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2019.11.09

エリザベス女王杯、直前予想

 深まりゆく秋とともに今年も残り2ヶ月。これから7週連続GIです。
 途中どこかで息抜きしたいと思いますので、ご了承下さい。
 もっとも、長文予想と回顧ですから保証の限りではございません(^_^;)。

 さて、3歳・古馬牝馬の最強決定戦――エリザベス女王杯。
 とは言え、4歳最強牝馬(牡牝含め?)アーモンドアイと5歳最強牝馬(?)リスグラシュー不在ですから、ナンバー3決定戦と言うべきでしょうか(^.^)。

 もっとも、3歳牝馬はオークス・秋華賞馬の出走によって形は整ったようです。 ただ、馬順ABC決着とはならない気がするので、油断なく検討したいと思います。

 まずは過去3年の実近一覧の結果。とても面白い傾向が出ています。

【エリザベス女王杯、過去3年の実近一覧結果】

  2019 |2018 2017 2016 |2019年
年=人|着|人|着|人|着|人|着|番馬名(トップ4頭と12番人気まで)
A=A| |G|8|D|3|B|3|11ラヴズオンリーユー
B=E| |E|6|B|12|H|9|12センテリュオ
C=B| |B|1|A|5|A|6|08クロノジェネシス
D=11| |C|5|F| | | |14ゴージャスランチ

E=09| |10| |E|1|C|1|17サ ラ キ ア
F=D| | | | | |F| |02ラッキーライラック
G=F| |A|3|G| |D|4|04ウラヌスチャーム
H=C| | | |10| |09| |16スカーレットカラー

QA=H| |D|4|H| |G| |05ボンデザール
QB= | |F| | | | | |13
QC= | | | | |4|12|2|18
QD=10| |09| |C| | | |10フロンテアクイーン

QE=G| | | | | | | |06クロコスミア
QF= | | | |09|2| | |15
QG=12| |H|2| | |14|5|03シャドウディーヴァ
QH= | | | | | |×| |01
QI= | | | | | |×| |09
QJ= | |×| | | |×| |07
18 17 18 15
    ※注「人気」は前日馬連順位

 まず、9番手QA以降の馬。大概人気薄になりますが、2着馬は3年連続ここから激走しています。それも馬順[12→09→H]と人気薄ばかり。
 ちなみに、2016年2着馬4歳シングウィズジョイはG2V馬(3頭中)であり、その距離は芝20でした。1着もG2V馬でした。
 2017年1着モズカッチャン、2着クロコスミアの両馬もG2V馬(7頭中)。クロコスミアは逃げA馬でした。
 そして、昨年ウラ●とした2着クロコスミアも前年同様G2V馬であり、逃げA馬です。

 実はこの3年間GIV馬は毎年2頭から4頭出走していますが、良くて3着に終わっています。
 また、いつもと同じ傾向として実近A~Dから1頭、E~Hから1頭。特にE~Hの馬順上位人気2頭は「消せない」感じです。

 ということで思い切った本年予想(^.^)。
 まず逃げA馬を外せない。そして、GIV馬は3着候補。G2V馬から1、2着候補を選定する――といったところでどうでしょうか。

**************************
 【GIエリザベス女王杯 実近一覧表】京都 芝22 18頭 定量
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|齢|馬       名|予OZ{実近}人=[全芝]騎 手|格距TM3F
A=11|3|ラヴズオンリーユ| 3.0{BA}A=[4000]デムロ|▲  ○
B=12|4|センテ リュオ | 4.0{AE}E=[4403]ルメル| ○
C=08|3|クロノジェネシス| 6.0{CC}B=[4120]北村友|◎
D=14|4|ゴージャスランチ|12.0{DD}11=[4344]幸 英| ▲

E=17|4|サ ラ キ ア |12.9{EF}09=[2316]川 田|  ○
F=02|4|ラッキーライラッ|13.3{FB}D=[4223]スミヨ|○ ◎
G=04|4|ウラヌスチャーム|17.3{G11}F=[4407]マフィ| ▲ ◎
H=16|4|スカーレットカラ|19.6{1009}C=[3417]岩田康|△ ▲▲

