フェブラリーS、結果と回顧
フェブラリーS結果は――◎1着ながらヒモをミスして…全滅(^.^)
1着―キング 09コスタノヴァ……………[◎]5 単勝=4.3
2着―幸英明 12サンライズジパング……[・]4
3着―戸崎圭 14ミッキーファイト………[・]4
4着―藤岡佑 11ペプチドナイル…………[・]7
5着―横山武 01エンペラーワケア………[〇]5歳
一覧順位[A→H→D→E] 馬群[1→2→1→2]
前日馬順[B→E→C→D] 枠順[B→C*→D→C](*印は代行)
枠連=5-6=8.2 馬連=09-12=18.3 馬単=29.7
3連複=09-12-14=21.4 3連単=135.1
ワイド12=7.2 W13=4.2 W23=4.4
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本紙予想結果
印騎 手番馬 名 馬 結果
◎キング09コスタノヴァ B 1
〇横山武01エンペラーワケア A 5
△横山和08ドゥラエレーデ G 11
△鮫島駿07サンデーファンデー H 10
△長 岡15ガイアフォース F 7
・藤岡佑11ペプチドナイル D 4
・岩田望04ウィリアムバローズ 11 13
・浜 中06メイショウハリオ 10 6
・幸英明12サンライズジパング E 2
・戸崎圭14ミッキーファイト C 3
★石橋脩02タガノビューティー 09 8
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【フェブラリーS、過去10年の実近一覧結果】
一 覧 馬 順 [1234]群
2025年 A→H→D→E B→E→C→D 1→2→1→2 乖離2着
2024年 QC→QF→E→D 12→F→14→G 3→4→2→1 乖離2着
2023年 B→A→D→C A→D→C→B 1→1→1→1
2022年 C→QC→QB→QA B→E→F→C 1→3→3→3 乖離234着
2021年 B→QG→E→A A→11→H→B 1→4→2→1
2020年 G→H→E→QC B→16→D→11 2→2→2→3 乖離1着
2019年 H→A→QA→B B→A→H→09 2→1→3→1 乖離1着
2018年 D→A→QD→E D→A→G→C 1→1→3→2 乖離3着
2017年 D→A→QA→E A→B→D→H 1→1→3→2 乖離3着
2016年 B→C→QG→A B→A→G→C 1→1→4→1 乖離3着
また元に戻ったようで、馬順AかBのいずれかが軸。相手はCDE。
2着は同一馬群内なので厳密には乖離馬ではありません。しかし[H→E]は結構な集中なので乖離馬としました。それが2着はいいけれど、第3、4群の乖離3頭は掲示板にも載らず。ここらが難しいところです。
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【フェブラリーS 実近一覧表】 東京 ダ16 16頭 定量58キロ
(人気は前日馬連順位)
順=番|馬 名牝歳|予OZ{実近}[展]3F|馬|乖|3指単複 印着
[1]
A=09|コスタ ノヴァ 5| 2.8{AB}[14]A|B| |ABAG ◎1
B=01|エンペラーワケア 5| 4.3{BA}[6]C|A| |BACC 〇5
C=04|ウィリアムバローズ7|10.4{CE}[5] |11| |10121314 ・13
D=14|ミッキー ファイト4|11.2{DC}[8] |C| |CDBA ・3
[2]
E=11|ペプチド ナイル 7|13.6{GF}[3]F|D| |DCEE ・4
F=06|メイショウ ハリオ8|14.2{EH}[12] |10| | ・
G=02|タガノビューティー8|17.1{F12}[15] |09| |091009H ★8
H=12|サンライズジパング4|24.4{09D}[9]D|E|乖|EEFF ・2
[3]
QA=16|ヘ リ オ ス 9|27.4{H14}[4] |16| |
QB=15|ガイア フォース 6|37.4{1109}[13] |F|乖|FFDD △
QC=07|サンデーファンデー5|38.1{1010}[7] |H|乖|HHH10 △
QD=13|デルマソトガケ 5|39.3{1211}[10] |13| |
