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2015.06.27

宝塚記念、直前予想

 さー明日は前期オーラス宝塚記念(^_^)。
 本命サイドで終わるか、本穴か、ゴールドシップが消えて大穴となるか。
 ゴールドシップ優勝なら、雀の涙でない的中がほしいものです(^.^)。

 メンバーは6歳のヴァンセンヌが回避したので、全16頭となりました。
 まずは実績一覧表。1強かと思いましたが、2強と出ました。

 【GI宝塚記念 実績一覧表】阪神 芝22 16頭(牝5)
              
順年齢番馬      名- 値人=[全芝] [芝22]特 記
A4歳11ヌーヴォレコ牝-126C=[5312] [0100]RX 阪神[1110]
B6歳15ゴールドシップ-110A=[13.326][2001]RX 阪神[6100]
C5歳08ディアデラマ牝- 82H=[6117] [0011]3FX 阪神[3000]
D5歳13ラキ シス 牝- 72B=[5305] [3202]阪神[3001]
E4歳01ショウナンパ牝- 70 =[3405] [0001]3FY
F5歳16ラブリーデイ - 66E=[631.12][1000]L22TX
G5歳09トウシンモンス- 66 =[523.10][2102]L24TX +4K?
H5歳04アドマイヤスピ- 66 =[533.11][1022]阪神[4203]+4K?
QA4歳14トーホウジャッ- 64G=[3111] [未出]RX LTX
QB4歳07ワンアンドオン- 64F=[4306] [未出]RX 阪神[3100]
QC5歳06デニムウンド牝- 58I=[3418] [0002]阪神[2201]
QD7歳12レッドデイヴィ- 48 =[520.16][0002]+2K?
QE4歳02トーセンスター- 48 =[4004] [未出]
QF7歳05カレンミロティ- 44D=[655.13][0201]逃A
QG7歳10オーシャンブル- 42 =[720.16][1003]
QH7歳03ネオブラックダ- 26 =[570.28][2303]

 4歳5頭 5歳6頭 6歳1頭 7歳4頭 (牝5頭)
 GI実績 Aゴールドシップ[6025]Bヌーヴォレコルト
     [1211](全牝GI)Cトーホウジャッカル[1000]

 15ゴールドシップの数値110はわかりますが、11ヌーヴォレコルトが126でトップとは意外です。芝成績[5312]やGI実績[1211]などが関係あるのでしょう(毎度書いているように、作ったのは私なのに、もう細部は不明なのです)。
 ただ、ヌーヴォレコルトのGI実績は全て牝馬戦です。また、今回初めて56キロを背負うので、そこが不安なところです。

 ちなみに、斤量で言うと、牡馬58キロの最優秀馬は5勝をあげているゴールドシップの[5005]。2位は05カレンミロティックの[0110]、3位02トーセンスターダムの[0101]です。すなわち、58キロで勝った馬はゴールドシップ1頭しかいません。
 有力どころでは4歳のワンアンドオンリーとトーホウジャッカルが58キロ初体験。実力馬だから「そんなのカンケーねえ」かもしれないけれど、敗退してもおかしくありません。
 一方、牝馬56キロの優秀馬は1位ラキシス[1000]、2位ディアデラマドレ[1010]。勝っているのはこの2頭だけ。11ヌーヴォレコルト、01ショウナンパンドラは初斤量で、デニムアンドルビーは[0003]です。

 も一つちなみに、ゴールドシップが58キロを背負ってGIを走ったのは5回。結果は[3002]でした。着外の2回は春天、勝った3回中2回は宝塚で、もう一回が今年の春天です。昨年初めて宝塚記念2連覇が出ました。今年2度あることは3度となる可能性は高そうです。後は本人(本馬)の気性次第でしょうか。

 ところで、一覧2強パターンは昨年のゴールドシップ、ジェンティルドンナとほぼ同じ。この出現傾向はAB2頭がともに着内に入るか、1頭消えるか(昨年がこれ)、2頭とも消える穴馬券のいずれかです。私はゴールドシップが残って56キロ初体験のヌーヴォレコルトが消えると見ました。

 さて、ここで早くも表の結論です(^_^)。
 水曜週中予想の結論は以下の通り。
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 今回宝塚週中予想の結論は前走ステップ別の推奨馬である◎春天1着ゴールドシップ、○鳴尾記念1着ラブリーデイ。▲ドバイシーマ3着ワンアンドオンリー。△菊花賞1着トーホウジャッカル。以上4頭です。
--------------
 妙な話ですが、実は「ゴールドシップは大外に入るのでは」との予感がありました。ほんとです。結果は一つずれたものの8枠15番。ゴールドシップは(8枠の経験はあるものの最外14番までで)15番は初。宝塚は多頭数の外枠がイマイチなので、知ったときはいやーな気持ちが走りました。

 しかし、これによってゴールドシップの単勝とか馬連配当が高くなるようなら、「かえってもうけもの(^.^)」としてやはり15ゴールドシップを◎にしたいと思います。
 同馬はとにかく阪神[6100]の鬼。2着は2歳時だったから3歳以降阪神コースは6連勝中です。しかも、6勝の内訳はGI2勝でG2が4勝。前走春天で3角まくりを復活させたことだし、宝塚3連覇を達成できると思います。

 問題は○と見なした16ラブリーデイです。先行馬なのに、まさかの8枠16番に入ってこちらの方が「むむむ(-.-)」の心境です。
 しかし、前走勝ちタイム比較の優秀馬だし、G2を2勝している実績もあるので、そのまま○とします。阪神芝22は4角スタートで1コーナーまで距離があるので、外枠の先行馬でも先行できるからです。
 後はダービー馬に敬意を表して▲07ワンアンドオンリー、△菊花賞レコード勝ちの14トーホウジャッカルもそのまま。2頭は58キロ初斤量が引っかかるけれど、表は実力ある4歳牡馬に賭けて牝馬はウラで取り上げたいと思います。
 馬券はラブリーデイちょい重めの流し。もしもラブリーデイの前走勝ちタイム比較1位が精魂使い果たしての1位だったら、消えるかもしれないので▲△にも流します。

 よって買い目は
 単 勝=15ゴールドシップ
 馬 連=15→16 07 14
 馬連単=15→16
 3連複=15→16=07=14
 3連単=15→16→07 14

 さて、前期最後のウラ。ここから語ります(^_^)。

 まずゴールドシップ敗退の可能性について。万に一つではなく、百に一つくらいの確率で(^_^;)あり得ると思います。

 鞍上横典騎手は今回どう乗るのでしょうか。実は宝塚は過去2回も8枠でした。なので、すでに3連続を一つ達成しています(^_^)。
 もっとも、13年・14年は11頭・12頭立ての10番・11番でした。今年で言うとほぼ真ん中ヘン。だからか、過去2回はスタートして1コーナーまでに4番手くらいにつけると、あとは終始4~3番手を楽に先行しています。そして、直線抜け出すとコンマ6、コンマ5差を付ける楽勝でした。この単勝配当が2.9、2.7倍だったのはその前の春天5着、7着が理由でしょう。さすがに今回は2倍を切ると思います。

 今も書いたように、同馬は16頭以上では初めての8枠15番です。こうなると、春天のように最後方からのんびり出て2角あたりから徐々に進出して3角まくり。4角で先行馬群をとらえてゴールを目指す……かどうか。

 実は過去2回の宝塚記念の映像とラップタイムを見て不思議に思ったことがあります。
 13年はシルポートが大逃げを打って1000メートル通過58.5のハイペース。昨年は逆にチョーのつくスローペースでヴィルシーナの1000メートル通過は62.4でした(ともに良馬場)。
 ところが、どちらも最速上がりを出したのは先行したゴールドシップで、同一タイム35.2だったのです。ハイペースでもスローペースでも3FXが35秒を切れないというのはどういうことなんでしょう。

 どちらにせよ、先行馬に最速上がりを出されては後ろの馬はお手上げです。そして、2、3着に残ったのは13年が終始2番手3番手の先行馬。昨年も終始3番手1番手の2頭でした。つまり、ハイペースになろうが、スローペースだろうが、後ろの馬で34秒を切って鋭く追い込む馬が出なかったということです。35秒さえ切れなかったのは一体なぜか、わけわかりません。

 ただ、13年のハイペースは見た目だけで、逃げ馬が玉砕的に逃げたので、実質離れた2番手以降の競馬だったと考えると、この2回はどちらも「スローペースの前残りだった」と言えるかもしれません。

 となると、昨年の宝塚回顧で「◎ゴールドシップから脚質逃げ先のA~Dに馬券を流すと、そこに2着3着馬が入っている」と書いたように、今年もゴールドシップから一覧表の逃げ先A~D4頭に馬券を流せば、そこに的中があるかもしれません。
 今年の逃げ先上位4頭は以下の通りです。
 [逃げ先行脚質上位]
 A05カレンミロティック=3.0
 B16ラブリーデイ   =3.6
 C14トーホウジャッカル=5.3
 D11ヌーヴォレコルト =5.5

 数値は1角4角の5走平均です。1.0ならぎんぎんの逃げ馬であることを示しています。カレンミロティックは前走春天が1.5、他には03ネオブラックダイヤが3走前に1.0で逃げています。内枠の方が逃げやすいでしょうから、逃げるのは03ネオブラックダイヤか05カレンミロティックだと思います。
 ここでも2度あることは3度で、◎ゴールドシップから、この4頭(か5頭)で決まるかもしれません。4頭は人気上位だろうし、ある意味順当な結果になりそうです。
 しかし、《大いなるひねくれ者》を目指す以上、これに乗っても面白くありません(^.^)。

