« 高松宮記念、結果とほぞ噛み | Main | 桜花賞、結果とほぞ噛み »

2012.04.07

桜花賞、直前予想

 無茶苦茶な春の嵐の後、東京では桜がようやく満開を迎えました。
 いよいよ3歳乙女の祭典桜花賞です(^_^)。

 今回は混戦なのか、はたまた前評判通りの馬が連に絡むのか。
 混戦の原因を作り出したのは阪神JF馬ジョワドヴィーヴルとシンザン記念で牡馬を蹴散らしたジェンティルドンナが前走チューリップ賞で3着、4着と負けたからでしょう。しかも前哨戦を勝ったのが全て関東馬という異常さ(^.^)。
 これをどう解釈するかで馬券の正否が決まりそうです。

 しかし、まずはいつもの分類法で各馬を分けておきたいと思います。
 全18頭全て牝馬なので、今回は前走のステップ別に分けます。[ ]内は桜花賞の123着連対数、……以下はちと無理な無印馬扱い。

 1G3チューリッ[443]2着エピセアローム・3着ジョワドヴィーヴル・4着ジェンティルドンナ
 2G3フラワーC[221]1着オメガハートランド・2着メイショウスザンナ
 3G2フィリーズ[211]1着アイムユアーズ・3着プレノタート・4着イチオクノホシ……12着ファイン・14着エイシン・15着ダームドゥ
 4エルフィンS-[110]1着サンシャイン
 5OPアネモネS[101]1着パララサルー・2着マイネエボナ・5着トーセンベニザクラ
 6G3クイーンC[023]1着ヴィルシーナ……アラフネ12着
 7他――――――[001]OP紅梅S1着サウンドオブート

 これで全18頭です。
 さて過去データを眺めると、1~6のステップで1着馬は最低でも△を付けねばなりません。つまり、フラワーCより03オメガハートランド、フィリーズより11アイムユアーズ、エルフィンSより04サンシャイン、アネモネSより05パララサルー、クイーンCより15ヴィルシーナ――この5頭です。

 そしてチューリップ賞組では1着馬よりむしろ2、3着の方が本番で巻き返すようです。よって02エピセアローム、17ジョワドヴィーヴルも最低△。問題は4着10ジェンティルドンナですが、シンザン記念の勝ち馬をここで無印にはできないし、過去データでも連絡みがあるのでやはり最低△がつきます。これで3頭――合計8頭。

 問題はこの8頭から123着が出るか――です。あるいは[・]無印馬の激走があるかどうか。ありそうなのはフラワーC2着馬、いつもの武豊(^.^)07メイショウスザンナか、クイーンC2着→フィリーズ4着の09イチオクノホシ。さらに2走前G3フェアS1着の14トーセンベニザクラ。同馬はマイルの成績[3102]です。もう1頭、新馬→OP連勝で[3010]と復率100の紅梅S1着馬13サウンドオブハート……この4頭も取り上げたくなります。これを追加すると全12頭。

 さて、ここで表の結論です(^_^)。

 混戦模様ではありますが、今回私は自分の勘と相馬眼(^_^;)で◎○▲3頭に絞りました。実は桜花賞の◎は昨年の阪神JFを終えた時点で決めていたのです。
 
 阪神JFは新馬1戦1勝のジョワドヴィーヴルがGIまでぶっこ抜きました。そのとき私は「1頭だけ次元の違う馬がいた~まるで重戦車かマサカリのよう~これは来年無敗の牝馬3冠→エリザベス女王杯→古馬になっても相当勝つのではないか」と書きました。
 最後の予想はあっさり不的中となったものの(^_^;)、阪神JF終了時点で「ジョワドは桜花賞の◎」と決めていました。一つ負けたとは言え、この勘に従いたいと思います。よって17ジョワドヴィーヴルを表の◎。

 そして○はやはりシンザン記念で牡馬を蹴散らした10ジェンティルドンナ。これも強い勝ち方でした。牡馬と戦って牝馬戦に帰ってきた馬が好走するのはご存じの通りです。
 最後に▲はいつものデータから。
 過去10年1着はないものの[023]と堅実なクイーンC馬。それが15ヴィルシーナです。同馬は全成績[3010]と復率100でもあります。また、前2走で[1W→G3]を連勝したのはこの馬だけ。しかも全4走先行しながら上がりは全てベスト3内と末も確かです。よっとこの馬を▲。
 馬連はこの◎○▲3頭ボックスに絞って3連複も本線3頭の1本買い。あと100円だけピックアップした8頭に流します。