[4]
QE=08|ドゥラエレーデ 5|40.8{1313}[11]E|G|乖|GGGB △
QF=10|アンモ シエラ 牝4|42.0{16G}[1]逃|14| |
QG=05|アートルアストレ牝6|46.4{1415}[16]B|12| |
QH=03|ミ ト ノ オー 5|59.7{1516}[2]逃|15| |
注…「馬」は馬連順「3」は3複順「単複」は単複順位
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○ 展開予想[逃げ先行多くハイペースか]
※展開(3Fは前走の上がり優秀5頭)
逃げ 先行 差し 追込
10 03 11 16 -04 01 07 14 -12 13 08 06 -15 09 02 05
覧 5 ▲ 〇 △ 6 ◎
3F F C D E A B
本 〇 △ △ △ ◎ ★
結 4 5 3 2 1
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[枠連順位]
枠連型=A流れC[4巴] 枠順AB=8.5
馬連型=3巴 [4巴系] 馬連AB=7.6
枠連=ABC/D/EF/G/H
枠順=156 7 48 3 2 枠順[B→C*→D→C](*印は代行)
馬順=ABD C GF 10 11 馬順[B→E→C→D]
代行=0914E 13 H16 12 15
―――――――――――――
結果=5142 3
[結果]
3巴を(低レベルに見えそうなときも)ABC3強とすれば、3強の123着は意外と少なく、2頭か1頭絡むパターンが多い。
で、今回は馬順ABCのうちB、C2頭が1、3着。Aは消えて5着。
そこに枠で転換があった枠Bの馬順DEが4、2着に入ってかなり単純。
ただ、終わった後ならこのように言えるけれど、開始前だと難しい。
枠順では[B→C→D]と4巴内で決まったことになるが、Aが消えているし、2着のCは代行[C*]である。これもまた悩みの種。
今回より始めた馬順予想は残念ながら外れ。3複ウラ予想[CDEFボックス]を[BCDEボックス]とすれば完璧だったが、それは結果論。
そのうち的中を期待したい。
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回 顧
やりましたねえ(^_^)。15億ゲット。
サウジに遠征してGIサウジCに出走した牡4歳坂井瑠星フォーエバーヤング。
香港最強のセン馬7歳マクドナルド・ロマンチックウォリアー(成績28戦[18.302])を破って見事1着。賞金1000万ドルをゲットしました。
おめでとうございます。
これ円安だから15億だけど、1ドル100円だと10億。
庶民の我らにゃ縁遠いけれど、ずいぶん違います。
日本のダートGIフェブラリーS、チャンピオンズCはともに1着賞金1億2千万。10分の1にもならないのだから、そりゃあ海外に行くはずです。
ちなみに、3、4着も日本馬で3着牡8歳菅原ウシュバテソーロも200万ドル(3億)ゲット。日本のダートGIに出るよりよっぽどまし……てなところでしょうか。
レース映像見ましたか。私は結果を知ってから見ましたが、フォーエバーヤングの勝ち方すごかったですね。
4角で先に外からロマンチックが抜け出し、直後内を先行していたフォーエバーが追う。すぐに後続と数馬身差開いてマッチレースの気配。
外ロマンチック、内1馬身ほど後ろをフォーエバー。
そのとき残り300くらいでロマンチックが内に斜行します。
これ自然なのか鞍上の意図か。見た限りでは内のフォーエバーはそのまま進んでもロマンチックを抜けないだろうと思いました。
ところが、そこでなんと坂井瑠星は外に出したのです。
「おいおい。もうムリやろ」って感じ。
当然のように前とすぐ2馬身ほど開きました。もう逆転は無理。
ライブ観戦の人は連単馬券を持っていれば、
「2着やな~」とがっかりしたでしょう。
ところが、ところが、やや離れた外を追いかけるフォーエバーがどんどんロマンチックに近づくではありませんか。
直線も長いようです。じりじり、じりじり迫ってゴール寸前内のロマンチックの前に出たのです。結果は1491の同タイムクビ差。
たまげました(^.^)。それで勝つか、バケモンや!
