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2013.10.29

天皇賞秋、結果とほぞかみ

  秋天結果は……無念○(実質●)4着、オッズ予想は馬連・3複的中
 1着―福   永 07ジャスタウェイ………[?]単勝=15.5 複=2.4
 2着―岩   田 09ジェンティルドンナ…[◎]
 3着―Mデムーロ 12エイシンフラッシュ…[△]
 4着―吉 田 隼 13アンコイルド…………[○(●)]
 枠連=4-5=11.1 馬連=07-09=11.9 馬単=45.1
 3連複=07-09-06=14.0 3連単=143.1
 ワイド12=4.1 W13=5.9 W23=2.1

※ 天皇賞秋、レース後「むーん。4着か~」と無念の嘆息(-_-)。

 予想はそこそこいい線突いていたのでは、と思います。
 勝って不思議ない3強だけれど、負けてもおかしくない――の通り3強は2着が最高。よくある《3強から1欠け》決着となりました。
 また、軸は3強の中ではジェンティルドンナと見たとおりの2着。実質ウラ●最終8番人気の○13アンコイルドは4着でした。
 同馬は直線最後で力尽きたと思ったら、コディーノとの4着争いに勝ち、エイシンフラッシュとはクビ差。最後にちょっと声も出て「ワイドの的中があるかも」と楽しませてくれました(^.^)。 もっとも最大の問題は1着馬――5番人気の福永ジャスタウェイを指名できなかったことです。

 では、3強の一角が崩れた戦犯は誰かと探してみると、当人(当馬)だからあきれます。
 向こう正面1000メートル通過のラップが58.4と聞いたとき、テレビ馬のような逃げに「なにそれ」と思いました。逃げていたのはもちろん2番人気武豊トウケイヘイロー。
 「それじゃあつぶれるよ」と思った通り、同馬は直線ずるずる後退して10着惨敗。ファンの期待を裏切りました。やはり、東京芝20のGIを逃げ切るのは容易でないようです。

 ただ、そのことを予想して「3強から1頭欠けるなら逃げ馬トウケイヘイロー」と推理することは不可能ではなかったと反省しています。
 直前予想で述べた中に入れ損なったことが一つあって、それは「逃げ馬の外枠は危ない」です。6枠11番というのは一応外枠ながら今回はあまり関係ないだろうと思っていました。しかし、東京芝20という特殊な距離で6枠はやはり外、最初に脚を使って先頭に立たねばなりません。だから、無理したんだろう……とレース直後は思いました。

 ところが、ラップを見ると、トウケイヘイローは最初の200を12.6で駆けています。そして、その後の800メートルは11.3-11.1-11.5-11.9と全て11秒台。ビデオを見ても出遅れたのではなく、すんなり出て内に切れ込んで先頭に立っています。結局、単騎の逃げとなって絡む馬もいなかったようです。
 ればたらはないとは言え、もしも同馬が1F12秒を切るくらいのペースで走って1000メートル通過60秒前後なら、逃げ残って2着か3着があったのではないでしょうか。

 それでは、なぜ鞍上武豊は無謀とも思えるペースで1000メートルを走ったのでしょうか。馬がかかったのではないと思います。騎手が走らせたのだと。
 これを推理してみるに、鞍上武豊は「勝ちにいった」のだと思います。「2着、3着では満足できない。勝ちにいこう」と。

 というのは、トウケイヘイローは逃げて上がりも良い強力逃げ馬ではありません。逃げて上がりは普通、むしろそれ以下の馬です。その馬が勝つためには「後続をできるだけ離して逃げ、直線で粘って勝ちを拾う」ではないでしょうか。
 今回秋天で、あのままゆったり逃げて平均ペース……それでは差し・追い込みの餌食になる。だから、ハイペースを演出して後続になしくずしに脚を使わせ、逃げ粘って優勝……鞍上はそう考えたのではないかと推理します。

 ところが、武豊トウケイヘイローの誤算は後続――特に2、3番手のダイワファルコン、ジェンティルドンナが全く離れることなく、ついてきたことです。
 向こう正面を走っているとき、先団はダンゴのまま、トウケイヘイローと2番手は2馬身も離れていません。普通なら、7、8馬身は離れてトウケイヘイローは《大逃げ》に見えるところです。 ということは3番手のジェンティルドンナも1000メートルを59秒くらいで駆け抜けたことを示しています。

 いかなジェンティルドンナもこのペースで走らされてはたまりません。案の定上がりが悪くなって35.8。宝塚記念の35.9に次ぐワースト2位の上がりとなりました。
 それでも2着に粘ったのだから、底力と言うしかありません。並みの馬ならよくて掲示板だったでしょう。

 では、なぜジェンティルドンナの鞍上岩田はあのハイペースを追っかけたのでしょう。
 騎手がハイペースだと感じないはずがありません。彼はハイペースにしようとしている武豊の意図を感じ取った上で、「追っかけた」のだと思います。

 わかって追走した理由は、岩田騎手も当然「勝ちにいったから」でしょう。そして、重賞3連勝の逃げ馬トウケイヘイローは「簡単につぶれないかもしれない」と不安にかられたこと、さらに「ジェンティルドンナは先行して上がり33秒前後で走れる」過信もあったろうと思います(昨年のJCでは2番手先行して上がり32.8。ただし、逃げ馬の1000メートル通過は60.2)。
 もしも1000メートル通過で7、8馬身離されたら「逃げ切りを許すかもしれない」と思えば、ハイペースとわかっても追っかけるだろうし、「このペースで走ってもジェンティルなら大丈夫」と思えば、やはり追っかけるでしょう。

 結果、確かにジェンティルは強かった。逃げたトウケイヘイローが10着、2番手ダイワファルコン15着に対してジェンティルだけは2着に残ったのですから。
 しかし、ハイペースを追走した代償は大きかったようです。同馬は上がり34秒台どころか、36秒に近い35.8。ものすごい脚を使ったかに見える1着ジャスタウェイでさえ、上がり34.6です(良馬場発表ながら重い感じの馬場という影響があったかもしれません)。
 1、2着の差はコンマ7。もしもジェンティルドンナが上がり1秒早い34.8なら、着順は入れ替わってジェンティルドンナの快勝だったでしょう。結果論ながら、ジェンティルドンナの1000メートル通過が59秒でなく、60秒だったら上がり34.8を繰り出せたかもしれません。


 こうして振り返ってみると、無謀と思える武豊トウケイヘイローのハイペースの逃げ。それを追走した岩田ジェンティルドンナ。馬七騎手三と言われる騎手の思惑が結果に出たような気がします。
 対して中団前後で脚を貯めつつ走った福永ジャスタウェイとデムーロエイシンフラッシュはさすがだと思います。
 我が実質ウラ●アンコイルドの鞍上はGI勝ちなく、やっと重賞6勝の若い吉田隼人騎手。彼が一流騎手になるのはまだまだ先のようです。

 ところで、勝った福永ジャスタウェイについて。
 信じてもらえないかもしれませんが、オッズを見る前はジャスタウェイをウラ●にするつもりでした。根拠はただ一つ過去3走上がりが全てベスト1だったからです。

 私はこの日もいとこの自宅で一緒にテレビ観戦しました。いとこの◎は01コディーノ。彼はそこから3強と他馬にばらばら流していました。そして、「ジェンティルドンナは来ない。岩田は東京苦手だから」と自信満々でした(^.^)。
 スタート直前私は「買わなかったけど、実は単勝で最も買いたいのは福永ジャスタウェイなんですよ」と言いました。
 するといとこは「福永も来ない。菊花賞で勝ったばかりで連勝はない」と妙に説得力のある意見でした。
 しかし、レース後いとこの逆張りで良かったのかあと思ったものです。

 なぜジャスタウェイのウラ●をやめてアンコイルドにしたのか。オッズを見てジャスタウェイが3強に次ぐ4~5番人気だったからです。つまり、欲をかきました(^.^)。
 それに同馬は過去3走2着3連続。これは「今回負けパターン」と思って軽視しちゃいました。
 終わった後で「あまり絞るのも考えものかなあ。3強+1頭に絞ったけど、もう1頭選ぶならジャスタウェイだったんだ」と思って少々のほぞ噛みでした。

 今回オッズ分析ではジェンティルドンナを軸として馬連・3連複が当たりました。しかし、配当は雀の涙で当然トリガミ。ジャスタウェイをウラ●にしたときだけ、馬単・3連単が当たる可能性があったから、ダメかなと思ってもウラ●にすべきでした。

 《上がり3Fベスト3》の件はメルマガでお知らせしよう、しようと思いつつ、忘れるというかこのように後出しになってしまいます。
 理由はいつでも有効ではないからで、そのうち「書くのやーめた」となってしまいます(^.^)。 みなさんも人頼みにしないで、いつでもチェックしておくべきではないでしょうか。
 最近異常気象続きで某大臣が「気象庁の警報や自治体の避難勧告を待つのではなく、自分で危ないと思ったらいつでも避難してください」と呼びかけていました。確かに「自分の身は自分で守る」――競馬で言うなら「自分でチェックしておく」べきなんでしょう。

 えっ、「おいおい。最後は責任逃れか。それを含めて印を打ってくれよ」ですって?
 むむむ……試みてはいるのですが。始まる前はちぢに迷ってそのうち「忘れる」のです(^_^;)。
 アルツは近い……?


