秋華賞、結果は――誰でも打てる◎1着でも相手2頭が……(^_^;)
1着―松 山 13デアリングタクト………[◎]A・1 単勝=1.4
2着―大 野 12マジックキャッスル……[?]QG・4
3着―藤岡康 08ソフトフルート…………[?]QD・3
4着―坂 井 16パラスアテナ……………[?]E・2
5着―長 岡 15ミスニューヨーク………[?]G・2(一覧順位・群)
前日馬順[A→H→10→12→14]枠順[A→H→G→C]
枠連=7-6=25.8 馬連=13-12=26.7 馬単=31.4
3連複=13-12-08=179.2 3連単=441.1
ワイド12=9.4 W13=7.5 W23=93.1
---------------
○ 展開予想結果
※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
逃げ 先行 差し 追込
18 17 03 01 -08 09 15 04 -10 16 05 11 -02 13 06 07 14 12
覧 △ ▲ 5 〇 ◎
3F B D E A C
本 ▲ ※ △ 〇 ◎
結 3 5 4 1 2
------------------------------
本紙予想
印番馬 名 馬 結果
◎13デアリングタクト A 1
○02リアアメリア B 13
▲17ウインマリリン C 15
△01ミヤマザクラ F 14
※03マルターズディオサ E 7
?12マジックキャッスル H 2
?08ソフトフルート 10 3
?16パラスアテナ 12 4
?15ミスニューヨーク 14 5
**************************
【GI秋華賞 実近一覧表】 京都 芝20 18頭 馬齢55キロ
(人気は前日馬連順位)
順=番|馬 名|予OZ{実近}人=[全芝]騎 手|格距TM3F印着
[1群]
A=13|デアリングタクト| 2.0{AA}A=[4000]松山弘|◎ 〇◎1
B=02|リアアメリア |11.4{CH}B=[3003]川 田|▲△ 〇13
C=03|マルターズディオ|14.0{B12}E=[4202]田 辺|〇△ ※7
D=17|ウインマリリン |14.9{D10}C=[3101]横山武|▲◎▲ ▲15
[2群]
E=16|パラスアテナ |15.3{EG}12=[2202]坂井瑠| △〇 4
F=04|ホウオウピースフ|17.3{G11}15=[2103]池 添| ▲
G=15|ミスニューヨーク|18.5{10D}14=[3022]長 岡| 5
H=09|サンクテュエール|19.3{HF}11=[2102]ルメル|△
[3群]
QA=11|フィオリキアリ |19.7{0909}18=[3106]北村友|
QB=14|オーマイダーリン|20.4{F13}13=[2333]幸 英|
QC=01|ミヤマザクラ |24.4{14E}F=[2103]福 永|△▲ ▲△14
QD=08|ソフトフルート |28.2{15B}10=[3024]藤岡康| ▲ △ 3
[4群]
QE=10|クラヴァシュドー|28.4{16C}G=[1213]デムロ|△
QF=18|アブ レイズ |31.5{1316}16=[2002]藤井勘|
QG=12|マジックキャッス|32.0{1118}H=[1303]大 野| 〇 2
QH=07|ム ジ カ |36.7{1217}09=[1432]秋 山| △
QI=05|ウインマイティー|36.8{1715}D=[3113]和 田|
QJ=06|ダンツエリーゼ |46.2{1814}17=[3214]太 宰| ◎
TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
----------------------------
※年齢 3歳牝=18頭
※格
G1V=1頭
A13デアリングタクト[2000]桜花賞・オークス 1
参考G1-2着=2頭
A17ウインマリリン [0100]
B03マルターズディオ[0102]
G2V=3頭(G1-1・2着含む)
A17ウインマリリン [1勝]フローラS
B03マルターズディォ[1勝]チューリップ賞
C02リアアメリア [1勝]ローズS
昨年1234着馬の馬番
1着=3枠04番 2着=4枠08番 3
3着=7枠14番 4着=5枠09番
--------------
[枠連順位]
枠連型=A流れG [AB型] 枠順AB=4.3
馬連型=A流れ12 [A 型] 馬連AB=4.8
枠連=AB/CDE/FG/H/
枠順=71/853/24/6/
馬順=AB CGD E09 H 前日馬順[A→H→10→12→14]
代行=13F 121117 1510 18
