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2014.05.31

ダービー、直前予想

 さー明日は競馬の祭典ダービー。絞って当てたいけれど、結構難解です(^_^)。

 まずはいつもの勝ち鞍順分類。今年は牝馬が1頭、ダート馬も1頭います。皐月3着07ウインフルブルームが取り消したので全17頭。
 今回より[成績]の後に重賞実績を追加して「格的にどうなのか」確認できるようにしました。Vは1着、Bは2着、Cは3着を意味します。GIは3着まで、G2は2着まで、G3は1着のみ掲載します。また、「斤量増?」、距離によって「逃げ?」もここに入れます。

 最初に「斤量増?」について説明しておきたいと思います。
 ダービーは全17頭のうち牡馬57キロ、牝馬55キロの定量制です。しかし、前走と比較すると、同斤量が8頭(牝馬レッドリヴェールも桜花賞と同じ)、前走より1キロ増となるのが9頭います。増えた方が不利であることは明白でしょう。
 この違いは前走GI(皐月・NHKマイル・桜花賞)だと同斤になり、前走G2以下だと増量になるのです。

 以前から過去10年データを見て「なぜ皐月賞などGI出走馬の成績がいいのか」不思議で仕方ありませんでした。しかし、この斤量比較を見て謎が解けました。前走GIなら、今回同斤で出られる。ところが、前走G2以下だと斤量増になるのです。トライアルG2・G3レースをやっと勝ち上がって(2、3着内に入って)本番に出られたのに、重い斤量を背負わされたのではたまりません。だから、格下出走馬は本番の成績がふるわなかったのです。
 それゆえ、前走G2以下組が本番で優勝したり、上位に入るには《相当の実力》を持っていなければならないということです。血の強さを含めて。
 たとえば、昨年のダービー馬キズナ。京都新聞杯経由で過去十年初めて優勝しました。同馬もダービーは1キロ増です。ダービー前のキズナは成績[4011]、そして 5走全て上がりはベスト3、うち4回はトップでした。父馬はあのディープインパクト。
 私はなぜキズナが1番人気になり、優勝したか「?」でしたが、同馬は[斤量増?]のマイナスを超える実績・実力・血統を持っていたと言えるのです。

 この件は企業秘密とする予定でしたが、読者のために公開いたします(^_^)。
 よって、前走G2以下の馬を軸馬・穴馬とするときは1キロ増のマイナスを克服できる要素を探し出してください。以下の勝ち鞍表では2勝以上馬の斤量増のみ[斤増?]と記入しています。

 ダービー 東京芝24 17頭(牝1頭)
 【芝全勝ち鞍順】(3勝以下で複率55以下は「他」)
《1》5勝馬(1頭)
A13イスラボニータ [5100]G1V G3V2勝 東京4戦4勝 ◎
《2》4勝馬(1頭)
B05トゥザワールド [4200]G1B G2V 4連勝 東京初? 新馬2着? ○

《3》3勝馬(6頭)
C16牝レッドリヴェー[3100]G1V G1B 3連勝 東京初? 芝20上未出? ▲
D17トーセンスターダ[3001]G3V 3連勝 東京初? △
E04アドマイヤデウス[3121]3F優 東京初? 未勝利3戦? △
F11ハギノハイブリッ[3204]G2V 3F優 LTX 未勝利4戦? 斤増?
G14タガノグランパ [3112]G3V 皐月大敗? 
他03マイネルフロスト[3004]G3V 斤増?
《4》2勝馬(7頭)
・18ワールドインパク[2400]6走全1番人気 斤増? △
・10ベルキャニオン [2302]3F優 斤増?
・02ワンアンドオンリ[2303]G2B G3V 3F優 未勝利3戦? △
・01サウンズオブアー[2212]G2B 未勝利4戦? 斤増?
・15サトノルパン  [2212]未勝利3戦?
・06ショウナンラグー[2122]G2V 3F優 斤増? △
他08スズカデヴィァス[2003]

《5》1勝馬(1頭)+ダート4勝馬(1頭)
・09パシフィックギャル[1203]・12エキマエ[4023](芝[0001])


※ 勝ち鞍と重賞実績から見ると、皐月賞1、2着馬がやはり◎○。桜花賞経由レッドリヴェールも阪神JF勝ちから格的に問題ないけれど、東京初と芝20上未出走がどうか。
 後は△候補5頭だが「斤増?」を除くと3頭。△5頭全て1勝するのに3戦もかかったとか、東京初のマイナスを抱えている。
 皐月賞のように抜けた2頭が勝ち負けとなるか。下位から来るなら3勝馬か2勝馬か。ダート3連勝の「駅前(^.^)」は無理だと思うが……。

 次に前走ステップ別分類。
【前走ステップ別】(複率55以下は馬番のみ)
GI皐 月 賞(6頭)1着13イスラボニータ○ 2着05トゥザワールド○ 4着02ワンアンドオンリー△ 9着04? 11着17トーセンスターダム△ 17着14?
GINHKマ (1頭)9着15サトノルパン?
GI桜 花 賞 (1頭)2着16レッドリヴェール▲
G2京都新聞杯 (3頭)1着11ハギノハイブリッド▲ 2着01サウンズオブアース 6着08
G2青 葉 賞 (3頭)1着06ショウナンラグーン△ 2着18ワールドインパクト△ 6着03
OPプリンシパ (1頭)1着10ベルキャニオン
ダートG2  (1頭)1着12エキマエ

※ やはり皐月1、2着馬が○。桜花賞レッドリヴェールが▲、京都新聞杯ハギノハイブリッドはタイムがいいので▲。後は△5頭。

 ここまでの分類で印を付けると
 ◎皐月13イスラボニータ 
 ○皐月05トゥザワールド
 ▲桜花16レッドリヴェール
 ▲京都新聞杯11ハギノハイブリッド
 △02 04 06 17 18

 以上9頭の争いと見ます。これを4頭まで絞りたい。

 最後に実績一覧表。やはり[前日馬連オッズ順位]は掲載することにしました(^_^;)。
 人気に振り回されないよう、しっかり検討して結論を出したいところです。
 なお、特記は上記分類で掲載したので省略しますが、「斤増?」のみ再掲します。ご覧になればわかるとおり、「斤増?」はだいたい下位人気です。
 ただ、言っておきたいことは「わけのわわからない荒れ方をする」ときは斤量増も同斤も全く関係ありませんので(^.^)。それもまた競馬。データが走るのではない。生き物が走るのですから。

 【GIダービー 実績一覧表】  芝24 17頭(牝1)
順番馬    名   - 値人=印
A18ワールドインパク- 98G=△ 斤増?
B13イスラボニータ - 90A=◎
C07ウインフルブルー- 76 =取消
D05トゥザワールド - 76B=○
E06ショウナンラグー- 68I=△ 斤増?
F04アドマイヤデウス- 66 =△
G10ベルキャニオン - 58H=  斤増?
H16レッドリヴェール- 56D=▲
QA01サウンズオブアー- 56 =  斤増?
QB15サトノルパン  - 52 =
QC11ハギノハイブリッ- 46F=▲ 斤増?
QD14タガノグランパ - 38 =
QE02ワンアンドオンリ- 38C=△
QF17トーセンスターダ- 36E=△
QG08スズカデヴィアス- 28 =  斤増?
QH12エ キ マ エ - 24 =  斤増?
QI03マイネフロスト - 24 =  斤増?
QJ09アズマシャトル - 20 =  斤増?

※ 18ワールドインパクトがトップになったのは[2400]の成績故でしょう。実質のトップはやはり13イスラボニータだと思います。4位05トゥザワールドとかなり差があります。中位で上位人気は16レッドリヴェール。下位では02ワンアンドオンリーと17トーセンスターダムの皐月敗退組。本命決着なら、人気ABCD4頭で中穴ならそこにE~Iが絡む構図でしょうか。オッズでは9位と10位以下に大きな差があるため、上位人気9頭内で決まるような気がします。
 一つ注意したい点は馬連が13イスラボニータ流れではなく、13 05 02 の3巴となっていることです。オッズはイスラボニータ1強ではないと見なしているようです。

[結論]

 先週のオークスショックもあってか、イスラボニータ[5100]がダントツ1番人気になっていません。
 過去10年皐月賞で1着になりながら、ダービー敗退したパターンを調べてみると、出走が多すぎるとか皐月で低人気だったなどがあります。イスラボニータのような超優秀な成績でも負けています。
 たとえば、12年皐月Vゴールドシップ。[4200]でダービー5着でした。これは皐月4番人気V、ダービー2番人気ゆえでしょうか?
 また、10年皐月Vヴィクトワールピサは皐月まで5連勝[5100]でダービー1番人気なのに3着。これは新馬勝ちでなかったからか?
 さらに、09年皐月Vアンライバルドは[4001]でダービー1番人気……12着惨敗。皐月は3番人気でした。

 今年のイスラボニータを見ると[5100]で目下4連勝。もしも負けるなら皐月2番人気だったせいかもしれません。また、この馬1番人気が6戦中1度しかありません。これまではうれしい裏切り馬(^.^)だったけれど、本番ダービーで信頼に応えられるかどうか。さらに先行タイプもあって上がりトップが一度もありません。父馬はフジキセキで産駒は中長距離に実績がなくビミョー。もっとも、東京コース4戦4勝はすごいの一言。勝って不思議ないけれど、私は最終的に○に落とします。

 次に[4200]の05トゥザワールド。4連勝を含む皐月2着馬。気になるのは新馬2着だったことと、東京初。そしてやはり先行タイプ故上がりがイマイチ。私の最終評価は▲。

