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2024.12.21

有馬記念、直前予想

 以下の「前置き」は木曜夜から金曜午前中にかけて書いていました。
 せっかくなので、このまま公開します。

 その後金曜夜にネットを見て唖然・呆然・愕然。
 まさかの「ドウデュース出走取消」です。え゛え゛~っ(=_=)。
 右前肢ハ行――が理由とのこと。

 誰もが◎打つであろう1番人気の取消。
 大相撲横綱の本場所休場みたいなもの。
 これで馬券はわけわからなくなりました。
 これから再度検討し直しです。

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 直前予想「前置き」

 木曜夕方、枠順が公開抽選によって決まりました。
 ぱっと見て驚いたのは123(^.^)。
 まさかの123番人気が02-03-01と並びました。

 私は「まるで大相撲の土俵入りやなあ」と思いました。
 横綱ドウデュースを真ん中に太刀持ちと露払いが両脇にいるような。
 あるいは、GI後期あまりにも当たっていないので、「まずは3複123を買いなさい。的中できますよ」と(競馬の神様が)ささやいているかのような(^.^)。

 さて、そんな簡単な結末になるかどうか。
 疑り深いのが我ら馬券ファンでもあります。
 この3複払い戻し、5倍前後では買う気にならないけれど、10倍前後なら1枚買っときますか(^_^;)。

 ただ、展開予想図では横山典01ダノンデサイルが8番手(指数7.6)の中団、ルメール03アーバンシックと武豊02ドウデュースは13、14(10.1、10.6)番手で、追い込みタイプ。
 ちなみに、菅原04ブローザホーンも9(9.0)番手の中団が理想。

 また、逃げAには川田07スターズオンアースが位置していますが、同馬の指数は3.1。すなわち先行馬です。
 ということは「逃げ馬不在」。前走も2走前も逃げた馬が1頭もいません。
 ということは(突然大逃げ打つ馬でもいない限り)レースはスロー必至。
 ということは馬群は団子状態に。
 ということは(くどい?)内枠の差し・追い込み馬は内に閉じ込められる可能性あり。

 ドウデュースの友道師が「正直もうちょっと外の方が…」と語ったように、確かに内で構わないけれど、昨年の3枠05番あたりが希望だったでしょう。

 もう一つ。ルメールさんは「ユタカさんの隣です」と言って笑ったとか。
 これ意味深ですね。隣と言っても内でなく外。内心「しめしめ」かもしれません。

 彼はライバル馬を内に閉じ込める高等戦術を使う騎手。
 ドウデュースの外を並走し続けるか。あるいは、前2走(鞍上ルメール)1角は8~9番手。そのようにもう少し前目につけるか。
 武豊02ドウデュースは定位置の後方追走、おそらく向こう正面で外に出してまくりを打つでしょう。
 アーバンシック、前2連勝の上がりは[34.0→35.6]。対してドウデュースは[32.5→32.7]。
 アーバンシックは同じ位置ではドウデュースに勝てない。
 となれば、ルメールさんスローに乗じて前目3、4番手に位置するのではと思います。
 最後はアーバンVSドウデュースのマッチレース?
 そして、勝つのは……?
 やっぱりドウデュース、連単軸の◎でしょうか(^_^;)。
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 しかし、勇気をもって、愛をもって(まさかを考えて?)この段階で取り消したことは不幸中の幸いと言えるかもしれません。
 実は秋天で〇とし、JCでも「秋天で上がり32.5を出した反動が出るかも」と再度〇にしました。
 そして、今回「唯一の不安」として「もしこけるなら、JCでも32.7の上がりを出した反動だろう」と書くつもりでした。

 もしもレースが始まってその反動が出たなら、着内どころか掲示板にも載らず後方のままがあり得たし、レース中止だってあり得る。
 ここで踏みとどまったのは良かったと思います。
 これで引退してハーツクライの血を引く種牡馬となって強い仔を産んでほしいものです。


 まずは過去8年の実近一覧結果から。

【有馬記念、過去8年の実近一覧結果】
    一 覧     馬 順     [1234]群
2024年 →→→ →→→ →→→
2023年 C→E→QA→H C→F→G→A 1→2→3→2 乖離3着
2022年 C→H→G→QH A→E→C→12 1→2→2→4 乖離2・3着
2021年 B→QA→A→D A→E→B→C 1→3→1→1 乖離2着
2020年 A→QD→C→B A→11→B→D 1→3→1→1 
2019年 F→B→H→C B→C→D→F 2→1→2→1 乖離1・3着
2018年 QB→A→F→QA D→A→09→F 3→1→2→3 乖離1着
2017年 A→G→B→C A→10→C→B 1→2→1→1 
2016年 A→C→B→QE B→A→D→H 1→1→1→4 

