« November 2016 | Main | February 2017 »

2016.12.27

有馬記念、結果とほぞ噛み

 有馬記念、結果は……当たりっちゃあ当たりだけど(^_^)
 1着―ルメール 11サトノダイヤモンド……[・]A 単勝=2.6
 2着―武  豊 01キタサンブラック ……[◎]C
 3着―吉田 隼 02ゴールドアクタ  ー…[○]B
 4着―池  添 04ヤマカツエース  ……[?]QE
 5着―浜  中 08ミッキークイーン ……[?]F
  前日馬順=[B→A→D→H→F]
 枠連=6-1=3.3 馬連=11-01=4.4 馬単=7.7
 3連複=11-01-02=10.5 3連単=39.4
 ワイド12=2.0 W13=4.5 W23=4.2
---------------
 【GI有馬記念 実近一覧表】 中山 芝25 16頭 定量
          ★3走GIV    (人気は前日馬連順位)
順=番|性齢|馬        名|予OZ{実近}人=[全芝]評 特  記
A=11|牡3|サトノダイヤモン| 2.5{BA}B=[5110]優 RX ★ ――・1
B=02|牡5|ゴールドアクター| 2.6{AC}D=[9215]良 RX  ――○3
C=01|牡4|キタサンブラック| 4.8{CB}A=[8131]優RX★逃B ―◎2

D=16|牝5|マリア ライト | 7.0{ED}G=[6256]RX ★  ――●10
E=14|牡4|シュヴァルグラン| 8.4{DG}E=[6343]優 中山初――・6
F=08|牝4|ミッキークイーン| 9.1{FE}F=[4511]優RX中山初 ―?5

G=12|牡6|サトノ ノブレス|15.2{G10} =[655.13]
H=06|牡5|サウンズオブアー|16.0{11H}C=[2818]3FY   ――△8
QA=10|牡5|アドマイヤデウス|22.0{1012}I=[5248]
QB=15|牡5|ア ル バ ート|23.9{14F} =[7229]
QC=13|牝6|デニムアンドルビ|24.3{1211} =[3519]3FX   ――△9

QD=07|牡4|マルターズアポジ|33.9{1609} =[6137]逃A
QE=04|牡4|ヤマカツ エース|34.4{H14}H=[612.12]3FY  ――?4
QF=05|牡6|サムソンズプライ|42.1{1513} =[547.23]
QG=03|牡8|ムスカ テール |43.4{1315} =[522.19]L25TX
QH=09|牡8|ヒットザターゲッ|49.1{0916} =[933.34]L26TX

※年齢 3歳=1 4歳=5 5歳=5 6歳=3 8歳=2 頭
※牡牝 牡=13(セ=0) 牝=3 頭 
※格 本文にて言及
 G1V5頭 G2V(GIV除く)8頭
※芝25優秀
A02ゴールドアクター[3000]B16マリアライト[1111]
C06サウンズオブアース[0201]D14シュヴァルグラン[1000]
E01キタサンブラック[0010]F09ヒットザターゲット[1012]

※中山コース優秀
A02ゴールドアクター[4101]Bキタサンブラック[2020]
Cヤマカツエース[2000]D06サウンズオブアース[0201]
E07マルターズアポジー[2012]F16マリアライト[2023]

※昨 年123着(16頭)    父 馬      前走
1着=074歳ゴールドアクター スクリーンヒーロ G2アルゼンチ1着
2着=094歳サウンズオブアー ネオユニヴァース GIジャパンC5着
3着=113歳キタサンブラック ブラックタイド  GI菊 花 賞1着
今年=07マルターズアポ 09ヒットザターゲッ 11サトノダイヤモンド 
-----------------
※ 回  顧

 う~~~~~~~ん。
 今年の有馬、最大のドラマは単勝123番人気の123着だったようです。
 過去10年では初。も一つ調べて見ると過去20年でもなかったこと。
 さらにさかのぼってみると、ありました(^.^)。1988年の有馬記念、単勝[2→1→3]で決まっています。その年の1着馬、覚えていますか? 答えは後記に(^_^)。
 過去27年、1、2番人気が3着内に入ったことは何度かあります。ただ、もう1頭は人気薄が多いのです。

 そして、私個人最大の「まさか」は実近一覧表のトップ3がそのまま123着だったこと。今年これまでのGI21戦で一度もなかった奇跡的(^.^)ドラマです。しかも、Aが1着。究極の3頭絞り成立です。

 予想オッズも2.5-2.6-4.8と5倍を切る3強でした。
 こういう結果になることを目指してつくってきたとは言え、一覧トップ3頭が123着に入るのはめったにないので、「トップスリーのどれかは消えるはず」と思いました。結果、軽視したのが3歳菊花賞馬サトノダイヤモンド。同タイム僅差とは言え、それが1着だから参ります。

 レース展開は予想通りでした。
 武士沢マルターズアポジーが逃げ、番手は◎武豊キタサンブラック、3番手○吉田隼ゴールドアクター。
 武士沢は大逃げを打たず、(どうやって計測したのかわかりませんが)、テレビでは「1000メートル通過61秒」とアナウンスされていました。それなら数馬身離れた2番手キタサンブラックの1000メートル通過は61秒台後半でしょう。実質的に馬群の先頭で逃げているのは同馬みたいなもの。続くはゴールドアクター。
 私は向こう正面で「しめしめ◎○はまず残る。後は薄目の激走」てな思いでレースを眺めていました。ウラ●マリアライトは7、8番手のいいところにいました。

 そして、直線に入ったところでマルターズアポジーは潰れ、残り200でキタサンブラックが抜け出し、ゴールドアクターが続く。ゴールドアクターにキタサンブラックを抜ける脚はなく、残り100で1、2着はこれで決まりそうな感じ。ところが……

 後続馬群からすっ飛んで来てほしいマリアライトやデニムアンドルビーは馬群の中に埋もれており、最も来てほしくない(^.^)ルメール・サトノダイヤモンドが直線3番手からじわりじわりと伸びるではありませんか。
「そのままそのまま、1-2、1-2」と叫んだこと叫んだこと(^_^;)。

 サトノダイヤモンドは3着候補と軽視したけれど、[◎→○→・]の順なら、馬連・馬単・3複・3単総当たり。配当低くともプラス決算であることは間違いありません。
 残り50でも先頭はまだキタサンブラック。サトノダイヤモンドはゴールドアクターを交わし2着か……これでもまだいい。配当少なくとも原点復帰くらいはある。

 ところが、憎っくきルメールは最後にぐいと出ました。間にゴールドアクターがいたとは言え、内外離れたまま走ったのは「キタサンブラックは並ぶとハナ差前に出る勝負根性がある」と見なしたからでしょうか。結局、同タイムクビ差サトノダイヤモンドの勝利でした。

 かくして、私はチョー安い馬連・3複のみの的中となり、馬券はトリガミ。ふにゃ(-.-)。

 ここまで本命決着になると、3連単を当てなければプラスになりません。
 ◎○をキタサンブラックとゴールドアクターに打ったことは正解でしょう。
 特に前日オッズではゴールドアクターがやや低評価だったので、(枠連1-1で決まるかなあと不安を覚えつつ)この◎-○はおいしいと思いました。

 問題はサトノダイヤモンドを軽視したことです。週中▲のデムーロ、サウンズオブアースを△に落としただけに、サトノダイヤモンドを▲格上げなら、123番人気決着でも払い戻しプラスになります。

 週中予想ではサトノダイヤモンドについて次のように書いています。
---------------------------------
 しかし、私はサトノダイヤモンド、4、5着か良くて3着ではないかと思います。なぜなら3歳馬の中ではナンバー2の位置づけだからです。
 皐月賞を勝ったのはディーマジェスティ、2着マカヒキ、3着サトノダイヤモンド。ダービーは1着マカヒキ、2着サトノダイヤモンド、3着ディーマジェスティ。そして、菊花賞ではサトノダイヤモンド1着、ディーマジェスティは4着。
 サトノダイヤモンドはディーマジェスティには先着したけれど、マカヒキには常に負け。もしもマカヒキが凱旋門ではなく菊花賞に出ていたら、サトノダイヤモンドは果たして優勝できたかどうか。また、ディーマジェスティは菊4着からJCに挑戦して4番人気13着撃沈でした。
 こう考えると、サトノダイヤモンドも歴戦の古馬にはまだ一歩及ばないのではないでしょうか。
---------------------------------
 実は今振り返っても、この観点間違っていなかったのではと感じています。
 この答えは来年マカヒキとサトノダイヤモンドが同じ土俵で戦ったとき、結果が出るので、そのときまで待ちたいと思います。

 そもそもサトノダイヤモンドとキタサンブラックはクビ差の同タイムだから、実質差はなかったと言えます。むしろ3歳馬は2キロ減だから、同斤ならおそらくキタサンブラックの勝利でしょう。これも来年再戦があれば同斤量だから、そこで答えが出ます。

 勝ちタイム良2326は過去10年の4位。キタサンブラックの昨年タイムは2331ですから、単純比較ながら同馬はコンマ5ちぢめています。「勝ち負けは時の運」だったように思えます。

 ところが、どうもレースは巧みに練られた戦術によって駆け引きというか熾烈な争いがあり、その結果としてサトノダイヤモンドがクビ差勝てたようです。

 最初に仕掛けたのはサトノダイヤモンド鞍上ルメール(と同厩同馬主の僚馬サトノノブレス)です。
 サトノダイヤモンドは一周目のゴール前7、8番手にいました。やや外11番枠だしそこらが定位置でもあります。その外には鞍上シュミノーの12サトノノブレス。
 ところが、向こう正面で同馬はキタサンブラックの直後、ゴールドアクターの外にいました。サトノノブレスもその外に。

 私はレース中あれっと思って見ていましたが、パトロールビデオを見返すと、サトノダイヤモンドは2角から3角にかけてあっという間に(隣のノブレスとともに)3番手まで進出しています。驚きました。
 通常なら7、8番手を保持したまま、向こう正面から前目に進むはずです。そんなところで脚を使うと末を失う恐れもあります。ある意味一か八かの戦術でしょう。
 では、なぜルメールとシュミノーは突然3番手まで進んだのか。

 この答えはレース後武豊のコメントから読みとれます。
「想定していた通りのレースでした。ただ3コーナーでサトノノブレスに突っつかれたのが痛かった。あのワンプレーですね。これも組織力の差かな(笑)」と。
 この「3コーナーで突っつかれた」とはどういう意味なのか、そこも映像を見返してみました。

 通常の映像ではわからないので、全周パトロール映像を見てみると、向こう正面から3コーナーにかけてキタサンブラックの後ろはサトノダイヤモンド、その外にサトノノブレス。そして、ノブレスがサトノダイヤモンドを追い越してキタサンブラックに近づいています。
 私はコメントを聞いて「触ったのか」と思いましたが、ノブレスは全く触れることなく、後はずるずる下がっています。では「突っつかれた」とは何か。

 ゴールから手前に1000メートルさかのぼったハロンラップタイムを掲示してみると以下の通りです。
 1700-1900-2100-2300-2500
 11.8-11.7-12.1-11.7-12.1[合計59.4]

 残り1000メートル――ほぼ向こう正面からペースが上がるのは有馬記念特有の現象です。直線が300メートルしかないので、スローペースの場合前目にいないと勝つどころか掲示板にも載りません。そして、残り600メートル前後が3コーナーとなります。
 4角までのタイムは逃げたマルターズアポジーが出しています。
 昨年の有馬は終始逃げたキタサンブラックがハロンタイムを出しています。
 それを掲示すると以下、
 1700-1900-2100-2300-2500
 12.0-11.9-11.5-11.3-12.2[合計58.9]

 比べてみると、全体では今年の方が昨年よりコンマ5遅い。しかし、先頭の2ハロン合計は昨年の23.9に対して今年は23.5。今年の方がコンマ4速くなっています。
 3コーナーあたりでキタサンブラックはまだ2番手ながら、マルターズアポジーの直後。この上がったペースは武豊キタサンブラックも同様だと思います。

 推測するに、そこらで背後のサトノノブレスが「もっと行け」てなプレッシャーをかけたのではないでしょうか。だから、キタサンブラックは若干ペースをあげた。それが武豊の言う「3コーナーで突っつかれた」の意味だと思います。
 昨年の場合は先頭の自分がペースメーカーだから、上げたとしてもほぼ12.0をキープできた。しかし、今年の場合は突っつかれたので、ペースを上げざるを得なかった。違いはわずかながら、最後はクビ差となって現れるのでしょう。

 そして、これこそがサトノダイヤモンド・ノブレス陣営が2角3角の段階で3番手まで進出した狙いだと思います。2番手のキタサンブラックにプレッシャーをかけるには早めにそこに行くしかなかった。同厩同馬主の2頭出しだからできた技で、正に「組織力」の勝利でしょうか。

 ればたらはないけれど、ここにぎんぎんの逃げ馬マルターズアポジーが出ていなかったら、当然武豊キタサンブラックがハナを奪う。そしてスローに落とし、向こう正面で背後からサトノノブレスに突っつかれたとしても、知らんぷりしててれんこ走ったのではないでしょうか(^.^)。

 昨年の勝ちタイムは2330、キタサンブラックは上がり35.1でコンマ1差の3着。
 今年の勝ちタイムは2326、キタサンブラックは上がり35.8で同タイム2着。
 今年キタサンブラックが出した上がり35.8は良馬場過去7走で最も悪いタイムです。結局、3コーナーあたりで余計な脚を使った分、ゴール前50でコンマ1、いやクビ差耐えきれる脚が残っていなかった……そう言えそうです。
 いやいや競馬って激しく厳しい勝負なんですね(^_^)。

 さて、これで今年のGIは全て終了。
 結局、いつもの長文予想に戻り、読んでくださったかどうか不明ながら、付き合っていただき、ありがとうございました。m(_ _)m

 最後に、前後期実近一覧トップ3の結果を掲載して来年の馬券戦略も考えたいと思います。そろそろ私があれこれ考え、こねくり回して出す◎○▲●馬券より、一覧トップ3を採用した方が結果が良いように感じるからです(^_^;)。

 まず一覧トップ3の3着内結果、そして1着2着の一覧順位と馬順オッズの順位(人気)です。1着、2着に付けた◎印は一覧トップ3が馬順1番人気になったとき、○は一覧トップ3が馬順3番人気以内になったときを意味します。末尾は馬順1番人気が2着内に入ったときの一覧順位を表しています。

 【前期一覧ABC結果】
             1着     2着
・レース名=A B C ―実(馬順)  ―実(馬順)  馬順Aの一覧
1フェブS=× 1 2 ―B(2人)○ ―C(1人)◎ C
2高松 宮=1 × 2 ―A(1人)◎ ―C(2人)○ A
3桜花 賞=× 2 1 ―C(2人)○ ―B(3人)○ 
4皐月 賞=× 2 × ―QA(8人)  ―B(2人)○ 
5天皇賞春=3 × 1 ―C(2人)○ ―QI(13人)  
6NHKM=1 × 2 ―A(1人)◎ ―C(2人)○ A
7ヴィクM=2 1 × ―B(7人)  ―A(1人)◎ A
8オークス=1 2 × ―A(1人)◎ ―B(2人)○ A
9ダービー=× × × ―E(1人)  ―D(3人)  E
10安田記念=× 2 × ―QA(9人)  ―B(1人)◎ B
11宝塚記念=2 × × ―F(7人)  ―A(1人)◎ A

 前期一覧Aは[2215]、Bは[2404]、Cは[2206]でした。
 ABC3頭がそのまま123着になった回数は0。ABCのうち2頭が2着内に入った回数は6。2頭が3着内に入ったのはプラス1回。
 また、ABCのいずれかが1、2着に入ったのは10回。いずれか3着内も10回。逆に言うと、ABCが全て着外だったのはダービーの1回だけ(ただ、馬順人気は123番人気決着でした)。今年前期も一覧ABCは91パーセント馬券でした。

