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2018.12.17

朝日杯FS、結果とほぞ噛み

 朝日杯FS結果は――これは獲りたかった……の敗戦(-.-)。

 1着―Mデムー 06アドマイヤマーズ…………[▲]B 単勝=4.6
 2着―藤岡 佑 01クリノガウディー…………[?]QE
 3着―ルメール 02グランアレグリア…………[○]E
 4着―武  豊 14ファンタジスト …………[△]A
 5着―川  田 08ディープダイバー…………[?](一覧順位)
 前日馬順[B→10→A→C→]枠順[B→G→A→C]

 枠連=4-1=100.6 馬連=06-01=97.1 馬単=142.4
 3連複=06-01-02=33.4 3連単=451.8
 ワイド12=15.6 W13=1.8 W23=10.8
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 本紙予想
 ◎番馬      名  父馬        馬 結果
 ◎11ケイデンスコール  ロードカナロア   D  13
 ○02グランアレグリア牝 ディープインパクト A 3
 ▲06アドマイヤマーズ  ダイワメジャー   B 1
 △14ファンタジスト   ロードカナロア   C 4
 *05マイネルサーパス  マイルハヴアナザー G  10
 ?01クリノガウディー  スクリーンヒーロー 11 2
 ?08ディープダイバー  ブラックタイド   H 5

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 【GI朝日杯FS実近一覧表】 阪神 芝16 15頭 馬齢55キロ
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|馬      名|予OZ|{実近}人=[全芝]騎 手|格距TM3F 本着
A=14|ファンタジスト| 2.6|{AC}C=[3000]武 豊|◎  ▲ △4
B=06|アドマイヤマー| 4.8|{CA}B=[3000]Mデム|◎◎   ▲1

C=08|ディープダイバ| 6.4|{BE}H=[1410]川 田|     ?5
D=11|ケイデンスコー| 7.6|{ED}D=[2100]Cデム|▲○△◎ ◎13
E=02|グランアレグ牝| 7.7|{FB}A=[2000]ルメル|○○○  ○3
F=05|マイネルサーパ| 7.9|{DG}G=[2110]丹 内|  ◎▲ *10

G=03|アスターペガサ|13.5|{09F}F=[2001]福 永|△
H=13|ニホンピロヘン|15.1|{G10}E=[2000]浜 中|  △
QA=04|ド ゴ ー ル|19.2|{H11}09=[1100]津 村|
QB=09イッツクール  |19.5|{11H} =[2101]松 田|  △

QC=15|エメラルファイ|26.7|{1012}10=[1011]ビュイ|   ○
QD=10|ヒラ ソール |42.0|{1409} =[1104]岩 田|
QE=01|クリノガウディ|44.3|{1214}11=[1001]藤岡佑|     ?2
QF=07|ソルトイブキ |51.6|{1315} =[1002]四 位|
QG=12|コパノマーティ|53.5|{1513} =[0011]坂 井|
             TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
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 成績補足 12コパノマーティン…ダート[1003]
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※年齢 2歳15頭 牡=13頭(セ=0頭) 牝=1頭(1キロ減) 
※格
G1V=0頭
G2V=2頭
 A06アドマイヤマー1勝[京都芝16デイリ2S]3連勝 1
 B14ファンタジスト1勝[東京芝14京王杯2S]3連勝

G3V=4頭(G2V含む)
 A02グランアレグリア[東京芝16サウジRC] 3
 B03アスターペガサス[函館芝12函館2S](2前)
 C11ケイデンスコール[新潟芝16新潟2S]
 D14ファンタジスト [小倉芝12小倉2S](2前)

※芝16優秀
 A06アドマイヤマーズ[3000]1 B11ケイデンスコール[2100]
 C02グランアレグリア[2000]3 D15エメラルファイト[1000]
 E07ソルト イブキ [1000]  F08ディープダイバー[0200]

※阪神コース優秀
 A08ディープダイバー[1200]  B13ニホンピロヘンソ[1000]
 C09イッツクール  [1001]  D10ヒラソール   [0101]

