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2019.04.30

天皇賞春、結果とほぞ噛み

 天皇賞春、結果は――◎-★馬連ゲットの……トリガミ無念(^_^;)
 1着―ルメール 10フィエールマン  ………[◎]B 単勝=2.8
 2着―戸崎 圭 07グローリーヴェイズ………[★]G
 3着―北村 友 08パフォーマプロミス………[?]D
 4着―デムーロ 02エ タ リ オ ウ………[○]C
 5着―岩田 康 09ユーキャンスマイル………[▲]A(一覧順位)
 前日馬順[A→E→H→B→C] 枠順[B→F→C’→A]

 枠連=7-5=14.8 馬連=10-07=17.8 馬単=24.7
 3連複=10-07-08=164.1 3連単=491.1
 ワイド12=7.1 W13=16.6 W23=42.6
---------------------------------------
 本紙予想
 印番馬       名 齢 馬 着
 ◎10フィエールマン   4 A 1
 ○02エタリオウ     4 B 4
 ▲09ユーキャンスマイル 4 C 5
 ●05メイショウテッコン 4 D   11
 ★12クリンチャー    5 F   10
 ★07グローリーヴェイズ 4 E 2 
 △03リッジマン     6 10   8
 ?08パフォーマプロミス 7 H 3 

*********************************
 【天皇賞春 実近一覧表】 京都 芝32 13頭 定量58キロ 全牡
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|齢|馬      名|予OZ{実近}人=[全芝]騎  手|格距TM3F 印着
A=09|4|ユーキャンスマ| 1.8{AA}C=[4312]岩田 康|△▲○○ ▲5
B=10|4|フィエール マ| 5.5{BC}B=[3200]Cルメル|◎○ ▲ ◎1
C=02|4|エタリ オウ | 8.3{CB}A=[1702]Mデムロ|○△ △ ○4

D=08|7|パフォーマプロ|15.5{EE}H=[7226]北村 友|▲  ◎  3
E=05|4|メイショウテッ|18.4{GD}D=[5015]福永 祐|△    ●
F=12|5|クリン チャー|18.8{F09}F=[3126]三浦 皇|▲○◎  ★
G=07|4|グローリーヴェ|22.1{D10}E=[3202]戸崎 圭|   △ ★2

H=06|6|カフジ プリン|31.8{11F}G=[414.11]中 谷|
QA=01|5|チェスナットコ|33.7{12H}09=[451.08]坂井瑠|
QB=13|6|ロードヴァンド|34.7{0911}11=[454.11]横山典|
QC=03|6|リッジ マン |38.1{H13}10=[540.15]蛯 名|△   △
QD=04|6|ヴォー ジュ |38.6{13G}12=[712.15]和 田|
QE=11|7|ケント オー |41.9{1012}13=[525.28]幸 英|
            TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
---------------------------------
※年齢 4歳=5 5歳=2 6歳=4 7歳=2 頭
※牡牝 全牡=13頭(セ=0頭) 
※格
G1V=1頭
 A10フィエールマン[1000] 1
 参考GI2、3着=3頭
 A12クリン チャー[0114]
 B02エタリ オウ [0101] 4
 C09ユーキャンスマ[0010]

G2V=5頭(GIV除く)
 A08パフォーマプロ[2勝]アル杯(芝25)・日経杯(芝24)3
 B12クリン チャー[1勝]京都記念(芝22)
 C03リッジ マン [1勝]ステイヤーズS(芝36)
 D05メイショウテッ[1勝]日経賞(芝25)
 E07グローリーヴェ[1勝]日経新春杯(芝24) 2
------------------
 [枠連順位]
 枠連型=276枠3巴 [AB型] 枠順AB=5.3
 馬連型=02-10-09番3巴[AB型] 馬連AB=4.8

 枠連=AB/C/DEF//G H 
 枠順=27/6/845//3 1 馬順[A→E→H→B→C]
 馬順=AB C FDE 10 09
 代行= 13 H 1112G
 ―――――――――――――
 結果=41 53 2     枠順[B→F→C’→A]
-------------------------------------
 ○ 展開予想

※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
 逃げ     先行     差し     追込
 04 05 13 12-06 03 10 08-07 09 01 02-11
覧 5 ○ △ ◎ ▲
3F D B C A E
本 ● ★ △ ◎ ? ★ ▲ ○
結 1 3 2 5 4

**************************************
 ※ 回  顧

 まるで念仏のようにとなえられている「平成最後」のGI当日(^.^)、
 出かける金のない私といとこはいつものように温泉競馬観戦。
 彼の◎は09ユーキャンスマイル。
 私の◎は表10フィエールマン、ウラ●05メイショウテッコン。

 その後彼の部屋でいとこが「13頭だから単勝全部買おうか」と言うので、私は「それじゃエアでやりましょう。あなたは1頭1万で13万投入。私は1番人気フィエールマンの単勝に13万賭けます」と応じました(^_^)。

 さて、どちらが勝つか……と見ていたら、あっさりフィエールマンの優勝。
 これでルメールはGI3連勝。平成最後のGI優勝騎手となりました。

 で、いとことの単勝勝負は彼の配当2万8千円。私は36万4千円で私の勝ち(^.^)。「くあーっ、金があったら買いたいなあ」と叫んだものです(^_^;)。

 もちろん私の実際は福永ウラ●メイショウテッコン絡みの馬券なので、ウラ系全て外れ。◎-★の馬連は少々買っていたものの、トリガミ決着と相成りました。
 メイショウテッコンは向こう正面でかかったのか、盛んに手綱を引っ張っていました。あれやると大概ダメ。あの段階で「終わったよ」とつぶやいたものです。結果は11着惨敗。

 しかし、レース後痛切なほぞ噛みとして叫んでいたのは「パフォーマプロミス来るんかいぃ!」でした。
 終わってみれば、今回の春天いつものことながらとても単純でした。
 一覧下位に掲載している「格」の決着だったのです。

 今回GIを勝っていた馬はただ1頭、昨秋菊花賞馬のフィエールマン。
 これが1着。
 そして、G2V馬が以下の5頭。ここから2、3着。
 G2V=5頭(GIV除く)
 A08パフォーマプロ[2勝]アル杯(芝25)・日経杯(芝24)3
 B12クリン チャー[1勝]京都記念(芝22)
 C03リッジ マン [1勝]ステイヤーズS(芝36)
 D05メイショウテッ[1勝]日経賞(芝25)
 E07グローリーヴェ[1勝]日経新春杯(芝24) 2

 問題は私の予想。実は5頭のうち4頭に印を付けました。以下、

 A08パフォーマプロ[2勝]?
 B12クリン チャー[1勝]★
 C03リッジ マン [1勝]△
 D05メイショウテッ[1勝]●
 E07グローリーヴェ[1勝]★

 結果は一番下の07グローリーヴェイズが2着。トップ08パフォーマプロミスが3着。なんと無印にした1頭が3着激走です。くあ~~~っ(T_T)。

 我がことながら「信じらんない」馬券下手。しかも、パフォーマプロミスは唯一G2、2勝だから5頭の中のトップAとしたのに、です。
「だったら、外れてもいいから△くらい付けとけよ」と(前日の自分に)怒鳴りたくなります。

 私は全部で7頭に印を付けました。多すぎると思ったけれど、3強から最低1頭は消えそうだと思っての印でした(結果は3強から2頭消えました)。
 4歳3強を◎○▲。この3頭みな危険要素を持っているけれど、菊花賞馬のフィエールマンだけは「1着の可能性がある」と見た。これは正解。

 そして、残り4頭はこのG2V馬5頭から4頭選んだのです。カットしたパフォーマプロミスが3着激走だから、ほんとに参ります(-.-)。

 もちろんカットしたのには理由があります。
 まず高齢7歳馬であること。次にGI実績2戦して9着、14着とさんざんであること。前走G2京都記念4着から3ヶ月後の実戦であること。
 ただ、過去3走5走の上がりはメンバートップでした。しかも、その数値は3走前東京芝25アルゼンチン共和国杯1着時の上がりですが、5、6番手から上がり32.6を出して勝っています。正直「くさいなあ」と思いました。

 しかし、カットの決断を下した、最後の理由は実近一覧が4位の位置だったことです。なのに、前日馬順はH=8位(最終単勝オッズも30倍の8番人気)。

 この《一覧上位の人気下位馬》は十中八九来ないのです。これまでも何度かトップ4位内が人気下位で激走したとき「くあーっ」と叫びました。
 ならばと次買っては……来ず、買ってはまた来ずを繰り返して「やっぱり一覧上位の人気下位馬はカットが正解」となってしまうのです。ふう。

 結局、今回の結果は[GI唯一優勝馬→G2唯一2勝馬→G2、1勝馬4頭]という馬券構成でした。
 馬連・馬単は相手5点で的中。3複はわずか4枚。3単は2番手パフォーマプロミスを2着付け、3着付けにすると、8枚で的中。配当馬連18倍、馬単25倍。3複1万6千、3単5万弱。
 ここまで書いてまた「くあーっ」と叫んだこと言うまでもありません(^_^;)。

 最後に実近一覧今年の結果です。

【 天皇賞春、過去3年の実近一覧と今年の結果】

  2019 |2018 2017 2016 |2019
年=人|着|人|着|人|着|人|着|番馬名(F6番人気まで)
A=C|5|A|2|B|3|C|3|09ユーキャンスマイル
B=B|1|H| |A|1|A| |10フィエールマン
C=A|4|E| |C|2|B|1|02エタリオウ
D=H|3|C|3|E| |D| |

E=D| |10|4|D| | | |05メイショウテッコン
F=F| |B|1|G| | | |12クリンチャー
G=E|2|G| | | |E| |07グローリーヴェイズ
H=G| | | |09| |H|5|

QA=09| |D| |H| |G| |
QB=11| |F|5|F|5| | |
QC=10| | | |10|4|F| |(03リッジマン)
QD=12| | | | | |10|4|

QE=13| |09| | | | | |
QF=×| | | | | | | |
QG=×| | | | | |09| |
QH=×| | | | | | | |
QI=×| | | | | |13|2|
QJ=×| |×| |×| | | |
13 17 17 18  ※注「人気」は前日馬連順位

 次に昨年のNHKマイル結果と回顧。
 昨年は◎○消えて箸にも棒にもかからない結末でしたが、展開から振り返ると、「もしもウラ●にケイアイノーテックを指名できていたら、相手は前走上がりベスト3の01・09・17で的中でした」とあって、前走の上がりベスト3は今年も注意すべきだと思います。

***************************************
 【2018年GI結果とほぞ噛み】

 NHKマイル結果は――◎○●飛んでは……の不的中(-_-;)

 1着―藤岡佑 11ケイアイノーテック……[△]D 単勝=12.8
 2着―デムロ 09ギ ベ オ ン…………[△]C
 3着―岩 田 17レッドヴェイロン………[?]H
 4着―福 永 16ミスターメロディ………[?]B
 5着―戸崎圭 05プリモシーン……………[△]QB(一覧順位)
 前日馬順[G→09→B→H→F]枠順[G→B→C’→C]

 枠連=6-5=18.9 馬連=11-09=31.4 馬単=74.7
 3連複=11-09-17=218.4 3連単=1295.6
 ワイド12=12.3 W13=33.6 W23=21.8
---------------------
 本紙予想結果
 印騎 手 番馬      名  人 結果
 ◎ルメル 07タワーオブロンドン A  12
 ○松 山 01カツジ       E  8
 △戸崎圭 05プリモシーン    F 5
 △デムロ 09ギベオン      B 2
 △藤岡佑 11ケイアイノーテック G 1
 △藤岡康 12アンコールプリュ  16  17
 ●池 添 18ロックディスタウン 11  18

***************************************
 ※ 回  顧

 まずは藤岡祐騎手、初GI戴冠おめでとうございます。15年も乗って重賞は年間最多5勝(1回のみ)、GI未勝利。さすがに「今回も無理スジ、良くて2着だろう」と思ったことは否定できず、よくぞ勝ち取りました。
あのデムーロをクビ差退けた点は称賛いたします(^_^)。

 それにしても、さすがにウラ●はお遊びとしても、◎○まですっ飛んではお手上げでした。
 せっかく「ディープインパクト産駒」を指名して△2頭が1、2着。しかし、3着は無印。
 まー「当たりそうにない」予感はありました(^_^;)。「相手がどんぐり」などと失礼なこと書きましたが、「全馬どんぐりだった」と言うより、マイル2勝馬が6頭、G3以上V馬は9頭もいて絞れきれなかったというのが正直なところで、私の完敗です。

 問題は以下のように格の上位9頭が全く123着に入らなかったこと。
 とても珍しいことです。
--------------------
※格
G1V=0頭 参考GI-3着内=1頭   印 5着内
 A07タワーオブロンドン[朝日杯FS3着]◎

G2V=2頭(GIV除く)
 A07タワーオブロンド[1勝]東京芝14 ◎
 B01カ ツ ジ   [1勝]中山芝16 ○

G3V=7頭
 A07タワーオブロンド[1勝]阪神芝16 ◎
 B15カ シ ア ス [1勝]函館芝12 
 C05プリモシーン  [1勝]中山芝16 △
 D03テトラドラクマ [1勝]東京芝16 
 E04フロン ティア [1勝]新潟芝16 
 F16ミスターメロデ [1勝]中京芝16   4着
 G18ロックディスタウ[1勝]札幌芝18 ●
-----------------
 印を見てもらえばわかるように、私はこの中からかなり選んでいるだけに、4着1頭では正に「お手上げ」です。
 ところが、勝った11ケイアイノーテックは[G2NZT2着]+[GI朝日杯4着]の格実績を持っていました。問題はG2-2着馬まで手を広げると、他に3頭(01カツジ・12アンコールプリュ・15カシアス)もいて、「ここまで取り上げるかどうか」苦しいところです。

 それでも、実近一覧はBCDが421着に入っています。一覧上位3頭から「1頭は3着内に入る」原則は成立しました。
 それにしても、最上位の3A馬タワーオブロンドンは一体どうしたことか。ただ、不安点は予想に結構書いていました。再掲すると、
------------------
 敢えて気になる点を上げると、走破距離マイルまでで芝18以上未経験。マイル2戦は勝つか3着。頭数5戦平均11頭で、唯一の多頭数(16頭)が朝日杯、これが勝てず3着。そもそも皐月賞に行かなかったことが、「この馬はマイルまで」を暗示しているのかもしれません

 最後に父馬が「Raven's Pass」という聞いたことのない馬。なんとウィキペディアに競争成績があったので紹介します。同馬は英国で2007年から2年間走って12戦[6411]、重賞[4411]、GI[2311]です。意外といいですね(^_^)。ただ、供用6年目なのに出走頭数わずか5頭とは不思議。重賞2/3で2勝はもちろんタワーオブロンドン。うーんビミョー。
 そのせいでしょうか、金曜の夜も土曜の朝も馬順A・単勝1番人気(2.5)なのに、複勝1.7の2番人気(1番人気は1.6の10パクスアメリカーナ)。
単勝2倍前後なら複勝は1.5を切っていいところです。
------------------
 このようなマイナス点がもろに出たのかもしれません。4角12番手くらいだったのに、最後の直線で内の馬群後方を進んだとき、いやな気配を感じました。前が壁になると言うより、あの広い東京で内に入れるとは「力の無さを示している」と思えました。鞍上は「外に出せなかった」のではなく、「外に出しても伸びる脚はない」と見切っていたような気がします。
 金曜夜も土曜朝もど本命1番人気なのに複勝が1.5倍を切らなかったことは、複勝ファンが「タワーオブロンドンは負ける場合2、3着はない」と見抜いていたことを表していたようにも思えます。

 とは言え、終わった後でも馬券方針として◎にタワーオブロンドンを選ぶのは仕方ありません。
 問題は○に2着ギベオンを、ウラ●に1着ケイアイノーテックか3着レッドヴェイロンを指名できなかったことでしょう。そうすれば馬連・馬単か3複を的中できた可能性がありますから。

 予想で「もっとも、馬順はAから9位まで流れています。なのに枠連は3巴。ということは枠B5枠とC8枠も結構買われていることを示しています」と書いたように、5枠09ギベオンが2着、8枠から3、4着馬が出ました。
 ところが、私がウラ●としたのは同じ8枠でも18着の18ロックディスタウンだから……まー馬券下手と言うべきでしょう(^_-)。同馬は脚質転換して追い込んでほしかったのに先行してしまい、直線は下がるばかり。それでもまさか18着とは思いませんでした。

 レースはぎんぎんの逃げ馬不在だったのに、1000メートル58.0のハイペース。1、3、5着馬は追い込みだったのに、2、4着は先行粘り込み。ここらが「なぜそうなるのか」まだ分析できていません。
 勝ちタイム1328(123着同タイム)はかなり優秀で、どんぐりではなかったようです。NHKマイル過去20年で勝ちタイム1330を切ったのは計8回。この123着馬はいつかまた激走するかもしれません。

 展開結果は以下の通りです。ればたらはないけれど、ウラ●にケイアイノーテックを指名できていたら、相手は前走上がりベスト3の01・09・17で的中でした。
---------------------------------
 ○ 展開結果

 展開(3Fは前走の上がり優秀5頭) 逃A=2.6(スローか)
 逃げ     先行     差し     追込
 15 16 04 14-02 03 06 09-18 01 10 13-17 11 08 07 05 12
覧 ○ ▲ 5 △ ◎
3F B A C D E
本 △ ● ○ △ ◎ △ △
結 4 2 3 1 5
---------------------------------
*********************************
 【NHKマイル実近一覧結果】 東京 芝16 18頭 定量57キロ
  全3歳              (人気は前日馬連順位)
順=番||馬       名|予OZ{実近}人=[全芝]騎 手|格距TM3F 着
A=07||タワーオブロンド| 2.3{AA}A=[4110]ルメル|◎◎○△ 12
B=16||ミスターメロディ| 9.9{BF}H=[1000]福 永|△    4
C=09||ギ ベ オ ン |10.1{CE}B=[2100]デムロ| ○ ○ 2
D=11||ケイアイノーテッ|11.1{EB}G=[2211]藤岡佑|     1
E=01||カ  ツ  ジ |11.7{FC}E=[2101]松 山|○▲
F=15||カ シ ア ス |12.6{DH} =[2212]浜 中|△
G=03||牝テトラドラク |16.7{09G}D=[2102]田 辺|△
H=17||レッドヴェイロン|17.3{1009}09=[1311]岩 田| ▲○▲ 3
QA=10||パクスアメリカー|17.7{1110}C=[2111]川 田| △○
QB=05||牝プリモシーン |19.8{G15}F=[2101]戸崎圭|△△   5
QC=04||フロン ティア |20.7{H16} =[2012]内田博|△
QD=18||牝ロックディスタ|21.3{13D}11=[2002]池 添|△  ▲
QE=08||ダノンスマッシュ|23.7{1512}12=[2103]北村友|
QF=06||リョーノテソーロ|24.8{1214} =[1001]吉田隼|
QG=12||牝アンコールブリ|28.7{1418} =[2101]藤岡康|  △◎
QH=13||ル ー カ ス |29.1{1711}10=[1102]ボマン|
QI=14||デルタバローズ |32.1{1617} =[1011]石 橋|
QJ=02||ファストアプロー|40.2{1813} =[1204]蛯 名|△
             TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
-----------------------------------
※年齢 3歳=18 頭
※牡牝 牡=14頭(セ=0頭) 牝=4頭 
※格
G1V=0頭 参考GI-3着内=1頭
 A07タワーオブロンドン[朝日杯FS3着]

G2V=2頭(GIV除く)
 A07タワーオブロンド[1勝]東京芝14
 B01カ ツ ジ   [1勝]中山芝16

G3V=7頭
 A07タワーオブロンド[1勝]阪神芝16
 B15カ シ ア ス [1勝]函館芝12
 C05プリモシーン  [1勝]中山芝16
 D03テトラドラクマ [1勝]東京芝16
 E04フロン ティア [1勝]新潟芝16
 F16ミスターメロデ [1勝]中京芝16 4
 G18ロックディスタウ[1勝]札幌芝18

※芝16優秀=8頭
 A01カ ツ ジ   [2100]  B11ケイアイノーテ[2211]1
 C10パクスアメリカー[2111]  D03テトラドラクマ[2101]
 E05プリモ シーン [2101]  F04フロンティア [2002]
 G07タワーオブロンド[1010]  H14デルタバローズ[1010]

※東京コース優秀=7頭
 A16ミスターメロディ[2000]4 B03テトラドラクマ[2100]
 C06リョーノテソーロ[2100]  D07タワーオブロン[1000]
 E05プリモ シーン [1000]  F09ギ ベ オ ン[1000]2
 G14デルタバローズ [1000]

※昨 年123着     (人気)前走
1着=06セイウンコウセイ(5人)G3シルクロードS2着(4人)