 【後期一覧ABC結果】
             1着     2着
・レース名=A B C ―実(馬順)  ―実(馬順)  馬順Aの一覧
1スプリS=× × 2 ―QB(3人)  ―C(2人)○ 
2秋華 賞=× 1 × ―B(3人)○ ―E(4人)  
3菊花 賞=1 × × ―A(1人)◎ ―QC(10人)  A
4天皇賞秋=× × 1 ―C(1人)◎ ―D(6人)  C
5エリザベ=3 × × ―E(3人)  ―QC(12人)  
6マイルCS=× 2 × ―D(3人)  ―B(2人)○ 
7ジャパン=× × 3 ―E(1人)  ―H(6人)  E
8チャンC=× × × ―F(6人)  ―E(1人)  E  
9阪神JF=2 × 3 ―E(2人)  ―A(1人)◎ A
10朝日 杯=2 × 1 ―C(5人)  ―A(6人)  
11有馬記念=1 3 2 ―A(2人)  ―C(1人)◎ C

 後期の一覧Aは[2215]、Bは[1117]、Cは[2224]でした。
 ABC3頭で決まった回数は有馬の1回。ABCのうち2頭が2着内に入った回数は2回。3着内に入った回数は3回とイマイチでした。
 しかし、ABCのいずれかが1、2着に入った回数は8回。いずれか3着内は10回。逆に言うと、ABCが全て着外だったのは後期も1回。すなわち、一覧ABCは後期も91パーセント馬券を達成しました。
 なお、ABC3頭が全て着外だった2回は馬順A(実近E)が1、2着になっています。と言うことは一覧トップ3を差し置いて馬順Aになるような馬は軸にできると言えます。
 一覧の順位は各馬の戦歴から機械的に算出されているので、トップ3の出現傾向は今後も変わらないと思います。

 よって、昨年の有馬回顧で書いたように、一覧D以下から軸馬・穴馬を発見できたら、馬連・馬単はトップ3に流すべきです。
 その際トップ3の馬連ボックス3点を買うかどうか、があります。トップ3の3連複は(確率22分の1なんだから)買う必要がない。強いて買うなら、トップ3が123番人気になったときくらいでしょうか。
 トップ3の馬連は前期11回中6回的中しています。そして、6回中5回は馬順123番人気の1、2着です。他の1回はヴィクトリアマイルの[7人-1人]でした。
 つまり、一覧トップ3内の馬2頭ないし3頭が123番人気になったら、3頭の馬連ボックスを買っても良さそうです。
 ところが、この方針を後期実践すると悲惨です。阪神JFまでの9レースでこの馬連ボックスは全てはずれ。もっとも、朝日杯は[5人-6人]の中穴的中だし、有馬記念も馬連3点の的中となります。

 また、1着2着のところに◎○を付けたように、一覧トップ3の1頭が馬順Aの1番人気になった場合、前後期通算して計11回1着か2着に入っています。
 うち一覧トップAが馬順Aになった場合は前期5回、後期2回の7回で2着内。うち1着は4回です。一覧トップの馬順1番人気は取りあえず「軸になる」と言えそうです。

 逆に馬順1番人気の一覧順位を見てみます。
 前期は11レース中8レースで1着か2着。馬順はA5、B1、C1、E1回。
 後期は11レース中6レースで1着か2着。馬順はA2、C2、E2回。

 馬順1番人気は必ずしも単勝1番人気と合致しませんので注意してください。
 以前太郎予想として馬順1番人気を◎とする馬券を組んだことがあります。馬券の出現状況はその頃も今も変わっていないようです。馬順1番人気が一覧Aと重なったときは馬連・馬単の軸にしていいし、一覧上位5頭内の馬順Aでも22レース中半数強が軸になるようです。来年はこの単純馬券を中心に据えようかと考えています(^_^)。

 ○ 究極の4頭3頭求めてきたが 答えは一覧ABCか(^.^)

============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:1988年の1着馬はあの怪物オグリキャップでした。今で言う3歳馬で鞍上は岡部騎手。地方8連勝から中央入り後6連勝して秋天→JCを2着3着。そして、有馬を2番人気で勝ちました。2着1番人気のタマモクロス、3着3番人気のサッカーボーイでした。

 さて、今年も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
 今年世界はいろいろな意味で変動多き年だったようです。なんとなく第一次、第二次世界大戦前の世界に似てきました。争いなどやめて貧困・格差・温暖化、核廃絶など、宇宙船地球号を守る行動を取るべきなのに、エゴを押し出すリーダーが多くなりつつあります。それは人々の感情が反映されたリーダーでもあるでしょう。

 我が年賀状には「去年(こぞ)今年貫く思いしなやかに」と書きました。これ、高浜虚子の名句「去年今年貫く棒のごときもの」の本歌取りです。棒のように硬直するのではなく、柔らかくしなやかに生きたいものです。

 皆様方に良い年が訪れることを祈念して来年もよろしくお願いいたします。 m(_ _)m

| | Comments (0)

2016.12.26

狂短歌ジンセー論[177号]――半年の文通

 久方ぶりに狂短歌人生論の配信です(^_^)。
 大分のある菓子メーカーが今年初め「甘く切ない大切な思い出」というテーマでエッセーを募集していました。入選5作で5000円の商品券が賞品でした。
 ある人からそのことを聞き、応募したところ、あらま入選してしまいました(^.^)。

 せっかくなので、みなさんに紹介したいと思います。狂短歌はもちろん付け足したものです。ぎゃっと叫ぶような赤面ものの回想エッセーですが、おひまなら読んでみてください。原稿用紙二枚半だからすぐに読み終えると思います。

 (^_^)今週の狂短歌(^_^)

 ○ 十代の甘く切ない思い出を赤面なくして語る我かな(^_^;)

---------------
 (^O^)ゆとりある人のための10分エッセー(^O^)

 【 半年の文通 】

 昭和四十年代の半ばころ、私は山間の中学校から大分高専に入学して寮生活を始めた。
 携帯とかメールのない時代、流行は文通だった。親元を離れたことだし、私も誰かと手紙のやり取りをしたいと思った。

 相手として思い浮かんだのが中学校で三年間同じクラスだった女の子だ。昔風の言葉で言うと、優しく清楚な美少女で、地元の普通高に進学していた。
 私はダメモトの気持ちで「文通してほしい」と手紙を書いた。すると、「私で良ければ」と嬉しい返事があって手紙の交換が始まった。意外なことに、彼女も文通は初めてだった。

 夏休みには隣町で会って喫茶店で言葉を交わし、神社を散策した――顧みれば、あれはデートだった。八月末には彼女が事故で入院したと聞き、バナナを一房抱えて病院まで見舞いに行ったこともあった。

 その後順調に文通が続いた十月、突然「私を理想化していませんか」と書かれた手紙が来た。私が熱くなっていたのかもしれないし、高専が合っていないと悩んでいたから、それが絡んでいたかもしれない。
 しかし、純粋だったのか、当時の私はその言葉が許せず、「理想化などしていない。もしもそう感じたとすれば、それはあなたのせいだ。これで文通は終わりにしよう」と赤ペンで書いて絶交した。

 その後私は三年で高専を中退して大学の文学部に進学した。そして、ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』や福永武彦の『草の花』を読み、「ああ、あのとき確かに自分は理想化していた」とわかった。「あれが自分にとっての初恋だった」とも思った。

 いつか再会したら、最後の手紙について謝りたい。そう思いつつ時は流れ……二年前の秋、別府で行われた還暦を祝う会で、私は久しぶりに彼女と会った。お孫さんがいたけれど、彼女は昔の面影を充分残して美しかった。

 私はその場で十分ほど言葉を交わした。しかし、その後のこととか最近の話題に終始して文通のことを話せないまま別れてしまった。

 宴会を終え、枯葉の舞う街路を歩きながら、私はなぜ話せなかったのだろうと考えた。そんな昔の話をいまだに覚えているのか、と思われることが恥ずかしかったし、「そんなことあった?」と言われるのが怖かったからだと思った。私にとっては初恋だったけれど、彼女にとってそうでなかったなら、たぶん忘れているだろう。
 大切な思い出というのはきっと自分の中だけに閉じこめておくべきものなんだ――私は自分に言い聞かせるように、そうつぶやいていた。

 ○ 十代の苦く切ない思い出をときに語るも良しとするか(^_^;)

==============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:12月23日(金)の朝、NHKで高専ロボコン本大会の様子が放映されていました。なんと大分高専が過去最高の準優勝でした。年を取ってくると、郷土の若者が活躍する様子を見るのは嬉しいものです。作品を公表するかどうか迷っていた気持ちの後押しとなりました(^_^;)。(御影祐)

| | Comments (0)

2016.12.24

有馬記念、直前予想

 木曜には馬番が確定し、金曜朝には前売りオッズも出ましたので、いつもより早めにアップします(^_^)。今年最後のGI、じっくりご検討下さい。

**********************
【 有馬記念、直前予想 】

 驚きましたねえ……有馬記念。
 有馬ではよくドラマが起こると言われますが、奇跡的ドラマが枠順抽選でありました。まさかキタサンブラックが1枠1番に入るとは。最内4戦4勝です。
 なんだかあまりにうまく運びすぎて「はて、あっさり勝つだろうか」と、むしろ疑心暗鬼にかられます。同馬はこれで引退ではありません。

 それはさておき、私の週中予想は以下の通り。
 実近一覧表は順当に3強のトップ3ですが、トップは菊花賞馬が取りました。
 枠番では内枠となった◎○▲3頭は問題なし。[・]2頭もまずまず。

 問題はウラ●マリアライトの大外です。昨年の有馬に続く大外とはつくづく運がないと言うか……どうするか予想本文で語ります。

 週中予想                     一覧 馬順
 ◎01キタサンブラック  4歳 父ブラックタイド   C A
 ○02ゴールドアクター  5歳 父スクリーンヒーロー B D
 ▲06サウンズオブアース 5歳 父ネオユニヴァース  H C
 ・11サトノダイヤモンド 3歳 父ディープインパクト A B
 ・14シュヴァルグラン  4歳 父ハーツクライ    E E
 ●16マリアライト    5牝 父ディープインパクト D G

-------------
 【GI有馬記念 実近一覧表】 中山 芝25 16頭 定量
          ★3走GIV    (人気は前日馬連順位)
順=番|性齢|馬        名|予OZ{実近}人=[全芝]評 特  記
A=11|牡3|サトノダイヤモンド| 2.5{BA}B=[5110]優 RX ★
B=02|牡5|ゴールドアクター | 2.6{AC}D=[9215]良 RX
C=01|牡4|キタサンブラック | 4.8{CB}A=[8131]優 RX ★ 逃B

D=16|牝5|マリア ライト  | 7.0{ED}G=[6256]RX ★
E=14|牡4|シュヴァルグラン | 8.4{DG}E=[6343]優 中山初
F=08|牝4|ミッキークイーン | 9.1{FE}F=[4511]優 RX 中山初

G=12|牡6|サトノ ノブレス |15.2{G10} =[655.13]
H=06|牡5|サウンズオブアース|16.0{11H}C=[2818]3FY
QA=10|牡5|アドマイヤ デウス|22.0{1012}I=[5248]
QB=15|牡5|ア ル バ ー ト|23.9{14F} =[7229]
QC=13|牝6|デニムアンドルビー|24.3{1211} =[3519]3FX

QD=07|牡4|マルターズアポジー|33.9{1609} =[6137]逃A
QE=04|牡4|ヤマカツ エース |34.4{H14}H=[612.12]3FY
QF=05|牡6|サムソンズプライド|42.1{1513} =[547.23]
QG=03|牡8|ムスカ テール  |43.4{1315} =[522.19]L25TX
QH=09|牡8|ヒットザターゲット|49.1{0916} =[933.34]L26TX

※年齢 3歳=1 4歳=5 5歳=5 6歳=3 8歳=2 頭
※牡牝 牡=13(セ=0) 牝=3 頭 
※格 本文にて言及
 G1V5頭 G2V(GIV除く)8頭
※芝25優秀
A02ゴールドアクター[3000]B16マリアライト[1111]
C06サウンズオブアース[0201]D14シュヴァルグラン[1000]
E01キタサンブラック[0010]F09ヒットザターゲット[1012]

※中山コース優秀
A02ゴールドアクター[4101]Bキタサンブラック[2020]
Cヤマカツエース[2000]D06サウンズオブアース[0201]
E07マルターズアポジー[2012]F16マリアライト[2023]

※昨 年123着(16頭)    父 馬      前走
1着=074歳ゴールドアクター スクリーンヒーロ G2アルゼンチ1着
2着=094歳サウンズオブアー ネオユニヴァース GIジャパンC5着
3着=113歳キタサンブラック ブラックタイド  GI菊 花 賞1着
今年=07マルターズアポ 09ヒットザターゲッ 11サトノダイヤモンド 
---------------
※ 予 想

 まずは週中予想でやらなかった有力馬を格から再検討してみます。
 G1Vは以下の5頭。
 A01キタサンブラック[3031] B08ミッキークイーン[2111]
 C11サトノダイヤモン[1110] D16マリアライト  [2002]
 E02ゴールドアクター[1012]

 キタサンブラックの3勝が頭一つ抜けています。ただ、ダービーの14着を除くと、GIで勝つかどうかは五分五分とも言えます。
 また、この中でキタサンブラックはG2[3100]、ゴールドアクターも[3001]と優秀。どちらも先行タイプで内枠に入ったし、中山実績はキタサンブラック[2020]、ゴールドアクター[4101]と来れば、やはり表の◎○で仕方なし。

 しかし、両馬の1、2着とは枠連1-1のゾロ目決着を意味します。
 それがどうも長年の競馬勘と言うか、イメージが湧きません(^_^;)。有馬?十年の歴史で枠連1-1なんてあったでしょうか。
 この2頭の3着内は大いにあり得る。しかし、2着、もしくは1着は他の馬が食い込むのではないか、といった予感が働くのです。それでも、取りあえず◎○(^.^)。

 次にG2V(GIV除く)は以下の8頭。
 A10アドマイヤデウス[2120] B13デニムアンドルビ[2101]
 C14シュヴァルグラン[2101] D15アルバート   [2101]
 E04ヤマカツエース [2003] F12サトノノブレス [1246]
 G09ヒットザターゲッ[211.10]H03ムスカテール  [121.11]

 この中ではAアドマイヤデウスが良いけれど、同馬のGIは[0008]と悲惨。
 DアルバートもGI[0002]で無理スジ。この2頭は昨年の有馬で重視して終了後「ダートのアドマイヤドン産駒だったか」と気づいてほぞを噛んだものです。
 EヤマカツエースもGI[0003]、12サトノノブレスもGI[0106]でカット。また、GH両馬は高齢8歳、来たらごめんなさいのカット。

 かくしてG2V馬で取り上げたい馬は2頭。
 まずCシュヴァルグランはGI[0021]とやはり3着候補として捨てづらいのでカットできない。
 また、BデニムアンドルビーはGI[0219]とひどいけれど、この2着2回は3歳時のジャパンカップと5歳時の宝塚記念。ともに牡馬の強豪を相手に追い込んでの2着だけに穴として魅力。ところが、その後屈腱炎を発症、1年半長欠明けの前走金鯱賞は8着。さすがに6歳のここは苦しいと思う。
 ただ、前走の着差はコンマ5、上がりは最速32.8。この32.8は全19戦の最速であり、当然前走の3FA。6歳のここに来てこの上がりを出せるのは不気味。
 直線短い中山だから、頭で突き抜けるとはとても思えません。しかし、ディープインパクト産駒で外枠に入ったことだし、最後方をちんたら走って無欲の直線一気……なら3着食い込みがあるかもしれません。そこで私は裏の[△]を付けます。

 最後にGI・G2V馬ではないけれど、2着多数の06サウンズオブアースはGI[0304]G2[0402]からやはり外せません。鞍上デムーロもGIになるとムチを使い(過ぎ)ます。ただ、前走ジャパンカップ2着が精魂込めての走りではなかったかと見てやはり3着複穴候補。

 さて、問題は週中ウラ●予定の16マリアライトです。
 結論をあっさり書くと変更なしとします。過去10年8枠は連対0らしいですが、負けても(着外でも)悔いなしのウラ●とします(^.^)。

 私はこの馬先行馬と見ていました。昨年の有馬が大外16番から3番手先行してコンマ1差の4着に粘った印象からですが、近4走の4角位置はだいたい7番手前後。
 特に宝塚記念では1角11番手から4角6番手に進出して勝ちました。また、5月の東京G2目黒記念(芝25)は同タイム2着で2306の好タイムを出しています。
 中山[2023]は全て5着以内。そもそも勝った宝塚記念も17頭の16番枠でした。ちょい人気薄だし、来るならこの馬と見てまさかの単勝も買います(^_^)。

