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2017.06.24

宝塚記念、直前予想

 さー明日は前期オーラス宝塚記念(^_^)。
 今年はわずか11頭ながら、◎キタサンブラックを除くと意外に難解と感じています。また、そのキタサンブラックが8枠に入りました。同馬が8枠になったのは2年前ダービーの一回(18頭の17番)しかなく、そのときは2番手先行で14着(6人)でした。もっとも、着外はその1回だけ。その後の大活躍とダービー時は比較できないだろうし、今回は11頭の10番ですから、まー大丈夫でしょうか(^_^)。

 まずは実績一覧表。キタサンブラックは当然のように実近AA馬。予想オッズもダントツAだから当然の◎。だんだん無謀なウラ●を構築する気力が薄れています(^_^;)。
 意外なのは唯一牝馬の08ミッキークイーンが実近BBです。一覧は2強気配であると告げています。ミッキークイーン、消えるか2、3着に残るか。

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 【GI宝塚記念 実近一覧表】阪神 芝22 11頭 定量
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|性齢|馬       名|予OZ{実近}人=[全芝]評 特  記
A=10|牡5|キタサンブラック| 1.9{AA}A=[10.231]逃A RX 特V
B=08|牝5|ミッキークイーン| 3.2{BB}C=[5513]3FX L20TX

C=05|牡5|シュヴァルグラン| 7.4{CD}B=[6544]
D=06|牡4|シャ ケ ト ラ| 8.5{DE}D=[4111]

E=11|牡5|サトノ クラウン|11.0{FC}E=[6016]RX 特V 3FY
F=02|牡6|ゴールドアクター|11.3{EG}F=[9227]逃B RX
G=07|牡4|レインボーライン|14.8{GH}H=[3337]
H=01|牡4|ミッキーロケット|15.3{09F}G=[4505]

QA=04|牡6|クラリティシチー|36.4{1109} =[354.13]
QB=09|牡9|ヒットザターゲッ|43.4{H10} =[933.37]L24TX
QC=03|牡5|スピリッツミノル|53.2{1011}09=[511.22]L22TX

※年齢 4歳=3 5歳=5 6歳=2 9歳=1頭
※牡牝 牡=10頭(セ=0頭)58キロ
    牝=1頭 56キロ(08ミッキークイーン)
※格
G1V=4頭
 A10キタサンブラック[5131] B08ミッキークイーン[2113]
 C02ゴールドアクター[1023] D11サトノクラウン [1016]
 参考-4頭のG2V
 A10[3勝] B08[1勝] C02[3勝] D11[3勝]

G2V=4頭(GIV除く)
 A05シュヴァルグラン[2勝] B09ヒットザターゲット[2勝]
 C01ミッキーロケット[1勝] D06シャケトラ[1勝]

※芝22優秀馬
 A02ゴールドアクター[2100] B11サトノクラウン [2001]
 C03スピリッツミノル[2001] D10キタサンブラック[1010]
 E06シャケ ト ラ [1000] F08ミッキークイーン[0010]

※コース優秀
 A08ミッキークイーン[3300] B06シャ ケ ト ラ[3000]
 C05シュヴァルグラン[3212] D07レインボーライン[2000]
 E10キタサンブラック[1110] F01ミッキーロケット[0201]

※昨 年123着(頭) 父 馬       前走
1着=16マリアライト ディープインパクト G2目黒記念2着(1人)
2着=09ドゥラメンテ キングカメハメハ  GIドバイS2着(3人)
3着=03キタサンブラ ブラックタイド   GI天皇賞春1着(2人)

今年=09ヒットザターゲット 03スピリッツミノル 16なし
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 ★ 直前予想

 ◎キタサンブラック流しの馬単は買わないとしても、馬連なら当然キタサンブラックが軸。総流しすれば当たる確率大ですが、さすがに「当たってトリガミ」の可能性高く、かと言って絞れば抜ける可能性大(^.^)。
 それでも、やはり絞りたいと思います。使いたいのは年齢別と前走ステップ別抽出法、それに父馬比較によって絞ってみます。

 まず、年齢別頭数は4歳3頭、5歳5頭、6歳2頭、9歳1頭。
 9歳の09ヒットザターゲットは「まさか」馬券以外あり得ないと思ってカット(この馬を買うということは総流しとイコールでしょうから)。

 5歳からは◎キタサンブラック1頭が確定。頭数・実績から考えて5歳よりもう1頭。4歳、6歳より1頭ずつ選びたいところです。

 簡単なのは6歳2頭より選ぶなら02ゴールドアクター。
 同馬は有馬記念馬でありG2も3勝。光るのは芝22が3戦[2100]。芝20、22、24の当該距離も[4204]です。
 また、斤量58キロでは[2002]とキタサンブラック[3110]に次ぐB順位(3位はシュヴァルグランの[1111])。芝22の3戦は全て中山で未勝利1着、1W特別2着、昨秋G2オールカマー1着。

 ただ、不安点はそのオールカマー後4戦GI・G2を4→3→5着と来て前走春天も7着(1.1差)のように近走不振であること。最も引っかかるのは阪神コースが初です。6歳にもなって中央で走ったことがないコースがあるとは不思議。よって、印としては4番手評価の△でしょうか。

 さて、難しいのは4歳3頭と他の5歳4頭からどの馬を選ぶか。父馬と前走を掲載して比べてみます。
5歳       …父          前走
◎10キタサンブラック…ブラックタイド  ? GI春天1着(レコード)
6歳
△02ゴールドアクター…スクリーンヒーロー△ GI春天7着

4歳
 06シャケ ト ラ …マンハッタンカフェ△ GI春天9着
 01ミッキーロケット…キングカメハメハ ▲ GI大阪杯7着
 07レインボーライン…ステイゴールド  ○ GI春天12着

5歳
 08ミッキークイーン…ディープインパクト◎ GI牝ヴィクトリアマイル
 05シュヴァルグラン…ハーツクライ   ▲ GI春天2着
 11サトノクラウン …Marju(マルジュ) ? GI大阪杯6着
 03スピリッツミノル…ディープスカイ  ? G3鳴尾記念5着

 4歳の中でG2Vがあるのはシャケトラ(中山日経賞)とミッキーロケット(京都日経新春杯)の2頭。しかし、レインボーラインだって昨秋GI菊花賞でサトノダイヤモンドの2着があって捨てがたい。
 光るのはシャケトラが阪神コース3戦3勝。続くはレインボーラインの2戦2勝。もっとも、ミッキーロケットだって阪神[0201]で悪くはない。
 上がり鋭いのはシャケトラでしょう。春天を除く6戦中5走が上がりベスト1です。

 問題点は3頭の斤量実績。シャケトラは57キロを背負ったことがなく、前走春天初の58キロは9着。ミッキーロケットは今回58キロ初で57キロは3戦[0003]。レインボーラインは57キロ3戦[0111]は良いけれど、前走春天初の58キロは12着。

 というわけで、総合的に見て今回の4歳勢強いと思えません。1頭に絞れないので、ウラの3着候補として表は思い切ってカットします。

 ならば、5歳から2着2番手候補として2頭(ということは5歳123着独占もあり得ると見ます)。
 もっとも、5歳残り4頭から2頭選ぶとすれば、スピリッツミノルが消え、サトノクラウンが消えます。ともに父馬がGI実績なくイマイチです。
 また、スピリッツミノルは58キロ初だった春天が14着、57キロは[2004]ながら重賞11戦全て着外。ちょっと無理筋です。

 そうなると、残すのは唯一ディープインパクト産駒、唯一牝馬のミッキークイーン。
 一昨年GIオークス・秋華賞1着の2勝、昨年は京都芝22GIエリザベス女王杯3着もあります。斤量56キロは2戦2、3着。阪神[3300]が光ります。
 ただ、問題は牡馬相手のGI実績。GI[2113]のうち3着内4回は全て牝馬GI戦。牡馬相手のGIだと3歳ジャパンカップ8着(3人)、4歳有馬記念5着(7人)と2戦着外です。中団から鋭い上がりで差すけれど、良くて3着でしょうか。

 もう1頭5歳残りの筆頭として取り上げたいのがシュヴァルグラン。
 出世が遅かったけれど、一昨年後期1W~3Wを3連勝すると、その後9戦全てGI・G2で[2322]と堅実。GI[0122]、G2[2201]の成績も立派。芝22こそG2京都新聞杯8着、昨年宝塚記念9着(5人)とイマイチながら、当該距離では[4332]です。阪神も[3212]で決して不得手というわけではない。2走前阪神大賞典2着、前走も春天2着ならキタサンブラックの相手筆頭にできると思います。

 かくして4頭絞り完成ですが、もう1頭気になる5歳馬にサトノクラウンがいます。
 サトノクラウンは前走大阪杯こそ6着ながら、その前はG2京都記念1着、3走前は香港GI(芝24)1着。そして斤量58キロ3戦[1002]、57キロ[1013]とビミョーながら1着が2度あります。さらに、新馬1着後→2歳G3→G2弥生賞の3連勝があり、その後は10戦全てGI・G2。つまり、重賞出走率は13分の12でダントツトップです。先行タイプが大外に入ったので、追い込むしかないけれど、3着候補としてもう1頭追加します。
 印は以下の通り。
 ◎5歳10キタサンブラック
 ○5歳05シュヴァルグラン
 △6歳02ゴールドアクター
 △5歳08ミッキークイーン
 ・5歳11サトノクラウン

 さて、ウラですが、前日馬順を見ると、2番手筆頭と思える05シュヴァルグランが馬順はBなのに、単勝5番人気で意外な低評価。ここんとこ追っかけてきた鞍上福永だし、ならばまさかのけたぐり単勝を狙ってウラ●とします(^.^)。
 そして、カットした4歳3頭が若気の至り(?)で、これまたまさかの3着があるかもと[◎○→4歳3頭]の3連複も追加します。

 最後にいつものオッズ分析。
 【宝塚記念、枠連順位表】A流れE・F
 枠連=ABCDE//F/G/H
 枠順=86752//1/3/4
 馬順=ADCBF G 09 10
 代行=EH11
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 今回の最大特徴はA8枠の強さに対してB~Eの6752枠が(枠連AB5.2、AE=6.5)と甲乙付けがたい状況であること。軸Aは間違いないけれど、相手は難しい。こういう場合ゾロ目のAA、枠穴の[AF・AG・AH(8→134)]がお勧め馬券となるが、さすがに本命決着ではなかろうか。
 また、馬連順はA10キタサンブラックを軸にB~F、やや離れてGHに流れている。Aキタサンブラックが3着以下に落ちたときはおそらくBCDEF内の2頭で決まると思われるけれど、残念ながらオッズからの決め手はない。
 以上です。

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2017.06.20

宝塚記念、昨年回顧

 さて、2週あいて今週末はとうとう前期GI掉尾、宝塚記念となりました。
 有馬のように「大盛り上がり」と言いたいところなれど、登録わずかに11頭。
 しかも、誰がどう考えても◎キタサンブラックしかなく、予想意欲湧が湧きません……と言いたいところですが、意外と難しいかもしれません(^_^)。

 理由は2点。まず武豊キタサンブラックを表の◎にするのは致し方ないとして単勝軸にできるかどうかビミョーです。

 同馬は昨年の有馬記念2着後、今年初戦のGI大阪杯1着→春天1着と目下GI2連勝。これで宝塚も勝てば人馬ともにGI3連勝となります。これがまず危うい。
 GI3連勝の難しさはダービーのルメールが証明してくれました。

 キタサンブラックは全成績[10.231]、着外わずかに1回でエリート馬のように思えるけれど、かつて新馬から9戦[5121]の成績なのに、1番人気どころか2番人気も皆無。穴党にとってありがたい裏切り馬でした。

 それが昨年春天以後7戦は人気[4300]に対して成績[5110]ですから、完全なる人気着順合致馬となりました。がしかし、エリート馬と言えるかどうか疑わしい。
 父ブラックタイドは供用6年重賞12勝(/127)、GI5勝ですが、重賞12勝のうち8勝はキタサンブラック。GI5勝ももちろんキタサンブラックのみ。ブラックタイド産駒としては突然変異と言うしかなく、今後10年に一度クラスの名馬のように連戦連勝馬として引退を迎えるかどうか。本質的に裏切り馬であることを忘れていけないと思います。

 そもそもキタサンブラックの連勝記録を見ると、3連勝以上は1度だけ。低人気で[3歳新馬→1W→G2スプリS]を3連勝したものの、その後3連勝に挑むチャンス2回に対して3連勝目がこけています(^.^)。

 一つは3歳時の[セントライト1→菊花1→有馬記念3着]、二度目が昨秋の[京都大賞典1→ジャパンカップ1→有馬記念2着]。また、今回宝塚記念前のローテは昨年と全く同じで、昨年は[G2大阪杯2着→春天1着→宝塚3着]で宝塚は負けました(ただし2番人気)。

 さらに、キタサンブラックのコース別成績を見ると、トップは京都4戦4勝、次いで東京[3001]。しかし、中山[2120]、阪神[1110]のように中山・阪神はなぜか粘りきれず2、3着の傾向が見られます。阪神は芝20と芝22、つまり内回り。阪神内回りは中山と似ているので、そこに何か不得手とする理由があるのかもしれません。

 なんにせよ「二度あることは三度ある」に従うなら、今回3連勝はならず、2、3着に落ちる可能性あり。そこで、私の印はキタサンブラック表の◎として単勝はウラ●を買いたいと思います(^_^)。