勝率1パーセントもないであろう絶望からの復活V。
連単馬券の方々は深夜ものすごい声を出して顰蹙ものだったかも。
坂井瑠星騎手の切り返しにも驚き。
前から見る映像はないけれど、ロマンチックの斜行は4角大外を抜け出したときから始まっており、どんどん内によります。
あのまま進んだら、ロマンチックと内らちの間に挟まれる恐れさえあった。
そこを切り返した冷静な騎乗は称賛に価します。
勝ったのは馬の力であるとしても、坂井騎手の騎乗ぶりも素晴らしいと思ったことです。
私の騎手評価はランク2(1は3人)でしたが、これによって1に格上げしたいと思います。彼も今後(かつての武豊か)ルメールさんに近づくかもしれません。
最後にもう一つ。「行方不明」と書いたルメール、武豊コンビ。
私が知らなかっただけで、やはりサウジに行っていました。GIサウジCには出なかったけれど、他のレースに出ています。
そして、ルメールさんしっかり1着もゲットしている。豊さんは……もごもご(^.^)。
さて、本題の国内GIフェブラリーS。
勝ったのは一覧トップA、私も◎を打ったレイチェル・キング騎手牡5歳09コスタノヴァ。
レースは意外にもスローペースとなり、入りの3F35.5。同馬は先行して直線抜け出し、勝ちタイム1355。2着幸英明牡4歳12サンライズジパングとはコンマ2差、楽勝の感じでした。
私の予想はヒモの評価ミス。
4歳馬は3頭出走。うち牝馬はさすがに無理スジ。
しかし、牡2頭も……。
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14ミッキーファイトと12サンライズジパングは牡4歳で人気上位ですが、
私は軽視して[・]印に。
というのは両馬は58キロ初だからです。過去10年4歳馬の1着はあるけ
れど、2年前58キロになって以降123着は5歳以上。
かつては3歳で背負った57キロで古馬の57キロと対戦できた。しかし、
4歳以上58キロとなった結果、5歳以上は昨年58キロを経験できたのに、
4歳は58キロ初となるからです。この4歳馬の1キロ増はきついと思いま
す。
ちなみに、サウジC(は古馬57キロなので)4歳フォーエバーヤングも57
キロで出走できます。
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フォーエバーが1着するだけでなく、こちらも両4歳馬が2、3着激走とは……。
ただ、これまでもありました。世代が「強いことがある」と。
少なくともダートは4歳世代が強いのかもしれません。
そう見切れば、一覧トップAから「相手は4歳2頭」と予想できる。
すると、究極の3頭絞りであり、全種的中の完全予想でした。
あっさり[・]印にするのではなく、「もしかしたら世代交替で4歳2頭が抜け出すかも」とこの2頭にウラの★印をつけても良かったなあ……と反省です。
……って結果論ですが(^_^;)。
ここで終わらないのが御影流。
急きょ[急遽]昨年後期の古馬(3歳上)平地重傷を調べてみました。
全23レースあって3歳馬の成績は[423.14]。
この調査やったことないので、連絡みが多いのか少ないのか、ちっともわかりません。
ただ、ダート重賞に限ると4戦[2002]。3歳馬はだいたい1~3頭くらいしか出ないので、4戦2勝は好結果かもしれません。
勝ったのは11月の京都G3みやこSでサンライズジパング、12月中山G3カペラSで牝馬のガビーズシスター。おおサンライズジパングとは今回の2着馬。
ということは芝で3歳馬のVは2頭。1頭は10月東京G2毎日王冠のシックスペンス。では、もう1頭は?
これ直ちに出ないようでは脳トレクイズやった方がいいかもしれません(^.^)。
ほれ。出れば1着確実の武豊ドウデュースが取り消した引退レース。
私がその馬をウラ●にしながら、GIV馬3頭のうちカットした人気薄馬が2着に激走して痛恨のほぞを噛んだ……有馬記念ですよ。
思い出しましたか。勝ったのは牝3歳馬の戸崎圭レガレイラ。
また、振り返ればジャパンCで武豊ドウデュースの2着に食い込んだのは坂井瑠星3歳シンエンペラー(8人気)でした。この馬もフォーエバーヤングに似て海外遠征。凱旋門12着帰りでクビ差2着でした。
してみると、あまり話題になっていなかったけれど、昨年後期の3歳馬=今年の4歳馬。結構《強い》のかもしれません。
今後の参考にしてください。
以上です。
えっ、「おいおいフェブラリーSよりサウジCの方が多いなあ」ですか。
まーそーいうときもあります(^.^)。
そうそう、勝ったレイチェル・キング騎手。
とうとう日本のGIにおいて初の女性騎手制覇という快挙を達成。
こちらもおめでとうございます。
ちなみに同騎手のムチ。数えてみました。
直線抜け出すところから計7発。最初の左ムチ2発で外によれたから結構な打ちっぷり。が直ちに右ムチに持ち替えた2発はさすが。最後ゴール直前の2発は余計かも。しごだけで勝ったのではと思います。
多くもなく、少なくもなしってところでしようか。
となると、サウジCVの坂井瑠フォーエバーヤング。
ムチの数は切り返すところで左ムチ2発。外に出たら右に持ち替えて数発くらい。それで終わり。最後ゴール直前はしごくだけで抜きました。こちらは誉めたい。
余談ながら、いとこと今年初GI観戦。
彼は09コスタノヴァを軸としてワイド、3複を的中。
競馬残高ほぼ0円から復活を達成しました。
こちらも「おめでとう」と言ったことです(^.^)。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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