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2013.06.25

宝塚記念、結果とほぞ噛み

 宝塚記念、結果は……前期ラストも無念の全滅(T_T)

 1着―内博 10ゴールドシップ………[○] 単勝=2.9
 2着―川田 04ダノンバラード………[?]
 3着―岩田 11ジェンティルドンナ…[▲]
 4着―蛯名 03フェノーメノ…………[◎]

 枠連=8-4=25.6 馬連=10-04=51.5 馬単=61.8
 3連複=10-04-11=29.1 3連単=234.2
 ワイド12=8.5 W13=2.1 W23=8.6


※ 宝塚記念、ご覧になりましたか。
 いやーすごかったですねえ……ご老体シルポート(^_^;)。

 向こう正面で2番手以降と20馬身もの差を付けたときは、
「まさか」と思いつつ、「しめしめ」とほくそ笑んだものです(^.^)。

 ウラ●は決めなかったものの、シルポートは個人的に私のウラ●。そこから3強流しは当然、1頭欠け、2頭欠け、まさかの3頭欠け馬券さえ(最低単位ながら)ばらばらと買っていたからです。

 私が思い描いたのは09年のエリザベス女王杯です。2頭が大逃げ打ってそのまま1、2着に粘り、ど本命ブエナビスタが3着に敗れて3連単150万馬券になったやつ。 宝塚記念で宝くじ馬券をゲットするには、人気薄の逃げ残り――これしかないと思いました。

 ただ、向こう正面を見たとき、離れた馬群の先頭をダノンバラードがてれんこ走っており、これが実質的な逃げ馬。ちょっといやーな予感。
 ――と見ているうちに早くも4角。シルポートは直線入り口で後続馬群につかまり、ずるずる後退。もう残す脚はなし。あれま(-.-)。
 後でラップを確認すると、シルポートの1000メートル通過は58.5でした(それじゃあ持たないよお)。

 しかし、まーそれは想定内。それなら後は3強の首位争い。当然フェノーメノがぐいぐい伸びてくるはず……と思いきや、なんだか勢いがない。ジェンティルドンナも残り200でもがいている。

 そこを威風堂々抜け出したのは3角まくりではなく先行したゴールドシップ。
 スタート後かかったかのように先行したので「こりゃあないなあ。しめしめ」と思いました。
 ところが後で聞くと、あれ脚質転換を実践していたのですね。4番手先行のまま2強+1を置き去りにしてゴール。3馬身半差の楽勝でした。
 そして、2着はいやーな予感が当たってダノンバラードの(実質)逃げ残り。
 3強3連複1本買い崩壊(T_T)……の結末となったのでした。ふう。

 我が馬券は全滅でしたが、予想では「ジェンティルドンナは斤量増がこたえるかもしれない」と見たとおりの3着。また、「オッズ分析では3強が安定していない。1頭か2頭消える可能性はある」と指摘した通り。
 ジェンティルドンナが2着にも残れず、馬連50倍の波乱になったことを考えると、実質2頭消えたようなものでしょう。

 ただ、ならば「残るのはゴールドシップかフェノーメノ」と見て「中長距離ならフェノーメノ優位」と推理したのに、フェノーメノが4着でゴールドシップが1着。前期ラストもやっぱり軽視した方に勝たれてしまいました。

 さらに、おいしい穴馬ダノンバラードも指摘できませんでした。取り上げたもう一頭トーセンラーは5着に入ったのに、です。
 シルポートはお遊び馬券としても、たった11頭から5頭選んでダノンバラードが落ちたのはいただけません。

 同馬の最終人気は5番人気(前日7番人気)ながら、単勝オッズは43倍。もしも16頭立てなら、フタケタ人気くらいの人気薄でしょう。「これは無理」の[?]馬なのかどうか。レース終了後再度それについて検討してみました。

 そして、予想では「これが理詰めの結論です」と書きながら、「まだまだ自分は甘い」と思わざるを得ない《落ち》と言うか《検討不足》に気づきました。

 ちょっと長くなりますが、しっかり反省するという意味でお付き合い下さい。
 後半は題して「距離別実績と確率」です。


 ★ 距離別実績と確率 ★


 NHKマイルやVICマイル、安田記念などではマイルの距離別実績を取り上げ「かなり有効」との結論を得ました。
 しかし、それ以外のレースでは最近とんと連率・複率順位や距離別実績について触れていません。
 最大の理由は若駒はもちろん古馬においても、多くの馬が同距離レースをあまり走っていないからです。たとえば、芝22のレース経験が1回か2回では(私のルールでは)データとして使えないのです。

 ぶっちゃけた話、今回の宝塚記念で芝22の出走経験がある馬は5頭。その[V率・連率・複率]のトップは同値2頭[100]でフェノーメノとダノンバラードでした。
 しかし、その内容はと見れば、ともに1戦1着1度きりです。1着、3着のゴールドシップとジェンティルドンナなど芝22未経験だから[0]になります。
 これだけを見てフェノーメノとダノンバラードを取り上げるのは難しく、どちらかを選ぶなら、格で比較してフェノーメノを取るでしょう。よって、芝22の実績だけでダノンバラードをピックアップすることはできません。

 しかし、同距離出走馬が少なくとも、当該距離(これは我が馬券道の尊師トータライザーから学んだデータ処理で、同距離+-200のデータを使用すること)を合計したデータなら結構有効です。

 まずは、当該距離の前に全成績の[V率・連率]のベスト5を列挙します。すると以下のようになります。

位番 馬    名[V][連]
A11ジェンティル [79][89]3着
B10ゴールドシップ[67][83]1着
C03フェノーメノ [55][73]4着
--------------
D08ナカヤマナイト[30][50]
E09ローゼンケーニ[29][50]