 ○ スタート前ちぢに迷ったその挙げ句 肝心データ ころりと忘れる

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2013.10.26

天皇賞秋、直前予想

 さー明日はいよいよ天皇賞秋(^_^)。荒れるか荒れないか……ビミョーです。
なんとなく2週前の秋華賞に似ています。つまり、3強対決の構図。あるいは[1強+2中+その他]かもしれません。

 3強とはもちろん昨年の年度代表馬-岩田09ジェンティルドンナ(牝4歳)。そしてトライアル毎日王冠勝ち馬-デムーロ06エイシンフラッシュ(6歳)。最後に重賞3連勝の上がり馬-武豊11トウケイヘイロー(4歳)です。おそらくジェンティル1番人気、2頭が2、3番人気でしょう。

 3頭の実績をあれこれ言ってもせんないことで、3頭がすんなり1、2、3着に入って全くおかしくない実績、近走成績を持っています。
 問題は私たちの馬券(^.^)。3頭に絞っていいのかどうか。秋華賞では1欠けて3複万シューでした。
 今回3強馬券を買ってそれ以外の馬券も買うと「当たってトリガミ」があるし……ちぢに迷うところです(^_^;)。

 というのは3頭ともに負けておかしくないマイナス点を抱えているからです。

 まずはトウケイヘイロー。逃げ馬であること、GIが2歳以来であること、東京コース五分五分であること、全複率65であまり高くないことなど。鞍上武豊である……点はもう心配なさそうです(^.^)。ただ、目下3連勝で前走G2勝ち。芝20は3戦3勝だし、強い逃げ馬かもしれません。

 次にエイシンフラッシュ。まずは6歳が難。秋天では過去10年[001.27]です。
 そして、この馬のムラ馬ぷりと言うか、逆張り成績は有名。GI2勝のうちダービーは7番人気でした。昨年毎日王冠では2番人気9着→秋天5番人気で1着。一昨年もJC8着→有馬7番人気2着などがあって2戦連続走らないと言うか、負けて人気落ちたら次が買い、今回上位人気なら軽視が正解……みたいな馬です(^.^)。
 で、負けた方がいい毎日王冠で1着となってしまいました。ならば今回は着外? あるいは、6歳でもう秋天は無理とあきらめたので、毎日王冠で激走したのかも。
 とは言え、芝20の実績は[4031]とピカイチだし、6歳とは言え、昨年の秋天馬。無印にし辛いところです。

 最後が1強かもしれないジェンティルドンナ。昨年の牝馬3冠馬はJCも勝って怒濤の5連勝でした。しかし、今年に入ってGIドバイシーマ2着、宝塚3着といまだ未勝利。秋天はその宝塚以来の出走です。これがどう出るか。
 ただ、宝塚→秋天のローテは過去10年[321.16]で悪くありません。牝馬に限っても、10年ブエナビスタに宝塚2着→秋天1着があります。他に08年ダイワスカーレットなど4月以来の秋天で2着でした。一流牝馬に休み明けは関係ないようです。
 ところが、ブエナビスタにはいやなデータがありました。同馬は翌11年再び宝塚2着から秋天に挑戦、なんと1番人気で4着に負けています。面白いのは次走JCでは2番人気で復活優勝を遂げたことです。まるで「昨年秋天は獲ったから今年はもういい。JCに全力集中した」かのようです。

 で、ジェンティルドンナを考えてみると、これから秋天→JC→有馬を3連勝するとはちょっと考えづらい(もしも3連勝したら、「すげえ」と脱帽して最敬礼するだけ(^.^)。
 では、3走のどこを「獲りに行く」か。中山は未出走だし、昨年の有馬も出なかった(有馬が秋4走目だったこともあるけれど)。同馬の狙いは秋天かJCではないでしょうか。ブエナビスタの例で言うなら、JCより秋天に全力集中したいところ……ですが。
 彼女は芝20だと1戦して秋華賞の1勝、芝24は2戦2勝でオークスとJC。どちらも素晴らしいけれど、タイムを見ると、秋華賞は[2004]でチョー平凡。今回芝20の持ちタイムでは18頭中下から3番目。しかし、芝24の2戦はオークス[2236]、JC[2231]と超優秀。
 つまり、ジェンティルドンナは芝20より東京芝24の方が明らかに得意。昨年その得意なJCを獲ったので、今年は「ぜひ秋天を獲りたい」としても、その不得手なところがここで出ると2着、もしくは3着。まさかの4着だってあるかも……と思える。よって、ここで負けたっておかしくない。

 そんなわけで、3強総崩れ、1頭しか残らない(-.-)可能性もあると思います。前号で述べたように、もしも今年の年度代表馬が短中距離のロードカナロアになるなら、古馬王道の勝ち馬は「意外な馬になるかも知れない」からです。

 そこで、表の結論。

 ここで前日オッズを確認しました。やはりジェンティル1番人気A、トウケイヘイロー2番人気Bで、エイシンフラッシュが3番人気のC。3連複は700円ちょっと。この1点で終わらせれば、7倍ならおいしいかもしれせん。そこでこの3連複をまず1点買い。
 ちょっと気になるオッズ相は馬連・枠連が3巴ながら、馬連B-Cはやや離れていること。つまり、オッズからの軸はAジェンティルドンナで、狙いはBCよりD以下がお勧めです。そこでBCは△に回し、表馬券は◎ジェンティルドンナとして○▲は思い切って人気薄を狙います。

 気になる人気薄馬はトライアル京都大賞典の1、2着馬です。それは08ヒットザターゲットと13アンコイルド。なにしろ京都芝24の勝ちタイムが[2229](1、2着同値)でした。
 これは京都大賞典過去20年の最速であり、京都芝24のレコードまでコンマ3のものすごさです。
 単勝万馬券だった08ヒットザターゲットはさすがにここでは無理として○に取り上げたいのは2着アンコイルドの方です。
 同馬は4角10番手から上がり最速33.7で追い上げました。また、特筆点は芝20の成績[5211]、東京[2100]、昨年4連勝もあります。ただし、マイナス点はGI初だし、G3勝ちもなく、G2の2着が最高。よって頭はないと思ったので、ウラ●にしませんでした。
 かくして▲もまさかの京都大賞典1着馬08ヒットザターゲット。これで「まさか馬券」を買います(^.^)。

 よって表の買い目は、
 3連複=09 11 06 1本
 3連複=09→13=08→11 06
 馬連単=09→13 08
 ワイド=09→13 08 ワイド=13→11 06

 さて、表は「どうせ外れるだろう」と潔く絞った穴馬券にしました(^_^;)。3強以外のどの馬が来てもほぞ噛みはなさそうです。
 ウラはもう考えようもないので、なしとして個人的にまさかのアンコイルドの単勝を百万円買って眺めたいと思います(^_^)。


 さて結果は?

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2013.10.22

菊花賞、結果とほぞ噛み

 菊花賞、結果は……馬連的中、3複痛恨の……(^_^;)
 1着―福永 03エピファネイア……[◎] 単勝=1.6
 2着―岩田 14サトノブレス………[△(○?)]
 3着―松田 10バ  ン  デ……[・(●?)]
 4着―川田 17ラストインパクト…[△]
 枠連=2-7=4.2 馬連=03-14=9.5 馬単=11.7
 3連複=03-14-10=39.1 3連単=117.5
 ワイド12=4.7 W13=5.6 W23=19.0

※ 菊花賞――エピファネイア強かったですねえ(^_^)。
 3番手を先行して折り合いばっちし、4角に至るも持ったまま。直線抜け出すや、2着に5馬身差の圧勝、楽勝でした。福永騎手、結局ムチを一度も使いませんでしたね。
 シンボリクリスエス産駒初のGI馬となって私が危惧した「長距離危ないかも」は杞憂に終わりました。余計なこと言ってすみませんでした。

 2着はサトノブレス、3着は逃げ残ってバンデ。これがわかったとき「絞れたのかあ」と後期初のほぞを噛みました(^_^;)。
 昔から予想上手の馬券下手と言うか、長文推理の馬券下手という傾向がここでも出てしまいました。

 私の表予想は当然◎エピファネイアで、相手として5頭選出。実は13をカットした7枠8枠の5頭でした。今回は本命サイドなら7枠か8枠と決めたのです。ただ、7枠8枠の人気薄が来るのでは、と推理しました。

 昨年までの自分なら、「エピファネイアから5頭へ3複ボックス総流し」にしたと思います。しかし、後期からは「絞って当てたい」と考えています。
 そこで「この5頭に馬連を流し、3複は14サトノプレス1頭に絞ります。同馬がG2青葉賞で見せた上がり33.3に賭けてみたい」と書いたとおり、3複は相手を14サトノブレス1頭に絞りました。
 つまり、サトノブレスは印を付けるなら[○]に当たるのです。だから、本命サイドと見切れば、馬連はエピファネイア-サトノブレスの1点にしたでしょう。しかし、今回は「枠連本命、馬連は本穴ではないか」と推理しました。そのため絞りはしたけれど、サトノブレスを[○]と言い切れなかったのです。これが一つ目のほぞ(^_^;)。

 さらに、3着バンデは週中までウラ●候補でした。「全走の勝ち方が阪神芝24を逃げて上がり33.5と秀逸。2着馬とは1秒の差でした。さらに、3走前は函館芝2600をやはり逃げて2.8秒の大差勝ち。もしかしたら、とてつもない逃げ馬かもしれません」と書いた通り、同馬は「2着があったかも」の粘りを見せました。