 16年以降23年まで馬順AかBが2着内だったが、昨年は2頭とも消えて馬順C(ドウデュース)が1着となった。また、第3群QA→Gの乖離馬(逃げたタイトルホルダー)が3着に粘った。
 それ以前も乖離馬には注意。今年は第4群QE→の01ダノンデサイル。ダービー馬がこの位置というのもちょっと驚く。また、…

 馬群を見ると、馬連軸なら第1群から。相手は第2、第3群がいい。
 馬順A軸の相手は[B・10・D・11・E・E]。狙い目は中位の薄目と下位の薄目。
 3番手は[D・C・09・B・B・C]。狙いは馬順B・Cってところか。
 馬順Aが消えたときは19年[BCD]、23年[CFG]。
 まとめれば、BからG。馬順Aに賭けるかどうかだろう。

 また、昨年の124着馬は前走上がり[BCA]だった。
 ここに逃げAタイトルホルダーを加えた4頭ボックスで3複的中だった。
 今年も前走上がりベスト5には注意したい。

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 【GI 実近一覧表】 阪神 芝1 18頭 定量5キロ
                  (人気は前日馬連順位)
順=番|馬      名牝歳 |予OZ{実近}[展]3F|馬|乖|3指単複 印着
[1]
A=02|ドウ デュース  5| 2.2{AA}[14]A|―| |取消
B=10|ブログ ノーシス 6| 7.8{09B}[9] |09| |HHGG 
C=03|アーバン シック 3| 7.9{GC}[13] |A| |AAAA 〇
D=07|スターズオンアー牝5| 8.0{DF}[1] |D| |EEFE ◎
[2]
E=16|シャフ リヤール 6| 9.6{HE}[5] |10| |
F=05|ベラジオ オペラ 4|10.1{EG}[2]E|C|乖|CCCC ・
G=06|ローシャムパーク 5|10.3{FH}[7] |G| |GGH11
H=13|スタニングローズ牝5|11.8{1010}[4] |H| |090911H △
[3]
QA=11|ジャスティンパレス5|12.3{1109}[11]B|F|乖|FDEF ・
QB=04|ブロー ザホーン 5|13.1{B14}[10] |11| |     ・
QC=08|レガ レイラ  牝3|17.4{12D}[16] |E|乖|DFDD ●
QD=12|シュト ルーヴェ 5|20.2{C15}[12]D|14| |
[4]
QE=01|ダノン デサイル 3|24.1{1412}[8] |B|乖|BBBB ▲
QF=15|ハヤ ヤッコ   8|24.4{1313}[15] |13| |     ・
QG=09|ディープ ボンド 7|33.3{1611}[3] |12| |
QH=14|ダノン ベルーガ 5|39.5{1516}[6]C|15| |

 注…「馬」は馬連順「3」は3複順「単複」は単複順位
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 ○ 展開予想

※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)[逃げ馬不在]
 逃げ     先行     差し     追込
番07 05 09 13 -16 14 06 01 -10 04 11 12 -03 02 15 08
覧△ 6 5 〇 ▲ ◎
3F E C B D A
本◎ ・ △ ▲ ・ ・ 〇 ・ ●

--------------
 [枠連順位]
 枠連型=A流れD [4巴・AB型] 枠連AB=7.4
 馬連型=A流れD [AB型]    馬連AB=7.4

 枠連=ABCD/EFGH/ 
 枠順=2314 6587
 馬順=ACBD F0910H 
 代行=11G消E 14121315
 ―――――――――――――
 結果=

[オッズ分析]
 思わぬ1枠1番人気02ドウデュースの取消だが、01にダノンデサイルがいたおかげで枠順はCにとどまった。枠順BCが入れ替わっているが、これは3枠に馬順C05ベラジオオペラ・G06ローシャムパークが同居したことと1枠が単枠になったからだろう。
 むしろE6枠以降が馬順だと6758枠となるべきところ、6587となっている。H7枠も買われているのでカットできない。