 かくして狙ってみたい◎は唯一参戦の牝馬16レッドリヴェールです。
 成績は[3100]、新馬→G3→GI阪神JFの3連勝があります。東京初? 芝20上未出?がどうなのか。
 比較できる馬がいます。07年桜2着からダービーに参戦、優勝したウオッカです。
 ダービー前ウオッカの成績は[4200]。この6戦中5回上がりトップでした。桜花賞こそ2着でしたが、1着はあのダイワスカーレット(全12戦[8400]、逃げか2番手でGI[4200]、有馬記念2着、翌年1着の名牝でした)。ウオッカもダービー後GI[602]の名牝でした。このウオッカが芝20上未出走・東京初でしたがダービーで勝ちました。

 では今年の桜花賞馬ハーブスターはウオッカ並みなのかどうか。
 桜花賞では2着同タイム゛たったレッドリヴェール。1着のハーブスターが今後(故障さえなければ)相当活躍する馬であることは間違いないでしょう。そのハープと勝ち負けだったレッドリヴェールもウオッカ対ダイワスカーレットレベルの馬ではないかと思います。
 それにウオッカは新馬→1W黄菊賞を牡馬と対戦して1着、2着。レッドリヴェールも新馬→G3札幌2S連勝が牡馬相手でした。
 また、レッドリヴェールの父は中長距離バツグンのステイゴールド。血の保証もあります。牡馬と同斤なら負けて当たり前。だから、2キロの差がある。ならば、ここでこそ単勝で買ってみたいと思います。

 最後に△として「実績下位で無印にしたくて仕方ないけれど、なぜか上位人気の02ワンアンドオンリー」。3巴の一角でもあるし、最後に[実績下位の上位人気]して取り上げます。
 また、ウラ的★印としてマイナス点多々あれど、G2京都新聞杯Vと、ここ2戦(L23、L22)タイムのいい11ハギノハイブリッド。3着ならと思って付け加えます。
 よって、印は
 ◎16レッドリヴェール
 ○13イスラボニータ
 ▲05トゥザワールド
 △02ワンアンドオンリー
 ★11ハギノハイブリッド


 さて結果は?

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2014.05.29

オークス、結果とほぞ噛み

 [オークス]、結果は……ほぞ噛みなき敗戦(^.^)

 1着―岩 田 09ヌーヴォレコルト…[△] 単勝=9.8
 2着―川 田 10ハーブスター………[◎]
 3着―北村宏 05バウンスシャッセ…[?]
 4着―勝 浦 13ニシノアカツキ……[?]
 枠連=5-5=3.9 馬連=09-10=3.8 馬単=17.3
 3連複=09-10-05=15.3 3連単=128.5
 ワイド12=1.9 W13=9.1 W23=4.0

 1 レース回顧

 オークス直線残り200メートル――ほぼ最後方から怒濤の追い込みを見せるど本命ハーブスター。誰もが「全馬あっさりごぼう抜き」のゴールシーンを思い描いたことでしょう。
 なのに、先に抜け出したヌーヴォレコルトとバウンスシャッセはなかなか止まらず、ハーブは懸命に追って追って……「バウンスシャッセ交わせたの?」と思ったところがゴール。内外大きく離れていたものの、ヌーヴォレコルトの1着は誰の目にも明らかでした。

 まさかの3着だけは辛うじて食い止めたけれど、レース直後しらーっとした空気が場内をおおったように見えました。みんなぽかんとして「何それ?」って感じでしょうか(^.^)。

 競馬に「絶対はない」とは言え、大方のファンは「ハーブスターのアタマは鉄板」と信じ、なおかつ「2、3着はヒモ荒れ」と思ったことでしょう。
 ところが、結果はヒモ荒れどころか(最終単勝人気で)[2→1→3]だから笑ってしまいます。これもまた「終わってみればよくあること」でした(^_^)。

 私は直前予想で「ハーブスターのマイナス点は東京初、芝20以上初の2点~2着以下に落ちるなら、前走上がり32.9を出した反動と、追って届かずだろう」と書きました。
 が、これ書いただけです(^_^;)。1着ほとんど疑っていませんでした。単軸にしなかったのは「この単勝買っても仕方ないし、相手はわからんし」だったからです。

 ただ、万一荒れるならと思ってウラ●のつもりで○フォーエバーモアを選び、この馬の単勝とか馬単で軽く遊びました。大勝負はしなかったし、終わって「ふーん」てなもんで、ショックもほぞ噛みもありませんでした(^.^)。

 的中で言うなら◎-△の馬連が当たっているのですが、配当380円で当たったと言うのもねえ。11頭に絞った印で言うと3連系[▲→◎→△]でした。
 もしも荒れると思って昔みたいに1万とか2万ぞろぞろ買っていたら、「馬連的中、雀の涙の払い戻しでした(T_T)」と嘆いたことでしょう。

 もっとも、若干のほぞ噛みもあって今回から実績一覧表に前日オッズ順位を書かなかったことです。そうしたら下から2番目なのに妙に人気を集めていた05バウンスシャッセが3着激走してしまいました。「やっぱり来るのか~」でした(^_^;)。
 出走14頭以上の場合、実績一覧表Q以下から1頭入ることが多いのです。上位人気になったときは必ず流さねばなりません。
 「人気を掲載すれば実績上位の人気薄馬をカットしてほぞを噛むし、書かなきゃ下位の上位人気馬を見落とすし……」とビミョーな気分でした(^_^;)。

 さて、私の嘆きや感慨はどうでもいいことです。我々は(未来のために)今回のオークスをじっくり振り返らねばと思います。
 安易に「◎ハーブ、アタマは鉄板」と思っていなかったか。馬柱や実績をしっかりチェックしたかどうかを。

 2 ハーブスターはなぜ2着に負けたか

 今回のポイントは「ハーブスターはなぜ2着に落ちたか」であり、「ヌーヴォレコルトはなぜ1着できたか」でしょう。それは予測できなかったか?

 レースを見た後私が思いだしたのは09年のオークスです。1着はあの名牝ブエナビスタ。同馬は桜花賞を直線一気の追い込みで勝って4連勝。オークスでは当然のように単勝140円の1番人気になりました。2番人気は桜花賞2着の差し馬レッドディザイア。
 レースは中団から4角6番手まで進出したレッドディザイアが先に抜け出し、4角15番手からブエナビスタが直線怒濤の追い込みを見せました。
 結果はブエナビスタがハナ差届いて優勝、2着レッドディザイア。3着は4番人気で、本命サイドの決着でした。レッドディザイアの上がりは34.2、ブエナビスタの上がりはトップの33.6でした。

 で、今回オークスも同じような展開で、4角8番手のヌーヴォレコルトが先に抜け出し、上がり34.2の1着。ハーブスターは4角15番手から上がり33.6でクビ差の2着……と単勝130円の期待を裏切りました。
 面白いのはハーブ、ヌーヴォ2頭の上がりが09年ブエナ、レッドと全く同じことです。なのに、09年ブエナビスタはハナ差届き、今回ハーブスターはクビ差届かなかった(-.-)。

 私は「ハーブスターは桜花賞激走の反動があるかも」と書きました。しかし、ブエナビスタと同じ上がりなんだから、ハーブスターはブエナビスタ並みの末脚を発揮したと言えるでしょう。つまり、桜花賞の反動はなかった……ように思えます。

 しかしながら、両レースのビデオを繰り返し眺めていたら、一つ妙なことに気が付きました。ブエナビスタとハーブスターはともに追い込みタイプなのに、直線入り口の走りで大きな違いが見られたのです。

 記録上、ハーブスターの4角は15番手です。ところが、同馬はその直後いったん最後方に下がってそれから進出を始めています。それは馬群から置いて行かれたように見えます。直線残り400の地点でもハーブスターはまだ最後方で、そこから一生懸命走り始めた感じなのです。
 対して09年のブエナビスタはケヤキ下でほぼ最後方なのに、4角入り口では15番手に進出、後はひたすら前の馬を抜き去るばかりでした。

 ハーブスターは残り400の地点から勘定すると、前にいる馬16頭をごぼう抜きしたことになります。それだけでもすごいけれど、いかんせん追い出しが遅れた分クビ差優勝に届かなかった。「ればたら」はないけれど、あそこで下がらなかったら、きっちり差しきっていたかもしれません。

 ハーブスターが4角でいったん下がったことが騎手の意志とは到底思えません。直線入り口の反応が悪かったところに歴戦の疲れとか、桜花賞で上がり32.9を出した反動があったのかもしれません(水曜配信された勝ち組の勝利指針氏によると、ハーブスターは「道中で左前脚の蹄鉄が外れかけてしまい、蹄鉄がブラブラした状態で走っていた」とあります。私にはわかりませんでしたが、それが4角で離された理由かもしれません)。

 ただ、それらがなくてハーブが優勝できたとしても、やはり際どい勝ち負けだったのではないかと思います。
 なぜなら、09年のブエナはハナ差届いて今年のハーブはクビ差届かなかった。逆に言うと09年のブエナはハナ差届かなかった可能性があり、今年のハーブは逆にクビ差届いていたかもしれません。
 つまり、09年も今年も1、2着馬は(オークスに関して)《同程度の力の持ち主だった》と見た方が良いのでは、ということです。両レースとも1、2着馬の上がりタイムは全く同じなのですから。
 私たちはそれを09年も今年も両馬に力の差があると思っていた――そこが問題ではないでしょうか。

 3 ヌーヴォレコルトの1着は予想できなかったか

 そこで、勝ったヌーヴォレコルトについて馬柱を再度振り返ってみます。
 ヌーヴォレコルトが「オークスを勝てるほどの桜3着馬だったか」は難しい問題です。もしも桜2着レッドリヴェールが出ていれば、まず間違いなくレッドが2番人気でヌーヴォは3番人気だったでしょう。結果もどうなったことか。どこか遠い別次元でそのレースが行われているかもしれません(^_^)。
 ヌーヴォにとっては漁夫の利と言うか、鳥なき里のこうもりと言っては失礼ながら……そのようにも感じられます(^.^)。