 ここではCとDに差がありすぎて3強しか残せないでしょう。2着ダノンバラード・5着トーセンラーは連率ベスト5に入っていません。
 では、全成績[複率]はどうか(最後に[成績詳細]も追加)。

位番 馬    名[複][成績]
A11ジェンティル [89][7101]3着
B10ゴールドシップ[83][8202]1着
C03フェノーメノ [73][6203]4着
-----------
D04ダノンバラード[65][5267]2着
E06トーセンラー [65][3446]5着

 ここでダノンとトーセンラーが出てきます。
 複率の6番手は09ローゼンケーニッヒの[57]です。GIの複率最低ラインを60以上とするなら、連対候補は3強+ダノンバラードかトーセンラーとなります。
 結論から言うと、確かにこの5頭で掲示板を独占しました。

 しかし、複率においても3強とDEは差があります。ダノンバラードのV率は[25]連率は[35]という低さ。かたやトーセンラーのV率[18]、連率[41]も低レベルです。全成績を比べれば、やっぱり3強しか残らないと思います。

 私はここまで眺めて後はGI・G2実績、近走の着順・格やタイムなどを見て「もう3強の123着で仕方ない」と結論づけたわけです。

 強いてもう1頭追加するならとDE両馬を比較して……ダノンバラードの前走はG3鳴尾記念3着、前々走G2を6着。対するトーセンラーは前走GI春天2着、前々走G2を1着。
 ダノンバラードとトーセンラーを比較すれば、文句なくトーセンラーの方――と見ての△指名でした。

 しかし、武豊トーセンラーは3強からちょっと離れた4番人気。これを買ってもたかが知れています。そこで、まさかの宝くじ馬券として逃げ馬シルポートを付け足したわけです(^.^)。

 そして、3強の優劣に関しては「ジェンティルドンナは斤量増が不利。ゴールドシップは春天で3角まくりが不発、5着とは言えコンマ9差はかなりの負け。累積疲労かもしれない」と思い、「ならば前走1着、中長距離が得意なフェノーメノの優勝!」と結論を出しました。

 実は狂短歌で「参考にしないで下さい」と書きながら、スタート前は「これで完璧予想(^_^)」と思っていたのです。シルポートを除けば、私は4頭に絞っていました。

 ところが、結果はダノンバラードが2着に食い込み、◎フェノーメノは4着(-_-;)。

 これを「所詮は競馬。理詰めだけで解けるものではない。そもそも馬の調子(調教)を全く考慮していないのだから、外れて当然」と嘆くことは簡単です。

 しかし、果たしてそうだろうか。この理詰めの何かが問題で、何かを見落としていたのではないか――私はそう考えてさらに馬柱を見直し、エクセルでデータを計算して再検討しました。
 そして、とうとう見つけました。理詰めで落ちていた部分を。

 以下この件は次号に……(とやってもよいのですが(^.^)長くなるけれど続けます。


 ポイントは先ほど述べた[当該距離の確率]にありました。
 宝塚は芝22ですから、使う実績は芝22+-200――つまり芝22、芝20、芝24の成績です。この3距離の実績を合計して連率ベスト5を表示すると以下のようになります。

位番 馬    名 [V] [連] [複][成績]
A11ジェンティル [100][100][100][3000]3着
B10ゴールドシップ[ 50][ 75][ 75][2101]1着
C03フェノーメノ [ 44][ 67][ 67][4203]4着
----------------
D04ダノンバラード[ 29][ 36][ 79][4163]2着
-----------------------
E06トーセンラー [ 8][ 33][ 50][1335]5着

 これをエクセルで算出したとき「そうだったのか!」とうなってしまいました。

 ここも[V率・連率]なら、全成績A→E順のままで、やはりCとDにはかなりの差があります。
 しかし、驚くのは複率です。4位のダノンバラードを見てください。同馬の当該距離[4163]の複率はなんと[79]なのです。
 しかもレース数を見るなら、3強のフェノーメノこそ9戦ながら、2強は3~4戦。対するダノンバラードはこの距離を14回も走っています。その複率が[79]とは相当の馬です(この14戦のうち12戦は芝20でした。それゆえ評価は下がると思います。それでも、芝22は1戦1着、芝24は1戦2着だから、走っていないわけではありません。何より当該距離でまとめると、複率[79]は3着が多いとしても、8割は3着内に来ているということです)。

 ダノンバラードは全成績[5267]で複率は[65]でした。それが当該距離実績では[79]にはねあがります。つまり、ダノンバラードは芝20~24を最も得意とする馬だったことになるのです。逆にトーセンラーの連率・複率はダノンバラードよりかなり劣ることがわかります。当該距離1勝ではとても狙えない馬だったのです。

 よって、この5頭を複率順に並び替えるなら、Aジェンティルドンナの次に位置するのはダノンバラードであり、3強以外に3着候補をピックアップするならトーセンラーよりダノンバラードだったことがわかります。

 もう一つ注目すべきはフェノーメノです。
 フェノーメノの[V・連・複]は全て2強に劣ります(どころか複率は[67]でダノンバラードよりも下です)。
 フェノーメノの全成績は[6203]で複率は[73]とかなり高いです。なのに、当該距離の複率は[67]と下がる。つまり、全11戦して着外は3回だけなのに、その凡走は全て芝20~24で出ていたということです。
 これでは「フェノーメノは中長距離が得意」などと、とても言えたものではありません。むしろ3強の中では「中長距離を不得手としている」とまとめるべきでしょう。