1着=16アエロリット牝(2人)G1桜 花 賞5着(6人)
2着=14リエノテソーロ(13人)OPアネモネS4着(2人)
3着=06ボンセルヴィー(6人)G2N Z T3着(5人)
 注……2着リエノテソーロは新馬、OP連勝→地方ダートG3→GIの4連勝馬
今年=16ミスターメロディ 4 14デルタバローズ 06リョーノテソーロ
---------------
 [枠連順位]
 枠連型=3巴  [AB型] 枠順AB=4.9
 馬連型=A流れI [AB型] 馬連AB=8.4

 枠連=AB//C/DEFG//H/ 
 枠順=45 8 3216 7
 馬順=AB H FDEG 10
 代行=12C 09 17141316 15
 代2= 11 18
 ―――――――――――――
 結果= 2 34 5 1

 以上です。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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2019.04.27

天皇賞春、直前予想

 余談ながら、小説や論文を書いていると、ときどき妙に創作意欲がなくなることがあります。わけもなく気力が萎えると言うか……。

 そのでんで言うと、今回の春天、予想意欲が湧きません(^_^;)。
 これは理由が明白。なんと頭数わずか13頭。シャケトラ◎が面白いのではと思っていたのに、辞退というか天国行きとは無念。
 冥福を祈ります。

 かくして生き残った13頭。どう転んでも3強決着の気配高し。
 木曜には出馬表が出たのですぐ実近一覧を作成すると、トップABCが4歳3強でした。A岩田09ユーキャンスマイル、Bルメール10フィエールマン、Cデムーロ02エタリオウ。予想オッズ(能力込み)は4位以下とかなり差があるし、この3頭で馬順もABCでしょう。3複500円あるかどうか。
 結果、予想意欲が消え失せた……というわけです(^.^)。

 まー取りあえず、過去3年の一覧結果データを掲載しておきます。

【 天皇賞春、過去3年の実近一覧結果】

  2019 |2018 2017 2016 |2019
年=人|着|人|着|人|着|人|着|番馬名(F6番人気まで)
A=C| |A|2|B|3|C|3|09ユーキャンスマイル
B=B| |H| |A|1|A| |10フィエールマン
C=A| |E| |C|2|B|1|02エタリオウ
D=H| |C|3|E| |D| |

E=D| |10|4|D| | | |05メイショウテッコン
F=F| |B|1|G| | | |12クリンチャー
G=E| |G| | | |E| |07グローリーヴェイズ
H=G| | | |09| |H|5|

QA=09| |D| |H| |G| |
QB=11| |F|5|F|5| | |
QC=10| | | |10|4|F| |03リッジマン
QD=12| | | | | |10|4|

QE=13| |09| | | | | |
QF=×| | | | | | | |
QG=×| | | | | |09| |
QH=×| | | | | | | |
QI=×| | | | | |13|2|
QJ=×| |×| |×| | | |
13 17 17 18  ※注「人気」は前日馬連順位

 ご覧になってわかるとおり基本はトップABC。それが馬順ABC内であれば、軸率高いです。トップAに1着がないのはたまたまか、今年も続く傾向なのかどうか。ただ、Aは馬連・3複軸になるし、相手としてもカットとはいかないようです。
 16、17年に続いて今年もトップ3頭が馬順ABCですから、どんなに安くてもこの3頭の3複押さえざるを得ません。
 昨年も2段目の馬順Bが1着で、1段目トップと4位の決着ですが、馬順はABCでした。つまり、過去3年とも3強決着か1頭消えて2頭残るパターンだったことになります。

 そこで狙うは[3強+もう1頭]。16年は一覧下位の13番人気が激走しています。また、過去3年4着に入ったのは連続して馬順10番人気です。たぶんたまたま……と思いますが、注意したい気がします。ちなみに今年の馬順10番人気は6歳の蛯名03リッジマンです。

 まとめると、3強に絡むもう一頭が2段目のDEF3頭ならちょい穴決着。
 フタケタ10番人気あたりが絡むなら、そこそこの穴でしょうか。

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 【天皇賞春 実近一覧表】 京都 芝32 13頭 定量58キロ 全牡
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|齢|馬       名|予OZ{実近}人=[全芝]騎  手|格距TM3F
A=09|4|ユーキャンスマイ| 1.8{AA}C=[4312]岩田 康|△▲○○
B=10|4|フィエール マン| 5.5{BC}B=[3200]Cルメル|◎○ ▲
C=02|4|エタリ オウ  | 8.3{CB}A=[1702]Mデムロ|○△ △

D=08|7|パフォーマプロミ|15.5{EE}10=[7226]北村 友|▲  ◎
E=05|4|メイショウテッコ|18.4{GD}E=[5015]福永 祐|△
F=12|5|クリン チャー |18.8{F09}D=[3126]三浦 皇|▲○◎
G=07|4|グローリーヴェイ|22.1{D10}F=[3202]戸崎 圭|   △

H=06|6|カフジ プリンス|31.8{11F}G=[414.11]中 谷|
QA=01|5|チェスナットコー|33.7{12H}09=[451.08]坂井瑠|
QB=13|6|ロードヴァンドー|34.7{0911}H=[454.11]横山典|
QC=03|6|リッジ マン  |38.1{H13}12=[540.15]蛯 名|△
QD=04|6|ヴォー ジュ  |38.6{13G}11=[712.15]和 田|
QE=11|7|ケント オー  |41.9{1012}13=[525.28]幸 英|
             TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
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※年齢 4歳=5 5歳=2 6歳=4 7歳=2 頭
※牡牝 全牡=13頭(セ=0頭) 
※格
G1V=1頭
 A10フィエールマン[1000]
 参考GI2、3着=3頭
 A12クリン チャー[0114]
 B02エタリ オウ [0101]
 C09ユーキャンスマ[0010]

G2V=5頭(GIV除く)
 A08パフォーマプロ[2勝]アル杯(芝25)・日経新春杯(芝24)
 B12クリン チャー[1勝]京都記念(芝22)
 C03リッジ マン [1勝]ステイヤーズS(芝36)
 D05メイショウテッ[1勝]日経賞(芝25)
 E07グローリーヴェ[1勝]日経新春杯(芝24)
---------------
 [枠連順位]
 枠連型=276枠3巴 [AB型] 枠順AB=5.3
 馬連型=02-10-09番3巴[AB型] 馬連AB=4.8

 枠連=AB/C/DEF//G H 
 枠順=27/6/845//3 1
 馬順=AB C FDE 10 09
 代行= 13 H 1112G
 ―――――――――――――
 結果=
-----------------------------
 ○ 展開予想
※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
 逃げ     先行     差し     追込
 04 05 13 12-06 03 10 08-07 09 01 02-11
覧 5 ○ △ ◎ ▲
3F D B C A E


****************************
 ※ 直前予想

 3強が3頭とも消え失せることは「まさか」ないとは思いますが、この3頭どうも単勝軸にしたくありません。

 まずデムーロ02エタリオウ。全成績[1702]が示すように、未勝利勝ちのみの単純1勝馬(これが不満)。父ステイゴールドはゴールドなのに2着が多かったことで有名。久し振りに父の血をたっぷり受け継いだ子の登場です(^.^)。

 同馬は昨年[G2青葉賞2着→ダービー4着]後神戸新聞杯→菊花賞と連続2着。しかもこの間9戦1番人気が一度もなし。そして、今年3月G2日経賞で初の1番人気……なのに2着。基本人気薄激走タイプの裏切り馬。今回果たして1、2番人気に応えられるでしょうか。

 また、追い込み得意の鞍上デムーロは前3走乗って2着3回。特に今年のデムーロは絶不調。すでに4月末というのに、重賞23回乗ってGIVどころかG2Vの1回のみ。父キングカメハメハは文句なけれど、春天3200を勝った産駒はなし。
 皐月賞で「もうそろそろ勝つだろう」と◎にして裏切られたことだし、私の結論は良くて2、3着の△評価。

 次に岩田09ユーキャンスマイル。全成績[4312]だけれど、こちらも新馬勝ちではなく3走目の未勝利上がり(不満)。
 昨年前期はクラシックと無縁で(G3を2戦連続6着)8月新潟2Wクラスを勝って3勝馬となり菊花挑戦。単勝32倍の10番人気で3着激走。
 その後今年1月芝30のOP万葉集で2着→前走芝34のG3ダイヤモンドSを1着。つまり過去3走芝30以上で[1110]の成績。これは魅力的。

 過去10戦中団から差す競馬で上がりは10回中9回ベスト3内。父キングカメハメハは文句なけれど、産駒から春天優勝馬なし。
 どうも勝ちきれないところが不満だし、GI2着内なく、G2も1戦6着のみ。鞍上岩田騎手もデムーロ同様今年重賞20回騎乗で1着は1回。かくしてこれも良くて2、3着の△評価。

 最後にルメール10フィエールマン。これはもう最初っから「なぜあの経歴で菊花賞馬だったのか」と昨秋以降ずっと不満(^_^;)。
 菊花では単勝14倍の7番人気。[東京新馬1着→中山1W1着→福島G3ラジオニッケイ2着]と、たったこれただけの実績で(GI・G2未出走のまま)GI菊花賞に挑戦して1着戴冠。ある意味究極の裏切り馬。父ディープインパクトは文句なしと言いたいところだけれど、春天3200を勝った産駒は0。

 鞍上ルメールはもちろん文句なし(今年重賞18回騎乗で4勝)。ただ目下桜花→皐月連勝だから、これを勝つとGI3連勝。消え頃ではないかと思ってこれも良くて2、3着では……と思いつつ、これまで菊花Vの馬が春天も勝つのはご存じの通り。よって、2着か1着もあり得るという意味で▲評価。

 となると、3強に続く馬順DEFを検討してみると……

 まず三浦牡5歳12クリンチャー。同馬の魅力的なところは17年菊花2着(ただし10番人気)。翌年(つまり昨春)[G2京都記念1→G2阪神大賞典3→春天3着]と唯一春天着内であること。しかし、その後国外2戦→有馬記念と大敗。今年初戦の日経賞も7着。京都[2110]は優秀ながら父ディープスカイはイマイチ、イマニ。

 次に福永4歳05メイショウテッコン。これは4歳馬の4番手か。菊花賞は5番人気の14着。ただ、前走G2日経賞1着(3番人気)は買える。父マンハッタンカフェは2011春天で産駒ヒルノダムールが唯一勝っている。

 最後に戸崎圭4歳07グローリーヴェイズ。4歳5番手か。7戦[3202]ながら6着以下はなし。昨秋菊花5着(12番人気)、前走1月のG2日経新春杯1着以来の実戦がちとビミョー。父ディープインパクトは春天1着馬1頭もなし。

 これまた単勝軸にしたい馬不在(-.-)。かといって馬順7番人気以下を検討する気も湧かないので、ここまでで馬券を組みたいと思います。

 まずは一周回って123番人気。一覧トップ3頭の馬順ABCを信じて3複3枚。3単は菊花賞馬に経緯を表して10フィエールマンから[10→02→09]の1枚と3強の3単は[CBAを買う]という原則から[09→02→10]の1枚。

 そして、あり得ない「まさか」だけれど、もしもABC3頭が4着以下の時はDEF3頭が来るかもと思って3複[12=05=07]を1枚。いつだったか忘れましたが、以前「何だよABC消えてDEFの3複かよ」というのがありました。
 そして、3単は父馬マンハッタンカフェが唯一春天馬を出していたことに賭けて、また武豊不在の時は福永教信者(^.^)でもあるし、05メイショウテッコンを頭として2頭に流す[05→12=07]の2枚。メイショウテッコンからABC3頭に流す馬連・3複も。
 最後さらにまさかの人気薄3着激走馬として一覧傾向から03リッジマンにも△を付けて少々流します。最終的な印は以下。

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 本紙予想
 印番馬       名 齢 馬順
 ◎10フィエールマン   4 A
 ○02エタリオウ     4 B
 ▲09ユーキャンスマイル 4 C
 ●05メイショウテッコン 4 D
 ★12クリンチャー    5 F
 ★07グローリーヴェイズ 4 E
 △03リッジマン     6 10

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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2019.04.25

『 一読法を学べ――学校では国語の力がつかない 』 第6号

  五 一読法の読み方

 人の話をどういう風に聞くか。一度しか聞かないのだから、学校はそれに見合った聞き方を、児童・生徒に教える必要がある。
 それを読み方にあてはめるなら、学校を離れたり、上の学校に進学したら、多くの文章を一度しか読まないのだから、一度読み専用の読書術を教えるべきだ。
 さらに、部分をいいかげんにして「さあっと全体を読み、結論や作者の主張を知ろう」といった読み方ではなく、音楽を聞くように、最初から部分をじっくりゆっくり読む――それを可能にする読書術が「一読総合法」です。

 私は大学時代に初めて一読法を知りました。講義や演習で知ったのではなく、たまたま解説本を見つけました。
 これはいいと思ったので、国語教員となった後も研究を続け、(最初は三読法でしたが)ある時期から一読法の授業を始めました。文章を三度読むのではなく、「最初から集中して読むこと、部分をしっかり理解し味わい、最後まで読み通したら、自分なりの感想・意見を持つ」という授業です。

 ここで一読法の授業がどのように行われるか、解説します。もちろん一人で読むときの読書法です。

 【 一読法による読みの流れ 】
 (1)題名読みと作者読み
 (2)つぶやきと立ち止まり読み
 (3)予想・修正・確認
 (4)共感・賛同・反発
   読み終えたら……
 (5)記号をたどって作品を振り返る
 (6)短い感想を書く
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 (1)題名読みと作者読み

 ほとんどの文章には「題名(表題)」があります。題名とは文章全体を短くまとめた言葉です。もしも「内容を要約しろ」と言われたら、取りあえず題名を入れて答える。それだけで三〇点はもらえます。それほど題名とは重要な言葉です。
 そこで、一読法は「題名読み」から始まります。題名を見ただけで「何が書かれているか、内容を予想」するのです。疑問点も当然メモします。

 たとえば、『空海マオの青春』なら……
 空海のことが書かれているんだろうな。マオって何だ? 空海か? 青春とあるんだから、この小説はたぶん空海の青春時代が書かれているんだろう。どういう青春なんだろうか――これくらいが予想できます。それを余白に書いておく。
 空海のことを全く知らなかったら「空海って誰だ?」と書くし、事典やネットで空海を調べることもあります。

 次に作者読みとは作者の名を聞いたことがあれば、内容予想につながります。たとえば、「夏目漱石・芥川龍之介」とあれば、「小説だろうな」と予想できます。もちろん読み始めて「あれっ漱石だけど、論説文だな」とわかった時点で修正します。
 児童・生徒のレベルでは「初めての作者」であることが多いので、深入りしません。つまり、作者について事前に事典やネットで調べることはしません(読み終えて作者に興味が湧いたり、他の作品を読んでみたいと思ったときに調べれば良いことです)。

 題名読みで起こった疑問は、本文を読み始めてすぐ解決されることがあるし、しばらく解決しない場合もあります。
 すぐに解決しなくても構いません。題名読みの主たる目的は「本文を集中して読むこと・疑問を持って読むこと・答えを探して読むこと」――その意識付けというか、心構えを持つための作業だからです。

 最後まで読み終えたとき、疑問が解決されたら「そうだったのか」とつぶやけばいいし、「確かに空海の青春が描かれていた」と納得できる(かどうか)につながります。
 納得できなかったら「これが空海の青春なのか、疑問に思った」とつぶやいて余白に記す。これが読後感(の卵)となります

 (2)つぶやきと立ち止まり読み

 題名読みを終えたら、鉛筆を持って本文を読み始めます。ここで大切な点は人の話を聞く際、途中で「ちょっと待って」と言うように、《異和感を覚えたところで立ち止まる》ことです。

・難語句

 最初の異和感は難語句で起こります。知らない漢字、意味不明の言葉が出てきたら、「読みは? 意味は?」とつぶやくでしょう。直ちに立ち止まって難語句に傍線を引く。すぐに辞書を引いて(またはネット検索して)読みや意味を確認する。この部分にふさわしい意味を余白に書き込んでおく。

 論説文などは輸入英語が登場することがあります。意味不明なら、やはり辞書を引いて簡単な意味を書き込む。
 また、辞書を見れば、難しい漢字も簡単な漢字に置き換わることがわかります。そのときはその漢字を上部に抜き書きします(これらの作業は語彙量を増加させる訓練になる)。

・意味不明の箇所

 次なる異和感は一文や数行に渡って「これはどういう意味だろう」とか「ちょっとわかりづらい」と感じるところで発生します。
 特に論説文などは長くて複雑な構造の一文が登場することがよくあります。そのときは「ここは難しいなあ」とつぶやいて本文に傍線を引き、上部余白に[?]を付けます。そして、立ち止まって二度、三度読み直し、どういう意味だろうと考えます。

 意味が取りづらくとも、数行前、一頁前にヒントがあることが多いので、そのへんをもう一度読み直してみます(このように《部分》における二度読みはよくやる作業です)。
 読み返して、意味がわかったり、疑問の答えがあったら、そこに傍線を引き、「わかった」という意味で、上部に[○]を付けます。
 わからなかったら、そのままにしてあまり深入りしません。と言うのは後になって意味がわかったり、答えが見つかることもあるからです。
 読み進めて先程の疑問の答え(と思ったところ)にたどり着いたら、やはり上部に[○]を付け、本文に傍線を引き、「わかった!」という意味で○の隣に「!」を付けたりします。

・小説の立ち止まり

 小説などは淡々と情景や会話が描かれることが多いので、どこで立ち止まるか微妙です(ここで読書力の差が出ます)。
 まず初めて登場した人物は□で囲み、上部余白にその人物の名を書いておきます。主人公と思われる場合には名前の上に◎を付ける。一人称で語られる「私」や「ぼく」の場合も当然抜き出しておきます。脇役と思われる人物も名前などを余白に書き出します。
 たとえば、夏目漱石の『坊ちゃん』なら、◎「おれ」(坊ちゃんではありません)、「親」、「清(お手伝い)」。四国の赴任先では「山嵐」・「赤シャツ」・「野だいこ」・「うらなり」・「マドンナ」など、登場のたびに□で囲って余白に抜き出します。人物紹介の部分に傍線を引くことだってありでしょう。

 『坊ちゃん』の場合はかなり独特な人物群だから、後に登場しても思い出せます。しかし、ごく普通の名前だったり、あるいは外国文学の場合、なじみのないカタカナ人物名だから、「これ誰だっけ?」とか「この人初登場かな、前に出てたかな?」とつぶやくことがよくあります。
 このときこの疑問を置き去りにするのが三読法最大の欠陥です。
 そうつぶやいたのに、何もせず読み進める人は早くも理解度三〇への道が始まっています。

 一読法はそれまでのページに戻ります。いや、戻らねばなりません。
 戻らなかったら、一読法であろうと理解度三〇まっしぐらです。
 その際人物名を□で囲ったり、上部に抜き出しているかどうか。たったこれだけの一手間で、再登場なら直ちにその人物名に気付きます。そして「ああ、この人か」とつぶやけるし、人物紹介の箇所に傍線が引かれていれば、それを読み直せます(読み直すべきです)。「そうか。主人公の上司か、叔母か、叔父か。主人公はあまりこの人が好きじゃないんだな」などと確認できるのです。
 もちろん確認後は立ち止まった場面に戻って読み続けます。このたった数分の読み直し作業によって作品の理解度六〇の道に乗れるのです。

 人物名をなぜ□で囲むか、なぜ上部余白に抜き出すか。これで理由がわかったと思います。何もしていなければ、その人は一体どこに出てきたのか、初登場なのか。探すのは大変だし、探す気さえ起きないでしょう。しかし、余白に抜き出していれば、そこだけぱらぱらとめくればいいのです。すぐに判明するし、作品の理解度が深まること間違いありません。

 小説の場合、主人公や他の登場人物が突然妙な行動を取るとか、激しい感情表現が描かれたところでしばしば異和感を覚えます。そして、「どうしてこんなことをするんだろう。なぜこんな風に感じたのだろう」とつぶやきがちです。これこそ重要な立ち止まり地点です。

 疑問を抱いた行動や心理表現の部分に傍線を引き、本文上部に[?]を書きます。
 この場合は[?]だけでなく、[?感情]・[?言葉]・[?行動]などと書いておくと、後で振り返ったとき、[?]の中身を思い出せます。そして、「自分だったらどうだろう。こんなことをするだろうか。こんな風に考えたり、感じるだろうか」と(本文から目を離して)暫時考える。

 このように論説文の「この部分はどういう意味だろう?」とか、詩や小説において「どうしてこのような……」とつぶやくことは一読法にとって最も大切な作業です。その都度その都度つぶやきながら、しばし考えながら、本文を読み進めます。
 なお、自宅で一人読むときは「声に出してつぶやけ」と言いますが、さすがに授業では「心の中でつぶやくように」と指導しました。

