ダービー、直前予想
さー明日は年に一度のダービー(当たり前ですが(^.^)。
他のGIも当てたいけれど、ダービーはとりわけ気持ちが高ぶります。
まー当てるだけなら、単勝全買いすれば必ず当たるし、皐月レコードVのジャスティンミラノ――たぶん1番人気でしょうから――馬連総流しで当たる可能性高し。
しかし、前者は(さすがに単勝万馬券はしばらく出ないだろうから)トリガミの可能性高く、後者はジャスティンミラノまさかの3着以下だと外れ。相手上位人気だとこれまたトリガミ必至。
戸崎圭15ジャスティンミラノ、表の◎は仕方ないとして3着以下の可能性なしとは言えないので、やはりウラ●はこしらえたいと思います。
[新馬→G3→GI皐月]3連勝のジャスティンミラノについて唯一のいちゃもんは3戦1番人気が一度もないこと。[2→4→2]というちょい裏切り馬。
今回1番人気になってどうか。また、レコード走の反動があるかないか。
これは素人には全く予測不能。終わって「なかった・あった」と言うしかないもの(^.^)。なければあっさり2冠、秋には3冠候補。反動あれば……。
ところで、昨年ダービー回顧を再読して「一覧A・馬順Bのルメール02スキルヴィングが直線に入って体調不良となり、ゴール(17着)後下馬して倒れ、すぐに亡くなった」とありました。すっかり忘れていた自分にあきれます。
最近人間界も元気のいい年長芸能人の心不全による突然死がしばしば報道されます。自戒も含めてみなさん体調不良に気を付けてください。
まずは過去8年の実近一覧結果から。
【ダービー、過去8年の実近一覧結果】
一 覧 馬 順 [1234]群
2024年 →→→ →→→ →→→
2023年 H→B→E→G D→A→F→H 2→1→2→2 乖離1着
2022年 A→B→G→H C→B→F→A 1→1→2→2
2021年 QB→A→F→G E→A→09→C 3→1→2→2 乖離1着
2020年 A→B→F→H A→B→G→H 1→1→2→2
2019年 F→B→D→A H→C→B→A 2→1→1→1
2018年 C→F→E→D F→D→17→15 1→2→2→1 逆1・3着
2017年 H→C→G→QH A→D→B→H 2→1→2→4 乖離1・3着
2016年 E→D→G→QC A→C→B→G 2→1→2→3 乖離1・3着
過去8年馬群4が4着一度だけというのは驚き。馬群3も1度だけですが、1着となれば無視できない。ただ、馬順Eの乖離馬なので我らにとっては印をつけられる。
全体的に乖離馬の活躍が見られるので、第2群の乖離馬には注意したい。
また、2着内を見ると、馬順Aが8回中5回。馬順Bだと8回中2回。ところが、一覧トップのAは8回中3回でBは8回中4回とやや多い。
両馬を一覧・馬順との関係でまとめると、一覧ABが馬順A~Cになったときは馬連軸になり得るようだ。
逆に馬順A・Bが3着以下に落ちた例が18、19年の2回ある。18年は[F→D→17]、19年は[H→C→B]。
19年は[ABC→GH]であり、18年はこのウラ[DEF]の出現と言える。
3強になったときなど、この2パターンを忘れないようにしたい。
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【ダービー実近一覧表】 東京 芝24 18頭 定量57キロ
(人気は前日馬連順位)
順=番|馬 名牝歳|予OZ{実近}[展]3F|馬|乖|3指単複 印着
[1]
A=15|ジャスティンミラノ| 3.7{AD}[2] |A| |AAAA ◎
B=11|シュガー クン | 6.9{BE}[5]E|H| |HGHG ●
C=02|レガ レイラ 牝| 7.5{CB}[16] |B| |BBBB ○
D=13|シン エンペラー | 8.7{DC}[6] |G| |GHGH ・
[2]
E=09|ダノンエアズロック| 9.7{EA}[3]B|F| |FFFE △
F=07|ミスタージーティー|13.5{F11}[13] |17| |
G=17|ショウナンラプンタ|14.0{GH}[10]D|11| | ・
H=08|アーバン シック |14.9{H10}[17] |E| |DCDD △
[3]
QA=03|ジューン テイク |15.6{0912}[8]C|13| | ・
QB=18|エコロ ヴァルツ |18.5{1016}[15] |16| |
QC=04|ビザンチンドリーム|20.4{1314}[18] |12| |
QD=01|サンライズ アース|22.0{1118}[7] |15| |
[4]
QE=12|シックス ペンス |23.7{15G}[4]A|C|乖|CECF △