 なのに……欲が働きました。バンデが3番人気とわかって「これで当てたって仕方がない」とウラ●を人気薄のタマモベストプレイに変えてしまったのです。これが二つ目のほぞ。同馬は7着敗退でした。
 物事に「ればたらはない」とは言え、当初推理通りに印を付けていたら、今回の菊花賞は[◎→○→●]の3複1点で39倍、3単2点で1万の馬券が獲れていたのです(--;)。ああ。

 ところで、馬券の目は[○]扱いなのに、なぜサトノブレスをはっきり[○]としなかったのか。
 実は私が作った成績集約ソフトで、サトノブレスはエピファネイアに続く2番手評価でした。それも全成績諸項目を「優良可」に分けた[優]の数はエピファネイアが10ヶ、サトノブレスは9ヶで3番手は6ヶでした。つまり、サトノブレスはドングリ17頭の中でアタマ一つ抜けていました。それで○扱いとしたのです。

 しかし……半信半疑でした。サトノブレスがスプリSのハクサンムーンのように集中した2番人気だったら、いさぎよく「馬連1点」としたでしょう。
 しかし、同馬は前日3番人気(最終19倍の5番人気で「ないかなあ」と不安に駆られてしまいました。
 成績集約ソフトはほぼ完成したものの、実地に試している段階で手探り状態だったこともあります。

 かくして馬券は馬連950円が当たっただけで、当然トリガミ。まー今後に期待を抱かせる予想と思うことにして受け入れたいと思います(^.^)。

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 引き続き、秋天前予想です(^_^)。

 直前予想にこれから述べる件を入れると長くなるので、直前予想は結論のみにして「前置き」を「一切気にすることなく」語りたいと思います。

 と言うのは、毎年のように秋天前になると「古馬王道の秋天→JC→有馬3戦を見通して勝ち馬を推理すること、さらに、年度代表馬も考慮する」と言い続けているからです。これが書き始めると長くなるのです(^_^;)。

 さて、年度代表馬に関係するGI馬は《3歳クラシック3冠馬》か《古馬中長距離+安田記念の勝ち馬》がだいたい選ばれます。牝馬3冠は昨年ジェンティルドンナがJCを勝って年度代表となったように、プラス中長距離1勝が必要です。

 今年3歳3冠馬はいません。今後有馬に出走する可能性があるのはダービー馬キズナと菊花賞馬エピファネイアだけ。この2頭が有馬に出て勝てば、年度代表馬候補になります……が、勝てるかどうか。私はビミョーだと思います。

 では古馬の該当馬はどうか。ここで恒例アルツ予防クイズです(^.^)。

 今年春天の勝ち馬は? 安田記念の勝ち馬は? 宝塚記念の勝ち馬は?

 私自身もネットで確認する前、答えを考えます。私のアルツ予防でもあるからです。
 宝塚の勝ち馬は……先日京都記念に出てまさかの4着だったゴールドシップだとすぐに思い出しました。
 そして「そう言えば、ゴールドシップは春天でもダントツ1番人気で負けたんだ」とつぶやいた後「はて、春天の勝ち馬ってなんだったけ?」と名前が出てきまません(^_^;)。

 次に「安田記念馬は?」と記憶をたどると、「そうだ! 今年は短距離王がマイルGIも勝ったんだ」とよみがえりました。
 そーです。春高松宮を勝ち、秋スプリSも勝ったロードカナロアが安田記念も勝っているのです。これはかなりの珍事です。

 ちなみに、アルツ予防にはこのように記憶をたどりたどりして思い出すことが大切だそうです。競馬クイズ、どんどんやって頭を使いましょう(^_^)。

 で、春天の勝ち馬、思い出せないままネット検索しました。みなさんはいかがでしょうか。

 答えは鞍上蛯名の4歳フェノーメノです。日経賞1着から春天2番人気の戴冠でした。
 同馬は昨年青葉賞1着、ダービー2着、秋天1番人気2着があります。ステイゴールド産駒ということもあって期待された1頭です。春天後は宝塚4着。秋になって残念なことに故障休養、どうもこのまま引退のようです。

 さて、そんなわけで、春の中長距離GI馬でこれから古馬王道でがんばれば、年度代表馬が見えてくるのは宝塚記念馬ゴールドシップただ1頭です。
 果たしてゴールドシップは秋天→JC→有馬を3連勝できるでしょうか?

 ……と思って「秋天登録馬24頭」を見たら、なんとゴールドシップが出ていないではありませんか。ちょっと驚きました。やはり秋4戦は無理。陣営は当初から[京都大賞典→JC→有馬]で勝負するつもりのようです。
 そうなると、春天5着→宝塚1着となったように、京都大賞典5着→JC1着となるでしょうか? 私の印象はビミョーです(-.-)。

 それからこの段階で「今後の活躍次第では年度代表馬候補」に凱旋門賞挑戦の2頭――オルフェーヴルとキズナがいます。
 ともに前哨戦を勝ってオルフェーヴルは本番2着、キズナは4着でした。私はどちらも「勝てば年度代表馬だろう」と思っていました。
 しかし、無念の敗退。オルフェーヴルは前期GI未出走のまま、キズナはダービー馬。この2頭、今後JC、有馬にどう関わるのか。その結果次第では年度代表馬の目があるかもしれません……。

 ところで、秋天出走の有力馬に4歳牝馬ジェンティルドンナがいます。昨年は牝馬3冠+JC優勝で年度代表馬となりました。しかし、今年は前期ドバイシーマC2着→宝塚3着とイマイチ。ここ秋天から始動してJC→有馬参戦でしょう。3連勝すれば、年度代表馬の可能性がありますが(^_^;)。こちらも印象はビミョー……(^.^)。

 さらに、秋天出走馬の中にはここからGI2勝、3連勝すれば……の馬があと2頭。毎日王冠を勝ったエイシンフラッシュ、目下重賞3連勝中のトウケイヘイローです。
 しかし、エイシンフラッシュは人気になって負け、人気薄で激走のムラ馬だし、トウケイヘイローは3歳以降のGIが初。両馬ともトップクラスより一枚下のイメージがあって2着、3着はあっても、GIを2つも3つも勝てるか疑問です。よくて1勝でしょうか。

 さて、ここで年度代表馬に関しての結論です。
 可能性がある馬はみな今後王道3戦の結果次第の馬ばかり。それぞれ勝って不思議ない実力馬だけれど、負けてもおかしくない――と思います。どうも王道3戦を2勝、3勝しそうな馬が見あたらないのです。

 そこで私の大胆予想です。実は今年すでにGIを3勝している馬がいます。
 それは高松宮記念、安田記念、スプリSを勝ったロードカナロアです。
 同馬はもう国内で出られるGIはなく、暮れの海外GI香港スプリントが引退レースとか。そこで勝てば今年GI4勝となります。
 このGI4勝、短距離ばかりだったら、年度代表馬にはまず選ばれないでしょう。
 しかし、そこにマイルの安田記念が入っているので、がぜん値打ちが違います。もしも、古馬王道3戦を終えて中長距離馬にGI2勝馬がいなければ、ロードカナロアの(香港スプリントも勝っての)GI4勝はかなり投票する記者達の心を動かすような気がします。

 ちなみに、私の記憶では過去短距離馬が年度代表馬になったことはありません。1998年にタイキシャトルが安田記念、マイルCSと仏マイルGIのマイル3勝をあげて年度代表馬となっています。タイキシャトルは前年スプリSも勝って短中距離馬といった感じでした。

 参考までに、その年の古馬王道3戦の結果を人気順で示すと以下の通り(当時3連馬券はまだありません)。
 秋天[6→4→5]・JC[3→2→1]・有馬[4→3→11]
 JCこそ上位人気決着だったものの、1番人気は一度も勝っていません。当時3連馬券はまだないものの、馬連はそこそこ荒れています。秋天・有馬は今なら3連馬券万シューでしょう。
 1番人気未勝利でGI2勝馬が出なかったからこそ、タイキシャトルが押し出されて年度代表馬となったのかもしれません。

 さて、ここまで諸々語って王道3戦に戻って馬券予想をすると、すんなり上位人気決着といかないのではないか――というのが私の予想です。
 これまでも「クラシック3冠馬が出ると、年度代表馬がほぼ確定」のとき、古馬王道3戦は勝ち馬が変わって大荒れすることがありました。今年はやや変形ながら、それに該当するかも知れません。
 秋天はジェンティルドンナ、エイシンフラッシュ、トウケイヘイローの3強で固そうな気配です。しかし、「くれぐれも油断めさるな。おのおの方」と言いたいところです(^_^)。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:台風26号による豪雨で大島が甚大な被害を受けました。亡くなった方々、被災された方々に心よりお悔やみ、お見舞い申し上げます。馬券を当てて少しでも支援をしたいですね……。(御影祐)

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2013.10.19

菊花賞、直前予想

 秋華賞、結果は……◎1着、馬連、馬単的中、総計プラス(^o^)
 1着―武幸 16メイショウマンボ……[◎] 単勝=5.2
 2着―武豊 01スマートレイアー……[○]
 3着―池添 13リラコサージュ………[?]
 4着―内博 14デニムアンドルビー…[○]
 枠連=8-1=6.3 馬連=16-01=9.5 馬単=22.5
 3連複=16-01-13=500.3 3連単=2335.6
 ワイド12=5.0 W13=98.2 W23=74.8