 フェノーメノは4着でした。スタート直後に「つまづき、無理して先行させた」ことが敗因と言われています。それはあったかもしれません。
 しかし、同馬の当該距離実績を見るなら、なって当然の4着だったと言うこともできます。

 もしも私の理詰めがここまでできていたら、私は(当初から斤量不利でジェンティルドンナを◎にするつもりはなかったので)◎ゴールドシップとしたでしょう。
 そして、相手はジェンティル、フェノーメノ、ダノンバラードの3頭。フェノーメノが中長距離不得手なら、相手本戦はジェンティルドンナとダノンバラード。「人気薄のお薦めは当該距離複率[79]のダノンバラード」と予想を組み立てることができた気がします。
 ここまで来れば、[ゴールドシップ→ダノンバラード→ジェンティルドンナ→フェノーメノ]という究極のオール1点予想も夢ではなかった。「玉を仕留めて詰んでいたのか!」ということになります(^_^)。

 これは結果論として組み上げた理屈ではありません。見落としていた観点です。
 理詰めはここまでやらないといけなかったのです。

 当該距離確率に関してはトータライザーでくどいほど学んだのに、最近は忘れていました。昨年後半から馬柱データをエクセル化しています。しかし、当該距離確率に関しては序列化できていませんでした。

 こうして振り返ってみると、「競馬は馬柱検討だけでは当たらない。調教・馬の調子という素人にはわからないところがあるから」の言葉に対して、データ検討だけでも正解にたどり着けるかもしれないと思います。

 もちろん競馬は落馬やつまづき、かかったり、ペースによって結果ががらりと変わったり、道中のごちゃつきなど、様々なトラブルが起こり、なかなか理屈通りにはいかないものです。
 しかし、つまづくのはつまづくなりの理由がありそうです。「この距離は必ずしも得意ではない」と人馬ともに(?)思えば、その焦りがつまづきを生むのかも知れません。少なくともデータはそれを教えてくれている気がします。
 フェノーメノき2着はあっても1着はなかった。3着はあって良かったのに、つまづいて無理したので4着に落ちてしまったのでしょう。

 さて、ゴールドシップはこれまでの3角まくりではなく、先行抜け出しと言うかつてシンボリルドルフがやった横綱相撲で勝ちました。これで連戦連勝も可能な万能薬(?)を手に入れた――かに見えます。

 しかし、今回の宝塚を見て思ったことは大逃げシルポートを追っかけるため、向こう正面から4角にかけて2番手以降の全馬がみな3角まくりを打ったように見えました。
 シルポートは最初の1000を58.5で走りました。2番手以降の通過は60~61くらいでしょう。シルポートは次の1000を1F平均12.5で走り、急減速。それを直線入り口で追いついた後続馬群は次の1000を1F平均11秒台で走ったはずです。つまり、みんなで3角まくりをやったようなものです(^.^)。

  シルポートは確かにつぶれましたが、こうなると残りの馬にとっても上がり600は楽ではなかった。
 その証拠に上がりベスト1はゴールドシップですが、35.2もかっています。走破タイムも良2132と平凡でした。5着までに入ったのは先に行った馬ばかりです。つまり、このレースは平均からスローペースの前残り競馬――とまとめられます。

 直前に降雨があり、重に近かったかもしれませんが、タイムから見る限り、ゴールドシップもばてていた。他馬がもっとばてたために、楽勝に見えただけではないのか。同馬の先行抜け出しは果たして今後も万全だろうか、と私は思いました。

 生涯13勝を上げた先行横綱シンボリルドルフは2度日本馬に負けました。一度はジャパンカップで逃げたカツラギエース(単勝40倍)をとらえきれずに3着。もう一回は翌年の秋天で、4角16番手の最後方から怒濤の末脚を見せたギャロップダイナ(単勝88倍)に半馬身負けて2着。

 次走以降ゴールドシップは必ず1番人気になるでしょう。そのとき逃げ馬か最後方怒濤の追い込みを見せる穴馬が足元すくう――次回はそのような穴馬をぜひ見出したいものだと思いました(^_^)。

 ○ 理詰めでも獲れる馬券があるはずと信じて推理 我が馬券道

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:今年前期はとても不調でした。原因はある程度わかっております。いつもの「総流し」路線や一点100円で100点買うような多点予想が私の馬券戦法でした。ところが、100点買っても外れ、当たってもトリガミ……(-.-)。今年は戦術転換をはかって「ぎりぎり4頭に絞る予想を組み立ててみよう」と思っての結果でした。

 やってみてこれが「いかに難しいか」よくわかりました(^.^)。
 しかし、何度か後付け予想(?)で示したように「レース前に理詰めの推理ができれば、必ずしも不可能ではない」との感触も得ました。

 後期はどちらで行くのか。多点予想に戻りたくはないけれど、総流しにはまだ未練があります(^_^;)。競馬は理詰めでは到底わかり得ない[?]馬が激走することがしばしばあるからです。

 さて、私は7・8月の夏競馬オフです。皆様方のご奮闘を祈っております。
 後期GIもよろしくお願い致します。m(_ _)m

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2013.06.22

宝塚記念、直前予想

 コンフェデ杯サッカー、日本対ブラジル、日本対イタリア、ご覧になったでしょうか。
 ブラジル戦を見たときは「ワールドカップで優勝する!」なんて笑ってしまうほど惨憺たる有様でしたね。世界の強豪国は「これで日本と同組なら1勝ゲットォ」と思ったことでしょう。
 ところが、イタリア戦では見違えるような動きで3点奪取。負けたとは言え、世界を震撼させたのではないでしょうか(^_^)。「こりゃあサムライブルー、バカにでけへんぞ」と。
 あの闘いをぜひ来年の初戦で見せてほしいと思いました。

