11アイムユアーズ。3頭は他馬と次元の違う脚色で抜け出し、優勝争い一直線でした。
 しかし、私は3連系総外れとわかって叫ぶこともなく、むしろ視線は中団大外に……。
 そこには我が◎にして2歳女王の17ジョワドヴィーヴルがこれまた違う脚色で走っていました。
 この「違う」とは阪神JF「重戦車のごとき末脚」と違って他馬と脚色が全く同じ……(-_-;)という意味の「違う脚色」でした。鞍上福永は懸命に追っていましたが、ジョワドはもがいて苦しそうでした。結果は6着流れ込みが精一杯。

 うーん……一体どうして2歳GI馬がああもあっけなく敗れるのでしょうか。

 これが牡馬の朝日杯チャンプと皐月賞の関係だったらわかります。距離がマイルと2000ですから。しかし、阪神JFと桜花賞は同じ阪神、同じマイルなのです。

 しかも過去10年、1番人気は[3421]の成績。つまり、10回中9回も3着以内に来ているのです。今回私はジェンティルドンナとヴィルシーナにもかなり自信があったので、1番人気ジェンティルドンナは悪くとも3着。
 であれば馬券は3頭に絞れるから「◎○▲の馬連3点、3連復1点で完璧!」と思っていました。ところが、肝心要のジェンティルドンナが来ないなんて……。
 結局、3頭三つ巴の優勝争いはジェンティルドンナ1着、ヴィルシーナ2着で辛うじて馬連的中となったものの、内心「ふにゃ(-_-)」の気持ちでした。

 確かに私はウラ予想で、1勝GI馬トールポピーとゴスホークケンの例をあげ、「2歳激走の反動なのか、ジョワドヴィーヴルもこのパターンにはまって負ける可能性があるかも」と論じました。
 しかし、内心そうあってほしくないと思っていました。強い馬が強い勝ち方をしてほしい。あるいは、悪くとも2着3着。そう思ったからこそ表予想ではジョワドヴィーヴルを◎のままにしたのです。
 レースが終わってジョワドが勝って「けちつけてごめんね、ごめんね~」と書きたかったのです(^_^;)。

 と言うのは1勝馬の身でGI馬となったからと言ってその後必ず凡走するわけではありません。いい例がジョワドの姉ブエナビスタです。
 ブエナは[新馬3着→未勝利1着]という1勝馬の身で阪神JF優勝。そしてチューリップ賞1着の後桜花賞→オークスを連勝して強いところを見せてくれました。

 一体ブエナビスタとトールポピー、ゴスホークケン、そして今回ジョワドヴィーヴルとの違いはなんなのか。
 私はそれをGI1着後、勝つか負けるかではないか――と考えています。
 たとえば、上記4頭を並べてみると、
・トールポピー―[新2→未1→阪神JF1→チューリ2→桜花8]
・ゴスホークケン[新1→重賞4→朝日FS1→NZT12→NHKマイル12]
・ジョワドヴィー[新1→阪神JF1→チューリ3→桜花6]
・ブエナビスタ―[新3→未1→阪神JF1→チューリ1→桜1]

 このようにブエナビスタだけはGI後勝って本番に望んでいます。つまり、1勝GI馬であっても、ブエナのように次走も勝って連勝路線に乗れば、その後の活躍が保証され、一度でも負けると「本番は危ない」のかもしれません。

 しかし、トールポピーなどチューリップ賞で負けたといってもハナ差でした。
 自分でこの理屈をこしらえながら「まさかなあ」と思い、だからこそジョワドヴィーヴルを表の◎に残したのです。
 ジョワドは果たして立ち直るのか。トールポピーは桜花賞で負けた後、オークスで復活優勝を果たしました。その例になってほしいなと思います。

 ウラ●2枠サンシャインは10着と伸びず、馬券は表の馬連18.5倍500円が当たっただけでした。
 ただ、個人的にはレース直前にテレビパドックを見たとき、ジェンティルドンナの腰のあたりがぱんぱんに張って筋肉が盛り上がっていることに気づきました。それを見て「これはすごい」と思い、またヴィルシーナの細くくびれた長い胴を見て「これはオークスで買ってみたい馬だ」と思いました。
 逆にジョワドヴィーヴルが取り立てて良く見えなかったので「もしかしたら○-▲のワンツーがあるかも。馬連追加しておこう」と馬連・馬単の表裏を追加したので、個人的にはずばりの黒字となりました(^_^)。
 もちろんこれは桜花賞のみの決算であって一日トータルは「もごもご……」だったから辛いところです(^.^)。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。長くなったので単独
発行といたしました。週末はいよいよ皐月賞です(^_^)。(御影祐)