 調べてみると、3年前の宝塚(16頭良馬場)でオルフェーヴルが勝ったときは1000メートル通過58.4のハイペースでした。ただし、このときも逃げ馬がやや離れていたので、実質はスローペース。ところが、オルフェーヴルは4角12番手で追い込んで1着。2着はルーラーシップで前半は6番手から4角で3番手、3着のショウナンマイティは終始最後方で4角14番手からの追い込みでした。上がり最速はオルフェーヴルが出した34.7でした。つまり、この年は一見ハイペース――実質もハイペースであり、差し追い込み馬が上位に入ったようです。

 どうもカギは走破タイムにあるようです。3年前の勝ちタイムは2109、2年前は2132、昨年は2139です。
 要するに、見かけだけでなく、本当のハイペースになって(走破タイムも速くなれば)逃げ先行馬が末脚をなくして差し追いが届く。
 しかし、見た目だろうが何だろうが、実質スローペースなら(タイムも遅いと)逃げ先行馬が残ると。

 さて、問題はここからです。
 走破タイムは終わってみなければわかりません。ペースを各馬の5走平均から探ると、今年も昨年同様とてもハイペースにはならない感じです。

 しかし、2年連続して先行馬が残っている以上、そのことに気づいているのはとても私だけとは思えません。よって、人気はゴールドシップと先行馬に集中するでしょう。 もう一度書きますが、それに乗っても面白くありません(^_^;)。本命決着になるなら、絞らないと当たっても雀の涙だし、もしも先行馬が崩れてヒモ荒れしたら「くあーっ」とほぞを噛まねばなりません。よって、ここは人気の先行馬ではなく、人気薄の追い込み馬を狙ってみたい気がします。

 しばしばあることですが、「スローペースだろうと思ったのに、意外とハイペースになった」ことは過去何度もあります。今年は想定外のハイペースになって追い込み馬が穴をあけるかもしれない――そう思って追い込み馬をウラ●に抜擢します。1頭ぎんぎんの追い込み馬がいるのです(^_^)。

 それは5歳牝馬08ディアデラマドレです。
 成績は[6117]とフツー。芝22は[0011]でイマイチ。ただ、阪神コースは[3000]と優秀だし、上がりは3走、5走、当該距離ほぼトップの3FX馬です。
 具体的には前走ヴィクトリアマイル(7着)が4角14番手から上がり32.8。2走前マイラーズカップ(7着)が4角18番手から上がり31.9。3走前愛知杯(芝20)は重馬場だったため勝ちタイムこそ2044でしたが、スローペースの4角15番手から先行馬群を突き抜けて勝っています。このときの斤量は56キロです。

 同馬のGIは昨年エリザベス女王杯の3着が最高ながら、G2は昨秋府中牝馬S(芝18)を1457で勝っています。右回り成績は[4115]とフツーながら、阪神に限ると3戦3勝。鞍上藤岡康太は重賞13勝(GI1勝)で物足りないところですが、直線だけに賭けて追いまくってほしいと思います。

 馬連系は表の◎○に絞り、3連系は4頭プラスまさか牝馬が2頭入線するとは思えないけれど、芝22[3202]、阪神[3001]の13ラキシスと一覧トップに敬意を表して11ヌーヴォレコルトにも流します。

 よって買い目は
 単複勝=08ディアデラマドレ
 馬連単=08→15 16
 3連複=08→15→16 07 14 13 11
 3連単=15→08→16 07 14 13 11

 さて結果は?

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 今号はオッズを知る前に全て書きました。なので、オッズ分析は以下に掲載します。
 【 オッズ分析 】
 当然のように馬順Aは15ゴールドシップ。以下、13 11/05 16 07//まで5頭に流れ、BC/BFをはさんで14 08 06 02//まで9頭に流れています。ゴールドシップは単複・枠連もA、続く13ラキシスも完全Bです。オッズからのお勧めは3複[15=13→総流し]ですが、成立するかどうか。
 枠連順位は[87346/1//25]のA流れE/Fまで。AB4.8でやや集中タイプ。A8枠軸で本穴ならGH相手。お勧めはAE、AAです。ただ、枠連が本命決着になった時、代行が絡むかも知れないので、注意したいところです。
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 も一つ最後に、発信前に気づいたことがあります。今回同厩舎3頭出しがありました。栗東角居厩舎で、06デニムアンドルビー、08ディアデラマドレ、13ラキシスです。ウラ●ディアデラマドレがここに入っています。
 うーん、2頭出しならいいのですが、3頭出しって大概3頭ともダメが多いんですよねえ(-.-)。まー来なかったら、あきらめるしかないですが……。

 再度、さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2015.06.25

宝塚記念、昨年回顧と週中予想

 さて、レース終了後なら8割的中だった前期GI(^_^;)――とうとうラスト宝塚記念となりました。

 今年のテーマはずばりゴールドシップの取捨でしょう。
 宝塚記念3連覇がかかっており、春天に続くGI連勝もかかっています。1番人気は間違いないでしょう。
 春天勝ち馬が宝塚記念も勝つのはよく知られています。春天は京都3200、宝塚は阪神2200とコースも距離も異なるのに、ついでに宝塚も「いただきます」てな感じです。

 その一方、GI初勝ちが宝塚というのも結構あります。
 最近では11年の6歳アーネストリー。5歳に本格化して宝塚3着秋天3着の後、翌6歳で宝塚を勝ちました。また、10年の4歳ナカヤマフェスタも宝塚がGI初勝ちでした。どちらも人気薄ながら、アーネストリーはG2を2勝しており、ナカヤマフェスタも3歳時にG2セントライト記念(芝22)Vがありました。そして、2頭ともGI勝ちは宝塚だけでした。乾坤一擲の勝負を賭けて精魂使い果たすのかもしれません(^_^)。
 今回ゴールドシップの単を嫌って穴馬を探すなら、GI未勝利でもG2勝ちがある馬を狙うと面白いかもしれません。

 それから今回はもう一つテーマがあります。昨秋菊花賞レコード勝ちだったトーホウジャッカルの取捨です。その後腸炎を患ったとかで長期離脱。今回8ヶ月ぶりの実戦となります。
 さすがにGI8ヶ月ぶりは厳しい――が大方の評価でしょう。前走勝ちタイム比較では菊花賞レコードだから、あそこで精魂使い果たしたならカット候補です。

 ただ、GIの長期休養あけで走る馬がいないわけではありません。たとえば1993年有馬記念を勝ったトウカイテイオーは前年有馬記念(1番人気11着)から骨折休養あけ1年ぶりのVでした。当時4番人気で単勝940円。「1000円買おうかなあ。でも、まさかなあ」と思い、終わってほぞ噛みました(^_^;)。
 トウカイテイオーは新馬から6連勝の皐月・ダービー馬というチョーエリート馬。よって、素質さえあれば、問題としないのかもしれません。

 そこでトーホウジャッカルを見ると、成績は[3112]とフツー。3戦目の未勝利上がり、OP、重賞勝ちがないままの菊花賞馬――とどうもエリートの香気が感じられません。私は這い上がりの根性馬好きですが(^.^)、ここはよくて△でしょうか。

 さて水曜現在出走17頭。まずはいつものように年齢別・前走ステップ別分類をやっておきます。

 【 年齢別 】(馬名は有力馬)

4歳5頭・トーホウジャッカル・ワンアンドオンリー・トーセンスターダム・ヌーヴォレコルト
5歳6頭・ラキシス・ラブリーデイ
6歳2頭・ゴールドシップ・ヴァンセンヌ(回避?)
7歳4頭・カレンミロティック・ネオブラックダイヤ
牝馬5頭・ラキシス・ヌーヴォレコルト・ショウナンパンドラ

 5歳が6頭と多いです。牡馬と斤量マイナス2になる牝馬5頭も意外と多い。ヴァンセンヌ回避なら、6歳はゴールドシップただ1頭。相手を4歳・5歳・7歳から2頭ずつ選ぶと4歳はトーホウジャッカル、ワンアンドオンリー。5歳はラキシス、ラブリーデイ。7歳はカレンミロティックとネオブラックダイヤ。7歳はさすがに苦しいとして牝馬に入れ替えるなら、ヌーヴォレコルト、ショウナンパンドラ。年齢別分類からの単純馬券です(^.^)。

 次に前走ステップ別分類が以下。

 【 前走ステップ別 】

G1天皇賞春4頭・1着ゴールドシップ・3着カレンミロティック
        ・5着デニムアンドルビー・10着ネオブラックダイヤ
G1菊花賞 1頭・1着トーホウジャッカル(8ヶ月休?)
G1安田記念1頭・2着ヴァンセンヌ
G1ドバイ 1頭・3着ワンアンドオンリー(シーマ芝24)(3ヶ月休)
G1豪 州 1頭・5着トーセンスターダム(クイーンE芝20)
G1ヴィクM3頭・6着ヌーヴォレコルト・7着ディアデラマドレ・8着ショウナンパンドラ
G2目黒記念3頭・8着トウシンモンステラ・9着アドマイヤスピカ・15着オーシャンブルー
G2大阪杯 1頭・1着ラキシス
G3鳴尾記念2頭・1着ラブリーデイ・6着レッドデイヴィス

 こちらはGIの春天組4頭、ヴィクトリアマイルと目黒記念組の3頭が目立ちます。
 取捨に悩みそうなのが今書いた8ヶ月ぶりのトーホウジャッカルと洋行帰り3ヶ月休みのワンアンドオンリーでしょう。ワンアンドオンリーは昨年のダービー馬です。

 さて、ここで恒例になりつつある前走レース別勝ちタイム比較をやっておきたいと思います。

 【前走レース別勝ちタイム比較】

G1天皇賞春1着ゴールドシップは良3147、6位でビミョー。
G1菊花賞 1着トーホウジャッカル良3010、1位のみならず、菊花賞レコード。
G1安田記念2着ヴァンセンヌ(同タイム)、1着良1320は4位タイとまーまー?
G1ドバイ 3着ワンアンドオンリー。1着良2282は芝2410の距離だと6回中3位か(不明2回)。芝2400の距離を含めると、4位タイでまずまず。
G1豪 州 5着トーセンスターダム、1着芝20重2054だが、データ不明。そこから5着?
G1ヴィクM6着ヌーヴォレコルト、1着良1319は9回中1位タイと優秀だが、1着からコンマ6差?
G2目黒記念8着トウシンモンステラ、1着良2297は2位で優秀だが、1着からコンマ7差?
G2大阪杯 1着ラキシス、不2029→良2009換算で9位、1599換算でも8位とイマイチ。
G3鳴尾記念1着ラブリーデイ良1588は1位で優秀。