 ところが、09年桜花賞、オークスのブエナ対レッドディザイアと比較してみると、意外やヌーヴォがレッドディザイアに比肩できるレベルの馬であることがわかりました。まずは桜花賞を比べてみます。

 09年桜花賞
 1着ブエナ ビスタ 1340 3F33.3 4角16
 2着レッドディザイア1341 3F33.7 4角12

 本年桜花賞
 1着ハーブ スター 1333 3F32.9 4角18
(2着レッドリヴェール1333 3F33.4 4角15)
 3着ヌーヴォレコルト1334 3F33.8 4角12

 こうやって並べてみると、ヌーヴォレコルトは桜3着ながら、勝ち馬との着差はコンマ1で09年2着と全く同じ。上がりはレッドディザイアよりコンマ1悪いだけで、4角位置は全く同じ。つまり、ヌーヴォレコルトは本年桜花賞で09年2着レッドディザイア並みの数値を出していたのです(勝ちタイムは単純比較できないけれど、一応今年が上)。

 09年のレッドディザイアは新馬→OP2連勝後桜2着でした。重賞未出走のまま桜は2着に入り、オークスもハナ差2着となりました。
 対して今年のヌーヴォレコルトは成績[2111]ながら、桜3着前にG3チューリップ賞2着がありました。G32着→GI3着なら格的に問題ありません。
 こうして見ると、ヌーヴォレコルトは09年のレッドディザイアとほぼ同レベルの馬だった――と言って良さそうです。

 09年オークスでブエナビスタとレッドディザイアはハナ差の際どい勝負を演じました。ならば、今年ヌーヴォレコルトとハーブスターだって際どい勝ち負けになっても不思議ない――と見て良かったようです(もっとも、こんなことレース前にとても推理できませんが(^.^)。

 差しと追い込み馬が同程度の力を持っているなら、先に抜け出した方が有利です。最後方追い込みタイプはいつでも「追って届かず」の可能性を持っているからです。今回ヌーヴォレコルトの1着はあり得ない事態ではなかった――と言えそうです。先に抜け出した岩田騎手、「してやったり」だったでしょう。

 ちなみに、ハーブスターとヌーヴォレコルトは前日朝の単勝オッズで150円対1320円。当日朝でも140円対1040円――と10倍以上の差がありました。
 ところが、両馬の馬連オッズ10-09は1番人気で、前日朝も当日朝も450円。5倍を切るオッズでした(最終的に380円)。馬連2番人気は7倍から8倍だったから、1番人気にやや集中しています。馬連オッズはAB両馬が同レベルだと見抜いていたのかもしれません。

 かつてオッズ馬券で馬連1番人気が5倍を切ったとき「AB両馬から3連復を買い、馬連はこの1点を買う。おいしいのはBの単勝」というのを作っていました。
 だから、○ハーブスター、◎レッドリヴェールとしてもおかしくなかったのですが、単勝オッズが乱れているので(レッドリヴェールの前日は単勝3番人気)、「◎ハーブ固定でヒモは荒れる」と見てレッドリヴェールの評価を下げたのです。なかなか競馬って難しいですね。
 それから実績一覧表ではハーブスターがトップの位置ながら数値は74であまり高くありませんでした。2位とも僅差。その点ハーブダントツ人気に警鐘を鳴らしていたのかもしれません(ただし、実績一覧でヌーヴォレコルトは7番手でした。その点改良の余地があるようです)。

 最後に、ハーブスターの父はもちろんあのディープインパクト。勝ったヌーヴォレコルトの父はハーツクライです。これで「ぴん」と来た人は競馬ロマンの持ち主でしょう(^_^)。

 ご存じのとおりディープインパクトは国内連戦連勝、新馬から菊花賞まで7連勝して有馬記念で2着に負けました。ディープが国内で負けたのはこの1回きりです。ディープの単勝は130円。そのときディープを負かした馬がハーツクライ(4番人気)でした。私はテレビ観戦しながら「何それ?」ってつぶやいたものです。
 今回ハーブスターは父の無念を軽く晴らせると思ったのに、またも2着。
 競馬って血のドラマっていうのがよくわかりますね(^_^)。

===============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2014.05.24

オークス、直前予想

 明日は3歳牝馬の祭典オークス。またも大人から幼稚園児まで10人中8人は◎
を打つであろう馬の登場です(^_^)。
 まずは勝ち鞍・確率別分類。

 【確率別】(2勝以下で複率55以下はその他)
《1》4勝馬(1頭)
A10ハーブ スター [4100]

《2》3勝馬(4頭)
B17フォーエバーモア[3011]
C07シャイニーガール[3013]
D05バウンスシャッセ[3003]
E11マーブルカテドラ[3004]

《3》2勝馬(8頭)
F14ブランネージュ [2331]
G02デ ィ ル ガ [2312]
H15マジックタイム [2202]
・09ヌーヴォレコルト[2111]
・04ペイシャフェリス[2123]
・08サン グレアル [2001]
 その他03[2016]16[2003]

《4》1勝馬(5頭)
・06パシフィックギャル[1310]
 その他12[1214]13[1124]01[1102]18[1012]

※ 確率からの◎は唯一4勝の10ハーブスターでやむなしでしょう。以下「その他」を除く11頭が連下候補と見ましたが、難解です。

 次に前走ステップ別ですが、今号より過去10年の実績は掲載しないことにいたします。理由はそれにとらわれて穴馬を「過去データからこれは無理だろう」とカットしてほぞを噛むことが多いからです(^_^;)。

【前走ステップ別】(複率55以下は「他」)
GI桜 花 賞(5頭)1着10ハーブスター・3着09ヌーヴォレコルト・7着11マーブルカテドラル・8着17フォーエバーモア 他04
G2フローラS(6頭)1着08サングレアル・2着14ブランネージュ・他03 13 15 12
GI皐 月 賞(1頭)11着05バウンスシャッセ
G3フラワーC(2頭)2着06パシフィックギャル・他16
OPスイートピ(2頭)1着07シャイニーガール 他01
OP忘れな草賞(1頭)1着02ディルガ
1W―――――(1頭) 他 18

※ 馬名を挙げたのは10頭。珍しいのは皐月経由の05バウンスシャッセ。
 桜花賞組から強烈末脚で1着の10ハーブスターは外せない。2頭目筆頭は3着のヌーヴォレコルトか。7着マーブルカテドラルは複率良くないので、8着フォーエバーモアの方を取りたい。フローラ組からは[2001]の1着サングレアルか、[2331]の2着ブランネージュか? 残りフラワー、スイートピー、忘れな草は△候補でしょうか?
 ここまでの分類で印を付けるなら
 ◎10ハーブスター
 ▲桜組 09 17 フローラ組 08 14
 △05 06 07 02

 以上9頭と見ます。これを4頭まで絞りたい。
 最後に実績一覧表。今号より[-]項目を追加しました。これも前日馬連人気は(ステップと同じ理由で)カットします。

 【GIオークス 実績一覧表】  芝24 18頭(全牡)

順番馬    名 - 値印=特   記(-以下はマイナス点)
A10ハーブスター- 74◎=RX LTX 3FX 評価AAA
B14ブランネージ- 72▲=RY 全複A -1勝に6戦? 斤増1?
C06パシフィック- 60△=RZ G、G3連続2着-単純1勝馬? 斤増1?
D08サングレアル- 54▲=RY G2V 3FB -全3戦? 斤増1?
E17フォーエバー- 52▲=RZ G3V コース2勝
F02デ ィ ルガ- 44△=L24L22TX OPV-1勝に5戦? 斤増1?
G09ヌーヴォレコ- 42▲=RZ LTY 桜花3着
H15マジックタイ- 40 =
QA07シャイニーガ- 38△=-斤増1?
QB04ペイシャフェ- 32 =
QC11マーブルカテ- 30 =
QD01ベッラレジー- 30 =3FZ
QE13ニシノアカツ- 24 =
QF12マイネグレヴ- 24 =
QG18エリーザベス- 22 =
QH16クリスマス - 20 =EX
QI05バウンスシャ- 18△=
QJ03マイネオーラ- 12 =

※ 成績[4100]のハーブスターはトップだが、数値は74であまり高くない。Bブランネージュは[2331]と複率の高さでこの位置に来たようだ。この2頭と3番手の間に段差がある。ハーブスターを軸とすれば、Hまでで23着が出るか、Q以下も絡むかどうか、難しい。

[結論]
 ハーブスターのマイナス点は東京初、芝20以上初の2点。しかし、新潟G3を強烈追い込みで勝っており、オークスは桜花賞の成績が直結するレースゆえ、大丈夫と見て◎。2着以下に落ちるなら、前走上がり32.9を出した反動と「追って届かず」だろうか。
 ○以下は難しい。ある意味何が来てもおかしくない。
 実績一覧上位を検討してみると、BCDはマイナス項目多く軽視。E17フォーエバーモアは前走桜花賞8着だが、3勝馬でG3クイーンC1着があり、東京コース2戦2勝(左回り3勝)と得意。差しタイプなのに早い上がりがない点が不満ながら、桜から巻き返すならこの馬と見て○としたい。
 続くは順当なら桜3着の09ヌーヴォレコルトだが、桜組の123着独占の可能性は低いと見て△に落とす。▲はわずか3戦目に鋭脚でG2を勝った08サングレアルを取り上げたい。
 単軸としてのウラ●はないが、02ディルガは唯一の芝24、芝22TX馬。もう一頭流すならということで、準ウラ扱いの★に(^_^)。

 ◎10ハーブスター
 ○17フォーエバーモア
 ▲08サングレアル
 △09ヌーヴォレコルト
 ★02ディルガ

 さて、結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2014.05.22

狂短歌ジンセー論[165号]――韓国フェリー沈没について

 今月は休刊の予定でしたが、韓国の大型フェリー沈没について急きょ書くことにしました。どうも私がマスコミの報道、大方の意見と違うことを感じ、考えているようだからです。
 この事故がフェリーの過積載・ずさんな安全管理・検査不備、船長や乗組員の無責任な対応など人災の側面があったことは間違いないようです。
 また、修学旅行の高校生が多数犠牲となり、韓国社会は心の痛みを抱え、「これは大人の責任だ。韓国はいまだ二流国だった」など批判と反省の言葉がたくさん出ています。
 日本のことわざに「対岸の火事・他山の石とする」があります。他人事として「大変だね」と思うだけでなく、自分ならどうするか、日本は果たして大丈夫か。人の過ち・誤りを自分の参考として考え直す必要がありそうです。
 ところが、私が得た結論は絶望的です。このような事故は今後日本でも起こりそうであり、クラッシュ(崩壊)に至る流れを止めることは「至難のわざ(-.-)」と思えるからです。

 (^_^)本日の狂短歌(^_^)

 ○ 韓国のフェリー沈没 崩壊のずっと前にやるべきことは?