 かくして最終予想は以下の通り。
 ◎01キタサンブラック  4歳 父ブラックタイド   C A
 ○02ゴールドアクター  5歳 父スクリーンヒーロー B D
 △06サウンズオブアース 5歳 父ネオユニヴァース  H C
 ・11サトノダイヤモンド 3歳 父ディープインパクト A B
 ・14シュヴァルグラン  4歳 父ハーツクライ    E E
 ●16マリアライト    5牝 父ディープインパクト D G
 △13デニムアンドルビー 6牝 父ディープインパクト QC 11

 さて、書きづらいことながら、馬順7位中私が印を付けなかった唯一の馬が4歳08ミッキークイーンです。週中で書いたとおり、同馬は牡牝混合GIで走らない、牝馬GIでも年上の古馬に勝てない、中山初では苦しいと見てのカットです。
 また、軽視したのは菊花賞馬11サトノダイヤモンドと14シュヴァルグランです。みなさん方はこの3頭の3複1枚お買い下さい。私も買います(^_^;)。


 最後にいつもの枠連オッズ分析を。
 [有馬記念枠連順位]
 枠連=AB/C/D E F/G H
 枠番=16/3/8 7 4/2 5
 馬順=AB C G E F H 09
 代行=D13 15 12 11 10 14 16

 枠連AB=3.5と集中。そして163枠の3つ巴となっている。1枠はAD同居枠なのにA流れとなっていない。また、馬順・単複は必ずしもABC枠と合致していない。A1枠が消えるかもしれない。
 枠連本命ならもちろんABCの163ボックスであるが、D以下から何かが絡むかも知れない。馬順から見ると枠Fまでで決まりそうだが、GH枠も買われているので消せない。また、DEF枠内に乱れがあるので枠連のお勧めは[BCA-GH]。だが、万一ABCが消えるなら、中穴として[DEF]も買っておきたい。


 予想は以上ですが、以下キタサンブラックが勝つか否かについて展開面から論じてみました。おひまならご一読下さい(^_^)。

 さて、キタサンブラックは有馬2500を逃げ切れるでしょうか。
 同馬の過去5走を見ると、
[昨年有馬25→産経大阪杯20→春天32→宝塚22→秋京都大賞典24→前走JC24]を走って[3→2→1→3→1→1]の成績です。

 このうち京都大賞典のみ2番手で、残り4戦全て逃げています。逃げた結果は[3110]、番手でも[1000]。
 まず2番手に控えたG2京都大賞典について。
 このレースはぎんぎんの逃げ馬ヤマカツライデンが出走していました。だから番手に控えたのでしょう。レースは案の定ヤマカツライデンが逃げて1000メートル通過62.0のスロー。キタサンブラックは2番手から直線抜け出して1着。勝ちタイム2255でした(ヤマカツライデンは11着)。
 この勝ちタイムは過去10年の9位とチョー平凡。スローに流れたからだと思います。

 そして、キタサンブラックが逃げた4レースで特徴的なことは(展開指標によると)ほぼキタサンブラック単騎逃げの形であることです。すなわち、ぎんぎんの逃げ馬が出ていない。
 1000メートル通過を見ると、春天3200が61.8、ジャパンカップ2400が61.7。で、GI2勝。つまり、単騎逃げでスローなら逃げ切れる。

 ところが、阪神2200の宝塚記念(3着)ではキタサンブラックの1000メートル通過は59.1とややハイペースでした。結果、上がりが36.8とかかって3着。ただ稍重だったからか、最速上がりでも2着ドゥラメンテの36.1でした。
 ここを勝ったのがマリアライトで勝ちタイムは稍重2128。このタイムは単純比較でも過去10年の5位で悪くありません。

 武豊キタサンブラックは単騎逃げだったのに、なぜスローにできなかったのか。
 そこは不明ながら、レースを見直すと3頭ほどが競りかけるように迫ってスタート3Fが[12.6-11.0-11.1]となっています。つまり、2Fと3Fが1秒早い。
 推測するに、早くしないとハナを奪われると思ったのかもしれません。しかし、その後は[12.3-12.1]で12秒台に落としています。その分ゴール前粘る脚を失って3着に落ちたと言えそうです。
 これがジャパンカップの5Fの場合、[13.3-11.3-12.6-12.3-12.2]の1000メートル通過61.7。2Fを除いてゆったり逃げられたことがわかります。

 これらのことから、ハイペースになるとさすがのキタサンブラックも苦しいと言えそうです。もっとも、宝塚記念の123着は同タイム2128でした。3着と言ってもせいぜいアタマ差の違いでしかなく、強い逃げ馬であることは間違いないと思います。
 要するに、キタサンブラックはスローなら確実に逃げ切れる。ハイペースになったときは、アタマ差ほど負ける可能性があると言えそうです。

 では今回の有馬。1枠1番に入ったキタサンブラックですが、逃げるかどうか。
 答えはビミョーです。なぜなら07番に4歳マルターズアポジーというGI初の逃げ馬が出てきたからです。

 マルターズアポジーはこれまで過去17走全て逃げている「ぎんぎんの逃げ馬」です。しかも、同馬は目下[2W→3W→G3福島記念]を逃げて3連勝中。芝22以上初、G2も未出走なので、着内はちょっと無理スジながら、かつてのテレビ馬のように玉砕的大逃げを打つ可能性があります。
 あるいは、スローで逃げるか。同馬は2100以上を一度も走ったことがないので、1F、2Fはどどっと逃げてハナを確保。後はスローに落とすかもしれません。これはもう鞍上武士沢の思惑次第でしょう。

 ハイスピードの大逃げなら問題ないと思います。離れた2番手――つまり、後続馬群の先頭はおそらくキタサンブラックであり、同馬は1000メートル通過61秒台で実質単騎の逃げの形となるでしょう。4角か直線でばてるマルターズアポジーを交わし、先頭に立って粘り込みをはかります。

 問題は武士沢騎手が平均かスローで逃げたときです。
 同馬の過去3走は[福島芝18を61.3→中山芝16を58.7→福島芝20を61.0]で逃げて勝っています。中山マイルを58.7だから、ハナは奪える。その後直ちにスローに落とす……かどうか。この場合ペースは武士沢マルターズアポジーが握ります。
 そうすると、武豊キタサンブラックは先頭に出るか、あるいは番手に控えるかビミョーです。「これだけスローなら先頭に出よう」と思うかもしれません。
 そのとき「じゃあ」とマルターズアポジーがすんなりハナを譲るかどうか。「そうはイカんよ」と競る形になったら……ペースは上がります。
 近走不振の05サムソンズプライドも逃げたり2、3番手の先行タイプなので、マルターズアポジーと競って番手に入るかもしれません。そうなると、キタサンブラックは3番手。

 いずれにせよ、今回武豊キタサンブラックがハナを取れない可能性が高く、そうなると、彼が想定する1000メートル通過61秒台のペースにおさまってくれるかどうかビミョーです。妙に速くなったり、遅くなったりしてペースが乱れる可能性があります。宝塚記念のように(単騎逃げが想定されたのに)他馬と競り合う形でペースが速くなると、直線の粘りを失ってアタマ差3着……かもしれません。

 有馬記念は2500なので1000メートル通過タイムがわかりません。ただ、大ざっぱに言うとスローなら先行馬が残る。ハイペースになると、差し馬が浮上します。
 たとえば、過去2年は逃げ先行が残っているけれど、2013年の123着馬(オルフェーヴル、ウインバリアシオン、ゴールドシップ)は道中9番手から13番手にいた
馬でした。900メートル、1100メートル通過タイムを比べてみると、ややハイペースだったかなと思えます。
 この年オルフェーヴルの勝ちタイムは2323でした。翌2014年3番手先行で勝ったジェンティルドンナの勝ちタイムは2353。スローベスでした。昨年3番手先行で勝ったゴールドアクターの勝ちタイムも2330でスロー。
 近年最速のタイムだった2009年1着ドリームジャーニーの勝ちタイムは2300です。 この年はかなりのハイペースで逃げ先総崩れでした。

 まとめると、中山2500はハイペースのときは逃げ先行馬がきつく、スローペースなら逃げ先が残れる……と言えます。長々書いた割には誰でも知っている当たり前の結論ですみません(^_^;)。

 で、再度有馬のまとめです。ぎんぎんの逃げ馬マルターズアポジーが出てきても、同馬がメチャ逃げをすれば潰れるのは同馬だけ。離れた2番手のキタサンブラックは単騎逃げのスローと同じになるので、キタサンブラックは残れて頭もある。この場合の狙いはキタサンブラック+先行+差し馬。

 しかし、もしもマルターズアポジーがスローか平均かわかりづらいペースで逃げ、番手の武豊がペース判断を誤ったときは、波乱が起きる気がします。
 この場合まさかの1枠先行両馬――キタサンブラック・ゴールドアクターのどちらかが2着3着着外、あるいは、まさかの両馬着外の可能性さえあるかもしれません。 そのとき浮上するのはその後を走る先行ちょい差し+差し+無欲の追い込みではないかと思います。

 そこでめったにないことですが、過去5走のスタート・4角位置に基づく展開指標によって実近一覧表を逃げから追い込み順に並べた表を掲載しておきます。参考にしてください。1.0は逃げ、10を超えると追い込みタイプです。

【実近一覧表展開順】
順=|指標|番|性齢|馬      名|{実近}人=[全芝]評 特記  ――印
QD=| 1.0|07|牡4|マルターズアポ|{1609} =[6137]逃A
C=| 1.2|01|牡4|キタサンブラッ|{CB}A=[8131]優 RX ★  ――◎
QF=| 2.9|05|牡6|サムソンズプラ|{1513} =[547.23]
B=| 3.4|02|牡5|ゴールドアクタ|{AC}D=[9215]良 RX   ――○

G=| 4.6|12|牡6|サトノノブレス|{G10} =[655.13]
QA=| 5.2|10|牡5|アドマイヤデウ|{1012}I=[5248]
H=| 5.6|06|牡5|サウンズオブア|{11H}C=[2818]3FY    ――△
QE=| 6.3|04|牡4|ヤマカツエース|{H14}H=[612.12]3FY

A=1 6.3|11|牡3|サトノダイヤモ|{BA}B=[5110]優 RX ★  ――・
D=| 7.0|16|牝5|マリア ライト|{ED}G=[6256]RX ★   ――●
QG=| 7.3|03|牡8|ムスカ テール|{1315} =[522.19]L25TX
E=| 7.5|14|牡4|シュヴァルグラ|{DG}E=[6343]優 中山初 ――・

F=| 8.9|08|牝4|ミッキークイー|{FE}F=[4511]優 RX 中山初
QB=| 8.9|15|牡5|ア ル バート|{14F} =[7229]
QH=|11.0|09|牡8|ヒットザターゲ|{0916} =[933.34]L26TX
QC=|12.0|13|牝6|デニムアンドル|{1211} =[3519]3FX    ――△

 以上、これでほんとに終わりです。

 さて、結果は?

================
 長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m

| | Comments (0)

2016.12.21

有馬記念、昨年回顧と週中予想

 前号朝日杯回顧では表の▲+ウラ●を付けた武豊05タガノアシュラについて何も触れませんでした(^_^;)。
 書く気もしなかったというのが正直なところで、3戦中2勝は芝18と芝20をともに逃げての勝利。逃げてこその馬だと思ったのに、スタート直後から後方。逃げられなかったのか、逃げなかったのか、結局何の見所もなく14着。隣の松山04ボンセルヴィーソが(先行馬ながら)逃げて3着に粘ったことを思うと、「そっちじゃないよお」と言いたくなりました(^_^;)。

 表▲に留めておけば良かったのに、ウラ●までつけた自分の不甲斐なさにあきれました。やっぱり武豊教祖の呪縛でしょうか(^.^)。有馬では今のところキタサンブラック◎の予定なんで、不安が先立ちます。

 それはさておき、泣いても笑っても今年最後のGI 有馬記念。久しぶりに昨年回顧を掲載し、週中予想に励みたいと思います(^_^)。

 昨年は一覧トップ2頭のゴールドシップとラブリーデイに◎○を打って撃沈。
 ところが、1着は一覧3位の(無印)ゴールドアクターだったから参ります。
 一覧トップ3頭は3番手も軽視しちゃダメですね。


**************************
※ 2015年有馬記念 予想回顧

 う~~~~~ん。
 ◎ラブリーデイ、○ゴールドシップ、来ませんでしたねえ(-.-)。

 ラブリーデイは先行できたのに、直線伸びを欠いてコンマ2差の5着敗退。かたやゴールドシップは予感通り向こう正面からまくり始め、場内を大いに湧かせたけれど、直線さらに追い上げる力は残っていませんでした。ウラ予想に書いた両馬へのいちゃもんがもろに当たってしまいました。

 やはり3年連続引退馬の有終の美はなかったし、3年連続4番の1着もありませんでした。そう言えば(書き忘れましたが)昨年まで2年連続[04・06・14]番の決着でした。それが今年は[07→09→11]だから、きれいにリセットされました(^_^;)。

 ラブリーデイはやはり歴戦の疲れが出たのだろうし、ゴールドシップは宝塚で出遅れた後、毎回ずきんをかぶらされ、真っ先のゲート入れ。今回の15番枠ってほぼ最後の枠入れのはずなのに、他馬が入り終わるまでじっと待っていなければなりませんでした。彼は文句も言わず(?)、とても静かに待っていました。なんだか痛々しくて私はいとこと「あれじゃあ去勢された馬みたいだ。闘争心が感じられない」と話したことです。

 ゴールドシップの良さはカミソリの切れ味ではなく、3角まくりで他馬を大ナタふるってなぎ倒すところでした。それが今回で見納めかと思うとさみしい感じです。しかし、4年後の産駒に期待したいと思います。お疲れさまでした。

-------------
 【GI有馬記念 実近一覧表結果】 中山 芝25 16頭
           (人気は前日馬連順位)+1Kは前走より1キロ増
順=番|性齢|馬    名|予OZ{実近}人=[芝全] [芝25]特  記
A=15|牡6|ゴールドシ| 2.5{AB}D=[13.328][1020]優 RX ―○8

B=04|牡5|ラブリーデ| 5.5{CA}A=[932.12][0003]RX 3FX ―◎5
C=07|牡4|ゴールドア| 7.8{FC}J=[6213]良[1000]優 +1K ―?1
D=16|牝4|マリアライ| 8.3{BH} =[5143]良[1000]優 RX ―△4

E=11|牡3|キタサンブ|10.9{E09}C=[5011]優[未出]RX 逃B―△3
F=12|牡3|リアファル|11.5{09E}B=[2010]ダート出身 逃A ―△16
G=09|牡4|サウンズオ|11.9{HG}F=[2516] [0001]3FY   ―△2
H=06|牡4|アルバート|13.7{13F}G=[6126] [未出]EX +1K
QA=03|牡5|ラストイン|14.6{D11}I=[734.10][0011]L253FX ―△12
QB=13|牝3|ルージュバ|17.3{14D}H=[3102] [未出]3FX

QC=02|牡7|ヒットザタ|23.9{1012} =[932.29][1001]L25TX ―△13
QD=08|牡4|ワンアンド|26.2{1113} =[430.10][0001]RX
QE=05|牡4|アドマイヤ|27.7{G14} =[5125] [1000]優
QF=10|牡7|トーセンレ|31.2{1610} =[704.12][未出]
QG=01|牡7|オーシャン|39.6{1515} =[720.20][0105]+1K
QH=14|牡5|ダービーフ|44.9{1216} =[543.16][0002]

※年齢 3歳=3 4歳=6 5歳=3 6歳=1 7歳=3
※牡牝 牡=14頭(セ=0頭) 牝=2頭 
※昨年 1着=04ジェンティルドンナ 2着=06トゥザワールド
    3着=14ゴールドシップ
 中山得意3頭=ゴールドシップ[2021]キタサンブラック[2010]
        マリアライト[2011]
 当該(芝24・25・26)得意3頭=ゴールドアクター[4101]
     マリアライト[2000] アルバート[2000]
-------------
 さて、予想回顧――。
 ◎ラブリーデイ、○ゴールドシップとしたことに後悔もほぞ噛みもありません。今年大活躍だったラブリーデイは勝って年度代表馬になってほしかったし、ゴールドシップは(勝てないだろうけど)2着に来ても不思議ないと思ったからです。
 混戦模様でも終われば、「最も強いと思われた2頭――つまり、1、2番人気のワンツーだった」というのはよくあることです。ゆえに終わった今でも、表の◎○はこの2頭に打ちます(^_^;)。問題はウラ予想です。