代2=14 16
―――――――――――――
結果=1 4 3 2 枠順[A→H→G→C]
**************************
※ レース回顧
参りましたねえ……◎以外に印をつけた馬がことごとく凡走。「誰でも打てる◎は1着でも相手2頭が」じゃなく、2~5着4頭に全く印を打てませんでした。
松山13デアリングタクトはパドックや返し馬でいらついていたので、「大丈夫かなあ」と不安が走りました。しかし、スタート後は落ち着いていたし、まくり気味に進出して4角では早くも先頭から4、5馬身差の位置。
つまり、京都内回りを勝つときの定番の走りでした。ベテランみたいな松山騎手の乗り方に驚くと同時に、4角で「ああ勝つな」と思いました。
問題は2、3着。内らち沿いを、先行した03マルターズディオサ、02リアアメリア、01ミヤマザクラが走っていました。が、3頭とも伸びがなくずるずる下がるばかり。あれま。
そして、デアリングタクトが勇躍ゴールに迫るとき、2着に続くは6枠緑12番の馬。「12? 何……?」と馬名は浮かばず(^.^)。
そして、背後を追いこむ3着争いの2頭は外08番、内はピンク8枠とわかるばかりで、何番かもわからない……ところでゴール。
なんにせよ、12マジックキャッスルが2着とわかった段階で、「馬券全滅」だけは明らかでした。ほげ。
もちろん松山・デアリングタクトの「無敗の牝3冠達成!」を素直に喜ぶ気持ちはあります。おめでとうございます。
新型コロナ禍の下、「無敗の牡牝3冠馬の誕生は『新型コロナ発症年における唯一喜ばしい話題』として我らの心に刻まれる」と書いた通り、まずは牝馬無敗3冠馬の誕生です。
しかし、ビミョーに白けているのはデアリングタクトの単勝を10万買えない庶民の悲しさ(4万の儲けです)。
せめて馬連とか3連複当てて「私にも喜びのおすそ分けを」と思いたいではありませんか(^_^;)。
ところが、競馬は非情です。そんな庶民のささやかなる願いを打ち砕きます。
2~5着は人気薄ばかりで(2着こそ前日馬順Hでしたが)最終オッズでは2番人気から8番人気が全て消えました。
もちろん私の〇以下4頭も全て玉砕。名手ルメール・デムーロも蚊帳の外。ここまで荒れると正直総流しでないと取れません。
まーこの事態も想定していたので、私は相手を4頭に絞って馬券はそれ以外買いませんでした。よって、被害は小さかったです。
私の表ウラ馬券戦術とは軸となる本命が負けた時のことを想定して「ウラ●」を考えています。と同時に「自分が予想した相手が来なかった」ときの「ウラ相手馬券」も考えています。以前そのように書いて「〇・▲・△」を2組構築したことがあります。
しかし、これって潔くないですよね。だから、最近はやめていました。
それに上位人気が2、3着に来ることは多く、[◎→穴→穴]馬券は最も取りづらい。馬券点数も増えるばかりで、外れた時の被害が大きいし、本命決着だと当たってトリガミ必至。そこで、今回は[AB-EF]中心の「本命・中穴決着」とみなしての予想でした。不的中もしょんなかです。
ただ、今後のために激走した234着3頭について少々振り返っておきます。
※2着大野12マジックキャッスル[1303] 父ディープインパクト
1勝馬ですが、2歳G3-2着、3歳G3クイーンC2着があります(この1着馬が01ミヤマザクラです)。[桜花賞8番人気12着→オークス14番人気5着→紫苑S6番人気4着]ではなかなか買えません。
ただ、特筆すべきデータはオークス5着の内容です。道中ずっと後方、4角16番手から前10頭を抜いて5着入線しました。上り33.4はデアリングタクトの上り33.1に続く2位です。今回同馬の展開指標は18位。稍重ハイペースをてれんこ走ったことが無欲の追い込みにつながったようです。
※3着藤岡康08ソフトフルート [3024] 父ディープインパクト
格を重視する私にはとても買えない馬です。一応3勝馬だけれど、重賞は一度も走ったことがない。未勝利脱出に5戦もかかっている。ただ、掲示板率は9戦8回と堅実(最も他馬多数)。
また、9戦中1度1800のみで、あと8戦は芝20(5回)・22・24と中長距離ばかり。そして、上りは先行タイプなのに9回中8回でベスト3内。でも、最速34.0。これでは「あくまで下のクラスの堅実馬」だから、やっぱり買う気になれません。
今回同馬は3角まで終始最後方。4角12番手から上り35.7で3着。これも無欲の追い込みでしょうか。
※4着坂井16パラスアテナ [2202] 父ルーラーシップ
実はこの馬が「あと数頭印をつけるなら」とピックアップした馬でした。