-------------
 (^O^)ゆとりある人のための10分エッセー(^O^)

 【 韓国大型フェリー沈没について】

 1 海浜地区の避難訓練

 ご存じでしょうか。いま日本の海浜地区の小学校で、どのような避難訓練が行われているか。近い将来東南海地震と津波到来が予想されています。
 「すわ地震だ。机の下に隠れて。津波が来るぞ。グランドに出て先生の指示に従って高台に避難する」だけでなく、「先生が全くいなくなったと仮定して子ども達だけで避難する」訓練もなされています。
 子ども達はかなりとまどいつつ、自分で考えたり、どうするかいろいろ話し合って決めていました。最初の設定など「逃げようとしたら、友だちが一人いない。さあどうするか?」です。しんどい仮定ですね(^_^)。でも、ものすごく真剣に考えねばなりません。

 これはもちろん東日本大震災による教訓――「津波てんでんこ」の大切さと、宮城県の小学校で「先生の指示を待って逃げ遅れた結果、大くの児童が津波に飲み込まれてしまった」反省から始まった訓練です。

 私は韓国フェリー沈没事故と一連の報道を見て思いました。この訓練にはもう一つ追加しなければならないかもしれないと。
 それは先生や責任ある立場の人から『動くな。じっとしていろ』と命令されたとき、《その指示に逆らって行動する》訓練です。

 これが相当困難であることは容易に想像できます。個々の人が勝手に行動したら、大パニックになることが予想されます。指示に従って冷静に行動すれば、助かるかもしれない命がパニックによって失われる可能性が高くなるのです。

 とは言え、現実にはフェリー船内で「危険だから動くな。救助を待て」という指示と命令に従った300人強の人が命を失いました。その多くは高校生です。いつも「先生や学校の規則に従いなさい」と言われている子どもたちです。

 東日本大震災でも、石巻市の小学校で先生方があれこれ策を練って始動が遅れた結果、津波に飲み込まれて108人中74人もの死亡・行方不明者が出ました。
 小学生に「先生の指示を待たず、命令に逆らって自分から行動を開始しなさい」と教えるなんて《不可能》……でしょうか(-.-)。

 私は高校教師でしたから、担任や副担任として何度か修学旅行に行ったことがあります。私は普段かなりゆるやかなタイプの教師でした。生徒の自主性をできるだけ尊重して命令したり強い指導をすることは少なかったと自覚しています。
 しかし、生徒を引率して修学旅行に行くときは違いました。まず教師団全体がぴりぴりします。生徒に楽しく行事を味わってほしいと思いつつ、自由にさせていると彼らははめを外して事故や事件が起こりやすいのです。だから、学校外に出るときは私でも「言うことを聞け」と強く出たし、ルールを守らなかった生徒は厳しく叱りました。

 今回のフェリー事故では当該高校の先生方の声が全く聞こえてきません。脱出できたのか、生徒同様犠牲になったのか。船と共に沈んだなら、放送で「動くな。救助を待て」と言われてじっとしていただろうし、生徒にも「動くな」と指導したのではないかと思います。

 飛行機で操縦する機長が最高責任者であるように、船では船長であり、その指示は絶対です。飛行機や船に乗ったら大統領だって総理大臣だって船長の命令に従わねばなりません。子どもはもちろん大人だって船長の指示に逆らえないでしょう。

 ただ、もしも私がその場にいたら、私は「動くな」の指示に従わなかったかもしれません。
 と言うのは、私はフェリーの構造をよく知っているからです。だから、客室にとどまるのではなく、できる限り甲板に出ようと――生徒を出させるべく努力したと思います。
 しかしながら、その努力はかなり難しく、文字通り水泡に帰したであろうこともたやすく想像できます。
 なぜなら、フェリーは「45度傾いたら、もう助からないし、助けられない」と思うからです(-_-;)。

 2 フェリーの構造

 親が健在なころ帰省に際してしばしばフェリーを利用しました。船は大阪南港と別府間を夜間往復します。眠っている間に移動できるし、現地で車を使えて便利だからです。計20回は乗ったでしょうか。その間海難事故にあったことは一度もありません。
 この乗船体験から推理すると、フェリーは45度傾いたら、乗客が自力で移動・脱出することは至難のわざと言わざるを得ません。

 フェリー船内は床も壁もつるつるです。大部屋の床はじゅうたんが敷かれているけれど、船が傾いたら這い上がるのはとても難しいと思います。すべり台を下から上がるようなものです。すべり台は端をつかめばなんとか登れます。しかし、とっかかりのない幅2・3メートルのすべり台はとても登れたものではありません。
 つまり、船が傾いたら、はしごが置かれるか、誰かが上からロープとか器具を使って引っ張り上げてくれなければ、登ることはほぼ不可能と言わざるを得ません。

 それに客室のドアはとても重い。もしも客室に閉じこめられたら、これも自力で開けることは相当難しいと思います。
 その上、船内の廊下はとても狭い。そこに数十人が固まったら、移動しようとしても渋滞します。平面でも時間がかかるのに、船は傾いているのです。先頭が動かない限り、後の者はじっと待つしかありません。下の階から上の階に行くなんて絶望的と言わざるを得ません。

 今回の事故で船内に閉じこめられた女子高生と親が交わしたメールが公開されていました。
 父親が心配して「甲板に出なさい」とメールする。対して子どもは「船が傾いているし、廊下には友だちがたくさんいて移動できないの」と返信しています。廊下に固まった人たちを乗り越え、押しのけて「自分だけ助かろう」なんて不可能なのです。報道によると、船は傾き初めてからたった4分で40度傾いたそうです。

 日本のコメンテーターは「乗客はなぜ甲板に出なかったのだろう」と不思議がっていました。もちろん「船内にとどまれ」との放送が繰り返されたせいでしょう。
 しかし、それだけでなく、乗客は《動けなかった》が正しいのだと思います。脱出できたのは甲板近くにいた200人ほどだけだったようです。

 ただ、大型船というのは通常たくさんの箱が積み重なった構造をしています。よって、すぐには沈没しないはずです。ドアが頑丈なのもそのためでしょう。一つの箱が水で満たされてもしばらく浮き続けるのです。
 ところが、フェリーの場合は乗用車や大型車、貨物・コンテナなどを積み込む部屋が1階2階のフロア全面を使っています。だから、車両フロアが浸水すれば、沈没は早い。韓国フェリーの場合も、傾いてから沈没までわずか2時間半でした。

 そして、船長と船員はおそらくこのことを知っていたでしょう。彼らでさえ傾いた船で動くことは容易でなかった。沈没が時間の問題であることもわかっていた。だから、一つ下の階に行って避難誘導を始めたら、もう自分が助からないことも想像できたと思います。
 乗客をほったらかして真っ先に逃げ出した船長・船員に対して「なぜ助けに行かなかったか」と非難するのはたやすいことです。しかし、その言葉は私たちに返ってきます。
 私たちは「助けに行けば死ぬとわかっても、なお助けに行く」かどうか。自分自身に問わねばなりません。

 3 フェリーに緊急事の装備はあるか?

 フェリーは傾いたら自力で移動・脱出できない――なら、緊急事の装備はどれほどなされているのでしょう。つまり、船体が45度傾いたとき、乗客が自力で脱出できる設備を持っているのでしょうか。

 私が知らないだけかもしれないけれど、ないような気がします。船内にライフベスト(救命胴着)の説明はあるけれど、脱出のための設備がどこにあってどう利用するか、知らされていません。それに壁や床にハシゴとなるようなとっかかりもありません。廊下にある手すりもすべりやすかったと記憶しています。
 よって、大型船というのは、船がほんの少し傾き始めた段階ですぐ甲板に出なければならないということです。

 今回一船員の証言として「事故が起こる前から船は少し傾いて元に戻らなかった」との言葉があります。その段階で停船するか、乗客にライフベストを着せ、甲板に出るよう、(さらに救助の船が近くに来たら)船外脱出を促す必要があった。けれども、それをしないうちに、舵を急に切ったため船は大きく傾き、もはや復元できなかった……。

 では、最初期のほんの少し傾いた段階で、なぜ脱出を始めなかったのか。
 これは私の推測ですが、理由は「すでに何度も傾いた状態で目的地まで航行できたから」ではないでしょうか。
 あのフェリーはこの1年間の航海中、半数が過積載だったそうです。今回は規定の1000トンに対して3倍、3000トン超の過積載だったとか。
 しかも、映像を見ると、デッキにまでコンテナが積まれていました。1階2階の貨物室が満杯になったからデッキに積んだのでしょう。きっちり止められていたか疑わしいところです。
 私がフェリーに乗っていたとき、デッキに荷物が積まれているのを一度も見たことがありません。最も客の多い盆暮れ正月でも。
 結果、韓国フェリーは過積載という違反が発覚しないよう喫水線を上げるため、船底に入れるバラスト水も減らした――など違反のオンパレードです。船はいつクラッシュが起きてもおかしくなかったのです。