※ 秋華賞……ご覧になりましたか(^_^)。
 やりましたねえ、武幸メイショウマンボ。外枠苦手を見事克服してくれました。馬連・馬単は各2点の的中。オッズ予想も01-16の馬連をプラス買いで推奨できました。

 私は余計な馬券を買わず3頭に絞ったおかげで、トータル2倍近いプラスを達成することができ、いつもの「当たってトリガミ涙」ではなく、これまでとひと味違う「静かな歓喜」を感じたところです(^_^)。

 3強はスタート直後揃って最後方。向こう正面では長~い馬群。「おいおいダイジョーブ?」と思いましたが、1000メートル通過58.9とわかって「これは3強来るな」と安心しました。
 そして思った通り、直線で◎16メイショウマンボが力強く抜け出して快勝。まずは単勝520円の的中(^o^)。

 2着争いは混戦だったけれど、武豊01スマートレイアーがアタマ一つ出ているとわかったので、「よっし。馬連・馬単の的中!」と軽く雄叫び(^.^)。馬単22倍は結構つきましたね。
 問題は3着争い。ぐちゃぐちゃでよくわからなかったけれど、○14デニムアンドルビーと13無印リラコサージュのハナ争いでした。デニムなら完璧予想、リラだと奈落の底……で、結果はハナ差デニムの敗退。むーん。

 究極の3複1点予想、無念でした(-.-)。結局、よくある「3強の1欠け」が起こって3複5万の波乱となりました。
 3着馬は単勝万馬券のチョー人気薄。予想で[騎手馬券→最低人気3頭]の話をしたので、「参考になったかも」と思ったら、リラコサージュは15番人気でした(^_^;)。

 しかし、まーこれは仕方ないところです。リラコサージュを網にかけるには総流ししかありません。同馬は京都コース複率100[1010]がありました。しかし、コース複率100は合計7頭いたし、前走ローズS18着ではなかなか買えません。。

 秋華賞はいつものようにいとことテレビ観戦しました。
 彼は馬連・3連系全て不的中でした。ところが、枠連1-8を五百万円買っており、「収支はトントンだ」と言います。
「馬連01-16を買ってなくてよく枠連1-8を買ったねえ」と言うと、「第18回だったからな」とぽつり。唖然(^.^)。そうかと気づきました。

 ほんとにいとこには感心します。私だったらレース後に知って「くあーっ」とほぞを噛むところ、いとこは先に思い出して(それだけでなく)ちゃんと馬券を買うのですから。彼の馬券勘は相当のものだと思います(^_^)。

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 【 菊花賞直前予想 】

 さて、菊花賞。第74回です。枠連4-7でしょうか(^.^)?

 オッズを見る前からダントツ1番人気間違いなし。絶対◎にせざるを得ない馬の登場です。言わずと知れた福永03エピファネイア。
 成績[4201]で唯一の4勝馬。連率86はもちろん全馬トップ。2歳時に[新馬→OP→G3]を3連勝して一躍クラシックの星と思われながら、弥生賞1番人気4着後、皐月、ダービーは連続2着。

 さて、ここでいつものアルツ予防クイズ(^_^)。
 ダービーの勝ち馬は凱旋門賞に行ったから、すぐ思い出せるでしょう。では、皐月賞の勝ち馬は? もっとマニアックに弥生賞の勝ち馬は? 
 この2頭、ともに菊には出ていません[答えは後記]。

 そのエピファネイアですが、皐月・ダービーの2戦は2番人気、3番人気で1番人気を1着馬に譲っています。つまり、大方の評価は正確だった?
 そして、目の上のたんこぶが消えた前走G2神戸新聞杯では堂々1番人気、2馬身半の完勝でした。単勝は140円のダントツ。

 私も菊花賞表の◎は当然エピファネイアです……が、2着付けのウラ馬券は構築したいと思います。

 というのは、GI2戦連続2着ということはいわゆる「負け癖」がついているかもしれません。競馬ではしばしば1番人気が見つからず「押し出されての1番人気」というのがあります。これが結構イマイチのことが多い。もしも神戸新聞杯にダービー馬キズナが出走して菊にも出走すれば、エピファネイアはやっぱり2番人気で連続2着かもしれません(^.^)。

 それともう一つ気になるのは(血統に関して私は全くど素人ながら)エピファネイアの父馬があのシンボリクリスエスであることです。
 クリスエスは約10年前、有馬2勝・秋天2勝して2年連続年度代表馬となった名馬です。この馬の経歴・産駒のデータから見えてくる特徴があるのです。

 同馬は3歳時(皐月不出)青葉賞1着→ダービー2着、神戸新聞杯1着の後、菊ではなく秋天に向かいました(結果は3番人気で見事1着→JC3着後有馬も1着)。
 4歳になった翌年秋の古馬王道、前期宝塚には出たけれど、春天3200には出なかった。つまり、最長距離は有馬の2500まででした。陣営は「長距離不向き」とわかっていたのではないでしょうか。
 そして、同馬の産駒は走り初めてから7年、いまだ芝のGI馬を出していません。昨年までのクリスエス代表産駒はサンカルロですが、G2勝ちはいくつもあるのにGIは高松宮の2着2度が最高で未勝利のままです。

 対して産駒4年目のディープインパクトはすでにリアルインパクト、ジェンティルドンナ、今年のダービー馬キズナとGI馬を毎年出しています。
 エピファネイアはシンボリクリスエス産駒の最高傑作かも知れず、今回他馬はみなドングリの背比べ。だから「勝って不思議はないけれど、まさかの2着3着があるかも」と思えるのです。
 ちなみに中距離から芝24までなら無敵と思えるディープインパクト産駒も、いまだ菊3000は勝っていません。今回も4頭出走していますが……はて?

 よって表馬券の結論は◎エピファネイアながら、単勝は買いません。馬連・3複の軸としての◎で、単勝はウラ●を買います。

 となると、相手探し。ところが、ヒモがチョー難解。結論を言うと、○▲にしたい馬がいません。絞れば「抜ける」こと間違いなしでしょう(^.^)。かと言ってエピファネイアから17頭に3複総流しするわけにはいかないし……。
 ここはかえって5頭に絞ってあきらめたいと思います(^_^;)。
 取り上げたのは先行して上がりもいい14サトノブレス、追い込み鋭い16アドマイヤスピカ。そして、セントライト記念勝ち馬、成績[3211]の15ユールシンギング。前走神戸新聞杯で4角最後方から2着に食い込んだ18マジェスティハーツ、そろそろディープ産駒でラストインパクト。
 この5頭に馬連を流し、3複は14サトノプレスに絞ります。同馬がG2青葉賞で見せた上がり33.3に賭けてみたいと思います。

 よって表の買い目は、
 馬 連=03→14 16 15 18 17
 3複単=03→14→16 15 18 17

 さて、後期初のウラ●です。
 実は当初「穴ならまさかの逃げ残りか鋭い追い込み」と思い、逃げ馬として10バンデを考えました。同馬は成績[3004]、前走2Wクラス1着でやってOP入りの格下。
 しかし、その勝ち方が阪神芝24を逃げて上がり33.5と秀逸。2着馬とは1秒の差でした。さらに、3走前は函館2600をやはり逃げて2.8秒の大差勝ち。もしかしたら、とてつもない逃げ馬かもしれません。
 ところが、前日夕方のオッズでは(10倍超ながら)3番人気。これでは穴馬と呼べず、ウラ●格落ちです(^.^)。

 そこで狙いたいのが●08和田タマモベストプレイ。新馬→1Wを連勝してG3きさらぎ賞も勝って皐月前は[3110]だったのに、その後GI・G2でぱっとせず3連敗。成績[3113]と落ちて前日30倍超の10番人気。どうもマイル前後が適距離のようです。
 ただ、唯一着目したのは京都コース成績。4回走って3勝3着1回の複率100です。まさかの激走があるとすればここだけ、と思ってウラ●とします。
 馬連の相手は◎エピファネイアただ1頭。3複は2頭軸で表の5頭+10バンデに流します。

 よってウラの買い目は、
 単 複=08タマモベストプレイ
 馬連単=08→03
 3複単=08→03→16 15 18 17 10

 さて結果は?

後記:皐月賞の勝ち馬はロゴタイプ(1番人気)、弥生賞の勝ち馬はカミノタサハラでした。(御影祐)


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2013.10.12

秋華賞、直前予想】

 満開の金木犀も雨であっという間に散ってしまいました。
 異変の夏帰りも終わってようやく秋本番でしょうか。
 競馬もいよいよGIの連戦開始。まずは3歳牝馬3冠目秋華賞。

 さて、いつものアルツ防止クイズです(^_^)。
 今年の桜花賞馬は? オークス馬は?