前走紫苑Sを10番人気ながら2着。光っていたのは3走前東京の1勝特別で5番手先行から勝ったときの上りとタイムです。上りは最速33.3、勝ちタイム1459でした。この上りは芝18なら全馬トップであり、勝ちタイムも優秀です。
秋華賞は逃げ・先行有利――が定説の京都内回り芝2000で行われます。
1着デアリングタクトは追い込みタイプ故何の不思議もないけれど、今回234着も後方からの追い込みに賭けた馬でした。
具体的には、
1着デアリングタクト……芝24のオークスにて最速上り33.1
2着マジックキャッスル…同オークス(5着)にて2位の上り33.4
3着ソフトフルート………芝22で上り最速(34.0)・芝20と芝18で3位(33.8)
4着パラスアテナ…………芝18最速上り(33.3)
稍重のレースを逃げたのは03マルターズディオサ。1000メートル通過59.4でした。向こう正面ではかなりタテ長になっていたし、稍重馬場と走破タイム2006を考えると、ハイペースだったと言えるのではないでしょうか。逃げ・先行5頭は全てつぶれました。
1着デアリングタクトも上り35.8は良馬場オークスの33.1と比べればかなり低下しています(上り1位は3着ソフトフルートの35.7)。つまり、全馬渋った馬場に脚を取られたというべきでしょう。
結論を言えば、「今回は逃げ先行ではよくなかった、追い込みに賭けるべきだった」となりますが、それは結果論。ただ、予想する側としては「ハイペースになって逃げ先行馬総崩れの可能性がある、との観点は必要だった」と言えそうです。あるいは「1頭強い馬がいて人気が逃げ・先行馬に偏っていたときは、上位人気馬総崩れかもしれない」との観点でしょうか。記憶に留めたいものです。
さて、今後デアリングタクトは古馬と闘ったときどうか。
単純比較はできないけれど、2年前の牝3冠馬アーモンドアイと比較してみると、以下の通りです(タイムと[ ]内は上り)。
桜花 オークス 秋華賞
・アーモンドアイ=良1331[33.2]→良2238[33.2]→良1585[33.6]
・デアリングタク=重1361[36.6]→良2244[33.1]→稍2006[35.8]
馬場差があるので単純比較はできないけれど、3冠比較ではアーモンドアイが上位に見えます。ただ、面白いのは京都マイルの比較です。アーモンドアイはシンザン記念、デアリングタクトはエルフィンSを走っています。
タイムはアーモンドアイが稍1371[34.4]、デアリングタクトは良1336[34.0](これは同レースレコード)。
アーモンドアイはその後東京マイルの安田記念を3、2着と負け、有馬は9着でした。よって、マイルならデアリングタクトが上位、芝22以上ならアーモンドアイではないか。芝20の秋天、芝22の宝塚が勝ち負けでしょうか。
もっとも、アーモンドアイが来年も走ってくれるかどうか……ですが。
最後に直前予想の訂正を。
デアリングタクトは父が供用2年目のエピファネイアであることに触れ、以下のように書きました。2行目の「エピファネイアの父はシンボリクリスエス」のところは以下のように「デアリングタクト」の間違いでした。
--------------------------
また、父エピファネイア共用2年目の件ですが、あのディープインパクトも産駒2年目にしてG1馬が出ています。それにデアリングタクトの父はシンボリクリスエス、母シーザリオ。母デアリングバードは1戦未勝利なれど、母父はキングカメハメハ。勝って不思議ない華麗なる血統と言えます。それがどうしてセリ価格わずか1300万だったのか。ほんとに不思議です。
--------------------------
その後競馬コラムによって、デアリングタクトは北海道日高の「長谷川牧場」という家族経営の小さな牧場の生産馬であるとわかりました。0歳時は買い手がつかず、1歳になってやっと1300万弱で売れたとのこと。それが今や無敗の牝馬3冠馬。総賞金4億獲得です。「1割くらい生産者にバックしたら」と言いたくなります。
大手クラブも個人も同馬の価値を見出せなかったわけで、志賀直哉の『清兵衛と瓢箪』を思い出しました(^_^)。
もう一つ。一覧過去4年に今年のを追加します。
第4群をカットするなど、ちょっと過去4年にこだわり過ぎたようです。
【GI秋華賞、過去5年の実近一覧結果】
一 覧 馬 順 [1234]群
2020年 A→QG→QD→E A→H→10→12 1→4→3→2
2019年 B→QD→G→QA C→B→10→ 1→3→2→3
2018年 A→E→D→C A→E→D→C 1→2→1→1
2017年 B→F→G→H C→B→E→D 1→2→2→2
2016年 B→E→QA→A C→D→E→B 1→2→3→1
さて、週末はいよいよ無敗3冠馬誕生(?)の菊花賞。
コントレイルにはほとんどいちゃもんのつけようがないと感じております。