QA=05|4|ボンデ ザール |19.7{11H}H=[4001]藤岡康|
QB=13|4|サトノガーネット|25.3{0915} =[4217]坂 井|
QC=18|4|レッドランディー|26.3{H16} =[3237]池 添|
QD=10|5|フロンテアクイー|28.2{1313}10=[3.10]津 村|  △

QE=06|6|クロ コス ミア|31.9{1410}G=[534-]藤岡佑|△△◎
QF=15|4|ミスマンマミーア|32.9{1512} =[2125]浜 中| ◎ △
QG=03|3|シャドウディーヴ|33.3{1217}12=[1314]松山弘|
QH=01|5|ブライト ムーン|35.2{16G} =[432-]福 永|
QI=09|5|アルメリアブルー|40.5{1714} =[543-]武 豊|   △
QJ=07|6|レイホーロマンス|58.8{1818} =[331-]岩崎翼| △
             TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
-----------------------------
 成績補足
QD=10|5|フロンテアクイー|28.2{1313}10=[3.10.3.12]津村|
QE=06|6|クロ コス ミア|31.9{1410}G=[534.18]藤岡佑|
QH=01|5|ブライト ムーン|35.2{16G} =[432.10]福 永|
QI=09|5|アルメリアブルー|40.5{1714} =[543.14]武 豊|
QJ=07|6|レイホーロマンス|58.8{1818} =[331.19]岩崎翼|
----------------------------
※年齢 3歳=3 4歳=10 5歳=2 6歳=3 頭
※全牝=18頭 
※格
G1V=3頭
 A08クロノジェネシス [1120]前走秋華賞V
 B02ラッキーライラック[1112]2歳阪神JFV
                前走G2府中牝馬S3着
 C11ラヴズオンリーユー[1000]前走オークスV

G2V=2頭(GIV除く)
 A06クロコスミア   [1勝]2017年府中牝馬SV
                前走G2府中牝馬S5着
 B16スカーレットカラー[1勝]前 走府中牝馬SV

 昨年1234着馬の馬番(今年の出走馬は馬名付加)
 1着=6枠12番  2着=5枠09番
 3着=4枠07番  4着=3枠05番
 本年06クロコスミアは昨年2着馬、10フロンテアクイーンは昨年7着馬
---------------
 [枠連順位]
 枠連型=A流れD [4巴系] 枠順AB=5.8
 馬連型=3巴4巴 [AB型] 馬連AB=6.0

 枠連=AB/CD/EF//GH/ 
 枠順=64/18/32//57/
 馬順=AB DC GF 1011
 代行=E18 1409 H12 1513
 代2= 17 16
 ―――――――――――――
 結果=
----------------------------
 ○ 展開予想

※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)逃げA指数=3.9 スローかハイ
 逃げ     先行     差し     追込
 06 14 17 02 -09 10 11 01 -12 05 03 18 -08 16 04 15 13 07
覧 △ 5 6 ◎ ○ ▲
3F E A B C D
本★ ● ○ ・ ◎ △ ・

*************************
 ※ 直前予想

 まずはいつもの4頭3複ボックス馬券。
 過去3年データを眺めると、GIV馬よりG2V馬の方がいいという傾向が出ています。しかし、同じ事が10年続かないのが競馬です。この傾向もそろそろ終わり頃と思って今回GIV馬が絡むと予想を立てれば、GIV馬は3歳2強と4歳ラッキーライラックの3頭のみ。
 かくして[08→02→11]の3複3単1枚ずつ(^_^)。

 そしてG2V馬は2頭。06クロコスミアと16スカーレットカラー。
 スカーレットカラーは前走G2V馬だし、ここ3戦G3→G3→G2を[3→2→1]着と好成績。しかし、その人気は[5→5→4]。つまり、人気薄ならありがたい裏切り馬。逆に今回2、3番人気でどうも裏切られそうな気配があります。 また、同馬の最長距離は芝20までの2回(取消と10着)だし、56キロを背負ったことなし。よって軽視。