 私はオークス馬は言えたけれど、桜花賞馬を思い出せません(^.^)。
オークスはマンボのメイショウ、桜花賞はデニムアンドルビーではありませんよ。彼女は3月末にやっと未勝利を勝ったばかりです。

 えっ、まだ思い出せない? ヒント、香る川魚ちゃんです[答えは後記]。

 それはさておき、秋華賞――難解です。
 いや、3頭抜き出すのは簡単でした。しかし、考え始めると、3強絶対ではないと感じて「では穴馬は?」と思っても、見つかりません。

 まずは簡単な方からいくと、抜き出した3頭とは、14内博デニムアンドルビー、16メイショウマンボ、01スマートレイヤーです。

 デニムアンドルビーは成績[3210]と複率100。トライアルG2ローズS1着、GIオークス1番人気3着、G2フローラS1着と文句なし。
 ただ、引っかかるのは一つ勝つのに3戦もかかったことと追い込みタイプであること。上がり最速33.8を持つけれど、京都芝20は「追って届かず」があるので、そこが気がかり。

 次に16メイショウマンボ。成績[4103]とメンバー唯一の4勝馬。オークス馬で格は問題なし。ローズS4着も試走と思えば。それに大外だったし……。
 ただし、最大の問題はその外枠。今回またも8枠になりました。いとこの話では鞍上武幸は「外枠苦手」なんだと。確かに武幸に乗り替わってから、勝った3勝は全て2枠、負けた3回は全て8枠なのです。
 面白いのはその前飯田騎手のときは2回走って8枠で勝ち、2枠で負けている(^.^)。つまり、馬の問題ではなく騎手の問題。
 こちらも追い込みで、勝った4回は全て上がりベスト1ながら、最速34.3で「切れる!」といった感じではない。だから、内枠がほしかった?
 となると、来てもおかしくないけど、来なくてもおかしくない(^.^)。

 最後が01武豊スマートレイアー。成績[3001]。問題はGIどころか重賞初出走。前走は2勝クラスだし、芝20以上を走ったことがない。過去データからは消せる馬。
 ところが、前走阪神芝18で出したタイム[1448]がすごい。これ、阪神18レコードまでコンマ3の秀抜タイム。4戦中3回ベスト1の上がりで、最速は東京18を32.8とメンバー中最高。そのときは終始2番手だった。つまり、そこそこ先行して上がりもいいとなれば、過去データをくつがえして突き抜けてもおかしくない。
 しかしながら、その前走から[+3キロ]となる今回。「買えば来ず、買わぬと走る武豊」だから、買ったら「やっぱりかあ」の着外でも全くおかしくない(^.^)。

 てなわけで、この3頭で決まって不思議ないし、1欠け、2欠け、3欠けても不思議ではない。しかし、残りの15頭はもっと取り上げづらい実績ばかりです。

 かくして、表の結論は……後で悔やもうと保守安定で絞って3強馬券。
 おそらく1番人気はデニムアンドルビーでしょう。結構集中しそうなので、むしろ「8枠ダメ」と言われて人気が下がり、しかし、奮闘する武幸騎手に賭けて単勝・3単はメイショウマンボから買います。

 よって表の買い目は、
 単 勝=18メイショウマンボ
 3連複=18 14 01 1本
 馬 連=18 14 01 BOX
 3 単=18→14 01
 3連単=18→14=01

 さて、それでもウラです(^.^)。

 過去データを眺めていたら、2008年秋華賞の結果を見てびっくりしました(完全に忘れていたのです^_^;)。
 なんと[11→8→16]人気で3複186万、3単1098万のチョー特大万シューでした。この馬番が[04-01-15]。我が予想はもちろん「あっぱらぱー」の無印ばかり。オッズは2強の様相でした。

 一体どのような「ほぞ噛み反省記」を書いたのだろうと読み返してみると、「騎手馬券→最低人気3頭作戦であの馬券は獲れていた」とあります(^.^)。
 1着は岩田、2着は福永騎手でした。馬連としてこの組み合わせは普通に買えます。そこで、この2軸から最低人気3頭へ流せば獲れる――というわけです。
 最後は以下のようにまとめています。
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 えっ、「結果論だよ。そんなの買えるか」ですって?
 しかし、しかし、競馬は「浅くて浅い」ゲーム(^.^)です。最後に自分の好きな二人の騎手から3連複300円、3連単300円を買って宝くじのような夢を見るのも良いのではないでしょうか。どうせ外れるんだしィ……(^_^)。
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 歴史は繰り返すのが競馬。今回だけでなく、2強・3強が総崩れしそうなときは、好きな騎手二人から最低人気3頭へ流す夢馬券を考えてはいかがでしょうか。

 てなわけで、取り上げたいウラ●不在で今回もウラ馬券はなし。
 3強馬券を1点百万買ってレースを眺めます(^_^)。

 さて結果は?

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《オッズ予想》秋華賞 3歳牝馬GI L20 18頭 土曜 09:30 OZ
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 馬順・単複ともA14デニムアンドルビー、B16メイショウマンボ、C01スマートレイヤーの3強。馬連は3巴となっている。馬連3巴以下もこの3頭から流れている。
 よって本命なら3強のボックス馬券。単勝は難しい。お勧めは馬連BCの01-16。
 3強以外に1頭食い込むなら、次位3頭よりその下の3頭を挙げたい。それは17ローブティサージュ、03ティアーモ、07トーセンソレイユである。
[推奨馬券]
単勝=なし
馬連= 14 16 01 BOX+01-06
3復=14=16=01→17 03 07

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:クイズの答え――今年の桜花賞馬は7番人気の伏兵、アユサンでした。丸山騎手からデムーロに乗り替わっての1着。オークスでは丸山騎手に戻って4着。その後休養に入って復帰は来年とか。(御影祐)

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2013.10.08

狂短歌ジンセー論[158号]――総論賛成、各論反対 その2

 庭の金木犀が満開で、かぐわしい匂いをまきちらしています(^_^)。
 結構大きくて二階の屋根に届く高さです。植えたのは両親ですが、どうせなら銀木犀も植えてほしかったですね。

 さて、「総論賛成、各論反対」の2回目です。
 なぜこの件を語ろうと思ったかと言うと、6月末にTBS「報道特集」を見たことがきっかけでした。7月に参院選も控えていたし、「これは書かねば」と思ったのです。
 番組では全国四十七都道府県知事にアンケートを取り、全知事から回答を得ました。それが見事に《総論賛成、各論反対》となっていたのです。

 (^_^)本日の狂短歌(^_^)

 ○ 総論で賛成ならば 各論も「賛成です」が本来でしょ?

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 (^O^)ゆとりある人のための10分エッセー(^O^)

 【 総論賛成、各論反対 】その2

 TBSの「報道特集」で四十七人の知事さんに聞かれた質問は以下の二点です。

 1 「福島原発事故による放射能除染土壌の県外処理について」受け入れる気持ちがあるかどうか。
 2 核のゴミ「使用済み核燃料の貯蔵・埋設施設建設について」受け入れる気持ちがあるかどうか。

 この問いに関して「受け入れてもいい」と答えた知事さんは一人もいませんでした。全ての知事が「ノー」と答えたのです。
 中には「四十七都道府県全てに同じ負担が課されるなら、受け入れざるを得ない」と答えた人はいました。しかし、基本はどこも同じ。「受け入れ拒否」でした。

 1について当該県である福島だけは主旨が違います。「県外処理ができなければ、福島県内で全て処理しなければならないが」と問われ、「国が県外処理と言い出したのだから、なんとかしてほしい」と訴えます。
 福島県以外の知事さん、おそらく福島の気持ちはよくわかっているでしょう。困ったときは相身互いと思いつつ「受け入れ拒否」に○を付けました。

 また、2番目の「使用済み核燃料の埋設施設建設」についてはもっと拒否反応が激しく、「我が県につくるなんてとんでもない!」って感じです。

 取材を進めると、ある知事は「我が県にはすでに原発施設がある。原発の危険性を抱えているのだから、廃棄物処理は電気を受け取っている原発のない県にお願いしたい」と言えば、原発を持たない知事さんは「原発は国が勝手に始めたこと。国民投票で決められたわけではない。今になって廃棄物処理を消費地でと言われるのはおかしい」と反論する。

 あるいは、廃棄物処理は搬送の事情から海に近い県の方がいいらしく、「我が県は内陸にあるから無理」と言う知事さんいれば、東南海地区の某知事は「海に近いからお宅にと言われても、うちは今後地震と大津波が予想される。我が県に作るなんてとんでもない」と応じます。核のゴミに関しては「けんもほろろ」の言葉がぴったりの拒否反応を見せています。

 アンケート結果を見たとき、私は「一人もいないのかあ」としばし呆然としました。
 福島原発事故が全く処理できていない今、「そうだろうなあ」と思いつつ、いざ「受け入れ可能」と答えた知事が皆無であると知ってみると、ちょっとしたショックもありました。
 と言うのは同じアンケートを都道府県民全員に取ったとき、誰一人として「受け入れ可能」と答えない……かのように感じたからです。

 このアンケートでは総論について問うていません。しかし、それは質問するほどのこともなく、どちらも当然「しなければならないもの=○」として各論(各県は対応できるかどうか)を聞いたのです。
 おそらく全国の知事さんで、この総論を「×」とする人は一人もいないでしょう。福島の除染土壌処理も原発のゴミ処理もしなければならない。それはよくわかっている。しかし、「うちのところにいやな役目を押しつけられるのはお断りですよ」と各論で×としたのです。