 ゴールドシップの前走春天はビミョーです。ヴィクトリアマイルの勝ちタイムは1位タイ。昨年3着に入った牝馬ヴィルシーナは前走ヴィクトリアマイル勝ちでした。ちなみに、そのときのタイム1323は全9回中2位でした。今年ストレイトガールが出した勝ちタイム1319は同タイム1位です。問題はヌーヴォレコルトはそこからコンマ6差の6着である点。私は難しいと考えます。
 また、菊花賞のトーホウジャッカルと鳴尾記念のラブリーデイも勝ちタイム1位です。トーホウジャッカルは今も書いたとおり、せいぜい△止まり。ラブリーデイは今回反動が出るか、その勢いのままに激走するか。同馬はGI3着内はないけれど、G2を2勝しています。まだ5歳だし、先ほどの[GI未勝利のG2勝ち馬]にあてはまるので、私は重い印をつけるつもりです。

 取りあえず、前走ステップ別の推奨馬は春天から1着ゴールドシップ、鳴尾記念からラブリーデイ、菊花賞からトーホウジャッカル、ドバイシーマからワンアンドオンリー。以上4頭でしょうか。

 最後に、昨年の実績一覧表です。

 【14年GI宝塚記念 実績一覧表】 阪神 芝22 12頭(牝馬4頭)

順年齢番馬    名-値順=芝優秀 コース3F着差など特記
A5歳11ゴールドシッ -120B=RX 阪神[4100]      ――1着
B5歳06ジェンティル牝-118C=RX 3FY 阪神[3011] 前G1V 逃A(9着)
C4歳10メイショウマ牝- 72D=RX
D6歳04ヒットザターゲ- 70 =L24TX           ――4着
E6歳07ウインバリアシ- 68A=
F8歳08トーセンジョー- 66 =RX L22TX L20TX
G6歳09ヴェルデグリー- 62 =3FX 芝22[2000]
H5歳03ヴィルシーナ牝- 62I=RX 前逃V LTX 前G1V   ――3着
QA4歳02デニムアンド牝- 62F=3FX 阪神[2100 ]     ――5着
QB6歳01ホッコーブレ-- 54E=
QC6歳05カレンミロティ- 42G=              ――2着
QD4歳12フェイムゲーム- 24H=
 4歳3頭 5歳3頭 6歳5頭 8歳1頭

 昨年はわずかに12頭、人気はジェンティルドンナ、ゴールドシップ、ウインバリアシオンの3強でした。しかし、一覧数値はAB2頭が100を超えてダントツの2強でした。
 私は「ゴールドシップはそもそも京都[1003]と得意ではなく、逆に阪神は5戦して[4100]と大得意。ここでの巻き返しは充分あり得る」とみてゴールドシップ◎。
 対してジェンティルドンナの阪神成績は[3011]と、悪くはない(桜花賞1着あり)けれど、宝塚3着、G3の4着がイマイチだからと○。
 そして、ウインバリアシオンは危ないけれど人気に敬意を表して▲。最後にウラ●はないけれど、それに近い馬として△トーセンジョーダンを選びました。表の4頭に絞ったわけです。

 結果は3強からまさかの2頭が消えて人気薄の6歳カレンミロティック、牝馬5歳ヴィルシーナが2、3着に入り、3単25万の大荒れ馬券となりました。
 湿った馬場に逃げたヴィルシーナ、3番手カレンミロティックが残ってゴールドシップも5番手先行から勝ちました。終わってみれば、阪神芝22でよくある内枠の逃げ残り穴馬券でした。

 レース後「ほぞ噛み反省記」でジェンティルの敗因について分析しました。同馬のGI実績は[6210]とダントツ。今回4着以下はないだろうと誰もが思った。ところが、斤量55キロなら全てGIで[5100]だけれど、56キロになると[0111]に落ちる。しかも芝22は[0111]。つまり、牝馬ジェンティルにとって(牡馬より2キロ減とは言え)GI最重量となる56キロは酷量であること、芝22も得意な距離でなかったことがわかりました。
 かたやウインバリアシオンは予想段階から「おかしい、危険な人気馬だ」と書いていながら、前日馬順1番人気に流されて▲とする不甲斐なさでした。

 ただ、昨年反省記の結論は「仮にジェンティルとウインをカットできたとしても、ヴィルシーナ、カレンミロティックに印は行かない」でした。ヴィルシーナには△がつくかもしれない。しかし、カレンミロティックは表でもウラでも印は付かないので「お手上げ」だと(^_^;)。
 もっとも、唯一単純馬券で[◎ゴールドシップ→逃げ先行馬4頭]に流すと、ここにジェンティル・トーセンジョーダンとヴィルシーナ、カレンミロティックが入っているので、引っかかる可能性があった――くらいです。

 今回宝塚週中予想の結論は前走ステップ別の推奨馬である◎春天1着ゴールドシップ、○鳴尾記念1着ラブリーデイ。▲ドバイシーマ3着ワンアンドオンリー。△菊花賞1着トーホウジャッカル。以上4頭です。
 ウラ馬券は牝馬からでしょうか。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2015.06.18

安田記念、結果とほぞ噛み

 (^_^) 前回GI、結果とほぞかみ (^_^)

 [安田記念]、結果は……自信はあったけれど全敗(-.-)
 1着―川 田 06モーリス…………[△]B 単勝=3.7
 2着―福 永 13ヴァンセンヌ……[△]E
 3着―田 辺 12クラレント………[?]QD
 4着―戸崎圭 10フィェロ…………[△]F
 前日馬順=2→3→14→1 枠順[A→C→H→B]
 枠連=3-7=9.9 馬連=06-13=17.4 馬単=26.8
 3連複=06-13-12=406.9 3連単=1271.9
 ワイド12=9.1 W13=45.9 W23=40.3

※ レース回顧

 今年はGI終了直後に反省記を出してきましたが、安田記念前に(左目をこすり過ぎて雑菌が入ったようで)左目がお岩さん状態になってしまいました(^_^;)。
 すぐ医者に診てもらって点眼薬をもらいましたが、しばらく涙が出るは、見づらいはの状態が続いてパソコンに向かえませんでした。数日前からやっと改善したので、遅まきながら安田記念反省記を発行いたします。宝塚まで間があいて良かったです。

 さて、今回の安田記念……ちょっと自信があっただけに、レース後「ダメだったかあ」と長いため息が出ました。今回もレース前のいやな予感が当たったようです。
 前走ステップ別レースの勝ちタイム比較で「過去10回中トップは今回反動が心配されるのでカットできる」けれど、「そろそろ逆転が起きてそのまま今回も激走するかも」と書きました。それがG3ダービー卿CTをレースレコードで勝ち、目下3連勝の上がり馬モーリスでした。
 同馬はGI初だし、最終的に単勝1番人気。これが消えたら「しめしめ」と思ったのに、あっさり1着。いやな予感の方が当たりました。

 そして、2着、4着には「前走イマイチだったが、東京に来て走りそうな馬」としてあげた2頭が入りました。しかし、馬順人気は3番人気、1番人気。つまり、馬順3つ巴の3強3頭がしっかり4着内に入りました。結果としてオッズは3強から1頭消えて1頭下から絡むよくあるパターンになりました。
 その下から激走した1頭が全く論ずることのなかった人気薄クラレントです。最終単勝人気は[1→3→12]なのに、3複4万、3単12万という意外な高配当となりました。おそらく多くの人は馬連が当たっても、3連馬券は3着ヒモ抜けで「当たって配当雀の涙」だったと思います。

 オッズを知る前、表予想で指摘した△4頭のうち3頭が4着内に入ったので、その選び方は間違っていなかったと思います。しかし、いかんせん◎リアルインパクト12着、○ミッキーアイル15着惨敗では話になりません。

 もっとも、逃げると思ったミッキーアイルが逃げず、リアルインパクトが逃げるとは想定外でした。しかも15ケイアイエレガントと逃げ争いのような形となってハイペースに見えた(1000メートル通過57.3)とき、半ばダメだろうなと思いました。レース中のいやな予感が当たりました(^_^;)。

 ところが、不思議なことはケイアイエレガントは5着に粘り、勝ったモーリスは終始この2頭の3番手だったのに、先行抜け出しで勝ったことです。モーリスは中団から差すだろうと思っていたので、ハイペースの東京マイルを先行して勝つとは、と驚きました。陣営の指示か川田騎手の判断か。どちらにしても強い勝ち方でした。
 私にしてみれば、リアルインパクトが粘ってくれれば、残り200で声の出しようもあったのですが、終わってこれ[(-.-)]でした。また、ウラ●にあげた一覧トップのサンライズメジャーもなんの見所もなく11着に終わり、3つ目のいやな予感的中となりました。

 さて、問題は3着激走のクラレントです。なぜこの馬を指名できなかったのか。
安田記念の枠順結果は[A→C→H→B]でした。つまり、枠連はABCD内の本命、3複3単に[H]という最低枠順が入りました。オッズ分析で「EFGHから1頭絡むと荒れる」と書いたように、これはあり得ることながら、EFGH枠のどれが絡むかを見極めるのはとても難しいことです。「一体クラレントの何を見落としたのだろう」と再度一覧データを見直しました。

 クラレントの芝全成績は[714.15](複率44)マイルは[502.10](複率41)と平均以下。過去3走は[G2→G3→G2]を[4→11→9]番人気で[14→6→10]着。3レースに見所はなく、特記事項も0。[?]馬となるも当然でした。