 そこいくと昨年ウラ●として2着激走した06クロコスミアがまた出走しています。今回またも逃げA馬。
 その後6戦[10→6→5→3→7→5]着と順調に期待を裏切って3度目のエリザベス女王杯(^_^;)。
 3度目の2着なる……とはとても思えないけれど、展開図では指標3.9ながら一応逃げA馬。内枠にも入ったし、何より斤量56キロだとなぜか4戦[2200]。
 そこでG2Vからは06クロコスミアを選定。上記GIV3頭と絡めて[06 08 02 11]の3複ボックス4枚。

 ちなみに、今回古馬15頭の中で、斤量56キロで3着以内があるのはクロコスミアただ1頭です。3歳3頭は2キロ減の54キロ。この3頭54キロ以上の成績は以下の通り。
 A11ラヴズオンリーユー[4000]
 B08クロノジェネシス [4120]
 C03シャドウディーヴァ[1314]

 これはもうGIVもあるABの2強を外すわけにはいきません。そこで、06クロコスミアと11・08の3複。3単はまさかの逃げ残り。06クロコスミア頭と見て[06→11=08]の2枚も。

 最後に最近ルメール以外の外国人騎手が低調です。今回4人が出走しています。
 デムーロ11ラヴズオンリーユー、スミヨン02ラッキーライラック、ルメール12センテリュオ、マーフィー04ウラヌスチャーム。たぶんそんなことはないだろうと思いつつ、[11 02 12 04]の3複4枚(^.^)。

 もしもこの4頭総崩れなら、日本人騎手トップ3川田・武豊・福永――はさすがにないと思われるので、上位人気から3人抜き出してみると、岩田康16スカーレットカラー、北村友08クロノジェネシス、藤岡佑06クロコスミア。この3頭[16 08 06]の3複1枚。

 さて、改めて本紙予想。
 今回の理屈はとても単純です。年齢別構成を見ると以下の通り。
 ※年齢
  3歳=3 4歳=10 5歳=2 6歳=3 頭

 3歳GI馬2頭11・08が2強の1、2番人気。そして、4歳トップ2頭の16・02が次位の3、4番人気。馬連オッズはこの4頭の4つ巴です。
 つまり、最も簡単な答えはこの4頭内から123着が出る(^_^)――と思って3複4枚。連単馬券は本命サイドだから、たくさん買うとトリガミになるので、何か1頭◎を決めて他3頭に流すか、◎○を決めて他の2頭に流す馬券の購入……でしょうか。

 ただ、果たして4歳2強(?)が来るか。もしもここに、4歳アーモンドアイ、5歳リスグラシューがいたらと考えれば、16、02に印は付かないでしょう。
 よって3歳2強が残った場合、もう1頭の激走馬は4、5歳馬ではなく6歳馬ではないか。であれば、6歳3頭の中では芝22のGIを2着2回=斤量56キロ[0210]の06クロコスミアしかいいない。

 というわけで表馬券は◎08クロノジェネシス、○11ラヴズオンリーユー、▲06クロコスミアの3頭に絞ります。◎がなぜラヴズオンリーユーでないかと言うと、騎手を見ているからです(^_^;)。

 さてその一方、競馬に絶対はないので、3歳2強がまさかの凡走――だって考えておきたい。凡走の可能性なきにしあらず、と思います。
 そこで3歳GI馬2頭へのいちゃもん(^.^)。

 まず秋華賞馬の北村友08クロノジェネシス。[4120]と着外なし。新馬→OP連勝後の重賞5戦を[2120]、GI[1120]と御立派ながら、2、3着の多さが気になります。
 最も引っかかるのは父馬のバゴです。父は凱旋門賞を勝ったこともあるGI5勝の名馬ですが、2009年供用開始から11年で産駒の重賞Vはわずかに6頭の7勝(/107)。GIは2010年の菊花賞馬ビッグウィークとこのクロノジェネシスの2頭のみ。
 うーん、3複軸ならこの馬◎でいいけれど、2、3着、まさかの初着外だってあり得るのではないでしょうか。

 そして、オークス以来の4戦4勝馬デムーロ11ラヴズオンリーユー。
 こちらの父はディープインパクトで文句なし。4戦上がり全てベスト1。中団からディープ産駒らしい鋭脚で差してきます。ただ今回約半年ぶりの実戦。これが最大の問題。