 ……とまたもサッカーの話題からスタートせねばならないほど、明日の宝塚記念はさみしいGIになってしまいましたね。
 なにしろ出走わずかに11頭。オルフェーヴルは出てこないし、ゴールドシップ、フェノーメノ、ジェンティルドンナの3強で決まりそうな気配です。どうしましょ(^.^)?
 3頭の3連複は何倍になるのでしょうか。まさか200円ってことはないですよね(前日午前のオッズではまさかの290円でした(^_^;)。

 取りあえず、3強の成績をおさらいしておくと……、

 10ゴールドシップは成績[8202]、昨年皐月・菊・有馬のGI3勝。普通なら文句なしの年度代表馬。なのに、牝馬3冠+JC優勝の4冠ジェンティルドンナに年度代表馬をもっていかれました。

 その11ジェンティルドンナは成績[7201]とこれまた文句なし。光るのはJCでオルフェーヴルにハナ差勝ったことでしょう。当時は3歳牝馬故オルフェとは4キロ差の53キロでした。
 今年初戦はドバイシーマ(GI、芝2410)に出て2着。それ以来約3ヶ月ぶりの実戦です。ドバイシーマでは55キロ、今回宝塚では56キロ。JCからだと3キロ増。これがどう出るかビミョー。

 そして、03フェノーメノは成績[6203]とまー普通の優秀止まり。G2なら3勝ですが、GIはダービー2着、秋天2着と惜敗続き。前走春天ではゴールドシップとともに出てゴールド1番人気、フェノーメノ2番人気も当然の評価でしょう。
 私はゴールドシップを絶対◎としてフェノーメノは「残れないかも」と△に軽視。そうしたらフェノーメノが1着でゴールドシップは5着惨敗(?)。
 どうもこのへんから私が◎にした馬が負け、軽視・無視した馬が1着に来るようになった気がします(^.^)。反省記で「絶対と思われた3角まくりも落とし穴があったか」とまとめたものです。

 さて、ここで表の結論。なんやかや言うても3強。馬券は3複1本!
 これしかないのではと思います。3複290円でも1本買いなら買う意味もあるでしょう。

 となると、買いたいのは3強の馬連・馬単ではなく3連単。どの馬を単勝候補とするか。

 格と実力、牡馬と牝馬の差を考えれば、ゴールドシップ→フェノーメノ→ジェンティルドンナの順だと思います。
 このネックは春天でゴールドシップが0.9差5着に負けたこと。過去10年勝ち馬9頭は前走3着以内で、唯一の例外が昨年の1着オルフェーヴル(春天1.8差11着)でした。ゴールドシップの3角まくりは復活なるかどうか。

 ところが、前日夕方の単勝順位を見ると、11ジェンティルドンナ2.7→10ゴールドシップ3.0→03フェノーメノ3.3の順です。しかるに、馬連順位は2位3位が入れ替わって11→03→10の順。面白いのは4番人気06トーセンラーからだと馬連は03→11→10の順に買われていることです。

 私の過去?十年のオッズ解析によると、このようなとき、単純ならもちろん3強の123着ながら、1~3番人気が不安定であることも示しています。つまり、3強から1頭、もしくは2頭消える可能性があるってことです(まさか3頭全て着外ということはないでしょう)。

 こうなるとかつてよくやっていた「オッズ3強ルール」で単勝軸馬を決めたいと思います。
 それは[3番人気→2・1]で買う馬券術です(^_^)。つまり、03フェノーメノが◎候補。

 そこで再度フェノーメノを検討すると、同馬の春天1着は漁夫の利と言うか実力とは思われていない感じです。春天前の10走で芝30以上を走ったことがなく、GI実績も2着まででした。それが2番人気だった理由でしょう。

 確かにフェノーメノは芝20~25が守備範囲です。特に芝22、24、25はGI・G2を4戦して[3101]の好成績。芝22は昨年中山セントライト記念を2108で優勝しています。このタイムは過去20年のベスト3です。春天よりはむしろここ宝塚の方がより実力を発揮できる――と言えるのではないでしょうか。頭で来ても不思議ないと思うのです。

 対するゴールドシップは芝22~25では3戦して[2001]、唯一負けたのが昨年のダービーでした。
 このときの1着がディープブリランテで2着がフェノーメノ。勝ちタイムは1、2着同値の2238。ゴールドシップは0.2差5着でした。それ以後の実績で両馬は差がついてしまいましたが、中長距離なら互角に戦えるのではないか。となると、ここで強いのは前走勝った方――つまりフェノーメノだと思います。

 では新女傑ジェンティルドンナとの比較はどうか。
 ジェンティルの芝22~25は3戦して[2100]、オークスではダービーより速い2236のタイムで1着しました。JC1着も2231の強烈タイムでした。芝22は未出走とは言え、中長距離の能力の高さは明らかです。
 ただ、ダービーの斤量57キロに対してオークスは55キロです。今回同馬はJCより3キロ増の56キロ(ドバイシーマからだと1キロ増)。一方、ゴールド、フェノーメノは2キロ重い58キロですが、春天からだと増減なしです。つまり、2頭が春天の調子をそのまま出せるのに対し、ジェンティルは始めて背負う56キロがこたえるのではないか。
 過去10年、前走海外GIの宝塚成績は[1107]。対して春天からは[452.30]です。ここは春天経由の2頭を上位と見ました。