QF=06|コスモキュランダ |24.3{1217}[14] |D|乖|EDEC △
QG=16|メイショウタバル |25.3{1413}[1]逃|18| |取消
QH=14|ゴンバデカーブース|28.4{16F}[11] |10| |
QI=10|サンライズジパング|32.8{1715}[9] |14| |
QJ=05|ダノン デサイル |34.4{1809}[12] |09| |10090909
注…「馬」は馬連順「3」は3複順「単複」は単複順位
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○ 展開予想
※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
逃げ 先行 差し 追込
番16 15 09 12 -11 13 01 03 -10 17 14 05 -07 06 18 02 08 04
覧 ◎ 5 ○ △ 6 ▲
3F B A E C D
本 ◎ △ △ ● ・ ・ ・ △ ○ △
結
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[枠連順位]
枠連型=A流れD [A型・4巴系] 枠順AB=5.3 CD=18.5
馬連型=A流れH [A型・AB型] 馬連AB=6.5 CD=49.3
枠連=AB/C/D/EF/GH/ (H8枠18=16番取消)
枠順=71 6 3 45 28
馬順=AB C D EF 1211
代行=G15 H 09 1714 1316
代2=10 18
―――――――――――――
結果=
[オッズ分析]
馬連はA15ジャスティンミラノからH11シュガークンまで流れているのでA型であり、その後B02レガレイラ流れなので(Aの強い)AB型である。
ならば、枠連も枠E4、F5枠まで流れていいところだが、D3枠で止まっている。これはB1枠の強さと枠C6、D3枠がやや補強となっているからだろう。
1列目が馬順AからF、以降G~10まで2列目、3列目に入っているので、枠G2、H8枠と段差がある。全体的に矛盾はなく、枠連はF5枠までで決まるのではないだろうか。
本命決着ならA7枠からD3枠まで。この場合馬連は代行に注意。
枠連お勧めはA軸の本穴[A→E・F・A=7→4・5・7]
このウラにあたる[BCDボックス=1-6-3]
馬連C-Dが49倍とかなり悪いので、馬連・3複のお勧めはC12シックスペンス、D06コスモキュランダを蹴るパターン。
[A→EFGH→B=15→08 09 13 11 →02]
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※ 直前予想
まずは終わって「それだったのか」とほぞ噛みたくないチョー単純な馬連・3複馬券を(オッズを見る前に)少々買っておきます(^_^;)。
全18頭のRX――GIVの格最上位は2頭だけ。
皐月Vの戸崎圭15ジャスティンミラノと2歳GIホープフルSVのルメール02レガレイラ。この馬連[15-02]1枚。両馬が馬順ABになったら、ウラの馬単[02→15]も1枚追加。
レガレイラは唯一牝馬。2007年ウオッカ以来17年ぶりの牝馬ダービーVを「獲ったど~!」と言いたくて02レガレイラの単勝も1枚(^_^;)。
東京芝24を勝った馬は2頭だけ。前走G2青葉賞V武豊11シュガークンと鮫島駿17ショウナンラプンタ(阪神1WクラスV)。
後者は青葉賞2着でもあり、さすがにこのワンツーはないだろうが、15ジャスティンミラノ込みの3着内ならあるかも、と3複[15-11-17]1枚。
今回全18頭の中で皐月経由が(除外だった05ダノンデサイルを含めて)12頭の多さ。
終わって「何だよ。皐月のワンツーか」とぼやくかもしれない。
そこで皐月1着15ジャスティンミラノと2着デムーロ06コスモキュランダの馬連[15-06]1枚。
皐月上位は1着~7着まで6頭出走。消えたのは3着馬。
[ここでクイズ(^.^)。この馬名は? NHKマイルに行きました。
答えはこの後どこかで出てきます]
終わってさらに(まさかの)「皐月上位馬の123着か~」とつぶやくのもしゃくなので、1着15ジャスティンミラノ-2着06コスモキュランダ-4着横山武08アーバンシック3頭の3複[15-06-08]1枚。ただし、コスモキュランダの鞍上は皐月賞ではモレイラでした。
東京コースを2勝以上しているのは3頭だが、連勝は2頭。3戦3勝のモレイラ09ダノンエアズロックと2戦2勝の戸崎圭15ジャスティンミラノ。
ダノンエアズロックは価格5億弱の高額馬。「やっぱり高えのが来るのか~」とつぶやくかもしれず、馬連[15-09]1枚。