 両馬にマイナス点が多々あるだけに、つまり3着以下に落ちても不思議なかっただけに、ウラの構築は必須でした。着目したのは《GI未勝利のG2勝ち馬》です。
 予想から再掲すると以下の5頭でした。ここに勝ち馬ゴールドアクターがいるから、この観点は正しかったと思います。

 [GI未勝利のG2勝ち馬]
 ・3歳12リアファル    阪神芝24神戸新聞杯(9月)
 ・4歳05アドマイヤデウス 中山芝25日経賞(3月)・京都芝24
             日経新春杯
 ・4歳06アルバート    中山芝36ステイヤーズS(前走)
 ・4歳07ゴールドアクター 東京芝25アルゼンチン共和国杯(前走)
 ・7歳02ヒットザターゲット東京芝25目黒記念(5月)

 7歳ヒットザターゲットはさすがに無理スジ(結果13着)、3歳リアファルはダート出身の逃げ馬ゆえ嫌いたい(結果16着ですが、故障だったとの報もあります)。狙いは「4歳馬の3頭」……と、ここまでは正解。
 問題はこの後です。直ちに「中山経験馬」の3枠両馬に絞ってしまいました(^_^;)。

 もっとも、ゴールドアクターの成績、過去3走はじっくり検討しました。
 現在3連勝であること、前走ただ1頭芝25(東京G2アルゼンチン共和国杯)を勝っていること、昨年菊花3着であること。何より当該(芝24・25・26)距離の実績A馬[4101]であること。
 しかも、しかも、一覧では3位のCなのです。ウラ●としたアドマイヤデウスは一覧ではかなり下位だから、実績はゴールドアクターが上。一覧はそれを的確に出していました。

 なのに、なぜゴールドアクターをカットしたか。今回最大のほぞ噛みと言っても過言ではありません。せめて△くらいは付けるべきでした(^_^;)。

 カットした理由は単純で、あまり強いと思えなかった――それに尽きます。
 そもそも有馬で下から上がってきた上がり馬が激走したという記憶があまりありません。アクターは確かに3連勝[2W→3W→G2]しました。けれども、前走アルゼンチン共和国杯はハンデ戦で斤量56キロ。同レースの最重量は58キロ、その下57キロが計5頭いての1着でした。「斤量に恵まれたな」と思いました。

 さらに、タイムは重ながら[2340](2秒引いて2320換算としても)平凡なタイムです。さらに、アルゼンチン56キロから有馬に来ると、57キロでプラス1キロ増となります。もしも同馬がアルゼンチンで優秀なタイムを出しているか、最重量58キロを背負って勝っていたなら(今回1キロ減になるし)、思い切ってウラ●にした可能性があります。
 しかし、これらの成績とアドマイヤデウスが中山G2芝25の日経賞を勝っている点(しかも勝ちタイムは2305)を比較すると、「アドマイヤデウスが上」と見たのです。

 そして、最後に鞍上です。アクターの吉田隼人騎手は12年間でGI未勝利(-_-)。だけでなく、重賞に287回も騎乗して勝利数わずかに8。
 対してアドマイヤデウスの鞍上岩田は言わずもがなのA級騎手。ここは低人気でしたが「やってくれるのでは」と思いました。

 しかし、ここまで書いてきて「あれっ、◎○△を列挙したときは父馬を掲載したのに、ウラ●アドマイヤデウスは書かなかったなあ」と思い出しました(^_^;)。

 で、ウラ●の候補だった4歳3頭を調べてみました。
 なんと3枠両馬はアドマイヤドン産駒ではありませんか。

・05アドマイヤデウス――父アドマイヤドン  [7年重賞3勝(/27)]
・06アルバート   ――父アドマイヤドン  [7年重賞3勝(/27)]
・07ゴールドアクター――父スクリーンヒーロー[3年重賞6勝(/27)]

 私は枠連3-3を買ったくらいだから、3枠両馬をかなり重視しました。ところが、今改めて父馬を確認して「くあーっ。俺アドマイヤドンの子をウラ●にしたのかあ」と叫んでしまいました。父馬を見ていた気はするけれど、明確に認識していなかったようです(^_^;)。

 かたやダートの名馬だったアドマイヤドンは供用7年でGI勝ちはなし。かたやスクリーンヒーローはJC勝ち馬。産駒は供用わずか3年ですでに重賞6勝。しかも、この6勝とは今年のみであり、マイルGI3勝のモーリスがいます。スクリーンヒーローはこれから産駒が活躍する馬であることは明らか。
 これはどう見てもスクリーンヒーローが上です。痛恨の選定ミスと言えそうです。

 ただ、ここまでの推理をレース前にやってウラ●をゴールドアクターにしたとしても、馬連・3連馬券は獲れなかったろうと思います。ウラ●から流すのは◎○に6枠3歳両馬までと考えていたからです。

 我が一覧表では09サウンズオブアースも2着候補にし辛いのです。キタサンブラックなら(◎○が消えるとすれば)ウラの2着候補にできましたが。
 サウンズオブアースの取り柄は「上がりがいい」程度で、全成績[2516]を見てわかるように、2着が多く、勝ち鞍は未勝利と1勝クラスの単純2勝馬でした。いわゆる善戦マンで、3着△候補が精一杯といった感じです。

 ただ、同馬の7走目以降の8戦を今振り返って見ると、全てGI・G2、なおかつその平均飛距離は芝2560、その8走の成績は[0404]と連率50。つまり、GI・G2で2回に1回は2着に突っ込んでおかしくなかったこ
とを示しています。
 特に昨年の菊花賞の2着はタイム[3011](コンマ1差、このメンバーではL30TX)のすごさでした。芝長距離において無視できない1頭だったようです。
 ……と終わった後なら言えます(^.^)が、そこらへんは一覧表で算出できるようになっていませんでした。まだまだ改善の余地があります。

 それにしても今回の結果、[ゴールドアクター→サウンズオブアース→キタサンブラック]って[昨年の菊3着→昨年の菊2着→今年の菊1着]と年末に菊が開花したかのような結果でした。これもあまり記憶がありません。
 昨年の菊花賞馬トーホウジャッカルはその後[宝塚4着→札幌記念8着]ながら、これら菊組は来年(特に人気薄になったとき)注意すべきだなと思いました。


 さて、今年のGIもこれで終了。後期も相変わらずほぞ噛みの多い予想でした。ただ、実近一覧表の精度は少しずつ上がっていると思います。
 ちなみに、後期GIの一覧トップABCの結果を記すと以下の通り。

・レース名=A印 B印 C印―順1着馬  名  (馬順)D以下順位
1スプリS=×◎ ×  1 ―Cストレイトガール(2人)
2秋華 賞=1◎ ×  × ―Aミッキークイーン(1人)
3菊花 賞=2◎ ×  × ― キタサンブラック(5人)QC
4天皇賞秋=×◎ ×  3 ― ラブリーデイ  (1人)E
5エリザベ=2○ ×  × ― マリアライト  (6人)F
6マイルCS=×○ 1  2 ―Bモー リ ス  (4人)
7ジャパン=×  ×  3◎― ショウナンパンド(4人)G
8チャンC=×▲ ×  ×○― サンビスタ   (11人)D
9阪神JF=3  1○ ×◎―Bメジャーエンブレ(1人)
10朝日 杯=×○ 2◎ 3 ― リオンディーズ (2人)QC
11有馬記念=×○ ×◎ 1 ―Cゴールドアクター(10人)

 ご覧になってわかるように、一覧Aは[1216]、Bは[2107]、Cは[2134]でした。後期はCの3着内が多かったようです。
 また、ABCの全てが着外に落ちたのはチャンピオンズカップの1度だけ。残り10回でABCのいずれかが3着内に入っています。その確率は91パーセントです。

 私が競馬理論を学んだトータライザーはコンピ算出の◎○▲3頭を、[92パーセント馬券]と呼んでいました。3頭のいずれかが3着内に入る確率92パーセントから名付けられた言葉です。私が制作した一覧表のトップ3もその域に達しつつあるかなと少々誇らしく思っています(^_^)。

 課題はこれをどう馬券につなげるか、です。
 ABC3頭のうち1着は5回、2着が4回です。ということは11レース中9レースは3頭のいずれかが馬連の軸になり、さらにその半数は単勝軸にもなると見ていいようです。
 しかしながら、ABC3頭が同時に3着内に入ることはまずない。また、ABの1、2着独占もない。ABCの馬連ボックスが成立したのは一度だけで、あとは1・3着、2・3着が1回ずつ。

 この結果を鑑みると「ABCから軸を設定したら、相手はD以下に求めるのがいい」と言えます。あるいは、D以下から軸馬・穴馬を発見したら、取りあえず一覧ABC3頭に流す馬券がお勧めです(私はこれをやらずに何度ほぞを噛んだことか)。

 以前も書いたように、私はどうも馬券下手です(^_^;)。6頭に絞って5頭に印を付けたら、付けなかった1頭が来るなんてざらです。
 だから、自動的に買い目を出すソフト――実績一覧、実近一覧表を作ってきました。印を見てわかるように、トップAにはほとんど◎か○を付けています。そろそろ自己予想はあきらめ、一覧表とオッズ分析から予想を組むべきではないかと感じつつあります。成績と切り離してオッズのみで馬券を組むオッズ予想も結構結果が良いのです。

 ただ、自分で「ああだこうだ」と推理して頭を使うことで老化予防になっているだろうと考えると、コンピ自動予想はアルツまっしぐらかもしれず(^_^;)、ビミョーな心境です。

 最後に吉田隼人騎手のGI初制覇はお見事でした。彼は32歳とか。ちと遅いような気もするけれど若手です。これからどんどん活躍してほしいと思います。
 それを考えると、キタサンブラックの鞍上北村宏をなぜ替えたのか。
 彼はこの扱いを歯ぎしりして今後奮起してほしいけれど、若手にチャンスを与えない陣営・馬主も考え直してほしいと思います。いつまでもベテラン頼みじゃないでしょう。

 今回有馬に出なかった某ベテラン騎手は京都のラスト3レースに騎乗しました。
 私は「やってくれるはず」と全て単勝を買いました。どうも同じことを考えた信者(^.^)が多かったようで、3頭は全て1番人気になりました。
 結果は10レース6着、11レース8着(-_-;)、最終レース6着(T_T)。
 老兵はもう去ってもらいましょう。

 それにしても、ゴールドシップが消えてゴールドアクターが勝つなんて。最初にゴールドアクターの馬名を見たとき、「ゴールドシップが勝てなかったら、代理でゴールドアクターが来るかもな」とちらと思ってすぐ打ち消してしまいました。終わって「それかよお」って感じです(^.^)。第一勘を大切にすべきですね。

 騎手のGI初勝利が有馬記念というのはこれまであったか、なかったか。
 なかったとすれば、ゴールド交替と合わせて有馬最大の「ドラマ」だったのかもしれません(^_^)。

 ○ ゴールドが消えてゴールド来るなんて 世代交替 騎手も進めて(^.^)

***************************

 2016有馬記念週中予想

 水曜現在登録18頭でしたが、トーセンバジルが回避して17頭。フルゲート16頭ゆえ1頭除外対象です。
 以前香港GI芝20と芝24に日本馬がどかどか出走して「有馬記念軽視ではないか?」と書きました。どうやらフルゲートにはなりそうですが、「日本一決定戦」とは言えない気もしてビミョーです(^.^)。
 もっとも、昔から有馬で勝っても「はて、この馬日本一かな?」と疑わしい勝ち馬も多々いましたが……。

 まずは今年の出走予定馬。乗り役も予定です。
-------------------
◎優先出走(ファン投票上位10頭)
 性齢馬      名  [成績] 騎  手-前 走    着
・牡4キタサンブラック  [8131] 武  豊-G1ジャパンC1着
・牡3サトノダイヤモンド [5110] ルメール-G1菊 花 賞1着
・牡5ゴールドアクター  [9215] 吉田 隼-G1ジャパンC4着
・牝5マリアライト    [6256] 蛯  名-G1エリザベス6着
・牡5サウンズオブアース [2818] デムーロ-G1ジャパンC2着
・牡4シュヴァルグラン  [6343] 福  永-G1ジャパンC3着
・牝4ミッキークイーン  [4511] 浜  中-G1エリザベス3着
・牡5アドマイヤデウス  [5248] 岩  田-G1天皇賞 秋6着
・牡5アルバート     [722.10]戸  崎-G2ステイヤー1着
・牡6サトノノブレス   [655.13]シュミノ-金鯱賞3着

○賞金順(出走可能6頭)
・牝6デニムアンドルビー [351.10]バルザロ-G2金 鯱 賞8着
・牡4ヤマカツエース   [612.12]池  添-G2金 鯱 賞1着
・牡8ヒットザターゲット [933.34]田  辺-G1ジャパンC15着
・牡8ムスカテール    [732.23]中  谷-G2金 鯱 賞7着
・牡4マルターズアポジー [6137] 武 士 沢-G3福島記念 1着
・牡6サムソンズプライド [547.23]横 山 典-G2ステイヤー7着

△除外対象(1頭)
・牡4トーセンバジル   [5215]未   定-G1ジャパンC11着

 昨年の有馬記念123着馬
※昨 年123着(16頭)    父 馬      前走
1着=074歳ゴールドアクター スクリーンヒーロ G2アルゼンチ1着
2着=094歳サウンズオブアー ネオユニヴァース GIジャパンC5着
3着=113歳キタサンブラック ブラックタイド  GI菊 花 賞1着
----------------
 16頭立てとしてまずは年齢構成。以下の通りで、4歳、5歳が目立ちます。
 まずは6頭に絞ってみました。

 [有馬記念年齢構成](牡13頭 牝3頭)
 3歳=1頭-・菊花賞1着サトノダイヤモンド
 4歳=5頭-・JC1着キタサンブラック・JC3着シュヴァルグラン
 5歳=5頭-・JC4着ゴールドアクター・JC2着サウンズオブアース
 6歳=3頭-カット
 8歳=2頭-カット
 牝馬=3頭-・5歳エリザベス杯6着マリアライト(内枠なら?)