 ここで再度前号の全体と個の関係図を掲載します。

  全 体        全 体 ○     全 体 × 
  ―――――――― ―――――――  ―――――――
 |個 個 個 個||○ ○ ○ ○||× × × ×|
 |個 個 個 個||○ ○ ○ ○||× × × ×|
 |個 個 個 個||○ ○ ○ ○||× × × ×|
 |個 個 個 個||○ ○ ○ ○||× × × ×|
 |個 個 … …||○ ○ … …||× × … …|
  ―――――――― ――――――― ―――――――

 この図を各都道府県の一人一人。一番上にいる代表を「知事さん」と置き換えれば、私の衝撃がわかってもらえるかもしれません。
 知事さんは明らかに自都道府県民一人一人を代表して「ノー」と答えたのです。彼らは自分の好き勝手で――個人の立場で「ノー」と言ったわけではありません。一人一人の全体代表として「ノー」と答えたのです。

 都道府県民一人一人に同じアンケートを取れば、1の「除染土壌の県外処理」の件は賛成・反対が拮抗するかもしれません。しかし、賛成は決して過半数に達しない。
 2の「使用済み核燃料廃棄施設」に関してはおそらく8対2か、9対1、あるいは10対0で「×=反対」となる。こちらはまず間違いないと思います。

 よって、もしも知事さんが「受け入れ可能」などと答えたら、県民から猛反発が起こり、次期選挙で落選間違いなし。だから、誰一人として「受け入れ可能」と答えなかった。全国の市長、町長、村長に同じアンケートを取っても、結果は同じでしょう。


 ここでようやく本題に入ります(^_^;)。

 公園のベンチの話から、実は「総論賛成、各論反対」がおかしいことが導き出されたと思います。
 総論賛成、各論反対の代表的な例が原発、放射能関係のゴミ処理であり、沖縄の基地負担軽減問題です。沖縄の基地負担軽減はもっと言うなら、日米安保条約に賛成か否か、安保条約を存続させるか、廃止するかの問題でもあります(あっさり書きますが、日米安保条約が破棄されれば、沖縄や本土の米軍基地は全てなくなるのです)。

 まず原発ゴミ処理に関して述べると、多くの人は言います。「放射能廃棄物処理は絶対必要なことであり、負の遺産を後の世代に引き継いではならない」と。これが総論です。
 しかし、各論では「核燃料廃棄物処理施設を我が県、我が町、我が村に誘致するなんてとんでもない。子や孫が放射能に汚染される危険が生まれる。大きな迷惑であり、断固反対だ」と。

 沖縄の基地負担に関しても同じです。「第二次大戦で沖縄は大きな犠牲を払い、今に至るも米軍基地の7割は沖縄に集中している。沖縄の負担を軽減すべきだ」が総論。
 ところが、各論になると「私の県、私の町にオスプレイが来るなんてとんでもない。断固反対だ」となります。

 さらに、安保条約に関しても総論・各論が展開されるでしょう。
 総論は「現在日中、日韓両国は尖閣・竹島をめぐってきなくさい関係にある。いざ、戦争になったら日本単独ではとても戦えない。頼りになるのは同盟国アメリカ。だから、安保条約は必要だ」であり、各論は「だからと言って我が町に米軍基地を作られては困る。(基地を持つ自治体は)今でも騒音などで迷惑している。さらに負担が増えるなんてとんでもない」となります。

 みなさんも『赤い繭』のおまわりさんが言った「公園のベンチはみんなのものだから、お前のものではない」はさすがにおかしいと思われたでしょう。
 しかし、これら原発・基地負担・安保条約云々の各論を「おかしい」と思われたでしょうか。実はみなおまわりさんと同じこことを言っているのです。総論は○であり、各論は×だと。

 これをおかしいと思わない、むしろ当然の発言だと感じるなら、そこには『空海論文編』で述べた《理屈と感情》が絡んでいます。つまり、総論は理屈であり、各論は感情を表した言葉だということです。

 原発のゴミ処理は「確かにどこかできっとやらなきゃならない」は理屈であり、「でも、私の所に来られては困る」が感情です。
 そして「沖縄の基地もどこかが負担してあげなければ」は理屈であり、「でも、自分の町に来られては迷惑」という感情なのです。

 面白いことは(と言っては語弊がありますが)、総論の理屈は《理屈》だけかと言えば、そんなことはありません。《感情》もしっかり入っています。
 「原発のゴミ処理をしないままだと、やがて大変なことになる。数十年後孫やひ孫から、あんたらは一体何やってたんだと責められる」であり、「米軍の基地負担を沖縄だけに押しつけてきたのはあまりにひどい。沖縄がかわいそうだ」という感情です。
 しかし、この感情に対して「でも、自分の所にその負担を押しつけられては迷惑だ」という感情が勝つのです。だから、総論賛成、各論反対――の結論が出てきます。

 さらに、この言葉の裏には「どこかで誰かがその負担を引き受けなければならない。しかし、自分のところに負担を押しつけられるのは不公平だ」があります。もっと言えば、「他人に押しつけるのは構わない。よそに押しつけてしまえ」も隠れているでしょう。

 私は冒頭に以下の狂短歌を載せました。

 ○ 総論で賛成ならば 各論も「賛成です」が本来でしょ?

 本来総論が○なら、各論も○であるべきです。総論で《福島の除染土壌をどこかで処理しなければならない》や《核のゴミ、放射能処理施設をどこかに建設しなければならない》に賛成なら、各論も賛成するのがすじであるべきです。

 これに対して「それこそ理屈だ。そう簡単に各論賛成と言えないよ」と言うなら――つまり、各論反対をあくまで主張し続けるなら、総論だって「反対」と言うべきではないか。それもまた正しい理屈の流れです。

 そこで、この流れに沿って狂短歌を作れば、以下のようになります。

 ○ 各論で反対ですと言うのなら 総論だって否と言うべき

 たとえば、各論反対を押し進めて総論も反対で理屈づけるとこうなります。
 各論=福島の放射能除染土壌は我が県・我が町に来てほしくない→総論=福島県内でやればいいでしょ。金は出しますよ。
 各論=沖縄の基地が我が県、我が町に来てほしくない→総論=基地は沖縄で持ち続ければいいんです。金は出しますよ……と。

 これが各論反対からもたらされる総論です。悲しい結論だとお思いにならないでしょうか。

 私は6月末のアンケートからこの総論を想像して衝撃を受けたのです。福島県民は、そして沖縄県民はもっと絶望的な心情になるでしょう。「みんなうちの苦しみをわかってもらえないのか」と思って。

 お金の件は突然出しましたが、現実的な解決策としては《お金》になるようです。いや、正確に言うと「かつてはお金で解決された」のです。原発を受け入れた県にはそれによって補助金、雇用創出など相当の恩恵がありました。米軍基地が集中する沖縄もいろいろな恩恵を受けたはずです。しかし、今やお金では解決されなくなったと思います。

 6月末の番組でもお金によって核のゴミ処理施設建設を進めようとした例が報告されていました。
 「核のゴミ埋設施設建設」に関して四国某県某村の村長さんが「検討受け入れ」を表明したのです。検討するだけで村には8億の交付金がもたらされる。施設建設が可能かどうか検討した後「可能」となっても、断って構わないと言う条件付きです。つまり、8億はもらい得。村長さんは「過疎の村にとってそれが魅力だった」と言います。「施設建設可能」となっても、断ればいいと考えたのかもしれません。

 村は賛否をめぐって二つに割れ、村長選など混乱したようです。その後県知事が受け入れ反対を表明し、選挙の結果施設受け入れ反対派が当選して騒動はおさまりました。当時村内の賛成派はかなりの人数にのぼったとか。
 しかし、今同じことを言い出せば、賛成する人はわずかででしょう。当時反対した村民の一人は「金の問題じゃないんだ」と言いました。受け入れれば、お金以上に大切なものが失われるとの思いでしょう。
 その結果、核のゴミ処理施設建設に関して「9割の人が反対する」のだと思います。妙な言い方ですが、お金という代償がなければ、10割が反対するでしょう。

 今沖縄の基地負担に関して沖縄県民はかつてないほど全県一致の反対を表明しています。普天間基地移設は県外にと。
 政府は辺野古移転を押し進め、相変わらず交付金増額、その他もろもろの恩恵という「お金」で解決しようとしているかに見えます。しかし、沖縄県民に「なんとかそれで勘弁してもらえないか」と言えば、返ってくる答えは「お金じゃないんだ」でしょう。
 人々が「お金じゃないんだ」と思うようになったのは東北大震災、福島原発事故が大きく関係していると思います。いくら補助金交付で村が豊かになっても、原発施設破壊でおらが村に住めなくなったのですから。

 米軍基地の7割が集中する沖縄にとっても事態は切実です。いくらお金を積まれようと、万一中国と日米が戦争になれば、沖縄が真っ先に攻撃され、甚大な被害を受けることはたやすく想像できます。
 本来なら「基地は全部出ていってくれ」と言いたいところです。しかしながら、安保条約がある。流れもある。だから、そう言えない。しかし、「せめて一つくらいは出ていってほしい」との思いでしょう。それは本土の日本国民全員に突きつけられた課題です。

 では、全国都道府県知事に「米軍基地を一つ受け入れてくれますか」とアンケートを取れば、おそらく「受け入れ可能」と答える知事さんは一人もいない。それは本土全国民が「受け入れてもいい」と答えないのと同じことです。