もちろん◎。今度こそ馬券も当てて祝福したいものです。
以下昨年の菊花賞結果と回顧です。
*******************************
【2019年菊花賞、結果とほぞ噛み】
菊花賞、結果は――○→・→◎の3連複的中(^_^)
1着―武 豊 05ワールドプレミア………[○]D 単勝=6.5
2着―福 永 14サトノルークス…………[・]QB
3着―川 田 13ヴェロックス……………[◎]A
4着―横山典 06ディバインフォース……[?]QF
5着―坂 井 08メロディーレーン………[?]QE(一覧順位)
前日馬順[B→G→A→17→14]枠順枠順[C→A’→A→C’]
枠連=3-7=6.1 馬連=05-14=46.8 馬単=76.4
3連複=05-14-13=30.7 3連単=235.1
ワイド12=14.6 W13=3.2 W23=7.2
----------------
○ 展開結果
※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
逃げ 先行 差し 追込
11 01 13 04 -03 14 15 10 -05 12 16 09 -07 02 06 17 08 18
覧 5 ◎ ▲ △ ○
3FE B C A D
本 ◎ ○ ●
結 3 2 1 6 4 5
-----------------------------
本紙予想
印番馬 名 馬 結果
◎13ヴェロックス A 3
○05ワールドプレミア B 1
・02ニシノデイジー C
・12レッドジェニアル H
・18メイショウテンゲン15
・10カウディーリョ 11
・07ヒシゲッコウ F
・14サトノルークス G 2
・01ザ ダ ル D
・15ホウオウサーベル E
・04ユニコーンライオン09
●12レッドジェニアル H 6
?06ディバインフォース17 4
?08メロディーレーン 14 5
*****************************
【GI菊花賞 実近一覧表】 京都 芝30 18頭 定量57キロ
(人気は前日馬連順位)
順=番|馬 名|予OZ{実近}人=[全芝]騎 手|格距TM3F 着
A=13|ヴェロックス | 2.4{AC}A=[3311]川 田|◎○○▲ 3
B=07|ヒシゲッコウ | 2.6{BA}F=[3010]スミヨ| ▲ △
C=03|カリボール | 3.4{CB}10=[3200]藤井勧| ▲△
D=05|ワールドプレミア| 8.1{DE}B=[2120]武 豊|△ ○ 1
E=01|ザ ダ ル |10.3{GF}D=[3010]石橋脩| ▲
F=10|カウディーリョ |13.1{09G} =[3002]デムロ|
G=15|ホウオウサーベル|13.4{11D}E=[3002]蛯 名| △▲
H=04|ユニコーンライオ|13.5{F12}09=[3103]岩田康|
QA=11|シフル マン |15.5{H11} =[3114]松 山|
QB=14|サトノ ルークス|18.0{E13}G=[3202]福 永|△ 2
QC=12|レッドジェニアル|27.2{1015}H=[2023]酒井学|○△◎○
QD=09|ヴァンケドミンゴ|29.6{14H} =[3115]藤岡佑|
QE=08|メロディーレー牝|30.1{1610}14=[2028]坂 井| 5
QF=06|ディバインフォー|30.3{1709}17=[2105]横山典| △ ◎ 4
QG=02|ニシノ デイジー|31.9{1216}C=[3114]ルメル|▲
QH=18|メイショウテンゲ|40.7{1314} =[2214]池 添|○
QI=17|タガノディァマン|69.3{1817} =[1116]田 辺| ▲
QJ=16|ナ イ マ マ |98.8{1518} =[1108]柴田大|
TM…タイム優秀 3F…上がり3F優秀
------------------------------
※年齢 3歳=18頭 牡牝 牡=17頭(セ=0頭) 牝=1頭
※格
G1V=0頭 参考GI3着内=2頭
A13ヴェロックス [0110]皐月2着・ダービー3着 3
B02ニシノデイジー[0012]ホープフル3着
G2V=2頭(GIV除く)
A12レッドジェニアル[1勝]京都新聞杯(11人気)
B18メイショウテンゲ[1勝]弥生賞(8人気)
G3V=1頭(上記含む)
A02ニシノデイジー [2勝]札幌2S・東京スポーツ杯
昨年1234着馬の馬番(今年の出走馬は馬名付加)
1着=6枠12番 2着=5枠09番
3着=4枠07番 4着=2枠03番
今年=×
--------------
[枠連順位]