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2012.04.07

桜花賞、直前予想

 無茶苦茶な春の嵐の後、東京では桜がようやく満開を迎えました。
 いよいよ3歳乙女の祭典桜花賞です(^_^)。

 今回は混戦なのか、はたまた前評判通りの馬が連に絡むのか。
 混戦の原因を作り出したのは阪神JF馬ジョワドヴィーヴルとシンザン記念で牡馬を蹴散らしたジェンティルドンナが前走チューリップ賞で3着、4着と負けたからでしょう。しかも前哨戦を勝ったのが全て関東馬という異常さ(^.^)。
 これをどう解釈するかで馬券の正否が決まりそうです。

 しかし、まずはいつもの分類法で各馬を分けておきたいと思います。
 全18頭全て牝馬なので、今回は前走のステップ別に分けます。[ ]内は桜花賞の123着連対数、……以下はちと無理な無印馬扱い。

 1G3チューリッ[443]2着エピセアローム・3着ジョワドヴィーヴル・4着ジェンティルドンナ
 2G3フラワーC[221]1着オメガハートランド・2着メイショウスザンナ
 3G2フィリーズ[211]1着アイムユアーズ・3着プレノタート・4着イチオクノホシ……12着ファイン・14着エイシン・15着ダームドゥ
 4エルフィンS-[110]1着サンシャイン
 5OPアネモネS[101]1着パララサルー・2着マイネエボナ・5着トーセンベニザクラ
 6G3クイーンC[023]1着ヴィルシーナ……アラフネ12着
 7他――――――[001]OP紅梅S1着サウンドオブート

 これで全18頭です。
 さて過去データを眺めると、1~6のステップで1着馬は最低でも△を付けねばなりません。つまり、フラワーCより03オメガハートランド、フィリーズより11アイムユアーズ、エルフィンSより04サンシャイン、アネモネSより05パララサルー、クイーンCより15ヴィルシーナ――この5頭です。

 そしてチューリップ賞組では1着馬よりむしろ2、3着の方が本番で巻き返すようです。よって02エピセアローム、17ジョワドヴィーヴルも最低△。問題は4着10ジェンティルドンナですが、シンザン記念の勝ち馬をここで無印にはできないし、過去データでも連絡みがあるのでやはり最低△がつきます。これで3頭――合計8頭。

 問題はこの8頭から123着が出るか――です。あるいは[・]無印馬の激走があるかどうか。ありそうなのはフラワーC2着馬、いつもの武豊(^.^)07メイショウスザンナか、クイーンC2着→フィリーズ4着の09イチオクノホシ。さらに2走前G3フェアS1着の14トーセンベニザクラ。同馬はマイルの成績[3102]です。もう1頭、新馬→OP連勝で[3010]と復率100の紅梅S1着馬13サウンドオブハート……この4頭も取り上げたくなります。これを追加すると全12頭。

 さて、ここで表の結論です(^_^)。

 混戦模様ではありますが、今回私は自分の勘と相馬眼(^_^;)で◎○▲3頭に絞りました。実は桜花賞の◎は昨年の阪神JFを終えた時点で決めていたのです。
 
 阪神JFは新馬1戦1勝のジョワドヴィーヴルがGIまでぶっこ抜きました。そのとき私は「1頭だけ次元の違う馬がいた~まるで重戦車かマサカリのよう~これは来年無敗の牝馬3冠→エリザベス女王杯→古馬になっても相当勝つのではないか」と書きました。
 最後の予想はあっさり不的中となったものの(^_^;)、阪神JF終了時点で「ジョワドは桜花賞の◎」と決めていました。一つ負けたとは言え、この勘に従いたいと思います。よって17ジョワドヴィーヴルを表の◎。

 そして○はやはりシンザン記念で牡馬を蹴散らした10ジェンティルドンナ。これも強い勝ち方でした。牡馬と戦って牝馬戦に帰ってきた馬が好走するのはご存じの通りです。
 最後に▲はいつものデータから。
 過去10年1着はないものの[023]と堅実なクイーンC馬。それが15ヴィルシーナです。同馬は全成績[3010]と復率100でもあります。また、前2走で[1W→G3]を連勝したのはこの馬だけ。しかも全4走先行しながら上がりは全てベスト3内と末も確かです。よっとこの馬を▲。
 馬連はこの◎○▲3頭ボックスに絞って3連複も本線3頭の1本買い。あと100円だけピックアップした8頭に流します。