 今年特筆すべきは昨年の123着馬が今回全て出走することです。
 まさかこの3頭がそのまま今年も着内に入るとはとても思えません。
 が、3複1点だし、このまさか馬券1枚買っておきましょうか(^.^)。

 逆に言うと、この3頭全て消えるか、1頭残るか、2頭残るか――その検討材料にもなって一年越しの「3強モード」とも言えます。

 3頭の前走を見ると、ゴールドアクターがJC4着(3人)、サウンズオブアースがJC2着(5人)、キタサンブラックがJC1着(1人)とみなジャパンC経由。しかも、3頭とも[秋初戦→JC]と秋天を飛ばしたので、有馬が秋3戦目となってローテは文句なし。うちキタサンブラックが秋3連勝とGI3勝目をかけることになります。

 単純に上から2頭ならキタサンブラックとサウンズオブアースですが、ゴールドアクターは左回り[2103]に対して右回り[7112]。今秋2走も2前中山G2芝22オールカマー1着→東京JC4着→今回有馬です。右回り有馬の2連覇目指して牙を研いでいたかもしれず、さて簡単に切れるかどうか。3月に中山G2日経賞を勝っているので、今年GI未勝利ながらG2は2勝。走破圏内と言えそうです。

 問題は枠番でしょうか。昨年の有馬以降日経賞、オールカマーの中山3連勝は馬番全て9番以内。先行馬のゴールドアクターにとってぜひ内枠がほしいところでしょう。逆に言うと、外枠に入ったときは割引きかなと思います。

 ならば、消えるのはサウンズオブアースでしょうか。
 ところが、どっこい有馬やジャパンC回顧で述べたように、史上最強の単純2勝馬です(^_^)。勝ったのは未勝利と1Wクラスだけ。なのに7戦目以降13戦は全てGI・G2。その成績は[0706]と2着7回のものすごさ。うちGIの2着は3回。

 サウンズオブアースは左回り[0102]に対して右回り[2716]ですから、有馬は得意でしょう。今秋はG2京都大賞典4着→JC2着で勝てないけれど、掲示板には載る感じ。実はこの馬、昨年の有馬2着以降→日経賞2着→春天惨敗までゴールドアクターと全く同じレース。で、常に下位。
 また、春天後休養に入って宝塚に出なかったのも同じ。前走JCも同じで秋初戦のみゴールドアクターがオールカマー、サウンズオブアースが京都大賞典(4着)でした。そして、前走JCでようやくゴールドアクターに先着しました。

 この馬、右回りのGI・G2、芝22~25に限ると、8戦[0602]、着外2回も4着です。とてもカットできそうにありません。脚質は中団ちょい差しタイプなので、内枠が理想でしょうが、やや外くらいなら許容範囲かと思います。

 それならそれなら、消えるのはキタサンブラックなのでしょうか(^.^)。
 名だたる裏切り馬も(3走前まで11戦1番人気は一度もなしで[6131])前2走G2京都大賞典、前走JCは連続1番人気の連勝でした。

 京都大賞典は2番手先行、JCは逃げての優勝。東京芝24は最も逃げ切りが難しいだけに、今回中山2500は楽勝かと思われます。
 これでGI3勝となってモーリスを凌駕する年度代表馬の栄誉も……と思うと、まず単勝軸、悪くとも2着、最悪でも3着……とても消えそうに思えません。

 ほらね。やっぱりこの3頭の3複1枚必要でしょ?(^_^)
 ただ、ここでも問題はどの枠になるか。欲しいのは1枠1番でしょう。過去4回の1番は全て1着。春天、京都大賞典、前走JCが1番でした。
 逆に唯一の着外14着はフルゲートダービーの17番枠。キタサンブラックが7枠8枠なんぞに入ったら、試練でしょう。

 さらに、この3頭に割って入ろうとするのが3歳菊花賞馬サトノダイヤモンドです。
 全成績[5110]、新馬→1W→G3きさらぎ賞を3連勝して→[皐月3着→ダービー2着→G2神戸新聞杯1着→菊花賞1着]の実績を持って勇躍有馬参戦です。
 普通なら3歳馬が古馬と初対戦するのは厳しいけれど、昨年菊花賞馬キタサンブラックが有馬3着だったように、それだけを理由として着外と見なすのは難しい気がします。もしも着内に食い込めば、上記3頭から何かが着外に落ちます。

 しかし、私はサトノダイヤモンド、4、5着か良くて3着ではないかと思います。 なぜなら3歳馬の中ではナンバー2の位置づけだからです。
 皐月賞を勝ったのはディーマジェスティ、2着マカヒキ、3着サトノダイヤモンド。ダービーは1着マカヒキ、2着サトノダイヤモンド、3着ディーマジェスティ。そして、菊花賞ではサトノダイヤモンド1着、ディーマジェスティは4着。
 サトノダイヤモンドはディーマジェスティには先着したけれど、マカヒキには常に負け。もしもマカヒキが凱旋門ではなく菊花賞に出ていたら、サトノダイヤモンドは果たして優勝できたかどうか。また、ディーマジェスティは菊4着からJCに挑戦して4番人気13着撃沈でした。
 こう考えると、サトノダイヤモンドも歴戦の古馬にはまだ一歩及ばないのではないでしょうか。

 その他2頭を有力候補として取り上げました。
 まず4歳シュヴァルグラン。同馬は1つ勝つのに2戦、2勝目も2戦。2歳で4回も走り、そこから4戦足踏みしたので、クラシックとは無縁のまま3勝目は昨年秋でした。
 その後3連勝してOP入り。過去6走のGIG2は[2121]と堅実です。ただし2勝はG2で、GIは春天3着、宝塚9着、前走JC3着。今回中山初だし、良くて3着かなと思います。鞍上福永も負傷休み明けで厳しいように思います。

 そこで、狙ってみたいウラ●候補が牝馬です。実績馬は4歳ミッキークイーンか5歳マリアライト。
 年齢から言えばミッキークイーンですが、昨年オークス・秋華賞の2冠馬ながら、その後JC3番人気8着、今年牝馬戦に戻るも、G2阪神牝馬S2着→GIヴィクトリアマイル2着と1番人気の期待を裏切っています。
 そして、秋初戦GIエリザベス杯でも2番人気3着。つまり、牝馬戦において年上の馬に勝てません。いわんや牡牝混合GIで牡馬をうち負かすのはかなりきついと思います。

 逆にマリアライト。こちらは出世に手間取って3歳牝GIに無縁でしたが、昨年エリザベス杯を6番人気で勝つと、次走有馬記念に挑戦して12番人気ながらコンマ1差の4着に入りました。
 そのとき16頭立ての大外から3番手先行して粘ったことを考えると、内枠だったなら充分着内だったでしょう。牡牝混合GIで牡馬と互角に戦える牝馬であることを証明しました。それが今年の宝塚記念優勝(8番人気)となって現れたようです。

 ただ、秋はオールカマーでゴールドアクターに負けて5着。前走エリザベス杯は1番人気に支持されながらも6着でイマイチ、イマニ。
 しかし、中山7戦[2023]ながら全て5着内です。ここ2走の走りで人気落ちなら、穴馬の資格ありと思います。なにより今年の宝塚記念馬だったことを忘れてはいけないと思って目下ウラ●候補です(^_^)。

 そこで、私の週中予想は以下の通り。
 ◎キタサンブラック  4歳 父ブラックタイド
 ○ゴールドアクター  5歳 父スクリーンヒーロー
 ▲サウンズオブアース 5歳 父ネオユニヴァース
 ・サトノダイヤモンド 3歳 父ディープインパクト
 ・シュヴァルグラン  4歳 父ハーツクライ
 ●マリアライト    5牝 父ディープインパクト

 父馬で最も危ないのはキタサンブラックなんですが、突然変異ということで(^.^)。
 以上です。

=============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

| | Comments (0)

2016.12.20

朝日杯フューチュリティーステークス結果

 朝日杯FS、結果は……む、む、無念の惜敗(T_T)

 1着―四  位 17サトノ アレス ………[△]C 単勝=14.2
 2着―バルザロ 10モンド キャンノ………[○]A
 3着―松  山 04ボンセルヴィーソ………[?]QF
 4着―川  田 13ミ スエ ルテ ………[◎]B
 5着―柴田 大 18ト ラ ス ト ………[・]QA
  前日馬順=[E→F→12→A→I]
 枠連=8-5=31.4 馬連=17-10=59.8 馬単=114.3
 3連複=17-10-04=428.2 3連単=2212.0
 ワイド12=16.9 W13=42.4 W23=40.9
-------------
 【GI朝日杯FS実近一覧表結果】   阪神 芝16 18頭 2歳牡牝
                  (人気は前日馬連順位)
順=番||馬      名|予OZ{{実近}人=[全芝]評 特  記
A=10|モンドキャンノ | 3.1|{AC}F=[2100]RX G2V   ――○2
B=13|ミス エルテ  | 3.6|{BA}A=[2000]牝 3FX G3V ――◎4

C=17|サトノアレス  | 6.5|{DD}E=[2200]      ――△1
D=03|リンクスゼロ  | 7.1|{C11} =[2110]
E=16|アメリカズカップ| 8.0|{EF}H=[2000]逃C L18TX
F=15|レッドアンシェル| 8.1|{FB}D=[2000]      ――△8
G=08|ダンビュライト |11.6|{HH}B=[1100]
H=05|タガノアシュラ |12.5|{10E}G=[2001]     ――▲●14
QA=18|ト ラ ス ト |14.0|{1109}I=[1101]逃B G3V EX――・5
QB=01|レヴァンテライオ|14.3|{0910} =[2001]G3V    ――・17

QC=11|トリリオネア  |19.1|{1212} =[1100]
QD=06|クリアザトラック|22.3|{14G}C=[1000]逃A
QE=09|ダイイチターミナ|24.0|{G16} =[1301]
QF=04|ポンセルヴィーソ|31.1|{1514}12=[1102]2LTX    ――?3
QG=07|ピー カ リー |32.4|{1317} =[0001]牝
QH=02|アシャカリアン |37.8|{1713} =[未出]
QI=14|ブルベアバブーン|47.8|{1815} =[未出]
QJ=12|トーホウドミンゴ|66.8|{1618} =[未出]

※年齢 全2歳牡16頭55キロ 牝2頭54キロ 
※格
 G1V0頭・G2V=1頭
A10モンドキャンノ[1000]
 G3V=3頭
A01レヴァンテライオン[1000]B13ミスエルテ[1000]
C18トラスト[1001]

※芝16優秀馬
 1戦1勝=A13ミスエルテ・B17サトノアレス
 C16アメリカズカップ・D06クリアザトラック
 他A08ダンビュライト[1100]B03リンクスゼロ[1010]

※阪神コース優秀
 A13ミスエルテ[1000] B16アメリカズカップ[1000]
 C03リンクスゼロ[0110]

※昨 年123着(16頭)   父 馬      前走
1着=15リオンディーズ   キングカメハメハ 新馬1着
2着=11エアスピネル    キングカメハメハ デイリー2SV
3着=13シャドウアプローチ ジャングルポケット京王2S3着

今年=15レッドアンシェル 11トリリオネア 13ミスエルテ
------------
※ 回  顧

 参りました。3つの「まさか」がありました。

 一つ目はもちろんフランケルの子ミスエルテの4着敗退。
 しかし、これは「我が馬券道では牡牝混合の牝馬1番人気は危険」というルールから「消える馬券」も検討していたので、さほどの「まさか」ではありません。強いて言えば、「3着にも入らないのかよお」の嘆きでしょう(-.-)。同馬が3着だったら[◎○→ウラ△]で3複の当たりでした。

 ミスエルテはパドックや馬場入場の頃から入れ込み気味でしたから、敗因はそこに尽きるようです。それでも3着とはアタマ差。これで終わりとは言えないでしょう。

 二つ目の「まさか」は実近一覧トップ3で馬連が決まったこと。一覧ACの馬連が60倍、馬単万シューとは……。しかも、1着サトノアレスはウラ●にしようかと迷っていた馬なのです。迷ったもう1頭レッドアンシェルと、もっと真剣に検討すべきでした。成績がレッドアンシェル[2000]、サトノアレス[2200]と差がないように感じたので、2頭をウラ△としてしまいました。
 しかし、単純な比較でもレッドアンシェルは前走OP1着、サトノアレスは前走G2の2着。また、父馬ならレッドアンシェルがマンハッタンカフェの子、サトノアレスはディープインパクトの子。どう見ても後者でしょう。
 ディープインパクトは供用7年で重賞142勝、芝GI34勝。マンハッタンカフェは供用11年で重賞43勝芝GIわずかに4勝です。せっかく父馬診断を始めたのに、と思うと無念です。

 そして3つ目は3着が人気薄ポンセルヴィーソだったこと。
 一覧表ではこの馬[2LTX]馬なのです。これが最大のまさかであり、「くあーっ」と叫んだ理由でもありす。
 かつて「タイム信奉論者」を自認していた私が、2LTXを持つ馬について何も語らず、何も印も付けないなんて……痛烈なほぞ噛みであり、猛烈な反省です。
 どなたか気づいてせめてワイドでも買ってくれなかったでしょうか。一覧トップ3頭に流すワイドは計80倍、3複は3点で4万……つあーっ!

 芝のレースでは[LTX]、なかんづく[2LTX]馬はときに◎にもできる馬なのです。それを……(T_T)。

 ということは実近一覧からはトップ3頭と下位より[2LTX]馬4頭。これで3複4万馬券の的中ではありませんか。読者各位に暮れのボーナスを献上できたのに、と思うと残念無念です。

 ここからは言い訳になります。
 なぜサトノアレスに(一度はウラ●にと思いながら)重い印を打たなかったのか。ポンセルヴィーソを無視したのか。ともに同じ理由です。

 サトノアレスは成績[2200]と連率100。しかし、4走の内容は[新馬2着→未勝2着→未勝1着→1W東京ベゴニア賞1着]
 距離は[芝18→芝18→芝18→芝16]。つまり、1勝をあげるのに3走もかかっている。しかも重賞は未出走。
 前走こそ4角7番手から上がりトップ33.8を出して勝ったけれど、タイムはマイル1356とチョー平凡。ディープインパクト産駒は魅力的ながら、ここで突き抜けるにはまだ足りないと思いました。

 また、ボンセルヴィーソは成績[1102]とかなり低調。4走の内容は
[小倉新馬8着→阪神未勝4着→京都未勝1着→京都G2デイリー杯2S2着]とこちらも一つ勝つのに3走も要しています。
 距離は芝12→芝16→芝14→芝16ですが、3走目のタイム1216と前走のタイム1346が全馬の中では[L14TX][L16TX]にあたり、ゆえに[2LTX]馬なのです。もちろんこのことは気づいていました。

 ところが、芝16のTY馬は08ダンビュライトの前走芝16東京G3サウジRC2着の1347(稍重)で、ボンセルヴィーソとはコンマ1しか違いません。稍重を良換算すればダンビュライトが上だろうし、東京マイルの方が価値が高いでしょう(それにダンビュライトは馬順Bです)。

 また、芝14のTY馬は13ミスエルテの前走京都G3ファンタジーSの1218。こちらもボンセルヴィーソとはコンマ2差。
 これがボンセルヴィーソの全成績[1102]がもっと良いとか、阪神で勝っているとかあれば、取り上げたでしょう。前走G2の2着だけではこちらも取り上げづらかったのです。
 2LTX馬が毎回毎回連に絡むわけではありません。なので、このように僅差の場合は重視しないようにしています。それが裏目に出ました。とほほ(T_T)。

 ただ、今後のために格からの4頭絞り込みにおいて不充分な点があったことを書き留めておきたいと思います。
 格に関しては以下のようにG2V1頭、G3V3頭を取り上げ、そこで終わりにしてしまいました。

 この中で前走から2頭に絞れ、それはモンドキャンノとミスエルテであるとしました。これは2着、4着で一応正解。
 しかし、格の上位馬を検討する順番はGIV、G2V、G3Vだけでなく、GI2着、G22着があります。今回GIVはなくもG2Vが最高。しかし、ただ1頭G22着馬もいました。それが前走マイルG2デイリー杯2S2着のボンセルヴィーソです。
 つまり、以下のようにするべきでした。
-----------------
※格
 G1V0頭・G2V=1頭、G22着=1頭
A10モンドキャンノ[1000]B04ボンセルヴィーソ[0100]
 G3V=3頭
A01レヴァンテライオン[1000]B13ミスエルテ[1000]
C18トラスト[1001]
-----------------
 こうすれば、ボンセルヴィーソに2LTXだけでなく、格の好走理由もプラスされたことになり、全く無印にはしなかったでしよう。

 結局、2着モンドキャンノもG2デイリー杯2S1着馬。サトノアレスを軸にできれば、相手は前走トライアル1、2着馬だったわけです。3歳戦クラシックではしばしば起こるトライアル2着人気薄馬の激走。2歳戦でも有効だということをしっかり記憶に留めたいものです。

最後にちょっと救いは枠連オッズ分析で「枠連のお奨めはE→ABCD」とやって枠連5-8=E-Bが的中したこと。31倍とは意外な高配でした。
 ここでも「大荒れならFGH(216)枠が絡むかもしれない」としながら、F=2枠の激走を指摘できませんでした。
 一覧からFGH枠の馬を抜き出すと以下の通り。

2D=03|リンクスゼロ  | 7.1|{C11} =[2110]
2QF=04|ポンセルヴィーソ|31.1|{1514}12=[1102]2LTX    ――?3
1QB=01|レヴァンテライオ|14.3|{0910} =[2001]G3V    ――・17
1QH=02|アシャカリアン |37.8|{1713} =[未出]
6QC=11|トリリオネア  |19.1|{1212} =[1100]
6QJ=12|トーホウドミンゴ|66.8|{1618} =[未出]

 この中ではG3Vの01レヴァンテライオンとやはり2LTXのボンセルヴィーソとなります。
「うーん、どう転んでも3複獲れてたなあ」と最後のほぞ噛みです(^_^;)。