 以下昨年の宝塚記念結果とほぞ噛み反省記です。
 昨年は完璧な4頭絞りを成し遂げたのに、印の最も軽い方から1234着という相変わらずの馬券下手でした。
 それで、いろいろ反省やら対応策を練って書いています。キタサンブラックの逃げとかハイペースについてなど、我ながら面白いと思います。
 しかし、いかんせん自分でもあきれるくらい長いです(^_^;)。
 のんびりお読み下さい。


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 宝塚記念、結果は……4頭絞り込みは完璧だったのに、的中が(-_-)

 1着―蛯  名 16マリアライト………[△]F 単勝=14.2
 2着―デムーロ 09ドゥラメンテ………[▲]A
 3着―武  豊 03キタサンブラック…[○]D
 4着―ルメール 07ラブリーデイ………[◎]E
 5着―戸崎 圭 08ステファノス………[?]G
  前日馬順=[G→A→B→D→F]

 枠連=8-5=10.5 馬連=16-09=24.4 馬単=84.6
 3連複=16-09-03=28.8 3連単=262.5
 ワイド12=7.7 W13=11.5 W23=2.5

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 【2016宝塚記念 実近一覧表結果】 阪神 芝22 17頭 定量

順番=|性齢|馬    名|予OZ{実近}人=[芝全][芝22]特  記
A09=|牡4|ドゥラメン| 1.5{AA}A=[5300][未出]RX 斤阪初―▲2

B02=|牡4|アンビシャ| 4.2{BE}C=[5122][未出]3FX 斤初
C05=|牡4|シュヴァル| 5.2{CD}E=[5332][0001]     ―*
D03=|牡4|キタサンブ| 5.8{DF}B=[6121][1000]RX 逃B ―○3
E07=|牡6|ラブリーデ| 6.3{EB}D=[932.15][2000]RXL22TX―◎4

F16=|牝5|マリアライ| 9.5{GG}G=[5254][1001]LTX   ―△1
G08=|牡5|ステファノ|11.5{11C}F=[4426][0001]3FZ    ―?5
H06=|牡6|ラストイン|12.2{H13} =[735.12][1100]
QA15=|牡4|サトノクラ|12.3{0909}H=[4013][1000]斤阪初
QB04=|牡5|ワンアンド|14.5{1210} =[431.13][0002]RX
QC12=|牡6|サトノノブ|15.5{F15}J=[644.11][0002]L20TX ―*
QD13=|牝4|タッチング|16.3{1311} =[3125][0110]斤初

QE14=|牡8|ヒットザタ|22.4{1016} =[933.30][0006]L24TX
QF17=|牡4|ヤマカツエ|23.8{15H} =[5129][0001]3FZ 斤初
QG11=|牡5|トーホウジ|27.5{1614}I=[3116][0001]RXL30TX
QH10=|セ8|カレンミロ|33.1{1417} =[666.17][0202]逃A
QI01=|牡6|フェイムゲ|36.5{1712} =[521.12][0013]
        注 斤阪初……斤量・阪神初、「斤初」は58キロ初

※年齢 4歳=7 5歳=4 6歳=4 7歳=0 8歳=2頭
※牡牝 牡=16頭(セ=1頭) 牝=2頭

※阪神得意5頭=   ・ワンアンドオンリー[3101]
 ・シュヴァルグラン[3111]・ラブリーデイ[3004]
 ・カレンミロティッ[3226]・アンビシャス[2010]

※当該距離(芝20~24)得意8頭=
・シュヴァルグラン[4321]ドゥラメンテ[2000]アンビシャス[2001]
・キタサンブラック[2111]マリアライト[3102]ラブリーデイ[7226]
・ラストインパクト[6325]サトノノブレ[4245]

※GIベスト3頭=・ドゥラメンテ[2100]・キタサンブラック[2021]
・ラブリーデイ[2017](GIV6頭、G2V14頭)

※昨年 1着=16ラブリーデイ 2着=06デニムアンドルビー
    3着=01ショウナンパンドラ
 今回16=マリアライト 06=ラストインパクト 01=フェイムゲーム
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※ レース回顧

 宝塚記念、レース直後――「う~~ん。マリアライトかあ(-_-)」とうなった私の気持ち、おわかりいただけるかと思います。

 週中・最終4頭絞りは以下の通り。4頭全て1~4着に入りました。

 ◎ルメール6歳07ラブリーデイ  ――父馬キングカメハメハ  4
 ○武  豊4歳03キタサンブラック――父馬ブラックタイド   3
 ▲デムーロ4歳09ドゥラメンテ  ――父馬キングカメハメハ  2
 △蛯  名5歳16マリアライト  ――父馬ディープインパクト 1

 直線残り100メートル。馬群の中でドゥラメンテはもがいてるように見え、逃げるキタサンブラックを前にラブリーデイはあっさり戦線離脱。追い込むのがマリアライト。
 私は「3頭そのままそのまま」と叫びました(^_^;)。

 キタサン→マリアライト→ラブリーデイなら、ほぼ全的中と言えるくらい満足できる結果だからです。
 しかし、そこにドゥラメンテがすごい脚を使ってあっさりラブリーデイを交わす。ありゃ。
 それでもキタサン→マリアライト→ドゥラメンテなら、まだ次に満足できる結果(^_^;)。ウラ●にも近いキタサンの単勝と馬連・馬単を持っているからです。

 ところが、なんとキタサンはマリアライトに交わされ、2着(でも馬連的中)と思ったところへドゥラメンテが突っ込んで2・3着写真判定。テレビ画面ではキタサンが残っているように見えたけれど、ドゥラメンテがハナ差せり勝っていました。連率100はダテではなかった、ほんとに強い馬です。

 かくしてマリアライト→キタサン→ドゥラメンテ→ラブリーデイの順となり、4頭絞り込みは完璧だったのに、馬連・馬単・3単全て外れて当たったのは3連複28倍のみ。ほげ。

 笑ってしまうのは私が付けた印◎○▲△が4321着。つまり、印を逆に付ければ、4連勝単式まで(あればですが)完全的中の予想ではありませんか。くあーっ。
 しかし、しかし、マリアライトを頭に据えるのは……さすがに難しかったです。

 それにしても、昨年の1着16番は今年マリアライト。それがそのまま1着だから参ります。
 せっかくこのデータを作っていながら、生かし切れていないことに猛反省です。
 今年の16、06、01番の中で馬券に絡みそうなのはマリアライトだけでした。今後は今年の3頭を比較して必ず単複を買いたいと思います。

 さて、今回の4頭絞りはとても簡単でした。年齢別抽出法によって、
 1 4歳馬はGI2勝の最強2頭――ドゥラメンテとキタサンブラック。
 2 4歳馬を2頭選んだ以上、他の4歳馬は軽視。
 3 そうなると5・6歳からもう2頭。6歳はラブリーデイで文句なし。
   5歳は牡馬がだらしないので牝馬のマリアライト。

 一覧表を見ると、1位から4位は全て4歳馬、5位がラブリーデイ。そして6位マリアライト、7位ステファノスです。4歳最強2頭が入ったので、それより下の4歳アンビシャス(16着)とシュヴァルグラン(9着)が消え、その下の5歳両馬が1着・5着に入りました。
 ということは一覧表と推理によって5着内の5頭を選ぶことができたわけで、(将来始まるかもしれない)5連複さえ獲れることになります(^_^;)。

 それにしても、せっかく4頭絞りができたのに、なぜマリアライトを(表の◎にするのはやはり難しいので)ウラ●にできなかったか。そこが今回最大の反省事項です。

 その前に春天、宝塚連勝があっても不思議なかったキタサンブラックがなぜ3着に落ちたか、その点を検証してみたいと思います。

 レースは予感通り武豊キタサンがのんびりハナを切ってスローペース。
 馬場は稍重だし、芝22は内回りで直線短く逃げ先有利。馬群が向こう正面を進む頃、私はキタサンブラックの1着、悪くとも2着を確信しました。
 ところが、1000メートルを過ぎたところで、アナウンサーが何か叫んで「ハイペースです!」と言っています。なにっ?
 一緒にテレビ観戦していたいとこが「1000メートル59秒ち言うとったぞ」と言います。

 後で確認すると59.1でした。2200メートルの稍重馬場なのに、1000メートル通過59.1とは明らかなハイペース。一体どうしたことか。
 なんにせよ、ハイペースなら「逃げ先行は苦しい」と思い、結果もその通り(ハナ差とは言え)キタサンブラックは3着に落ちてしまいました。
 123着は同タイム2138だから、せめて平均ペースの60.0なら、おそらくキタサンの楽勝だったでしょう。

 帰宅後レースラップを見てなぜハイペースになったか、そのわけがわかりました。
 宝塚記念前半のラップは以下の通り。このラップを出したのは常に先頭だったキタサンブラックです。
 200 400 600 800 1000
 12.6-11.0-11.1-12.3-12.1(計59.1)

1Fきっちり12.0で走れば1000メートル通過は60.0となります。今も書いたように、この通過タイムなら、キタサンブラックは1着か2着だったろうと思います。入りの3F後は12秒台に戻したけれど、2F~3Fを猛スピードで走ったため、1000メートル通過59.1のハイペースとなってしまいました。「なんで?」と言いたくなります。このハイペースは武豊が演出したのでしょうか。

 阪神芝22のスタートは4コーナー手前で1コーナーまで500メートルほどあります。
 で、突然11.0-11.1を刻んだ速いラップはテレビを見たときの印象と重なります。
 最初は全馬とろーんとスタートしていた。ぎんぎんの逃げ馬はいないから、200メートルほどでキタサンブラックが先頭に出かけた。ところが、そのとき外側の数頭がスピードを上げた――ように見えました。
 そのとき私は「あれっ、なんだかえらい一生懸命走っているな」と思ったけれど、カーブを回った頃は落ち着いたので、スローと思ったのです。
 ところが、実態は1コーナー前の400メートルだけハイペースで走っていたのです。入りの3F34.8は馬場を考えれば速すぎます。

 普通先頭の馬が11.0~11.1で走れば、2番手以降はぐんと離されるはず。なのに、ハイペースに見えなかったのは、先行馬群が固まり、みな同じペースで走ったからでしょう。
 キタサンブラックはその後上がり3F直前まで一貫して12秒台で走っています。当然他の馬も同じペース。
 そして、最後の3Fが以下の通り。これもキタサンブラックのラップタイムです。
 1800 2000 2200
 11.9-12.2-12.7(計36.8)

 つまり、キタサンブラックの上がりは36.8。同馬の過去3走の上がりを見ると、[有馬(35.1)→大阪杯(33.6)→春天(35.0)だから、36.8の上がりはかなり悪いです。上がり36秒を超えたのは14着に敗れたダービー以来。いかにしんどかったかがわかります。ばてた理由は重い馬場であり、入りの3Fのハイペースゆえでしょう。

 それなら、1、2着のマリアライト、ドゥラメンテがすごい上がりを出したかと言うと、そうでもありません。マリアライトは道中10番手前後、4角6番手から上がり36.3。ドゥラメンテもマリアライトのちょい後ろから上がり36.1(これがベスト1)。「なにそれ?」の悪さです。

 ドゥラメンテは日本の7戦中最悪上がり34.1の馬です。最速ではありません最悪です。それが35秒さえ飛び越えて36.1。マリアライトもだいたい上がり34秒前後が多く、36秒台は2回目。

 要するに、キタサンブラックもばてたけれど、追い上げたマリアライト、ドゥラメンテだって鋭い上がりを使えないほどしんどかったことを示しています。だから、3頭同タイムの2128となったのでしょう(このタイムは宝塚過去10年の5位、過去20年の稍重4回中では2位)。

 キタサンが春天を逃げ切ったときの上がりは35.0でした。
 そのときの1000メートル通過は61.8、当然のスロー。
 そして、春天最後の3Fは以下の通り。
 2800 3000 3200
 11.4-11.7-11.9(計35.0)

 春天の最速上がりは4着タンタアレグリアの34.3でした。
 不思議な話です。3200をとろとろ走れば、早い上がりを出して1着を獲れる。
 ところが、宝塚記念は春天から1000メートルも短い距離なのに、ちょっとハイペースが入っただけで、もう早い上がりを出せないなんて。しかも、追い上げる馬たちも速い上がりを出せないとは。

 ればたらはないけれど、もしもキタサンブラックが道中のへんなハイペースに巻き込まれなかったら、勝てたかもしれません。このハイペースは武豊ではなく、ハナ争いをしかけた他の先行馬騎手による演出だったろうと思うからです。

 2ハロン目で外からどっとハナに出ようとしたのはワンアンドオンリー、トーホウジャッカル、カレンミロティック、サトノノブレスの4頭でした。
 おそらく「スローペースは明らか。前目につけていれば、勝てなくとも掲示板に載れるかもしれない」と考えたのではないでしょうか。
 ハナ争いをしかけたこの4頭は最高8着で3頭はフタケタ着順に落ちています。逃げて同タイムの3着に粘ったキタサンブラックは「負けて強し」と言えそうです。

 ここで鞍上武豊の心理を推理してみると、ハナ争いに巻き込まれたらやばいと思ったでしょう。しかし、控えたら2番手どころか3~4番手、5~6番手の恐れさえあります。また、先頭でなければペースを制御できません。それに「逃げ馬が逃げられなかったら、力を発揮できない」との格言もあります。