 あのフェリーは日本製でした。中古フェリーとして譲り受けてから上部に部屋を増設したとか。そのため貨物積載量を減らさねばならなかった。
 おそらく当初はそれに従っていたでしょう。しかし、少しオーバーにした→大丈夫だった。積載量を規定の2倍にした(違反が発覚しないよう船底に積む水を減らした)→それでも大丈夫だった。とうとう3倍になってデッキにまでコンテナを積んだ。船は軽い舵取りで傾いたとき元に戻らないことがあった。かなり危ない→けれど大丈夫だった。
 この流れの中で、今回手違いで急激に梶を切った。そうしたら船は4分で40度傾き、さらに傾き続けてわずか数時間で沈没した……。

 これが事故に至る流れだったようです。その途中で誰も――乗組員も船長も貨物担当者も「これは危ない。やめよう」と言う人が現れなかった……のでしょう(--;)。
 いや、言ったかもしれません。自分が働くところです。自分の命が危険にさらされるかもしれないのですから。
 しかし、それを話題にすると、誰かが言う。「大丈夫だよ。それに規定を守っていたら、利益が少ないしな」と。
 根拠の希薄な「大丈夫」とか「安全」は日本でもよく聞かれる言葉です。

 4 救助隊を非難できるか

 ワイドショーではかけつけた海洋警察の職員が「外に出てきた乗組員・乗客を助けるだけで、船内に入らなかった」と非難しています。韓国でも同様で、乗客をほったらかしにして真っ先に逃げ出した船長・乗員への批判はもちろんです。彼らは逮捕され、船長他三人は未必の故意という殺人罪で起訴されました。

 しかし、私は次のようなことを思いました。
 たとえば、家の火事、あるいは崖崩れによって家族が乗る車が土砂の下に閉じこめられたとしたらどうだろうかと。
 燃え盛る家の中から子どもたちが「助けて、助けて」と叫んでいる。土砂や岩の下から家族の声がもれ聞こえてくる。

 もしも自分がその子たちの親なら火の中に飛び込むか。駆けつけたレスキュー隊員に「家の中に入って子どもを助けて」と言うか。「すぐに土砂を掘り起こして車から救ってください」とお願いするかどうか。
 消防隊員が火の中に飛び込もうとしなければ、「何やってるんだ。入って助けろよ。それがお前の仕事だろうが!」と言えるでしょうか。

 まだ、飛び込める段階なら行くでしょう。助けてほしいとお願いするでしょう。
 しかし、どうしようもなく燃え盛っていれば、飛び込もうとすれば、そばにいる人は「よせ!」と止めるはずです。
 あるいは、レスキュー隊員は土砂の下に車が埋まっても、すぐには救助活動を始めません。始められないと言った方がいいでしょう。
 なぜなら、救助に乗り出す人が巻き込まれるからです。これを「二次災害」と言って二次災害はもっと痛ましいことです。

 だから、海洋警察が現場に到着したとき、彼らが船内に入ろうとしなかったのは「もう無理」とわかったからだと思います。甲板に出てきた人は救える。しかし、船内に入れば、生きて戻ることはできないと。

 最近わかったことで衝撃的だったのは、船長・乗組員が全員非正規だったそうです。船長までも1年契約でした。
 もちろん「非正規だから無責任」などと言うつもりはありません。しかし、腰掛け意識で働く人に正常な判断や責任を要求するのは酷な気がします。
 正規社員でさえ、何か不正を発見したとしても告発するのは難しい世の中です。非正規の人が「どうせ私が決めたのではない。責任は上の連中が取ってくれる」と考えていれば、不正を告発するでしょうか。事故が起こったとき、命をかけてまで避難誘導に行くでしょうか。1年契約の船長に「船長としての誇りを持て」と言えるでしょうか。
 
 5 ずっと前にやるべきことがあった

 今回のフェリー沈没事故は人災でしょう。しかし、クラッシュ――つまり崩壊がやって来たとき、「人力ではもうどうしようもできない」ことも示しています。

 3月にはマレーシアの飛行機が不可解な経緯で墜落して海中に沈みました。乗っていた人に何ができたでしょう。可能なら家族・友人にメッセージを伝えたり、メモや手紙を残す。しかし、その後はただ祈ることしかできません。人災であろうが、天災であろうが、そこまで行ったらもはや人智・人力では何もできず、ただ最期を迎えるしかないと思います。

 私たちが問い直し、考え、想像しなければならないことは、《その前にどうするか》です。
 この事故が起きるずっと前、もしも自分が船長であり、船員であり、貨物を扱う担当者であり、それらを検査する役人であったときどうするか。私たちに問われるのはそのことでしょう。

 今回の事故でフェリーの《元船員》の言葉が紹介されていました。彼は「いつかこんなことが起こるんじゃないかと思った」と語っていました。
 日本の原発事故、幼児虐待など、事件事故が起こったときも必ずこういう人が現れます。「薄々感じていた」と。
 しかし、その声は大きくならない。告発まで至らない。なぜでしょう。

 言っても取り上げてもらえないから?
 競争があるし、コストカットしなければならないから?
 会社がつぶれたら、自分も路頭に迷うから?

 勇気を出して発言すれば、誰かが反論します。
「稼ぐためにはちょっとの不正はやむを得ないんだよ」と。
 そして最後は「いやならやめろ」と言われる。

 それでも、発言して告発する……勇気はあるでしょうか。

 自分一人ならやるかもしれません。
 しかし、家族がいれば、養うべき子どもがいれば、難しい……と思います(-_-;)。

 世の中は高度資本主義にして原始資本主義社会となりました。自分の生活を守るため、会社が利益を出すため、ちょっとの不正は大目に見よう。そこが事故の出発点でしょう。ならば、日本でもこうした事故は起こる。私にはそう思えます。

 以上です。

 実は本稿は5月の初めにほとんど書き上げており、すぐにでも発行するつもりでした。しかし、読んでおわかりのように、救いがありません。解決策も書かれていません。
 乗員の中で一人だけ高校生の救助のため階下に降りて犠牲となった事務長さんがいました。彼の行為は貴いけれど、救いとは思えません。

 私はメルマガ作成にあたって悲惨で絶望的な事態を話題としても、いつも「若干の救いと希望」を書きたいと思っています。それだけに、今回の事故に関してはその救いと希望が見えてきませんでした。
 この間ずっと「何かないかなあ」と探して今日まで日が経ったのです。

 すると、昨夜のことです。午後9時半過ぎ、ひょいとテレビをつけたら、刑事物ドラマが放映されていました。なんとなく結末の謎解きを見ていたら、最後に上役の刑事が若い女性刑事を諫め励ますように「イギリスのある哲学者の言葉だが」と言って次の言葉を伝えていました。
 それを聞いたときメルマガ末尾に置くのは「これかな?」と思ったので、紹介します。ネットで調べたら「エドマンド・パーク」という人の言葉だとわかりました。

 まずは英語の原文(^_^)。

 “Never despair. But if you do, work on in despair.”
                     ――Edmund Burke

 そして、日本語訳が以下。

 絶望するな。たとえ絶望したとしても、絶望のうちに働き続けろ。
                     ――エドマンド・バーク

 私は「絶望の中で生き続けろ」と訳したいと思いました(^_^)。

 ○ クラッシュの結末見える不正でも「それはダメだ」と言えない弱さ

==============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:相変わらずの長文で申しわけありません。次号は7月に発行します。
 なお、船舶設計関係者からのご意見お待ちします。「大型船には乗客が
自力で脱出できる装備がある」との観点で。私は「ない」と思いました。

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2014.05.21

ヴィクトリアマイル、結果とほぞ噛み

 今号は「深くてためになる反省(^_^)」だし、いつものように長くなった
ので単独配信いたします。長いので小見出しつけました。

 (^_^) 前回GI、結果とほぞかみ (^_^)

 ヴィクトリアマイル、結果は……「まさか」病の全滅(--;)
 1着―内 田 14ヴィルシーナ…………[?] 単勝=28.3
 2着―武 幸 04メイショウマンボ……[?]
 3着―岩 田 01ストレイトガール……[●]
 4着―蛯 名 09ホエールキャプチャ…[○]
 枠連=7-2=19.2 馬連=14-04=84.5 馬単=280.5
 3連複=14-04-01=507.2 3連単=4079.4
 ワイド12=29.6 W13=51.0 W23=19.8

 【前置き】

 ヴィクトリアマイル……ご覧になりましたか。
 私はゴール直前ちょっと声が出ました(^_^;)。ウラ●として買ったストレイトガールが追い込んでメイショウマンボと際どい勝負。もしもストレイトガールが2着なら、ウラの枠連1-7が的中だったからです。
 オッズ分析から1枠7枠がくさいと思い、7枠は3頭中15エクセラントカーヴに絞って失敗でしたが、ヴィルシーナも気になっていた1頭。それゆえ枠連を追加したのです。
 しかし、「ないだろう」と思ったメイショウマンボがしっかり食い込むとは予想外でした。メイショウマンボは過去データになかった大阪杯経由。GI3勝馬をバカにしてはいけませんね。

 それにしても、今回のヴィクマイル、何から何まで異例尽くしと言っては言いすぎでしょうか。
 まずは我が◎でもある1番人気スマートレイアー。伸びを欠いて8着惨敗でした。
 実績一覧表では数値124でダントツトップ。1頭だけダントツ数値が出るのはG3戦などでときどきあってだいたい1番人気になります。しかし、(当たり前ながら)必ず連対するわけではありません。よって、「しょうがないさ」とあきらめることは簡単です。