 先程「文章は音楽を聞くようにゆっくりじっくり読みましょう」と書きました。ここで文学作品としての詩や小説を楽しむことと、音楽を聞いて楽しむことの違いを述べておきたいと思います。
 両者の最大の違い――それは音楽は途中で立ち止まれないけれど、詩や小説なら《自分の好きなときに、好きなように立ち止まれる》ことです。

 クラシックの交響曲であろうが、好きな歌手の歌であろうが、細切れにして聞くことはあり得ません。ポップスのサビの部分など耳障りのいいところとか、好きな部分を口ずさむことがよくあります。しかし、音楽を聞く際そこだけリピートして聞く人はまずいないでしょう。
 それが詩や小説では可能です。詩を読んでいて「ああ、ここいいなあ」と思ったら、立ち止まって何度も口ずさめばいい。小説の主人公がある決意を語ったところで、大いに賛同・共感できたら、そこに傍線を引いてそこだけ何度読み返してもいい。それは誰からも強制されない、自分が勝手に感じて勝手に立ち止まっていい作業です。

 詩は「どうもよくわからない。面白くない」とつぶやく人はこの楽しみを知らない人だと思います。
 あるいは、国語授業において「作者はこの詩を通じて何を訴えているか考えてみよう」などという質問が詩の楽しみを阻害しているとしたら、「一体誰のため、何のために授業で詩をやるのか」と言いたくなります。

 もちろん漢詩など難しい部分の意味は確認する必要がある。しかし、後は音楽を聞くようにひたすら《楽しむ》ものです。音楽を楽しめるなら、詩も楽しめます。そして、音楽は立ち止まれないけれど、詩は好きなところで立ち止まって「ああ、いいなあ」と感じ、繰り返し繰り返しリピートできる。やがてその部分を自然に暗唱してときにふっと口ずさむ――詩とはそのような芸術です。

 もう一つ。詩とは音楽・美術に比べれば最も安い芸術作品です。
 音楽や美術を生で楽しむにはコンサート会場や美術館に行かねばならない。交通費や入館料・チケット代がかかる。しかし、詩は詩集一冊代だけ。昔の作品ならネットで無料。いつでもどこで読んでも構わない。自宅で読むも良し。外に出て春や秋の景色を眺めながら読むも良し。
 たとえば、藤村の「小諸なる古城のほとり、雲白く遊子悲しむ。緑なすはこべは萌えず、若草も藉くによしなし……」や、杜甫の「国破れて山河在り。城春にして草木深し……」などなど。「うまい表現だなあ」とつぶやき口ずさめば、しばし心は解放され、芸術を味わうことができる。

 中学や高校の授業で詩を暗唱させられた経験があるのではないでしょうか。学生時代の課題に終わらせないで、自分だけの「お気に入り」を見つけてほしいものです。
 一人暮らしだったり、高齢になり人と喋ることが少なくなると、喉がどんどん衰え、かすれ声となります。気に入った詩を朝晩朗唱することは喉の健康に最適です。詩とは最も安価に楽しめる芸術であり、健康サプリメントなのです。

 (3)予想・修正・確認

 題名読みで内容を予想したように、本文もあるところまで読んだら、さらに「この先どうなるのだろう」と予想します。
 ちょっと長めの小説だと、節や章に分かれていることが多いので、一節を読み終えたら、立ち止まって「この先どうなるのか」と予想することは、より深い読みをもたらす作業です(予想を書き込むともっといい)。
 もちろん予想がずれていたら、直ちに修正します。意外な展開となったら、上部余白に「意外!」と書くも良し。

 さらに半分から三分の二くらい読んだら、一気に結末を予想することもあります。
 小説の場合は読み終えてどんでん返しがあるか、予想的中となるか。あるいは、「うーん、こういう結末か~」と物足りなく感じることもあるでしょう。
 肯定的評価のときは結末部に[◎]を付け、「感動した、面白かった!」とか「意外な結末だった!」と書いたり、逆に否定的評価――物足りないと感じたときは[?]を二つ付け、「結末はがっかり」などと書き込む。

 この《予想と修正・確認》は小説を読む楽しさでもあります。
 これら題名読みからの予想、途中の疑問、さらに結末予想と確認など、全て読了後の感想の材料となり、同時に作品を深く味わったことにつながります。

 途中で湧いた疑問の答えがわからないままだと、本文上部に[?]が残り続けるでしょう。それも別に構いません。
 最後まで読み終えたとき、最初からぱらぱら頁をめくって[?]の付いた箇所を読み直してみる。すると、「疑問は解決した!」と言えることが多いからです。余白に答えを書き込むのが良いけれど、[?]の隣に[!]をつけておけば、「解決した!」の意味を表せます。

 また、小説においては途中で疑問として取り上げた人物・事件・心理表現などが《伏線》であったと気づくことがあります。
 しかし、最後まで読んでも、途中で浮かんだ「なぜ?」の答えがわからないこともあります。そのときは読後の感想として「あの部分はどうして何々だったのか、私には疑問が残った」と書けます。

 もしも知人友人が同じ小説を読んでいれば、その人に「あの小説を読んだら、こういう疑問がわいた。あなたはどう思う?」と聞くことができます。すると、相手の見解が出されたり、二人で話し合って答えにたどり着く……ことがあれば、結局不可解なまま終わることもあります。
 答えが出なくとも、知人友人との会話は盛り上がるだろうし、小説の理解も一層深まるはずです。

 ある作品を読んで、どうしても答えが見つからない疑問が残っても、無理して答えをこじつける必要はないでしょう。人生はなんでもかんでも答えが見つかるわけではありません。

 と言うのは、解決できなかった「なぜ?」は大げさに言うと、生涯考え続ける疑問なのかもしれません。後日突然「そうだったのか!」とひらめくこともあります。

 このようなときこそ、時を隔てた三読法が有効です。十代で読んだ小説を二十代、三十代、または子が生まれて親となった後、年老いた両親を亡くした五十代、六十代になってもう一度読み返してみる。
 すると、「そうだったのか!」と答えを見出せることがあります。

 日本や世界の児童文学はだいたい十代後半で読まなくなるでしょう。しかし、大人になって子どもが生まれ、我が子が十歳前後になったら、かつて読んだ児童文学を再読することはお勧めの読書法です。
 おそらく大人になって失ったもの、忘れてしまった子どものころの感情を思い出すのでは、と思います。時を超えた三読、四読なら、素晴らしい小説の読み方だと間違いなく言えます。

 (4)共感・賛同・反発

 小説の場合は登場人物の行動や心理に共感できることがあります。「同感だ」とか「痛快!」とつぶやいたところはやはり傍線を引き、上部に[◎]を付ける。「いい表現だなあ」と感じたところにも傍線を引き、[◎]を付ける。

 また、論説文などは作者の意見に賛同できるかどうかが、大きなテーマになります。
 各部を読んで自分には思いつかない観点が書かれていると、しばしば「なるほど」と感嘆の声が出ます。当然傍線を引いて上部に[◎]を付ける。作者の意見に賛同できるところも傍線と[◎]。大いに賛成なら、◎の隣に「同感!」と書くこともあります。

 逆に「自分はこういう風に思わない、作者の意見に反対だ」とつぶやいたときは[×]を付け、やはり本文に傍線を引く。強調の意味で「違う!」と書いたり、[×]を二つ付けることもあります。

 気を付けたいのは、途中で「この意見には賛同できないなあ」と[×]を付けたとき、読み進めてみると「先程……のように書いたが、私の意見は何々」と前の意見や見解を否定する所に出くわすことがあります。
 これは傍線を引いて前の[×]を付けたところに戻って[?]を付けたり、×に二重傍線を付けておきます(消去のつもり)。修正すべきところは必ず修正しておかないと、誤解の原因になります。

 たとえば、人と話をしているとき、相手の見解に同意できず、すぐに反論することがあります。
 すると、相手は「まあ待て。世間ではこのように言っているが、私の意見は別で……」と違う見解が述べられ、誤解だったかとわかるようなことです。

 小説では、登場人物の言動・心情だけでなく、ごくまれに「作者はどうしてこのように表現したのだろう」と異和感を覚えることがあります。もちろん[×]を付けたり[?]を付けますが、他の[?]とちょっと性質が違います。そこで[作者 なぜ?]と書いておくと、違いがはっきりします。
 たとえば、芥川龍之介の『鼻』は高校国語教科書によく載っているし、読んだことがある人が多いと思います。『鼻』の時代背景は平安時代くらいで、言わば昔の出来事であり、禅智内供という長~い鼻を持ったお坊さんのお話です。
 普通この手の小説は私小説ではないのだから、作者が登場することはありません。ところが、『鼻』では真ん中あたりに作者が登場して周囲の人間が内供の鼻に同情したり、冷淡になることを「傍観者の利己主義である」と解説します。
 ここは「作者はなぜ小説に登場したのか」とか、「なぜ解説したのだろう」など、「作者なぜ?」と書き込める部分です。

 作者に関する「なぜ?」は小説の《より深い読み》につながります。最後まで読んで「そうだったのか」と納得できることがあるけれど、むしろ解決されないことが多い。なぜそのように描いたか――そのわけは説明されないことが多いからです。『鼻』における作者の登場と心理解説もほとんど大学国文科の研究課題なので、授業で深入りはできないけれど、提起されていい疑問です。

 いずれにせよ「感想を書く」ことになったら、疑問や異和感・反発、それに対して自分なりの答え(解釈)を詳しく書くことになります。おそらく素晴らしい感想文ができあがるでしょう。

 余談ながら、途中でわき起こる疑問・感想、この先どうなるかという予想を「つぶやきながら」読む読書法――これは小説に限らず、映画やテレビドラマを視聴する際、とても有効な一読的鑑賞法です。

 私は映画を見るとき、常に題名読みから始めます。最近見た映画で全く不可解な題名は『君の名は。』(二〇一六年公開)でした。
 題名を見て「君って誰だ? どうして名を聞くんだ? どうして最後が[?]じゃなく[。]なんだ?」などわからないことばかりでした。
 しかし、見終えて全て解決しました。これは疑問形ではなく、確かに[。]が必要でした。もっとも、[……。]の方が良いのではと思いました。
 また、前半は「高校生の男女の心が入れ替わる」という、よくあるお話で正直退屈でした(ただ、隕石落下で涙を流すヒロインの姿は大きな謎であり、伏線であることは注意していたし、その答えは後でわかるだろうと予想していました)。
 ところが、あるところから俄然話が面白くなり、単に男女の心が入れ替わるだけでなく、タイムラグとも言える秘密が隠され、そこに隕石落下が絡んでいることがわかって「そう来たか!」とつぶやきました。これは「面白い!」の意味です。
 そのころから結末を(絶望的状況なのに救いはあるのだろうかと)予想しつつ、感動的なラストに至りました。結末は半分ほどの予想的中でした。

 (5)記号をたどって作品を振り返る

 実は鉛筆を持って読むこと、いろいろつぶやいたり、[?]を書き込みながら読むということは、疑問を持って読んでいること、集中して読んでいることを示しています。つまり、一度目からぼんやり読んでいない証になるのです。
 とにかく、疑問・反発・賛同など気づいたこと、感じたことをどんどんつぶやき、教科書や書物の余白に書き込む。
 記号を多用するのは簡単だからです。他に[△]や[□]など独自の記号を生み出すこともありでしょう。
 そして、[?][!][×][○][◎]の記号を本文上部に付けておくと、全体を読み終えてから、先生が次のような質問をしても、生徒は直ちに答えることができます。
 ・この作品でいいなと思ったところは?
 ・疑問に思ったところは?
 ・(論説文の場合)作者の意見に反対の者は? それはどこ? どうしてそう思ったの?

 生徒は頁をぱらぱらめくって記号を付けたところを振り返りながら、ほとんどの質問に答えられるし、自分の解釈・意見を言うこともできます。
 先生がそれらを板書すれば、生徒から「そこは疑問に思わなかった」の感想が出たり、「その答えはここにあるんじゃない?」などの反応も返って授業は大いに盛り上がります。
 読み終えたら、記号や傍線をたどって作品を振り返る――これこそ一読法の仕上げとも言える大切な作業です。実はこのとき「二度目の読み」を超速で行っているのです。

 三読法の場合は一度目をさあっと読むから、ぼんやりした全体像はつかめても、部分の疑問・感想はほとんど出てきません。もう一度詳しく読むことで、ようやくそれが出てきます。
 しかし、同じ文章をもう一度読むなんてめんどうです。精読は同じ時間が掛かると言うより、調べたり考えたりするのだから、初読の倍以上の時間がかかります。だから、めんどくさくて誰も「もう一度読もう」などと思わないのです。

 対して一読法の場合は最初から立ち止まって記号や疑問・感想を本文余白に書き込んでいます。だから、振り返るときはその記号や書き込みの言葉、もしくは傍線を引いたところだけ読み返せばいいのです。
 短ければ数分、長い作品でも十分二十分で記号や書き込みをたどることができます。それは作品全体をもう一度読み直すのとほとんど同じ効果が期待できます。

 長編小説などは数時間とか一日で読み通すことがなかなか難しい。そのため翌日、もしくは一週間後続きを読まねばならない。すると、前に何が書かれていたか忘れ、やがて読まなくなる――といったことが起こります。しかし、一読法によって書き込みや傍線があれば、それをたどることによって読んだ部分の内容が思い出せるはずです。

 ただ、情景や会話が淡々と描かれたところでは、立ち止まりが少なく、書き込みもあまりないといった状態になりがちです。このようなときは一節・一章を読み終えた段階で「そこまでの感想やまとめを書いておく」ことがお勧めです。たとえば、「主人公が父と口げんかした」とか、「父の方が問題だと思った」などと。

 週刊誌の連載小説では最初に「前号までのあらすじ」が書かれていることがあります。それを自分もやろうということです。後日続きを読むとき、それまでの書き込みをさあっと見直してから、新しい部分を読み始めると、うまくつながります。ときには「なかなか面白い」とか「退屈だ」と書き込むことだってありでしょう。「この頑固な父親はひどいと思った」とかも。

 以前「小説のテーマとか、作者は何を言いたいか短くまとめること」は意味がないと書きました。それは結末まで読み終えたときの話です。ここは小説の途中であり、自分がそこまで読んだ内容を思い出すための《まとめ》です。
 よって、長く書く必要はないし、そのまとめが正しいかどうかも問われない。「主人公が道を歩いていろいろ考えた」とか「誰それが友人と恋について語り合った」など、その節に見出しを付けるつもりで書いておく。後日読み直すとき、内容がよみがえるはずです。

 この二例のまとめは国語授業で採点すると低い点数です。先生は「主人公がいろいろ考えた、その内容を書きなさい」とか、「恋について語り合った中身を書きなさい」と言うはずです。しかし、自分一人で読むのだから、そんなのどうでもいい。後日読んだとき思い出せればいいのです。

 ただ、一週間後「さあ続きを読もう」と前節の「小見出し的まとめ」を読んだとき、「あれっ、主人公は何を考えていたんだ?」とか、「二人は恋についてどんなことを語り合ったんだ?」とつぶやくようなら……当然前節をぱらぱらめくって見返すことになります。ところが、余白に何の抜き出しもなく、文中に一つも傍線がない。つまり、中身を全く思い出せないなら……その節を最初からもう一度読み直す必要があります。
 めんどうでしょうが、これが部分の二度読みであり、長編を読む際特に大切な作業です。これをおろそかにすると、また理解度三〇まっしぐらです。
 読み直すと、今度は「主人公が道を歩きながら考えた」内容の所に傍線を引くことができます。二人が「恋について語り合った」肝心なところにも傍線を引けるでしょう。この作業によって再び理解度六〇の軌道に戻れます。

 お気づきかも知れませんが、一読法と言いながら、途中では二度も三度も読んでいます。また、読み終えたら、このように頁をぱらぱらめくって全体を振り返ります。[?]と[◎]のところだけ読み返しても、「ああ、こういう作品だったか」と頭の中に全体像が浮かんできます。

 この振り返り作業によって作品を一層深く理解し、味わうことになります。つまり、記号や書き込みを見直すだけで、三読法における二度目、三度目の読みに限りなく近付いていると言えるのです。
 ここまでやれば、一度読むだけで作品の理解度、鑑賞度は八〇に達していると言い切れます。

 これが一読総合法の具体的な読み方であり、理解度六〇から八〇に達する読み方です。生徒は一度読んだだけで、作品の感想を書くことができます。本文に付けられた記号や傍線など、材料がたくさんあるからです。
 たとえば、「途中まではなかなか面白いと思ったけれど、結末はちょっとがっかりした」とか、「途中は退屈だったけど、その後ものすごく面白くなった」とか、「途中まではひどい父親だと思ったけど、最後まで読んだら、子どものことを考えている人だとわかった」などと。
 もちろんその具体例を書くことだってできます。途中の疑問を書くことも、それについて「自分はこう思った、こう感じた」と書ける。感想を言う(書く)のに困ることはありません。

 (6)短い感想を書く

 このようにして最後まで読み終えたら、百字から二百字程度の短い感想文を書きます。
 文庫本や単行本なら、最後の頁は大概余白が多い。そこに数行の感想を書きこみます。
 これまで書いてきたように、一読法の読みなら材料は立ち止まったところの上部にあります。[?]や[!][×][○][◎]などを見つつ、本文の傍線を引いた箇所を読み直したりすると、一読後なのに書きたい気持ちが湧いてくるでしょう。私は感想を書くことが三読法の三度目である「味読」にあたると考えています。

 読者がもしもこの一読法によって、ブログやツイッターに作品の感想を書くなら、それは理解度六〇から八〇に基づく感想だと信じることができます。

 最後にもう一つ、小説の「感想」について。
 小説の主人公が青年か少年少女であったとき、感想は《主人公について書かれるべきだ》と考えている人が多いと思います。しかし、一読法では脇役について感想を書いても何の問題もありません。
 たとえば、「どうして主人公の父親はあんなに頑固なのだろうか。私の父とよく似ている。ただ、最後の方であの父も息子のことを心配したり、考えていることがよくわかった」などと主人公そっちのけで感想を書く、大いに結構。

 夏目漱石『坊ちゃん』なら、脇役への感想とは「赤シャツ・野だいこ」論であり、「うらなり・マドンナ」論に発展します。「マドンナはなぜうらなり君ではなく赤シャツを選んだのか」など面白いテーマであり、次作『三四郎』につながると教えることができます。

 芥川龍之介の『鼻』に作者が登場した件も、この観点があるとより深い感想文が書けます。『鼻』の主人公は長い鼻を持つ禅智内供です。ところが、突然登場した作者は「傍観者の利己主義」と言います。これは禅智内供ではなく、脇役である周囲の人たちの心理を説明した言葉です。作者は禅智内供について解説していません。

 では、禅智内供について「作者はどう考えているのか」――そんなことは問う必要のない愚問です。「読んだあなたは内供についてどう思ったか」と問うべきであり、読者が「私はこう思った」と感想を述べる(書く)ものです。

 禅智内供は周囲の人間の目を気にし、長い鼻を苦労して短くしたのに、へんな空気を感じて鼻が元に戻ったら「これでもう誰も私を笑うまい」とほっとする……このような禅智内供についてどう自分と突き合わせ、どう感じ考えるか。それを思うがままに書けばいい。以前触れたように、この感想に「正解」はありません。

 どうでしょう。「作者なぜ?」の疑問は作品と作者についていろいろ語ることがあると気付かれるはずです。感想文として「私は主人公ではなく、脇役だが彼の父親について語りたい」と書いてなんの問題もない。むしろ作品への深い理解と鑑賞になり、鋭い指摘が生まれる可能性が高いのです。

 よって、こうした感想文に対して国語の先生がもしも「脇役ではなく主人公について書きなさい」と言ったり、感想文の評価を下げるようなら、度し難い俗物先生と言わざるを得ません。感想は何を感じてもいい、何を書いても良いのです。

==============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:参考までに年齢別一読法実践について少々アドバイスを。

 本稿読者がもしも小中高大学など学校で学ぶ年齢の人なら、明日からでも全教科に渡ってこの一読法を実践してください。おそらく一度読んだだけの理解度がものすごく深まることに驚かれるでしょう。
 すでに社会に出て日々働いている方は一読法を実践するのはとても難しいと思います。「こんな読み方学んでいないし、やったことないし、めんどくさい」と感じることでしょう。
 そのような人たちに贈るアドバイスは「とにかく文章を読んであれっと思ったら、立ち止まって数分考えること。ここは難しいと思ったら、その前1ページ分くらい返って読み直すこと」――この二点です。これは人と話すときにも使いたい《立ち止まり》です。これをやるだけでも様々な文章についてより深い理解が得られるし、詐欺や儲け話にひっかかることもなくなるはずです。