 あるいは、少々ハイペースになっても「今のキタサンなら逃げ切れる」と思ったかもしれません。「キタサンもばてるかもしれない。だが、他の馬だってこの馬場では強烈な末脚を繰り出せないだろう」と見なした可能性大です。これは当たっています。

 最速上がりを出すと予想できたドゥラメンテでさえ4角9番手から36.1です。同馬が36秒を切っていれば、当然ドゥラメンテの1着でしょう。ところが、ドゥラメンテでさえようやく出せた36.1であり、逆にキタサンから見れば、あとコンマ1粘れたら1着だったのです。
 「今のキタサンならここでハイペースになっても逃げ切れる」と見た鞍上の決断は必ずしも間違いではないと思います。なにしろ123着同タイムなのですから。

 武豊キタサンの相手はドゥラメンテだけであり、デムーロドゥラメンテの相手もキタサンブラックだけだったかもしれません。そこにうまいこと入り込んだのが蛯名マリアライトのようです。もちろんうまく走っての優勝は立派ながら、漁夫の利と言ったら失礼でしょうか(^_^;)。

 マリアライトは道中10番手あたりで3コーナーから進出し始め、4角6番手から早めに追い上げています。入りの3Fのハイペースに中団以降の馬は巻き込まれなかっただろうと思います。7着までの6頭は道中中団以降の馬たちばかりであり、先行馬群で残ったのはキタサンブラックだけです。しかし、後方のままでは直線一気といかない。だから、徐々に前に進出する。そうすると末脚が鈍る。それが差し追い勢の上がりの悪さになって現れた理由だと思います。

 それでもマリアライトの上がりはドゥラメンテに続く2位の36.3。このチョー悪い上がり(^_^;)でも、キタサンブラックを交わし、ドゥラメンテの追い上げもしのいだ。もしかしたら、マリアライトはこの馬場、このレースだから勝てたのかもしれず、今後過度の期待は禁物のような気がします。

 さて、ここからはその1着マリアライトについて。
 なぜマリアライトをウラ●に指名できなかったのか。

 今回ウラ●を探そうとして結局あきらめたわけは2点あります。
 一応表の4頭に絞ったけれど、4頭のいずれも単勝軸にしたくなかったのです。
 まずドゥラメンテは初の58キロが気になる。キタサンブラックは裏切り馬だし、「3度も祭り歌を歌わせるだろうか」と思った(^.^)。ラブリーデイは近走の負け方(勝てなさ)が引っかかる。

 週中予想でマリアライトは以下のように書きました。
--------------
 最後に5歳から牝馬マリアライト。成績[5254]は平凡ながら、昨年のGIエリザベス女王杯(京都芝22)1着が光ります。6番人気の低評価を覆してヌーヴォレコルト、ルージュバックなどを破っての1着でした。
 芝22は2戦[1001]。その後有馬4着を経て今年は日経賞3着→目黒記念2着と牡馬を相手に堅実なところを見せています。目黒記念のタイム2306(1着と同)は過去10年の3位です。最近上がりベスト3内が減っているけれど、ディープインパクト産駒らしく、新馬から10戦は全てベスト3内、うち1位は6回でした。
 また、牡馬の58キロに対して牝馬は56キロ。マリアライトの56キロ成績は2戦[1100]だから、56キロも充分こなせることがわかります。
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 今これだけ読むと、充分勝ち負けになりそうな記述ですが、気になったのは牡牝混合GIの牝馬であることです。過去10年データで牝馬の成績は[033.10]。牝馬の1着はその前にさかのぼらねばなりません。牝馬はそこそこ来るけれど良くて2、3着。1着候補とするにはもっと光る何かが必要です。

 マリアライトのGIは2回走ってエリザベス1着、有馬4着と牝馬GI1着のみ。3歳で走り初めて4歳前半まで条件馬。ただし成績は[4042]と複率優。重賞に出始めてからは[1212]とビミョーな善戦馬。
 結局、マリアライトは3歳GI不出走のままでエリザベスを勝ったことになります。その勝ちタイム稍重2149は1秒引いた良10年比較では最下位。2秒引いても8位とチョー平凡。私、ちゃんとそこまで見ましたよ(^.^)。

 もしもマリアライトが3歳GIに出ていたら、エリザベス女王杯で何か見所を示して勝っていたら、初の牡牝混合GI有馬記念で2着だったら……ウラ●にした可能性があります。
 宝塚の牝馬優勝05年スイープトウショウはオークス2着、秋華賞1着があり、強烈な追い込み馬であり、前走安田記念2着(11番人気ながら)がありました。これに近い何かを持っていれば、ウラ●にできたでしよう。

 しかし、見つからない。有馬記念は4着ながら着差はコンマ1、道中3番手、4角2番手から粘っているので、うまく走れば3着、2着はあるだろう――程度でした。それに5歳牡馬がだらしなかったから「牝馬でも食い込める」と見たわけです。

 そこで、他の13頭にウラ●を探し、候補を4頭あげました。しかし、どうも琴線にかからない。振り返って思えば、これらの勘はある意味当たっていたことになります。

 そこで、4頭絞りの4頭から再度ウラ●を探した。結果春天→宝塚連勝馬の条件を見つけだし、4歳キタサンブラックを単勝軸とした……このような流れです。

 実はこのとき「3度も祭り歌を歌わせるのだろうか」との疑惑は消え去り(^_^;)、裏切り馬のことも忘れ去り、1、2番人気をウラ●にしたって仕方がないのに、「キタサンブラックの単勝と馬単」などとやってしまいました。
 この点は大いなる反省です。キタサンブラックはやはり裏切り馬だったと言わざるを得ません。2番人気で(ハナ差とは言え)3着に落ちたのですから。

 ここでもう一つ推理が必要でした。「ならば、4頭絞りの中の最低人気マリアライトをもっと検討してみよう」と。1・2・4番人気と7番人気を比べれば、7番人気こそウラ●にふさわしいではありませんか。

 で、マリアライトの成績をもっと検討してみました。全成績[5254]、芝22[1001]、前3走のTX馬(これは前走目黒記念のタイム2306をタイム換算したときの数値85が全馬の3走TXでした)。
 また、当該距離(芝20~24)得意8頭の5位[3102]でした。

 しかし、いずれも平凡。当該得意の1位はシュヴァルグラン[4321]ですから、マリアライトより上。一時はシュヴァルグランをウラ●にしようかと思ったくらいです。

 ただ、実近一覧表には奇妙な数値と予想印がありました。
 別観点で作成しているデータのトータル上位4頭はラブリーデイ、マリアライト、ドゥラメンテ、キタサンブラックの順であり、確率予想ではキタサンブラック、マリアライト、シュヴァルグラン、ドゥラメンテでした。マリアライトは2位です。
 さらに、それらを含む最終的な印は
 ◎◎マリアライト
 ○○キタサンブラック
 ▲●ラブリーデイ
 △△ドゥラメンテ――になっていたのです。

 また、一覧表は追い込み優秀馬には[★追込優]の特記が出るように作っています。
 今回この特記が出たのは唯一マリアライトだけでした。外枠の追い込み馬で人気中位なら、かなりウラ●の資格があります。

 しかし、私はこれらの印と特記事項を無視しました(^_^;)。というのはマリアライトが差し・追い込み馬に思えなかったからです。
 前走目黒記念こそ7、8番手からの2着ながら、2走前日経賞は4、5番手、3走前有馬記念は2、3番手で最近は先行に変えているように見えました。
 しかも、先行に変えるとだいたい上がりは悪くなるので、過去5走の上がりもきらりと光るものはなく、良くて2位か3位。条件馬だった最初の10戦の「上がりは全てベスト3内、うちベスト1が7回」と比べるとじり貧に思えました。

 これは週中予想ですでにわかっていたことです。「最近上がりベスト3内が減っているけれど、ディープインパクト産駒らしく、新馬から10戦は全てベスト3内、うち1位は6回でした。また、牡馬の58キロに対して牝馬は56キロ。マリアライトの56キロ成績は2戦[1100]だから、56キロも充分こなせることがわかります」と。

 よって、これらからマリアライトを単勝軸としての◎・ウラ●とできるかどうか。やはりビミョーです(^_^;)。

 なにしろ123着はクビ差・ハナ差の同タイムです。わずか数センチの差ってタイムでは100分の1秒程度でしょうか。これ、理屈によって獲得できる結果とはとても思えません。マリアライトの1着はたまたまであり、ドゥラメンテ・キタサンの2、3着もたまたま。キタサン・ドゥラメンテは弱かったから負けたわけではないということです。

 何を言いたいかというと、キタサンブラックを◎にしても、ドゥラメンテを◎にしても、マリアライトを◎にしたとしても、それは全て間違っていない。今回はたまたまマリアライトがちょっと先に出ただけであると。

 こうなると、4頭絞りの成功とはその4頭から123着馬が出ることであり、単勝軸は全く別観点から構築すべきなのかもしれません。自信を持って買えるのは3複ボックス4点なのでしょう(馬連ボックス6点は買いたくないと思っています)。

 実はその別観点ルール、私はすでに作っています。これまで披露せず、また私も実行していないのは、何というかとても情けない、不甲斐ない、武士らしくない(?)ルールだからです(^_^;)。

 そのルールとは以下の通り。

 [連複は4頭の最上人気を軸とし、連単は最低人気を軸とする]

 今回で言うと、馬連・3複の軸は1番人気ドゥラメンテから。
 馬単・3単の軸は7番人気マリアライトから、となります。
 これを使うと馬連3枚、3複3枚、馬単3枚、3単は相手ボックスで6枚。計15枚(3複ボックスとしても16枚)。結果、馬連・馬単・3複・3単の完全的中です。

 もちろんこの前提として4頭絞りが成功する必要がありますが、6頭選んだとしても使えるルールです。6頭の最上人気を軸として連複馬券を買い、最低人気を軸として連単馬券を買う。それ以外の組み合わせが出現したときは「あきらめる」わけです(^.^)。

 みなさん方も覚えがあるのではないでしょうか。
 たとえば、◎○▲△△…と6頭に印を付けたとき、◎1番人気で順番に人気が下がっていくことが多い。
 すると結果はしばしば[◎→△→△]とか、最後に追加した人気薄[…]が1着で[…→△→○]の結果になるなど。

 まとめると、4頭絞り込みとか6頭絞り込みに成功したとき、1、2着馬が◎○と合致するのは「たまたま」でしかない気がします。それゆえ、2方向から――つまり、人気上位を馬連・3複の軸として馬単・3単は最もおいしい人気下位から馬券を買うというやり方です。

 それなら、3連単4頭ボックスを買えばいいじゃないか、と言われるかもしれません。
 しかし、3複4頭ボックスなら4点だけれど、3単4頭ボックスは24点にふくれあがります。外れ馬券を23点も買っているのです。

 確かに今回3単ボックスにしていれば、264倍の万シュー的中です。1点100円で2万6千円の払い戻しを受けます。しかし、これは3単の出資2400円が約10倍になっただけです。
 今回もしもマリアライトの単勝を1000円買っていれば、配当は25倍だから2万5千円。単勝は基本1点しか買わないでしょう。外れても1点分。外れることがわかって買っているわけではありません。しかし、3連単4頭ボックスは23点が必ず外れるとわかって買っているのです。

 3複・3単馬券が始まってから、多点数買うのは当たり前のような風潮になっています。私もかつてそうでした。しかし、当たれば出資額を超えると言っても、総額との比較を忘れてはいけないし、なにより外れた場合、損失額がとても大きいのです。

 私は枠連時代ひと月のマイナスはだいたい2万くらいでした。当たったり、外れたりで競馬を楽しめました。
 ところが、馬連・3複、馬単・3単時代になってからひと月の負けが10万、年間マイナス100万を超えるようになりました。これはまずい。多点数競馬はやめようと決意して4頭絞りとか小点数購入を追求するように変わりました。

 しかし、3連単総流しで100万馬券を獲ったことがあっただけに、この変身は容易なことではありませんでした。正直馬券中毒のようになっており、買わないと決めても、いざ検討してパソコン投票をすると、相手をすぐ10頭にしたり、総流しすることもしばしばありました。で、結果外れてがっかりする――その繰り返しでした。

 みなさん方も自身の馬券購入を振り返って長く競馬を続けるやり方を考えてはいかがでしょうか。

 ○ 宝塚4頭絞り大的中 されど印が真逆だった(^_^;)

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)】


 さて、2週あいて今週末はとうとう前期GI掉尾、宝塚記念となりました。
 有馬のように「大盛り上がり」と言いたいところなれど、登録わずかに11頭。
 しかも、誰がどう考えても◎キタサンブラックしかなく、予想意欲湧が湧きません……と言いたいところですが、意外と難しいかもしれません(^_^)。

 理由は2点。まず武豊キタサンブラックを表の◎にするのは致し方ないとして単勝軸にできるかどうかビミョーです。

 同馬は昨年の有馬記念2着後、今年初戦のGI大阪杯1着→春天1着と目下GI2連勝。これで宝塚も勝てば人馬ともにGI3連勝となります。これがまず危うい。
 GI3連勝の難しさはダービーのルメールが証明してくれました。

 キタサンブラックは全成績[10.231]、着外わずかに1回でエリート馬のように思えるけれど、かつて新馬から9戦[5121]の成績なのに、1番人気どころか2番人気も皆無。穴党にとってありがたい裏切り馬でした。