枠連型=A流れD [AB型] 枠順AB=5.0
馬連型=A流れH [AB型] 馬連AB=6.1
枠連=ABC//D/E/FGH/
枠順=713//4/6/285/
馬順=ACB F H 091211 前日馬順[B→G→A→17→14]
代行=ED17 14 13 101516
代2=G 18
―――――――――――――
結果=23 14 5 枠順[C→A’→A→C’]
****************************
※ 回 顧
まずは、武豊騎手、菊花賞最年長勝利おめでとうございます(^_^)。
これで昭和、平成、令和三代に渡るVも飾ったことに。
昔明治、大正、昭和三代云々というのを聞いたことがあります。
こんなこと彼が最初で最後でしょう。
この日私はわけあって自宅でのテレビ観戦。連単馬券は○武豊ワールドプレミアから買っているので、実質そちらが◎みたいなもの。特に注意して見ました。
同馬はパドック・返し馬で頭を上げ下げしていれこんでいるように見えたので「無理かなあ」と思いました。が、レースではしっかり折り合って馬群の内をじっと我慢の子。
4角で最内を突きながら、前の逃げ馬の外に出すという絶妙な走りを披露して、抜け出したときはちょっと「豊っ、豊っ」の声が出ました(^_^)。
残り200で頭は間違いないと確信。先行しながら、道中ずっと脚をため続けるという完璧な走り。さすが長距離の武豊、と感じさせました。1000メート通過62.4のスローで、上がり最速は2着馬の35.7。1着ワールドプレミアはそれよりコンマ1遅いだけ。
私にはキタサンブラックのように、内々を定速走行で逃げているかのように思えました(^_^)。今後武豊を「買える」とすれば、内枠逃げ・先行馬かもしれません。
直線でむしろ応援したのは「川田! ヴェロックス粘らんかい!」でした(^_^)。その外を福永14サトノルークスが追い込んできており、明らかに脚色がいい。ればたらはないけれど、ヴェロックス2着なら、私にとっては[○→◎→・]となり、(馬単・3単はほんとに裏しか買っていないので)馬連・馬単・3複・3単の大的中となるはず。
ところが、来なくてもいいのに、福永サトノルークス2着(-.-)。
かくして3複のみの的中となってしまいました。秋なのに、めでたさも中ぐらいなり……の気分でした。
もっとも、以下のように「まずは3複4頭ボックス」の最後に-------------
そうなると、日本人トップ騎手二人も入れなきゃ失礼。てなわけでヴェロックス川田の他に、武豊05ワールドプレミアと福永14サトノルークス。この3人の3複[13 05 14]も1枚。
-------------
――と、日本人トップジョッキー3人の3複馬券を買っていただけに、配当30倍は安いけれど、充分な払い戻しがありました(^_^)。それにしても、この3人の123着なんていつ以来でしょうか。
私が期待したのはサトノルークスの位置にウラ●酒井12レッドジェニアルが突っ込んでくることでした。同馬は道中武豊と川田を前に見るとてもいい位置を走っていたのに、4角で外に振られ、最後追い上げたけれど、6着でした。
やはり長距離の血がない父キンカメゆえでしょうか。逆に2着サトノルークスはワールドプレミア同様、ディープインパクト産駒。ディープ産駒のワンツーとなりました。ヴェロックスが3着に落ちたのはまだ産駒2年目父ジャスタウェイの血だったかもしれません。
これでディープインパクト亡き後の産駒GI勝利。今年中にキンカメ産駒もGI勝ちを期待したいところです(^_^)。可能性はあると思います。
ところで、直前予想で披露した、「拾えるデータ」の件。
--------------
《基本3勝馬。芝22、24、26のレースを2戦以上して勝つか好成績。芝の上がりが良い。全レース着差1秒未満(GI除く)、重賞経験あり。前走か前々走新潟芝20以上の条件戦を好タイム、上がりベスト3内で勝っている》といったところ。
--------------
2着サトノルークスは芝22のOP2着、前走同じく芝22のセントライト記念2着があったし、ディープ産駒だし、我がひいきの福永ゆうちゃんだし、一時は「ウラ●に」の気持ちがありました。
しかし、3連勝後に挑んだ皐月14着→ダービー17着というボロ負けがあって、いくら「GI除く」条件に入っているとはいえ、さすがにきついだろうと思いました。ここんとこ何か拾い上げる理屈がほしいところです。
今思いつくことはこうです。まず「サトノ」の馬であり、ディープ産駒であり、同馬の値段は2億9000万!(セリ取引価格がありました)
つまり、素質ある馬と見なされていたこと(^.^)。ちなみに1着ワールドプレミアもセリ取引価格があって2億6000万でした。合わせて5億5000万!