 ただ、この馬[芝14のTX]馬でした。一覧特記にはなぜか出ていませんでした(出たとしても印は付けなかったでしょうが(^_^;)。
 それで、思い出しました。今回どこかでクラレントの名を書いたことがあるなあと。
 それは2号前に出した[昨年の安田記念回顧]です。「前走京王杯1、2着馬」について触れたところにありました。
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 この1、2着馬レッドスパーダとクラレントの2頭は15、10番人気と低評価でした(1着レッドスパーダは8歳の10番人気でフロックと見られたか)。
 ところが、この勝ちタイム1197は過去10回中の1位であり、なおかつ京王杯レコードでした。普通なら上位人気になっておかしくないのに下位人気であり、結果もその通り17着、10着に負けています。やはり前走レコード勝ちは危なかったことになります。
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 このときクラレントが出したコンマ2差の1199がそのまま今回の[L14TX]でした。
 もっとも、(再度書きますが)これだけでは表の印もウラ●にもなりません。

 で、さらに目を皿にしてデータを眺めたら意外な点に気が付きました。

 同馬の勝ち鞍は全7勝。新馬勝ちを除くと計6勝。この6勝の内訳はG2が1勝、後は全てG3だから驚きました。G3の5勝はもちろん全馬のトップです(2位は2勝で同値5頭)。
 さらに、驚いたのはこの6勝のうち、芝16が5勝で芝18が1勝(うち東京3勝)。つまり、マイルとちょい上の距離にかなり適性があったのです。ただし、GIは[0015]。

 この件は一覧表にデータ化されていませんでした。そこで、各馬は[どのクラスで勝ったか、GIを1、G2を2、G3を3~として分類し、その平均を取る]データを作成してみました。
 これでトップにクラレントが来るかと思ったら、1位は以下のように別の馬でした。

 1位リアルインパクト=全5勝で1.5……5勝中3勝は芝14
 2位ク ラ レ ント=全6勝で2.5……6勝中5勝は芝16

 リアルインパクトの1.5とはGI、G2の勝ち鞍が多く、クラレントの2.5はG2、G3で勝ち鞍が多かったことを示しています。
「おお、リアルインパクトを◎にして良かったではないか」と思いました……が、その後を見てください。リアルインパクトの勝ち鞍距離は芝14が多く、クラレントはマイルが多いのです。
 ここに来て「そうか。だから、リアルインパクトは2走前芝15のGIは勝てたけれど、前走芝16のGIは2着に負けたのか」とわかりました。リアルインパクトは(3歳時に安田記念を勝ったけれど)同馬の適距離はマイルではなかったのです(同馬の最大勝ち距離は芝16)。
 ここまでデータを調べてみて、ようやくクラレントがマイル実績、格、適性など充分走破圏内にいることがわかりました。

 しかし、問題はここからです。過去3走の成績を見てクラレントに重い印を打てるかどうか。最低でも△を付けねばなりません。
 同馬は昨年8月9月にG3マイルを連勝したものの、ローカル新潟でした。それ以後安田記念までの4戦で着順平均は11着。人気の平均は8、距離はマイル3回、芝14が1回。今回人気薄で枠順Hになるも当然でしょう。

 私の場合はこの勝ち鞍実績データを一覧表に取り込んだとき、1位リアルインパクトと2位クラレントを比較してどちらに重い印を打つか考えると思います。年齢はリアル7歳、クラレント6歳。マイル適性もクラレントの方がいい。しかし、前3走があまりにひどすぎる。GI実績はリアルインパクトが[2201]で優秀、クラレントは[0015]とイマイチ。また、リアルインパクトは前2走海外GIを1着、2着しています。
 このデータを使ったとしても、私はやはりリアルインパクトの方に重い印を打ち、終了後「そっちだったか~」とほぞを噛みそうです(^_^;)。クラレントに重い印を打つには何かもう一つ必要だけれど、それが何かはまだつかめていません。

 ○ 新しいデータをまたも見出して いつになったら完成するやら(^_^;)

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2015.06.17

狂短歌ジンセー論[176号]――五百年後を想像できるか

 今年の夏、戦後七〇年を迎えます。前号「時間の長さ」で書いたように、六十歳の人にとって七〇年とはわずかに1倍強。つまり、生まれる十年前のことですが、十歳の子どもにとっては七倍も昔の出来事です。それは六十歳の人が四二〇年前を振り返るような時間感覚です(^_^)。今から四二〇年前って一五九〇年、秀吉が小田原城を陥落させた年です。

 さて、毎年八月は夏休み休刊としています。今年はわけあって七月から連続でお休みさせていただきます。そこで私も一足早く「戦後七〇年談話」を公表したいと思います……が、私はもっと長く五〇〇年のスパーンについて語ります(^_^;)。
 なお、文中妙な一文が現れます。ざれごとと思って読み流してください。

 (^_^)本日の狂短歌(^_^)

 ○ 五百年 前を知ってる我らなら 五百年後を想像できる

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 (^O^)ゆとりある人のための10分エッセー(^O^)

 【 五百年後を想像できるか 】

 たとえば、タイムマシンが完成したとして、約五百年前の日本に飛び込んだら、どうでしょう。ときは一五〇〇年代半ば。日本は戦国時代の真っ直中です。

 日本は尾張、美濃など小さな国々に分かれ、武士が領地をめぐって血で血を洗う戦いを繰り広げていました。山賊や海賊も多く、農民は田畑を耕し、作物をつくっては税で搾り取られ、山賊の襲撃を受けました。大きな合戦の後、累々と横たわる死骸を片付けたのは農民だったそうです。彼らは踏み荒らされた田畑を見て絶望的な心境になったでしょう。

 さて、ここからはよくあるドラマの筋書きです(^.^)。

 ある国と隣の国が合戦の準備をしています。私はたまたま領主と仲良くなったので、二人に「戦をやめてください」と訴えます。
「私がいた時代、各国は都道府県に分かれて領地争いなどありません。日本が一つになれば、領地争いは無意味になるんです。戦によって家来がたくさん死にます。家族を悲しませ、領民は田畑を荒らされ悲嘆に暮れるだけです」
 領主は言います。
「この領地は俺のものだ。他国が奪いに来たら戦わねばならぬ。それに五百年後のことなど、ないに等しいはるか彼方のことだ」
 私はさらに説得します。
「いえ、五百年後のことではありません。わずか五十年後です。信長、秀吉、家康によって日本は統一されます。五十年後日本全体が一つになって領地をめぐる戦はなくなるのです」
 しかし、二人の領主は「日本が統一されるなど信じられない」と言います。

 私はまた子どもを抱えて「こんなひどい時代では生きる甲斐がない。この子もかわいそうだ。もう死んだ方がいい」と語る農民に言います。
「五十年後には戦国時代が終わります。あなたの子どもが大きくなるころ、日本は戦のない国になっているんです。どうか生き延びて子どもを育ててください」と。
 彼らは何と答えたか。
「バカなことを言うな。そんなはずがない」と言います。

 さて、次に私が向かうのは一九六〇年代半ばのアメリカです。

 現在から五十年前の一九六〇年代半ば。ある街に降り立った私は白人と黒人の異様な気配を感じ取ります。黒人は差別され、迫害を受け、能力があっても機会は与えられませんでした。大リーグでは有色人種が排除され、黒人のジャッキーロビンソンが初めてメジャーリーガーになったのは一九四七年のことでした。
 六〇年代半ばになっても、レストランやトイレ、子ども達が通う学校も白人専用と黒人用に分かれています。黒人は差別撤廃を求めて公民権運動を展開し、中には暴力的になる集団もありました。運動を指導したマルコムXは一九六五年に、非暴力による抵抗を訴えたキング牧師も三年後暗殺されました。

 私は子どもを抱え、暗い目をした一人の黒人に言います。
「五十年後アメリカでは黒人の大統領が誕生します」と。
 彼は「そんなことはあり得ない。信じられない」と言います。
 全ての白人も「黒人大統領が誕生するなぞ百パーセントあり得ない」と言うでしょう。

 同じ頃アメリカはベトナムで戦争をしていました。リーダーは「共産主義から自由を守るための戦いだ」と言いました。それは共産主義対資本主義の戦争でした。
 私はアメリカ大統領と仲良くなったので、戦争をやめるよう訴えます。
「五十年後多くの共産主義国は崩壊して資本主義対共産主義の対立はなくなります。あなた方が行っているベトナ戦争は現地の人々を苦しめ、アメリカの兵士を苦しめているだけです。やめてください」と。
 しかし、彼は言います。
「五十年後に共産主義がなくなっているだって? そんなことは信じられない」と。

 ここでみなさんを驚かせることを告白します。
 実は私は五十年後からタイムマシンに乗ってやって来た未来人です(^_^)。
 これから私がいる世界を語ろうと思います。

 五十年後、日韓、日ロ、日中の領土問題は解決しています。日本とこの三国は北方四島(クリル列島)、竹島(独島)、尖閣(釣魚島)問題をめぐって一時期戦争間際の深刻な対立に陥りました。しかし、東アジア各国がEUのようにゆるやかな共同体となることで、人々は領土をめぐる戦争が無意味であることを知りました。そして、全ての領土問題は国際裁判所で判断が下されるようになったのです。それによって自国領土を主張する係争地は中立地として国連の管轄下になりました。つまり「領土争いをしている島は両国のものであり、両国のものではない」という判断が出されたのです。各国はその結論を受け入れたので、戦争は起こりませんでした。
 また、世界の多くで戦争、紛争は激減しています。イスラム教をめぐる宗派対立はなくなり、一時期宗教戦争の危機にあったキリスト教とイスラム教も融和を取り戻しています。