 それが昨年春天以後7戦は人気[4300]に対して成績[5110]ですから、完全なる人気着順合致馬となりました。がしかし、エリート馬と言えるかどうか疑わしい。
 父ブラックタイドは供用6年重賞12勝(/127)、GI5勝ですが、重賞12勝のうち8勝はキタサンブラック。GI5勝ももちろんキタサンブラックのみ。ブラックタイド産駒としては突然変異と言うしかなく、今後10年に一度クラスの名馬のように連戦連勝馬として引退を迎えるかどうか。本質的に裏切り馬であることを忘れていけないと思います。

 そもそもキタサンブラックの連勝記録を見ると、3連勝以上は1度だけ。低人気で[3歳新馬→1W→G2スプリS]を3連勝したものの、その後3連勝に挑むチャンス2回に対して3連勝目がこけています(^.^)。

 一つは3歳時の[セントライト1→菊花1→有馬記念3着]、二度目が昨秋の[京都大賞典1→ジャパンカップ1→有馬記念2着]。また、今回宝塚記念前のローテは昨年と全く同じで、昨年は[G2大阪杯2着→春天1着→宝塚3着]で宝塚は負けました(ただし2番人気)。

 さらに、キタサンブラックのコース別成績を見ると、トップは京都4戦4勝、次いで東京[3001]。しかし、中山[2120]、阪神[1110]のように中山・阪神はなぜか粘りきれず2、3着の傾向が見られます。阪神は芝20と芝22、つまり内回り。阪神内回りは中山と似ているので、そこに何か不得手とする理由があるのかもしれません。

 なんにせよ「二度あることは三度ある」に従うなら、今回3連勝はならず、2、3着に落ちる可能性あり。そこで、私の印はキタサンブラック表の◎として単勝はウラ●を買いたいと思います(^_^)。


 以下昨年の宝塚記念結果とほぞ噛み反省記です。
 昨年は完璧な4頭絞りを成し遂げたのに、印の最も軽い方から1234着という相変わらずの馬券下手でした。
 それで、いろいろ反省やら対応策を練って書いています。キタサンブラックの逃げとかハイペースについてなど、我ながら面白いと思います。
 しかし、いかんせん自分でもあきれるくらい長いです(^_^;)。
 のんびりお読み下さい。


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 宝塚記念、結果は……4頭絞り込みは完璧だったのに、的中が(-_-)

 1着―蛯  名 16マリアライト………[△]F 単勝=14.2
 2着―デムーロ 09ドゥラメンテ………[▲]A
 3着―武  豊 03キタサンブラック…[○]D
 4着―ルメール 07ラブリーデイ………[◎]E
 5着―戸崎 圭 08ステファノス………[?]G
  前日馬順=[G→A→B→D→F]

 枠連=8-5=10.5 馬連=16-09=24.4 馬単=84.6
 3連複=16-09-03=28.8 3連単=262.5
 ワイド12=7.7 W13=11.5 W23=2.5

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 【2016宝塚記念 実近一覧表結果】 阪神 芝22 17頭 定量

順番=|性齢|馬    名|予OZ{実近}人=[芝全][芝22]特  記
A09=|牡4|ドゥラメン| 1.5{AA}A=[5300][未出]RX 斤阪初―▲2

B02=|牡4|アンビシャ| 4.2{BE}C=[5122][未出]3FX 斤初
C05=|牡4|シュヴァル| 5.2{CD}E=[5332][0001]     ―*
D03=|牡4|キタサンブ| 5.8{DF}B=[6121][1000]RX 逃B ―○3
E07=|牡6|ラブリーデ| 6.3{EB}D=[932.15][2000]RXL22TX―◎4

F16=|牝5|マリアライ| 9.5{GG}G=[5254][1001]LTX   ―△1
G08=|牡5|ステファノ|11.5{11C}F=[4426][0001]3FZ    ―?5
H06=|牡6|ラストイン|12.2{H13} =[735.12][1100]
QA15=|牡4|サトノクラ|12.3{0909}H=[4013][1000]斤阪初
QB04=|牡5|ワンアンド|14.5{1210} =[431.13][0002]RX
QC12=|牡6|サトノノブ|15.5{F15}J=[644.11][0002]L20TX ―*
QD13=|牝4|タッチング|16.3{1311} =[3125][0110]斤初

QE14=|牡8|ヒットザタ|22.4{1016} =[933.30][0006]L24TX
QF17=|牡4|ヤマカツエ|23.8{15H} =[5129][0001]3FZ 斤初
QG11=|牡5|トーホウジ|27.5{1614}I=[3116][0001]RXL30TX
QH10=|セ8|カレンミロ|33.1{1417} =[666.17][0202]逃A
QI01=|牡6|フェイムゲ|36.5{1712} =[521.12][0013]
        注 斤阪初……斤量・阪神初、「斤初」は58キロ初

※年齢 4歳=7 5歳=4 6歳=4 7歳=0 8歳=2頭
※牡牝 牡=16頭(セ=1頭) 牝=2頭

※阪神得意5頭=   ・ワンアンドオンリー[3101]
 ・シュヴァルグラン[3111]・ラブリーデイ[3004]
 ・カレンミロティッ[3226]・アンビシャス[2010]

※当該距離(芝20~24)得意8頭=
・シュヴァルグラン[4321]ドゥラメンテ[2000]アンビシャス[2001]
・キタサンブラック[2111]マリアライト[3102]ラブリーデイ[7226]
・ラストインパクト[6325]サトノノブレ[4245]

※GIベスト3頭=・ドゥラメンテ[2100]・キタサンブラック[2021]
・ラブリーデイ[2017](GIV6頭、G2V14頭)

※昨年 1着=16ラブリーデイ 2着=06デニムアンドルビー
    3着=01ショウナンパンドラ
 今回16=マリアライト 06=ラストインパクト 01=フェイムゲーム
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※ レース回顧

 宝塚記念、レース直後――「う~~ん。マリアライトかあ(-_-)」とうなった私の気持ち、おわかりいただけるかと思います。

 週中・最終4頭絞りは以下の通り。4頭全て1~4着に入りました。

 ◎ルメール6歳07ラブリーデイ  ――父馬キングカメハメハ  4
 ○武  豊4歳03キタサンブラック――父馬ブラックタイド   3
 ▲デムーロ4歳09ドゥラメンテ  ――父馬キングカメハメハ  2
 △蛯  名5歳16マリアライト  ――父馬ディープインパクト 1

 直線残り100メートル。馬群の中でドゥラメンテはもがいてるように見え、逃げるキタサンブラックを前にラブリーデイはあっさり戦線離脱。追い込むのがマリアライト。
 私は「3頭そのままそのまま」と叫びました(^_^;)。

 キタサン→マリアライト→ラブリーデイなら、ほぼ全的中と言えるくらい満足できる結果だからです。
 しかし、そこにドゥラメンテがすごい脚を使ってあっさりラブリーデイを交わす。ありゃ。
 それでもキタサン→マリアライト→ドゥラメンテなら、まだ次に満足できる結果(^_^;)。ウラ●にも近いキタサンの単勝と馬連・馬単を持っているからです。

 ところが、なんとキタサンはマリアライトに交わされ、2着(でも馬連的中)と思ったところへドゥラメンテが突っ込んで2・3着写真判定。テレビ画面ではキタサンが残っているように見えたけれど、ドゥラメンテがハナ差せり勝っていました。連率100はダテではなかった、ほんとに強い馬です。

 かくしてマリアライト→キタサン→ドゥラメンテ→ラブリーデイの順となり、4頭絞り込みは完璧だったのに、馬連・馬単・3単全て外れて当たったのは3連複28倍のみ。ほげ。

 笑ってしまうのは私が付けた印◎○▲△が4321着。つまり、印を逆に付ければ、4連勝単式まで(あればですが)完全的中の予想ではありませんか。くあーっ。
 しかし、しかし、マリアライトを頭に据えるのは……さすがに難しかったです。

 それにしても、昨年の1着16番は今年マリアライト。それがそのまま1着だから参ります。
 せっかくこのデータを作っていながら、生かし切れていないことに猛反省です。
 今年の16、06、01番の中で馬券に絡みそうなのはマリアライトだけでした。今後は今年の3頭を比較して必ず単複を買いたいと思います。

 さて、今回の4頭絞りはとても簡単でした。年齢別抽出法によって、
 1 4歳馬はGI2勝の最強2頭――ドゥラメンテとキタサンブラック。
 2 4歳馬を2頭選んだ以上、他の4歳馬は軽視。
 3 そうなると5・6歳からもう2頭。6歳はラブリーデイで文句なし。
   5歳は牡馬がだらしないので牝馬のマリアライト。

 一覧表を見ると、1位から4位は全て4歳馬、5位がラブリーデイ。そして6位マリアライト、7位ステファノスです。4歳最強2頭が入ったので、それより下の4歳アンビシャス(16着)とシュヴァルグラン(9着)が消え、その下の5歳両馬が1着・5着に入りました。
 ということは一覧表と推理によって5着内の5頭を選ぶことができたわけで、(将来始まるかもしれない)5連複さえ獲れることになります(^_^;)。

 それにしても、せっかく4頭絞りができたのに、なぜマリアライトを(表の◎にするのはやはり難しいので)ウラ●にできなかったか。そこが今回最大の反省事項です。

 その前に春天、宝塚連勝があっても不思議なかったキタサンブラックがなぜ3着に落ちたか、その点を検証してみたいと思います。

 レースは予感通り武豊キタサンがのんびりハナを切ってスローペース。
 馬場は稍重だし、芝22は内回りで直線短く逃げ先有利。馬群が向こう正面を進む頃、私はキタサンブラックの1着、悪くとも2着を確信しました。
 ところが、1000メートルを過ぎたところで、アナウンサーが何か叫んで「ハイペースです!」と言っています。なにっ?
 一緒にテレビ観戦していたいとこが「1000メートル59秒ち言うとったぞ」と言います。

 後で確認すると59.1でした。2200メートルの稍重馬場なのに、1000メートル通過59.1とは明らかなハイペース。一体どうしたことか。
 なんにせよ、ハイペースなら「逃げ先行は苦しい」と思い、結果もその通り(ハナ差とは言え)キタサンブラックは3着に落ちてしまいました。
 123着は同タイム2138だから、せめて平均ペースの60.0なら、おそらくキタサンの楽勝だったでしょう。

 帰宅後レースラップを見てなぜハイペースになったか、そのわけがわかりました。
 宝塚記念前半のラップは以下の通り。このラップを出したのは常に先頭だったキタサンブラックです。
 200 400 600 800 1000
 12.6-11.0-11.1-12.3-12.1(計59.1)

1Fきっちり12.0で走れば1000メートル通過は60.0となります。今も書いたように、この通過タイムなら、キタサンブラックは1着か2着だったろうと思います。入りの3F後は12秒台に戻したけれど、2F~3Fを猛スピードで走ったため、1000メートル通過59.1のハイペースとなってしまいました。「なんで?」と言いたくなります。このハイペースは武豊が演出したのでしょうか。

 阪神芝22のスタートは4コーナー手前で1コーナーまで500メートルほどあります。
 で、突然11.0-11.1を刻んだ速いラップはテレビを見たときの印象と重なります。
 最初は全馬とろーんとスタートしていた。ぎんぎんの逃げ馬はいないから、200メートルほどでキタサンブラックが先頭に出かけた。ところが、そのとき外側の数頭がスピードを上げた――ように見えました。
 そのとき私は「あれっ、なんだかえらい一生懸命走っているな」と思ったけれど、カーブを回った頃は落ち着いたので、スローと思ったのです。
 ところが、実態は1コーナー前の400メートルだけハイペースで走っていたのです。入りの3F34.8は馬場を考えれば速すぎます。

 普通先頭の馬が11.0~11.1で走れば、2番手以降はぐんと離されるはず。なのに、ハイペースに見えなかったのは、先行馬群が固まり、みな同じペースで走ったからでしょう。
 キタサンブラックはその後上がり3F直前まで一貫して12秒台で走っています。当然他の馬も同じペース。
 そして、最後の3Fが以下の通り。これもキタサンブラックのラップタイムです。
 1800 2000 2200
 11.9-12.2-12.7(計36.8)

 つまり、キタサンブラックの上がりは36.8。同馬の過去3走の上がりを見ると、[有馬(35.1)→大阪杯(33.6)→春天(35.0)だから、36.8の上がりはかなり悪いです。上がり36秒を超えたのは14着に敗れたダービー以来。いかにしんどかったかがわかります。ばてた理由は重い馬場であり、入りの3Fのハイペースゆえでしょう。

 それなら、1、2着のマリアライト、ドゥラメンテがすごい上がりを出したかと言うと、そうでもありません。マリアライトは道中10番手前後、4角6番手から上がり36.3。ドゥラメンテもマリアライトのちょい後ろから上がり36.1(これがベスト1)。「なにそれ?」の悪さです。

 ドゥラメンテは日本の7戦中最悪上がり34.1の馬です。最速ではありません最悪です。それが35秒さえ飛び越えて36.1。マリアライトもだいたい上がり34秒前後が多く、36秒台は2回目。

 要するに、キタサンブラックもばてたけれど、追い上げたマリアライト、ドゥラメンテだって鋭い上がりを使えないほどしんどかったことを示しています。だから、3頭同タイムの2128となったのでしょう(このタイムは宝塚過去10年の5位、過去20年の稍重4回中では2位)。