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2019.04.16

別稿 『 一読法を学べ――学校では国語の力がつかない 』 第5号

  四 結論が大切か途中が大切か

 もう一つ、じっくりゆっくり読めない理由に、とにかく早く結末に到達して「全体として何が書かれているか知りたい」という意識があります。
 我々は文章を読んだとき、結末を早く知りたがる傾向がある。この悪癖もまた三読法から派生すると私は考えています。

 三読授業では二度目の読みである精読を終えると、「結論は何か、作者は何を言いたいか、作品のテーマは何か」と問うことが多い。覚えがあると思います。
 私は小説のテーマとか「作者は何を言いたいか短くまとめること」はほとんど無意味というか、特にやる必要のないことだと考えています。論説文とか意見文なら、それを尋ねる意味があります……少々ですが。

 たとえば、「いじめについて」とか「戦争について」書かれた論説文・意見文なら、「作者は何を言いたいか」に対する答えがあります。しかも、だいたい本文の最後に書かれています。
 前者は「いじめとは良くないことであり、命を大切にして仲良く暮らすべきだと作者は訴えている」とか、後者なら「今も世界で戦争がなくならない。まず話し合い、相手を受け入れる必要があると作者は主張している」などと結論を言うことができます。もっと短くまとめると、「いじめは良くない・戦争は良くない」が作者の主張であり、結論と言えるでしょう。

 しかし、この結論を知ることに一体どんな意味があるのか。誰もが「その通りです」と賛成する、わかりきったことを言っているだけではありませんか。
 もしもこれが正反対の主張――「いじめられたくらいで死ぬようでは強い人間になれない。大いにいじめるべきだ。いじめられたら報復しろ」とか、「敵が攻めてくる前に先制攻撃をするべきだ」といじめ賛美・戦争賛成論が主張されているなら、それをまとめる意味があります。しかし、九九パーセントの人が賛成するような結論なら、わざわざまとめる必要はないでしょう。

 また、読書とは作者対読者の関係です。つまり、話し手対聞き手の関係であり、私たちはしばしば一対一で話し合います。
 それが単なる雑談でなく、相手は何か主張しようとしている。だが、あっち行きこっち行きして何を言いたいのかよくわからない。
 ならば、一言こう聞けば済むことです。「あなたは何を言いたいのですか」と。
 だから、私は文章においても、「作者は何を言いたいか、特に考える必要はない」と言っているのです。

 繰り返しになりますが、論説文の結論や主張は最初か最後にあります。そこを読んでもわからないような文章なら(そして作者が健在なら)、作者にメールして「あなたが書いた文章は何を言いたいのですか」と聞けば良いのです。
 作者は答えてくれるだろうし、そもそも論説文で結論とか主張がわかりづらい文章なんぞ、へたくそな作品と言わざるを得ません。小論文を書くとき、「序論・本論・結論の三部構成で書きなさい」と指導されるように、結論を知りたければ、最後を見ればわかります。

 それなら論説文の授業で、なぜ先生はいつも「作者は何を言いたいか、考えよう」などと質問するのでしょうか。
 私は「入試問題の論説文を意識している」からではないかと考えています。
 教科書の論説文はだいたい数頁でしっかり完結しているから、結論・主張は最後か最初にある。だから、すぐにわかる。
 ところが、入試問題の論説文は(まれに教科書の論説文も)完結しているはずの文章を途中で切り取って掲載することが多い。そのため結論が書かれていない。
 または、論説文的エッセーなる作品もあって結論がぼやかされている。入試問題作成者はこのタイプがお好きなようで、「本文における結論とか作者の主張」が問われます。
 それを意識するから、学校はなんでもかんでも「結論は? 作者の言いたいことは?」と聞かざるを得ないのでしょう。

 しかし、ここにも重大な勘違いがあります。
 それはある文章を読んだり、人の話を聞くとき、《大切なことは結論なのか、途中なのか》という問題です。
 作者は何を言いたいか、その主張を知ることに重きを置くべきか。あるいは、その主張が生み出された背景とか事情・理由を知る方が大切なのか。どちらでしょう。ちょっと立ち止まって考えてみてください。

 ここでも先程例として取り上げた、大人が問題児に説教する場合を考えてみます。
 大人が説教しようとすると、彼らはよく「うるさいなあ。わかっているよ」といやがって話を聞こうとしないことがあります。
 なぜでしょう。

 私はそのわけを「結論がわかりきっているからだ」と思っています。
 大人が子どもに説教するときの結論はほぼ次の通りです。
「お前は勉強もしないで遊んでばかりいる。頭髪服装も乱れてだらしない。遅刻は毎日だし、校則も守らない。だから、反省して生活態度を改めなさい」と言いたいのです。
 話し手の結論(主張)が見え見えです。だから、子どもは「聞きたくもない」となるのです。

 あるいは、「戦争は良くない。平和が大切だ」という結論に対して一体誰が反論できるでしょう。
 みな「その通り」と答えるしかありません。つまり、結論も主張も明々白々なのです。
 ところが、同じような結論であっても、「戦争は確かに良くない。だが、隣の国が攻めてきたら、戦わざるを得ない」という結論の場合はどうでしょう。これも「その通り」と言いやすい結論です。
 両者の違いはどこにあるのか。それは結論を読む(聞く)だけではわかりません。途中を知る必要があります。

 同じ結論、微妙に違う結論であっても、その言葉を誰が言っているか、どのようなことが書かれているか。結論の前段階――小論文で言うなら《本論》を読むことで、ようやく違いがわかります。
 私たちは結論ではなく、途中を読んだり、聞くことによって、自分の感想や意見を生み出すのです。

 たとえば、戦場で活動する医師や看護士、牧師さんの言葉か。地雷で足を失った兵士の言葉か。出征した我が子を亡くした親の言葉か。爆撃で親が殺された孤児の言葉か。
 あるいは、いまだ戦場に行ったことのない兵士の言葉か。国民によって選ばれた議員や国のリーダーの言葉か。独裁者の言葉か。武器商人や武器製造企業の社長さんの言葉か。そこで働く従業員の言葉か……。 結論はみな同じであっても、途中は全く異なる言葉や文章となるでしょう。

 大切なのは結論ではありません。途中です。話の途中で語っている言葉に耳を傾け、しっかり聞くことが大切なのです。

 極端に言うと、百人の人がいれば、百人の途中がある。自らの体験や見聞に基づいた意見が語られる。文章を読んだり、人の話を聞くとき、結末や結論、主張はどうでもいい。《途中=部分》を聞き取ってこそ意味があります。
 そして、部分をしっかり読もう、部分を熱心に聞こう、それも「一度目で」という読み方・聞き方が《一読総合法》なのです。

 三読法のように一度目はさあっと読む訓練ばかりでは、そしてもう一度読んで、「結論だ、主張だ。それを把握しよう」という授業ばかりでは、人の話を聞く際、「途中は上の空でぼんやり聞いてもいい。最後の結論だけしっかり聞こう」という子どもしか育ちません。
 やがて結論や主張がわかりきった話は聞こうともしない。そのような子どもになり、大人になるでしょう。

 今までのことは主として論説的文章について語りました。もっとくだらない質問は、文学的文章である詩や小説にまで「結論や作者の主張」を求めることです。

 詩とか小説は必ずしも作者の主張が書かれている訳ではありません。作者が健在なら、「あなたが書いた詩や小説は何を訴えたかったのですか」と聞いたら、多くは戸惑って口ごもると思います。
 もちろん答えられる場合もあります。我が『空海マオの青春』について聞かれたら、「私は空海の青春時代を描きたかったし、それを描いたつもりです」と答えるでしょう。

 あるいは、「あなたの言いたかったことを五十字以内にまとめてください」と言われたら、普通の作家は怒ると思います。「言いたいことを五十字でまとめることができたら、小説なんぞ書かない。詩にしない!」と言って。
 再度拙作についてもしもそう要望されたら、「私は空海の挫折や絶望、恋、悩みを重ねた後、中国に渡って夢を叶えた空海の青春時代を書こうと思いました」とまとめます。これで四十九文字。
 さて、このまとめに一体何の意味があるのでしょう。題名を読めば想像できる言葉、「青春時代」から連想される普通の言葉が並んでいるだけではありませんか。
 もしも読者がこの短いまとめを聞いて作品を読み終えた気持ちになったとしたら、作者にとってこれほど悲しいことはありません。多くの作者が「作品を短く解説してください」と要求されたら、「どうか作品を読んで下さい」と言うでしょう。
 広島や長崎原爆の語り部、大津波や大災害も体験を語る人がいます。語り部は最低でも三十分、一時間は語るでしょう。それを五分か十分で「短く語ってください」と言われたら、「お断りします」と答えるはずです。

 もちろん弁論大会の主張などは十分で語れることがあるし、その練習をすることは意義があります。意見文なら原稿用紙五、六枚分は語れるでしょう。
 しかし、自己の切実な体験や思いを原稿用紙三十枚分書いた作品なら、それを「二百字にまとめなさい」と言われることは苦痛以外の何ものでもないでしょう。
 これを逆に言うと、「短くまとめてください」と要求することは、牛肉や豚肉を食べるのに「骨を下さい」と言うようなものです。骨を無理矢理食べて「いやあ、この肉はうまかった」とか「まずかった」とつぶやくのでしょうか。

 ところが、国語授業では平気で「この小説を通じて作者は何を言いたいか、テーマは何か、短くまとめてみよう」などと生徒に尋ねます。
 そうなると、何はともあれ最後まで読まなければならない。論説文の癖で結論や主張は最後にあると思っている。しかし、詩や小説は最後まで読んでも結論や主張が書かれている訳ではない。さあっと最後まで読んではみたが、感想らしい感想は生まれない。もちろん作者の主張やテーマもわからない。

 二度目の読みである精読を終えると、先生は「これが作品のテーマだ」と短くまとめる。多くの生徒は「なるほど」と納得するけれど、一部の生徒は「どこか違うんではないか」と感じる。だが、先生は《正解》を言っているはず。先生のまとめが正解なら、自分が感じたことは間違っていると思う。どうにも腑に落ちない……。
 かくして「どうも詩とか小説ってよくわからない、苦手だ」という感想が生まれる。そして、長編など最後まで到達できないと、途中で投げ出してしまう。

 ここで敢えて矛盾したことを書きます。
 長編に限らず小説を最後まで読み通せず、途中でやめたとしても、私は別に構わないと考えています。途中をじっくりゆっくり読んで、その都度その都度感じたり、考えたりすることがあるなら――との条件付きですが。

 とにかく大切なことは結論や作者の主張ではない。読者が部分部分で何を感じ、何を考えたか。ある小説を読み終えて感動したか、失望したか、何も感じなかったか。つまり、読者が感じ取った内容こそ意味があるのです。

 この点も音楽と似ています。ベートーベンの『交響曲第五番』について「作曲家の主張は何か、結論は?」と聞く人はいないでしょう。「何が描かれているか」と問う人もいない。
 しかし、「この曲を聴いて何を感じたか」なら、問うことができるし、言葉を絞り出して何とか答えることができます。
 たとえば、「運命の過酷さ」もいいし、「内に秘めた苦悩を解き放て、と心の扉を叩かれているような気がする」も良し。「暗すぎて好きじゃない」もいいし、「クライマックスは人間の素晴らしさを謳っているような気がする」も良し。この感想に正解はありません。百人の人は百通りの感想を語るでしょう。

  実は詩や小説を読む意味も音楽と同じなのです。作品の結論やテーマ、作者の主張を知ることではなく、《読んで感想を持つ》ことです。そして、音楽の感想に正解がないように、作品に対して何を感じてもいいのです。
 よって、詩や小説を書いた作者にとって最も悲しい反応は「読んだけど、特に感想はない」と言われることです。多くの作者はそれを聞いて絶望のどん底に突き落とされたような気持ちになることでしょう(は大げさですが)。

 しかし、「特に感想はない」と言う《感想》を口にするのは読者の責任であろうか。
 失礼な言い方ながら、読者のほぼ全員が作品を一度しか読まない。しかもさあっと目で追うだけだから、作品の理解度三〇でしかない。では、そのような読者を生みだしたのはどこの誰か。それこそ国語授業の三読法であり、作品のテーマや作者の主張を知ることに重きを置く授業形態であると言わざるを得ません。

 多くの人が「作品を読んで感想を言う」とは作品全体について、結論とか作品のテーマとか、作者の主張について「語らねばならない」と考えているはずです。そのように授業で習ったのだから。
 ところが、一度しか読んでいないからそれが何だかよくわからない。下手に感想を言って「それは違う」と言われたくない。だから、感想を喋らないという事態になるのでしょう。
 もしも詩や小説における感想は「何を言っても構わない、全体を読み終えていなくとも、部分について語って構わない」と学んでいれば、読者は感想を大いに語ると思います。

 文学的表現を少々拝借するなら、いじめ撲滅にせよ、戦争反対にせよ、作者(話し手)の魂の叫びは結論ではなく、途中にある。そこを読み取って(聞き取って)自分独自の感想を持つ。それこそ本を読み、人の話に耳を傾ける意味であると思います。
 くどいようですが何度も書きます。三読法は一度目の読みが理解度三〇で構わないとする読み方です。なぜなら、もう一度読んで理解度六〇を目指すからであり、二度読めば作品に対して疑問や感想を言うことができるからです。
 しかし、実社会で人は作品を二度読むことがない。ならば、一度読んだだけで疑問や感想を言える読み方、理解度六〇に達する読み方を学ぶ必要がある。その読書術こそ《一読総合法》である――これが短くまとめた本稿の結論であり、私の主張です。

==============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。
後記:いよいよ次号にて「一読法」の具体的な読み方を解説いたします。

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2019.04.15

皐月賞、結果とほぞ噛み

 皐月賞、結果は――3複押さえていたけれど……のトリガミ(-.-)

 1着―ルメル 12サートゥルナーリア………[○]B 単勝=1.7
 2着―川 田 07ヴェロックス………………[△]E
 3着―戸崎圭 04ダノンキングリー…………[△]C
 4着―デムロ 01アドマイヤマーズ…………[◎]A
 5着―横山典 06クラージュゲリエ…………[?]QA(一覧順位)
 前日馬順[A→D→C→B→14]枠順[A→D→B→C]

 枠連=6-4=6.7 馬連=12-07=9.5 馬単=11.4
 3連複=12-07-04=14.8 3連単=43.9
 ワイド12=3.6 W13=2.7 W23=6.6
----------------
 本紙予想
 印番馬      名  人 着 父 
 ◎01アドマイヤマーズ  B 4 ダイワメジャー
 ○12サートゥルナーリア A 1 ロードカナロア
 △04ダノンキングリー  C 3 ディープインパクト
 △17アドマイヤジャスタ H  8ジャスタウェイ
 △07ヴェロックス    D 2 ジャスタウェイ
 △03ファンタジスト   F  13ロードカナロア
 △02サトノルークス   09  14ディープインパクト
 △08ニシノデイジー   E  17ハービンジャー
 ●03ファンタジスト   F  13ロードカナロア
 ?06クラージュゲリエ  14 5 キングカメハメハ

********************************
 【皐月賞実近一覧表】 中山 芝20 18頭 牡3歳 定量57キロ
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|馬     名   |予OZ{実近}人=[全芝]騎 手|格距TM3F 印着
A=01|アドマイヤマーズ | 2.3{AA}C=[4100]デムロ|◎  △ ◎4
B=12|サートゥルナーリア| 3.0{BB}A=[3000]ルメル|◎    ○1
C=04|ダノンキングリー | 6.5{CH}B=[3000]戸崎圭|△  ◎ △3
D=17|アドマイヤジャスタ| 6.6{DD}H=[2300]岩田康| ▲△  △

E=07|ヴェロックス   | 7.4{FC}D=[3101]川 田| ◎○  △2
F=03|ファンタジスト  | 8.0{EG}F=[3101]武 豊|○  ▲ ●
G=02|サトノ ルークス | 8.7{GE}09=[3100]池 添|  △  △
H=08|ニシノ デイジー | 9.5{HF}E=[3111]勝 浦|▲ △  △

QA=06|クラージュゲリエ | 9.9{0909} =[2020]横山典|△    ?5
QB=05|ランスオブプラーナ|10.3{1010} =[3210]松山弘|△
QC=10|シュヴァルツリーゼ|17.4{1213}G=[1100]石橋脩|   △
QD=09|メイショウテンゲン|18.6{1115}11=[2211]三 浦|○

QE=11|ラスト ドラフト |19.5{1511} =[2001]シュタ|△  ○
QF=13|ブレイキングドーン|20.0{1412} =[1111]福 永|
QG=15|クリノガウディー |28.8{1317} =[1102]藤岡佑|
QH=14|ダディーズマインド|32.9{1714} =[2023]宮崎北|  ◎
QI=16|タガノディアマンテ|36.1{1616} =[1112]田辺 |
QJ=18|ナ イ マ マ  |51.3{1818} =[1104]柴田大|
             TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
------------------------------
※年齢 3歳 18頭 ※全牡=18頭(セ=0頭) 牝=0頭 
※格
G1V=2頭
 A01アドマイヤマーズ[1勝]中山朝日杯FS (芝16)2人
 B12サートゥルナーリ[1勝]中山ホープフルS(芝20)1人 1
G2V=3頭(GIV含む)
 A01アドマイヤマーズ[1勝]京都デイリ杯2S(芝16)1人
 B03ファンタジスト [1勝]東京京王杯2S (芝14)2人
 C09メイショウテンゲ[1勝]中山弥生賞   (芝20)8人
G3V=6頭(GI・G2V含む)
 A08ニシノデイジー [2勝]札幌・札幌2S (芝18)6人
               東京・東スポ2S(芝18)8人
 B03ファンタジスト [1勝]小倉・小倉2S (芝12)3人
 C04ダノンキングリー[1勝]東京共同通信杯 (芝18)3人 3
 D05ランスオブラーナ[1勝]阪神毎日杯   (芝18)3人
 E06クラージュゲリエ[1勝]京都ラジオ杯2S(芝20)1人
 F11ラストドラフト [1勝]中山京成杯   (芝20)4人
---------------
 [枠連順位]
 枠連型=A流れD[完全4巴]    枠順AB=5.8
 馬連型=A流れD[4巴(EFG)型]馬連AB=6.8

 枠連=ABCD//EFGH/ 枠順[A→D→B→C]
 枠順=6214//5837/
 馬順=ABCD H091213  馬順[A→D→C→B→14]
 代行=10EFG 11151416
 代2= 17 18
 ―――――――――――――
 結果=1342
-----------------------------
 ○ 展開予想

※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
 逃げ     先行     差し     追込
 05 01 11 15-12 14 07 02-17 03 13 04-18 06 09 10 08 16
覧 ◎ ○ 5 △ ▲
3FD B E A C
本 ◎ ○ △ △ △ ● △ △
結 4 1 2 3 5
******************************
 ※ 回  顧

 うーん……「やっぱり4強だったかあ」とつぶやいたのは私だけでしょうか。
 最近予想でオッズ分析を書いていませんが、オッズは明確に「3強ではなく4強である」ことを示していました。
 [枠連順位]に記したように、枠連は「A流れD」の[完全4巴]。単勝オッズは前日こそヒトケタ台5頭でしたが、当日朝はヒトケタ4頭となり、さらに5番人気はなんと20倍。つまり4強でした。

 しかし、馬連だけは「A流れD[4巴(EFG)型]」と書いたように、4巴の中に「AE・AF・AG」が含まれていた。この馬順567番人気が03ファンタジスト、08ニシノデイジー、02サトノルークスであり、この3頭が枠連では[BCD]枠の代行の位置に入っていました。

 そこで推理したのが「枠連はABCD内で決まる。そのとき本命決着なら、馬順もABCDの4頭内で決まる。もしも枠連ABCDの中で荒れるなら、馬順代行のEFGが絡むだろう」という予想でした。

 最も本命の馬順ABCDで決まるなら配当は安い。だからどうしても1頭削って3頭にしたい――と思って軽視したのが4番人気の川田07ヴェロックス(^_^;)。ところが、これが2着だから参ります。
 ただ、単純データから言うと、全18頭で芝20の3勝以上馬は不在。2勝している馬はただ1頭でそれがヴェロックスでした。だから、まー来ても不思議なし。私が軽視したわけはG2不出走にしてG3Vもなかったからです(1戦4着)。

 次に4強に下から1頭絡むなら代行の「EFG」3頭だが、これは「2頭削って1頭だけにしたい」と思いました。ばらばら買って最悪の本命ならトリガミ必至だから、絞らざるを得ない。そこで、EFG3頭の中から最も可能性が高そうな、G2V馬にして重賞出走率トップの武豊03ファンタジストを抜擢したというわけです。
 ところが、これが13着大敗。ほげ(-.-)。