 直前予想で「この数値はJC優勝のジェンティルドンナとか有馬優勝のオルフェーヴルと同じレベルです。そんな馬かなあと半信半疑ながらも表の◎」と書いたことだし、読者各位も「乗ってみようか」と軸にされたなら、お詫びいたします。
 私としてはこの数値を信頼したいと思っていただけに、4、5着ならまだしも、惨敗だったのでちょっとしたショックがありました。

 我々にはわからない体調面のことがあるとは言え、数値算定上問題はなかったのか。この値が出たわけを改めて振り返ってみました。

 【実績一覧表の数値について】

 以前書いたように、この数値は各馬のデータを確率・クラス・走破タイム・上がり・人気・着順などで分類して「優良可」の絶対評価を付け、それを点数化して合算しています。まずは全体的に成績優秀な馬をあぶり出そうというわけです。
 データの主流はどうしても確率系になります。確率には全体確率、芝・ダート別確率、距離別確率があり、その一つ一つに勝率・連率・複率・掲示板率(5着内)などがあるからです。結果、タイムや上がりの《優》は平均と最高値を使っても一回2ヶですが、確率系の《優》はすぐに10ヶくらいになります。

 しかも、この確率系の数値がくせもので、たとえば、5頭の馬が芝マイル実績で以下のような成績を残していたとします。すると、この5頭の評価はほぼ《優》となるのです。
 A馬-1回走って[1000]
 B馬-2回走って[1100]
 C馬-3回走って[2100]
 D馬-4回走って[3100]
 E馬-5回走って[4100]

 5頭は連率・複率全て100で《優》評価。。勝率だと最高値は100のAです。
 しかし、この5頭を並べるなら、どう見てもEが一番上でEDC――そしてBAかABとなるでしょう。

 今回スマートレイアー(芝成績[5002])の数値がとても高くなったのは、1回か2回走って成績が良かったAかBのタイプだったとわかりました。
 要するに、同じ120台でもジェンティルドンナやオルフェーヴルはE馬クラス。スマートレイアーはAかBレベルだったのです。

 しかし、5頭の成績はもう一つ考慮しなければならないことがあります。
 ベテラン競馬ファンならご存じのように、競馬は出走が多くて確率の高い馬が必ず着内に入るわけではありません。そこにはクラス(格)が大きく関係します。
 たとえば、AがGIを1回走って1着だった。BはGI・G2で[1100]だった。C以下にはGI・G2実績がない――ものの、CだけG3の1勝があった。

 この場合はABが格的に上位で、CDEは格下となります。これは人間界でも同様で中学校の運動部ではトップクラスの実績を持つ生徒が高校に行ったら、とたんに勝てなくなるようなものです。高校では連戦連勝だったのに、大学に進んだら並みの成績しか残せないというのもよくある話です。プロとなった後「プロの壁」というのもあります。
 この格という観点で5頭を並べ直すと、BをトップとしてBACED、もしくはBEDACのように並べるでしょう。GI1戦1着の馬を取るか、格下のクラスを3連勝した馬を取るか。ここらが悩ましい選択です。そして、5頭が実際走ったとき、どうなるかは「神様だけが知っている」としか言いようがありません(^.^)。

 私が作った実績一覧表はこの件も盛り込んでいるものの、全体としては下のクラスで1戦1勝とか2戦連率100の馬の数値が高くなりがちです。改めて「数値だけで飛びつけない」ことを教えられた気がしました。

 こうして見ると、(至極当然のことながら)やはり各馬の実績をもっと詳しく検討しなければならないことがわかります。

【スマートレイアーの敗因】

 今回スマートレイアーの実績とヴィクトリアマイルの条件を振り返ってみて、数値的に負けておかしくない要素を2点持っていることがわかりました。

 一つは斤量です。前日東京メインのG2京王杯で1番人気コパノリチャードが7着に負けました。
 このレースの実績一覧表数値は1位コパノリチャード[72]、2位エールブリーズ[70]でした。G2戦のトップが72とは意外で、「コパノリチャードは高松宮記念1着なのに数値が高くないなあ」と思ったら、こてんと負けました。
 エールブリーズは3着(7番人気)に入ったけれど、数値は上位があまりあてにならないことを示していました。
 コパノリチャードの敗因は斤量トップの58キロでしょう。他馬との比較と言うより、前走より1キロ重く、過去5戦の平均より2キロも重かったからです。

 同じことがスマートレイアーにも言えます。ヴィクトリアマイルは全馬定量の55キロだから、関係なさそうですが、スマートレイアーは前走より1キロ増、過去5走平均でも1キロ増でした。同馬が55キロ以上を背負った成績は[0101]と勝ち星なく連率50でした。
 ちなみに、全18頭中前走より斤量増は12頭、同斤か減となったのが6頭。1~4着馬は全てこの6頭から出ました。

 スマートレイアー、もう一つの問題は左回り成績です。同馬の全成績[5102]の中で負けた2回は中京と新潟でした。東京は1戦1着。つまり、左回りコースでは[1002]の成績だったのです。これをしっかり見ていれば、スマートレイアーは信頼できる1番人気と言えなかったことがわかります。

 これらの数値は実績一覧表でわかるように作成しています。ところが、それを全体的にまとめ、評価して馬券予想に適用する方法がまだ確立されていません(^_^;)。
 何しろ数値の項目が50~60に登るのです。レースが終わるとデータを見直して「これも入れなきゃ、これは改良しなけりゃ」と追加・改定を繰り返したので、膨大な数値データとなってしまいました。
 その結果、今回のレースで使えるデータをピックアップすることが「まだできていない」状態です。簡単に言えば「いまだ未完成(^_^;)」ということでご理解いただければと思います。

【ヴィルシーナの1着】

 さて、次なる問題は優勝したヴィルシーナです。先行するとわかっていても「逃げるとはねえ」と思い、「まーつぶれるだろう」と思ったら、そのまま残って1着。
 東京マイルの古馬戦で「逃げ切り勝ち」なんてめったにないから、「まさか」でした。
 同馬の単勝を買った人は「よくぞ復活した!」と誉めたでしょうが、買わなかった当方は「何それ?」です。最終人気は[11→3→6]。取りづらい馬券で3単40万もむべなるかな、です。

 ヴィルシーナは3歳時GI怒濤の4連続2着。昨年ヴィクトリアマイルを1着。終わってみれば「勝って不思議ない」けれど、始まる前にそれを見抜けなければ話になりません。
 なにしろ昨年ヴィクトリアマイルを1着後GI、G2を6戦して[8、8、10、7、11、11]着と鳴かず飛ばず。こんな成績の馬にどうやって印を付ければいいのか(-.-)……それが大方の見解だったでしょう。オッズは28倍ながら11番人気の低評価でした。 そこでこちらも馬柱を見直し再検討してみました。

 まず、この6戦ですが、着順の割に着差はさほど悪くありません。6走の平均はコンマ6差でした。6回中3回は安田記念、JCなどそうそうたる牡馬との対戦だから、惨敗もやむなし。むしろ健闘した方かもしれません。もっとも、これで印を付けるのは厳しいです。今回注目すべき数値は[牝馬GI実績]だったようです。

 1着ヴィルシーナのGIは8走して[1403]ですが、着外3回中2回は牡牝混合戦でした。よって牝馬GIに限れば6戦[1401](連率83)です。2着メイショウマンボのGIは牝馬のみで5戦[3002](同60)。ちなみに、ホエールキャプチャは牝馬GIを9戦して[1323](同44、複率なら67)。
 V率はメイショウマンボがトップだけれど、連率ならヴィルシーナ、メイショウマンボ、ホエールキャプチャの順になるでしょう。

 かたや1番人気スマートレイアーのGIは1戦2着1回(秋華賞)。3着に食い込んだストレイトガールもGIは1戦3着1回(高松宮記念)でした。
 ただ、ストレイトガールは過去10戦、4連勝を含んで全て3着内、[6310]という上がり馬らしい好成績を持っていました。つまり、10戦連率・複率だとトップはストレイトガールです。ストレイトガールは単純勝ち星でも単独8勝のトップでした。
 他の牝馬GI実績を見ると、クロフネサプライズが[0102]。デニムアンドルビーは[0112]。ローブティサージュ[1003]、ウリウリは[0001]で確率50を超えません。

 こうして牝馬GI実績を並べてみると、ヴィルシーナ、メイショウマンボ、ホエールキャプチャがベスト3であり、まずこの3頭を選定するべきだったことがわかります。 そして、もう1頭選ぶなら10戦連複率トップのストレイトガールであった――となりそうです。もちろん近走成績に目をつぶらねばなりませんが。

 今回私は予想のトップに[マイル実績]をあげましたが、この[牝馬GI実績]をトップにするべきだったと反省です。次回は秋のエリザベス女王杯ですから、そのときには[牝馬GI実績]からスタートしたいと思います(^_^)。

 実績一覧表はさまざまな要素を取り入れてすぐにそのデータが見られるようにしています。しかし、この[古馬牝馬GI戦における牝馬GI戦の実績]は取り入れていませんでした。早速追加したいと思います。
 もちろん今後このデータだけで決着がつくとは到底言えないでしょう。しかし、(取り分け低人気馬が)いいデータを持っているときは注意が必要です。それを見落とさないために、実績一覧表を作ったとも言えます。いつか成果となってずばり的中することを期待して日夜励んでいるのであります(^_^)。

=============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2014.05.17

ヴィクトリアマイル、直前予想

 (^_^) 前回GI、結果とほぞかみ (^_^)
 [NHKマイル]、結果は……◎1着のヒモ抜け無念(-.-)
 1着―浜 中 10ミッキーアイル………[◎] 単勝=1.9
 2着―三 浦 02タガノブルグ…………[?]
 3着―蛯 名 01キングズオブザサン…[?]
 4着―柴田善 04ロサギガンティア……[▲]
 枠連=5-1=38.4 馬連=10-02=147.6 馬単=158.6
 3連複=10-02-01=1883.8 3連単=6840.2
 ワイド12=40.2 W13=33.5 W23=298.4