※昨年123着         (人気)前走
1着=川  田01ダノンプレミア(1人)G3サウジRC1着(2人)
2着=Cデムー10ステルヴィオ (3人)G3サウジRC2着(1人)
3着=ルメール03タワーオブロン(2人)G2京王杯2S1着(1人)

今年=01クリノガウディ 2 10ヒラソール 03アスターペガサス
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 [枠連順位]
 枠連型=A流れE [A4巴型] 枠順AB=4.3
 馬連型=A流れD [A4巴型] 馬連AB=3.9

 枠連=ABCDE/FGH/ 
 枠順=24863/715/
 馬順=ABCDE H1011 
 代行=G140913F 15 12
 ―――――――――――――
 結果=314 25
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 ○ 展開予想
※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
 逃げ     先行     差し     追込
 13 09 02 14-06 01 08 12-05 15 10 03-11 04 07
覧 5 ◎ ○ ▲ △
3F C A D A E
本 ○ △ ▲ * ◎
結 3 4 1 2 5
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 ※ 回  顧

 レースが終わったとき、「む~ん。これは獲りたかったなあ」が率直な感想で、しかし「まー1番抜擢は無理かなあ」でした(^_^;)。

 誰もが絶対と見たど本命1番人気ルメール02グランアレグリア。
 私は「牡牝混合戦牝馬の1番人気は危険」の格言を使って軽視を示唆。
 念のため予想当該部を再掲しておきます。 
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 しかし、そのグランアレグリア、最大の不安点は牡牝混合戦の牝馬であ
ること。牡牝混合「牝馬の1番人気は危険」という格言があります。
 思い出すのは一昨年の皐月賞。アルアイン(9番人気)が勝ったときの
1番人気馬を覚えていますか。[新馬→1W→G3フラワーカップ]を3
連勝した牝馬ファンディーナです。2、3番手先行は中山向きだと単勝240
円。結果は3、4番手から直線ずるずる下がってコンマ5差の7着。
 よって、グランアレグリアの頭は危ないかも。2着、3着……まさかの
着外だってあり得る気がします。
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 ファンディーナを覚えている方は少なかったと思います。もちろん私も同じ(^.^)。ただ「確か去年か一昨年の皐月賞じゃなかったかな」とデータを探って見つけました。
 忘れるも道理、ファンディーナはその後秋に3戦して最高6着で引退しています。活躍でもしていれば頭に残ったでしょう。
 書き忘れましたが、ファンディーナはディープインパクトの仔でした。グランアレグリアもディープインパクトの仔。何やら因縁めいて感じられます。

 もっとも、こう書きながら「グランアレグリア悪くとも2着だろう」と思ったから○に留めたのだし、まさか3着に落ちるとは思いもしませんでした(^_^;)。
 競馬は記憶のゲームです。過去と同じことが繰り返される。しかし、それは数年後、10年後のこともある。だから、天災のようにすぐ忘れてしまうのでしょう。
 3着となったグランアレグリアの今後はどうか。なんとも言えませんが、2戦目の重賞で牡馬を破ったのだから、期待できそうな気がします。

 ところで、今回グランアレグリアの走りを見たとき、最大の疑問は4角で直後のデムーロ・アドマイヤマーズに並ばれたときのことです。
 グランの鞍上ルメールは内に誘導して――と言うか、アドマイヤマーズに跳ねとばされたかのように内に寄り、以後ずっと内枠沿いを走らせています。
 なぜ併走しなかった(できなかった)のか。回顧後半はこの件について考察しました。

 取りあえず、グランアレグリア最大の敗因は「いれ込みだったのでは」と思います。テレビでは「この程度なら」と言っていましたが、パドックからちゃかちゃかしていたし、返し馬でも頭をくいくい動かして落ち着きがありませんでした。
 関東馬のグランアレグリアは過去2戦美浦から輸送のない東京競馬場でした。今回初めて長距離を輸送して阪神競馬場。その影響はあったようです。

 そして、スタート直後は気合い充分で、まるで逃げるかのように先頭に立とうとしています。ところが、外から松田09イッツクールがハナを奪いに行くと、鞍上ルメールは「行くな、行くな」と手綱を抑えているように見えます。