 かくして結論は◎03フェノーメノ、○10ゴールドシップ、▲11ジェンティルドンナ。
 そして「まさか馬券」として3強の一角がもしも4着以下なら、落ちるのはゴールドシップかジェンティルドンナとみて3連系△を2頭追加します。
 それは「とうてい残るとは思えないまさかの逃げ馬」か「最後方をてれんこ走って直線一気に賭ける!」上がりベスト1の馬。逃げるのはもちろん05シルポートで、追い込むのは06武豊トーセンラー。この2頭に3復を流してわずかのウラ馬券とします。

 よって買い目は、
 単 勝=03フェノーメノ
 馬 連=03→10 11
 馬 単=03→10
 3複単=03→10=11
 3複単=03→10→05 06

 さて、理詰めでいった結果がこの予想です。
 しかし、前期GIでは私が理詰めでいって軽視・無視した1番人気馬にことごとく勝たれております(^_^;)。それが今回は1番人気ジェンティルドンナ。最後も同じかもしれない……と思ってあまり参考にしないで下さい(^_^;)。

 ○ 我が予想 裏目続きで 「参考に しないでくれ」と 書く辛さかな

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2013.06.15

安田記念回顧と前日オッズについて

 今号は次週宝塚記念前日に配信予定でしたが、いろいろ書いていたら、長くなったので今週配信いたします。前半は安田記念回顧、後半は《前日オッズ》について語っています。
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 (^_^) 前回GI、結果とほぞかみ (^_^)

 安田記念、結果は……自信を持っての無印ロードカナロア1着(^_^;)

 1着―岩   田 10ロードカナロア………[?] 単勝=4.0
 2着―浜   中 02ショウナンマイティ…[・]
 3着―Cデムーロ 16ダノンシャーク………[・]
 4着―松   岡 08マイネイサベル………[?]
 枠連=5-1=7.3 馬連=10-02=14.7 馬単=25.7
 3連複=10-02-16=181.6 3連単=628.0
 ワイド12=6.2 W13=32.3 W23=31.2

※ 「サッカー日本、5大会連続ワールドカップ出場! おめでとうございます(^o^)!」

 ……とサッカーの話題からほぞ噛み予想をスタートしなければならないのはつらく、じくじたるものがあります(^_^;)。
 それほど今回の安田記念予想も完敗、惨敗でした。

 まず最初に「マイル実績と上がり3Fのベスト3から攻める」と宣言した、その結果は以下の通りです(★印が3着内)。

 [マイル実績]
A4歳01カレンブラックヒル[4001]――4人気14着◎
B4歳15ヴィルシーナ………[2100]――7人気8着●
C6歳06グロリアスデイズ…[2402]――11人気11着
D5歳16ダノンシャーク……[2423]――12人気3着=★
E5歳07グランプリボス……[3213]――2人気10着◎
F4歳17ダイワマッジョーレ[1211]――6人気9着
G5歳09ナカヤマナイト……[1000]――10人気12着

 そして上がり3Fのベスト3が以下(2位・3位のマイル実績が0なので4位を追加)
(1位17ダイワマッジョーレ[1211]――6人気9着)
A2位12ダークシャドウ……[0000]――5人気6着
B3位02ショウナンマイティ[0000]――3人気2着=★
(4位07グランプリボス……[3213]――2人気10着)

 上がり3Fの2頭はマイル実績と重なるので、実質2頭です。

 さて、私が付けた印がいつものように《的外れな点》はまー置いておきます(^_^;)。

 このデータがやはり有効と思えるのは( )の重なりを除くと9頭に絞られた中からきっちり2着3着馬が出ていることです。
 2着ショウナンマイティは3番人気だから、誰でも取り上げるでしょう。しかし、3着ダノンシャークの方は12番人気だから、なかなか印を打てません。ところが、単純マイル実績では4~5番手だから、充分ピックアップできます。
 ゆえに《軸さえ間違わねば》、[本命軸→マイル実績上位4頭→上がりベスト3の2頭]――つまり[◎→01 15 06 16→12 02] で「的中!」となったはずです。

 よって問題は◎軸の選定にあります。

 直前予想でも書きました。「表予想の問題点は前日1番人気――短距離王ロードカナロアが無印であること」だと。1234人気から234人気3頭は上記一覧に入っています。しかし、1番人気ロードカナロアだけは《無印》なのです。

 実はロードカナロアのマイル実績は[0100]だから、連率・複率は100となり、上記ナカヤマナイトの下に出てきます。
 けれども、1戦1回のデータは基本的に取り上げないことをルールとしているので、ここに列記しませんでした。

 さらにロードカナロアについて次のように書きました。
 実績は[10.410]と文句なし。芝12の内外GIを3勝。しかし、マイルは2歳時に一度走って2着があるだけです。左回りの中京を走っているとは言え、東京コースは初。それが前日1番人気だから、またも摩訶不思議なオッズです。陣営は「マイルに対応できるスタミナを付けた」と言っているそうで脅威です。しかし、マイル実績と上がりで攻めると決めた以上、ここは「来たらいさぎよくあきらめる」ことにして無印継続です――と。

 結果、ロードカナロアが来てしまった以上「来たかあ。すげえ馬だ」とひたすら感嘆してあきらめるしかありませんでした(^_^)。

 スタート前、テレビでは「短距離王兼マイル王になったのは過去デュランダルとタイキシャトルの2頭のみ」と語られていました。
 それを聞いて私は「ロードカナロアをデュランダルやタイキシャトルと比べてほしくないなあ。マイル実績が違いすぎるよ」と競馬ベテランらしくつぶやいたのですが……もごもご(^.^)。

 というわけで、とうとう「これが私の無印馬です」と自信をもって宣言した馬が1着となってしまいました。とほほ(T_T)。
 絞ることの難しさを痛感するとともに、いくら無料予想とは言え、読者各位の参考にならない印ばかり付けて、まことに申しわけありませんでした。m(_ _)m