 キタサンが春天を逃げ切ったときの上がりは35.0でした。
 そのときの1000メートル通過は61.8、当然のスロー。
 そして、春天最後の3Fは以下の通り。
 2800 3000 3200
 11.4-11.7-11.9(計35.0)

 春天の最速上がりは4着タンタアレグリアの34.3でした。
 不思議な話です。3200をとろとろ走れば、早い上がりを出して1着を獲れる。
 ところが、宝塚記念は春天から1000メートルも短い距離なのに、ちょっとハイペースが入っただけで、もう早い上がりを出せないなんて。しかも、追い上げる馬たちも速い上がりを出せないとは。

 ればたらはないけれど、もしもキタサンブラックが道中のへんなハイペースに巻き込まれなかったら、勝てたかもしれません。このハイペースは武豊ではなく、ハナ争いをしかけた他の先行馬騎手による演出だったろうと思うからです。

 2ハロン目で外からどっとハナに出ようとしたのはワンアンドオンリー、トーホウジャッカル、カレンミロティック、サトノノブレスの4頭でした。
 おそらく「スローペースは明らか。前目につけていれば、勝てなくとも掲示板に載れるかもしれない」と考えたのではないでしょうか。
 ハナ争いをしかけたこの4頭は最高8着で3頭はフタケタ着順に落ちています。逃げて同タイムの3着に粘ったキタサンブラックは「負けて強し」と言えそうです。

 ここで鞍上武豊の心理を推理してみると、ハナ争いに巻き込まれたらやばいと思ったでしょう。しかし、控えたら2番手どころか3~4番手、5~6番手の恐れさえあります。また、先頭でなければペースを制御できません。それに「逃げ馬が逃げられなかったら、力を発揮できない」との格言もあります。

 あるいは、少々ハイペースになっても「今のキタサンなら逃げ切れる」と思ったかもしれません。「キタサンもばてるかもしれない。だが、他の馬だってこの馬場では強烈な末脚を繰り出せないだろう」と見なした可能性大です。これは当たっています。

 最速上がりを出すと予想できたドゥラメンテでさえ4角9番手から36.1です。同馬が36秒を切っていれば、当然ドゥラメンテの1着でしょう。ところが、ドゥラメンテでさえようやく出せた36.1であり、逆にキタサンから見れば、あとコンマ1粘れたら1着だったのです。
 「今のキタサンならここでハイペースになっても逃げ切れる」と見た鞍上の決断は必ずしも間違いではないと思います。なにしろ123着同タイムなのですから。

 武豊キタサンの相手はドゥラメンテだけであり、デムーロドゥラメンテの相手もキタサンブラックだけだったかもしれません。そこにうまいこと入り込んだのが蛯名マリアライトのようです。もちろんうまく走っての優勝は立派ながら、漁夫の利と言ったら失礼でしょうか(^_^;)。

 マリアライトは道中10番手あたりで3コーナーから進出し始め、4角6番手から早めに追い上げています。入りの3Fのハイペースに中団以降の馬は巻き込まれなかっただろうと思います。7着までの6頭は道中中団以降の馬たちばかりであり、先行馬群で残ったのはキタサンブラックだけです。しかし、後方のままでは直線一気といかない。だから、徐々に前に進出する。そうすると末脚が鈍る。それが差し追い勢の上がりの悪さになって現れた理由だと思います。

 それでもマリアライトの上がりはドゥラメンテに続く2位の36.3。このチョー悪い上がり(^_^;)でも、キタサンブラックを交わし、ドゥラメンテの追い上げもしのいだ。もしかしたら、マリアライトはこの馬場、このレースだから勝てたのかもしれず、今後過度の期待は禁物のような気がします。

 さて、ここからはその1着マリアライトについて。
 なぜマリアライトをウラ●に指名できなかったのか。

 今回ウラ●を探そうとして結局あきらめたわけは2点あります。
 一応表の4頭に絞ったけれど、4頭のいずれも単勝軸にしたくなかったのです。
 まずドゥラメンテは初の58キロが気になる。キタサンブラックは裏切り馬だし、「3度も祭り歌を歌わせるだろうか」と思った(^.^)。ラブリーデイは近走の負け方(勝てなさ)が引っかかる。

 週中予想でマリアライトは以下のように書きました。
--------------
 最後に5歳から牝馬マリアライト。成績[5254]は平凡ながら、昨年のGIエリザベス女王杯(京都芝22)1着が光ります。6番人気の低評価を覆してヌーヴォレコルト、ルージュバックなどを破っての1着でした。
 芝22は2戦[1001]。その後有馬4着を経て今年は日経賞3着→目黒記念2着と牡馬を相手に堅実なところを見せています。目黒記念のタイム2306(1着と同)は過去10年の3位です。最近上がりベスト3内が減っているけれど、ディープインパクト産駒らしく、新馬から10戦は全てベスト3内、うち1位は6回でした。
 また、牡馬の58キロに対して牝馬は56キロ。マリアライトの56キロ成績は2戦[1100]だから、56キロも充分こなせることがわかります。
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 今これだけ読むと、充分勝ち負けになりそうな記述ですが、気になったのは牡牝混合GIの牝馬であることです。過去10年データで牝馬の成績は[033.10]。牝馬の1着はその前にさかのぼらねばなりません。牝馬はそこそこ来るけれど良くて2、3着。1着候補とするにはもっと光る何かが必要です。

 マリアライトのGIは2回走ってエリザベス1着、有馬4着と牝馬GI1着のみ。3歳で走り初めて4歳前半まで条件馬。ただし成績は[4042]と複率優。重賞に出始めてからは[1212]とビミョーな善戦馬。
 結局、マリアライトは3歳GI不出走のままでエリザベスを勝ったことになります。その勝ちタイム稍重2149は1秒引いた良10年比較では最下位。2秒引いても8位とチョー平凡。私、ちゃんとそこまで見ましたよ(^.^)。

 もしもマリアライトが3歳GIに出ていたら、エリザベス女王杯で何か見所を示して勝っていたら、初の牡牝混合GI有馬記念で2着だったら……ウラ●にした可能性があります。
 宝塚の牝馬優勝05年スイープトウショウはオークス2着、秋華賞1着があり、強烈な追い込み馬であり、前走安田記念2着(11番人気ながら)がありました。これに近い何かを持っていれば、ウラ●にできたでしよう。

 しかし、見つからない。有馬記念は4着ながら着差はコンマ1、道中3番手、4角2番手から粘っているので、うまく走れば3着、2着はあるだろう――程度でした。それに5歳牡馬がだらしなかったから「牝馬でも食い込める」と見たわけです。

 そこで、他の13頭にウラ●を探し、候補を4頭あげました。しかし、どうも琴線にかからない。振り返って思えば、これらの勘はある意味当たっていたことになります。

 そこで、4頭絞りの4頭から再度ウラ●を探した。結果春天→宝塚連勝馬の条件を見つけだし、4歳キタサンブラックを単勝軸とした……このような流れです。

 実はこのとき「3度も祭り歌を歌わせるのだろうか」との疑惑は消え去り(^_^;)、裏切り馬のことも忘れ去り、1、2番人気をウラ●にしたって仕方がないのに、「キタサンブラックの単勝と馬単」などとやってしまいました。
 この点は大いなる反省です。キタサンブラックはやはり裏切り馬だったと言わざるを得ません。2番人気で(ハナ差とは言え)3着に落ちたのですから。

 ここでもう一つ推理が必要でした。「ならば、4頭絞りの中の最低人気マリアライトをもっと検討してみよう」と。1・2・4番人気と7番人気を比べれば、7番人気こそウラ●にふさわしいではありませんか。

 で、マリアライトの成績をもっと検討してみました。全成績[5254]、芝22[1001]、前3走のTX馬(これは前走目黒記念のタイム2306をタイム換算したときの数値85が全馬の3走TXでした)。
 また、当該距離(芝20~24)得意8頭の5位[3102]でした。

 しかし、いずれも平凡。当該得意の1位はシュヴァルグラン[4321]ですから、マリアライトより上。一時はシュヴァルグランをウラ●にしようかと思ったくらいです。

 ただ、実近一覧表には奇妙な数値と予想印がありました。
 別観点で作成しているデータのトータル上位4頭はラブリーデイ、マリアライト、ドゥラメンテ、キタサンブラックの順であり、確率予想ではキタサンブラック、マリアライト、シュヴァルグラン、ドゥラメンテでした。マリアライトは2位です。
 さらに、それらを含む最終的な印は
 ◎◎マリアライト
 ○○キタサンブラック
 ▲●ラブリーデイ
 △△ドゥラメンテ――になっていたのです。

 また、一覧表は追い込み優秀馬には[★追込優]の特記が出るように作っています。
 今回この特記が出たのは唯一マリアライトだけでした。外枠の追い込み馬で人気中位なら、かなりウラ●の資格があります。

 しかし、私はこれらの印と特記事項を無視しました(^_^;)。というのはマリアライトが差し・追い込み馬に思えなかったからです。
 前走目黒記念こそ7、8番手からの2着ながら、2走前日経賞は4、5番手、3走前有馬記念は2、3番手で最近は先行に変えているように見えました。
 しかも、先行に変えるとだいたい上がりは悪くなるので、過去5走の上がりもきらりと光るものはなく、良くて2位か3位。条件馬だった最初の10戦の「上がりは全てベスト3内、うちベスト1が7回」と比べるとじり貧に思えました。

 これは週中予想ですでにわかっていたことです。「最近上がりベスト3内が減っているけれど、ディープインパクト産駒らしく、新馬から10戦は全てベスト3内、うち1位は6回でした。また、牡馬の58キロに対して牝馬は56キロ。マリアライトの56キロ成績は2戦[1100]だから、56キロも充分こなせることがわかります」と。

 よって、これらからマリアライトを単勝軸としての◎・ウラ●とできるかどうか。やはりビミョーです(^_^;)。

 なにしろ123着はクビ差・ハナ差の同タイムです。わずか数センチの差ってタイムでは100分の1秒程度でしょうか。これ、理屈によって獲得できる結果とはとても思えません。マリアライトの1着はたまたまであり、ドゥラメンテ・キタサンの2、3着もたまたま。キタサン・ドゥラメンテは弱かったから負けたわけではないということです。

 何を言いたいかというと、キタサンブラックを◎にしても、ドゥラメンテを◎にしても、マリアライトを◎にしたとしても、それは全て間違っていない。今回はたまたまマリアライトがちょっと先に出ただけであると。

 こうなると、4頭絞りの成功とはその4頭から123着馬が出ることであり、単勝軸は全く別観点から構築すべきなのかもしれません。自信を持って買えるのは3複ボックス4点なのでしょう(馬連ボックス6点は買いたくないと思っています)。

 実はその別観点ルール、私はすでに作っています。これまで披露せず、また私も実行していないのは、何というかとても情けない、不甲斐ない、武士らしくない(?)ルールだからです(^_^;)。

 そのルールとは以下の通り。

 [連複は4頭の最上人気を軸とし、連単は最低人気を軸とする]

 今回で言うと、馬連・3複の軸は1番人気ドゥラメンテから。
 馬単・3単の軸は7番人気マリアライトから、となります。
 これを使うと馬連3枚、3複3枚、馬単3枚、3単は相手ボックスで6枚。計15枚(3複ボックスとしても16枚)。結果、馬連・馬単・3複・3単の完全的中です。

 もちろんこの前提として4頭絞りが成功する必要がありますが、6頭選んだとしても使えるルールです。6頭の最上人気を軸として連複馬券を買い、最低人気を軸として連単馬券を買う。それ以外の組み合わせが出現したときは「あきらめる」わけです(^.^)。

 みなさん方も覚えがあるのではないでしょうか。
 たとえば、◎○▲△△…と6頭に印を付けたとき、◎1番人気で順番に人気が下がっていくことが多い。
 すると結果はしばしば[◎→△→△]とか、最後に追加した人気薄[…]が1着で[…→△→○]の結果になるなど。

 まとめると、4頭絞り込みとか6頭絞り込みに成功したとき、1、2着馬が◎○と合致するのは「たまたま」でしかない気がします。それゆえ、2方向から――つまり、人気上位を馬連・3複の軸として馬単・3単は最もおいしい人気下位から馬券を買うというやり方です。

 それなら、3連単4頭ボックスを買えばいいじゃないか、と言われるかもしれません。
 しかし、3複4頭ボックスなら4点だけれど、3単4頭ボックスは24点にふくれあがります。外れ馬券を23点も買っているのです。

 確かに今回3単ボックスにしていれば、264倍の万シュー的中です。1点100円で2万6千円の払い戻しを受けます。しかし、これは3単の出資2400円が約10倍になっただけです。
 今回もしもマリアライトの単勝を1000円買っていれば、配当は25倍だから2万5千円。単勝は基本1点しか買わないでしょう。外れても1点分。外れることがわかって買っているわけではありません。しかし、3連単4頭ボックスは23点が必ず外れるとわかって買っているのです。

 3複・3単馬券が始まってから、多点数買うのは当たり前のような風潮になっています。私もかつてそうでした。しかし、当たれば出資額を超えると言っても、総額との比較を忘れてはいけないし、なにより外れた場合、損失額がとても大きいのです。

 私は枠連時代ひと月のマイナスはだいたい2万くらいでした。当たったり、外れたりで競馬を楽しめました。
 ところが、馬連・3複、馬単・3単時代になってからひと月の負けが10万、年間マイナス100万を超えるようになりました。これはまずい。多点数競馬はやめようと決意して4頭絞りとか小点数購入を追求するように変わりました。