※ 競馬ファンでも幼稚園児でも、10人いれば8人は10ミッキーアイルに◎を打つでしょうから、それが当たったとしても、自慢にもなんにもならない(^_^;)。
 実績一覧表で3位ミッキーアイルより上の2頭が消え、他の上位人気も消えたヒモ荒れ。
 予想はしたけれど……そこまで荒れるとは「まさか」でした。最終単勝人気は[1→17→12]でした。
 ところが、私にとって相変わらずのほぞ噛みは02タガノブルグが週中注意していた1頭だったことです。実績一覧では6位でした。
 F02タガノ ブルグ-60 =[3104]L14TX 前3FX

(終わった後ならなんでも書けるとは言え)この馬、結構いい点を持っていました。
 特に前走京都OP芝14では1196の秀逸タイム。これはもちろん全L14TXであると同時に全頭全レースの走破タイムTXでもありました。さらに、その上がり33.9も前走最速3FXです。昔のタイム信奉論で行くなら、この馬にウラ●を打ったでしょう。

 やめた理由は二つあります。東京マイルは芝16より上の距離の数値を使った方がよいこと。また、過去10年前走橘ステークス経由は3着が1回しかなかったこと。そして、実オッズでタガノブルグが前日馬連順・単勝16番人気と知ったとき、あっさり「印つけるのやーめた」となったのです(^_^;)。
 ればたらがないとは言え、もしもタガノブルグが9番人気前後だったら、ウラ●にしたかもしれません。ここらがまだまだ数値を信じ切っていないところです。

 と言いつつちぐはぐなのは01キングズオブザサンの取捨。マイルレースのタイムで注意するのは4つ――芝16、芝18、芝14、芝20TXです。
 キングズオブザサンは実績一覧でブービーだったように取りあげるのは難しいけれど、いい点が一つだけありました。それは芝20の成績が[2102]であったこと。芝20で1勝以上をあげているのはこの馬だけでした。前走はGI皐月賞(15着)でした。
 しかし、こちらもその上に皐月10着の04ロサギガンティアがいました。よって芝20のTXはロサギガンティアであり、キングズオブザサンはTYです。しかも、2頭の着順が悪すぎます。そして、キングズオブザサンは前日11番人気でした。4頭に絞ると、皐月経由はどちらか1頭にするしかなく、ロサギガンティアを▲としたのでした。
 前走皐月賞経由2頭が2着、4着だから……やっぱり「まさか」はタブーですね。しかし、ここらが4頭絞りの限界なのかもしれません。

 終了後予想を見直して笑ってしまったことが一つあります。[前走ステップ別]で私は11頭をピックアップして、有力馬に○と△を付け、「これはないだろう」に[?]をつけました。[?]を付けた馬は2頭だけ。それがキングズオブザサンとタガノブルグです。ほげ(^.^)。

 まっこと、私の友人が「ゆうさんが来ないと思った馬を買う」と言うのが正解だから、「はあ~(--;)」とため息をついたことです。

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【GIヴィクトリアマイル、直前予想】

 さて、明日は牝馬マイルの頂上決定戦。古馬18頭ゆえ、まずは年齢別・ステップ別絞り込み(過去8年)ですが、その前にマイル実績を取り上げます。

【マイル実績】(2勝以上+1戦連対馬)
A09ホエールキャプチャ[4300]○
B12ゴールデンナンバー[4302]
C15エクセラントカーヴ[4011]
D18ウ リ ウ リ  [3105]
E13ケイアイエレガント[3005]
F07レ イ カ ー ラ[2202]
G14ヴィル シーナ  [2102]
・08スマート レイアー[1000]
・03デニムアンドルビー[0100]

※ 光るのはホエールキャプチャの7戦7連対。しかも、ヴィクトリアマイル2年連続1着、2着。6歳馬の今年、果たして連対はなるか?

 【年齢別】
4歳8頭[663]・08スマートレイアー○・03デニムアンドルビー△・18ウリウリ△・04メイショウマンボ・06ラキシス
5歳8頭[223]・15エクセラントカーヴ○・12ゴールデンナンバー○・07レイカーラ△・01ストレイトガール・14ヴィルシーナ
6歳1頭[002]09ホエールキャプチャ○
7上1頭[000]7歳1頭

※ 4歳、5歳が8頭ずつ。過去データでは4歳中心だが……。焦点は6歳ホエールキャプチャの取捨か?

 【前走ステップ別】
G2阪神牝馬S[142]1着08スマートレイアー○・2着18ウリウリ○
G3中山牝馬S[112]1着17フーラブライド△
G3福島牝馬S[011]1着13ケイアイエレガント△
G3京都牝馬S[000]6着12ゴールデンナンバー
G1高松宮記念[000]3着01ストレイトガール△
G3東京新聞杯[000]1着09ホエールキャプチャ○
G3中日新聞杯[000]2着06ラキシス△
・ 海外 帰り[220]GI10着03デニムアンドルビー△
G2大 阪 杯[000]7着04メイショウマンボ△

※ ステップ別ではG2阪神牝馬Sから1頭は絡むと見てよさそう。海外帰りは5頭中4頭が連絡みだが、ドバイGI帰りのウオッカ(4着→2着と7着→1着)、ブエナビスタ(2着→1着と8着→2着)の2回ずつ。両馬は2、3歳時にGI勝ちがあり、4回全てヴィクマイル1番人気だった。03デニムアンドルビーはそのクラスではないものの、昨秋3歳でジャパンカップの2着が光るが……。

 続いて実績一覧表です。

 【GIヴィクトリアマイル 実績一覧表】  芝16 18頭(全牝)

順番馬    名   - 値=芝優秀 コース3F着差など特記
A08スマートレイアー-124A=前RX L18TX
B09ホエールキャプチ- 88B=マイル[4300]RX 3FX
C15エクセラントカー- 78G=マイル[4011]LTX L16TX L14TX
D12ゴールデンナンバ- 76 =マイル[4302]3FY 前3FX
E03デニムアンドルビ- 74E=
F18ウ リ ウ リ - 70D=3FZ
G04メイショウマンボ- 62C=3走RX
H07レイ カーラ  - 58 =
QA05プリンセスメモリ- 56 =
QB01ストレイトガール- 56F=LTY
QC14ヴィルシーナ  - 54J=RX
QD06ラ キ シ ス - 48H=
QE16ローブティサージ- 36 =
QF17フーラブライド - 34I=
QG13ケイアイエレガン- 30 =
QH10キャトルフィーユ- 30 =
QI02クロフネサプライ- 28 =EX
QJ11エバーブロッサム- 8 =

[結論] 
 A08スマートレイアーの全成績は[5102]。前走G2勝ちがあるものの、GIは秋華賞2着のみ。それがなぜ実績一覧表では100を超えてダントツトップなのか。(いつも書いているように)自分で作成していながら全く不思議です。この数値はJC優勝のジェンティルドンナとか有馬優勝のオルフェーヴルと同じレベルです。「そんな馬かなあ」と半信半疑ながらも表の◎(^_^;)。
 Bの6歳09ホエールキャプチャは「さすがに3年連続連対はないのでは?」と思いつつ、マイル実績に敬意を表して○。後は何が来ても不思議ないので、3複総流しといきたいところですが、敢えて2頭に絞ります。
 C15エクセラントカーヴも両馬以上の特記事項を持っているのに意外と人気薄。だいたい一覧ABCでは決まらないことが多く、取りたくないけれども▲。最後に下位から上がりのいい18ウリウリを△。ウラは15エクセラントカーヴのつもりですが、買ってみたいのは高松宮3着の01ストレイトガールです。

 今回は穴馬候補多士(多女)済々でとても当たるとは思えません。そこで、昔なつかし枠連作戦。
 枠連順位は[452/871/63]です。本命ならABC452の三つ巴で決まる。 しかし、この3枠の人気上位4頭が3着以下に敗れれば、浮上するのはDEFの3枠。そこで、枠連871の三つ巴(^_^)。これをウラ馬券にしたいと思います。

 さて結果は?

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 実績一覧、記号の説明
 A~H…馬名の後の英文字は前日馬連順位(10位まで)
 RX……格のトップ(基本的にGI最上位)
 3FX…上がり3Fのトップ
 TX……走破タイムのトップ
 EX……着差のトップ
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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2014.05.10

NHKマイル、直前予想

 (^_^) 前回GI、結果とほぞかみ (^_^)

 [天皇賞春]結果は……◎まさかの出遅れ、惜敗(-.-)
 1着―蛯 名 07フェノーメノ…………[△] 単勝=11.5
 2着―武 幸 12ウインバリアシオン…[△]
 3着―田 辺 06ホッコーブレーヴ……[?]
 4着―武 豊 14キ ズ ナ……………[○]
 枠連=4-6=7.8 馬連=07-12=20.8 馬単=56.7
 3連複=07-12-06=387.9 3連単=2111.8
 ワイド12=7.4 W13=70.5 W23=32.3

※ ◎ゴールドシップ、まさかの出遅れ。しかし、直線だけ追い込んでコンマ5差の7着ですから、(ればたらはないとは言え)出遅れなかったら「4強決着だったのでは」と思えます。
 年齢・ステップから4頭に絞って3頭が4着内なので、絞り込みは間違っていなかったと思います。馬連も4頭ボックスにすれば的中があったのですが、それは結果論でしょう。キズナの「追って届かずがあり得る」も正しかったようです。同馬はレース後骨折が判明して残念な結果となりました。

 実績一覧表下位の馬が1頭激走するかも、と見たことも正しかったけれど、問題はウラ●にホッコーブレーヴを指名できなかったこと。同馬はキズナにいったん交わされながら、また差し返すという強いところを見せたので、「そんな馬だったかなあ」と馬柱を見直しました。いい点は前走G2日経賞2着、2走前の上がりがトップでした。ただ、それだけでは取り上げ辛いですね。
 それにしても、フェノーメノの春天連覇は立派です。やはり前年入着馬をバカにしてはいけませんね(^.^)。