 ……で、その罪滅ぼしというわけではありませんが、ちょっと面白い情報をここで披露したいと思います。これが次週宝塚記念一週前にメルマガを発行した理由でもあります(オルフェーヴルの出走回避は残念なことでしたが、病気では仕方ありませんね)。

 さて、情報とはオッズに関することです。

 以前から「メインレースのオッズは朝のオッズを見ると役に立つ」と言われ、私も実践してきました。日曜メインの場合は前日土曜の朝オッズです。

 これがどうして馬券検討に有効かと言うと、《実際の人気を見ることなく、自分の検討のみで馬券を買っている――その結果が現れたオッズである》からだと思います。

 多くの競馬ファンは(事前に検討していても)実オッズを見ないと馬券を買いません。
「これこれが1、2番人気か。なるほど。おやあ、自分が付けた○印はえらい人気がないなあ。△に格下げだ」などとつぶやきながら、馬券を買っています(そして、その○馬がたまに2着に入ったりして「くあーっ」とほぞを噛むのです(^_^;)。

 ところが、オッズを見ることなく馬券を買う人は、あくまで自分の推理・検討のみで馬券を買っていることになります。

 この買い方、一般ファンなら「土日に出かけて馬券を買えない」ことが最大の理由でしょう。しかし、競馬の専門家であるトラックマンや予想家、スポーツ新聞記者の多くはオッズを見ないで馬券を買っているはずです。
 なぜなら、彼らは金土に予想の作成、美浦や栗東で馬の調教を見る仕事が入っているからです。のんびりオッズを見てから買うことなどできないと思います。

 そもそも競馬専門紙やスポーツ新聞担当者、著名予想家の予想が[水曜とか木曜には◎○などの印を付けている]ことはご存じでしょうか。出走馬も馬番も確定していないのに、です。
 そして、金曜(GIなら木曜)に馬柱が確定すると、その印をほぼそのまま確定馬柱に付け、コメントを書いて競馬新聞が発行されているのです。

 よって彼らは「自分が付けた印どおりに馬券を買う」――いや、買わざるを得ないでしょう。実オッズを見てから馬券が買える立場にいたとしても、「俺の◎がこんなに人気薄なのか。ドブ捨て馬券だなあ」と思ったとしても、印通りに馬券を買っているはずです(^.^)。

 だから、初めの段階のオッズには競馬専門家群の能力比較が総体として純粋に現れていると言えるのです。そして、彼らが主として買うのは馬連・馬単・3複・3単など連勝系馬券でしょう。

 一方、初めの段階のオッズには調教師・騎手など競馬に関わって「馬券を買えない」人たちの能力比較も出現しているようです。
 彼らはもちろん馬券を買えません。買ったら逮捕されて調教師免許、騎手免許が剥奪されます。しかし、彼らの奥さんや、子ども(20歳以上)なら馬券を買うことができます。

 話はそれますが、私は高校教員時代、バドミントン部の顧問をやっていたことがあります。お嬢さんバドミントンしかできないので実際に生徒を指導することはなく、いつも副顧問でした。
 それでも、ときどき生徒を引率して試合を眺めることがあるし、生徒に寸評を語り「次はがんばれよ」とはっぱをかけることがあります。
 それを長年続けた結果、私は強い生徒と弱い生徒を見極めることができるようになりました。対戦相手との比較でも「これは五分五分だな」とか「あの相手ならまず勝てる、まず負けるだろう」とわかるのです。極端に言うと、最初のラリー数分を見ただけで勝ち負けが予想でき、まず間違いなく予想通りの結果となります。

 何を言いたいかと言うと、競馬を管理して長年競走馬と関わっている人たちも、かなりの精度で《自分が管理している馬や対戦する馬たちの強さ、調子をわかっている》のではないかということです。「この馬ではとても勝てない」とか「対戦相手があの程度なら勝てるかも」と推理できているのではないでしょうか。
 もちろん競馬は走ってみないとわからないでしょう。しかし、調教師や騎手は無事に走って不利もなければ「まず勝てる」と感じたとき、身近の人に「この馬はいける」と教えることはあり得るかなと思います。

 調教師に最も近い馬主さんは当然馬券を買えます。面白いのはこの確信情報、馬主さんにはもらさないとか。確信情報が常に当たるわけではないだろうし、それでなくてもカイバ代を出してもらっている馬主に「さらに外れ馬券をつかませる」わけにはいかないからでしょう。せいぜい「掲示板には乗るかも」と言うくらいでしょうか。

 馬主の買う馬券はだいたい単複と言われますが、ひそかに買われているであろうこの関係者確信馬券も単複だと思います。馬のことがわかるのは、あるいは確実に推理できるのは「自分が関わるこの1頭だけ」だからです。
 こうした思惑も初めの段階のオッズに現れている……ようです。だから、馬連・3複馬券と単複馬券は大きくかけ離れることがあります。

 トータライザーの理論的指導者東条博士は一般ファンを「F群」、競馬ベテランを「Q群」と呼びました。Q群とは理論上の仮説に過ぎないかもしれません。しかし、私は初めの段階のオッズにはQ群の思惑が現れているのでは、と考えています。

 さて、ここで結論です(^_^)。

 なぜ今回このようなことを言い出したかと言うと、ほぞ噛み読者に金曜夜(それが無理なら土曜早朝)のオッズに注意していただきたいと思ったからです。特に日曜メインレースに関して。

 以前だと、土曜メインは当日朝、日曜メインも前日朝でした。ところが、即パットの開設以降、即パット利用者は金曜の夕方から馬券を買えるようになり、以前にも増して明瞭にQ群の思惑が出ているように感じるからです。