 かくして当初予想通り[枠順ABCD内の馬順ABCDの4強]が[1234]着。
 相変わらずの馬券下手は表の◎01アドマイヤマーズが4着で、軽視した馬が2着というちぐはぐぶり(^_^;)。勝ったルメール12サートゥルナーリアはご立派の一言です。これでもう「休み明けだから軽視」と言えなくなったようです。
 先週の桜花賞馬ルメール・グランアレグリアはまたも牝馬3冠獲りそうだし、サートゥルナーリアはロードカナロア産駒ですが、ダービーまではいけそうです。今年もルメール年なんでしょうか。

 それにしても「某名騎手はあてにならんかったし、デムーロはちょっと重傷だぞ」ともつぶやいたことです。
 デムーロはアドマイヤとサートゥルどちらにでも乗れたのに、自ら望んでアドマイヤマーズを選んだのか。だとしたら彼の競馬眼には疑問符がつく。
 あるいは、アドマイヤ馬主から「どうしてもあなたで」と懇願されたのか。はたまたサートゥルナーリア馬主に見限られて「ルメールに替えてくれ」と言われたか。

 もっとも、サートゥルナーリアの馬主キャロットファームは一口馬主であり、同馬は[35万×400=1億4000万]の馬です。結構高いけれど、4連勝無敗の皐月賞馬誕生によって合計賞金約2億となりました。すでに出資金回収ですね。

 先週の桜花賞馬グランアレグリアは一口馬主のサンデーレーシング[175万×40=7000万]であり、昨年牝馬3冠からGI5連勝のアーモンドアイも一口馬主のシルクレーシング[6万×500=3000万]でした。
 アーモンドアイの総賞金なんか7億を超えました。出資金3000万に対して約20倍だから、参加した人はうはうはでしょうね(^.^)。

 まーそんなわけで、最低限の3複は押さえていたけれど、話にならないトリガミでした。目下不調のデムーロと頼りにならない名騎手に期待した私の読み違えでした。

 最後に実近一覧の結果。これで4年連続トップAの敗退となりました。
 さすがにもう来るだろうと思ったのですが(^_^;)。

 予想で「一覧トップBが[2→2→4着]だから、今年も12サートゥルナーリアを◎軸として印を付けるのがいい」と書いたのはズバリでしたが、相手は馬順G・H・09ではなく、第2段のトップE(人気D)でした。
 右端に抜粋した一覧A~Hの人気A~Fの中に答えはあり、結果の馬順は[A→D→B→C]。3連単40倍「獲れても良かったなあ」と思ったことです。
-------------------------------------
【皐月賞過去3年と今年の実近一覧結果】
  2019 |2018 2017 2016 |2019
年=人|着|人|着|人|着|人|着|番馬名(F6番人気まで)
A=C|4|A|7|B|9|G|8|01アドマイヤマーズ
B=A|1|B|4|D|2|B|2|12サートゥルナーリア
C=B|3|F|10|H|12|A|5|04ダノンキングリー
D=09| |D| |A|7|C|3|

E=D|2|H|3|G| |E|6|07ヴェロックス
F=E| |C|5|E|5|D|4|03ファンタジスト
G=F| | | |C| |F| |02サノトルークス
H=G| |G|1|13|3|09| |

QA=14|5|E| |09|1|H|1|
QB= | | | | | | | |
QC=H| |09| |F| | | |
QD= | |10|2| | | | |

QE= | | | | | | | |
QF= | | | | | | | |
QG= | | | | | | | |
QH= | | | | | | | |
QI= | |×| | | | | |
QJ= | |×| | | | | |
  18  16 18 18
    ※注「人気」は前日馬連順位
--------------------------------
 以上です。

 次に(1週間開きますが)昨年の春天結果とほぞ噛みを掲載いたします。
 昨年は◎○の馬連・馬単ズバリでした。


*****************
【前回GI結果とほぞ噛み】
 2018天皇賞春、結果……◎○馬連1本・単勝・馬単・3複ずばり(^o^)

 1着―岩  田 12レインボーライン……[○]F 単勝=6.0
 2着―ボウマン 11シュヴァルグラン……[◎]A
 3着―三  浦 08クリンチャー…………[・]D
 4着―和  田 01ミッキーロケット……[* ]E
 5着―蛯  名 02チェスナットコート…[・]QB(一覧順位)
 前日馬順[B-A-C-10-F]枠順[A’-A-D-B’]

 枠連=6-6=10.2 馬連=12-11=10.3 馬単=25.1
 3連複=12-11-08=20.6 3連単=116.5
 ワイド12=4.0 W13=8.1 W23=5.3
-----------------------------------
 ○ 展開結果
※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
 逃げ     先行     差し     追込
 05 06 17 04-08 01 09 10-11 02 16 03-13 14 15 12 07
覧 △ 5 ◎ ▲ ○ 6
3FE C A B D
本*     *   *     ◎  *       * ○
結 3 4 2 5 1
-----------------------------------
 本紙予想結果
 印騎手番馬      名   性齢 人 着
 ◎ボウマン11シュヴァルグラン 牡6 A 2
 ○岩  田12レインボーライン 牡5 B 1
 * 松  山05ヤマカツライデン 牡6 13 
 * 和  田01ミッキーロケット 牡5 10 4
 * 四  位16スマートレイアー 牝8 11 
 * Mデムー15トーセンバジル… 牡6 H 
 * 池  添04カレンミロティ… セ10 09 

********************************
 【GI天皇賞春 実近一覧結果】 京都 芝32 17頭 定量57キロ
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|齢|馬     名|予OZ{実近}人=[全芝] 騎 手|格距TM3F 着
A=11|6|シュヴァグラ| 3.7{AC}A=[7566]ボウマン|◎◎◎△ 2
B=15|6|トーセンバジ| 7.1{BB}H=[5328]Mデムー|  △▲ 6
C=14|7|アルバート | 9.2{CA}E=[922.14]ルメル|▲ △△ 8
D=08|4|クリンチャー|12.2{GD}C=[3114] 三 浦|△▲   3
E=01|5|ミッキーロケ|14.3{HF}10=[460.10]和 田|△    4
F=12|5|レインボーラ|17.2{DH}B=[434.10]岩 田|△○   1
G=10|4|サトノクロニ|20.9{E10}G=[3413] 川 田|
H=16|8|牝スマートレ|21.4{F11}11=[952.13]四 位|▲  ◎
QA=06|5|ガ ン コ |27.4{11E}D=[3122] 藤岡佑|△
QB=02|4|チェスナット|30.3{12G}F=[4515] 蛯 名|   ○ 5
QC=09|6|ソールインパ|33.5{1309}12=[4.5.12.-]福永|  ▲
QD=13|8|トウシンモン|45.5{1013} =[523.27]国分恭|  △
QE=04|10|カレンミロテ|46.8{0914}09=[666.23]池 添|△○
QF=17|8|トミケンスラ|55.5{1612} =[422.18]秋 山|
QG=03|7|シ ホ ウ |66.3{1415} =[543.15]浜 中|
QH=05|6|ヤマカツライ|77.1{1516} =[431.11]松 山|
QI=07|8|ピ ン ポン|99.9{1717} =[110.24]宮 崎|
             TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
----------------------------
 注…今回より性齢は年齢のみとして牡・セン馬は無印、
 牝馬は馬名の先頭に「牝」と記入します。
 成績補足
QC=09|6|ソールインパ|33.5{1309}12=[4.5.12.13]福永|
---------------------------
※年齢 4歳=3 5歳=3 6歳=4 7歳=2 8上=5頭
※牡牝 牡=頭15(セ=1頭04カレンミロティック10歳)
    牝=1頭16スマートレイアー 
※格
G1V=1頭
 A11シュヴァルグラン[1134](G2=2勝)2
G2V=7頭(GIV除く)
 A14アルバート  [3勝]  B16スマートレイア[3勝]
 C01ミッキーロケッ[1勝]4 D06ガ ン コ  [1勝]
 E08クリンチャー [1勝]  F12レインボーライ[1勝]1
 G04カレンミロティ[1勝]
※芝32優秀
 A11シュヴァルグラ[0110]2 B04カレンミロティッ[0110]
※芝30優秀
 A11シュヴァルグラ[1100]2 B12レインボーライン[1100]1
 C08クリンチャー [0110]3 D10サトノクロニクル[0101]
 E17トミケンスラー[1001] 
※京都コース優秀
 A08クリンチャー [2100]3 B10サトノクロニクル[2101]
 C11シュヴァルグラ[2231]2 D17トミケンスラ  [2001]
 E16スマートレイア[1203]  F02チェスナットコー[1001]
※昨 年123着     (人気)前走
1着=03キタサンブラック(1人)G1大 阪 杯1着(1人)
2着=06シュヴァルグラン(4人)G2阪神大賞典2着(2人)
3着=15サトノダイヤモン(2人)G2阪神大賞典1着(1人)

今年=03シホウ 06ガンコ 15トーセンバジル ×
--------------
 [枠連順位]
 枠連型=A流れF [A型] 枠順AB= 8.6
 馬連型=A流れE [A型] 馬連AB=12.5

 枠連=ABCDEF/G/H/ 枠順結果=[A’-A-D-B’] 
 枠順=631457 8 2
 馬順=ADFCGE H 09  馬順結果=[B-A-C-10-F]
 代行=B1310151217 11 14
 代2= 16
 ―――――――――――――
 結果=21 543
****************************
 ※ 回 顧

 久し振りに声が出ました(^_^)。馬連1番人気とは言え、◎11シュヴァルグラン-○12レインボーライン1本に絞ったし、なおかつ馬順Bの12をウラ●のつもりで馬単は裏重視。単勝もレインボーラインしか買いませんでした。なので、単勝6倍、馬連10倍、馬単25倍は充分重い配当となりました(^o^)。

 そして、これまた久し振りの3複総流しだけに、1、2着が決まれば、後は安心して見ていられます。しかし、単勝と馬単はとにかくレインボーライン。「頭がレインボーラインになってくでえ!」てな感じの応援でした(^.^)。

 レインボーラインは道中10番手前後でいい位置でした。シュヴァルグランも4番手くらい。
 ところが、4角から直線入り口にかけて早くもシュヴァルグランが抜け出したとき、私はレインボーラインを見失っていました。どこだ、どこだと探していたら、内側をするする抜け出してきた緑帽の馬。それこそ鞍上岩田のレインボーライン(^o^)。あとは2頭のマッチレースで、
「12…12! 12!!」と久々の声出し。
 そして、クビ差1着入線に「よおっしゃあ~!」の雄叫びが出たことです(^o^)。

 入線直後騎手が下馬して馬の様子もおかしく心配しましたが、診断は右前肢ハ行とのことで、最悪を免れたのは不幸中の幸いでした。
 レインボーラインはGI挑戦10度目の戴冠。できたら、また雄姿を見せて欲しいものです。

 さて、予想を再掲すると、
---------------------------------------------------------
 かと言って人気下位にぜひ買いたい馬もなく……結局、一周回って人気上位と言うか、欠点に目をつぶって◎○2頭に絞りました。
 まず◎は実近一覧トップの6歳11シュヴァルグラン。GIVはこの1頭のみ[1134]。春天は3着→2着と来て今回1着なんて出来過ぎだけれど、京都[2231]なら、馬連・3複の軸にはできそう。
 次いで○12レインボーライン。基本人気薄で激走するタイプだけに、前走阪神大賞典1着は余計。しかし、その芝30の勝ちタイム3036は昨年1着サトノダイヤモンドが出したレースレコード3026に続く2位。昨年サトノダイヤモンドと2着シュヴァルグランが春天本番で3、2着に入ったことを思うと、今回レインボーラインも着内ありえる。もしくはステイゴールド産駒の血統を開花させて頭があるかも。そこで、馬連1本、馬単はレインボーラインをウラ●のつもりで重めに買います。3複3着候補はあれこれ考えても仕方ないので、久し振りに総流し(^_^;)。ただ、3連単は資金節約のため以下の5頭に絞ります。

 * 05ヤマカツライデン…単騎逃げ
 * 01ミッキーロケット…最内有利
 * 16スマートレイアー…唯一牝馬の上がり優秀
 * 15トーセンバジル……父ハービンジャーと鞍上デムーロで。
 * 04カレンミロティ……まさかの10歳だが、粘るかも。
---------------------------------------------------------
 いろいろ欠点はあったけれど、一周回って2頭しかいなかった……が正しかったようです。

 惜しかったのは01ミッキーロケットのクビ差4着。もしもこの馬が3着なら3複1万・3単(5点で)5万馬券のホームランでした。
 写真判定後「くあーっ!」の声が出たことです(^_^;)。

 もう一つ、せっかく前走阪神大賞典ステップが昨年に続く歴代2位の好タイムと見ながら、その3着馬が08クリンチャーでした。同馬は芝30[0110]でシュヴァルグラン、レインボーラインに続く3位。京都コースAの[2100]。阪神大賞典では単勝190円の1番人気でした。武豊から三浦に乗り替わったこともあって軽視した点は反省です。

 それにしても「荒れる荒れる」と思わせて(馬順)123番人気決着だから……競馬ってタチ悪いです(^_^)。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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2019.04.13

皐月賞、直前予想

 さー牡馬クラシック第一弾皐月賞。ハイレベルの混戦です(^_^)。
 4勝馬が1頭。単純3勝馬がなんと7頭。単純2勝馬5頭、芝1勝馬5頭。
 果たして3勝以上馬8頭で決まると考えていいのか。そもそも桜花賞予想で書いたように、本番前に3勝以上をあげるのは「凡走のサインかも?」しれません(^_^;)。

 また、格で見ると2歳GIV馬が2頭。ホープフルS1着01アドマイヤマーズと朝日杯FS1着12サートゥルナーリア。
 前者は[4100]の唯一4勝馬であり、後者は3連勝無敗のGI馬。ここに乗るのがデムーロ、ルメールという当代随一の騎手。
 となると予想は簡単(^_^)。両馬を◎○として3複総流し。3勝以上馬残り6頭に倍流し。
 以上「予想終わり」……で当たってくれるかどうか(^_^;)。

 そもそも両馬とも3月トライアルに不出走。アドマイヤマーズは2月G3共同通信杯2着以来(ただこれは本番で結構来ている)。かたやサートゥルナーリアは12月朝日杯1着以来(これはデータ不明)。先週グランアレグリアが朝日杯3着以来で桜花楽勝だったから、「カンケーない」かに思えますがビミョーです。
 なんにせよ迷い始めると、悩みが深まるので困ります(^_^;)。

 まずは実近一覧過去3年の傾向。桜花賞のドジョウを狙って馬順6番人気までの馬番と馬名を右端に掲載してみました(最初の人気は9番人気まで記入)。

【皐月賞過去3年の実近一覧結果】
  2019 |2018 2017 2016 |2019
年=人|着|人|着|人|着|人|着|番馬名(F6番人気まで)
A=C| |A|7|B|9|G|8|01アドマイヤマーズ
B=A| |B|4|D|2|B|2|12サートゥルナーリア
C=B| |F|10|H|12|A|5|04ダノンキングリー
D=09| |D| |A|7|C|3|

E=D| |H|3|G| |E|6|07ヴェロックス
F=E| |C|5|E|5|D|4|03ファンタジスト
G=F| | | |C| |F| |02サノトルークス
H=G| |G|1|13|3|09| |

QA= | |E| |09|1|H|1|
QB= | | | | | | | |
QC=H| |09| |F| | | |
QD= | |10|2| | | | |

QE= | | | | | | | |
QF= | | | | | | | |
QG= | | | | | | | |
QH= | | | | | | | |
QI= | |×| | | | | |
QJ= | |×| | | | | |
  18  16 18 18
    ※注「人気」は前日馬連順位

 過去3年は「例外」なのか、これが通例となったのか。一覧トップAは3年連続惨敗中です(-.-)。昨年など1番人気([3100]のワグネリアン)なのに(後にダービー馬)。また、馬順人気Aも連敗中。
 一覧の右端に馬順6番人気までの馬名を掲載しましたが、過去3年1着馬は[H→09→G]。つまり7番人気から9番人気です。まさか今年もそのように単純な結果になるとは思えないけれど、参考までにG~09人気の馬名を列挙すると、

D=09| |D| |A|7|C|3|17アドマイヤジャスティス
H=G| |G|1|13|3|09| |08ニシノデイジー
QC=H| |09| |F| | | |10シュヴァルツリーゼ

 この3頭を穴として単純馬券を組むなら、一覧トップBが[2→2→4着]だから、今年も12サートゥルナーリアを◎軸として印を付けるのがいいかもしれません。
 ただ、サートゥルナーリアが連単軸になるかどうかビミョーです。

 また、一覧の格段を眺めるなら、実力下位、人気も下位の4段目から下で激走馬は出ていない。よって、来たらあきらめることにして4段目の6頭はカット。
 結局、2段目・3段目の人気薄馬に「白羽の矢を立てたい」ってところでしょうか。

******************************
 【皐月賞実近一覧表】 中山 芝20 18頭 牡3歳 定量57キロ
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|馬     名   |予OZ{実近}人=[全芝]騎 手|格距TM3F
A=01|アドマイヤマーズ | 2.3{AA}C=[4100]デムロ|◎  △
B=12|サートゥルナーリア| 3.0{BB}A=[3000]ルメル|◎
C=04|ダノンキングリー | 6.5{CH}B=[3000]戸崎圭|△  ◎
D=17|アドマイヤジャスタ| 6.6{DD}H=[2300]岩田康| ▲△

E=07|ヴェロックス   | 7.4{FC}D=[3101]川 田| ◎○
F=03|ファンタジスト  | 8.0{EG}F=[3101]武 豊|○  ▲
G=02|サトノ ルークス | 8.7{GE}09=[3100]池 添|  △
H=08|ニシノ デイジー | 9.5{HF}E=[3111]勝 浦|▲ △

QA=06|クラージュゲリエ | 9.9{0909} =[2020]横山典|△
QB=05|ランスオブプラーナ|10.3{1010} =[3210]松山弘|△
QC=10|シュヴァルツリーゼ|17.4{1213}G=[1100]石橋脩|   △
QD=09|メイショウテンゲン|18.6{1115}11=[2211]三 浦|○

QE=11|ラスト ドラフト |19.5{1511} =[2001]シュタ|△  ○
QF=13|ブレイキングドーン|20.0{1412} =[1111]福 永|
QG=15|クリノガウディー |28.8{1317} =[1102]藤岡佑|
QH=14|ダディーズマインド|32.9{1714} =[2023]宮崎北|  ◎
QI=16|タガノディアマンテ|36.1{1616} =[1112]田辺 |
QJ=18|ナ イ マ マ  |51.3{1818} =[1104]柴田大|
             TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
--------------------------
※年齢 3歳 18頭 ※全牡=18頭(セ=0頭) 牝=0頭 
※格
G1V=2頭
 A01アドマイヤマーズ[1勝]中山朝日杯FS (芝16)2人
 B12サートゥルナーリ[1勝]中山ホープフルS(芝20)1人

G2V=3頭(GIV含む)
 A01アドマイヤマーズ[1勝]京都デイリ杯2S(芝16)1人
 B03ファンタジスト [1勝]東京京王杯2S (芝14)2人
 C09メイショウテンゲ[1勝]中山弥生賞   (芝20)8人

G3V=6頭(GI・G2V含む)
 A08ニシノデイジー [2勝]札幌・札幌2S (芝18)6人
               東京・東スポ2S(芝18)8人
 B03ファンタジスト [1勝]小倉・小倉2S (芝12)3人
 C04ダノンキングリー[1勝]東京共同通信杯 (芝18)3人
 D05ランスオブラーナ[1勝]阪神毎日杯   (芝18)3人
 E06クラージュゲリエ[1勝]京都ラジオ杯2S(芝20)1人
 F11ラストドラフト [1勝]中山京成杯   (芝20)4人

--------------
 [枠連順位]
 枠連型=A流れD[完全4巴]    枠順AB=5.8
 馬連型=A流れD[4巴(EFG)型]馬連AB=6.8

 枠連=ABCD//EFGH/ 
 枠順=6214//5837/
 馬順=ABCD H091213 
 代行=10EFG 11151416
 代2= 17 18
 ―――――――――――――
 結果=
------------------------------
 ○ 展開予想

※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
 逃げ     先行     差し     追込
 05 01 11 15-12 14 07 02-17 03 13 04-18 06 09 10 08 16
覧 ◎ ○ 5 △ ▲
3FD B E A C
本 ◎ ○ △ △ △ ● △ △

*******************************
 ※ 直前予想

 さて困りました。桜花賞は3強から1頭消えて(ハナ差4着)の中穴でした。
 今回皐月賞も一覧トップ3頭が馬順1~3番人気で、やはり3強の気配。
 これまで一覧トップ3頭が馬順ABCになると、10回に1回くらいABCの123着で決まることがありました。よって、まずこの3頭の3複1枚購入。また、3強の3単は人気[C→B→A]で買うと決めているので、3単[01→04→12]も1枚購入。