 これは今から五百年後の世界ではありません。五十年後の事実です。

 さて、みなさん方はこの未来を信じられるでしょうか。
「何ノー天気なことを言っているのだ。そんなことはあり得ない」と言うなら、あなたは戦国時代の武士や農民、領主と同じです。あるいは、一九六〇年代を生きるアメリカの白人や黒人、大統領と同じです。
 彼らは言いました。
「五十年後に戦国時代が終わっているはずがない」
「五十年後に黒人大統領が誕生するなんて百パーセントあり得ない」
「五十年後に主義の対立がなくなっているなんて信じられない」と。

 しかし、五十年後日本は統一されて戦国時代は終わり、アメリカでは今黒人大統領が誕生しました。依然として差別が残り、主義の対立が宗教・民族・狭い国家主義の争いに変わったことは残念ですが。

 だから、同じことは今から五十年後に起こる、と私は信じられます。
 私たちが想像すればいいのは五百年後ではない。五十年後の世界なのです。

 ○ 五十年 前を知ってる我らなら 五十年後を想像できる

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:戦後七十年の節目に憲法違反の集団的自衛権を認める安保法制が登場するとは不思議な流れです。現在日本が戦争を起こす可能性のある国は中国・韓国(北朝鮮)・ロシアでしょう。超大国の中国・ロシアと戦争をするかもしれない。そうなったときは米国に助けてもらわねばならない。だから、自衛隊を米国のために使おうとして集団的自衛権の安保法制が出てきた(と私は理解しています)。
 これに対する私の結論はこうです。日本がやるべきことは開戦に備えて軍事力を増強することでも、自衛隊を世界各地の紛争・戦争に派遣することではない。むしろ世界が主義・宗教・民族の壁を乗りこえて大きくゆるやかな統一体となること。争いは国際司法裁判所で解決されるよう世界に発信することだと。
 日本国内の小さな領土争いは日本が一つになることでなくなりました。欧州はEUになることで、もう国同士の戦争は起こらないでしょう。いずれ、ロシアともそのような関係になる。日本も周辺三国とゆるやかな共同体をつくるようになれば、もう戦争の準備をする必要はありません。いま十歳の子どもたちが六十歳になるころ、それは実現していると私は思います(^_^)。(御影祐)

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2015.06.06

安田記念、直前予想

 前号はご多忙のところ、長々と回顧やら週中予想やらを書きまくってあいすみませんでした。m(_ _)m
 それが安田記念に「的中!」となって活かせれば問題ないのですが、いつものように「開始前はものすご難解」です(^_^;)。

 今年のテーマはずばり《混戦》でしょうか。昨年のジャスタウェイのような衆目の一致するど本命が不在です。
 ところが、我が実績一覧表はトップに昨年ジャスタウェイ並みの数値が出ました。以下の通りです。
 なお、今回成績評価は「優」がなかったので省略します。最高で「良」です(つまり、連率イマイチ、複率の高い馬が多い)。また、残念ながら昨年の入着馬はありません。

 【 安田記念 実績一覧表 】東京芝16定量 17頭(牝2)
              
順年齢番馬      名- 値人=[全芝] [芝16]特   記
A6歳01サンライズメジ-118G=[6454] [5142]G2連続2着 G1初?
B4歳06モー リ ス -102B=[5014] [2001]G3V 3連勝 G1初?
C6歳03ダイワマッジョ- 96I=[662.12][1314]L18TX
D7歳02ダノンシャーク- 96E=[785.10][4645]RX L16TX
E6歳13ヴァンセンヌ - 94C=[6204] [3003]東京[2100]G1初?
F6歳10フィ エ ロ - 94A=[5333] [4213]LTX 3FX 近走A
G5歳08レッドアリオン- 84H=[643.11][5339]L163FX G2V
H6歳17エキストラエン- 80 =[622.16][1218]
QA6歳14サトノギャラン- 76 =[743.11][5225]3FX 東京[5103]
QB4歳05ミッキーアイル- 74D=[6213] [5102]RX
QC7歳09リアルインパク- 72F=[542.15][121.10]RX LTX 前外G1B
QD6歳12クラレント  - 70 =[714.15][502.10]
QE6歳16カレンブラック- 64 =[700.10][5004]RX 逃A
QF7歳07サクラゴスペル- 60 =[930.17][1005]G2V
QG6歳11ブレイズアトレ- 52 =[541.19][320.12]G1初?
QH6牝15ケイアイエレガ- 48 =[532.14][4106]
QI5牝04メイショウマン- 46 =[620.10][1103]東京[1101]

 年齢構成=4歳2頭 5歳2頭 6歳10頭 7歳3頭
 GI3勝=1頭(メイショウマンボ、ただし全て牝馬戦)
   2勝=1頭(リアルインパクト、ただし国外1勝)
   1勝=1頭3頭(ダノンシャーク・ミッキーアイル
      ・カレンブラックヒル)

 トップは118で01サンライズメジャー。全芝、マイルとも複率は高いけれど、連率はビミョー。目下G2を連続2着ですが、GIは初でG3勝ちもない。ただ、先行タイプにしては2前3前の上がりがトップです。最内に入ったし、先行して意外と粘るかもしれません。
 困ります(^.^)。ほんとうはこういう馬がトップに来てほしくないのです。切って来ればほぞ噛みだし、重い印を付けて来ないと「やっぱりなあ」だし。ウラ●の候補でしょうか。

 続く2番手06モーリスも100を超えました。4歳2騎の1頭で目下3連勝。前走はコンマ6の大差で勝っています。週中の前走ステップ別比較ではこの馬について以下のように書きました。
---------------------
ダービー卿1着モーリスの勝ちタイム1322は1位であり、ダービー卿CT
のほぼレコードです。今までの理屈ではカットですが、中山マイルを4角
13番手から上がり最速33.0で1着しています。東京でさらに真価を発揮す
るかもしれません。目下[2W→3W→G3]の3連勝中でもあります。
ただ、東京は2歳時の1戦(G2)6着のみ。そこいらがどう出るかでしょ
う。
---------------------
 さーこれも困りました。前走で過去10回中1位の勝ちタイムを出した馬は反動が心配されます。こちらもGI初だし、格的にはあくまでG3馬です。連勝中の上がり馬は、格下でも爆発力があれば今回も走ります。人気上位なら嫌いたいし、人気中位なら、ウラで面白そうだし……。

 続く一覧3位が03ダイワマッジョーレ。同馬は京王杯1番人気の10着敗退馬です。着差はコンマ3だから、雪辱の可能性はあるけれど、勝ちタイムが過去10回中10位の京王杯組からは東京向きの13ヴァンセンヌ(4角15番手から上がり最速32.7で2着)だけを取り上げたいので、ダイワマッジョーレはカットします。

 続く同値4位が7歳の02ダノンシャーク。前走阪急杯(不良)5着が良換算の過去比較でイマイチながら、不良馬場でまともに走っていないと思います。同馬は昨年のGIマイルCSを勝っており(8番人気)、そのとき出した1315のタイムは全馬の[L16TX]です。しかし、このタイムは過去10回中1位どころか、マイルCSのレコードタイムです。そこで精魂使い果たしたと見なしてカットしたいと思います。

 というわけで、来たら悔やまねばなりませんが、一覧上位4頭は表の4頭絞りに入れたいと思いません。

 今回年齢別で見たとき最大の特徴は6歳馬10頭の多さです。ここから123着馬3頭が出ても不思議ではありません。しかし、格上は新馬から4連勝でNHKマイル馬となった16カレンブラックヒルくらいで、残りは5歳以後の上昇馬が多く、どうもこれといった魅力に欠けます。「うちもどんぐりだが、頭一つ抜け出たやつがいないので勝てるかも」と思って大挙出てきたなら、ここは逆に6歳以外の実績馬を抜擢したいと思います。

 そこで表の2頭軸として7歳09リアルインパクト、4歳05ミッキーアイルを選びます。
 リアルインパクトのマイル実績は[121.10]と正直ひどいです。しかし、勝ったのは3歳時の安田記念。その後長く低迷が続き、一昨年末の阪神カップで復活1着、ところが、また1年間ずぶずぶで昨年末の阪神カップで再度復活1着(ともに8番人気で私は「買うべきだった」とほぞ噛みました(^_^;)。
 そして、今年7歳になるや3月、4月にオーストラリアGIを1着、2着しました。いわば洋行帰りですが、3連続2着内なんて2歳[新馬→G2→GI朝日杯]を1→2→2着して以来のことです。そのときは4戦目にG2を11着惨敗だったからビミョーながら、ここは他馬のレベルが低いと見て賭けてみたいと思います。

 次に新興勢力として期待したいのが4歳ミッキーアイル。一昨年(新馬2着→)未勝利1着後NHKマイルまで破竹の5連勝。5連続1番人気の5連続逃げ一本で、東京マイルを逃げ切りました。
 余勢を駆って3歳で安田記念に挑むも2番人気16着惨敗。このとき勝ちタイム過去10回比較をやっていれば、ミッキーアイルに重い印はつけなかったでしょう。同馬のNHKマイル勝ちタイム1332は10回中同値6位でしたから。

 その後後期は[G2→GIマイルCS→G2]を3連続1番人気。ところが、結果は1→13→7着とビミョー(-.-)。とうとう今年は[阪急杯2着→高松宮3着]と短距離に路線変更した――かのように見えます。

 しかし、勝ちたいのはやはりマイルの安田記念でしょう。マイル実績を見るならGIを含む[5102]と連率75で全馬のトップ。一本槍の逃げ戦法では安田記念は勝てないとばかりに、ここ4戦2番手から4番手で粘り込む戦術に変えました。
 レースは16カレンブラックヒルが逃げるでしょう。ミッキーアイルは5番枠から楽に2、3番手先行。その後ろをリアルインパクトが追う展開。直線残り200で2頭が抜け出してのマッチレースを期待します。7歳が勝つか、4歳が勝つか。新旧実力馬の戦いを眺めたいと思います(^_^)。