 先頭に立つべく勢いをつけたけれど、すぐ抑えにかかった――これが二つ目の敗因ではないかと推理しました。
 ればたらはないけれど、先頭に立とうなどと考えず2、3番手あたりを走っていれば、最悪2着は確保したのではないか。もしもそれが鞍上の思惑でなければ、馬がいれこんでスタートから想定以上に走り出したのかもしれません。 私は前者――ルメール(陣営?)の意志ではないかと思います。

 今回展開指数1.5以下のぎんぎんの逃げ馬不在でした。指数2.0~2.7が5頭、つまり番手~3番手先行の馬が多かった。
 この展開をどう見るかが難題で、普通予想は「逃げ馬不在だからスロー」でしょう。しかし、前走の展開位置を見ると、1.5以下2頭、2.5以下5頭でした。それで私は「ハイペースになる」と予想しました。
 だからこそ上がり優秀な11ケイデンスコールを◎としたのです。ところが、同馬は後方のまま直線も伸びず13着惨敗(-_-;)。こちらの敗因はやはり3ヶ月明けと55キロ未経験でしょうか。どうもデムーロ弟は兄と一緒に走ると、ヘビににらまれたカエルと言うか、先着できないようです。

 閑話休題。今回ペースがどうなったかと言うと、1000メートル通過59.5のハイでもスローでもない平均ペース。むしろややスロと言うべきか、逃げたイッツクールこそ9着だったけれど、掲示板は2番手から6番手までの5頭。すなわち、完璧な前残り競馬となりました。

 私の私的展開予想図でも、以下のように先行までの7頭から1~5着が出ています。
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 逃げ     先行    
 13 09 02 14-06 01 08 12-
覧 5 ◎ ○ ▲
3F C
本 ○ △ ▲
結 3 4 1 2 5
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 これは私の推測ですが、ルメール・グランアレグリアはやはり逃げようとしたのではないかと思います。内枠2番だし、逃げ馬不在だし、「ぽんと出て影をも踏ませず、逃げまくる」と。
 ところが、誤算は09イッツクールの強引なハナ狙いでしょう。当然ハナ争いしちゃダメだから、ルメールは番手に抑えた。しかし、ここで脚を使った分、最後の200で疲れが出た。そこを藤岡佑01クリノガウディーに差された……ってところでしょうか。

 2着クリノガウディーは最もいいスタートでした。しかし、ハナを奪いに行くでなく、最初から抑えたまま。ここで脚を温存したことが直線最後200の伸びにつながったし、グランアレグリアを抜くことにもつながったようです。藤岡佑騎手の好騎乗だったと思います(^_^)。

 そして、さらにうまく乗ったのが憎っくきM・デムーロでしょうか(^_^)。
 テレビで解説者が語っていました。「グランアレグリアは並ばれた経験がない。逆にアドマイヤマーズは並んで競争心を出させて突き抜けるタイプだ」と。

 そこでグランアレグリアとアドマイヤマーズ、過去2走の走りをビデオ映像でチェックしてみました。
 確かにグランアレグリアは他馬と並ぶやいなや、あっさり追い抜いて勝っています。対してアドマイヤマーズの前走デイリー杯2Sは正しく並んで叩き合って先着するパターンでした。
 このデイリー杯2Sのビデオを見て「そうか。だから、ルメールは直線でアドマイヤマーズとの併走を避けたんだ」と理由がわかりました。

 11月の京都G2デイリー杯2Sではデムーロ・アドマイヤマーズが逃げ、番手は池添・メイショウショウブでした。
 このメイショウショウブの名を聞いて「うん? どこかで聞いた名だな」と思われた方、我がほぞ噛み予想を丁寧にお読みの方だと敬意を表します。
 メイショウショウブは前週阪神JFで私がウラ●とした馬です(^_^)。