 あとはいろいろ悩んでも仕方ないので、表馬券は取りあえず一覧AB=馬順ABを信じて
◎01アドマイヤマーズ、○12サートゥルナーリアとします。馬連1本、馬単も01→12の1本で。

 アドマイヤマーズの鞍上ミルコ・デムーロは今年これまで重賞わずかに1勝(/20)。例年月1強で勝っていることを思うと、明らかに不調です。馬柱からわかるとおり、アドマイヤマーズもサートゥルナーリアもデムーロのお手馬でした。彼が自らアドマイヤマーズを選んだかどうかわかりませんが、選んだなら彼の競馬眼を信じたいと思います。

 えっ「デムーロ嫌いなんじゃないのか」ですって?
 はい。嫌いです(^_^;)。彼の不調が「あいつを乗せたら馬が壊される」と馬主・調教師が気付いていい馬に乗せなくなったのであれば、それは良いことだと思います。ばんばんムチ叩くのそろそろやめてほしいもんです。が、それはそれ。これはこれということで(^_^;)。

 さすがに3複総流しをする気は起きないけれど、絞りすぎてほぞ噛むのも癪なので、1段目CDと2段目の4頭、計6頭に流します。筆頭は前走東京(芝18)G3共同通信杯で上がり32.9を出した04ダノンキングリー。この馬も3連勝無敗馬です。
 【3着候補】
 C=B|04ダノンキングリー
 D=H|17アドマイヤジャスタ
 E=D|07ヴェロックス
 F=G|03ファンタジスト
 G=09|02サノトルークス
 H=E|08ニシノデイジー

 次にウラ●ですが、格からGIVは2頭。G2Vは重なった01アドマイヤマーズを除くとこちらも以下の2頭です。
 B03ファンタジスト[1勝]京王2S(芝14)2人 父ロードカナロア
 C09メイショウテン[1勝]弥生賞 (芝20)8人 父ディープインパクト

 このうちメイショウテンゲンは一つ勝つのに4戦もかかっているし、弥生賞1着も8番人気でフロックの感ありあり。馬順も11番人気でちょっと無理スジと思って軽視。

 逆に03ファンタジストは新馬1着後[小倉2S1着→G2京王杯2S1着]の3連勝。そして[GI朝日杯4着 →前走G2スプリS2着]と、[3101]の5戦のうち4戦が重賞で[2101]の成績。
 また、新馬から4走は先行して上がりが全てベスト3内。前走スプリSは16頭立ての10番手前後から上がり最速34.6で2着に突っ込んでいます。
 ただ問題は、同馬が芝20の経験0である点。むしろ新馬からの距離は全て芝で[12→12→14→16]と来てやっと前走が芝18。うーん、ダメ臭いです。
 しかも鞍上頼りにならない某名騎手(^.^)。まーちょっこっと買うだけのお遊び馬券ということで。
 単勝と3強に少々流します。
-------------------------------
 本紙予想
 印番馬      名  人 父 
 ◎01アドマイヤマーズ  B ダイワメジャー
 ○12サートゥルナーリア A ロードカナロア
 △04ダノンキングリー  C ディープインパクト
 △17アドマイヤジャスタ H ジャスタウェイ
 △07ヴェロックス    D ジャスタウェイ
 △03ファンタジスト   F ロードカナロア
 △02サトノルークス   09 ディープインパクト
 △08ニシノデイジー   E ハービンジャー
 ●03ファンタジスト   F 

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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2019.04.09

桜花賞結果とほぞ噛み

 桜花賞、結果は――もう1頭を間違えると……の敗戦(-.-)
 1着―ルメル 08グランアレグリア………[○]F 単勝=3.4
 2着―和 田 16シゲルピンクダイヤ……[?]QC
 3着―北村友 04クロノジェネシス………[△]B
 4着―川 田 15ダノンファンタジー……[◎]A
 5着―福 永 14ビーチ サンバ…………[△]C(一覧順位)
 前日馬順[B→E→C→A→D]枠順[B→D→C→A]

 枠連=4-8=31.1 馬連=08-16=44.1 馬単=57.0
 3連複=08-16-04=59.9 3連単=318.1
 ワイド12=12.8 W13=4.2 W23=14.1
---------------
 印番馬      名 馬 着
 ◎15ダノンファンタジ A 4
 ○08グランアレグリア B 1
 △04クロノジェネシス C 3
 △14ビーチサンバ   D 5
 △01シェーングランツ G  9
 ●02エールヴォア   H  7
 ?16シゲルピンクダイ E 2
*************************
 【桜花賞 実近一覧表】 阪神 芝16 18頭 3歳牝 定量55キロ
                  (人気は前日馬連順位)
順=番||馬       名|予OZ{実近}人=[全芝]騎 手|格距TM3F印着
A=15||ダノンファンタジ| 1.8{AA}A=[4100]川 田|◎◎  ◎4
B=04||クロノジェネシス| 5.8{BB}C=[3100]北村友|○  ◎△3
C=14||ビーチ サンバ | 7.2{CF}D=[1210]福 永|▲▲▲○△5
D=02||エール ヴォア | 8.3{ED}H=[2210]松 山|  ○ ●

E=13||ジュラン ビル |10.2{D12} =[2030]松 若|  ▲
F=08||グランアレグリア|10.5{FC}B=[2010]ルメル|○○◎△○1
G=07||アウィルアウェイ|12.1{GE} =[2101]石橋脩|   ▲
H=03||ノーブルスコア |18.0{H17} =[1130]岩田康| △
QA=10||フィリアブーラ |19.5{1213} =[2010]丸 山| ○

QB=06||ホウオウカトリー|20.1{1014} =[2302]大 野|
QC=16||シゲルピンクダイ|20.6{0915}E=[1110]和 田| △  ?2
QD=18||プール ヴィル |23.8{15H} =[3102]秋 山|▲
QE=09||アクアミラビリス|23.9{17G}F=[2001]デムロ| ▲ △
QF=05||ルガールカルム |23.9{1409}09=[2101]三 浦| ▲ △

QG=17||レッドアステル |24.4{1611} =[1100]戸崎圭| △
QH=12||ノ ー ワ ン |25.4{1118} =[2031]坂井瑠|▲△
QI=11||メイショウケイメ|26.7{1316} =[3002]古 川|
QJ=01||シェーングランツ|29.6{1810}G=[2003]武 豊|  ▲ △
             TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
---------------------------
※年齢 全3歳牝馬 18頭
※格
G1V=1頭
 A15ダノンファンタジ[阪神JF1着]父ディープインパクト
 参考GI2着3着4着
 B04クロノジェネシス[阪神JF2着]父バゴ 3
 C14ビーチサンバ  [阪神JF3着]父クロフネ
 C08グランアレグリア[朝日杯 3着]父ディープイン 1
 D01シェーングランツ[阪神JF4着]父ディープイン

G2V=3頭(GIV含む)
 A15ダノンファンタジ[チューリップ]父ディープ
 B12ノ ー ワ ン [フィリーズ ]父ハーツクライ
 C18プール ヴィル [フィリーズ ]父「Le Havre」
           注フィリーズレビューは1着同着
G3V=4頭(GIV含む)
 A15ダノンファンタジ[ファンタジー]芝14
 B04クロノジェネシス[クイーンカッ]芝16        3
 C08グランアレグリア[サウジアラビ]芝16        1
 D10フィリアブーラ [フェアリーS]芝16父ハービンジャ 
 E01シェーングランツ[アルテミスS]芝16父ディープイン
---------------
 [枠連順位]
 枠連型=3巴[A 型] 枠連AB=4.5
 馬連型=3巴[AB型] 馬連AB=6.2

 枠連=ABC/DEF//G/H 
 枠順=742/815//3/6
 馬順=ABC EGF 09 12
 代行=D1110 13H14 17 18
 代2=16 15
 ―――――――――――――
 結果=413 2
------------------------------
 ○ 展開予想
※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
 逃げ     先行     差し     追込
 08 13 11 02-17 07 18 09-06 03 12 15 -05 14 04 16 01 10
覧 5 △ ◎ ▲ ○
3F           C E B A D
本○ ● ◎ △ △ △
結1 4 5 3 2
******************************
 ※ 回  顧

 まさかなのか、トーゼンなのか……。
 一覧トップにしてトリプルAの1番人気15ダノンファンタジーが4着敗退。過去3年の不吉なジンクスを破れませんでした。
 4勝馬敗退の理屈付けはしたし、負ける予想はしていたけれど、それでも「3着内は確保するだろう」と思っていただけに、やはり「まさか」の4着です(-_-;)。

 もっとも、3着クロノジェネシスとはわずか数センチのハナ差。
 勝ち負け――と言うか3着争いですが(^.^)――は時の運。これをもって桜花前4勝をあげた1番人気馬が必ず4着以下に落ちる、とは言えないと思います。

 それにしても、昨年3ヶ月休み明けのアーモンドアイに続いて1着は4ヶ月明けだったグランアレグリア。こうなると、以前はトライアル出走が勝ち馬の最低条件みたいな雰囲気でしたが、「休み明けでも勝てる」と考えを変える必要があるのかもしれません。
 しかもグランアレグリアの勝ちタイムは先行して1327のものすごさ。昨年の勝ちタイム1331の桜花賞レコードをさらに更新しました。

 昨年アーモンドアイは4角16番手から上がり最速33.2で追い込んでの1着だったのに対し、今年のグランアレグリアは終始5、6番手。これはタテに並べたときの位置だから、横並びを勘案するとほぼ3、4番手。4角ではもう先頭でした。
 つまり、先行して上がり33.3で直線抜け出すという所謂横綱相撲です。しかも、この上がりは昨年のアーモンドアイよりコンマ1遅いだけ。先行してその上がりを出されては他馬はお手上げです。
 かつてのシンボリルドルフ(古い?)、近年の牝馬ではジェンティルドンナ。先日亡くなったウオッカもどちらかと言うと先行タイプでした。もしかしたらアーモンドアイより強いかも知れず、2年連続牝馬3冠の誕生かもしれません。

 昨年と今年のラップタイムを比較してみると、今年のすごさも見えてきます。
  6F-8F-10F- 200- 200- 200[1着の上がり]勝ちタイム
18=34.5-46.6-58.7-11.5-11.3-11.6[33.2(1位)]1331(4角16)
19=35.4-47.7-59.4-10.8-11.0-11.5[33.3(4位)]1327(4角1)

 お馬さんは時速60キロ――すなわち1キロ1分、200メートルを12秒で走ることが標準というか、アスリートとして最低レベルの能力です。
 ということは600メートル36秒、800メートル48秒、1000メートル通過60秒。これが平均ペースで、これより速くなるとハイペース。遅いとスローペースとなります。
 ただ、1F12秒だと芝16の走破タイムは1360となってとてもGI・重賞レベルではありません。なので短中距離の場合平均ペースは1秒以上速くなります。古馬のマイルGI(斤量牡57キロ)は良馬場だとタイム1320前後の決着なので、全体で4秒、半分の800メートルは2秒速い46秒が平均ペースでしょう。
 しかし、3歳馬はまだまだこのレベルに到達していないし、斤量も牝55キロなので、通過1秒速ければハイペースと言えると思います。
 この理屈で言うと、昨年は平均より約1.5秒速いハイペース。対して今年は6F36、4F48に近く、マイルとしてはスローペースと言えるでしょう。

 そして、通常ハイペースのときは勝ちタイムが速くなりがちであり、スローペースのときは遅くなりがちです。いくらスローペースと言っても、スピードの限界がありますから、いつもどの馬でも速い上がりを出せるわけではなく、走破タイムも遅くなるのです。
 よって、昨年追い込んだアーモンドアイのタイムが1331の桜花レコードとなったのはハイペースからある意味うなずける。逆に今年はスローペースなのだから、走破タイムは遅くなる……はず。
 ところが、今年は1000メートル通過が昨年より0.7遅いのに、グランアレグリアの勝ちタイムは昨年より0.4も速いレコード。
 ということはスローペースを先行したアーモンドアイは残り600メートルでものすごい瞬発力を発揮した――ということになるでしょう。いやいや、驚きの馬です。
 アーモンドアイとグランアレグリアの上がりはほぼ同じ。同じ上がりだったら、当然前にいた馬が勝ちます。この比較で言うと、グランアレグリアはアーモンドアイより強いのかも知れず、となると牝馬3冠どころか来年のドバイも優勝。いやいや、競馬界念願の凱旋門賞Vだってあり得るような気がします(^_^)。

 ただ、レースの不思議不可思議はいまだ解明できておらず、234着3頭は同タイムで、グランアレグリアから仲良くコンマ4差でした。これもまた不思議。3頭のタイム1331は昨年アーモンドアイと同タイムです。2着シゲルピンクダイヤ、3着クロノジェネシス、4着ダノンファンタジーが「アーモンドアイと同レベルだ」と言えるかどうか。
 また、1着グランアレグリアの上がり33.2は1位ではなく4位。上がり1位は2着の16シゲルピンクダイヤが出した32.7(4角12番手)です。
 2~4着馬の中ではこの馬の走りに最も度肝を抜かれました。
 同馬は終始後方で、4角も12~13番手あたり。そこから馬群の中に突っ込むと、ずるずる下がる中団馬群をすり抜けたと思ったら、ばてた先行馬群が前を塞いでいた。ところが、同馬は2頭のすき間を突いてぐいぐい加速すると、先行前残りの15・14を抜いて2着突っ込み。
 この馬こそ昨年のアーモンドアイ並みの走りを見せた、と言えるでしょう。しかし、生まれた時代が悪かったと言うか、普通なら勝ってもおかしくなかったのに、2馬身半前にグランアレグリアがいたというわけです。

 もっとも、シゲルピンクダイヤはちょっと買いづらい馬でした。
 同馬は3戦[1110]の成績。全てマイルで[京都2歳新馬3着→2歳未勝利1着→3月G2チューリップ賞2着]。1番人気は一度もなく、上がりも3戦ベスト3内だけれど、最速33.6止まり、前走4角12番手から2着に追い込んだ点は評価できるものの、「それ以上の馬が何頭もいる」のではピックアップが難しい馬です。父ダイワメジャーはまーそこそこ。

 かたやウラ●松山02エールヴォアはコンマ8差の7着。同馬の走りはミスとは思わないけれど、枠や展開指標的には先行しておかしくないのに、先行せず(できず?)むしろ後方(4角15番手)から直線差す競馬でした。同馬は芝18、芝20のタイムは良かったけれど、過去5走最速上がりが34.1。基本先行して抜け出すタイプなので、ここに来て後方追い込みを選択したことに異和感を覚えます。ただ、上がりはシゲルピンクダイヤに次ぐ2位の32.9でした。やはり芝20~24の馬のようです。
 もしもこの走りが「マイルの桜花賞はあきらめて東京オークスのための競馬」だったとしたら、オークスでウラ●にできるのですが。
 現段階ではあまりに強い馬が登場しすぎて白紙とせざるを得ません(^_^;)。

 最後に実近一覧の結果。
 馬券としては3強から1頭消えるよくあるパターンでした。そして、激走した「もう1頭」が一覧QC、馬順Eの8枠和田16シゲルピンクダイヤ。
 今も書いたように、成績[1110]のシゲルピンクダイヤに重い印を打つのはなかなか難しいと思います。
 しかし、実近一覧データは今年も過去3年の傾向をほぼ踏襲しており、いとも簡単にシゲルピンクダイヤを指名できるようになっていました。

【桜花賞、過去3年の実近一覧と今年の結果】
  2019 |2018 2017 2016 |2019
年=人|着|人|着|人|着|人|着|印(格段人気上位馬に印を付けるなら)
A=A|4|A|2|A|3|A|4|○4着
B=C|3|C|3|C|2|C|2|○3
C=D|5|D|5|H|1|B|1|○5
D=H| |H| |B| |D| |

E= | |B|1|G|5| | |
F=B|1|G| | | | | |○1
G= | | | |E| | | |
H=10| |E| |F|4|H| |

QA= | | | | | |F|3|
QB= | |09| | | | | |
QC=E|2| | |D| |G| |○2
QD= | |F| | | |09| |

QE=F| | | |09| |E| |
QF=09| | | | | | | |
QG= | | | | | | |5|
QH= | | | | | | | |
QI= | |10|4| | | | |
QJ=G| | | | | | | |
  18   18  18  18
    ※注「人気」は前日馬連順位

 一覧は「まずトップ3頭」――これが今年も435着と掲示板確保。
 そして、一覧2段目E~H、3段目QA~QDの「馬順上位人気馬には注意」といつも書いてきました。これが2段目F(人気B)08グランアレグリアと3段目QC(人気E)の16シゲルピンクダイヤ。この2頭が1、2着。3連係はトップ3頭に流せば……馬連配当44倍。3複ほぼ60倍。

 世に「ればたら」はないけれど、各馬の能力・実績なんぞ検討することなく(^_^;)、
 一覧トップ3頭と2段3段の上位人気に印を付ければ計5頭。それが全て掲示板だから参ります。将来あるかもしれない[5連勝複式]馬券1点の的中です。
 もっとも、馬順1~5番人気の5頭ですが……(^_^;)。シゲルピンクダイヤの最終単勝人気は7番人気でした。

 しかも、昨年E~HのE(B)は1着だった。また、結局のところ過去4年馬順Dは最高でも5着。これを採用して馬順Bを頭に据え、トップ2頭のACとQCのEに流す[B→ACE]馬券なら、馬単・3連単も的中。この配当が馬単57倍。3連単3万の万シュー。「これ獲らな、いけんでしょ」と思ったのは終了後でした。

 これを世に後の祭りといいます(^_-)。所詮結果論ですが、来年はぜひこの方法をやってみたいと思います。

 続いて昨年皐月賞の結果と回顧。昨年は「お手上げ」の大波乱でした。
*******************************
 2018年皐月賞、結果は――1~6番人気全滅では(-_-;)

 直線短い中山芝20の皐月賞が時折人気薄前残りとなって荒れることは
有名ですが、1番人気から6番人気が着外とは、ちょっとお手上げのレー
スでした。一覧ABC3頭も消えましたし……。
 ただ、展開指標特記で「1.9以下4頭=ハイペースか」と書いた通り、
逃げ先行馬が多いことは注意していました。レースはその通り06-10-16の
3頭が大逃げ争いとなり、離れて07-08-14の3頭が続いたので、ほぼ指標
通りの展開でした。稍重で1000メートル通過59.2はハイペースと思われる
のに、この逃げ先6頭から3頭が残るとは……。
 一覧下の特記項目では1、3着馬は至る所で顔を見せています。また、
昨年123着馬番から1、3着馬が出ました。ただ、14サンリヴァルだけ
はとことん無印で、つまりどう転んでも馬券は獲れないということでした
(^_^;)。
 1着―戸崎圭 07エポカドーロ…………[?]H 単勝=14.5
 2着―藤岡佑 14サン リヴァル………[?]QD
 3着―田 辺 10ジェネラーレウーノ…[*]E
 4着―ルメル 15ステル ヴィオ………[○]B
 5着―デムロ 05キタノコマンドール…[*]F(一覧順位)
 前日馬順[G→10→H→B→C]枠順[F→G→C→B]