 ――とここまで書いてどちらを◎にするか決めかねていたところ、リアルインパクトの国外GI2戦の映像をネットで見ることができました。2走前がジョージライダーS(芝15)、前走がドンカスターマイル(芝16)です。
 どちらも4番枠でした。ところが、どちらも外枠発想です(外国は必ずしも馬番順どおりに並ばないようです)。

 そして、どちらも外枠から先行、ジョージライダーは逃げました。ドンカスターは先行3番手くらい。どちらも直線に入って残り400(メートルかヤードか不明)のラインから、ジョージライダーは逃げに逃げて一度は交わされたけれど、また差し替えしてハナ差の1着。かたやドンカスターはさすがにちょい後ろから差されましたが、粘り込んで2馬身差の2着。とても、高齢7歳馬とは思えない走りを見せていました。

 これを見てまだまだ衰えていない、そう思ってリアルインパクトを◎にしたいと思います。馬連単は◎→○1本。先行馬を◎○としたので、3着候補の△は差し馬で。以下4頭に流します。
 △京王杯から2着13ヴァンセンヌ
 △マイラーズカップから3着10フィエロ
 △ダービー卿CTから1着06モーリス
 △谷川岳Sから1着14サトノギャラント

 以上です。

 よって買い目は
 単 勝=09リアルインパクト
 馬連単=09→05
 3複単=09→05→13 10 06 14

 次にオッズ分析です。非常に特徴的なオッズ形態になっています。
 まず枠連順位は[3571//842/6]で3枠Aの流れは1枠DまででABCDの4つ巴です。枠連AB=5.7、CD=17.8。ADとAEの間には段差があります。前半4枠なら本命サイド、後半が絡めばかなり荒れると思います。

 一方、馬連は10 06 13の3つ巴、続くのは05 02 09でやや4つ巴、やや5つ巴、そして完全6つ巴になっています。つまり、オッズは馬連[ABC/DE/F]の6番人気内で決まると語っているように見えます。
 そして、この6頭は全て枠連ABCD内に入りました。つまり、[A(B/D)-B(A/F)-C(C/*)-D(E/*)]]です。もしもAB3枠5枠が連絡みする場合、代行のD05ミッキーアイル、F09リアルインパクトに注意したいところです。

 もう一つ馬順・単勝・複勝ABCが一致していません。これは10フィエロ、06モーリス、13ヴァンセンヌのどれが軸かわからないこと、不安定であることを示しています。
 これで予想される結果は馬順3つ巴のABCが全て消えたり、最高でも1頭着内の場合と(その場合枠連が荒れないなら、代行DFとCEが絡む場合。もしも大荒れなら枠順EFGHから連絡みが出る。ところが、それでも「トップ3頭は力が評価された3頭」だからと、2頭が着内に入ることもあります。3頭着内に入るど本命3連複はないのでは、と思います。

 我が表予想の◎09リアルインパクト、○05ミッキーアイルは馬順FとDでAB枠の代行になっています。3複予想を馬順で表すと[F→D→C A B 12]です。ちと期待できないのは12番人気の14サトノギャラントですが、まー表はこのままと致します(^_^;)。

 で、ウラ馬券としてまず、表の3複に2点追加したいと思います。1枠は馬順EGが同居していますが、ここに全く流していません。ここには一覧トップの01サンライズメジャーと02ダノンシャークがいます。馬順はダノンシャークの代行がサンライズメジャーですが、一覧表ではサンライズメジャーが上位です。そこで、この2点を追加。

 そして、ウラ●には「もしも一覧トップの01サンライズメジャーをカットして来たらものすご(^.^)ほぞを噛まねばならない」ので、同馬をウラ●にしたいと思います。あれこれ流さず、表の◎○に。

 よってウラの買い目は
 単 複=01サンライズメジャー
 馬 連=01→09 05
 3複単=09=05→01
 3連複=09→05→02

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2015.06.03

安田記念、昨年回顧と週中予想

 ※ 前走ステップ別比較について

 回顧の前に前号の「前走をステップ別に分け、各レースの勝ちタイムについて過去10回中の順位を出し、それを比較して優劣をつける」について。その後前期GIのいくつかを検証してみました。

 詳細は省きますが、結果はビミョーです(^_^;)。使えるのもあるし、判別しにくいのもありました。たとえば、ダービーでは青葉賞より京都新聞杯の方が優れているとわかったけれど、過去10回中5位と6位の場合、どちらがどうと言いづらいところです。まー競馬に万能薬はないので、これも一つの「使えそうなデータ」としてとらえたいと思います。

 ――とテンションは下がりましたが、新たに一つ面白いことに気づきました。それは前走の勝ちタイムが過去10回中トップに位置する場合です。この場合は今回かなり走りそうに思えます。ところが、どっこい……むしろカット候補であることがわかりました。

 具体的に天皇賞春を例にあげます。結果は[ゴールドシップ→フェイムゲーム→カレンミロティック]と入って前日人気は[2→8→11]、かなり荒れました。このときの前走ステップ別分類と有力馬は以下のとおり。

 【 前走ステップ別 】
G2阪神大賞典7頭・1着ゴールドシップ他
G2産経大阪杯1頭・2着キズナ
G2日 経 賞7頭・1着アドマイヤデウス・2着ウインバリアシオン
         ・3着ホッコーブレーヴ・4着サウンズオブアース他
G3ダイヤモS1頭・1着フェイムゲーム
G3中日新聞杯1頭・11着ネオブラックダイヤ

 123番人気はキズナ→ゴールドシップ→アドマイヤデウスの順でした。実績もあり、G2トップの3頭で妥当なところです。

 この5レースの勝ちタイムを比較すると、まずキズナの大阪杯は勝ち馬ラキシスでタイムは不良2029でした。不良馬場は当然タイムが遅いので、過去何位とは言いづらい。かつてタイム差値換算で稍重は-0.5、重-1、不良-2として計算したことがあります。これに従ってマイナス2秒の2019で比べるなら、過去10回中10位でした。マイナス3秒の2009で比べても10回中9位。さらにキズナは1着ラキシスよりコンマ3遅い2着だから、ビミョーな前走だったことになります。

 対して阪神大賞典の勝ちタイム3059は10回中3位だからまずまず。そして、G3ダイヤモンドSは6位、中日新聞杯は芝20以後8回中7位(の11着)だからイマイチ。よって、この中では阪神大賞典1着のゴールドシップが有力候補と言えるでしょう。
 かたや日経賞アドマイヤデウスの勝ちタイムは2302、過去10回中1位でした。だけでなく、このタイムは日経賞芝25のレコードです。

 ゆえに、単純比較で言うと日経賞組→阪神大賞典組→大阪杯と順位をつけることができます。印付けとしては◎アドマイヤデウス、○ゴールドシップ、▲キズナ――となります。
 そこで、今度は前走ステップ別出走馬を春天の人気順に並べてみます。
 1番人気キズナを除くと、阪神大賞典と日経賞組が2番人気から7番人気を占めています。ダイヤモンドSのフェイムゲームが(10回中6位だし)8番人気になるのは当然でしょう。

G2阪神大賞典7頭=2 5 7 9 11 12 14
G2産経大阪杯1頭=1
G2日 経 賞7頭=3 4 6 10 13 15 16
G3ダイヤモS1頭=8
G3中日新聞杯1頭=17

 ただ、123番人気はビミョーに違っており、[大阪杯キズナ→阪神大賞典ゴールドシップ→日経賞アドマイヤデウス]の順です。予想ではこの3頭3強をどうとらえるか難しい決断でした。
 実オッズはさらに難しくなって日経賞4着サウンズオブアース(日経賞1番人気で敗退、昨年の菊花賞2着馬)を含めた4強オッズになっていました。
 結果は上位4頭で決まってもおかしくないのに、4強から1頭しか残らず、下から2頭激走する大荒れとなったのです。

 不思議な感じですが、オッズはレコード走だった日経賞組をある意味評価していたし(4番人気までに2頭入った)、ある意味評価していなかった(アドマイヤデウスが1番人気にならなかった)とも言えます。
 結局、日経賞組7頭は1頭も掲示板に載らず6着が最高でした。日経賞レコードを出したアドマイヤデウスは15着の惨敗。良馬場換算では順位の低かった大阪杯のキズナも7着敗退。

 掲示板に載ったのは阪神大賞典が最も多くて3頭。それが1、3、4着。ダイヤモンドSの1頭が2着。さらに驚くのは17番人気7歳の中日新聞杯経由ネオブラックダイヤが5着に入りました。日経賞組は中日新聞杯11着馬にさえ負けてしまったのです。やはり前走レコード走がいかに過酷だったか、その反動と言えるでしょう。

 私は(かつてタイム信奉論者だったので(^.^)、「日経賞レコード勝ちの4歳アドマイヤデウスより春天2連敗で全盛期を過ぎた6歳ゴールドシップの方が上位人気だなんて、ゴールドシップには固定ファンがいるんだなあ」などとノー天気に考えていました。どっこい、日経賞組は危ないと見てのアドマイヤデウス3番人気だったようです。最終単勝人気もデウスは3番人気のままでした。
 要するに、ステップ別比較をやったとき、過去10回中トップだからといって安易に飛びついてはいけないことを示しています。

 そして、この件は予想段階で逆手にとることができます。「レコード走で走った日経賞組7頭は危ない」と考えてカットするのです。予想段階ではかなり難しいことですが、最低限◎○にできないなど、徹底できれば的中率アップが望めます。
 普通我々は1番人気を軸としたとき、馬連は2番人気から6番人気くらいまで流します。そのうち何頭かをカットできれば、買い目を減らすこともできます(または資金を傾斜配分することも)。