 枠連はAB型であるとともにA~Dの4巴。これは4枠に馬順D07スターズオンアースとE08レガレイラが同居したからとも言える。
 ところが、枠順A~Dの中に馬順ABCDも入っているのに、馬連は4巴となっていない。むしろ馬連は馬順A03アーバンシック、B01ダノンデサイルが強くAB型である。
 自動買い目としては[AB軸にCD蹴ってEFGH。ウラCD]となる。

 結局、枠順AからD、どれが強いか弱いかわからない。
 枠A~Dから2着内1枠しか出ず、EFGHからもう1枠が出るかもしれない。
 それでも本命決着なら枠連・馬連はABCD内で決まる。
 もしも大荒れがあるなら枠A~D全て消えて(3着以下)枠順EFGHの1、2着だってあり得る。そのようなオッズ相である。

 オーラス有馬だから参加はしたいけれど、本命馬の取消によってとらえどころのないオッズとなった。それでも本命決着か。あるいは中荒れ、大荒れとなるか、なんとも不明。
 残念ながら好きな馬券を少々買ってケンするレースだろうか(^_^;)。

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 ※ 直前予想


 以下冒頭データ部分も木曜から金曜にかけて書いていました。
 ドウデュースのデータも残したまま、表の結論部まで掲載いたします。

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 「有馬直前予想」

 さー有馬記念。まずはいつもの年齢構成。

 3=3 4=1 5=8 6=2 7=1 8=1頭
 計16頭 牡馬13(騙馬1)頭 牝馬3頭

 特筆すべきは4歳の少なさ(05ベラジオオペラのみ)、5歳の多さでしょう。
 有馬過去10年の着内は3~5歳がほとんどで1頭だけ6歳馬。
 同年齢の独占もほぼないけれど、2017年の一度だけ5歳が独占しています。
 ちなみに1着は1番人気の武豊キタサンブラックでした。
 今年また5歳勢独占なるかどうか。

 次にいつもの格による順位。GI馬10頭と多いので、GI2勝以上を◎、1勝を〇として掲載します。G2Vは▲に。
◎GI2勝以上(4頭)[GI]Vレース
02ドウデュース   [5015]朝日杯・ダービー・有馬・秋天・JC
07スターズオンアース[2232]22年桜花・オークス
16シャフリヤール  [2234]21年ダービー・22年ドバイシーマ
13スタニングローズ [2104]22年秋華賞・前走エリザベス女王杯

〇GI1勝(6頭)
04ブローザホーン  [1101]宝塚記念
01ダノンデサイル  [1001]ダービー
03アーバンシック  [1002]菊花賞
05ベラジオオペラ  [1013]大阪杯
08レガレイラ    [1003]2歳ホープフルS
11ジャスティンパレス[1228]23年春天

▲G2V(GIVのない)(5頭)G2
09ディープボンド  [0411]4勝(22年以前)
10ブログノーシス  [0311]3勝金鯱賞2V・札幌記念
06ローシャムパーク [0202]1勝23年オールカマー
12シュトルーヴェ  [0002]2勝日経賞・目黒記念
15ハヤヤッコ    [0002]1勝前走アルゼンチン杯

・他G3V(1頭)
14ダノンベルーガ  [0127]22年G3共同通信杯V

 さて、ここから本論。
 週中予想の結論は以下の通り(末尾は馬順)。

◎武 豊02ドウデュース    牡5 取消
▲ムーア13スタニングローズ  牝5 H
▲川 田07スターズオンアース 牝5 D
▲戸崎圭08レガレイラ     牝3 E
△ルメル03アーバンシック   牡3 A
△横山典01ダノンデサイル   牡3 B
・横山和05ベラジオオペラ   牡4 C
・菅原明04ブローザホーン   牡5 11

 GI連勝中の武豊ドウデュースを◎として3歳2強は3番手、牝馬3頭を2番手として(いわば)この5頭が2着候補。他の古馬は良くて3着と見ました。
 ドウデュースはやはり一覧トップA。5種オッズもオールA。GI抜けた5勝。馬連・3複軸として表の◎は外せない。

 そこで〇。週中ほとんど決めていました。
 川田07スターズオンアースです。ムーア13スタニングローズと迷いました。
 両馬の実績を再掲すると、
07スターズオンアース[2232]22年桜花V・オークスV、前走JC7着
13スタニングローズ [2104]22年秋華賞V・前走エリザベス女王杯V