=============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

| | Comments (0)

2016.12.17

朝日杯フューチュリティーステークス、直前予想

 普通なら「明日は2歳牡馬チャンピオン決定戦、朝日杯FS」――と書くところですが、父の威光まぶしい牝馬ミスエルテの参戦で、難しいレースとなりました。それと余計な話ですが、ミス・エルテではなく、ミ・スエルテだそうです。今日知りました(^_^;)。

 もちろん簡単なのはミスエルテ◎、結果もあっさり1着になることです。そうなると、2歳牝馬チャンピオンがソウルスターリングになるかミスエルテになるのかという問題が起こります。
 しかし我が馬券道では「牡牝混合の牝馬1番人気は危険」というルールがあります。そこが「難しいレース」というゆえんであり、「まさか消えるとは」馬券も考慮しておいた方がいいと思います。

 実近一覧ではミスエルテ2位、トップは唯一G2Vを持つモンドキャンノと出ました。
------------
 【GI朝日杯FS 実近一覧表】   阪神 芝16 18頭 2歳牡牝
                  (人気は前日馬連順位)
順=番||馬      名|予OZ{実近}人=[全芝]評 特  記
A=10|モンドキャンノ | 3.1|{AC}F=[2100]RX G2V
B=13|ミス エルテ  | 3.6|{BA}A=[2000]牝 3FX G3V

C=17|サトノアレス  | 6.5|{DD}E=[2200]
D=03|リンクスゼロ  | 7.1|{C11} =[2110]
E=16|アメリカズカップ| 8.0|{EF}H=[2000]逃C L18TX
F=15|レッドアンシェル| 8.1|{FB}D=[2000]

G=08|ダンビュライト |11.6|{HH}B=[1100]
H=05|タガノアシュラ |12.5|{10E}G=[2001]
QA=18|ト ラ ス ト |14.0|{1109}I=[1101]逃B G3V EX
QB=01|レヴァンテライオ|14.3|{0910} =[2001]G3V

QC=11|トリリオネア  |19.1|{1212} =[1100]
QD=06|クリアザトラック|22.3|{14G}C=[1000]逃A
QE=09|ダイイチターミナ|24.0|{G16} =[1301]
QF=04|ポンセルヴィーソ|31.1|{1514} =[0101]2LTX
QG=07|ピー カ リー |32.4|{1317} =[0001]牝
QH=02|アシャカリアン |37.8|{1713} =[未出]
QI=14|ブルベアバブーン|47.8|{1815} =[未出]
QJ=12|トーホウドミンゴ|66.8|{1618} =[未出]

※年齢 全2歳牡16頭55キロ 牝2頭54キロ 
※格
 G1V0頭・G2V=1頭
A10モンドキャンノ[1000]
 G3V=3頭
A01レヴァンテライオン[1000]B13ミスエルテ[1000]
C18トラスト[1001]

※芝16優秀馬
 1戦1勝=A13ミスエルテ・B17サトノアレス
 C16アメリカズカップ・D06クリアザトラック
 他A08ダンビュライト[1100]B03リンクスゼロ[1010]

※阪神コース優秀
 A13ミスエルテ[1000] B16アメリカズカップ[1000]
 C03リンクスゼロ[0110]

※昨 年123着(16頭)   父 馬      前走
1着=15リオンディーズ   キングカメハメハ 新馬1着
2着=11エアスピネル    キングカメハメハ デイリー2SV
3着=13シャドウアプローチ ジャングルポケット京王2S3着

今年=15レッドアンシェル 11トリリオネア 13ミスエルテ
-------------
※ 予  想

 一覧表の予測オッズはAB2頭が抜けています。格のトップG2Vも前走京王杯2Sを勝った10モンドキャンノ。
 G3Vは3頭いますが、前走G3を勝っているのは牝馬限定ファンタジーSVの13ミスエルテのみ。芝14を出遅れながら、まくり気味に進出して4角10番手からぶっこ抜きました。上がりもベスト1。

 まずは何も考えずこの2頭を◎○(^_^)。ミスエルテの父はフランケル、モンドキャンノはキンシャサノキセキゆえ、ミスエルテ◎、モンドキャンノ○とします。モンドキャンノの父キンシャサノキセキがイマイチで、3着以下もありそうだからです。

 キンシャサノキセキは供用3年、重賞36走2勝でGIVはなし。重賞2勝とはこのモンドキャンノと昨年小倉2Sを勝ったシュウジです。
 シュウジは朝日杯で3番人気5着、今年NHKマイルも12着。どうも短距離馬だったようで、その後芝12のG3を連続2着、GIスプリSで4着に入っています。
 モンドキャンノの母父はサクラバクシンオーだし、過去3走は芝12→芝12→芝14。マイルを突き抜けるかどうかビミョーです。ただ、3走(先行・中団で)上がりは全てベスト3内。2着、3着なら充分あり得ると思います。

 G3Vは他に2頭いて01レヴァンテライオンは2走前芝12の函館2SV。18トラストも2走前芝18の札幌2SV。レヴァンテライオンは前走G2で11着、トラストも前走G2で5着敗退だから評価落ち。
 しかし、もしも激走3着があると「くあーっ」とほぞを噛まねばならない(^.^)ので、取りあえずこの2頭を3複◎○→からの流し馬券として買っておきます。
 レヴァンテライオンの父は外国馬、トラストの父はスクリーンヒーロー。重視するのはスクリーンヒーロー産駒のトラストでしょう。

 そこで純然たる▲3着候補として取り上げたいのが、逃げるであろう武豊05タガノアシュラ。3走の成績は[函館新馬1着→札幌G32歳S8着→前走1W黄菊賞1着]。距離は芝18→18→20と長い距離ばかり。なにより前走大逃げを打ってコンマ3差で逃げ切りました。あまり評価されていない感じですが、上がりは3走全て3位内です。阪神マイルが逃げ不利なのは定説ですが、3着粘り込みならあり得ると見ます。

 ちなみにタガノアシュラの父はマンハッタンカフェ。供用11年重賞717戦43勝、GI5勝(ダート1)はまずまず。今秋エリザベス女王杯を勝ったクイーンズリングが産駒です。ただ2歳GI勝ちはなく、2歳重賞は2勝のみ。逆転は厳しそうで、武豊のGI全場制覇は来年に持ち越しでしょうか(^.^)。

 そんなわけで表の印は以下
◎13ミスエルテ     川  田 A
○10モンドキャンノ   バルザロ F
▲05タガノアシュラ   武  豊 G
・01レヴァンテライオン 内田 博 11
・18ト ラ ス ト   柴田 大 09

 さて、ウラ●の前にいつものオッズ分析を。

 [朝日杯FS枠連順位]
 枠連=ABCD/E//F G H
 枠順=7834/5//2 1 6
 馬順=AECB F 12 11 10
 代行=DHG
 代3= I

 枠連AB=5.8 A流れ4の4つ巴+5つ巴(AA・BB含む)である。
 特筆すべきは8枠3頭のトップがEなのに、代行2頭がいるからか8枠が馬順Bである。
 また、馬順09までがABCDE枠に入っている。FGHの216枠は不要に見えるのだが、大荒れならFGH枠が絡むかもしれない。
 代行で注意すべきは7枠D15レッドアンシェル、8枠H16アメリカズカップ、I18トラスト、3枠Gタガノアシュラである。枠連のお奨めはE→ABCD。

 さて、表予想で私が無視した馬を前日順位で並べると以下。
 B08ダンビュライト  ルメール 父ルーラーシップ
 C06クリアザトラック デムーロ 父ディープインパクト
 D15レッドアンシェル シュミノ 父マンハッタンカフェ
 E17サトノアレス   四  位 父ディープインパクト
 
 うちデムーロのクリアザトラックは新馬1戦1勝馬。不気味ですが、今回は買いたくありません。また、ルメールのダンビュライトは前走G3サウジRC2着。このときの1着馬がプレスジャーニーで、その後東スポ2Sを勝っています。前走勝てなかったことが引っかかります。ともに4着以下ではないかと。
 もっとも、みなさんはルメ-デム馬券買ってください。私は断固買いません(^_^;)。

 となると、レッドアンシェルかサトノアレスをウラ●にしたくなるのですが、どうも琴線に響きません。せいぜいウラの3着候補かなと。

 実は武豊の逃げ馬タガノアシュラをウラ●にしたいと思いつつ、「阪神マイルを逃げ切れないよなあ」とぐずぐずしていました。
 ところが、土曜阪神メイン・リゲルS(芝16)で、08マイネルアウラートがすたこらさっさと逃げ切ってしまいました。「まさか同じことは続かないだろう」と思うのが普通ながら、その逆を狙ってみるのも面白そうです。最近豊は逃げづいているようですし。

 そこで、ウラ●は外れることを覚悟に05武豊タガノアシュラに。
 相手は表の◎○に絞りたいところですが、ウラの△15・17の2頭にも流します。

 さて、結果は?

==============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

| | Comments (0)

2016.12.12

阪神ジュベナイルフィリーズ結果

 阪神JF、結果は……当たったっちゃ~当たりだけど(^_^;)
 1着―ルメ ール 02ソウルスターリング……[▲]E 単勝=2.8
 2着―戸 崎 圭 18リスグラシュー…………[◎]A
 3着―蛯   名 04レーヌミノル……………[△]C
 4着―シャタルケ 01ディーパワンサ…………[●]QA
 5着―和   田 17ヴゼットジョリー………[?]D
  前日馬順=[B→A→C→F→E]
 枠連=1-8=3.0 馬連=02-18=5.1 馬単=9.0
 3連複=02-18-04=12.1 3連単=42.5
 ワイド12=2.4 W13=4.3 W23=3.5

-----------
 【GI阪神JF 実近一覧表結果】 阪神 芝16 18頭 2歳牝
                  (人気は前日馬連順位)
順=番||馬      名|予OZ{実近}人=[全芝]評 特  記
A=18||リスグラシュー| 2.9{AD}A=[2100]良 前G3VL18TX3FX ―◎2
B=11||ジューヌエコー| 3.4{BB}D=[3000]優 RX 3V 前G2V 3FY―○11
C=04||レーヌミノル | 6.6{CA}C=[2100]良 2前G3V EX  ―△3

D=17||ヴゼットジョリ|10.2{DG}E=[2000]優 L16TX 前G3V
E=02||ソウルスターリ|11.1{FC}B=[2000]優 前OPV     ―▲1
F=12||ア リ ン ナ|13.2{GE}H=[2100]良 逃B
G=16||シグ ルーン |13.2{E09}I=[1010]
H=08||サトノアリシア|14.8{HH}G=[2101]

QA=01||ディーパワンサ|17.9{09F}F=[2001]        ――●4
QB=03||エムオービーナ|19.7{1110} =[1100]逃A
QC=10||クインズサリナ|22.4{1011} =[2003]

QD=09||ジャストザマリ|33.4{1412} =[1000]
QE=07||ブラックオニキ|38.0{1613} =[2113]
QF=06||ショートウェイ|40.0{1217} =[1201]
QG=13||ゴールドケープ|42.6{1316} =[2013]
QH=05||ポ ン ポ ン|43.3{1515} =[1213]
QI=15||フェルトベルク|52.9{1814} =[1001]
QJ=14||ス ズ カ ゼ|83.6{1718} =[1003]

※年齢 全2歳牝馬54キロ
※格
G1V0頭、G2V1頭
A11ジューヌエコール=デイリー2S[京都芝16]1346
G3V 3頭
A18リスグラシュー =アルテミスS[東京芝16]1355
B17ヴゼットジョリー=新潟2S  [新潟芝16]1343
C04レーヌミノル  =小倉2S  [小倉芝12]1220

※芝16優秀馬
A18リスグラシュー[1100] B13ゴールドケープ [2012]
C16シグ ルーン [1010] D11ジューヌエコール[1000]
E17ヴゼットジョリ[1000] F01ディーパワンサ [1001]

※阪神コース優秀 4頭全て阪神1戦1勝
A18リスグラシュー B11ジューヌエコール
C16シグルーン   D10クインズサリナ

※昨 年123着(18頭)   父 馬      前走
1着=02メジャーエンブレム
2着=13ウインファビラス
3着=11ブランボヌール
今年=02ソウルスターリング 13ゴールドケープ 11ジューヌエコール
-----------
※ 回  顧

 強かったですねえ(^_^)……フランケルの子ソウルスターリング。
 直線に入って左鞭一閃、抜け出すと後は手綱をしごくばかり。激しく鞭打つ他馬と違って余裕の快勝でした。好枠だったし楽に4番手を先行、上がりは3位の34.8。強い勝ち方でした。

 勝ちタイム1340は過去10年の4位。06年ウオッカの1331には及びませんが、昨年Vのメジャーエンブレムよりコンマ5速い。来年の桜花賞有力候補に浮上と言っていいでしょう。
 ただ、メジャーエンブレムはG3クイーンカップを勝った後桜花賞150円の1番人気で4着に負けています。そこらが穴党にとって狙い目でしょうか(^.^)。

 上がりトップ34.5を出したのが2着18リスグラシュー。4角14番手から鋭く追い上げました。ゴール前200くらいでは「▲02-△04-●01}の気配があって声を出そうと思ったら、リスグラシューの脚色がけた違いで「こりゃダメだ」と沈黙(^_^;)。前日123番人気の結果をしらーっと眺めていました。

 今回は以下のように5頭に絞って1~4着が成功。実近一覧もトップ3頭から2、3着が出ました。
 ただ、馬券は馬連・3複のみの的中。以前のような雀の涙ではなかったけれど、しっかりトリガミでした(^_^;)。

 ◎18リスグラシュー   戸 崎 圭 A 2
 ○11ジューヌエコール  バルザロー D 11
 ▲02ソウルスターリング ルメール  B 1
 △04レーヌミノル    蛯   名 C 3
 ●01ディーパワンサ   シュタルケ F 4

 結果論ながら、ここでカットすべきは3連勝馬の11ジューヌエコールだったことになり、悩ましい限りです。
 同馬は阪神コースを勝っている、マイルも勝っている、前走唯一G2Vの3連勝馬である。なのに、本番で走らないのだから参ります。

 ただ、これは3歳前期にしばしば見られる傾向です。本番前に3勝目をあげて勇躍出陣、そして撃沈といったパターンです。3勝目をあげたときがピークで以後下り坂といった感じなのでしょう。
 しかし、軽視すると勝ったり入着したりして「やっぱり強かったか」となることも多々あるから、印を回さざるを得ません。

 以前人気と着との兼ね合いでカットして成功したことがあります。ジューヌエコールの場合[新馬2番人気→OP1番人気→G22番人気]での3連勝でした。つまり、オール1番人気の連勝馬ではなかったのです。3連勝馬が1番人気にならないのも危険サインかもしれません。

 まーここらは結果論であって私が印を付けなかったら、ジューヌエコールは激走着内なんでしょう……とひがみ根性で思います(^.^)。

 阪神JF、回顧は以上です。以下は別件。

 直前予想最後に海外競馬云々を書きました。その続報と言うか続コメントを。

 まずはモーリス、サトノクラウンの優勝。おめでとうございます。武豊エイシンヒカリの玉砕的逃げも潔かったです(^_^)。

 モーリスはこれでGI3勝となりました。有馬でキタサンブラックが負ければ、モーリスの年度代表馬でしょう。キタサンブラックが勝ったときは……ビミョーながら、春天、JC、有馬優勝のキタサンブラックかなと思います。

 さて、テレビ映像を見たら、今回各馬にゼッケンは付いていました。ところが、ゲート番が違うからスタート時どこから出たかわかりません(馬番とゲート番の二つなぞ「覚えてられっか!」と言いたい)。

 そして、その後も応援する馬が馬群のどこを走っているかわからないまま淡々とレースは流れます。
 画面下部には先頭から8頭分の馬番が出ていました。ところが、右回りだから右が先頭かと思ったら、左が先頭。妙だなあと思ったら、最後直線になると左が先頭になるから、「なるほど、だから左を先頭にしているのか」とわかって、それはまーいいとして直線に入っても、結局馬がどこにいるかわからないままなのです。