 日経賞ステップの上位人気は[3・4・6~]でした。キズナが1番人気で、阪神大賞典組は[2・5・7~]。このうち3・4・6番人気を軽視かカットできるのだから、骨折明け2戦イマイチだったキズナも軽視できれば(大阪杯の勝ちタイムを良馬場換算したらイマイチでした)、春天の軸は阪神大賞典(過去10回中3位)のゴールドシップになるでしょう。
 そして、阪神大賞典から続く馬を探し、ダイヤモンドSのフェイムゲームも重い候補にすべきだとわかります。
 ただ、フェィムゲームの勝ちタイム比較は10回中6位とビミョーだったから、別観点で拾う必要があるでしょう。こうしてみると、やはり前走各ステップ比較はやっておいた方が良さそうです。

 競馬はある傾向が続くと、必ずと言っていいほど反対現象が起こります。だから、前走10回中1位をカットしていると、最初はうまくいっても、そのうち前走に続いて激走する現象が起こるだろうと思います。
 特にこうした理屈は多くの人に知れ渡ると、「まるでその理屈をなしくずしにするかのような反対現象」が起こります。ところが、その後数ヶ月経って誰もが「このデータは使えない」と思ったころ、再びその現象が生起します(^.^)。特に大荒れ馬券が予想されるときは調べておいて損はないと思います。


 ※ 昨年の安田記念回顧

 続いて昨年の実績一覧回顧です。ど本命ジャスタウェイ1着なのに、2、3着が馬順16、11の人気薄で大荒れとなりました。

 昨年【GI安田記念実績一覧表】東京 芝16 17頭(外国馬1頭)

順年齢番馬    名- 値人=[成績] [芝16]特  記
A5歳10ジャスタウ-122A=[5517] [2201]優 L16G1V2 3FX ――1
B3歳08ミッキーア- 98C=[5100]優[5100]優 前RX 逃げ?
C6歳11ショウナン- 9611=[4538] [0101]3FY +2K?    ――3
D6歳07ホエールキ- 96H=[7439] [4301]優
E5歳13フ ィエロ- 92D=[5211]優[4101]優 +2K?
F6歳09ダノンシャ- 90I=[6757]良[3543]良 +2K?    ――4
G5歳17ワールドエ- 84B=[4202]良[1000]L16前TX 3FZ +2K? ―5
H6歳16トーセンラ- 84F=[4557] [1000]
QA5歳05エキストラ- 84 =[6128] [1110]+2K?
QB5歳14クラ レン- 72 =[5149] [3025]+2K?
QC6歳15サダムパテ- 64 =[523.14][2107]
QD6歳12グランプリ- 6216=[631.12][3216]L16G1V2 L16TX  ――2
QE5歳03カレンブラ- 62G=[6005] [5003]
QF8歳02レッドスパ- 58 =[732.13][5106]+2K?
QC5歳01グランデッ- 56E=[4112]良[未出]L18TX +2K?
QH6歳04リアルイン- 50 =[342.13][1218]
QI7歳06グロリアス- 48 =[5515] [3405]
 年齢構成=3歳1頭 4歳0頭 5歳7頭 6歳7頭
      7歳1頭 8歳1頭
 前年入着馬=2着ショウナンマイティ 3着ダノンシャーク

 昨年はジャスタウェイが[秋天→G2中山記念→国外GIドバイデューティフリー]の3連勝で安田記念に望み、当然のようにど本命単勝170円の1番人気。私もこれには逆らえないと◎。しかし、ヒモは難解でもちろん外しました。

 ところが、終わってみれば、またしてもいとも簡単な組み合わせだとわかりました。
 ジャスタウェイはGI2勝馬でした。一覧に掲載したように、もう1頭GI2勝馬がいてそれが16人気のグランプリボスです。そして、上がり優秀な3頭が[ジャスタウェイ→ショウナンマイティ→ワールドエース]の順でした。しかも、ショウナンマイティは前年の2着馬です。

 つまり、終わってみれば、[GI2勝馬=GI2勝馬→3FY]であり、[◎→GI2勝馬→前年入着馬2頭]の組み合わせで獲れた馬券だったのです。
 1、2着はハナ差だったから、必ずしもジャスタウェイ万全の単勝軸ではありませんでした。グランプリボスが1着なら、ウラの3連単は100万馬券です。最終的にこの馬券で馬連単万シュー、3複9万、3単37万だから、いかに単勝万馬券のグランプリボスを嫌ったかがわかります。

 昨年はいとこが「グランプリボスに赤丸をつけており、「なぜ?」と聞くと、「三浦皇成は東京がいいんじゃ」と言いつつ、単複を買っておらず、ほぞを噛んでいました(^.^)。
 私は「反省記」でグランプリボスは「買えたなあ」と結果論の理屈(^_^;)をひねり出しています。ぜひ再読してみてください。

 さて、前走ステップ別勝ちタイム比較ですが、昨年の安田記念はぱっと見とても使えそうにないレースでした。前走ステップはなんと14にも分かれていたからです

 【安田記念前走ステップ別】GI6頭、GⅡ5頭、GⅢ2頭、OP1頭
GIドバイDF   (1頭)1着10ジャスタウェイ
GIチャンピオンM (1頭)4着06グロリアスデイズ
GINHKマイルC  (1頭)1着08ミッキーアイル
GI高松宮記念  (1頭)9着04リアルインパクト
GIマイルCS  (1頭)9着12グランプリボス
GIヴィクトリアM (1頭)4着07ホエールキャプチャ
G2京王杯SC   (2頭)1着02レッドスパーダ 2着14クラレント
G2マイラーズC  (3頭)1着17ワールドエース 2着13フィェロ
            3着05エキストラエンド
G2京都 記念  (1頭)2着16トーセンラー
G2大 阪 杯  (1頭)5着11ショウナンマイティ
G2中山 記念  (1頭)7着15サダムパテック
G3ダービー卿CT (1頭)1着03カレンブラックヒル
G3阪 急 杯  (1頭)9着09ダノンシャーク
OP特別都大路S (1頭)1着01グランデッツア

 これではそれぞれのレースを比較しても、とても優劣がつけられるとは思えず、いわゆる「費用対効果」で言うと、骨折り損のくたびれもうけとなるだろうから、とても検討してみる気持ちになりません。
 しかし、労をいとわず(^.^)、昨年の2番人気以下5番人気までの前走をちょいと調べてみました。すると意外にも「効果があるかもしれない」ことがわかりました。

《上位人気の前走勝ちタイム比較》
馬順馬     名=前     走勝TM 何位
2人ワールドエース=G1マイラーズC 良1314 1位(マイラーズCレコード)
3人ミッキーアイル=G2NHKマイル良1332 7位
4人フィエロ   =G2マイラーズC 良1314 1位(マイラーズCレコード)
5人グランデッツア=OP特別都大路S 良1439 1位(芝18のレコード近似)
6人トーセンラー =G2京都記念  稍2160 8位(-1秒として比較)
7人カレンブラック=G3ダービー卿C 稍1346 6位(-1秒として比較)

 この5頭、不良馬場だったせいかもしれませんがみな全滅、ワールドエースの5着が最高でした。3歳ミッキーアイルは斤量4キロ減が有利なNHKマイル優勝馬なのに敗退。また、マイラーズCをレコードで勝った5歳ワールドエースも当然重い印をつけるでしょう。なのに、こちらも敗退。

 ところが、勝ちタイムを比べてみると、NHKマイルのミッキーアイルは10回中7位でイマイチ。また、京都記念(トーセンラー)、ダービー卿(カレンブラックヒル)は稍重だったので、勝ちタイムを多めのマイナス1で換算しても8位、6位とやはりイマイチです。

 逆にマイラーズCの勝ちタイムは過去10回中1位。ワールドエースとフィエロは当然のように2、4番人気。また、芝18都大路S(グランデッツア)のタイム1439はほぼ芝18のレコードです。ところが、この3頭はみな敗退した。やはり前走を過酷なタイムで走ったため、反動が出たと言えそうです。2番人気から7番人気までをこの理屈でカットできていたのだから驚きます。

 もう一つ安田記念でしばしば連絡みする前走がG2京王杯です。
 この1、2着馬レッドスパーダとクラレントの2頭は15、10番人気と低評価でした(1着レッドスパーダは8歳の10番人気でフロックと見られたか)。
 ところが、この勝ちタイム1197は過去10回中の1位であり、なおかつ京王杯レコードでした。普通なら上位人気になっておかしくないのに下位人気であり、結果もその通り17着、10着に負けています。やはり前走レコード勝ちは危なかったことになります。

 ここで面白いのはファンの見方です。かたやマイラーズCのレコード走は評価して上位人気に祭りあげた。しかし、京王杯のレコードは反動が出ると見たのでしょう。結果論ながら、マイラーズCのレコード走も「反動がある」と見るべきでした。結局、過去10回中1位の勝ちタイムを出した前走優秀馬5頭はみな敗退したのです。

 こうなると、2、3着に入ったグランプリボスとショウナンマイティの前走を調べたくなります(^_^)。16番人気グランプリボスの前走は6ヶ月前のG1マイルCS9着(コンマ7差)でした。この勝ちタイム(トーセンラー) 1324は10回中3位。休み明けの点を除くと、マイルCSの勝ちタイムは良かったことがわかります。

 一方、11番人気ショウナンマイティの前走はG2大阪杯5着(コンマ7差)。勝ちタイム(キズナ)2003は8位でしたから、こちらは取りあげづらいところです。
 ただ、ショウナンマイティに関しては上がりが良く、前年安田記念の2着馬だったこと。しかも、そのとき優勝したロードカナロアが出した勝ちタイム1315は10回中2位でした。やはり、前年安田記念入着馬は(その後負けが続いても)軽視してはいけないようです。

 さらに安田記念過去10回の1位はその前年ストロングリターンが出した1313ですが、この年の2着馬が同タイムクビ差のグランプリボスなのです。同馬の一覧特記[L16TX]というのはこのとき出したタイムです。いろいろ絡んでいることがよくわかります。