 今回前走ステップ別では日経賞から3頭入着したことになって(年齢別絞り込みで同年齢から3頭入着すると取りづらいように)これをどうするかが今後の課題です。

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【GINHKマイル、直前予想】

 明日は3歳マイル王決定戦、NHKマイルカップ。3歳馬ですので、絞り込みは確率とステップを使います。

 【確率別分類】全18頭(牝馬4頭)
《1》4勝馬(1頭)
A10ミッキーアイル[4100]○
《2》3勝馬(5頭)
B05ショウナンアチ[3121]○
C02タガノ ブルグ[3104]
D04ロサギガンティ[3102]○
E07ホウライアキコ[3003]
F17マイネルディア[3006]
《3》2勝馬(11頭)  複率(65以上4頭)
G08サトノ ルパン[2211]83○
H16エイシンブルズ[2111]80○
・14ウインフェニッ[2322]78
・06ベルルミエール[2112]67
《4》1勝馬(1頭)
・09ア ト ム  [1101]

 確率からは5頭が候補。なお、09アトムは1勝馬ながら、2歳G2の2着があり、GI朝日杯の1番人気だったから、単純カットはし辛い。

 【前走ステップ別】
G2N Z T[523]1着○05ショウナンアチーヴ 2着△12ショウナンワダチ
G3毎日 杯[310]2着△16エイシンブルズアイ
G1桜花 賞[210]4着△07ホウライアキコ 6着△11アドマイヤビジン
G1皐月 賞[032]10着○04ロサギガンティア 15着?01キングズオブザサン
G3ファルS[010]2着△08サトノルパン
OPマーガS[002]1着△ダンツキャンサー
OP橘  S[001]1着?02タガノブルグ
G3アーリン[000]1着△10ミッキーアイル

※ 確率から絞り込むなら、4勝の10ミッキーアイルは外せない。ただ、同馬は東京初、マイル戦の逃げ馬、ステップで実績のないアーリントンカップ以来と3重苦――ならぬ3ハンデを抱えている。また、新馬勝ちでもない。それでも勝てるかどうか。
 以前書いたように、本番前に3勝をあげた馬より2勝馬の方を重視するなら、08サトノルパンと16エイシンブルズアイが浮上する。ステップからは前走G2Vの05ショウナンアチーヴ、また、皐月賞経由の04ロサギガンティアも取り入れたい。この段階では4頭絞り込みは難しく、結局5頭となる。

 続いて実績一覧表です。

 【GINHKマイル 実績一覧表】  芝16 18頭(牝4)
              
順番馬      名-値馬=[成績]特 記
A08サトノ ルパン-94B=[2211]マイル[1110]LTY 3FX
B05ショウナンアチ-86C=[3121]G2V
C10ミッキーアイル-70A=[4100]4連勝 マイル4勝 L16TX EX 逃げ?
D14ウインフェニッ-68 =[2322]
E06ベルルミエール-60I=[2122]
F02タガノ ブルグ-60 =[3104]L14TX 前3FX
G04ロサギガンティ-56D=[3102]RY
H18ピーク トラム-46 =[2144]マイル[2141]
QA16エイシンブルズ-42E=[2111]L18TX
QB07ホウライアキコ-40H=[3003]3連勝あり
QC13アルマエルナト-38 =
QD11カラダレジェン-36 =
QE15アドマイヤビジ-34 =3FZ
QF12ショウナンワダ-34G=マイル[2101] 3FY
QG09ア ト ム  -32F=
QH17マイネルディア-18 =
QI01キングズオブザ-18 =
QJ03ダンツキャンサ-12 =
 
※ 今回もトップは100を超えず、なぜか4連勝のミッキーアイルは序列3位。AB2頭と3位以下に段差がある。単純なら実績[C→A=B]だが、1頭、もしくは2頭D以下から激走するような気もする。ウラ●候補として牡馬なら12ショウナンワダチ、牝馬の07ホウライアキコも面白そう。

[結 論]確率・ステップから絞り込んだ5頭、また実績一覧表の上位も順当に上位人気となった。荒れそうな気配はあるけれど、実績・人気が合致した以上、素直に印を付けたい。
 焦点は10ミッキーアイルが東京マイルを逃げ切れるかどうか。3重苦はあるけれど、他にぎんぎんの逃げ馬がなく、枠も問題ないので単騎逃げが予想される。大差勝ちがあり、マイル勝ちタイムも良く、ここは大丈夫かなと思って単勝軸の◎に。
 表は相手を3頭に絞ってG2NZT勝ちの05ショウナンアチーヴを○、皐月経由の04ロサギガンティアを▲、上がりのいい08サトノルパンを△としたい。

 ウラはまず、ミッキーを負かしに行く○▲△3頭が力ついえることを想定して以下の4頭を△扱いとして馬連を流す。ウラ●は1頭に絞りきれないので、なしとしたい。個人的には芝18TXの16エイシンブルズアイの単復を少々(^.^)。

QA16エイシンブルズ-42E=[2111]L18TX
QB07ホウライアキコ-40H=[3003]3連勝あり
QF12ショウナンワダ-34G=マイル[2101] 3FY
QG09ア ト ム  -32F=

 さて結果は?

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 実績一覧表、記号解説
 A~H…馬名の後の英文字は前日馬連順位(8位まで)
 R X……格のトップ(基本的にGI最上位)
 3FX……上がり3Fのトップ
 LTX……走破タイムのトップ
 E X……着差のトップ
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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2014.05.03

天皇賞春、直前予想

 今号より、いつものテンションは封印して簡易版予想です(^_^)。最後の買い目も省略いたします。
 まずは古馬恒例の年齢別分類と前走ステップ別分類による有力馬の絞り込み。表の有力馬に○と▲、△を付けました。また、単純な絞り込みでは名があがるけれど、さすがにここは無理だろうと思われる馬は馬名の後に[?]を付けました。

 【年齢別】
4歳4頭[533]○14キズナ 03サトノノブレス
5歳3頭[335]○08ゴールドシップ ▲07フェノーメノ
6歳6頭[221]○12ウインバリアシオン 18デスペラード
7上5頭[021]△05レッドカドー(外8歳)16ジャガーメイル?(10歳)
 7歳3頭8歳1頭10歳1頭

 【前走ステップ別】
G2阪神大賞典[303]○1着08ゴールドシップ 2着15アドマイヤラクティ
G2産経大阪杯[232]○1着14キズナ
G2日 経 賞[252]○1着12ウインバリアシオン…▲5着07フェノーメノ
G2京都 記念[111]1着18デスペラード
G3ダイヤモS[000]1着10フェイムゲーム?
OP大阪ハンブ[111]△1着09タニノエポレット

※ 年齢別に見た有力馬は7頭。筆頭は4歳からキズナ、5歳からゴールドシップ、6歳よりウインバリアシオン。昨年春天優勝馬の5歳フェノーメノを入れて4頭の争いか?
 ステップ別でも上記4頭が順調に名前が挙がっている。おそらく1~4番人気になるのではないか。ウラ●候補は4歳03サトノノブレスか6歳18デスペラード。

 続いて実績一覧表です。

 【GI天皇賞春 実績一覧表】 京都 芝32 18頭(外国馬1頭)
              
順番馬    名- 値馬=芝優秀 コース3F着差など特記
A08ゴールドシップ-82C=RX TX 前G2V L30TX EY
B14キ  ズ  ナ-78A=RX 3FX 前G2V 追込?
C07フェノーメノ -74D=RX TZ L32TX
D12ウインバリアシ-70C=RY TY 3FY 前G2V
E16ジャガーメイル-64 =RX
F15アドマイヤラク-58 =
G03サトノノブレス-58E=RY 菊花賞2着 逃げA
H11ラストインパク-56G=
QA05レッド カドー-56 =外国馬・昨年春天3着
QB13オーシャンブル-40 =RY
QC02アドマイヤフラ-40H=
QD17ヒットザターゲ-38 =
QE09タニノエポレッ-34 =EY
QF18デスペラード -32F=コース6勝 前G2V EX
QG06ホッコーブレー-32 =
QH01アスカクリチャ-30 =
QI10フェイムゲーム-24H=L34TX
QJ04サイレントメロ-10 =

 記号の解説
 A~H…馬名の後の英文字は前日馬連順位(8位まで)
 RX……格のトップ(基本的にGI最上位)
 3FX…上がり3Fのトップ
 TX……走破タイムのトップ
 EX……着差のトップ
 
※ 年齢・ステップより絞り込んだ4頭が実績一覧表でもABCD4頭に入った。この4頭から123着馬が出ても全く不思議ない。ただ、なぜかわからないけれど、トップが100を超えていない。1頭か2頭はE以下からの激走があるかもしれない。

[結 論]春天は追い込みより先行・差しが有利。ぎんぎんの逃げ馬不在でスローペースが予想される。前日抜けた1番人気ながら14キズナは父ディープインパクト譲りの追い込み馬。ここは追って届かずがあり得るので○として◎は先行できる08ゴールドシップとしたい。乗り替わりがウイリアムなら大丈夫ではないか。よって、馬連・馬単は◎→○の1点。3複・3単の3着△候補は07フェノーメノと12ウインバリアシオン。
 ウラ●は2頭で迷った。内枠を利して逃げ粘るかもしれない4歳03サトノノブレス、大外枠だが、うまく立ち回れば差せるかもしれない6歳18デスペラード。サトノノブレスは菊2着があり、デスペラードは前走G2勝ち。ただ、2頭とも単勝軸にできるほどの力はなさそうだ。よって、両馬も3着△止まりとした。基本は3複◎→○→△4頭。

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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