 GIはともに2勝。しかし、牝馬限定GIか牡牝混合GIにどのくらい参戦しているか――によって差が見えてきます。

07スターズオンアース[2232]牝GI4戦[2020]牡牝GI5戦[0212]
13スタニングローズ [2104]牝GI6戦[2103]牡牝GI1戦[0001]

 スタニングローズの牡牝GIは今年大阪杯8着(6人)の1戦のみ。
 対してスターズオンアースの牡牝GIは5戦。うち23年大阪杯2着(1人)、JC3着(5人)。そして昨年有馬でドウデュースの2着(7人)。

 今年はわずか2戦でドバイシーマ8着、前走JC7着ですが、その前は12戦[3540]と全て3着内。また、中山は2戦2着2回。勝つまではいかないけれど、先行して粘る2着筆頭候補として充分やってくれそうな気がします。

 よって◎武豊ドウデュース。〇川田07スターズオンアース。
 残り6頭は3着候補の[・]印。
 ただ、古馬5歳以上より以下2頭を追加します。
・坂 井11ジャスティンパレス 牡5 F
・吉田豊15ハヤヤッコ     牡8 15

 11ジャスティンパレスは秋天でウラ●としたところ、坂井騎手が下手な騎乗で4着惜敗…と思ってJCではCデムー騎手に乗り替わったので「今度はやるだろう」と連単軸の◎、ドウデュースを〇としたら、無残にも5着。今回また坂井騎手に戻りました。Cデムーは16シャフリヤール騎乗。
 ジャスティンパレスは今年GI4戦着内なし。かなり無理スジ臭いけれど、昨年春天Vだし、秋天2着、有馬は4着ながら1番人気でした。

 15ハヤヤッコは8歳だしたぶんダメだと思います。
 ただ、万が一来たら(つまり1枚流すので)、「実はひそかに買っていました」と書かざるを得ないので、追加します。

 理由は前走東京芝25のG2アルゼンチン共和国杯で勝ったこと(11人)。
 人気薄がいやですが、これで同馬はG2V馬。だけでなく勝ちタイムがすごい。
 良芝25を2290。このタイムは東京レコードよりコンマ8遅いだけ。当然過去3走のTX馬です。有馬はブービー人気だし、8枠だから無理スジ確定。まー1枚くらい、いいだろうと思って(^_^;)。
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[ここからドウデュース取り消し後の記述です]

 金曜前々日発売のオッズを見ると、みなさん立ち直りが早いというか(^_^;)、ドウデュースの2番人気、3番人気が予想されていた3歳2強が繰り上がって(?)1、2番人気になりそうです。馬順もA03アーバンシック、B01ダノンデサイル。
 ただし、ダノンデサイルの一覧は第4群のQE→Bだから「乖離馬」となります。
 また、取消の影響と言うべきか、第2、第3群にも乖離馬が計3頭出現。

 菊花・ダービー馬の3歳2強が1、2着となって不思議はないけれど、どうも良くて2、3着感が消えません。

 そこで2着筆頭の〇と見なした川田07スターズオンアースを(やはり繰り上がって)◎。
 3歳2強03アーバンシックと01ダノンデサイルを2着もあり得ると見て〇・▲とします。

 そして、スタニングローズを△。
 同馬の前走エリザベス女王杯(京都芝22)Vのタイム2111は京都エリザベスのレコード。 ただ、イキのいい3歳2強に先着するのは難しそう。
 過去10年牝馬の有馬着内はだいたい1頭だけですが、2020年に牝4クロノジェネシス1着、牝5サラキア2着があります。クロノは秋天3着から有馬1番人気、サラキアはエリザベス2着から有馬11番人気でした。5歳ドウデュースの雪辱(?)を5歳牝馬が果たすかも、と思って◎→△の馬連・馬単も。

 そして、本年最後のウラ●。
 当初ドウデュースを連単軸の◎にするつもりだったのでウラ●は設定せず、3着筆頭(もしくは2着があるかも)の候補として3歳牝馬の戸崎圭レガレイラをウラ★印にする予定でした。
 しかし、以下の理由をもって「もしかしたら突き抜けるかも」とウラ●にしたいと思います。