 しかし、3連単総流しで100万馬券を獲ったことがあっただけに、この変身は容易なことではありませんでした。正直馬券中毒のようになっており、買わないと決めても、いざ検討してパソコン投票をすると、相手をすぐ10頭にしたり、総流しすることもしばしばありました。で、結果外れてがっかりする――その繰り返しでした。

 みなさん方も自身の馬券購入を振り返って長く競馬を続けるやり方を考えてはいかがでしょうか。

 ○ 宝塚4頭絞り大的中 されど印が真逆だった(^_^;)

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2017.06.06

安田記念、結果とほぞ噛み

 安田記念、結果は――◎1着-△2着的中(!)も歓喜イマイチ(^.^)
 1着―川  田 14サトノアラジン………[◎]C 単勝=12.4
 2着―田  辺 16ロゴタイプ……………[△]QB
 3着―デムーロ 06レッドファルクス……[・]QC
 4着―福  永 07グレーターロンドン…[★]B
 5着―武  豊 08エアスピネル…………[・]E
 前日馬順[I→G→D→F→B]      ↑一覧順位
 枠連=7-8=5.9 馬連=14-16=104.8 馬単=204.1
 3連複=14-16-06=435.0 3連単=2830.0
 ワイド12=28.7 W13=27.3 W23=27.2
*****************************
 【GI安田記念 実近一覧表結果】 東京 芝16 18頭 定量
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|性齢|馬       名|予OZ{実近}人=[全芝]評 特  記
A=15|牡6|イスラ ボニータ| 2.5{AA}A=[7545]RX   ――○8
B=07|牡5|グレーターロンド| 3.2{BB}F=[6100]3FX  ―・★4
C=14|牡6|サトノ アラジン| 6.1{CC}I=[743.10]L18TX――◎1

D=04|牡5|アンビ シャス |10.7{DG}E=[5226]    ――△15
E=08|牡4|エア スピ ネル|11.1{ED}B=[3233]3FY  ――・5
F=11|牡4|ブラックスピネル|12.9{HF} =[4317]
G=13|牡5|ロジ チャ リス|14.5{0909} =[6235]

H=17|牡5|ヤングマンパワー|15.0{G12} =[5247]L16TX 
QA=18|牡6|ステ ファノス |16.4{1110}C=[4449]    ――・7
QB=16|牡7|ロ ゴ タ イプ|17.1{1211}G=[634.14]RX逃A ―△2
QC=06|牡6|レッドファルクス|18.9{13E}D=[5115]RX   ――・3

QD=03|牡8|サンライズメジャ|32.0{1016} =[855.15]
QE=10|牡8|ク ラ レ ント|32.9{1415} =[726.25]
QF=01|牡7|トーキングドラム|35.0{1514} =[441.11]
QG=12|セ6|ビューティーオン|36.4{17H}H=[3525]RX 外国馬―・6
QH=02|牡8|ディ サイファ |42.3{F18} =[984.16]
QI=05|セ7|コンテントメント|46.3{1813} =[2229]RX 外国馬 逃B
QJ=09|牡8|ロンギングダンサ|50.5{1617} =[547.20]

※年齢 4歳=2 5歳=4 6歳=5 7歳=3 8歳=4 頭
 結果=[6→7→6→5→4]歳
※牡牝 牡=18頭(セ=2頭) 牝=0頭 
※格
G1V=5頭
 A16ロゴタイプ [3006]2   B12ビューティー[1105]G22勝
 C15イスラボニー[1232]G22勝 D05コンテントメ[1114]G21勝
 E06レッドファル[1105]G21勝 3

G2V=5頭(GIV除く)
 A02ディサイファ[2204] B14サトノアラジン[2002]1
 C10クラレント [1239] D04アンビシャス [1202]
 E08エアスピネル[1111]5

※芝16優秀馬
 A07グレーターロン[5000]4 B03サンライズメ [6149]
 C17ヤングマンパワ[5147]  D10クラレント  [504.14]
 E13ロジチャリス [4021]  F12ビューティー [3413]

※コース優秀
 A07グレーターロン[4000]4 B15イスラボニータ[4232]
 C02ディサイファ [4219]  D06レッドファルク[4114]3
 E10クラレント  [3249]  F13ロジチャリス [3122]

※58キロ優秀
 A16ロゴタイプ  [1233]2 B12ビューティーオン[0310]
 C17ヤングマンパワ[1000]  D06レッドファルクス[1000]3
 E15イスラボニータ[0111]  F18ステファノス  [0111]

※昨 年123着(12頭)勝ちタイム 良1330
1着=066歳ロゴタイプ 逃切(8人) 2
  前走G3ダービー卿CT2着(4人)先行 父ローエングリン 
2着=085歳モーリス  2番手粘って(1人)
  前走GI香港Cマイル1着(1人)?   父スクリーンヒーロー
3着=107歳フィエロ  4角9番手追込 
  前走G2マイラーズC4着(1人)追込  父 ディープインパクト

今年=06レッドファルクス 3 08エアスピネル 5 10クラレント
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 ★ レース回顧

 安田記念当日――いつものようにいとこの家の温泉に浸かって……まずは東京10レースのテレビ観戦(^_^)。
 私は10・11・02・03番の4頭3複ボックスを遊びで買っていました。人気は[1・2・10・6]。
 そうしたら、なんと10番人気の02番が2着に食い込んで、1着10番、3着11番で3複的中。しかも03番まで4着という完全4頭絞りで約50倍の払い戻しゲット(^o^)。

 ところが、私は「くあーっ、馬連買っとらんかった~」とほぞ噛みの叫び(^.^)。02番から1・2人気への馬連は2点で48倍もついたのです。
 いとこが「当たったからいいじゃないか」と慰めてくれたので、
「そうですけど、当たってくやしい……」と言うと、
 彼は「はないちもんめ」と続けたので、二人しばし大笑い(^.^)。

 しかし、さい先良い出足だったので、安田記念は期待しました。
 そして、3時40分レーススタート。実は予想で書きませんでしたが、今回ぎんぎんの逃げ馬不在で、スローペースが予想されました。表4頭は○イスラボニータ先行、◎サトノアラジン差し追いタイプ。ビミョーな選択です。
 スローならイスラ有利、ハイならサトノアラジン。配当を考えれば、ハイペースになってほしい。でも、◎○のワンツーなら「どちらでもいい」みたいな気持ちでした(^.^)。

 すると、向こう正面でダンゴ状態ながらペースは速そう(後で確認すると入りの3F33.9、1000メートル通過57.1でハイペースでした)。引っ張ったのは16ロゴタイプ。昨年に続くハナです。外枠だったから意外でしたが、良くて3着ならあるだろうと見て表の4番手にあげたくらいですから、「残るも良し、残らずとも◎○ワンツーなら」てなもんでした(^.^)。

 そして直線。最内をするする抜け出したのは8枠ピンク帽(そこでは馬番が見えず、18ステファノスと思っていました)。○15イスラボニータは馬群の中でもがいている。大外を追いあげるのはウラ●兼◎の14サトノアラジンと・06レッドファルクス。この2頭の脚色がいい。

 そして直線残り200、内のピンク帽と追っかける馬群は数馬身離れているように見え、8枠馬の粘り込みが予想されたので、私の叫びは……
「アラジン! 川田、川田!」であり、「ルメールはどこや、ルメールは?」でした(^.^)。
 ◎サトノアラジンと○イスラボニータが着内に入りさえすれば、後は8枠3枠何でもよく、3複大的中だからです。

 ところが、内の8枠18ステファノスが粘っている(残り200になってもまだステファノスと思っていました)。
 そして残り100――サトノアラジンがぐいぐい伸びる。レッドファルクスも追っかける。
 最内で粘っているのは……「ロゴタイプじゃないか!」

 ここでようやく8枠は逃げた16ロゴタイプとわかったのです。もはやイスラボニータは画面の端にさえ見えませんでした。
 そうなると、[1着△16ロゴタイプ→2着◎14サトノアラジン→3着・06レッドファルクス]だと、印はしっかり付けたのに、組み合わせは全滅という最悪の結果。

 そこで絞り出た言葉は「アラジン、アラジン、勝ってくでぇー!」でした(^_^;)。

 せめて単勝的中だけでもと、祈る思いの大音声だったのです。

 結果、応えてくれました。川田14サトノアラジンクビ差の1着。2着最内田辺16ロゴタイプ。3着デムーロ06レッドファルクス。
「よっし。単勝獲った!」でしたが、「当たってくやしい花いちもんめ」でした。
 そこに15イスラボニータさえ入っていれば、文句なしの大的中だったのです。

 勝った川田14サトノアラジンは前日馬順9位。ただ、単勝は14.8倍の8番人気でしたから、許容範囲の人気薄でした。当日朝は単勝12.8倍の馬順7位。最終的に単勝1240円の的中。馬連は10480円の万シューでした。
 馬連は◎○一本買いのつもりでしたが、△相手ならあと2点の追加だからと◎→△も買っていました。しかし、わずか1枚。馬単は買わなかったので、2万馬券ものがす始末(-_-;)。
 トータルなんとかプラス決算になったけれど、いつものように「くあーっ。もっと買っときゃ良かった~」と叫んだものです(^_^;)。

 7枠は15イスラボニータ、8枠は18ステファノスが上位人気。つまり14サトノアラジンと16ロゴタイプは7枠8枠の代行馬です。
 オッズ分析で「枠連A流しのお勧めは本命なら[A→BC]、本穴なら[A→DEFA]である。枠BCには代行として[Fグレーターロンドン][Gロゴタイプ]が入っている。枠は本命だが、馬連ちょい荒れなら[イスラボニータ→グレーターロンドン・ロゴタイプ]が面白い。もしもA7枠が3着以下なら1、2着に浮上するのはBC枠、それも代行のような気がする。とまれ、オッズからはA7枠と心中である」と書いていました。

 枠連の結果は[A→C→D→B]の本命サイドでしたが、以下のように1、2、4着は代行馬です。
 【安田記念枠連順位表】A流れEまで AB=5.9 AC=6.8 AD=10.4
 枠連=A B C/DE/F//G H
 枠順=7 4 8/36/2//5 1
 馬順=A B C DH E//14 15
 代行=09 F G 1210 17
 代々=13 11
 -------------
 結果=  5   3
 代行=1 4 2

 7枠が強いので、もしもイスラボニータが消えたときは代行サトノアラジンが浮上する……と思っての◎でしたが、[代行◎14サトノアラジン→代行★07グレーターロンドン・代行△16ロゴタイプ]というオール代行馬券は買いづらかったです。

 しかし、グレーターロンドンをウラの★にしたので、この3複3単馬券は買っていました。福永グレーターロンドンがクビ差の4着に入ったことを知って「だったら、3着に来てくれよお」とつぶやいたものです。
 この3連複は7万、3単42万。クビ差で取り逃がしたわけで、にっくきデムーロです(^.^)。

 さて、勝ったサトノアラジンについて再掲しておくと、以下の通り。
--------------
 ◎は思い切って14サトノアラジンとしました。過去3走GIで敗退続きですが、着差はマイルCS0.3、前走京王杯SC9着でも0.4です。GIは[0006]と壁にぶつかっています。しかし、G2は[2002]で2勝。
 もっとも、勝ったのは昨年の京王杯SCとスワンS。つまり、ともに芝14。だから、今回人気薄なのでしょう。

 しかし、東京芝14の京王杯SCを勝ったときのタイムは1196、4角12番手から上がりトップの32.4でした。このタイム1196は東京芝14のレコードと同タイムです。
 かと言って芝14以下の馬というわけでもなく、2年前東京OP芝18を勝ったときのタイム1447もレコードからコンマ5遅いだけ。そのときは4角12番手から上がりトップ33.5でぶっこ抜きました。はまればディープインパクト産駒らしい追い込みを見せるので、7枠14番は絶好枠と思います。
--------------

 ダービー反省記で「3歳時のタイムを重視し過ぎるのは考えもの」と書きながら、今回のサトノアラジンは重視しました。

 理由は「一般がタイムを重視したときは疑ってかかり、逆に一般がタイムを軽視したときは来るかも知れないと思え」との経験則からです。
 サトノアラジンは東京芝14が同タイムレコードだけでなく、東京芝18でもレコード近いタイムを出していました(マイル最速は東京G3富士S2着の1327とフツー)。その馬がたかが前3走僅差負けくらいで低人気になっている。これはおいしいかも、と思いました。

 ただ、当初は同じ6歳18ステファノスも候補で、どちらにするか迷いました。どちらもディープインパクト産駒で父馬文句なし。
 サトノアラジンのGIは[0006]、かたやステファノスはGI[0323]。これはかなりステファノス優位です。だから、上位人気になったのでしょう。

 しかし、勝ち鞍で見ると、マイルは両馬2勝で差はないけれど、全成績ではサトノアラジン7勝に対し、ステファノス4勝。当該距離(芝16・18・14)でもサトノアラジン5勝に対しステファノス4勝。なによりG2はサトノアラジン[2002]に対してステファノス[0014]。
 つまり、GI・G2成績を合体すると、サトノアラジンは勝っているけれど、ステファノスは最高2着で勝てていない。重視するのは《GIVのないG2V馬》の方。
 そして、思い出したのはステファノスがGIで連対するときの人気です。最も記憶に残っているのは2015年の秋天、10番人気の2着でした。昨年の秋天3着も6番人気。前走GI大阪杯2着も7番人気。つまり、中位人気なら2着突っ込みがある。しかし、今回は前日馬順3番人気(単勝4人)でした。