そして、サトノルークスは新馬2着後[未勝利→1W→OP]を3連勝している。人気は[1→1→2]で、なおかつオッズ[1.3→1.9→3.5]。
つまり、周囲も認め、実績も伴って充分力がある証拠。
だが、前期GI戦つまり、皐月・ダービー直前に3勝目をあげた馬は(おそらく無理をした反動で)GIを敗退する。同馬は皐月1.6秒差14着→ダービー3.2秒差17着(ともに8番人気)。
だが、休み明け初戦G2セントライト記念を8番人気2着と復活。着差0.3。このパターン――[前期GI直前上位人気で3勝目→GI惨敗]馬が休み明け初戦で復活したときは次走GIでも活躍する――と覚えておくと良さそうです。
ちなみに、全18頭の中で前期GI前に3連勝した馬は3頭。01ザダル、02ニシノデイジーと14サトノルークスです。01ザダルの父はトーセンラー、3連勝の人気は[7→5→5]とイマイチ。GI未出走のまま休みに入り、秋初戦セントライト記念3番人気3着。菊は前日Dの13着。
また、ニシノデイジーの父はハービンジャー。3連勝の人気は[1→8→6]とこれも低評価。ただし[未勝利→G3→G3]。その後GIホープフル3着後、今年弥生賞4着→皐月17着→ダービー5着を経て前走セントライト記念2番人気5着。この休み明け2番人気5着という結果が「復活していない」と見なせます。菊は前日Cの9着。
こうして3連勝していた3頭を比較すると、父馬の他に裏切り馬かどうかが大きいようです。ザダルとニシノデイジーの3連勝はほぼ人気薄激走の裏切り馬(ということは上位人気になって裏切られる)。
サトノルークスのみ、上位人気の3連勝馬。このような馬がGIで惨敗しても、前走1、2着なら、今回激走の可能性あり、と見て構わないようです。う~ん、気付くのがまたも遅すぎた(^_^;)。
最後に実近一覧過去3年と今年の結果です。
【GI菊花賞、過去3年と今年の実近一覧結果】
2019 |2018 2017 2016 |2019年
年=人|着|人|着|人|着|人|着|番馬 名 着
A=A|3|C|8|B|7|A|1|13ヴェロックス 3
B=F| |13|7|A|1|B|4|07ヒシゲッコウ
C=10| |B|4|F| |F| |03カリボール
D=B|1|11|5|D| |G| |05ワールドプレミア 1
E=D| |F| | | |C|5|01ザ ダ ル
F=11| |G|1|H| |09| |10
G=E| | | |E|5|D| |15ホウオウサーベル
H=09| |09| |13|2|H|3|04
QA= | |D| | | |E| |11
QB=G|2|E| |12|3| | |14サトノルークス 2
QC=H| |10|3|C| |10|2|12レッドジェニアル
QD= | |H| |09| | | |09
QE=14|5| | |G| | | |08メロディーレーン 5
QF=17|4|A|2| | | | |06ディバインフォース4
QG=C| | | | | | | |02ニシノデイジー
QH= | | | | | | | |18
QI= | | | |11|4| | |17
QJ= | | | | | | | |16
18 18 18 ※注「人気」は前日馬連順位
以上です。
==============
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Recent Comments