 最近ではダービーと安田記念で異常投票を感じました。
 ダービーはキズナ、安田記念はロードカナロアでともに1番人気の勝利でした。最終オッズはキズナが290円、ロードカナロアが400円。しかし、金曜夜オッズでは両馬ともに2倍を切るような単勝1番人気でした。
 私はそれを見たとき「ええっ!」とつぶやいたものです。ともに「1番人気になるかねえ」と思ったのです。で、キズナは軽視し、ロードカナロアは無印にして玉砕しました(^.^)。

 そして、先週の日曜メイン――東「G3エプソムカップ」と西「G3マーメイドS」を見たとき「これはぜひほぞ噛み読者に伝えば」と思ったのです。

 勝ったのはエプソムカップが03クラレント、マーメイドSが14マルセリーナでした。マルセリーナは2年ぶり桜花賞以来の美酒となりました。
 確定単勝オッズはクラレントが680円の4番人気、マルセリーナは1240円の7番人気です。
 しかし、驚くなかれ、土曜朝の段階(9時頃)ではクラレントが130円、マルセリーナは350円の単勝1番人気だったのです。

 私は馬連順位も出しているのでわかりますが、このときクラレントは馬連5番人気、マルセリーナは馬連6番人気でした。つまり、馬連順位と比較すると、かなりの単勝集中票が両馬に入っていたのです。

 えっ、「ほうほう。ということはその2頭絡みの馬券獲ったのかい」ですって?

 残念ながら(^_^;)、半信半疑だったので、これを根拠として大勝負することができず、エプソムカップではクラレントの単勝と馬連21倍、マーメイドSでは直前1番人気のアロマティコから買って(当然マルセリーナに流し、逃げ残りがあるかもと2着アグネスワルツにも流したので)3連複2万弱をゲットしたにとどまりました。「軸はこっちかい!」と叫んだものです(^_^;)。
 しかし、重賞での万シュー的中は久しぶりで、最小単位の払い戻しだっただけに「もっと買うべきだった」といつものほぞを噛みました(^_^)。

 難しいのは以前も書いたように「早い段階のオッズ上位馬が全て馬券に絡むわけではない」点です。
 キズナとロードカナロアは直前になっても単勝1番人気のままでした。かたやクラレントとマルセリーナは順調に人気が低下して直前1番人気は他馬に変わりました。レースによっては直前1、2番人気の方が馬券に絡むこともよく見られます。

 ただ、言えることは午後以降とか直前オッズを見ているだけでは、この変化はわからないし、朝の段階で単勝1番人気がどの馬だったかも知らないままです。検討材料として早い段階のオッズを見ておくことは決して無駄ではないと思います。

 読者各位が「オッズを見ることなく馬券を買う」タイプなら、この件は気にすることなくさらに競馬に参加して楽しめばいいと思います。しかし、オッズを見てから馬券を買っているなら、早い段階での単勝1、2番人気はぜひチェックすることをお勧めいたします。

 以上です。ちなみに、明日の東西メイン――東のユニコーンSと函館スプリントSですが、土曜朝の1、2番人気は以下の通りでした。

 ユニコーンS
 1番人気=12サウンドリアーナ――1.3
 2番人気=13ミヤジマッキー―――4.7

 函館スプリントS
 1番人気=12ドリームバレンチノ―1.6
 2番人気=02テイエム オオタカ―7.2

 どちらも午後になってもダントツ1番人気なので、あまり参考にならない感じです。
 ただ、ユニコーンSの2番人気ミヤジマッキーはその後ずいぶん人気が下がっています。一体誰が買ったのやら? 

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2013.06.01

安田記念、直前予想

 ダービー、結果は……○1着、▲2着でも完敗(^.^)

 1着―武 豊 01キ ズ ナ ………[○] 単勝=2.9
 2着―福 永 09エピファネイア……[▲]
 3着―勝 浦 03アポロソニック……[?]
 4着―藤岡康 16ペプチドアマゾン…[?]
 枠連=1-5=6.9 馬連=01-09=9.7 馬単=16.0
 3連複=01-09-03=171.3 3連単=549.5
 ワイド12=4.6 W13=26.3 W23=44.7

※ ダービーはいつものいとことテレビ観戦しました。
 私の◎はロゴタイプ、いとこの◎はエピファネイア……。

 そして、武豊キズナの強烈追い込みを見せられた後――、
 いとことつぶやいたのは「キズナの優勝、武豊久々の美酒はいいけど、豊は買えば来ない、買わないと来る裏切り騎手になっちゃったねえ」とのぼやき(^.^)。

 そもそもキズナはGIで裏切られ続けた武豊騎乗、過去10年[021]で優勝のない京都新聞杯杯経由。それが皐月賞組を押しのけて1番人気になることが不思議なら、4連勝皐月賞馬ロゴタイプが2番人気というのも摩訶不思議。この1、2番人気は最後まで変わることはありませんでした。

 ここんとこ私の予想はどうもちぐはぐでして(^_^;)……ウラの「たわけ予想」で過去20年皐月賞で1590を切るタイムで勝った3頭はその後惨敗したこと。よって「ロゴタイプは危ない」と書きながら、同馬を表の◎。
 結果、3着とはハナハナの僅差とは言え、5着とウラ予想どおり(^.^)。

 それなのに、なぜロゴタイプを◎にしたかと言えば、皐月賞組以外が強く思えなかったから――それが最大の理由でした。

 ところが、結果は皐月賞組から掲示板に載ったのは2着エピファネイアと5着ロゴタイプのみで、1着、4着は京都新聞杯杯1・2着馬。3着は青葉賞2着馬(これも過去10年青葉賞は1着馬のみ注意すれば良かったので、買いづらい馬でしたね)。