 これまで書いてきたように、穴党にとって嬉しい低人気入着の《裏切り馬》が上位人気になったときは「裏切られる可能性がある」と思わねばなりません。そこで、ステファノスよりサトノアラジンを重視することに決めました。こちらは前GI3走全て1番人気下位着順の「裏切られ馬」です。今回低人気なら、裏切ってくれそうな穴馬ではありませんか(^_^)。

 川田騎手は今年のGI初勝ち。サトノアラジン初のGI戴冠おめでとうございます。
 もっとも、今後サトノアラジンがマイル路線を連戦連勝で牽引すると言えるか、疑わしいところです。勝ちタイム良1315は2013年ロードカナロアに並ぶ歴代2位の好タイム(レコードとはコンマ2差)。確かに優秀。
 しかし、すでに6歳だし、レース後調教師が「この馬は良馬場、外枠など注文が多々ある」と語っていたように、はまらなければあっさり着外もありそうで、今後過信禁物かと思います(^.^)。

 それにしても、驚くのは2着3着に食い込んだ田辺7歳16ロゴタイプと、デムーロ6歳06レッドファルクスです。かなり深いものがありました。

 ロゴタイプの2着はまだわかります。GIはメンバー中最多の3勝。昨年の安田記念を逃げ切った馬。前年同レース連対馬が翌年もよく来るのは周知の傾向。
 ただ、ロゴタイプは昨年6歳で今年7歳。2013年皐月賞以来となった安田記念後はGIG2の4戦[8→5→5着]と来て前走はG2中山記念3着。2月以来3ヶ月半の休み明けです。
 しかもマイルで逃げ先行タイプが8枠16番という外枠では、「良くて3着」が精一杯と思ってしまいます。もしも内枠に入っていたら△ではなく▲程度にしたところですが。

 レース映像を見返すと、スタート直後は最内01・02・03番が逃げ先行体制を作りかけていました。そこを外から内に切れ込むように田辺ロゴタイプが競りかけ、スタート後13秒ほどで先頭に立ちます。その後は1馬身差をキープして4角以降も一貫して先頭。

 ロゴタイプの上がりは34.4で同タイムクビ差でした。サトノアラジンは4角ほぼ最後方から上がり最速33.5で追い込んで勝ちました。ということは(ればたらはないけれど)、もしもサトノアラジンの上がりがコンマ1遅かったら、ロゴタイプの連覇達成だったでしょう。

 昨年逃げて勝ったときは(頭数12頭)内枠ともいえる06番で入りの3F35.0、1000通過59.1。どちらかと言えばスローに近い平均ペースで(上がり33.9)、勝ちタイム良1330とフツー(以下?)でした。

 ところが、今年はハイペースを演出して(上がり34.4)勝ちタイムと同じ1315ですから驚きます。GI3勝はダテではなかった。腐っても鯛ならぬ、年食っても筋骨隆々のアスリートでした(^_^)。

 パトロール映像を見ると、田辺ロゴタイプはほぼ大外からどんどん内に切れ込んで先頭に立っています。他馬を妨害してはいないけれど、下手をすると内斜行で降着・失格処分を下されかねない走りです。
 私は「よくまーハナに立ったなあ」と思って「なぜそんなことができたのか」考えてみました。そして「そうか。逃げ馬がいなかったからか」と思い当たりました。

 一覧で逃げAの特記を付けたのはこのロゴタイプです。指数は2.1。すなわち番手か3番手が多い馬です。再度書きますが、東京マイルを逃げ切るのは至難の業。しかも、フルゲートの8枠16番。昨年逃げて勝ったとは言え、さすがに今回逃げは無理だろうと思いました。

 今回レース直後に飛び出した内の01・02・03番3頭の展開指数は5.4~6.5で逃げ馬ではありません。つまり、レースは誰もがスローになると予想したはずです。

 そこで、ロゴタイプの鞍上田辺は考えたのではないでしょうか。「このメンバーならフルゲートの8枠でも先頭に立てる」と。

 もしも中位の枠に逃げ先行馬がいたら、その進路を妨害することになるから、内に切れ込むのは難しい。しかも、逃げ馬と競ったらつぶれるのは目に見えている。しかし、そんな馬はいない。内枠から先行するかも知れない馬たちはてれんこスローで走るに違いない。誰かがハナに立ってくれるなら「俺たちゃ控えるよ」てな感じで。だからハナを奪えるし、競り合いにはならないし、ペースを演出できると。

 事実最初の1Fは12.2とスロー発進です。しかし、ロゴタイプが次の1Fを10.6で飛ばして(内に切れ込みながら)先頭に立つと、以後[11.1→11.6(1000通過57.1)→11.0→11.3→12.1]と一貫してハイペースでの逃げ切りをはかります。

 それにしても、このハイペース、田辺騎手自身の決断だったのか、後ろからせっつかれたのか――はわかりません。
 普通に考えれば、昨年のようにスローに落とした方がいいはずです。映像を見ると、トップに立ってから4角までずっと1馬身差くらいを保持しているので、騎手の決断のように見えます。そうなると、鞍上はなぜハイペースでも残れると思ったのか。それほどまでに7歳ロゴタイプを信じたのか。いやいや、そうとは思えません。あれは田辺騎手にとって一か八かの走りではなかったか。

 推察するに、ハナに立ってもスローでは今年のメンバーに勝てないと思ったのではないでしょうか。
 一週前ダービーがいい例です。1000通過63.2を演出した横山典マイスタイルは粘ったけれど4着。道中まくったルメール・レイデオロにしてやられ、3着は追い込んだデムーロ・アドミラブルだった。

 この安田記念もルメールは先行イスラボニータ。デムーロは差しのGI馬レッドファルクス。鞍上が「昨年と同じでは勝てない、3着にも残れない」と考えたなら、彼にとって乾坤一擲のハイペース演出だったような気がします。「自分もつぶれるかもしれない。だが、後ろが追走に脚を使えば、直線で伸びを欠き、ロゴタイプは勝つか3着内に残れる」と。

 調べてみたら、田辺騎手はダービー週、東西どのレースにも乗っていません。理由は不明ながら、ダービーをテレビ観戦していたなら「安田記念のロゴタイプはどの枠に入ろうと逃げてハイペースを演じよう」と決めていたのかもしれません。

 さすがに最後の1Fで12.1に落ちた分、サトノアラジンの追撃を許しました。しかし、同タイム2着だし、上がり3位だったレッドファルクスはクビ差しのいだ……という結果だから、田辺騎手の狙いは当たったし、巧みな騎乗だったと思います。

 どうして内に切れ込めたのか、どうして先頭に立てたのか。答えは「スローペースが想定されたから」でしょう。ということは今後の馬券教訓として、次のようにまとめることができます。

《スローペースが予想されるときは大外の逃げ先行馬でもハナに立って逃げ残ることがある》と。これを展開予想に付け加えるべきだと思います(^_^)。

 これでロゴタイプに重い印を打てるかもしれません(もっとも7歳はきついから、やはり表の△かウラ★でしょうか(^.^)。

 そして、もう1頭3着デムーロ・レッドファルクスもビデオ映像を見返して驚きました。
 同馬はGI勝ち馬ながら中山芝12スプリSの1勝のみ。父・スウェプトオーヴァーボードは供用12年で重賞わずかに7勝、GIこの1勝。7勝は全て芝14以下です。

 これは完全なる短距離馬であろうと思いました。ただ、これまで書いてきたように「マイルのレースなのに、なぜか短距離馬が活躍することがある」点は頭の隅にありました。
 いまだ理由は分かりませんが、どうもハイペースになったとき、その現象が起こりやすいように感じています。
 ハイペースになれば激走するのは短距離GI馬のレッドファルクスか……と思いつつ、レースはスローが予想されたし、「今回はないだろう」と3着候補とするのが精一杯でした。
 結果は事実3着でした。しかし、こんな切れる脚があったんだ、と驚くほどの追い込みでした。さすがデムーロと言うべきか、やはりハイペースになったときは短距離優秀馬が激走するんだと改めて認識しました。

 こちらもビデオ映像を見返したとき、さらに驚きの事実を見つけました。
 直線残り100くらいでレッドファルクスはサトノアラジンの一馬身ほど後を追い込んでいました。私はそれゆえ4角以降両馬がそろって大外を追い上げているのだろうと思っていました。

 ところが、横映像では直線残り400を大外から追い込んでくるのはサトノアラジンだけで、レッドファルクスはそばにいません。「あれっ、レッドファルクスどこにいるんだ」と何度か見直し、パトロール映像も確認してようやくわかりました。

 レッドファルクスは3角では後ろから数えて4頭前くらい。そして、直線に入ったときも馬群の後方です。逃げたロゴタイプは最内。この先行馬群が横に大きく広がります。ところが、レッドファルクスの前に並んだ全十数頭が完全な壁になっているのです。

 この段階になると、パトロール映像はゴール側から(つまり全馬の顔を見るような角度で)撮影されています。ご覧になると面白いです。横一列か二列に並んだ馬の間にすき間がないのです。東京競馬場はかなり広いので、珍しい光景ではないかと思います。

 さすがにデムーロも間を縫うことは無理と思ったのでしょう。彼はレッドファルクスを徐々に外へ外へと出していきます。残り300~150くらいの間に外へ出し切り、残り100ではサトノアラジンの1馬身ほど後。そこからばちばち叩いて渾身の追い込みを見せましたが、クビ差2つ分及ばず3着となりました。

 これを知ったときは「ればたらはないけれど、もしも壁にすきまができたら、勝っていたのはデムーロ・レッドファルクスかもしれない」と思いました。トップスピードで斜めに走るのは危険でしょから、あそこではスピードをゆるめて外斜行したはずです。
 あるいは、直線入り口で大外に出していたらとも思います。しかし、こちらには追い込みをはかる馬数頭がいました。それに間が開きさえすれば、抜け出せます。しかし、開かない。だから、ああするしかなかったのでしょう。

 デムーロは日本騎手になってから、しばしば荒っぽい騎乗が問題視されました。失格・降着はなくとも、よく注意されていたようです。今回も馬群の間を割って走ることはできたと思います。しかし、彼はそうしなかった。狭いところに無理矢理突入すれば、何が起こるかわからないからでしょう。

 デムーロはルメールの影に隠れていましたが、オークス→ダービー連続3着でした。これで3連続3着ということになります。
 彼はムチをばんばん叩くし、競馬は乱暴だし、正直好きではありません。今回彼が振るったムチを数えてみると計12回。いつもは20回くらい叩くから、さすがに外斜行した分、少なかったようです。紳士的騎乗になったかなあとちょっと好感持てます(^_^)。
 ただ、紳士的騎乗の代表者武豊が以前のように勝てなくなったのと同様、牙をもがれたデムーロ騎手は今後も3、4着が多くなるかもしれません。

 最後に8着敗退のイスラボニータについて。我が予想の傾向では表の◎にしたところです。これは馬の成績と言うより、ひとえに「ルメールのGI4連勝はないだろう」が理由でした。しかし、2着、3着ならある。だから、表の○としました。
 負けたとは言えコンマ4差の1319。歴代安田記念で勝ちタイム1320を切った年は3回しかありません。イスラボニータだって充分走っていると言えるでしょう。
 馬の方では3連勝はしばしば見かけるけれど、4連勝になるとがくっと出現率が下がります。ルメール・イスラボニータの8着敗戦は騎手の方でも4連勝の難しさを浮き彫りにしたようです。

 もう1頭5連勝の上がり馬福永グレーターロンドンも初重賞・初GIでコンマ1差の4着なら立派。まだ5歳だし、これから活躍して後期マイルや来年の安田記念に期待したいものです。
 今回馬券予想は表の◎サトノアラジン、○イスラボニータは仕方ない。後はウラで5連勝上がり馬グレーターロンドン、外枠ながら逃げ残りもあり得るGI唯一3勝馬のロゴタイプ。そして、ハイペースになったときは短距離GI馬のレッドファルクスが入るかも、と見て
 ◎14サトノアラジン   1
 ○15イスラボニータ
 ★07グレーターロンドン 4
 ★16ロゴタイプ     2
 ★06レッドファルクス  3

 ――とすべきだったようです。4頭絞りとするためにはイスラボニータをカットせねばならないので、難しく5頭絞りでしょうか。そもそもサトノアラジンはウラ●候補でしたし、★3頭もむしろウラで取り上げたい馬たちでした。馬券の点数は増やしたくないけれど、今後こうした馬券組み立ても考えてみたいと思います。

 それにしても、この予想だったら「馬連1万、馬単2万、3複4万、3単28万ゲットだったのか~」と最後にぶつぶつ……(^_^;)。

 ○ 振り返りゃ獲れていたかも大マグロ しかし反省 いつか活かせる(^_^)

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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2017.06.03

安田記念、直前予想

 つい先日2017年が始まったと思ったら、もう6月で、もう安田記念です(^.^)。
 今年前期も反省ばかりのGIでしたが、もうひとふんばりしたいと思います。

 しかしながら、オーラス前の安田記念、かなり難解です。
 難解ぶりを一言で言うと、「2、3着候補ばかりで、単勝軸が見あたらない」に尽きます。どの馬も帯に短し、たすきに長し、悪く言えばどんぐり(^.^)。マイル王モーリスのような抜けた軸がいません。