 枠連=4-7=95.2 馬連=07-14=128.8 馬単=235.7
 3連複=07-14-10=534.1 3連単=3720.8
 ワイド12=32.5 W13=30.1 W23=42.9
-----------------------------
※展開(3Fは前走上がり優秀5頭)1.9以下4頭=ハイペースか
 逃げ     先行     差し     追込
 08 07 06 14-16 10 11 03-02 05 12 09 -01 04 13 15
覧 E D A C B
3F B C D A E
本 * ▲ ◎ * * ◎ ○
結 1 2 3 5 4
------------------------------
 本紙予想
 印騎手番馬       名 馬順 結果
 ◎福 永02ワグネリアン   A  7
 ○ルメル15ステルヴィオ   B  4
 ▲武 豊03ジャンダルム   D  9
 * 北村宏09オウケンムーン  E  12
 * 田 辺10ジェネラーレウー G  3
 * Mデム05キタノコマンドー C  5
 * 国分恭06ア イ トー ン 11  13
 ●内田博01タイムフライヤ- F  10
******************************
 【2018皐月賞 実近一覧表】 中山 芝20 16頭 定量57キロ
                  (人気は前日馬連順位)
順=番||馬      名|予OZ{実近}人=[全芝]騎 手|格距TM3F
A=02||ワグネリアン | 2.1{AA}A=[3100]福 永|▲△▲○ 7
B=15||ステルヴィオ | 4.8{BC}B=[3200]ルメル|○ △◎ 4
C=01||タイムフライヤ| 7.0{DB}F=[3201]内田博|◎    10
D=03||ジャン ダルム| 7.2{CF}D=[2110]武 豊|○
E=10||ジェネレーラウ| 9.7{E09}H=[3010]田 辺|△◎   3
F=05||キタノコマンド| 9.9{GH}C=[2000]Mデム|  ○△ 5
G=11||マイネルファン|11.6{F11} =[1220]柴田大|
H=07||エポカ ドーロ|12.1{09G}G=[2110]戸崎圭|     1
QA=09||オウケンムーン|13.1{H10}E=[3001]北村宏|△○ ▲
QB=08||ケイティクレバ|13.6{10E}12=[2222]浜 中| ▲○
QC=12||グ レ イ ル|14.1{11D}09=[2001]岩 田|△○
QD=14||サン リヴァル|26.3{1213}10=[2002]藤岡佑|     2
QE=13||ダブルシャープ|31.3{1312} =[1113]和 田|
QF=16||ジュンヴァルロ|35.0{1415} =[2002]大 野|
QG=04||スリーヘリオス|38.2{1614} =[0004]柴田善|
QH=06||アイ トーン |43.2{1516}11=[3003]国分恭|  ▲
             TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
-----------------------------
※年齢 3歳=16頭 全牡(セ=0頭) 
※格
G1V=1頭
 A01タイムフライヤ[ホープフルS1着]中山芝20
参GI2、3着
 B03ジャンダルム [ホープフルS2着]中山芝20
 C15ステルヴィオ [朝 日 杯 2着]阪神芝16 4
G2V=2頭(GIV除く)
 A03ジャンダルム [デイリー2S1着]京都芝16
 B15ステルヴィオ [スプリングS1着]中山芝18 4
参G2-2、3着
 C02ワグネリアン [弥 生 賞 2着]中山芝20
 D07エポカロード [スプリングS2着]中山芝18 1
G3V=4頭
 A02ワグネリアン [東スポ杯2S1着]東京芝18
 B09オウケンムーン[共同通信杯 1着]東京芝18
 C10ジェネラーレウ[京 成 杯 1着]中山芝20 3
 D12グ レ イ ル[京都2歳S 1着]京都芝20
※芝20優秀
 A10ジェネラーレウー[3000]3 B12グレイル   [2000]
 C09オウケン ムーン[2000]  D05キタノコマンド[1000]
 E07エポカ ロード [1000]1 F08ケイティクレバ[2121]

※中山コース優秀
 A10ジェネラーレウー[2000]3 B01タイムフライヤ[1000]
 C09オウケンムーン [1000]  D15ステルヴィオ [1000]4
 E11マイネルファンロ[0120]  F03ジャンダルム [0110]

※昨 年123着    (人気)前走
1着=11アル アイン (9人)G3毎 日 杯  1着(2人)
2着=07ペルシアンナイ(4人)G3アーリントンC1着(1人)
3着=10ダンビュライト(12人)G2弥 生 賞  3着(5人)

今年=11マイネルファンロン 
    07エポカロード    1
    10ジェネラーレウーノ 3
----------------
 [枠連順位]
 枠連型=A流れE [4巴型(AE)] 枠順AB=5.9
 馬連型=A流れD [AB型]     馬連AB=8.0

 枠連=AB/CDE/F//G H/ 
 枠順=18 532 4 7 6
 馬順=AB ECD G 10 09
 代行=F16 H1115 12 14 13
 ―――――――――――――
 結果= 4 35 1 2
================
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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2019.04.06

桜花賞、直前予想

 さーいよいよ3歳クラシックの開幕。第一弾はいまだ脚骨固まっていない(のではないかと思える)乙女の祭典桜花賞です(^_^)。

 まずは実近一覧過去3年の結果と今年の馬順人気。
 かなり単純ですが、トップAの成績を眺めていたら、驚くべき傾向を発見しました。

【桜花賞、過去3年の実近一覧結果】
  2019 |2018 2017 2016 |
年=人|着|人|着|人|着|人|着|
A=A| |A|2|A|3|A|4|
B=C| |C|3|C|2|C|2|
C=D| |D|5|H|1|B|1|
D=H| |H| |B| |D| |

E= | |B|1|G|5| | |
F=B| |G| | | | | |
G= | | | |E| | | |
H=10| |E| |F|4|H| |

QA= | | | | | |F|3|
QB= | |09| | | | | |
QC=E| | | |D| |G| |
QD= | |F| | | |09| |

QE=F| | | |09| |E| |
QF=09| | | | | | | |
QG= | | | | | | |5|
QH= | | | | | | | |
QI= | |10|4| | | | |
QJ=G| | | | | | | |
  18   18  18  18
    ※注「人気」は前日馬連順位

 実近一覧の傾向はやはりトップ3。3年連続3頭中2頭が3着内です。
 ただ、非常に面白いというか意外な点はトップAが、みな馬順もAなのに1着がないことです。
 参考までに過去3年のトップAの成績を列挙すると、
【 過去3年の一覧A 】
年=番|馬      名|予OZ{実近}人=[芝全]騎 手|特  記
16=05|メジャーエンブ| 1.7{AA}A=[4100]ルメル|RX L16TXEX 逃A▲4
17=14|ソウルスターリ| 1.9{AA}A=[4000]ルメル|RX L16TX 特V―◎3
18=01|ラッキーライラ| 2.1{AA}A=[4000]石橋脩|     ◎◎◎◎2

 このようにみな4勝馬です。
 また、各馬の経歴は以下、
16年メジャーエンブレム[新馬V→1WV→G3.2着→阪神JFV→G3クイーンCV]
17年ソウルスターリング[新馬→OP→阪神JF→チューリップ賞]の4連勝無敗
18年ラッキーライラック[新馬→G3→阪神JF→チューリップ賞]の4連勝無敗

 つまり、3頭ともに阪神JF優勝馬だから驚きます。しかも2頭は前走G2チューリップ賞V馬です。
「おいおい、去年のアーモンドアイはどうなっちょるんや」と言われそうですが、アーモンドアイの一覧はE、人気はBでした。
 というのは同馬の桜花賞前の成績は[新馬2着→未勝V→1月G3シンザン記念V]の[2100]。単なるG3V馬だし、1月以来の実戦。よってトップ3に入らなかったのです。単勝2番人気だったことも評価が定まっていなかったことを表しています。

 そこで今年ですが、新馬2着後目下4連勝、[阪神JF→チューリップ賞]2連勝を含む川田15ダノンファンタジーが出走します。
 同馬もまた[4100]の4勝馬。当然のように一覧トップA、当然のように1番人気でしょう。果たしてダノンファンタジーは、まか不思議な一覧トップAの「上位には来るけれど1着はない」という不吉なジンクスを破れるのでしょうか。

**********************************
 【桜花賞 実近一覧表】 阪神 芝16 18頭 3歳牝 定量55キロ
                  (人気は前日馬連順位)
順=番||馬       名|予OZ{実近}人=[全芝]騎 手|格距TM3F
A=15||ダノンファンタジ| 1.8{AA}A=[4100]川 田|◎◎
B=04||クロノジェネシス| 5.8{BB}C=[3100]北村友|○  ◎
C=14||ビーチ サンバ | 7.2{CF}D=[1210]福 永|▲▲▲○
D=02||エール ヴォア | 8.3{ED}H=[2210]松 山|  ○

E=13||ジュラン ビル |10.2{D12} =[2030]松 若|  ▲
F=08||グランアレグリア|10.5{FC}B=[2010]ルメル|○○◎△
G=07||アウィルアウェイ|12.1{GE} =[2101]石橋脩|   ▲
H=03||ノーブルスコア |18.0{H17} =[1130]岩田康| △
QA=10||フィリアブーラ |19.5{1213} =[2010]丸 山| ○

QB=06||ホウオウカトリー|20.1{1014} =[2302]大 野|
QC=16||シゲルピンクダイ|20.6{0915}E=[1110]和 田| △
QD=18||プール ヴィル |23.8{15H} =[3102]秋 山|▲
QE=09||アクアミラビリス|23.9{17G}F=[2001]デムロ| ▲ △
QF=05||ルガールカルム |23.9{1409}09=[2101]三 浦| ▲ △

QG=17||レッドアステル |24.4{1611} =[1100]戸崎圭| △
QH=12||ノ ー ワ ン |25.4{1118} =[2031]坂井瑠|▲△
QI=11||メイショウケイメ|26.7{1316} =[3002]古 川|
QJ=01||シェーングランツ|29.6{1810}G=[2003]武 豊|  ▲
             TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
----------------------------------
※年齢 全3歳牝馬 18頭
※格
G1V=1頭
 A15ダノンファンタジ[阪神JF1着]父ディープインパクト
 参考GI2着3着4着
 B04クロノジェネシス[阪神JF2着]父バゴ
 C14ビーチサンバ  [阪神JF3着]父クロフネ
 C08グランアレグリア[朝日杯 3着]父ディープインパクト
 D01シェーングランツ[阪神JF4着]父ディープインパクト

G2V=3頭(GIV含む)
 A15ダノンファンタジ[チューリップ]父ディープ
 B12ノ ー ワ ン [フィリーズ ]父ハーツクライ
 C18プール ヴィル [フィリーズ ]父「Le Havre」
           注フィリーズレビューは1着同着
G3V=4頭(GIV含む)
 A15ダノンファンタジ[ファンタジー]芝14
 B04クロノジェネシス[クイーンカッ]芝16
 C08グランアレグリア[サウジアラビ]芝16
 D10フィリアブーラ [フェアリーS]芝16父ハービンジャー
 E01シェーングランツ[アルテミスS]芝16父ディープインパクト
-----------------
 [枠連順位]
 枠連型=3巴[A 型] 枠連AB=4.5
 馬連型=3巴[AB型] 馬連AB=6.2

 枠連=ABC/DEF//G/H 
 枠順=742/815//3/6
 馬順=ABC EGF 09 12
 代行=D1110 13H14 17 18
 代2=16 15
 ―――――――――――――
 結果=
---------------------------------
 ○ 展開予想
※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
 逃げ     先行     差し     追込
 08 13 11 02-17 07 18 09-06 03 12 15 -05 14 04 16 01 10
覧 5 △ ◎ ▲ ○
3F           C E B A D
本○ ● ◎ △ △ △

*********************************
 ※ 直前予想

 さて、困りました(^_^;)。
 一覧トップAにして実績近走AA、馬順AのトリプルA。何も考えず◎です。
 ダノンファンタジーは過去5戦[4100]、目下4連勝。その内容たるや[G3→GI→G2]の3連勝を含み、芝16は[3100]、阪神コース[3000]。父ディープインパクトという文句の付けようのない完璧さ。一体この馬に◎を付けない理由などあるのでしょうか(^_^;)。

 ところが、過去3年一覧トップA、4勝をあげて「文句なしの馬」に◎を打って4着3着2着と、頭で来ないのだから参ります(この流れからいくと今年こそ1着?)。

 一体なぜだろうと考えたあげく、二点思いつきました(^_^)。
 一つ目。所詮確率とは結果の数字に過ぎず、過去の確率100パーセントだからといって次走の確率=100ではないということ。お馬さんは生き物であってロボットではない。
 また、競馬も所詮ギャンブルの一つ。誰もが頭で来て当然と思う高確率の馬が毎回毎回1着だったら、最後は毎回毎回単勝100円元返しになってしまう。ファンが他の馬の単勝を買わなくなったら大変。だから「来ないことがある」ことにしなきゃならない(^.^)。これを逆に言うと、もちろん「来ることだってある(^.^)」。

 二つ目は以前書いたことがあります。
 3歳馬というのは牡馬も牝馬もまだまだ成長途上。本番前に出走権を獲得するため、目一杯走って3勝目ゲット。除外されることのない名実ともにオープン馬。しかし、そこが上り坂の頂上で「後は調子下降だった」馬は何頭もいる。

 そこいくとトライアル1着の4勝馬というのは、その前からすでに3勝しているので、本番の出走権は確保済み。別にトライアルに出なくてもいいはず。
 しかし、レースに出ていないと「実戦の勘を失って本番でこける」可能性がある。だからトライアルに出走させる。当然上位人気になる。

 本当はほどほどに走ってそこそこに負けて(^.^)本番で雪辱するのがいいんだが(ゆえに、トライアルを負けた1番人気馬が本番で勝ったりする)、そんなことわからないお馬さんが加減できず一生懸命走ってしまう。もしくは陣営が1着賞金の輝きに目を奪われ(?)、メイチ走らせて勝ってしまう……結果4勝目。すると本番では累積疲労がたまってやはり調子下降となる……のかもしれない。

 そして、その隙を狙って他の実力下位の馬が「脚の骨が折れても構わない」くらいにムチふるって激走させる。結果4勝馬が負けて2着。激走馬が2頭いれば4勝馬は3着。もしも3頭いれば4着……って、そんなところでしょうか(^_^)。

 最後に書いた「馬が壊れても構わない走り」というのは昨年のアーモンドアイを除く桜花賞馬2頭を見ると、うなずける点があります。

 16年の勝ち馬ジュエラー(3番人気)は桜花賞V後5ヶ月休養→ローズS11着→秋華賞4着にて引退(-_-;)。
 17年勝ち馬レーヌミノルは桜花賞(8番人気)V後、[オークス13着→ローズS9着→秋華賞14着]とさんざん。その後10戦重賞出走中なれど最高4着まで(-.-)。

 両馬の桜花賞前の成績はジュエラーが3戦[1200]、レーヌミノルが6戦[2211]。前者はまだ脚の骨が固まってなく、後者は走り過ぎて「壊れた」のかもしれません。
 もっとも、昨年のアーモンドアイは[新馬2着→未勝利V→G3V]、3戦[2100]の成績で桜花Vでした。その後も牝馬3冠→JC→ドバイの5連勝だから、なんともはや……競馬は理屈では解けまっせん(^_^;)。

 ともあれ、こうなると表の◎ダノンファンタジーは仕方ないとして、負ける可能性がある以上、いつもの裏馬券戦略を採用するべきでしょう。ダノンファンタジーは馬連・3複軸としての◎。
 取りあえず、表の2、3着候補△として格に抜粋した2歳GI上位4頭を選びました。
 特に08グランアレグリアは阪神JFではなく、牡馬のGI朝日杯に出走して3着ですから、評価できると思うので○。ただ、そのとき以来がちと引っかかります。
 表馬券5頭
 ◎15ダノンファンタジ A[阪神JF1着]父ディープインパクト
 ○08グランアレグリア B[朝日FS3着]父ディープインパクト
 △04クロノジェネシス C[阪神JF2着]父バゴ
 △14ビーチサンバ   D[阪神JF3着]父クロフネ
 △01シェーングランツ G[阪神JF4着]父ディープインパクト

 そしてウラ●ですが、上記以外はどうも「帯に短し、たすきに長し」の馬ばかりで、無理スジの感ありありです。が、1頭だけタイム面から「もしかしたら」の馬を見出しました。 それは松山02エールヴォアです。

 同馬の成績は5戦[2210]、まー複率は100。阪神コース2戦2勝が光って、これはダノンファンタジーに次ぐ2位。ただし問題は芝16が1戦3着一度のみである点と重賞勝ちがないこと。
 だいたい2歳から3歳初期はマイル以下に出ることが多いのに、この馬芝18以上の成績がいいのです。
 昨年9月札幌新馬(芝15)を2着と勝てず、[阪神未勝利(芝18)1着→G3アルテミス(芝16)3着→1Wエリカ賞(芝20)1着]。そして、前走フラワーC(芝18)2着でした。

 特筆すべきは2走目芝18Vのタイム1468です。これは2歳としてはかなり速く当然桜花全18頭の[L18TX]馬。もう一つ2走前のエリカ賞・芝20のタイムは2014ですが、これも秀逸。
 阪神芝20の2歳レコードは2000年アグネスタキオンが出した2008。そこからコンマ6遅いだけ。アグネスタキオンは4連勝無敗の皐月賞馬でした。

 当然エールヴォアが出した阪神2014のタイムはエリカ賞過去10年の最速。その前からでも2000年のタイム2012に続く2位です。この2000年の勝ち馬ですが、なんとあのクロフネなのです。エールヴォアはそこからコンマ2遅いだけ(斤量差は1キロ)。

 さらにエリカ賞勝ち馬(牡馬)には03年キングカメハメハ、09年にはエイシンフラッシュなどが並び、牝馬では02年アドマイヤグルーヴ、11年ヴィルシーナとそうそうたる名馬が輩出されています。

 問題はマイルでどうか。また、鞍上初乗り松山騎手も、失礼ながらGI1勝のみでイマイチ感ありあり(^_^;)。
 ただ、松山騎手のGI1勝は17年の皐月賞馬アルアインです。そのアルアインが2年ぶりの大阪杯V。しかし、鞍上は北村友。大阪杯でアルアインの馬上として松山に声がかかってもいいのに、かからなかった。それを思うと「今度はオレが」と、馬が壊れんばかりにムチふるうかもしれません。
 父ヴィクトワールピサ。父馬は供用5年目で重賞勝ち2勝とイマイチですが、唯一のGIVが16年の桜花賞馬ジュエラーでした。夢よもう一度って感じで。

 ちなみに、ここでダメでも私はオークスでウラ●を打とうと考えています。
 馬券は単勝軸として◎中心に流します。
--------------------------
 本紙予想
 ◎番馬      名 馬順
 ◎15ダノンファンタジ A
 ○08グランアレグリア B
 △04クロノジェネシス C
 △14ビーチサンバ   D
 △01シェーングランツ G
 ●02エールヴォア   H

 さて結果は?

===============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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2019.04.05

別稿『一読法を学べ』第4号

 三 結末に早く到達したいと考える悪癖

 我々は多忙な世の中にあって多くの文章を一度しか読まない。人の話は一度しか聞かない。だからこそ《読みと聞き》の両方に通用する読書術―― 一読法を学ぶべきと書いてきました。
 一読法の読み方は第五節に詳しく解説しています。その前にもう少し三読法の問題点を指摘しておきます。

 一読法はもちろん「長編小説の読み方」になります。長編小説こそ長くて長くて二度読む人はまずいない。ゆえに、一度読んだだけで、理解度六〇に達する読み方をする必要があります。
 逆に言うと、一読法を学んでいなければ、長編小説――だけでなく、中編短編小説でも満足に読むことはできません。さあっと一度「目を通す」だけだから、理解度・鑑賞度は三〇で終わっていることでしょう。

 そして、長い文章を読む際、次にわき起こる悪癖があります。それは「とにかく早く読んでしまいたい。早く結末を知りたい」という欲求です。
 三読法の一度目はさあっと読みます。途中でわからない語句が出てきても、ヘンだなと思っても、とにかく読み進める。ときには「つまんないことがだらだら書かれているなあ」と感じると、飛ばし読みすることがある。斜め読みとか、漢字読みという言葉もあります。論説文なら漢字だけ読んで時間を節約し、とにかく早く結末に到達しようとするわけです。

 なぜゆっくり読めないのか。その理由として私は二点考えています。

 一つは文字で書かれた文章を、絵画や彫刻と同じようなものと勘違いしていること。「まずさあっと読んで全体を把握しましょう」の言葉にそれが現れています。
 もう一つは三読法において「結論は何か、作者は何を言いたいか、作品のテーマは何か」と問う授業がもたらす弊害です。児童・生徒は《途中より結論や主張が大切なんだ》と思ってしまいます。

 まず一つ目の勘違いですが、読者は「二大芸術」なる言葉をご存じでしょう。人類が生み出した芸術――それは美術と音楽です。
 では、文学ともいわれる詩や小説を芸術と見なすなら、詩や小説は美術と音楽、どちらに近いか。ちょっと考えてみてください。

 すぐに答えられない人のために少々解説します。
 美術の代表は絵画と彫刻です。これは空間芸術と呼ばれます。簡単に言うと絵画や彫刻はぱっと一目見ただけで、すぐに全体像が把握できる。全体を見た後に部分を細かく鑑賞する。これが美術作品です。
 一方、音楽は作品を全て聞き終わらないと全体が把握できません。壮大なクラシックの交響曲であろうが、身近なポップス・歌謡曲であろうが、音楽作品は一目(ひと耳?)で全体を知ることは不可能。
 音楽が流れ始めたら、時間の経過と共に部分ばかり聞き続ける。最後まで聞き終えてようやく全体像が頭の中に生み出される。よって、音楽は時間芸術と呼ばれます。

 ただ、全て聞き終えても、「これが全体像だ」と明瞭に言えることは少なく、ぼんやりとしたイメージが残るだけです。たとえば、べートーベンの交響曲『運命』を聞いて「この曲には何々……が描かれている」と言える人はなかなかいないと思います。
 ここでしたり顔に「この曲は人間の運命の過酷さを描いている」とおっしゃるなら、
「『運命』は後世の人が付けた通称であり、ベートーベンは『交響曲第五番』としただけですよ」と言えば充分でしょうか。