 そのとき以下のように書きました。
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 G2デイリー杯2Sは牡牝混合重賞です。勝ったのはMデムー騎乗のど
1番人気牡アドマイヤマーズで3連勝でした。アドマイヤマーズは次週朝
日杯で1、2番人気が予想される馬。それほどの馬と1キロ減ながら互角
に戦った点は充分評価できると思います。そこで05メイショウショウブを
ウラ●。
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 実はこのときアドマイヤマーズのマイル3戦3勝を知り、「来週の朝日杯はマーズ◎がいいかも」と思っていた……のですが、直前ころりと忘れてしまいました(^_^;)。

 それはさておき、デイリー杯2Sのビデオを振り返ると、逃げたアドマイヤマーズと番手メイショウショウブは4角から直線に入っても並んだまま。
 マッチレースとなって激しい叩き合いの末、3/4馬身アドマイヤマーズが抜け出して勝ちました。
 私はこの映像を見て「だから、朝日杯のルメールは4角でアドマイヤマーズに並ばれたとき、併走しないで内に入ったのか」とわかりました。

 ぜひ朝日杯の画像を見返してほしいのですが、4角でグランアレグリアの外にアドマイヤマーズが並びかけます。そこから2頭の叩き合いとなるべきところ、ルメール・グランアレグリアはそれを避けるかのように内側に入っていき、そのまま内枠沿いを進んでいます。対して単騎となったアドマイヤマーズは直線真ん中を進み、2馬身差の楽勝となりました。

 デイリー杯2Sで雌雄を決した2頭。正に1着アドマイヤマーズは牡馬、2着メイショウショウブは牝馬でした。牡のアドマイヤマーズとは1キロ減。
 素人考えではがん首並べて走ったら斤量の少ない方が有利と思います。だから、牝馬メイショウショウブの方が先着しそうです。ところが、実態は1キロ重い牡馬のアドマイヤマーズがコンマ1先着する。

 そーなんです。競馬にはどうやら「牡馬と牝馬が併走したら、牡馬が先着する」という傾向があるのかもしれません。すでに1キロとか2キロのハンデがついている。それでも、並べば牡馬が勝つのかもしれません。
 朝日杯のルメールはそれがわかっていたから、アドマイヤマーズに並ばれたとき、「併走しては負ける」と思って(内枠へ誘導して)他馬と離れたところを走らせようとしたのではないか――そう思います。

 ずいぶん昔の話ですが、私に競馬を教えてくれた友人が「牝馬が勝つときは並ぶ間もなく交わすことが多い」と語っていました。
 これを逆に言うと、並んで叩き合いになったとき、牡と牝なら牡が勝ち、牝が負けるとも言えます。
 ということはデムーロ・アドマイヤマーズは4角でグランアレグリアと並んだとき、「これで勝てる」と確信したのかもしれません。それがデイリー杯2Sですでに現れていたのです。

 さらに、考えたことがあります。「ということは牝馬が牡馬と叩き合いになって勝ったなら、相当強い馬だ」と。
 思い出したのはジャパンカップの牝3歳3冠アーモンドアイです。逃げた川田の牡4歳キセキと番手ルメール・アーモンドアイが直線激しい叩き合いを演じ、超絶レコードでアーモンドアイが勝った……だから、「アーモンドアイは相当強い馬だろう」と。

 そこで、ついでにジャパンカップ画像も見返してみました(^_^)。
 意外なことに直線で両馬は並んでいません。先を逃げるキセキに対して、ルメール・アーモンドアイは追いつくと、「並ぶ間もなく交わしていた」のです。
 なぜこの件を取り上げたかと言うと、来年私たちはアーモンドアイが出てきたら、無条件に◎打ちそうです。
 しかし、(ジャパンカップでは古馬と4キロ差だったし)来年古馬とは2キロ差になります。そして、もしも牡馬と併走して叩き合いになったら、「負ける可能性は充分ある」と、頭に留めておいていいのではと感じます。
 もちろん叩き合いの末に勝つようなら、古馬となってもアーモンドアイは連戦連勝を続けることでしょう。

 最後にもう一つ、2着に突っ込んだ藤岡佑01クリノガウディーについて語りたいことがありますが、長くなったので、いつかそのデータを駆使して穴馬抜擢、馬券的中となれるよう尽力したいと思います(^_^)。

 長くなりましたので、有馬記念の昨年回顧は別稿といたします。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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