前走G2出走は4頭。うち2頭が先ほどの青葉賞1、2着馬。
残り2頭が京都新聞杯Vの岩田望03ジューンテイクと3月スプリングSVの川田12シックスペンス。さすがにこのワンツーはないだろうが、ジャスティンミラノ込みの3着内ならあるかも(さっきのコピペ)と、3複[15-03-12]1枚。
最後に(後述するけれど)もしも皐月レコード走の反動から123着が消える(すでに3着ジャンタルマンタルはここ不在)と、まさかの456着馬がダービー[123]着になるかもしれない。その3頭とは横山武08アーバンシック、坂井瑠13シンエンペラー、ルメール02レガレイラ。そこで、皐月456着馬の3複[08-13-02]1枚。
これをまとめると、表の印は以下の通り。(記号は馬順)
一覧第1群ACが馬順ABであり、馬連オッズはAB型。
よって、ルメール02レガレイラを○とする。
◎戸崎圭15ジャスティンミラノ A
○ルメル02レガレイラ B
・武 豊11シュガークン H
・鮫島駿17ショウナンラプンタ 11
・デムロ06コスモキュランダ C(乖)
・横山武08アーバンシック E
・モレイ09ダノンエアズロック F
・岩田望03ジューンテイク 12
・川 田12シックスペンス D(乖)
・坂井瑠13シンエンペラー G
さて、ここから本論。
今も書いたように18頭中皐月経由が12頭の多さ。
そして、皐月賞は過去のレコードをコンマ7も縮める1571のレコード決着でした。
で、ダービーを迎えて考えたい点は「あのレコードの勢いをダービーでも発揮する」か、または「レコード疲れと言われるように、反動で凡走となる」か。
たとえば、過去皐月賞で1580を切るレコード1578を出したのが2017年。
123着は以下。この3頭全て次走ダービー出走。その結果も掲載します。
[2017年皐月賞結果] 人気→ダービー
1着松 山11アルアイン 9 5着(4人)
2着デムロ07ペルシアンナイト 4 7着(6人)(戸崎圭乗替り)
3着武 豊10ダンビュライト 12 6着(7人)
人気を見ればわかるように大荒れ。3複7万、3単106万でした。
武豊が12番人気で3着激走だったことも驚き(^.^)。
そして、皐月レコード上位3頭はダービー凡走。
これはレコードの反動でしょうか。あるいは、人気から見れば皐月の好走はたまたまでありフロック。ダービーで本来の実力(?)が出たとも言えます。
ではこの年皐月の1番人気はなんだったか。
これを言える人はチョーのつく天才的競馬(?)頭脳の持ち主でしょう。
しかし、聞けば驚くと思います。岩田康08ファンディーナでした。
えっ、全く記憶に残っていない?
さにあらん。私も同様。しかし、馬柱のあるところを見てびっくりしました。
なんとファンディーナって牝馬でした。それが1番人気。
同馬はディープインパクト産駒で[新馬→1W→G3フラワーC]の3戦3連勝。
全て100円台の1番人気。かくして皐月240円の1番人気に祭り上げられました。
が、コンマ8差の7着。以後休養に入り、秋から3戦、最高6着で引退……。
どおりで記憶にないわけです。
ああ、歴史は繰り返す。今年の皐月賞1番人気は牝馬レガレイラ。
3戦ルメール鞍上で[新馬V→OP3着→GIホープフルSV]。
スワーヴリチャードの仔。全て100円台の1番人気が皐月挑戦。
単勝370円の1番人気となったが、レコード決着からコンマ5差負けての6着。
ただし、皐月の鞍上は北村宏。今回ルメールに戻ってどうか。
さらに17年の皐月→ダービーを見ます。
皐月123着馬はそのままダービー出走、567着に敗れた。
ならば、「ダービー123着馬は?」と思います。
以下、人気と前走のレース、着順も掲載します。
[2017年ダービー結果] 人 前走
1着ルメル12レ イ デ オ ロ 2 皐月5着(5人)
2着四 位04スワーヴリチャード 3 皐月6着(2人)
3着デムロ18アド ミラ ブル 1 G2青葉賞1着(1人)
つまり、皐月レコード決着に後れを取った5、6着馬2頭がダービーワンツー。
この2頭皐月では上位人気だったことに注目。皐月4着クリンチャー(13人気)もダービーに出たけれど、13着(9人気)。
そして、もう1頭はダービートライアルのG2青葉賞V馬が食い込んだ――という構図です。
17年の皐月賞、牝馬が1番人気となった年に1578の皐月レコードが生まれ、今年牝馬レガレイラが皐月挑戦1番人気となった年に1571のレコード更新となる。
これはたまたまの偶然か。はたまた「牝馬に負けてたまるか」と牡馬が奮起したのか。