 戸崎圭13レガレイラは昨年牝馬の身で中山2歳牡牝GIホープフルSを勝ち、今年は一躍牡馬クラシックに挑戦。
 しかし、皐月6着(1人)→ダービー5着(2人)とこけ、秋は牝馬戦に戻ったのに、G2ローズS5着(1人)→エリザベス5着(1人)とさらに大こけ。
 しかし、ある一点をもって「ここで激走あるかも」と思えます。

 それは本年皐月賞のレベルの高さです。中山芝20良馬場17頭立て。
 1着から6着までが以下。皐月レコードは1578。勝ちタイム1571はそれをコンマ7縮める新レコードでした。6着レガレイラまで旧レコードを更新したと言えます。
 残念ながら1着ジャスティンミラノは屈腱炎で引退。が、2着から5着まで、その後の活躍を列挙してみると、

 [皐月賞1~6着]      タイム―その後
1 戸崎圭13ジャスティンミラノ 1571―引退
2 モレイ12コスモキュランダ  1571―G2セントライト2着(1人)
3 川 田08ジャンタルマンタル 1572―NHKマイルV(2人)
4 横山武09アーバンシック   1575―セントライトV→菊花賞V
5 酒井瑠14シンエンペラー   1575―ダービー3着(7人)…→JC2着(8人)
6 北村宏10レガレイラ     1576―その後イマイチ

 ればたらを言うと、ジャスティンミラノが秋天、JCに出ていたらと思えてなりません。
 注目すべきは3着アーバンシックがルメール鞍上で菊を勝っている。
 5着シンエンペラーは9月愛GI3着→凱旋門12着後JCに出てドウデュースの2着。
 逃げて粘ってドウデュースと同タイムクビ差でした。

 レガレイラのその後を見ると、とても有馬でドウデュースを負かせるとは思えません。
 しかし、横綱が休場しました。ならば敵は大関以下。
 それにレガレイラは大きなハンデをもらっています。
 3歳牝馬は54キロ。古馬の牡馬とは4キロ差。
 3歳2強とも2キロ減。皐月・ダービーでは牡馬57キロに対してレガレイラは55キロでした。斤量54キロはかなり有利と思えるのです(もっとも秋牝馬と対戦して「むむむ?」の敗退でしたが)。

 レガレイラは何より上がりが7戦中6回1位。後方のまま追って届かずが続いたけれど、中山芝25はときどき(逃げが残ったり)後方直線一気があります。それを期待したいと思います。

 ちなみに3歳牝馬の有馬なんて全く記憶がないので調べてみました。
 まず勝ったのは1960年3歳牝スターロッチ。レガレイラが勝てば64年ぶり、史上2頭目の3歳牝馬Vとなるそうです。うーん。無理スジ(^_^;)?

 次に着内に入った3歳牝馬は1986年以降だと19頭挑戦して以下の3頭。
 19頭の中で6番人気以内は9頭。うち3頭が2着。確率3割強(^.^)。

 1994年中 舘ヒシアマゾン    2着(6人)
 2007年安 勝ダイワスカーレット 2着(5人)
 2009年横山典ブエナビスタ    2着(1人)

 余談ながら私が競馬を始めたのは1980年から。なので上記3頭、6番人気内の6頭も懐かしい名前ばかり。今振り返って「へーっ、3歳牝馬だったんだ」てなもんです(^.^)。

 最も印象に残っているのはダイワスカーレット。
 07年有馬2着時の勝ち馬は(そんなふざけた馬名が勝つかよ、と思った)マツリダゴッホ。
 また、桜花Vの2着は次走ダービーを牝馬の身で勝ったウオッカ。
 そして、翌年有馬記念。逃げまくって粘り勝ち。即引退。
 12戦全て安勝騎手で[8400]の名牝でした。

 最後に自戒をこめてもう一言。
 後期GIの負けを取り戻したい気持ちはあれど、虎の子投入はほどほどにしようではありませんか。
 競馬はこれで終わりではなく、来年もありますので(^_^)。

 以上です。

 本紙予想
 印騎手番馬       名 性齢 馬順
◎川 田07スターズオンアース 牝5 D
〇ルメル03アーバンシック   牡3 A
▲横山典01ダノンデサイル   牡3 B
△ムーア13スタニングローズ  牝5 H
・横山和05ベラジオオペラ   牡4 C
・菅原明04ブローザホーン   牡5 11
・坂 井11ジャスティンパレス 牡5 F
・吉田豊15ハヤヤッコ     牡8 12
●戸崎圭08レガレイラ     牝3 E

 さて結果は?

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。

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