 ダービー勝ちタイムは2243でしたから、決して低レベルではありません。つまり、皐月賞組より他の組が優ったと言うしかありません。

 ただ、私はレコード決着となった皐月賞に対して1着馬ロゴタイプのみを問題視しましたが、あの激流は他馬にもかなり疲労を及ぼしていたのかもしれない――そうとしか思えないダービーでした。

 キズナはなんと今秋の凱旋門賞に挑戦するそうです。3歳馬は斤量有利だし、ダービーの追い込みはディープインパクトばりでした。ぜひあの剛脚を世界に見せて優勝してほしいですね。

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【GI安田記念、直前予想】

 さて、(最近恒例の前書き)「気を取り直して」明日は前期東京GI最終戦――安田記念です(^_^)。

 まずはヴィクトリアマイルで宣言したとおり、単純データを提示します。マイル実績と上がり3Fベスト3です。
 普通なら2戦以下は取り上げないのですが、09ナカヤマナイトは芝18実績[4210]と超優秀なので追加しました。東京マイルが芝18や20を好走できるタフさを必要とするのは有名ですから。

 [マイル実績]
 ・4歳01カレンブラックヒル[4001]◎
 ・4歳15ヴィルシーナ………[2100]●
 ・6歳06グロリアスデイズ…[2402]
 ・5歳16ダノンシャーク……[2423]
 ・5歳07グランプリボス……[3213]◎
 ・4歳17ダイワマッジョーレ[1211]
 ・5歳09ナカヤマナイト……[1000]

 そして上がり3Fのベスト3が以下(2位・3位のマイル実績が0なので4位を追加)
 1位17ダイワマッジョーレ…[1211]
 2位12ダークシャドウ………[0000]
 3位02ショウナンマイティ…[0000]
 4位07グランプリボス………[3213]

 早速結論です。すでに上記データに印を付けました(^_^)。

 しのごの言わねえ(書かねえ)で「単純予想にします」と書いたとおり、マイル実績トップの01カレンブラックヒルと、GI実績から07グランプリボスを両◎です。そして、ウラ●に思い切って15ヴィルシーナ。

 カレンブラックヒルは新馬から4連勝でGINHKマイル馬に。昨秋毎日王冠でも古馬を蹴散らして1着でした。しかし、その後3連敗。この3戦全て外目の枠だったので、それが敗戦の理由かもしれません。逃げるのはシルポートでしょうから、同馬はその直後。久しぶりに内枠1番に入って逃げ粘る可能性あり、と見ました。

 次にグランプリボス。同馬は朝日杯とNHKマイルのGI2勝馬。昨年はマイルGI安田記念とマイルCSを2度2着。格としては文句なしでしょう。前走もG2マイラーズC1着でした。中団から鋭く差してくる脚が魅力です。
 前日人気ではグランプリボスが2番人気、カレンブラックヒルは4番人気。両馬から他馬へぞろぞろ買ってもトリガミ必至なので、馬連はいさぎよく2頭に絞ります。

 かくして馬券は馬連◎-○1本。3複上記残りの7頭へ。
 ただ、誰にも(神様にも)知られないよう、ひそかに3複総流しも買います(^_^;)。

 よって表の買い目は、
 単 勝=01カレンブラックヒル 07グランプリボス
 馬連単=01→←07
 3連複=01=07→15 06 16 17 09 12 02

 さて、とんと頼りにならないウラですが、それについて語る前に表予想の問題点を一つ。

 それは前日1番人気――短距離王ロードカナロアが無印であることです。
 ロードカナロアの実績は[10.410]と文句なし。芝12の内外GIを3勝。しかし、マイルは2歳時に一度走って2着があるだけです。左回りの中京を走っているとは言え、東京コースは初。それが前日1番人気だから、またも摩訶不思議なオッズです。陣営は「マイルに対応できるスタミナを付けた」と言っているそうで脅威です。
 しかし、マイル実績と上がりで攻めると決めた以上、ここは「来たらいさぎよくあきらめる」ことにして無印継続です。

 そこで、狙ってみたいウラ●が4歳牝馬2着王のヴィルシーナ(^.^)。
 前走ヴィクトリアマイルではその汚名をすすぐべく激走、見事1着を勝ち取りました。
 実績は[4511]でGI・G2は7戦して[1501]。ただ、1、2着に入ったのは全て牝馬戦で、牡馬と走ったG2大阪杯は6着でした。よって、ここは荷が重いと見なされたか前日は5強と離れた6番人気。無理……かもしれません。
 しかし、大阪杯は初の古馬牡馬相手、芝20がきつかったのではないでしょうか。マイルなら[2100]、前走東京マイルでも2、3番手を先行して二の足、三の脚を使いました。
 過去10年安田記念の牝馬は[211]、ヴィクトリアマイル経由は[201]と決して悪くありません。勝ったのはウオッカの2連覇のみ。さすがにウオッカと比べてはかわいそうですが、ヴィルシーナのVM勝ちタイムはウオッカ、それにブエナビスタとも同じ1324なのです。そして、このタイムは過去3走のTXです。上がりは両女傑に劣るけれど、もしかしたら続く一発があるかもしれません。

 馬券はヴィルシーナの単複と01カレンブラックヒル、07グランプリボス。そしてどうも臭い8枠3頭にも流します。えっ、「豊サダムパテックだな」ですって? はい(^.^)。
 それからオッズ分析では枠連が15487の5巴となっているので、オッズルールにより7→84も買います。

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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