 映像を見てやっとその理由がわかりました。海外映像はJRAでいうパトロール映像なのです。つまり、ほぼ一貫して遠くから撮っている。
 JRAはときどきかなり接近します。特に向こう正面では先頭から順に下がっていくから、狙っている馬がどのあたりにいるかわかります。直線も全体を映しつつ、ズームアップするので、やはりゼッケン番号が読みとれる。当然応援のボルテージが上がる(^_^)。

 もっとも、追い込み馬を狙っているときなどは画面にその姿が見えず、「あんまりアップしすぎるな。もっと全体を映せ」と文句を言いたくなることもあります。が、JRA画像はかなりよく馬番・ゼッケンを確認できます。
 フランスとか香港の競馬ファンはあのような遠景映像でよく我慢しているなあと思います。JRAは海外競馬にぜひ「なんとかせえ」と言ってほしいものです。

===========
 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

| | Comments (0)

2016.12.10

阪神ジュベナイルフィリーズ、直前予想

 今週と来週は2歳GI。実績云々とかあまり語ることもないので(^_^;)、本日は怪物フランケルの話題を取り上げておきたいと思います。
 不覚ながらディープインパクトも真っ青の連勝馬であることをつい最近知りました。

 ウィキペディアによるとイギリス馬フランケルは2010年2歳時4戦4勝。着差トータル驚愕の36馬身差だったとか。3歳初戦も4馬身差の勝利。5戦5勝をもってイギリス3冠の初戦2000ギニー(芝16)に挑戦して1着。そこからGI1着→GI1着(4頭立て!)→GIクイーンエリザベスS1着。結局3歳時は4戦4勝、通算9戦9勝の連勝ぶりです。

 さらに、4歳になっても初戦5馬身差→次走11馬身差→3走目6馬身差の優勝。なんとデビュー後12戦全勝GI7連勝を成し遂げます。
 ただ、ここまではマイル9戦、芝14を3戦。つまりはマイル王。しかし、単なるマイル馬でないことを見せたかったか、ラスト2戦は芝20を選びます(秋天に勝ったモーリスを思い出しますね)。

 結果、インターナショナルSでは出遅れながら7馬身差圧勝。引退レースとなったGIチャンピオンSも同じく出遅れたのに1馬身3/4で優勝。結局、同馬は14戦無敗の成績をもって引退となりました。
 2013年よりイギリスにて種牡馬生活に入り、初年度の相手馬130頭のうちGI優勝馬38頭、GI馬の母馬26頭というのもすごいです。

 さて、この初年度産駒のうち9頭が日本デビューの予定。これまで4頭が新馬戦に出て牝馬2頭が勝ち上がり。その2頭は次走も勝って2連勝しています。それがミスエルテとソウルスターリングです。
 ともに牝馬なので、阪神JFに出るかと思いきや、ミスエルテは来週の朝日杯に回りました。
 デイリースポーツの小林氏は次のように書いています。
--------------
 今年の2歳G1を注目している。日本で4頭しかデビューしていないフランケル産駒が、阪神JF、朝日杯FSを勝つ可能性があるからだ。フランケルは英国の競走馬でG110勝を含む14戦無敗で引退。史上最強の呼び声が高く、現役時代は“怪物”の愛称で呼ばれていた。その怪物が父となり、今年、産駒がデビュー。世界では競走馬として第1次、種牡馬として第2次“フランケルブーム”が巻き起こっている。日本でも2頭が勝ち上がり、デビューから無傷の2連勝を飾っている。
 牝馬ながら朝日杯FSの参戦を決めたミスエルテ。阪神芝1600メートルの新馬戦で勝ち上がり、続くファンタジーSは後方一気の競馬で快勝した。母ミスエーニョは09年デビュー、ターントS・米G1の覇者という血統になる。
 阪神JFに出走を予定しているのはソウルスターリングだ。こちらは新馬戦、アイビーSを連勝中。母スタセリタは09年仏オークス、ヴェルメイユ賞などGI6勝の名牝だ。
--------------
 ネットでは高速馬場の日本で好走できるか疑問視する声もあるようです。しかし、マイルまでならかなり走りそう。今回阪神JFと来週の朝日杯は目が離せません(^_^)。

 さて、本題に戻って阪神JFの実近一覧表。ソウルスターリングより実近上位があって同馬は5位の評価と出ました。
--------------
 【GI阪神JF 実近一覧表】 阪神 芝16 18頭 2歳牝
                  (人気は前日馬連順位)
順=番||馬      名|予OZ{実近}人=[全芝]評 特  記
A=18||リスグラシュー| 2.9{AD}A=[2100]良 前G3V L18TX 3FX
B=11||ジューヌエコー| 3.4{BB}D=[3000]優 RX 3V 前G2V 3FY
C=04||レーヌミノル | 6.6{CA}C=[2100]良 2前G3V EX

D=17||ヴゼットジョリ|10.2{DG}E=[2000]優 L16TX 前G3V
E=02||ソウルスターリ|11.1{FC}B=[2000]優 前OPV
F=12||ア リ ン ナ|13.2{GE}H=[2100]良 逃B
G=16||シグ ルーン |13.2{E09}I=[1010]
H=08||サトノアリシア|14.8{HH}G=[2101]

QA=01||ディーパワンサ|17.9{09F}F=[2001]
QB=03||エムオービーナ|19.7{1110} =[1100]逃A
QC=10||クインズサリナ|22.4{1011} =[2003]

QD=09||ジャストザマリ|33.4{1412} =[1000]
QE=07||ブラックオニキ|38.0{1613} =[2113]
QF=06||ショートウェイ|40.0{1217} =[1201]
QG=13||ゴールドケープ|42.6{1316} =[2013]
QH=05||ポ ン ポ ン|43.3{1515} =[1213]
QI=15||フェルトベルク|52.9{1814} =[1001]
QJ=14||ス ズ カ ゼ|83.6{1718} =[1003]

※年齢 全2歳牝馬54キロ
※格
G1V0頭、G2V1頭
A11ジューヌエコール=デイリー2S[京都芝16]1346
G3V 3頭
A18リスグラシュー =アルテミスS[東京芝16]1355
B17ヴゼットジョリー=新潟2S  [新潟芝16]1343
C04レーヌミノル  =小倉2S  [小倉芝12]1220

※芝16優秀馬
A18リスグラシュー[1100] B13ゴールドケープ [2012]
C16シグ ルーン [1010] D11ジューヌエコール[1000]
E17ヴゼットジョリ[1000] F01ディーパワンサ [1001]

※阪神コース優秀 4頭全て阪神1戦1勝
A18リスグラシュー B11ジューヌエコール
C16シグルーン   D10クインズサリナ

※昨 年123着(18頭)   父 馬      前走
1着=02メジャーエンブレム
2着=13ウインファビラス
3着=11ブランボヌール
今年=02ソウルスターリング 13ゴールドケープ 11ジューヌエコール
-------------

 柳の下にもう一匹いるとは思えませんが、重賞を勝っているのはわずかに4頭。G2Vの11ジューヌエコール。G3Vの18リスグラシュー・17ヴゼットジョリー・04レーヌミノル。この4頭の3複買っときますか(^_^)?

 このうち18リスグラシューと11ジューヌエコールは芝16優秀、阪神優秀でも重なっています。そして、この2頭は一覧トップ2頭でもあります。
 なので、これ以上あれこれ考えず(^_^;)、◎18リスグラシュー、○11ジューヌエコール。

 リスグラシューはハーツクライ産駒、ジューヌエコールはクロフネ産駒です。
 ハーツクライは供用7年で重賞32勝、GI4勝でまずまず。ただ、2歳重賞3勝はあるけれど、2歳GI勝ち馬はいません。
 また、ジューヌエコールの父はクロフネ。供用12年で重賞32勝、GI6勝はまずまず。2歳重賞は6頭がV。初年度2005年に朝日杯を勝ったフサイチリシャールがいます。

 さて、▲ですが、前振りで書いたようにフランケル産駒の02ソウルスターリングとせざるを得ません。現役当時怪物と呼ばれたクロフネが初年度から2歳GI馬を出したように、怪物の子ソウルスターリングがあっさり勝つ可能性は高いと思います。昨年の1着馬番とも重なりました。

 問題はあと1頭。迷うのは新潟2Sを勝っている17ヴゼットジョリーか小倉2S優勝の04レーヌミノル。
 普通なら芝12のレーヌミノルをカットですが、レーヌミノルの前走は東京芝14のG2京王杯2S(2着)です。牡牝混合重賞での2着入線は評価できるので、こちらを採用したいと思います。17ヴゼットジョリーは18リスグラシューが来なかったときの代行といった感じでしょうか。
 ちなみに、11ジューヌエコールが3連勝目をあげた京都芝14デイリー杯2Sも牡牝混合です。
 レーヌミノルの父はダイワメジャー。供用6年重賞23勝、GI4勝でまずまず。2歳重賞は4勝。うち昨年阪神JFを勝ったメジャーエンブレムはダイワメジャー産駒でした。

 かくして表の4頭は以下。
 ◎18リスグラシュー   戸 崎 圭 A
 ○11ジューヌエコール  バルザロー D
 ▲02ソウルスターリング ルメール  B
 △04レーヌミノル    蛯   名 C

 さて、ウラですが、いつものオッズ分析を先にやっておきます。

 オッズ分析。前日枠連順位は以下の通りです。
 [阪神JF枠連順位]
 枠連=ABC/D//E/F/G H
 枠順=186/2//4/7/5 3
 馬順=BAD C G 13 10 14
 代行=FEH

 枠連AB=3.9倍。枠連はABCの3つ巴+Dの4つ巴である。馬順A~FがABCD4枠に入っているので、馬順A~F6頭の中で決まるか。枠連本命なのに馬連中穴なら1枠8枠の代行(01ディーパワンサ・17ヴゼットジョリー・16シグルーン)が絡むかもしれない。
 引っかかるのはAB、CDが逆転していること。不安定と見れば、もう1頭は枠順EFGHから出るかもしれないが、決め手がない。

 そんなわけでウラ●として代行馬のF01ディーパワンサを狙ってみたいと思います。今回珍しくディープインパクト産駒が1頭も出ていません。代わりにというか、同馬はディープブリランテ産駒――つまりディープインパクトの孫に当たります。
 父ディープブリランテは2012年[2200]の成績をもって皐月賞に挑んで3着(1着はあのゴールドシップ)。しかし、ダービーを勝ちました。その後7月イギリスGIキングジョージ6世Sに挑戦して6着。秋は菊花賞を目指していたものの、屈腱炎を発症して引退しました。
 今回ディープブリランテの子は3頭出ていますが、激走が期待できるのはディーパワンサのみ。なにより過去3走芝14とマイルで4番手から6番手を先行しながら、全て上がり最速です。前走デイリー杯2Sではジューヌエコールに負けましたが、着差はコンマ1。最内に入ったので、中団でじっと我慢して直線一気を仕掛ければ、やってくれるかもしれません。相手は表の4頭流しで。

 以上です。

 最後に、予想とは関係ない愚痴というか文句を少々(^.^)。
 またも「海外GIの馬券が買える」とJRAが大いに宣伝している、香港GI ――モーリスが出走します。勝てば年度代表馬最右翼です。

 凱旋門賞のときは私も馬券を買いました。しかし、今回は買う気がしません。
 最大の理由は海外競馬が馬番とゲート番号が違うこと、馬にゼッケンがついていないから、レース中応援する馬がどこにいるのかわからないからです。総じて言うと、それゆえ競馬中継を見ても面白くない――のです。
 今度「JRAから相手国に(せめてゼッケンは付けてと)要望して欲しい」とメールしようかと思っています。

 そして、今回もっとがっかりすることが起こりました。
 私は香港GIに出走するのはモーリスだけかと思っていました。
 ところが、まずモーリスが出走する香港カップ(芝20)には日本馬が他に4頭も出走します。5歳エイシンヒカリ、6歳ラブリーデイ、5歳ステファノス、4歳クイーンズリング。
 さらに香港ヴァーズ(芝24)には4歳サトノクラウン、5歳ヌーヴォレコルト、6歳スマートレイアーの4頭。芝20と芝24のレースに合わせて8頭も出走します。

 ということはこの8頭、有馬記念には出ないということでしょうね。
 普通なら有馬に出ておかしくない馬が数頭はいます。果たして有馬は16頭に達するのでしょうか。

 もちろんどのレースを選ぶかは馬主・陣営の自由でしょう。とは言え、有馬ではキタサンブラックに歯が立たないと最初から白旗あげたのでしょうか。有馬では2着も危ないが、香港ならモーリスの2着があるかもと思ったのでしょうか。
 いずれにせよ、日本の有馬記念を大事にしないで、海外に着拾いに行ったかのようなおもむきを感じました。ぶつぶつ(^.^)。

 さて、結果は?
 これ、モーリスが勝つかどうかも含めています。
 私のエア予想はモーリスの2着付け馬券です。

==============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

| | Comments (0)

2016.12.06

チャンピオンズカップ結果

 チャンピオンズカップ、結果は……カットした馬に来られて全滅(-_-;)

 1着―大 野 08サウンドトゥルー……[?]B 単勝=6.3
 2着―武 豊 02アウォーディー………[◎]
 3着―和 田 04アスカノロマン………[?]
 4着―津 村 01カフジテイク…………[・]
 5着―松 若 14アポロケンタッキー…[△]
  前日馬順=[F→A→10→11→G]
 枠連=5-2=5.2 馬連=08-02=13.9 馬単=48.0
 3連複=08-02-04=111.8 3連単=859.8
 ワイド12=4.9 W13=34.2 W23=15.3

------------
 【GIチャンピオンズカップ 実近一覧表結果】 中京 ダ18 15頭
         ★は3走GIVあり(人気は前日馬連順位)
順=番|性齢|馬     名|予OZ{実近}人=[全ダ]評 特  記
A=15|牡4|モ ー ニン| 2.6{AD}E=[6112]優 RX   ――・7
B=12|牡3|ゴールドドリ| 3.1{BC}B=[4210]優     ――○12

C=11|牡6|コパノリッキ| 5.7{EA}D=[13.228]RX ★  ――・13
D=09|牡4|ノンコノユメ| 6.2{DE}C=[6413]良 RX セ馬 ――・6
E=02|牡6|アウォーディ| 6.7{GB}A=[6000]優ダ6連勝 ★―◎2
F=08|牡6|サウンドトゥ| 7.1{CH}F=[88.12.9]RX セ馬 ―?―1
G=04|牡5|アスカノロマ| 7.4{FF}10=[7429]逃B    ―?―3

H=14|牡4|アポロケンタ|10.1{HG}G=[7213]良 3FX D20TX―△5
QA=06|牡5|モンドクラッ|10.9{0909} =[6215]逃A D18TX  ―☆10
QB=05|牡5|ロワジャルダ|14.8{1111}I=[6237]       ―▲8
QC=01|牡4|カフジ テイ|17.8{1212}11=[6239]3FY     ―☆4

QD=10|牡5|メイショウス|20.4{1314} =[625.19]
QE=03|牡7|ブライトライ|24.6{1015} =[404.11]
QF=07|牡3|ラ   ニ |30.8{1510}H=[3112]良 3FZ
QG=13|牡6|ブライトアイ|34.6{1413} =[5307]

※年齢 3歳=2 4歳=4 5歳=4 6歳=4 7歳=1 頭
※牡牝 牡=15頭(セ=2頭) 牝=0頭 
※格は予想に言及
※ダ18優秀馬
A08サウンドトゥル[3150] B05ロワジャルダン[3132]
C02アウォーディー[3000] D04アスカノロマン[5306]
E11コパノリッキー[4014] F12ゴールドドリー[2100]

※中京コース優秀(COA)
A02アウォーディー[2301] B04アスカノロマン[2000]
C08サウンドトゥルー[1010]D09ノンコノユメ[0100]

※昨 年123着(16頭)   父 馬    前走
1着=牝604サンビスタ   スズカマンボ 地GIレディスクラシ1着
2着=牡301ノンコノユメ  トワイニング G3武蔵野S1着
3着=セ502サウンドトゥル フレンチデピュティ 地GIJBCクラシ
    参考…4着=牡4ロワジャルダン
今年=04アスカノロマン 01カフジテイク 02アウォーディー
------------
※ 回 顧