 私は6月末のアンケートで全知事が「受け入れ×」と答えたとき、沖縄の米軍基地問題も本土全国民が×と答えるだろうなと思いました。おらが町や村に米軍基地が一つ来るなんて一体誰が「○」を付けるでしょう。しかしながら、その事実は沖縄県民をつらく悲しい気持ちにさせるに違いありません。

 たとえば、ここに一軒の家で共同生活を営(いとな)む四十七人の人がいたとします。一人だけみんながいやがるある作業をやっている。たとえば、大便・小便の処理とかトイレ掃除(^.^)。常識的には輪番だけど、なぜか一人でやってきた。デザート食べ放題の条件が付いていたからかもしれない。
 ある日のこと、当人がその仕事を「もうデザートはいらないので、誰か別の人がやってください」と訴えた。ところが、誰も「自分がやりましょう」と言ってくれない。
 すると、リーダー格の一人が「ここは民主的に多数決で決めましょうか」と言い出す。「では、トイレ関係の仕事を彼が継続することに賛成の人は手を挙げてください」と採決すると、四十六人が手を挙げ、一人だけ手を挙げない……。
 前号後記で紹介した『闖入者』(戯曲『友達』)で突然現れて居すわった一家族を九人とした作者の意図に気づかれたでしょうか。それは民主主義の多数決原理によってあることが9対1で否決されるときの怖さと絶望感を表しています。多数決原理が「少数を尊重しなければならない」のは少数派にこの絶望感を与えないためです。人は1対9で否決されたとき、絶望して自死を考えるか、多数派に思い知らせるために暴力=テロに走るのだと思います。

 しかし、ここで一つ言っておかねばならないことがあります。
 それは放射能のゴミ処理問題の方は沖縄県知事も「受け入れられない」に○をしていることです。放射能のゴミ処理施設受け入れに関して沖縄県民一人一人にアンケートを取れば、間違いなく「ノー」と言うに違いありません。おそらく10対0で。
 これについて沖縄の人が「米軍基地がある上、さらに放射能のゴミ処理負担まで押しつけるなんてとんでもない。受け入れられないのは当然だろう」と主張するなら、本土の各知事が「うちには米軍基地を受け入れられない事情がいろいろある。受け入れられないのは当然だろう」と言う言葉を受け入れねばなりません(^_^;)。
 かくも総論賛成、各論反対の根は深いのです。

 さて、私はこれに関してどうすべきか、あまり言いたくありません。
 ただ気づいてほしいだけです。多くの人が「総論賛成、各論反対」を叫び、多くの会議でそれがまかりとおる。それがおかしいことに気づいてほしいのです。

 なぜなら総論賛成、各論反対を続けている限り、物事は決まりません。常に先送り、先送りとなります。原発のゴミ処理も沖縄の基地負担も十年、二十年……百年先送りとなるでしょう。行き詰まる最大の原因は「総論賛成、各論反対」にあると私は考えています。

 私はかつて十代の頃、大人達の「戦争責任」を追求したことがあります。それは当時の学生運動の常套句のようなものでした。「あんた達は戦争を止められなかった。その責任があるじゃないか」と責めたのです。

 すでに当時の大人達の多くは戦争時代子どもだったことが多く、「戦争責任と言われても……」と当惑した表情を見せられた記憶があります。
 また、兵士として戦場に行った経験がある大人であっても、「反対を言えるような雰囲気ではなかった」と答えるのが精一杯でした。

 しかし、原発ゴミ処理に関してはあと何年後かに「先送りし続けることの責任」が問われることになります。
 そのとき「私は原発に反対だった。だから、ゴミ処理に関しても責任はないよ」と答えるのでしょうか。

 ○ 各論で反対ですと言うのなら 総論だって否と言うべき

==============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:いつものように長くなって相済みません。m(_ _)m
 次号はこれを受けて「原発の存続廃止を問う総論=各論型国民投票用紙」を公開します。(御影祐)

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2013.10.07

スプリンターズステークス、結果とほぞかみ

 結果は……◎○馬連1本、3複万シュー的中!(^_^)

 1着―岩田 10ロードカナロア……[◎] 単勝=1.3
 2着―酒井 07ハクサンムーン……[○]
 3着―池添 05マヤノリュウジン…[・]
 4着―福永 15マジンプロスパー…[・]

 枠連=5-4=3.9 馬連=10-07=4.0 馬単=5.3
 3連複=10-07-05=130.7 3連単=280.2
 ワイド12=2.3 W13=17.8 W23=81.7

**************************

※ 昨日の日曜競馬――ご覧になりましたか。

 日本では京都大賞典でまさかのゴールドシップ5着敗退。
 夜はフランス凱旋門賞、オルフェーヴル2着、キズナ4着の惜敗……(-.-)。

 えっ、「スプリンターズSの回顧じゃないのか」ですって?

 はい。スプリンターズSより昨日の競馬の方がよっぽど衝撃的で、語る内容もたくさんありました。
 この回顧は週末の秋華賞予想に入れる予定でしたが、長くなりそうなので単独発行としました。予想は短く――のつもりながら回顧は大いに語ります。覚悟してお読み下さい(^.^)。

 いやあ、それにしても驚きました、京都大賞典。
 わずか13頭の出走なのに、3連単は300万の大波乱です。
 しかも、この余波でウイン5は的中1票、なんと2億円の払い戻しだったとか。
 他人事ながら当たった人は税金申告されるのでしょうか。控除されるのはこの件で使った金だけで、年間赤字1億でも控除してくれません。
 パット投票だから、中央競馬会は誰が当たったかわかっているはず。申告しなきゃつかまるかもしれないし、申告したくないだろうし……深刻に悩まねばなりませんね(^.^)。
 つくづく配当金は宝くじのように無税にするべきだと(関係ないけれど)訴えたいと思います。

 そして、その夜の凱旋門賞日本馬の活躍と惜敗。またもアゥェーの壁の高さを実感させられました。
 この二レースを見て私はひょいと2006年10月1日(日)の競馬を思い出しました。

 さて、アルツ予防のクイズです(^_^)。

 7年前の10月1日競馬で何があったか、覚えているでしょうか?

 答えは当日凱旋門賞にあのディープインパクトが出走し、日本ではGIスプリンターズSが行わた日です。
 稀代の名馬ディープインパクトの出走とあって観戦ツアーが組まれ、日本人が大挙ロンシャン競馬場に押しかけました。

 さて、クイズ2。では凱旋門賞、ディープの結果は?

 答えはディープインパクトの3位入線失格でした。
 これはさすがに覚えているとしても、スプリンターズSの結果は忘却の彼方でしょう。

 結果は豪州より来日した1番人気テイクオーバーターゲットの1着。
 しかし、2着10番人気メイショウボーラー、3着最低16番人気タガノバスティーユが入って3複56万、3単260万の特大万馬券となったのです(私はウラ●にメイショウボーラーを指名して馬連を獲りました(^_^)。これで覚えていたのです。

 歴史は繰り返すと言われますが、今年凱旋門賞でオルフェーヴルとキズナが「今度こそ優勝」と騒がれるとき、なんと日本競馬――京都大賞典で300万馬券が飛び出すとは……。

 いやはや驚きました。が、凱旋門賞の方は驚きません。あのレースは実質ハンデ戦みたいなもんで、勝った3歳牝馬トレヴと古馬の牡馬とは5キロの斤量差があります。だから、古馬が勝てなくて不思議ではありません。
 私は3歳キズナの方に期待しました。しかし、こちらも1キロ半減の牝馬に負けてしまいました。

 呆然としたのは京都大賞典の方。ゴールドシップがまさかの敗退。それが結果として3連単300万馬券を生み出した要因と言っていいでしょう。
 1着は単勝11番人気(166倍)の02ヒットザターゲット、2着7番人気(50倍)の01アンコイルド、3着2番人気11トーセンラーでした。ダントツ1番人気の12ゴールドシップは5着敗退。

 同馬は出遅れて1角3番手まで押し上げるのに脚を使いすぎたことが敗因でしょうか。向こう正面から4角でも手綱を激しくしごいていました。あれでは末脚をなくします。「銀行馬券なんぞない」ってことを改めて思い知らされました。

 私たちは日曜メインで馬券を買うとき、しばしば前日の土曜競馬、先週の重賞のイメージが尾を引くことがあります(ここからちょっとスプリンターズS回顧です)。

 私はスプリンターズSで◎ロードカナロア-○ハクサンムーンの馬連1点、そして3複は絶対ヒモ抜けのない[◎-○→総流し]を予想しました。
 結果はずばり的中。3着はなんと15番人気のマヤノリュウジン。配当1万3千円の万シューですから誰でも当たっているわけはなく、ヒモ抜けして「ほぞ噛んだ」人は多いと思います。「御影のやろー当てたなあ」と苦々しく思われた方がいらっしゃるかもしれません(^_^;)。

 しかし、実は私もほぞを噛みました。
 当日は競馬好きのいとこ(元旅館)の家に行き、温泉に浸かった後一緒にテレビ観戦しました。そして、
「くあーっ、やっぱり3複総流し買えばよかったあ!」と叫んでいたのです(^_^;)。

 はい。実はあの3複馬券買っていませんでした。これまで公開した予想馬券は必ず買っていたのに、初めてと言っていいくらいです。
 それどころか、馬連1本も一千万買えず、百万のみだったから配当はわずかに四百万円。トータル三千万くらい使ったので、いつものトリガミだったのです(-_-;)。