 我々としては(外れること多いけれど)まずは単勝候補を◎としたい。次に残りの馬から「この馬なら2着になれる」候補を○にしたい。これさえうまくいけば、後はみな3着候補です。当然馬連馬単は1本。
 これが当たったときの快感は(それが1、2番人気であったとしても)極上です(^_^)。私がしばしば◎○1本としたがるのは、これが理由ですが、外れても被害は1枚で済むというのもあります。

 とまー余計な前振りはこれくらいにして実近一覧表。各馬の成績をぼんやり眺めている段階では「今年は軸がいないなあ」と思ったので、「頼りは一覧表」と思って期待して見ました。

 すると、意外なことに混戦ではなく《2強》と出ました。
 トップが15イスラボニータ(2.5倍)。これはまーわかります。鞍上ルメールはGI4週連続制覇がかかります。あっさりか、まさかそれはないでしょう。
 2位が目下5連勝の上がり馬07グレーターロンドン(3.2倍)。ディープインパクト産駒で東京4戦4勝。しかしながら、前走OP戦でGIどころか重賞さえ初。ビミョーと言うか、フツーはカット候補です(^.^)。来ないか、もしかしたら来るのか。

 なお、今年は香港より2頭参戦しました。どちらもセン馬。うち05コンテントメントは昨年に続いて(9人気12着)の参戦です。この馬安田記念の後、なんと10月から先月まで7ヶ月の間に10回も出走しています。あまり買いたくないけれど、前走GIチャンピオンズマイル1着は不気味です。

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 【GI安田記念 実近一覧表】 東京 芝16 18頭 定量
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|性齢|馬       名|予OZ{実近}人=[全芝]評 特  記
A=15|牡6|イスラ ボニータ| 2.5{AA}A=[7545]RX
B=07|牡5|グレーターロンド| 3.2{BB}F=[6100]3FX
C=14|牡6|サトノ アラジン| 6.1{CC}I=[743.10]L18TX

D=04|牡5|アンビ シャス |10.7{DG}E=[5226]
E=08|牡4|エア スピ ネル|11.1{ED}B=[3233]3FY
F=11|牡4|ブラックスピネル|12.9{HF} =[4317]
G=13|牡5|ロジ チャ リス|14.5{0909} =[6235]

H=17|牡5|ヤングマンパワー|15.0{G12} =[5247]L16TX
QA=18|牡6|ステ ファノス |16.4{1110}C=[4449]
QB=16|牡7|ロ ゴ タ イプ|17.1{1211}G=[634.14]RX 逃A
QC=06|牡6|レッドファルクス|18.9{13E}D=[5115]RX

QD=03|牡8|サンライズメジャ|32.0{1016} =[855.15]
QE=10|牡8|ク ラ レ ント|32.9{1415} =[726.25]
QF=01|牡7|トーキングドラム|35.0{1514} =[441.11]
QG=12|セ6|ビューティーオン|36.4{17H}H=[3525]RX 外国馬
QH=02|牡8|ディ サイファ |42.3{F18} =[984.16]
QI=05|セ7|コンテントメント|46.3{1813} =[2229]RX 外国馬 逃B
QJ=09|牡8|ロンギングダンサ|50.5{1617} =[547.20]

※年齢 4歳=2 5歳=4 6歳=5 7歳=3 8歳=4 頭
※牡牝 牡=18頭(セ=2頭) 牝=0頭 
※格
G1V=5頭
 A16ロゴタイプ [3006]    B12ビューティーオ[1105]G22勝
 C15イスラボニー[1232]G22勝 D05コンテントメン[1114]G21勝
 E06レッドファル[1105]G21勝

G2V=5頭(GIV除く)
 A02ディサイファ[2204] B14サトノアラジン[2002]
 C10クラレント [1239] D04アンビシャス [1202]
 E08エアスピネル[1111]

※芝16優秀馬
 A07グレーターロン[5000] B03サンライズメ [6149]
 C17ヤングマンパワ[5147] D10クラレント  [504.14]
 E13ロジチャリス [4021] F12ビューティー [3413]

※コース優秀
 A07グレーターロン[4000] B15イスラボニータ[4232]
 C02ディサイファ [4219] D06レッドファルク[4114]
 E10クラレント  [3249] F13ロジチャリス [3122]

※58キロ優秀
 A16ロゴタイプ  [1233] B12ビューティーオン[0310]
 C17ヤングマンパワ[1000] D06レッドファルクス[1000]
 E15イスラボニータ[0111] F18ステファノス  [0111]

※昨 年123着(12頭)勝ちタイム 良1330
1着=066歳ロゴタイプ 逃切(8人)
  前走G3ダービー卿CT2着(4人)先行 父ローエングリン 
2着=085歳モーリス  2番手粘って(1人)
  前走GI香港Cマイル1着(1人)?   父スクリーンヒーロー
3着=107歳フィエロ  4角9番手追込 
  前走G2マイラーズC4着(1人)追込  父 ディープインパクト

今年=06レッドファルクス 08エアスピネル 10クラレント
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 ★ 直前予想

 昨年も一覧オッズは2強(Aサトノアラジン、Bモーリス)と出て結果はサトノアラジン4着、モーリス2着でした。
 一覧が2強の出現傾向は「両方来る、どちらか来る、両方消える」です。多いのはどちらかが来る――ですから、ルメールを切るか上がり馬グレーターを切るか?

 ちなみに、今年の3位は昨年4着に破れたサトノアラジン。雪辱したいところなれど、同馬はここ3戦[GIマイルCS5着→GI香港マイル7着→前走G2京王杯スプリングC9着]とさんざん。全て1番人気です。

 となると、一覧3強から残したいのはAイスラボニータ、切りたいのはBグレーターロンドンとCサトノアラジン。しかし、私が無視軽視すると来るから困ります(^_^;)。

 さらに、一覧中盤を見ると、昨秋GIスプリS1着、デムーロの06レッドファルクス。昨年の安田記念1着16ロゴタイプ。もう終わったと思っていた18ステファノスの意外な上位人気。
 また、武豊08エアスピネルも新馬勝ち2戦目以降10走全て重賞で重賞出走率トップ(なおかつ全て5着内)、横山典04アンビシャスも上がり鋭い追い込み馬。香港よりの刺客2頭はあっさり切っていいかどうか……と悩みはいよよ深まります(^_^;)。

 しかし、あれこれ迷っても多点数ボックス買いになるのがオチです。古馬GIだし、負けを少なくするためにも、表は年齢別絞り込みをやって取りあえず4頭にしたいと思います。

 その前に斤量について一言。安田記念は斤量牡馬58キロです(今回牝馬は0頭)。
 GIでこの斤量を課されるのは前期春天と宝塚記念、そして後期は秋天だけです。ある意味古馬の最高峰を斤量で表しているのかも。
 別定戦やハンデ戦だと58キロは最重量です。当然58キロ初は苦しいはず。過去58キロを体験するためには春天・宝塚・秋天のGIに出るか、別定戦やハンデ戦で58キロを背負う必要があります。昨年3番人気4着のサトノアラジンは58キロ初でした。よって、今回斤量58キロ初はやはり苦しいであろうと、思い切ってカットします。以下の5頭です。
 4歳08エアスピネル・11ブラックスピネル、
 5歳07グレーターロンドン・13ロジチャリス
 7歳01トーキングドラム

 なんとこれで馬順2番人気のエアスピネル、6番人気のグレーターロンドンが消されてしまいました(来たらごめんなさい(^_^;)。
 また、香港馬の1頭コンテントメントは58キロ以上[0015]と厳しい。逆に12ビューティーオンリーは[0310]で着外なし(香港では斤量60キロのレースがあります)。よって、連対候補として残すのはビューティーオンリーとします。
 父馬も含めてまとめると以下の8頭です。
 [年齢別有力馬]
 ※年齢              父             産駒評価
 4歳=2頭 なし
 5歳=4頭 04アンビシャス    ディープインパクト     ◎
 6歳=5頭 15イスラボニータ   フジキセキ         ○
       14サトノアラジン   ディープインパクト     ◎
       18ステファノス    ディープインパクト     ◎
       06レッドファルクス  スウェプトオーヴァーボード ?
 7歳=3頭 16ロゴタイプ     ローエングリン       ▲
 8歳=4頭 10クラレント     ダンスインザダーク     △
 外国=2頭 6歳12ビューティーオ Holy Roman Emperor     ?

 注…産駒成績(ディープインパクトは省略)
・フジキセキ   =供用20年重賞76勝GI11勝(マイルと芝12V多し)
・ウェプトオーヴァ=供用12年重賞7勝GI1勝 (7勝は全て芝14以内)
・ダンスインザダー=供用18年重賞48勝GI4勝(3勝は菊花賞、マイル2004年の安田記念)
・Holy Roman Emperor=供用6年日本では4頭出走、重賞0勝

 見ると、6歳から5頭も残しています。7歳以上で一括すると、残したいのは昨年安田記念1着の7歳ロゴタイプ。そして5歳からアンビシャス。
 そうなると、残り6歳から2頭ですが、イスラボニータは外せない。残り1頭、ディープインパクト産駒のステファノスかサトノアラジンで迷います。
 一覧の詳細データで比較して結論はサトノアラジンとします。いろいろ書いても「そっちかよお」と叫ぶ可能性高く(^.^)、こっちだったときは反省記で詳細データを書くことにします。

 で印は以下。もちろん3複4点が中心で馬連も◎○1本です。
 ◎は思い切ってサトノアラジンとしました。過去3走GIで敗退続きですが、着差はマイルCS0.3、前走京王杯SC9着でも0.4です。GIは[0006]と壁にぶつかっています。しかし、G2は[2002]で2勝。

 もっとも、勝ったのは昨年の京王杯SCとスワンS。つまり、ともに芝14。だから、今回人気薄なのでしょう。しかし、東京芝14の京王杯SCを勝ったときのタイムは1196、4角12番手から上がりトップの32.4でした。このタイム1196は東京芝14のレコードと同タイムです。
 かと言って芝14以下の馬というわけでもなく、2年前東京OP芝18を勝ったときのタイム1447もレコードからコンマ5遅いだけ。そのときは4角12番手から上がりトップ33.5でぶっこ抜きました。はまればディープインパクト産駒らしい追い込みを見せるので、7枠14番は絶好枠と思います。
 表4頭             馬順
 ◎川  田 6歳14サトノアラジン I
 ○ルメール 6歳15イスラボニータ A
 △横山 典 5歳04アンビシャス  E
 △田  辺 7歳16ロゴタイプ   G


 さて、ウラです。表4頭の馬順は[1・5・7・9人気]。しかも、馬順9番人気を◎ですから、サトノアラジンは実質ウラ●みたいなもんです。

 ところが、4頭に絞った結果、なんと23468番人気馬を蹴っています(^_^;)。
 さすがにこの5頭から1頭は着内に入る可能性が高いと思います。しかし、1頭に絞ると大概抜ける。なので(ほとんど◎○→総流し路線みたいなもんですが)、この5頭を◎○の3複3番手候補として追加します。
 3複3着候補             馬順
 ・武  豊 4歳08エアスピネル    B
 ・戸崎 圭 6歳18ステファノス    C
 ・デムーロ 6歳06レッドファルクス  D
 ・福  永 5歳07グレーターロンドン F
 ・バートン 6歳12ビューティーオンリ H

 ◎○は6歳です。もしも◎○が成立するなら、3番手は5歳以下3頭の可能性が高いと考え、04アンビシャス・08エアスピネル・06グレーターロンドンをやや多めに買います。

 そして、もう1点。先週牙を研いでいただろうと福永カデナをウラ●にしたら、見事に撃沈でした。一度で見捨てるのもなんなので(^_^;)、ウラ★として上がり馬グレーターロンドンの単勝を買っておきます。

 最後に恒例オッズ分析。
 【安田記念枠連順位表】A流れEまで AB=5.9 AC=6.8 AD=10.4
 枠連=A B C/DE/F//G H
 枠順=7 4 8/36/2//5 1
 馬順=A B C DH E//14 15
 代行=09 F G 1210 17
 代々=13 11
 -------------

 今回オッズの特徴はAからEまで流れているので、A(15イスラボニータ・代行14サトノアラジン)の7枠が強い。よって軸はA7枠である。
 枠GHはかなり低オッズゆえ、来たらごめんなさいでカット。また、枠連AB、ACがかなり買われているのに、3つ巴になっていない。BCは弱いかもしれない。

 もう一つの特徴は枠A~Dと馬順A~Dは一致しているが、枠Eは[Hビューティーオンリー・10ブラックスピネル]、枠Fは[Eアンビシャス・17ロンギングダンサー]となって異動が見られる。よって、枠Fも無視出来ないので、枠連A流しのお勧めは本命なら[A→BC]、本穴なら[A→DEFA]である。
 枠BCには代行として[Fグレーターロンドン][Gロゴタイプ]が入っている。枠は本命だが、馬連ちょい荒れなら[イスラボニータ→グレーターロンドン・ロゴタイプ]が面白い。

 枠ABCが消える(3着以下)ときの枠連DEは18.6で結構買われている。DEは枠連なら[3-6]だが、馬順DEの枠は3枠2枠だから、なんとも言えない。枠連EFは48.3であまり買われていない。

 もしもA7枠が3着以下なら1、2着に浮上するのはBC枠、それも代行のような気がする。 とまれ、オッズからはA7枠と心中である(^_^)。

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。(御影祐)

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