 よって表の買い目は、
 単 勝=17ジョワドヴィーヴル[5×1]
 馬 連=17 10 15 BOX[5×3]
 馬 単=17→10 15[3×2]
 3連複=17 10 15BOX[10×1]
 3連単=17→10=15[2×2]
 3連複=17→10=15→02 03 11 04 05 07 09 14[1×17]
 計60点

さて、いつものウラです(^_^)。

 表予想と全く矛盾するのですが、前日1、2番人気のジョワドヴィーヴル、ジェンティルドンナにケチ付けてみたいと思います(^_^;)。

 まず1番人気、我が◎17ジョワドヴィーヴルですが、負ける可能性あります(^.^)。
 過去10年データから思い出すのは08年に3連単700万馬券が出たときの1番人気トールポピーです。
 同馬は前年[新馬2着→未勝利1着→阪神JF1着]となり、単なる1勝馬の身ながら2歳チャンプとなりました。
 そして翌年チューリップ賞で1番人気ハナ差の2着。本番桜花賞ではもちろん1番人気でした。ところが、結果は8着惨敗。
 同馬は次走オークスこそ4番人気1着と復活しましたが、その後7走鳴かず飛ばずで終わりました。
 同パターンで思い出すのが07年朝日FS馬のゴスホークケンです。新馬勝ちからG3を4着、単なる1勝馬でGIを勝ちました。ところが、3歳以後は12戦して最高5着が一度だけでした。どちらも2歳激走の反動なのかもしれません。
 阪神JF馬ジョワドヴィーヴルもこのパターンにはまる可能性、あるのではないでしょうか。
 えっ、「もし優勝したらどうするんだ」ですって?
 そのときは「ごめんね、ごめんね~」ってことで(^_^)。

 次に新馬勝ちでなかった馬たち――こちらも2、3着はあっても1着は危ないと思います。
 それがフィリーズ1着馬4番人気11アイムユアーズ、チューリップ賞2着7番人気02エピセアローム、同4着2番人気10ジェンティルドンナです。この3頭みな未勝利上がりです。

 さらに紅梅S1着の3番人気13サウンドオブハートは阪神JF3着でありながら、王道ステップを取らず「確実に勝てるであろう」紅梅Sを使った点が引っかかります。1着になったものの、そんな弱々しい気持ちではGIを勝てないと見ます(^.^)。

 このように考えたからこそ、表予想の◎17ジョワドヴィーヴルの単勝を500円としたのです。こうなると▲ヴィルシーナをウラ●にしたくなります。
 しかし、同馬は4番人気だし、クイーンC以来の馬が[023]と1着がないことが気になります。来るけれどイマイチ届かないとなると単勝軸にはし辛い感じです。

 そこで前日人気薄ながら気になっている馬が2頭。それは2枠両馬――04サンシャインと03オメガハートランドです。04は20倍の8番人気。03は40倍の13番人気です。

 しかし、サンシャインは前走エルフSの1着馬。昨年の桜花賞馬マルセリーナもエルフS1着馬でした。マルセリーナは[新馬1着→シンザン記念3着→エルフS1着]のステップで、サンシャインも全く同じです。あるいは、もう一匹ドジョウがいるかもしれません(^.^)。サンシャインは唯一外国人騎手デムーロの騎乗です。
 また、オメガハートランドも、過去10年[221]の実績があるフラワーC1着馬です。過去データからともに無視できません。

 それがどうしてこんなに人気がないかと言うと、たぶんどちらも勝ちタイムが平凡すぎるからでしょう。だからまー来なくて当然ですが、来るかもしれません。なにしろ競馬は勝った馬が強いのです。

 よって04サンシャインをウラ●に抜擢。同馬から表の◎○▲プラス03オメガハートランドをウラ△扱いとして馬連・3連系を流したいと思います。
 もし◎○が3着なら▲ヴィルシーナの2着1着もあると見て3連単は[●=▲→]流しを買い、ついでに枠連[2→875]も買います(^_^)。

 よってウラの買い目は、

 単 勝=04サンシャイン[5×1]
 馬 連=04→17 10 15 03[2×4]
 3連復=04→17 10 15 03[2×6]
 3連単=04=15→17 10 03[1×6]
 枠 連=2→875[2×3]
 [3連単は1→2着・3着流し]計47点 総計 107点

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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