 同馬は昨年11月3日新馬V→11月25日1WV→4ヶ月休んで、今年4月7日OP忘れな草賞V。そして5月19日オークスV(1番人気)です。
 4ヶ月ぶりなら大丈夫そう。しかし、今回は6ヶ月ぶり。カンケーないのでしょうか。
 なぜ2冠目指して秋華賞に出なかったのか。間に合わなかったのか。あるいは、そんなの目じゃねえ。私ゃもっと上を目指すわと[エリザベス女王杯→JC]路線なのか。しかし、ここからJCは2週間しか空きません。

 同馬の厩舎は栗東矢作芳人師。リスグラシューの調教師です。数ヶ月ぶりのGIでもなんのそののアーモンドアイは美浦国枝栄師です。「彼にできるならオレだって」と思ったか。

 また、馬主は「DMMドリームクラブ」――って聞いたことないなあと思ったら、2017年開業でした。重賞Vはこの馬1頭のみ(/3)。
 ウイキで調べてみたら「DMMドリームクラブは、株式会社DMM.com証券が2017年8月より運営を開始したDMMバヌーシーのクラブ法人」とありました。あのCMで有名な「DMM、ドット、コム」ってやつでした。
 うーん。そんな新参馬主に早くもGI2勝目を与えていいのでしょうか(^.^)。
 ちなみに、この馬のセリ価格は1億7280万円で、目下の獲得賞金1億7294万円。つまり14万円のプラス(^.^)。一口3.2万円のようですがなかなか……。

 とにかく4連勝無敗で底を見せていないので、あっさり勝って不思議ないけれど、負けたときは「やっぱり半年ぶりが……」と言い訳を用意してあるのが気に入りません。
 ここは3歳2強が良くて3着としてウラ●は4歳以上から選抜したいと思います。
 内心6歳の06クロコスミアをウラ●にしたいのですが、さすがに6歳になったし、3年連続の2着は厳しい気がします。やはり狙いは4歳馬。そこでウラ●として抜擢したいのはスミヨン02ラッキーライラック。
 成績[4223]ですが、4勝は[新馬→G3→GI阪神JF→G2]の4連勝。全てマイル。その後は桜花賞1番人気2着がけちのつき始めで、全て重賞ながら1着なしの[0223]。芝20以上は2戦、オークス3着(2人)、昨年の秋華賞9着(2人)。どうも芝22のエリザベス女王杯で消したい人気馬です(^_^;)。

 ただ、今回展開図で大きな特徴があります。それは逃げAクロコスミアの指標3.9で、すなわちぎんきげんの逃げ馬不在ということです。誰でもスローになると予想しますが、ときにどどっと逃げ出す馬(騎手)が登場してハイペースになることもあります。そんなとき芝20前後の馬よりマイル強者(馬)が激走することがあるのです。
 また、過去2走もヴィクマイル1番人気4着→府中牝馬S2番人気3着とイマイチですが、そのタイムはヴィクマイルがコンマ1差の1306、府中牝馬S芝18は1448。ヴィクマイルの勝ちタイム1305はレコードであり、府中牝馬Sの1448は東京芝18のレコード1445よりコンマ3遅いだけ。さらに、牡馬と闘った今年2月のG2中山記念2着のタイム1455はレコードよりコンマ6。内枠に入ったことだし、楽に先行して直線早めに抜け出して粘りきる。そのようなレースを期待したいと思います。56キロ初はマイナスですが、父はオルフェーヴル。芝22も走れるのではと感じます。
 そこで、3歳2強+4歳2強の◎として他の3頭に馬連・馬単・3単を。
 あと06クロコスミアにも流します。その他が来たらあきらめるということで(^_^)。
 以上です。
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 本紙予想
 印番馬      名  齢 馬順
 ◎08クロノジェネシス  3 B
 ○11ラヴズオンリーユー 3 A
 △02ラッキーライラック 4 D
 △16スカーレットカラー 4 C
 ★06クロコスミア    6 G
 ・12センテリュオ    4 E
 ・04ウラヌスチャーム  4 F
 ●02ラッキーライラック 4 D

 さて結果は?
=============
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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