 参りました(-.-)。ショックです。カットした馬が1着、3着……。
 確かに「皆様方は私がカットした08サウンドトゥルーを重視した方がいいかもし
れません」と書きました。
 しかし、それがこともあろうに1着で突き抜けるなんて……。
 愕然を通り越して自分の馬券下手に唖然呆然です(T_T)。

 実は実績一覧表に格や同距離優秀馬、コース優秀馬、さらに昨年123着の馬番まで掲載しているのは「できるだけ簡単に連絡みの馬をピックアップするため」です。
 最近はABの順位も付けています。それを上位4頭、結果・前日馬順と共に再掲すると以下。
※ダ18優秀馬
 A08サウンドトゥル[3150]――1着 F
 B05ロワジャルダン[3132]――8着 09
 C02アウォーディー[3000]――2着 A
 D04アスカノロマン[5306]――3着 10
※中京コース優秀馬)
 A02アウォーディー[2301]――2着 A
 B04アスカノロマン[2000]――3着 10
 C08サウンドトゥル[1010]――1着 F
 D09ノンコノユメ [0100]――6着 C

 なんとどちらを使っても3連複4頭ボックス4点で的中、払い戻しは1万の万シューです。特に中京コースの方はABCの3頭……くあーっ。

 また、末尾に掲載している昨年123着馬の馬番を今年に変えたのが以下。
※昨年123着馬の馬番と今年の馬名、
 04アスカノロマン ――3着 10
 01カフジテイク  ――4着 11
 02アウォーディー ――2着 A

 なんと昨年123着の馬番が234着。
 GIで2年連続連絡みするのはよくある話だから、ここに昨年の2着ノンコノユメ、3着サウンドトゥルーを足すことは難しくないでしょう。
 競馬とはかくも簡単なのです(^_^;)。

 さらにGIV馬は5頭、その下にGIVのないG2V馬2頭を再掲すると、
※GIV馬
 A6歳11コパノリッキー[8205]ルメル    
 B4歳09ノンコノユメ [1302]ムーア(関東)
 C6歳08サウンドトゥル[1231]大 野(関東)――1着 F
 D6歳02アウォーディー[1000]武 豊    ――2着 A
 E4歳15モーニン   [1001]戸 崎
※GIVのないG2V馬
 A5歳04アスカノロマン    和田     ――3着 10
 B3歳07ラ     ニ    内博

 123着馬はこの中にもしっかり入っていました。なのに、私は上4頭から1着馬サウンドトゥルーをカットし、下からは5歳(から1頭は取り上げたいと言っていたのに)アスカノロマンをカットしてしまいました。
 サウンドトゥルーはダート18[3150]と4着以下がないのだから、△くらい付けても良かったのに、関東馬だから、騎手大野だからとカットしてしまいました。アスカノロマンは近走不振でカット。ここには父馬検討も入っています。優勝した大野騎手に謝りたいと思います。

 この[ダート18・中京コース・GIV・G2V]の馬たちを並べてみると、全てに載っている馬はなく、3ヶ所に登場する馬は3頭。それが02アウォーディー、04アスカノロマン、08サウンドトゥルーでした。2ヶ所に登場したもう1頭09ノンコノユメを足しても4頭。3複万シューが手から滑り落ちたのです。
 今後はこの観点で単純絞り込みをやろうと思います。

 もっとも、ある意味結果論なので、こんな簡単馬券がそうそう生起するとは思えません。私だけでなく気づいた人がいるでしょうから。
 しかし、いつかまた「忘れた頃に同じことが起こる」はずです。そのときこそ「獲ったどお!」の雄叫びをあげたいと思います(^_^)。

 さて、こうした不如意というかていたらくをもたらしてしまったのは私の悪癖――ああでもない、こうでもないとこねくり回すことなんでしょう。一時やめていた「過去10年データ」を最近よく見るようになったことも弊害の一つと言えそうです。

 しかし、全15頭のうち12頭、4着まで入れると、残り11頭はそうした観点によってカットすることは正当なのです。サウンドトゥルーのダート18[3150]のように3着が多い馬が「今回も良くて3着」と思って軽視。終わったら「やっぱり5着だったか」ということもよくあります。だからこそ、同馬は馬順6位(最終単勝も6番人気)なのだと思います。

 サウンドトゥルーは今回終始後方で、4角13番手から上がり最速35.8で突き抜けました。レースは逃げたモンドクラッセの1000メートル通過が60.6。馬群全体が結構タテ長だったので速いペースだと思います。サウンドトゥルーの上がりタイムを知ったとき、「この馬、そんなに速い上がりが出せる馬だったろうか」と思いました。

 しかし、同馬の履歴を見直してみると、37走全てダートですが、過去10走上がりは全てベスト3内(1位4回)、その前10走も上がり全てベスト3内(1位8回!)。「そうか。そんなに上がりがすごかったんだ」と思いました。
 ただ、私このデータ見ていたと思います。しかし、同馬の成績は(特に近走は)3着以下が多いのです。もう6歳だし、「今回も良くて3着かなあ」と思ってしまいました。

 ただ、言い訳をさせてもらうと、◎武豊アウォーディーは2着のような気がすると書いてずばりだったこと、また、ウラ●候補とした逃げ馬モンドクラッセが直線残り200くらいまでは期待を持たせたこと、リプレイを見たとき、同じく01カフジテイクが強烈な末脚で4着に飛び込んだことなどはちょっと楽しめたところでした。

 以上です。

| | Comments (0)

2016.12.03

チャンピオンズカップ、直前予想

 明日はダートのワールドカップ――と言いたいところですが、国外からの参戦も地方馬の出走もなく、ごくフツーの国内GIの様相です。しかも、このレースどうも取りづらい気がします。昨年はデムールメ馬券の万シューでした。今年はどうでしょうか。また、ダート10勝のホッコータルマエが回避引退となったのは残念です。

 今回の最大テーマは芝からダートに転向して目下6連勝無敗の武豊アウォーディーがあっさり勝つかどうかでしょう。武豊の2週連続GIVもかかっています。
 私は2着のような気がしてならないのですが、豊教信者だからではなく、あくまで実力から表の◎です(^_^;)。

 まずは実近一覧表。
-------------
 【GIチャンピオンズカップ 実近一覧表】 中京 ダ18 15頭
         ★は3走GIVあり(人気は前日馬連順位)
順=番|性齢|馬       名|予OZ{実近}人=[全ダ]評 特  記
A=15|牡4|モ ー ニ ン | 2.6{AD}E=[6112]優 RX
B=12|牡3|ゴールドドリーム| 3.1{BC}B=[4210]優

C=11|牡6|コパノリッキー | 5.7{EA}D=[13.228]RX ★
D=09|牡4|ノンコノ ユメ | 6.2{DE}C=[6413]良 RX セ馬
E=02|牡6|アウォーディー | 6.7{GB}A=[6000]優 ダ6連勝 ★
F=08|牡6|サウンドトゥルー| 7.1{CH}F=[88.12.9]RX セ馬
G=04|牡5|アスカノロマン | 7.4{FF} =[7429]逃B

H=14|牡4|アポロケンタッキ|10.1{HG}G=[7213]良 3FX D20TX
QA=06|牡5|モンドクラッセ |10.9{0909} =[6215]逃A D18TX
QB=05|牡5|ロワジャルダン |14.8{1111}I=[6237]
QC=01|牡4|カフジ テイク |17.8{1212} =[6239]3FY

QD=10|牡5|メイショウスミト|20.4{1314} =[625.19]
QE=03|牡7|ブライトライン |24.6{1015} =[404.11]
QF=07|牡3|ラ    ニ  |30.8{1510}H=[3112]良 3FZ
QG=13|牡6|ブライトアイディ|34.6{1413} =[5307]

※年齢 3歳=2 4歳=4 5歳=4 6歳=4 7歳=1 頭
※牡牝 牡=15頭(セ=2頭) 牝=0頭 
※格は予想に言及
※ダ18優秀馬
A08サウンドトゥル[3150] B05ロワジャルダン[3132]
C02アウォーディー[3000] D04アスカノロマン[5306]
E11コパノリッキー[4014] F12ゴールドドリー[2100]

※中京コース優秀(COA)
A02アウォーディー[2301] B04アスカノロマン[2000]
C08サウンドトゥルー[1010]D09ノンコノユメ[0100]

※昨 年123着(16頭)   父 馬    前走
1着=牝604サンビスタ   スズカマンボ 地GIレディスクラシ1着
2着=牡301ノンコノユメ  トワイニング G3武蔵野S1着
3着=セ502サウンドトゥル フレンチデピュティ 地GIJBCクラシ
    参考…4着=牡4ロワジャルダン
今年=04アスカノロマン 01カフジテイク 02アウォーディー
--------------
※ 予  想

 今回格による4頭絞り込みは「抜け」そうな気がしてなりません。
 中央GIだけでなく地方GIが混じっているからですが、それでも単純4頭馬券を選定するなら、まずGIV馬は以下の5頭です。

A6歳11コパノリッキー[8205]ルメル 父ゴールドアリュール
B4歳09ノンコノユメ [1302]ムーア 父トワイニング    関東馬
C6歳08サウンドトゥル[1231]大 野 父フレンチデピュティ 関東馬
D6歳02アウォーディー[1000]武 豊 父ジャングルポケット
E4歳15モーニン   [1001]戸 崎 父ヘニーヒューズ

 ご覧になってわかるように5頭中3頭が6歳。6歳が123着を独占するとは思えないので、この3頭の3連複買いません(^.^)。
 また、過去10年関東馬は[011]と悲惨な成績。ノンコノユメとサウンドトゥルーの単勝系馬券は買わず、せいぜい3着候補の△にするのが良いのではと思います。
 また、4歳も2頭で5歳が入っていません。A~E5頭中2頭は残るかも知れないけれど、もう1頭は5歳か3歳ではないかと思います。

 5頭の中ではAコパノリッキーが昨年フェブラリーSV・地方GI7勝から外せないところ。しかし、その後地方GI4勝に対して昨年のチャンピオンズC1番人気7着→地方GI4着→今年フェブラリーS7着とイマイチ。前走地方GIも1番人気5着でした。ルメールの初騎乗でなんとかなるかどうか、不安もあって消したい気分。

 Bノンコノユメは昨年地方GIVのみながらチャンピオンズC2着、今年フェブラリーS2着からやはり外せないでしょう。しかし、その後地方GIを4、2、4着と足踏みです。それを嫌えばカットでしょうか。

 そして、ダントツ1番人気のDアウォーディー。同馬のVは前走地方GIのみ。すでに6歳だし、中央GI・G2の出走がない点は気になります。しかし、現在ダート6連勝の上がり馬と見なせばカットとはいかないでしょう。

 また、EモーニンのVは今年のフェブラリーSだからカットできません。ただ、その後地方GI8着→地方G2を2着→G3武蔵野S1番人気7着とイマイチです。

 最後にCサウンドトゥルーのVは昨年の地方GIのみ。2、3着5回の内4回が地方GI、唯一中央GIが昨年のチャンピオンズC3着。ここ5戦地方GI・G2を[0131]で堅実ながら3着が多い。鞍上大野もぱっとせずカット候補です。

 この5頭の父馬比較は以下の通り。どうもみな2着か3着候補だから参ります。
           供用重賞 勝利中央GI特記  
A父ゴールドアリュール10年247戦15勝GI4勝全てダート
B父トワイニング   18年 89戦5勝GI0勝
C父フレンチデピュティ18年374戦28勝GI6勝ダートはクロフネの1勝
D父ジャングルポケット11年438戦35勝GI7勝全て芝
E父ヘニーヒューズ  7年 29戦6勝GI2勝

 アウォーディーの父ジャングルポケット産駒は重賞35勝のうち33勝が芝です。つまり、ダート重賞を勝ったのはアウォーディーが初めて。なるほどだから、アウォーディーも最初の26戦全て芝を使ったわけです。ある意味アウォーディーは突然変異なのかもしれません。

 GIV馬がみなイマイチとなると、G2V馬に期待したくなります。
 まずGIVも含めたG2Vを見ると、コパノリッキーが2勝、アウォーディー1勝、サウンドトゥルー1勝。この3頭がG2も勝っています。

 そして、GIVのないG2V馬は以下の2頭
 5歳04アスカノロマン 和田 今年中京 G2ダート18 父アグネスデジタル
 3歳07ラ  ニ    内博 今年アラブG2ダート19 父Tapit

 ところが、アスカノロマンはその後重賞3→2→1着なのに、近3走は6→4→14着とイマイチイマニ。かたやラニもその後米国GI9→5→3着→国内OP3着→前走G3みやこS13着とさんざん。
 この2頭の父馬は以下、
           供用重賞 勝利中央GI特記
 父アグネスデジタルは10年176戦12勝GI0勝
 父タピット    は9年 22戦2勝GI2勝1勝はダート

 かくしてG2V馬もぱっとしません(^_^;)。せいぜいウラの3着候補でしょうか。

 結局、GI・G2からは以下の4頭を抜擢して3複4点買っておきます。
 皆様方は私がカットした08サウンドトゥルーを重視した方がいいかもしれません。

A6歳11コパノリッキー[8205]ルメル 父ゴールドアリュール D
B4歳09ノンコノユメ [1302]ムーア 父トワイニング    C
D6歳02アウォーディー[1000]武 豊 父ジャングルポケット A
E4歳15モーニン   [1001]戸 崎 父ヘニーヒューズ   E

 さて、ここで結論。
 ◎は6歳ながら02アウォーディーでやむなし。
 アウォーディー(父ジャングルポケット)は当初芝馬として出走していました。芝26戦[446.12]複率やっと54。オープン馬にはなれないまま、昨年9月3Wダート18に出て7番人気で勝つや以後[阪神G3→地G3→阪神G3→地G2→地G1JBCクラシック]を破竹の6連勝。しかし、中央ダートG2、GIの出走はなし。
 ただ、この6走上がりは全てベスト1。良、稍重、重も無関係、番手や中団からもしっかりトップに出るなど完膚無き戦い方。さらに、前3走の2着馬はアスカノロマン、モーニン、ホッコータルマエとそうそうたるダート馬を破ってもいます。ダート・芝を合わせた中京コースの成績は[2301]と優秀。ダート18も3戦3勝。

 気になるのは中央ダートGI初出走であること、鞍上武豊の2週連続GI制覇があるかどうかも疑わしい(^_^;)。また、実近一覧は5位。もっとも、これは一覧表が芝ダート合わせての成績評価だから当然で、もしもダートのみの実近一覧表だったら、アウォーディーはベスト3に入るでしょう。前日1番人気だし、あまりに完璧すぎて2着のような気がするので、私は馬連・3複軸中心の◎とします。

 ○は他の456歳がだらしないので、3歳12ゴールドドリーム。ダート[4210]、ダート18[2100]は優秀。前走G3東京ダート16武蔵野Sで1338(レコード)の2着。父ゴールドアリュールも文句なし。

 ▲はその不甲斐ない5歳、不甲斐ない関東馬の05ロワジャルダン。格の特記はないけれど、ダート18[3132]と複率優から。父キンカメは良し。

 最後に△として4歳14アポロケンタッキー。全ダート[7213]、ダート18[3101]。また、ダート18TX馬でもある。ただし、格は前走G3Vのみ。まー3着ならと(父馬は外国馬で不明)。

 そしてウラ●。いろいろ検討しました。しかし、どうもこれといった穴馬が見つかりません。迷ったのは直線が長い中京ダートということで追い込む01カフジテイク。あるいは、正反対で逃げる06モンドクラッセあたり。どちらも騎手や格、近走から良くて3着かなと言う感じです。まー人気薄だし、ひそかに単複1枚ずつ買う程度にしてウラ●なしにしたいと思います。

 最後にオッズ分析。前日枠連順位は以下の通りです。
 [チャンピオンズカップ枠連順位]
 枠連=ABCDE/FGH
 枠順=25768/431
 馬順=ACBDE/H1011
 代行= F  G

 枠連馬連ともにA02アウォーディー流れEまで。BC枠の転換があるので、本命サイドのお奨めはA→DEの[2→68]。8枠は15モーニンだけでなく代行14アポロケンタッキーにも注意したい。本穴ならもちろんA→FGHの[2→431]がお奨め。以上です。

 さて結果は?

============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

| | Comments (0)

« November 2016 | Main | February 2017 »