 では、文学作品と呼ばれる詩や小説は美術作品と音楽作品のどちらに近いか。もうおわかりと思います。
 詩や小説は一目で全体像を把握することができません。読み始めたら時間の経過とともに部分部分をたどっていくしかない。何分後か何十分後、長いと丸一日かけ、全て読み終えたとき、ようやく全体像がつかめます。
 つまり、文字で書かれた作品は音楽に近いのであり、芸術と見なすなら、時間芸術にあたります。
 ただ、音楽と違ってかなりはっきり全体像をつかむことができます。たとえば、「この作品には空海の青春時代が描かれていた」と言うように。

 次の質問です。みなさん方は録音されたテープやCDなどで音楽を聞くとき、2倍速にするでしょうか。あるいは――たとえば三十分の交響曲を、出だしの五分を聞き、途中を飛ばして真ん中へんの五分を聞き、ラストの五分を聞く……といった聴き方をするでしょうか。
 もしも「私は2倍速でベートーベンの交響曲を鑑賞しているよ」と言ったら、「アホじゃないの?」と軽蔑されるのがオチでしょう。
 何を言いたいか、もうおわかりと思います。
 この「アホじゃないの」と言われかねない鑑賞法を、詩や小説に対して行っている人が多いようです。

 じっくり読めば一時間かかる文学作品を三十分、いや十五分くらいでさあっと読む。それは名曲と呼ばれる音楽作品を2倍速、4倍速で聞くのと同じことです。途中を飛ばしたり、斜め読みとか漢字読みをして読みの時間を短縮するのも同じこと。
 危惧するのは国語三読授業における一読目、「通読はさあっと読みましょう」という指導がこの悪癖を生み出しているのではないかと感じることです。
 もっとも、三読授業の場合は必ず再読して部分を詳しく読むからまだいい。しかし、一人で読む場合、二度読むことはまずない。
 結局、個人的には文章をさあっと目で追う悪癖だけが積み重なる。私にはこのような人が文学作品を鑑賞しているとはとても思えません。

 ちなみに、音楽作品、絵画・彫刻は人類が生み出した素晴らしい芸術であり文化です。
 しかし、この二者には致命的な欠陥があります。それは個人にせよ、人類にせよ、歴史的経過を表現できないということです。個人や人類の断面なら表現できる。しかし、個人や地域、一国の長い歴史は表現できない。
 簡単に言えば、明治時代全体を絵画・彫刻、音楽では表現できません。『歴史』という形で――すなわち文字で書かれることで初めて表現できるのです。

 そして、言葉によって書かれたものは音楽美術で言うなら、音楽にあたる。よって、明治時代の歴史を読むなら、時間(年月)に沿ってじっくりゆっくり読む。それによって明治時代を理解できるし、「こういう時代だったのか」と感じ取ることができます。
 小説も全く同じ。頁に沿ってじっくりゆっくり読んでこそ、理解し味わうことになるのです。

==============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 後記:新元号が「令和」に決まりました。予想したほとんどの人が外したとか(^_^)。
 祝賀ムードに水を差す訳ではありませんが、「令」は令嬢の言葉があるけれど、令月の言葉は一般的ではなく(名月でしょう)、どうも命令の「令」が思い出されてイマイチ感があります。国書「万葉集」から取られたとの話も、ほぼ同文が中国の古書『文選』に出ているそうです。私は六案の中では「英弘」が良かったのではないかと感じています。それにしても、お役所の年齢表記など数字は全て西暦にしてほしいもんだが……と思うのは私だけでしょうか。

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2019.04.01

大阪杯、結果とほぞ噛み

 大阪杯結果は――印を付けた馬は健闘したけれど1着が~(^_-)

 1着―北村友 03アルアイン…………[・]E 単勝=22.2
 2着―川 田 06キ セ キ…………[○]B
 3着―福 永 02ワグネリアン………[△]C
 4着―岩 田 01マカヒキ……………[★]QC
 5着―浜 中 09エアウィンザー……[◎]A(一覧順位)
 前日馬順[09→B→C→10→D]枠順[F→D→B→H]

 枠連=3-4=17.5 馬連=03-06=36.8 馬単=109.4
 3連複=03-06-02=107.4 3連単=935.6
 ワイド12=10.9 W13=28.8 W23=8.8
---------------------------------
 本紙予想
 印番馬       名 齢 馬 着
 ◎09エアウィンザー   5 D 5
 ○06キ セ キ     5 B 2
 △07ブラストワンピース 4 A 6
 △02ワグネリアン    4 C 3
 ★01マ カ ヒ キ   6 10 4
 ・03アルアイン     5 09 1
----------------
【大阪杯、実近一覧結果】

  2019 |2018 2017 2016 |
年=人|着|人|着|人|着|人|着|
A=D|5|B|7|A|1|C| |
B=B|2|A|1|B|4|B|1|
C=C|3|C|3|F| |G|5|

D=F| |D| |E|5|A|4|

E=09|1|F|2| | |E|3|
F=G| | | | | |D|2|
G=A| |H| |G|2|F| |
H=E| | | |C| | | |

QA= | |G| | | | | |
QB=H| | | |D|3|H| |
QC=10|4|11|4|H| | | |
QD= | |09| | | | | |

QE= | | | |09| |×| |
QF= | |E|5| | |×| |
QG=×| | | |×| |×| |
QH=×| | | |×| |×| |
    ※注「人気」は前日馬連順位、×は出走なし
[2019年結果]
 今年はトップ3頭から2着と3着。一覧EFG(H)から1着が出ました。
 しかし、E~Hの中ではアルアインが09人気で最も人気薄。ちょっと決め手がありません(展開図逃Aでしたが)。
 ただ、馬連は[トップ3頭の最上人気]→[一覧EFGH4頭](人気は無視)とすれば、4年連続的中でした。来年試みたいと思います(^_^)。

 有馬記念馬の1番人気ブラストワンピースが一覧Gの位置にいるということは、「確率的に高く評価できない」ことを意味しています。この位置で馬順Aだと来ることが多いのですが、結局6着だから実力通りだったと言えるかもしれません。

**************************************
 【GI大阪杯 実近一覧表】 阪神 芝20 14頭 定量57キロ
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|齢|馬       名|予OZ{実近}人=[全芝]騎 手|格距TM3F印着
A=09|5|エアウィンザー | 2.6{BA}D=[7521]浜 中| ◎ ▲◎5
B=06|5|キ セ キ   | 4.3{AG}B=[4244]川 田|○▲◎ ○2
C=02|4|ワグネリアン  | 5.5{CF}C=[5101]福 永|○○ ○△3
D=12|4|ステルヴィオ  | 7.6{DC}F=[4312]丸 山|○ ▲◎
E=03|5|アルアイン   | 8.3{E09}09=[4326]北村友|○   ?1
F=08|5|サングレーザー | 8.7{FB}G=[7244]ミナリ|  ▲
G=07|4|ブラストワンピー| 9.4{GD}A=[5002]池 添|○○  △
H=11|5|ペルシアンナイト|10.5{HE}E=[4417]デムロ|○
QA=13|5|スティッフェリオ|19.4{11H} =[4328]田 辺| 
QB=04|4|エポカドーロ  |20.0{1210}H=[3213]戸崎圭|○
QC=01|6|マ カ ヒ キ |20.4{0914}10=[5226]岩田康|○  ▲★4
QD=14|5|ダンビュライト |20.6{1012} =[4149]松 若| 
QE=10|4|ステイフーリッシ|26.6{1311} =[2224]藤岡康| 
QF=05|5|ムイトオブリガー|35.0{1413} =[4204]横山典| 
             TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
---------------------------------------
※年齢 4歳=5 5歳=8 6歳=1 全14頭
※牡牝 牡=14頭(セ=0頭) 牝=0頭 
※格
G1V=8頭       1着レース(V年 月)歳
 A11ペルシアンナ[1303]マイルCS(17年11月)5
 B06キ セ キ [1113]菊 花 賞(17年10月)5 2
 C04エポカドーロ[1101]皐 月 賞(18年4月)4
 D02ワグネリアン[1001]ダービー (18年5月)4 3
 E12ステルヴィオ[1102]マイルCS(18年11月)4
 F03アルアイン [1024]皐 月 賞(17年4月)5 1
 G07ブラストワン[1002]有馬記念 (18年10月)4
 H01マカ ヒキ [1106]ダービー (16年5月)6 4

G2V=3頭(GIV除く)
 A08サングレーザー [3勝]スワンS・マイラーズC・札幌記念
 B14ダンビュライト [2勝]AJCC・京都記念
 C10ステイフーリッシ[1勝]京都新聞杯

---------------
 [枠連順位]
 枠連型=A流れF [A 型] 枠順AB= 5.8
 馬連型=A流れE [AB型] 馬連AB=10.7

 枠連=ABC/DEF//G H 馬順[09→B→C→10→D]
 枠順=527/463//8 1
 馬順=ACE BDH 11 10
 代行=G F 141209 13
 ―――――――――――――
 結果= 3 2 1 4 枠順[F→D→B→H]
-------------------------------
 ○ 展開予想
※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
 逃げ     先行     差し     追込
 03 06 04 13-05 09 14 02-10 11 07 08-12 01
覧5 ○ ◎ ▲ △
3F E C D B A
本 ○ ◎ △ △ ★
結1 2 5 3 4
*******************************
※ 回  顧

 大阪杯の前に、まずはドバイ、アーモンドアイの優勝おめでとうございます。
 私は惰眠をむさぼっていたので朝知りましたが、さすがの快走でしたね。

 そして大阪杯……アルアイン・北村友騎手、GI初勝利おめでとうございます。
 涙はなかったけれど、もう32歳とか。もっと若いかと思っていました。きっと心中こみあげるものがあったのではないかと想像します。
 前週高松宮記念で彼は単勝250円の1番人気ダノンスマッシュにまたがって4着敗退。
 私はあのとき馬連の軸ならいいが、単勝軸は危ないなと思っていました。理由の一つに鞍上北村友がありました。今回レース後「雪辱したな」ってつぶやいたことです(^_^)。

 直前予想の前置きで「昨年上位馬3頭が今年も出走している」として以下の馬を取り上げました。
-------------------
 ちなみに、昨年の45着馬は今回不出走。1着スワーヴリチャードはド
バイへ。以下236着馬が連続出走の馬です。3頭とも鞍上乗り替わり。
 2着―福 永 05ペルシアンナイト →デムロ
 3着―川 田 08アルアイン    →北村友
 6着―浜 中 14ダンビュライト  →松 若

 も一つちなみに、昨年2着の福永は今年牡4ワグネリアン。川田は牡5
キセキ、浜中は牡5エアウィンザーに騎乗します。
 福永ワグネリアン、川田キセキ、デムーロ・ペルシアンナイト、北村ア
ルアインは5番人気内が予想されています。そして週中1番人気予想が牡
4歳池添のブラストワンピースです。
-------------------
 この7頭から123着が出ました(^_^;)。
 11ペルシアンナイト ×
 03アルアイン    1
 06キ セ キ    2
 02ワグネリアン   3
 09エアウィンザー  5
 14ダンビュライト  ×
 07ブラストトワンピ ×

 それに予想の後半では「福永ワグネリアン~北村アルアイン」の4頭を列挙しており、そこから123着誕生だから、「それかよ~」って感じです。

 レース残り200ではキセキとアルアインが1、2着確定の態勢。3着は02ワグネリアンと09エアウィンザーが争っており、エアウィンザー3着ならもちろん3複総流しの成立。
 これも万馬券なので声が出ましたが、エアウィンザーはワグネリアンに負け。だけでなく、道中最後方4角11番手から突っ込んできた01マカヒキにも抜かれて5着。やっぱりGI初出走という「格の壁」は高く大きいのでしょう。
 にしても、マカヒキも「来るんだったら2着で来て欲しかった」とつぶやいたことです。オッズ分析から枠連1-3に異常投票が見られたので、枠連・馬連ひそかに買っていたのです(^_^;)。

 予想段階でGI馬8頭が出走している(しかも仲良く1勝ずつ)とわかったとき、「芝20のGIを買った馬がいいのではないか」と思いました。マイルGIVではなく、芝24・25・30のGIVでもない――芝20のGIVは2頭だけでした。それが昨年の皐月賞馬エポカドーロと一昨年の皐月賞馬アルアイン。

 そこで当初は「エポカドーロをウラ●に」と考えました。直前予想に書いたように、2頭ともそれ以来Vがない。だが、一昨年から勝ち星のない5歳アルアインより、昨年勝ってまだ活きのいい4歳エポカドーロ――と考えたのです。結局やめましたが、ウラ●エポカドーロでは、どう転んでも今回の馬券は獲れまっせん(^.^)。

 ただ、高松宮記念で思い出したことが一つあります。
 高松宮で勝ったのは3番人気の福永ミスターメロディでした。2着が単勝12番人気(108倍)の幸セイウンコウセイ。このセイウンコウセイ、一昨年の高松宮記念V馬です(前年Vファインニードルは引退)。
「しまった~! このデータが今回も効いたのかっ!」と思わず叫びました。

 2頭の皐月賞馬エポカドーロとアルアインを比較するなら、「一昨年の皐月賞馬を獲れ」と高松宮記念2着馬が教えていたのです。げに、競馬は記憶のゲーム(^_^)。注意してください。

 最後に一点、6着となった1番人気ブラストワンピースを軽視した理屈は的を射ていた気がします。
 再掲しておきますので、今後の参考にしてください。

・07ブラストワンピース……成績は[5002]。ダービー2番人気5着、菊
花1番人気4着。有馬を勝ったけれど、どうも強さを感じない。1、2番
人気になった5回中3回は1着(G3-2勝)だが、2回はダービー5着、
菊4着。しかもこの2回は斤量57キロ。今回大阪杯の斤量は57キロ。つま
り同馬は斤量57キロで[0002]と着内なし。有馬を勝ったときは55キロ。
で、今回2キロ増。裏切り馬の気配もあるので軽視。

 それにしても、展開予想図では逃Aのアルアインが1着、番手Bのキセキが2着。「この◎○(またはウラ●◎)だったか」と思ってちょいとほぞ噛みました(^_^;)。

 以上です。

 続いて昨年の桜花賞結果とほぞ噛み。これも回顧6行。
 アーモンドアイには度肝抜かれました。この段階で牝馬3冠を予言していますが、ジャパンカップまで勝つとは想定外でした。

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【 2018年桜花賞結果 】

 桜花賞、結果は――雀の涙の3複的中(^_^;)、ウラ●惜しい4着

 強かったですねえ、アーモンドアイ。4角16番手から上がり最速33.2の
剛脚で駆け抜けました。勝ちタイム1331は桜花賞レコードとか。今後ケガ
さえなければ、牝3冠馬の誕生でしょうか(^_^)。
 ウラ●トーセンブレスは4角でアーモンドアイの前にいて追い上げたけ
れど、4着が精一杯。3着なら充分プラス決算だったのですが、まーしょ
んなかです。

 1着―ルメル 13アーモンドアイ…………[△]E 単勝=3.9
 2着―石橋脩 01ラッキーライラック……[◎]A
 3着―川 田 09リリーノーブル…………[△]B
 4着―柴田善 07トーセンブレス…………[●]QI
 5着―武 豊 17マ ウ レ ア…………[△]C(一覧順位)
 前日馬順[B→A→C→10→D]枠順[A→B→D→F]
 枠連=7-1=3.8 馬連=13-01=4.8 馬単=9.9
 3連複=13-01-09=8.3 3連単=37.8
 ワイド12=2.3 W13=4.3 W23=2.3
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 ※ 桜花賞、展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
 逃げ     先行     差し     追込
 18 08 14 11-09 02 01 17-05 16 10 12 -15 06 03 13 04 07
覧 ○ ◎ ▲ E △
3F D A B C E
本 △ ◎ △ * * △ ●
結 3 2 5 1 4
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 本紙予想結果
 印騎 手番馬     名 馬順 着
 ◎石橋脩01ラッキーライラ A  2
 △川 田09リリーノーブル C  3
 △武 豊17マ ウ レ ア D  5
 △ルメル13アーモンドアイ B  1
 *Mデム14レッドレグナン G
 *福 永16フィニフティ  F
 *戸崎圭15プリモシーン  E
 ●柴田善07トーセンブレス 10  4 
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 【GI桜花賞 実近一覧表】 阪神 芝16 18頭 定量55キロ
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|齢|馬     名|予OZ{実近}人=[全芝]騎 手|格距TM3F 着

A=01|3|ラッキーライ| 2.1{AA}A=[4000]石橋脩|◎◎◎◎ 2
B=09|3|リリーノーブ| 6.5{BC}C=[2110]川 田|▲▲   3
C=17|3|マウ レア | 8.6{DE}D=[2111]武 豊|▲▲ ▲ 5
D=04|3|アンコールブ| 9.5{C10}H=[2100]藤岡康|

E=13|3|アーモンドア|10.3{FB}B=[2100]ルメル|△▲   1
F=14|3|レッドレグナ|12.4{HD}G=[2110]Mデム|
G=10|3|アン ヴァル|12.5{GF} =[3011]藤岡佑|
H=15|3|プリモシーン|13.1{10G}E=[2100]戸崎圭|△△ ○

QA=02|3|アマルフィコ|13.3{09H} =[2010]浜 中|
QB=03|3|リバティハイ|14.0{E14}09=[2110]北村友|○ ▲
QC=08|3|ハーレムライ|14.1{1109}11=[3121]大野拓| ○△

QD=16|3|フィニフティ|24.8{1212}F=[1100]福 永|
QE=12|3|デルニエオー|25.5{1313} =[2011]池 添|
QF=06|3|スカーレット|27.6{1517} =[1302]岩 田|
QG=11|3|コーディエラ|28.0{1418} =[1212]和 田|   △
QH=05|3|レッドサクヤ|29.4{1611}12=[2101]松 山| △
QI=07|3|トーセンブレ|32.6{1715}10=[1102]柴田善|  ○  4
QJ=18|3|ツヅミ モン|37.7{1816} =[1101]秋 山|
             TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
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※年齢 全牝3歳=18頭 
※格
G1V=1頭
 A01ラッキーライラック [阪神J F 1着]阪神芝16差し 2
 参考 G1、23着=2頭
 A09リリーノーブル   [阪神J F 2着]阪神芝16差し 3
B17マウ レア     [阪神J F 3着]阪神芝16差し 5

G2V=2頭(GIV含む)
 A01ラッキーライラック [チューリップ1着]阪神芝16先行 2
 B03リバティハイツ   [フィリーズレ1着]阪神芝14先差
  注…チューリップ賞は今年よりG2
G3V=3頭(GIV含む)
 A01ラッキーライラック [アルテミスS1着]東京芝16先行 2
 B13アーモンド アイ  [シンザン記念1着]京都芝16差し 1
 C15プリモ シーン   [フェアリーS1着]中山芝16差先

トライアルG2-2・3着馬=4頭 G3-1・2着馬=1頭
・G2チューリップ賞 2着17マウレア  5 3着09リリーノーブ 3
・G2フィリーズレビ 2着04アンコールブ  3着デルニエオール
・G3フラワーC   1着不参加      2着07トーセンブレス4

※芝16優秀
 A01ラッキーライ[4000]2 B08ハーレムライ[3011]
 C15プリモシーン[2100]  D13アーモンドア[2000]1
 E09リリーノーブ[2110]3 F17マウ レア [2111]5
 G05レッドサクヤ[2101]

※阪神コース優秀
 A01ラッキーライ[2000]2 B04アンコールブ[1100]
 C12デルニエオー[1010]  D03リバティハイ[1010]
 E02アマルフィコ[1000]  F09リリーノーブ[0110]3
 G17マウ レア [0110]5

※昨 年123着     (人気)前走
1着=10レーヌミノル  (8人)G2フィリーズレ2着(1人)
2着=06リスグラシュー (3人)G3チューリップ3着(2人)
3着=14ソウルスターリン(1人)G3チューリップ1着(1人)
 参考…ソウルスターリング(先行)は昨年[新馬→OP→GI→G3]
    の4連勝無敗馬。桜花3着→オークス1着 

今年=10アンヴァル 06スカーレットカラー 14レッドレグナント ×
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 [枠連順位]
 枠連型=718枠 3巴 [AB型] 枠順AB=4.8
 馬連型=A流れD 4巴 [AB型] 馬連AB=2.3

 枠連=AB/C/D//EF//GH 
 枠順=71/8/5//24//36
 馬順=BA D C H10 1213 
 代行=E14 F 15 0911 1618
 代2=G  17
 ―――――――――――――
 結果=12 3 4

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

後記:新元号が「例話」じゃなく「令和」となりました。しばらく漢字変換させてくれなさそうです。
一文字目のラ行はちょっと戸惑いますね。子どものころラ行がうまく言えず、親から練習させられた経験があります。「でいわ」と言ってしまうのです(^_^;)。苦労する子どもが出なきゃいいのですが。でも、習字はやさしいでしょう。もっとも、我がメルマガは一貫して西暦表記です。

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