いずれにせよ、過去一例ながら、それは皐月レコード決着の123着馬がダービーで凡走した例でした。もっとも、皐月の人気を見れば高評価だった馬ではありません。
そこで今年の皐月を見ると、(3着3番人気のジャンタルマンタルが抜けたので)12456着まで掲載すると以下。ダービーの馬番と馬順も追加。
[本年皐月賞結果] 人気→ダービー
1着戸崎圭13ジャスティンミラノ 2 15番 A
2着モレイ12コスモキュランダ 7 06番 C(デムーロに)
4着横山武09アーバンシック 6 08番 E
5着坂井瑠14シンエンペラー 5 13番 G
6着北村宏10レガレイラ 1 02番 B(ルメールに)
ここで結論(^_^)。
皐月賞レコード決着の反動がダービーで出ると見なせば、この上位馬全てカット(3着以下)と推理することになります。その場合皐月7着以下(7頭)か前走皐月以外(6頭)が連対候補です。
しかし、皐月7着以下はどうも連がらみしそうにない。皐月3番人気は抜けたジャンタルマンタルだし、4番人気メイショウタバルはダービーに出てきた(16番)けれど取消。
つまり、どう転んでも皐月上位のこの5頭がダービーでも連対候補(以外が来たらあきらめる)。
皐月レコード走の反動が出るとしてこの5頭に食い込むなら、先ほども書いた皐月不出走のトライアル組。トライアルG2出走の3頭とG2Vながら3月以来の1頭、OPVの1頭。それが以下5頭です。
[皐月以外の有力馬]
・G2青葉 賞1着武 豊11シュガークン H
・G2青葉 賞2着鮫島駿17ショウナンラプンタ 11
・G2京都新聞1着岩田望03ジューンテイク 12
・G2スプリS1着川 田12シックスペンス D
・OPプリンシ1着モレイ09ダノンエアズロック F
この5頭からウラ●を抜擢したいと思います。
その前に斤量について一言。
過去ダービーでは皐月経由が圧倒的に優勢で、G2トライアル組からはときどき連がらみする程度でした。理由は皐月前重賞勝ちとか3勝をあげるなどその時点の成績上位馬が皐月賞に出たのであり、トライアルG2やOPVはいわば格下――と言えます。
が、それだけでなく、私はトライアル組不振の原因として斤量の問題がかなりあったのではと考えています。
GI皐月賞は斤量57(牝55)キロ。それまではだいたい56キロ以下。そして、ダービーはもちろん57(牝55)キロで継続される。
ところが、トライアルG2以下は56キロのままで、ダービーで初めて57キロを背負うパターンがほとんどでした。
しかし、昨年から斤量制度が変わって皐月以前でも57キロを背負うようになり、当然ダービートライアルも57キロ。つまり、今後は57キロを経験してダービーに出走できるようになります。今後トライアル組の好走が増えるかもしれません。
そこで上記5頭、斤量57キロの結果を見ると、
57キロ
・G2青葉 賞1着武 豊11シュガークン H [3100]
・G2青葉 賞2着鮫島駿17ショウナンラプンタ 11 [1100]
・G2京都新聞1着岩田望03ジューンテイク 12 [1101]
・G2スプリS1着川 田12シックスペンス D [1000]
・OPプリンシ1着モレイ09ダノンエアズロック F [1001]
このように武豊11シュガークンは4戦[3100]の成績ですが、全て57キロ。
全18頭の中でも57キロ3勝以上をあげているのはこの馬だけ。
東京も1戦1勝、芝24も1戦1勝。父ドゥラメンテも良し。
ただ、逆いちゃもん(?)はたくさんあります(^.^)。今年2月初出走の新馬を勝てず(2着)すぐに未勝利に出たこと。OP、重賞未出走のまま前走G2V。勝てなければダービー出走はなかった。
また、馬主も5年目の新興(重賞1勝/3)。そもそもシュガークンの名がダービー馬にふさわしくない(^.^)?
前日人気も低く、一覧では第1群Bながら逆乖離の馬順H。評価通りの着順であってもおかしくありません。
そんなわけでウラ●にはするけれど、連単軸は少々として2着、3着候補として狙ってみたいと思います。
本紙予想
印騎手番馬 名 馬順
◎戸崎圭15ジャスティンミラノ A
○ルメル02レガレイラ B
△デムロ06コスモキュランダ C(乖)
△川 田12シックスペンス D(乖)
△横山武08アーバンシック E
△モレイ09ダノンエアズロック F
・坂井瑠13シンエンペラー G
・鮫島駿17ショウナンラプンタ 11
・岩田望03ジューンテイク 12
●武 豊11シュガークン H
さて結果は?
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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