 このように振り返ってみると、理詰めでも結構正解にたどりつけそうな気がします。
 ただ、昨年の安田記念は不良馬場(タイム1368)でした。それが波乱を演出したかもしれず、良馬場だったら、あの結果になったかどうか。スタート前はいつでも難解で迷いますが、前走ステップ別比較は有効かもしれないと改めて感じました。

 ※ 本年安田記念、ステップ別比較

 最後に、今年の安田記念。目下全19頭ですから、ステップ別分類をやっておきます。今年は前走9レースに分かれています。残念ながら昨年入着馬はいません。

 《今年の安田記念ステップ別分類》
GI豪ドンカスタ (1頭)2着リアルインパクト
GI高松宮記念  (1頭)3着ミッキーアイル
GIヴィクトリアM (2頭)2着ケイアイエレガント 17着メイショウマンボ
G2京王杯SC   (4頭)1着サクラゴスペル 2着ヴァンセンヌ
            4着ブレイズアトレイル 10着ダイワマッジョーレ
G2マイラーズC  (5頭)1着レッドアリオン 2着サンライズメジャー
            3着フィエロ 4着エキストラエンド 5着フルーキー
            10着クラレント
G2大 阪 杯  (2頭)5着ロゴタイプ 8着カレンブラックヒル
G3ダービー卿CT (1頭)1着モーリス
G3阪 急 杯  (1頭)5着ダノンシャーク
OP特別谷川岳S (1頭)1着サトノギャラント

 年齢構成=4歳2頭 5歳4頭 6歳10頭 7歳3頭
 (全19頭、牝2頭) 昨年入着馬なし

 さらに、勝ちタイムの過去10回順位が以下。

 《勝ちタイムの過去10回順位》    ――1着馬の勝ちタイムと順位
GI豪ドンカスタ =2着リアルインパクト――?
GI高松宮記念  =3着ミッキーアイル ――稍1085→1080換算なら8位
GIヴィクトリアM =2着ケイアイエレガント―良1319は9回中1位タイ
G2京王杯SC   =1着サクラゴスペル ――良1216は10位
G2マイラーズC  =1着レッドアリオン ――良1326は4位タイ
G2大 阪 杯  =5着ロゴタイプ  ――不2029→2009換算なら10位
G3ダービー卿CT =1着モーリス    ――良1322は1位、20回の1位
G3阪 急 杯  =5着ダノンシャーク ――不1238→1218換算なら8回中8位
OP特別谷川岳S =1着サトノギャラント――良1337は9回中3位

 ちょっと感想というか講評を書きます。
 京王杯の勝ちタイム1216は悪すぎるけれど、そこから4頭出走しています。1着サクラゴスペルは5番人気だったから、むしろ2着ヴァンセンヌの方が4角15番手から上がり32.7で鋭く差した点でこちらの方が東京向きでしょう。10着大敗のダイワマッジョーレは1番人気でした。10着と言っても着差はコンマ3、雪辱があるかもしれません。
 次にマイラーズCの勝ちタイム1326は4位タイでまずまず。1着レッドアリオンは8番人気、2着サンライズメジャーは5番人気で逃げ先タイプ。3着フィエロが1番人気からの雪辱を期し、4角11番手から上がり32.5で追い込んだ馬です。東京に来て巻き返しが期待できるかもしれません。

ダービー卿1着モーリスの勝ちタイム1322は1位であり、ダービー卿CTのほぼレコードです。今までの理屈ではカットですが、中山マイルを4角13番手から上がり最速33.0で1着しています。東京でさらに真価を発揮するかもしれません。目下[2W→3W→G3]の3連勝中でもあります。ただ、東京は2歳時の1戦(G2)6着のみ。そこいらがどう出るかでしょうか。

 谷川岳Sのサトノギャラントは新潟とは言え、4角14番手から上がり最速31.9で追い込んでの1着でした。ただ、3階級格下のOP馬ですが……。

 以上、今年の安田記念出走馬を眺めてみました。
 目下の4頭絞りは理屈に逆らうようだけれど、京王杯から2着ヴァンセンヌ、マイラーズCから3着フィエロ、ダービー卿CTから1着モーリス、谷川岳Sから1着サトノギャラント。そして、国外GI帰りのリアルインパクトと高松宮3着のミッキーアイルと考え、後は一覧表を確認したいと思います(^_^)。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2015.06.01

ダービー、結果とほぞ噛み

 [ダービー]、結果は……詰めの甘さで敗退(-.-)
 1着―デムーロ ドゥラメンテ…………[○]A 単勝=1.9
 2着―岩  田 サトノラーゼン………[?]D
 3着―ルメール サトノクラウン………[▲]H
 4着―福  永 リアルスティール……[△]B
 5着-嘉  藤 コ メ ー ト………[?]QJ
 前日人気=1→5→3→2→17
 枠連=7-1=5.8 馬連=14-01=19.8 馬単=22.2
 3連複=14-01-11=39.5 3連単=157.6
 ワイド12=7.3 W13=4.0 W23=14.2

※ 直前予想で「終わればいつも簡単なのに、開始前はいつでも難解」と書きました。正に終わって振り返れば、とても簡単な今年のダービーでした。3複39倍も3連単万シューも「獲れてたなあ」とつぶやいております(^_^;)。

 特に私だけと言えるかも知れない「今年の3歳戦のテーマは前走1番人気の雪辱」から皐月組2番手としてサトノクラウンを取り上げていただけに、「詰めを誤った」と思いました。

 あまりあれこれ考えず、皐月で最も強かった1番人気ドゥラメンテを軸として相手本線に皐月1番人気敗退馬サトノクラウン。さらに他ステップから単純に2頭選ぶなら、勝った馬が強いだろうと、京都新聞杯馬サトノラーゼン・青葉賞馬レーヴミストラル。
 ここに皐月2着リアルスティールを足しても3番手候補は3頭。これで3複の的中であり、2番手、3番手を入れ替えれば3連単の的中です。2、3着はハナ差だったから、○サトノクラウンで良かったのであり、この4頭から5頭選びでほぼ完全的中でした。

 それに、久しぶりに見ました。同馬主2頭出し作戦の成功(^.^)。もちろんみなさんも気づいていたと思います。冠名サトノを持つ2頭。この2頭は3、5人気と上位でした。本命サイドに終わる場合、無視できない2頭でしょう。
 結局、ドゥラメンテからサトノ馬2頭へ流すだけなら3複1点、3単2点で的中でした。うーん、なんて簡単なんだ(^.^)。

 この3連単が万シューだから、いかにリアルスティールが人気を集めていたか――だし、いかにみんなが「こんな単純な結論になるはずがない」と考えたかを表しているようです。もちろん私もその一人(^.^)。

 それにしても、2着サトノラーゼンのことは置いておくと、私はいつものように詰めが甘かったです。

 直前予想で表は4頭に絞りましたが、本来3頭に絞っていました。重い印1頭目は「皐月で強かっただけでなく、上がり鋭い点は東京で有効」とドゥラメンテ。次いで、「今年の3歳戦のテーマ雪辱を期して走る」皐月1番人気敗退サトノクラウン。同馬は東京に変わって生きると2頭目の重い印。これ普通なら◎○です。

 そして、3頭目に「他ステップから1頭なら」と青葉勝馬レーヴミストラルを選び、こちらを◎とし、4頭目に「カットしたいけれど、私がカットするとしばしば来る」からとリアルスティールを選んだ。ここいらがとんちんかんで、ある意味情けない選択でした。結局、レーヴミストラルは9着敗退。

 思い切って予感通りリアルスティールをカットして「他ステップから2頭選ぶ」ことにすれば、当然(NHKマイル組は論外だから)京都新聞杯1着サトノラーゼン(芝22の勝ちタイム2113は良馬場過去10回の3位)を選んだでしょう。しかも、同馬は芝24で有利な1枠。だからこそ青葉賞レーヴミストラルより上位人気だったのだと思います。

 ちなみに、9着だった青葉勝馬レーヴミストラルの勝ちタイム2269は良馬場過去10回の8位でした。
 も一つちなみに、今年のNHKマイル(V馬クラリティスカイ)の勝ちタイム1335は良馬場過去10回の8位。3着ミュゼスルタンはさらにそこからコンマ2差の3着……。また、OPからは若葉S3着のアダムスブリッジ。同馬が出ていた若葉Sの勝ちタイム2030は同過去10回の10位でした。抜けて良いのは京都新聞杯の勝ちタイムでした。

 ――と、ここまで調べて書いて「そーだったのかあ!」と声をあげました(^_^;)。まさかこのデータがダービーにおいて皐月以外のステップの評価になっているとは思いもしませんでした。

 今年他ステップは全て良馬場でした。各レースの良馬場過去10回の勝ちタイムを比較すると、京都新聞杯勝ちタイムが3位で最もいい。つまり、皐月外の他ステップ組ではサトノラーゼンが最も強いレースをしていたことになります。

 私は芝22のサトノラーゼンより、芝24連勝中のレーヴミストラルを上位と見て重い印をつけました。しかし、勝ちタイム比較ではサトノラーゼンを取り上げるべきだったのです。だとすると、リアルスティールを消すなら、代わりに取り上げるべきはサトノラーゼンでしょう。終わって「くあーっ、気づくのが遅かった」です。

 これまで「前走ステップ別分類」が結構有効であることはわかっていました。取り上げる基本は最上位馬か1番人気敗退馬であることも。しかし、ステップ同士の優劣をどうつけるか、そこが「?」でした。この件はもしかしたら3歳戦だけでなく、古馬GIでも有効なデータかもしれません。

 実は終了後このことに気づいたとき、「しめしめ面白いことに気づいたぞ。この件は反省記に書かず機密事項にしておこう」と思いました(^.^)……が、公開いたします。読者各位も自力的中に進んでほしいからです。次週安田記念で早速使ってみたいと思います。

 ○ レース後にデータの意味を気づくとは 情けないけど成就は近い

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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