 買わなかったのは(おそらく?)みなさんと同じ理由です。
 3複総流しで万シューが当たるのは結果論に過ぎないこと。3着に上位人気馬が入れば、トリガミ必至とわかっている馬券を「買っても仕方ないではないか」と。

 そうわかっていながら、私はこれまで3複総流しをしばしば予想の中心に置きました。それは取りあえず「当たったよ」と結果を示したかったからに他なりません(^_^;)。
 しかし、目下この総流し馬券からの脱却を試みていて、できるだけ小点数で馬券を射止めたいと思っているのです。

 よって私のスプリンターズS――馬券の本線は△として取り上げた「11スギノエンデバー、16シルクフォーチュン、06ドリームバレンチノ」でした。◎-○の相手としてこの3頭を重く買ったのです。
 3頭の最終人気と結果を示すと、以下の通り。

 06ドリームバレンチノ5人気=6着
 11スギノエンデバー 11人気=12着
 16シルクフォーチュン13人気=9着

 このうちスギノエンデバーはオッズ93倍、シルクフォーチュンは120倍の単勝万馬券でした。
 これも今までの自分とはちょっと変わった点。これまで3頭選ぶなら成績上位(=だいたい人気上位8頭)から抜擢していました。しかし、「取り上げるべき理由があれば、人気に関係なく選ぶ」ことにしたのです。
 そもそも、1頭がダントツ1番人気、2番人気も人気集中――のとき、ヒモ荒れの可能性が高い。だから、「単勝万馬券でも買う」との気持ちもありました。

 3頭では16シルクフォーチュンは芝14で良績と過去3走タイムを持っている[TX]馬だったので、同馬を最重視しました。「3点ならこの3頭!」の気持ちでした。
 しかし、残念ながらシルクフォーチュンは9着、来たのはもっと人気薄15番人気のマヤノリュウジンでした。

 この結果を知ったとき、「やってもうた!」と二度目のほぞを噛みました(^_^;)。

 実はマヤノリュウジンも芝14で良績と過去3走タイムを持っており、私の馬柱ソフトでは[芝14TY]馬だったからです。
 つまり、もう1点か2点取り上げるなら、マヤノリュウジンが入っていたということです。それがほぼ最低人気であっても。
 振り返ると、今回は絞りすぎたものの、将来的には数点であの◎-○3複万シューを仕留められる可能性がある、と希望を抱かせました。

 とは言え、まーこんなわけで、スプリンターズSもいつものほぞ噛みで終わっていたのであります(^_^;)。


 さて、それから一週間。東京・京都開催に移っていよいよ秋の陣――古馬王道トライアルが日曜メインに組まれました。東は毎日王冠、西は京都大賞典です。
 京都では宝塚記念馬ゴールドシップが登場しました。
 これに「はて?」と異和感を覚えたのは私だけでしょうか。ゴールドシップは秋天からスタートするのでは、と思っていたからです。

 実績検討とオッズは1強12ゴールドシップ、2番手11トーセンラーで2頭の1、2着は「鉄板でしょ!」の雰囲気でした。
 ゴールドシップの単勝は130円、2頭の馬連は200円。誰でもこの2頭に◎-○を付けるのではないでしょうか。

 この2倍という馬連オッズの低さ。前週のスプリンターズSが◎-○決着となったことはかなり影響していると思います。

 スプリンターズSの馬連配当は400円でした。もしもこの1点に(本当に^_^)100万投入すれば、400万の配当ですから「おいしい本命馬券」です。
 今回そう思ってずどんと1万くらい買った人がいるかもしれません(^_^)。お金持ちなら「2倍になれば」と100万出した人がいたかも。

 実は日曜の朝、いとこから電話があって「ゴールドシップの頭で3連総流しを買おうと思うが、3複でも1万3千円、3単だと6万もかかる。千三百円くらいで買う方法はないか」と聞きます。

 いとこはそうした買い方をしたことがなかったそうで、「13頭ならやってみよう」と実際申し込んでみて総流し点数の多さに度肝を抜かれたようです。頭を1頭固定にして残り12頭に総流ししようとしたのです。
 私は「それじゃあ大変だから、私がやったように◎ゴールドシップと○を何か1頭決めてそこから3複、3単の総流しにするんです。それなら1点100円、千二百円で買える」ことを教えました。「でも、当たってもトリガミのことが多いし、◎ゴールドシップや○の馬が飛んだらパーだから、あまり進めないよ」とも言いました(予想と現実はかくも違うのであります(^_^;)。

 私は京都大賞典を買わないつもりでした。
 というのはスプリンターズSでは◎○の1、2着にかなり自信があったけれど、京都大賞典のゴールドシップは「負けるかも知れない」と思ったからです(結果論ではなくそう思いました)。

 ゴールドシップの成績は[9202]、昨年の有馬記念馬であり、今年の宝塚記念馬です。それ以来の実戦ながら、勝って当然の絶対本命でしょう。
 しかし、負けるかもしれない。万一負けたら2番人気トーセンラーからだけれど、トーセンラー自身にもスプリSの○ハクサンムーンのような信頼性が感じられない。そうなると、どういう荒れ方をするか全く予想がつかない。

 それでもこの2頭で3着内に入れば、3複◎-○総流し。3着人気薄なら馬券は儲かる……。しかし、「先週ドジョウを一匹つかまえたばかり。はて今週も柳の下にドジョウがいるだろうか。どうもあやしい」と思ったのです。

 もう一つゴールドシップが負けるかもしれないと思った理由は秋王道のスタートとして京都大賞典を選んだことです

 秋のGIトライアルは東の毎日王冠と西の京都大賞典です。ここから王道をスタートすると[秋天→JC→有馬記念]と計4回走らねばなりません。
 最近ではこのトライアルを勝ったとしても、4連勝どころか、GI3連勝はまず無理。1勝、2勝することさえ難しいことが知られています。
 よって超一流馬の常道は「秋天からスタート」なのです。そこから3連勝、もしくは「2勝を狙って年度代表馬」という流れです。

 ところが、ゴールドシップはトライアルに出てきた。同馬の目的は王道3戦にあってここではない。ならば、いわゆる試走で負けるかも知れない。あるいは、以前なら別定戦だと59キロか60キロを背負わされた。それが58キロの斤量(宝塚と同じ)で出走できる。「ちょっと数千万稼ぐか」の心持ちでしょうか。
 実力馬だから試走であっても勝つ可能性は高い。勝てば配当は低い。だから「ケンしよう」――これが私の結論でした(^_^)。

 いとこと一緒に競馬観戦するので、さすがに馬券投資0円で見ても面白くありません。そこで、私はウラ●みたいな馬として牝馬ヴィルシーナを取り上げ、◎○相手に3複1点、馬連2点を予想。千円ほど買って眺めた次第です。

 結果はまさかのゴールドシップ敗退、「やっぱり」の結果でした。
 私は千円の赤字で済みましたから、かすり傷みたいなもんです。重傷を負われた方はお見舞い申し上げます。

 で、以下はくだんのいとこの顛末です。
 さすがに総流しはやめ、馬連・3複などいつも通りの買い方をしていました。
 ところが、驚くことになんとあの単勝万馬券を的中させたのです。彼は単勝を5点買っており、その中に2番のヒットザターゲットが入っていました。
「やった! やった!」と喜んだこと、言うまでもありません。
 私は唖然呆然……(・o・)。

 歓喜がおさまったところで、私はいとこに聞きました。「どうしてヒットザターゲットを選んだのか」と。いとこの答えはこうでした。
「荒れるとすれば、来るのは内枠だと思った。それで内枠を買った」と。
 確かにメモされた馬番を見ると「1・2・3」番と他の2頭の単勝を買っていました。いとこは真性の穴党だから、もちろんゴールドシップやトーセンラーの単勝は入っていません。
 う~~ん。そういう買い方もあるかあとあきれたものの、勝てば官軍。
「脱帽でした」と頭を下げたことです。

 いとこは昨年春の天皇賞で、01ビートブラックの単勝(150倍)も当てています。それ以来の単勝万馬券的中です。
 ビートブラックのときは騎手と馬主で決めたと言っていましたが、1枠1番であることも関係していたようです。
 一度はゴールドシップから3単総流しまでしようとした人が、一転同馬を蹴って単勝万馬券を当てたのだから、恐れ入ります。彼はそうした自己ルールを確立しています。
 《自分で決めたルール》で少点数だけ買う――それが好結果をもたらしました。自戒を含めて見習うべき馬券法だと思います。

 ○ 総流し結果論の馬券法 そろそろ卒業するときか(^.^)

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

後記:さらにゴールドシップの敗因を馬柱から探ってみました。馬券検討に役立つかもしれないので、補足します。
 成績[9202]、GI馬などから私は「ゴールドシップ絶対本命」と直ちに決めつけました(みなさんもそうかも)。
 しかし、同馬は過去2回負けています。 それが昨年ダービーの5着と今年春天の5着です。ダービーは東京の2400、春天は京都の3200です。同馬の芝24実績は[1001]、京都実績も[1001]。つまり、京都コース、芝24の4戦で2度勝ち、2度負けていたことになります。確率的には五分五分。
 で、今回の京都大賞典は京都の芝24でした。二乗で重なっています(^.^)。
 どうやら「勝って当然」だけれど「負けても不思議ない」データを持っていたようです。結果論ながら、今後の参考にしてください(^_^)。

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