 よって表の買い目は、
 単 勝=17ジョワドヴィーヴル[5×1]
 馬 連=17 10 15 BOX[5×3]
 馬 単=17→10 15[3×2]
 3連複=17 10 15BOX[10×1]
 3連単=17→10=15[2×2]
 3連複=17→10=15→02 03 11 04 05 07 09 14[1×17]
 計60点

さて、いつものウラです(^_^)。

 表予想と全く矛盾するのですが、前日1、2番人気のジョワドヴィーヴル、ジェンティルドンナにケチ付けてみたいと思います(^_^;)。

 まず1番人気、我が◎17ジョワドヴィーヴルですが、負ける可能性あります(^.^)。
 過去10年データから思い出すのは08年に3連単700万馬券が出たときの1番人気トールポピーです。
 同馬は前年[新馬2着→未勝利1着→阪神JF1着]となり、単なる1勝馬の身ながら2歳チャンプとなりました。
 そして翌年チューリップ賞で1番人気ハナ差の2着。本番桜花賞ではもちろん1番人気でした。ところが、結果は8着惨敗。
 同馬は次走オークスこそ4番人気1着と復活しましたが、その後7走鳴かず飛ばずで終わりました。
 同パターンで思い出すのが07年朝日FS馬のゴスホークケンです。新馬勝ちからG3を4着、単なる1勝馬でGIを勝ちました。ところが、3歳以後は12戦して最高5着が一度だけでした。どちらも2歳激走の反動なのかもしれません。
 阪神JF馬ジョワドヴィーヴルもこのパターンにはまる可能性、あるのではないでしょうか。
 えっ、「もし優勝したらどうするんだ」ですって?
 そのときは「ごめんね、ごめんね~」ってことで(^_^)。

 次に新馬勝ちでなかった馬たち――こちらも2、3着はあっても1着は危ないと思います。
 それがフィリーズ1着馬4番人気11アイムユアーズ、チューリップ賞2着7番人気02エピセアローム、同4着2番人気10ジェンティルドンナです。この3頭みな未勝利上がりです。

 さらに紅梅S1着の3番人気13サウンドオブハートは阪神JF3着でありながら、王道ステップを取らず「確実に勝てるであろう」紅梅Sを使った点が引っかかります。1着になったものの、そんな弱々しい気持ちではGIを勝てないと見ます(^.^)。

 このように考えたからこそ、表予想の◎17ジョワドヴィーヴルの単勝を500円としたのです。こうなると▲ヴィルシーナをウラ●にしたくなります。
 しかし、同馬は4番人気だし、クイーンC以来の馬が[023]と1着がないことが気になります。来るけれどイマイチ届かないとなると単勝軸にはし辛い感じです。

 そこで前日人気薄ながら気になっている馬が2頭。それは2枠両馬――04サンシャインと03オメガハートランドです。04は20倍の8番人気。03は40倍の13番人気です。

 しかし、サンシャインは前走エルフSの1着馬。昨年の桜花賞馬マルセリーナもエルフS1着馬でした。マルセリーナは[新馬1着→シンザン記念3着→エルフS1着]のステップで、サンシャインも全く同じです。あるいは、もう一匹ドジョウがいるかもしれません(^.^)。サンシャインは唯一外国人騎手デムーロの騎乗です。
 また、オメガハートランドも、過去10年[221]の実績があるフラワーC1着馬です。過去データからともに無視できません。

 それがどうしてこんなに人気がないかと言うと、たぶんどちらも勝ちタイムが平凡すぎるからでしょう。だからまー来なくて当然ですが、来るかもしれません。なにしろ競馬は勝った馬が強いのです。

 よって04サンシャインをウラ●に抜擢。同馬から表の◎○▲プラス03オメガハートランドをウラ△扱いとして馬連・3連系を流したいと思います。
 もし◎○が3着なら▲ヴィルシーナの2着1着もあると見て3連単は[●=▲→]流しを買い、ついでに枠連[2→875]も買います(^_^)。

 よってウラの買い目は、

 単 勝=04サンシャイン[5×1]
 馬 連=04→17 10 15 03[2×4]
 3連復=04→17 10 15 03[2×6]
 3連単=04=15→17 10 03[1×6]
 枠 連=2→875[2×3]
 [3連単は1→2着・3着流し]計47点 総計 107点

 さて結果は?

=============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

|

« 高松宮記念、結果とほぞ噛み | Main | 桜花賞、結果とほぞ噛み »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 高松宮記念、結果とほぞ噛み | Main | 桜花賞、結果とほぞ噛み »